JP4950756B2 - 排水配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、マンション等の集合住宅または事務所ビル等の床スラブを貫通して設置される排水配管構造に関する。
例えばマンションでは、各階において最上階から下に向けて上階と下階との防火区画等である床スラブを貫通して排水立て配管が設けられており、各階で発生する生活排水は上から下に集められながら落下した後、ベンド管及び排水横主管を経て下水管に送り出される。
ところで、このような、建築物の防火区画を貫通する排水管継手およびこれに接続される排水立管は、下階で発生した火災がこれらが燃焼することにより上階に延焼しないように、従来、それぞれ不燃性の材料で形成されたものが使用されていた。不燃性の材料として、例えば排水立て配管では、鋳鉄管、鋼管等の金属製の排水管が多く使用されていた。また、金属製の排水管に代えて、軽量でかつ不燃性材料を外管に採用した耐火二層管が使用される場合もあり、耐火二層管の継手構造についても種々の方式が提案されている(特許文献1,2)。
特開2003−214592号公報 特開2005−282330号公報
金属製の排水管および耐火二層管は、不燃性であることからマンション等における排水配管として使用するのに適している。しかし、金属製の排水管はその重さおよび強固さから、運搬が容易ではなく、また作業現場における加工の容易さおよびコストの点で必ずしも満足のいくものではなかった。耐火二層管についても、所定の寸法に切断する際に内管および外管をそれぞれ別々に切断する必要がある場合が多く切断が面倒であり、また切断時に外管のモルタルから粉塵が発生し作業環境を悪化させる等の問題がある。
一方、主に上水道および下水道に使用される硬質塩化ビニル樹脂等の可燃性樹脂で製作された管(以下「樹脂製管」という)は、これらの不燃性の配管材に比べて軽量であり、かつ施工の容易さおよび安価であるという点で優れる。しかし、樹脂製管を排水立て配管として用いた場合には、火災により排水立て配管が燃焼し消失してしまうため、下層階で発生した火災の火炎および煙が床スラブを貫通する排水管継手の内部を経由して上層階に達して、上層階に延焼することを防ぐことはできなかった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、マンション等の建築物において特にその下方が曲管部を有して横主管に接続される排水管の配管構造において、床スラブの上階に設置された立管に可燃性の樹脂製管を使用しても下階で発生した火災の火炎および煙が上階へ達するのを防止することが可能な排水配管構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る排水配管構造は、建築物内において床スラブを貫通して固定された金属製の貫通立管継手とその下方にベンド管を有する排水配管構造であって、前記貫通立管継手と前記ベンド管とが可燃性材料で形成された接続管を介して接続され、前記貫通立管継手と前記接続管とは、前記接続管の上端が前記貫通立管継手の下端の挿入孔に挿入された状態で、前記貫通立管継手の下端に設けられたフランジと前記接続管を挿通するフランジ状の押輪とがリング状パッキンを挟んでボルトにより緊結されており、前記貫通立管継手と前記接続管との接続部分またはその直近に略円筒状に形成された熱膨張性耐火材がその外周を金属製の不燃性部材で覆われて設けられており、前記金属製の不燃性部材は、前記ボルトにより前記押輪に固定され、前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記接続部分またはその直近からの前記貫通立管継手への流入路を閉じまたは前記流入路の流路面積を減少させるように構成される。
前記金属製の不燃性部材は、前記熱膨張性耐火材をその内方に収容する略円筒状の側壁部と、前記側壁部の下端に前記接続管が貫通する孔を有して前記熱膨張性耐火材の落下を防ぐための係止壁と、を備え、前記接続管における前記係止壁から上部に対応する外周が少なくとも前記不燃性部材を含む不燃性材料で覆われる。
本発明に係る排水配管構造は、建築物内において床スラブを貫通して固定された金属製の貫通立管継手とその下方にベンド管を有する排水配管構造であって、前記貫通立管継手と前記ベンド管とが可燃性材料で形成された接続管を介して接続され、記貫通立管継手と前記接続管とは、前記接続管の上端が前記貫通立管継手の下端の挿入孔に挿入された状態で、前記貫通立管継手の下端に設けられたフランジと前記接続管を挿通するフランジ状の押輪とがリング状パッキンを挟んで緊結されており、前記貫通立管継手と前記接続管との接続部分に、略円筒状に形成された熱膨張性耐火材がその外周を金属製の不燃性部材で覆われて設けられており、前記不燃性部材は、前記接続部分よりも上方に位置し前記貫通立管継手の外径と略同径の孔を有する固定部と、前記接続部分よりも下方に位置し前記接続管の外径と略同径の孔を有する係止壁と、前記固定部および前記係止壁の間に位置し前記貫通立管継手および前記接続管の接続部を覆う被覆部と、を備えて、複数の分割体を組み合わせることにより形成され、前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記接続部分またはその直近からの前記貫通立管継手への流入路を閉じまたは前記流入路の流路面積を減少させるように構成される。
上記における「接続部分」とは、例えば「前記貫通立管継手と前記接続管との接続部分」では、貫通立管継手の端と接続管の端とが接して連通する場合には接する部分であり、貫通立管継手の端部と接続管の端部とが重なり合って連通する場合には重なり合う部分をいう。
また、上記における「貫通立管継手への流入路」とは、排水の流入路ではなく火災等が生じたときの火炎、熱風等の流入路をいう。
本発明によると、その下方がベンド管に接続される排水管継手において、床スラブの上階に設置された立管に可燃性の樹脂製管を使用しても下階で発生した火災の火炎および煙が上階へ達するのを防止することが可能な排水配管構造を提供することができる。
[実施例1]
図1は本発明に係る排水配管構造1を示す図、図2は貫通立管2の下方に熱膨張性耐火材3が支持された様子を示す正面部分断面図、図3は延焼防止部材4の斜視図である。
図1および図2において、排水配管構造1は、貫通立管2、接続管6、ベンド管7および延焼防止部材4からなる。例えば、マンションにおいて、各階ごとに発生する排水は集められて下方に流下し、多くの場合最下階において、水平に対して若干勾配をつけて配管された横主管8により、下水管等との接続場所まで送られる。排水配管構造1は、略垂直に流下する排水を、横主管8に接続するためのものである。
貫通立管2は、真っ直ぐな円管であって、建築物の上階と下階とを区画する防火区画である床スラブ9を貫通する貫通孔10内に、上部を上階Fuにおよび下部を下階Fdにそれぞれ突出させて固定されている。貫通立管2は、両端にそれぞれに開口部から数センチメートル奥まで径大となった挿入孔11,12およびフランジ13,14を備えている。貫通立管2の下端には接続管6が連結され、貫通立管2の上端には上階Fuのさらに上階の排水集合管5で集合された排水を流下させる立管15が接続されている。貫通立管2は、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の熱伝導率が高く、不燃性の鋼材で製作される。
なお、貫通孔は、床スラブに設けられた貫通する孔とその中に収容された貫通立管2との間にモルタル、セメント、モルタルセメントなどの不燃性充填材料が充填された状態における床スラブを貫通する孔をいうものとする。
接続管6は、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作される。接続管6の上端および下端近傍は、接続管6の外径に略等しい内径の貫通する孔を有するフランジ状の押輪16とリング状パッキン17とに挿通されている。接続管6は、その上端が挿入孔11に挿入されて貫通立管2に接続されている。押輪16は、ボルト18によりフランジ13に緊結され、圧縮されて径方向内方に歪むことにより、接続管6が挿入孔11から抜き出にくくなるようにし、かつ接続部分をシールしている。
押輪16は、不燃性材料、例えばねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等で製作されている。
ベンド管7は、略90度に曲げられた管であり、立管15,貫通立管2および接続管6により略垂直に流下する集合排水を、略水平な横主管8に導くためのものである。ベンド管7は、貫通立管2と同様に、両端にそれぞれに開口部から数センチメートル奥まで径大となった挿入孔19とフランジ20,21とを備えている。
ベンド管7は、上方に開口する挿入孔19に接続管6の下端を挿入させ、接続管6を挿通するフランジ状の押輪22を、リング状パッキン23を介在させて、ボルト24によりフランジ20に緊結することにより、接続管6に連結されている。ベンド管7は、貫通立管2と同じく、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の不燃性の鋼材で製作される。ベンド管7として、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作されたものを使用してもよい。
延焼防止部材4は、略円筒状の側壁部25、側壁部25の軸方向の一端(下端)を閉じ中央部分に接続管6の外径と略同径の孔43を有する係止壁26、および側壁部25の他端(上端)から径方向外方に伸びた3つのブラケット27,27,27からなる。ブラケット27にはそれぞれ押輪16のボルト挿通用の孔に合わせたボルト孔28が設けられている。延焼防止部材4における側壁部26の内側には、円筒状に形成された熱膨張性耐火材3が側壁部25および係止壁26により保持されている。熱膨張性耐火材3を保持する延焼防止部材4は、押輪16よりも先に接続管6を挿通させ、押輪16およびリング状パッキン17に挿通された接続管6とともに貫通立管2に固定されている。
延焼防止部材4は、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物などの熱伝導率の高い金属材料により製作される。
熱膨張性耐火材3は、熱膨張黒鉛を含有するゴム系材料や樹脂製材料などからなり、温度が略200℃以上になったときに熱膨張してその体積が5〜40倍に膨張するものが使用される。熱膨張性耐火材3は、接続管6の外径の40分の1以上の厚みを有し管軸方向の長さが3cm以上であることが好ましく、4cm以上とするのがより好ましい。
このような熱膨張性耐火材3として、積水化学工業株式会社の商品「フィブロック」(登録商標)が市販されている。
この他に、温度120℃から熱膨張を開始し体積が4倍以上に膨張する因幡電機産業株式会社製の商品「熱膨張性耐熱シール材IP」、温度850℃で30分加熱後に発泡して4倍以上に膨張するニチアス株式会社製の商品「バーモフレックス」(登録商標)、および温度120℃で変性が開始され温度260℃で顕著に膨張し最終的に体積が4〜8倍になる株式会社古河テクノマテリアル製の商品「ヒートメル」(登録商標)等を熱膨張性耐火材2として使用できる。熱膨張性耐火材3は、上記したものに限られず、同等の機能を有する種々のものを使用することができる。
ベンド管7は、横主管8に連結されている。横主管8は、貫通立管2からベンド管7に送り出された集合排水を、下水管等に送り出すためのものである。横主管8は、バンド29および吊りボルト30からなる吊り金具31により、床スラブ9の下面に支持されている。横主管8とベンド管7との接続は、ベンド管7と接続管6との接続と同様にして行われている。ベンド管7は、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の不燃性の鋼材で製作される。ベンド管7を、軽量な硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作されたものを使用してもよい。
貫通立管2の上端に連結される立管15には、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作された円管が使用される。貫通立管2と立管15との接続は、接続管6とベンド管7との接続と同様にして行われている。
次に、排水配管構造1が、下階Fdで発生した火災の火炎および煙が貫通立管4を介して上階Fuに達するのを防止する様子を説明する。
図4は排水配管構造1において熱膨張性耐火材3が機能したときの正面部分断面図である。
図4において、下階Fdで火災が発生し接続管6が設置された場所近辺に火炎が到達すると、可燃性の樹脂で形成された接続管6は軟化しその後燃焼してほとんどの部分は消失する。接続管6が軟化し燃焼する過程で、熱伝導率の良い金属製の延焼防止部材4に支持された熱膨張性耐火材3は熱伝導によりまた熱気により加熱される。熱膨張性耐火材3は、200℃以上になると熱膨張する。しかし、熱膨張性耐火材3は、延焼防止部材4により管径方向外方への膨張が制限されるために内方に膨張し、接続管6の上端部分における管内流路面積を減少させ、熱膨張がさらに進むと接続管6の上端部分における管内流路を閉じる。膨張した熱膨張性耐火材3は、延焼防止部材4の下方の係止壁26により、脱落することなく火炎および煙が貫通立管2を通って上階Fuに達するのを防止する。
このように延焼防止部材4は、火災時にも貫通立管2の内部空間と下階Fd空間とを遮断し、貫通立管2の内部に炎や煙が入り込むのを遮る熱膨張性耐火材3を保持する役割を果たす。そのため、接続管6および立管15に可燃性の樹脂製材料を使用しても、床スラブ9の下階Fdで発生した火災が上階Fuへ延焼するのを防止することができる。
排水配管構造1は、接続管6、ベンド管7および横主管8が全て可燃性の樹脂製材料で製作され、下階Fdの火災によりこれらが消失した場合であっても、同様に火災が上階Fuへ延焼するのを防止することができる。
なお、押輪16は、不燃性材料で製作されているので、接続管6が火災で焼失してもフランジ13およびボルト18とともに延焼防止部材を支持し続けることができ、熱膨張性耐火材3が脱落するのを防止する。
熱膨張性耐火材3は、火災時の熱膨張により接続管6の管内流路を完全に閉塞するように熱膨張する熱膨張性耐火材を使用することが望ましいが、完全に閉塞しなくても、実質的に炎や煙が上階Fuへ達するのを阻止できるように管内流路面積を減少させる程度に熱膨張する熱膨張性耐火材を使用してもよい。
床スラブ9の厚みが略150mm以上の建築物に施工された排水配管構造1では、延焼防止部材4に保持される熱膨張性耐火材3として、円筒状またはシート状でその厚みが6mm以上、および膨張率が5〜20倍のものが好ましい。また、リング状パッキン17はボルト18にて締め付けることにより、フランジ面間の隙間が5mm以下になるように圧縮して使用される。
[実施例2]
図5は本発明に係る他の排水配管構造1Bにおける熱膨張性耐火材3が取り付けられた様子を示す正面部分断面図、図6は延焼防止部材4Bの斜視図である。
図5において、排水配管構造1Bは、貫通立管2、接続管6、ベンド管7および延焼防止部材4Bからなる。排水配管構造1Bにおいて、貫通立管2、接続管6およびベンド管7は、排水配管構造1におけるものと略同一の構成および機能を有し、排水配管構造1におけるものと同一の材料で製作される。排水配管構造1Bにおいて排水配管構造1におけるものと略同一の構成等を有するものについては、排水配管構造1におけるものと同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
延焼防止部材4Bは、本体32Bおよび2つの止めバンド33Ba,33Bbからなる。
本体32Bは、2分割されたものが組み合わされて使用される。本体32Bは、組み合わされた状態で、略円筒状の側壁部25B、側壁部25Bの軸方向の一端(下端)を閉じ中央部分に接続管6の外径と略同径の孔43Bを有する係止壁26B、側壁部25Bの他端(上端)との間に段を形成して側壁部25Bに連続するより内径の大きな略円筒状の被覆部34B、および被覆部34Bの他端(上端)との間に段を形成して被覆部34Bに連続する内径の小さな固定部35Bからなる。
側壁部25Bは、排水配管構造1Bにおいて、係止壁26Bとともに、その内面と接続管6との間に熱膨張性耐火材3を保持する。そのため、側壁部25Bの内径は、接続管6の外径よりも十分に大きい。被覆部34Bは、フランジ13および押輪16を収容することができる程度の大きな内径を有する。固定部35Bは、主に延焼防止部材4B側壁部25Bおよび固定部35Bは、2分割されたそれぞれに、バンド33Bが落下するのを防止するための突起36Ba,36Ba,36Bb,36Bbが設けられている。
止めバンド33Ba,33Bbは、いずれも短冊状の板材がリング状に曲げられた緊結部37Ba,37Bbと、板材の両端近傍において互いに平行に径方向に延び重ね合わせ可能な結合部38Ba,38Bbとからなる。止めバンド33Ba,33Bbは、それぞれの結合部38Ba,38Bbを重ね合わせると、緊結部37Baの内径が側壁部25Bの外径に略等しくなり、緊結部38Bbの内径が固定部35Bの外径に略等しくなるように形成されている。結合部38Ba,38Bbには、それぞれの重ね合わせを強固に維持するねじ39B,39Bを挿通するためのねじ穴40Ba,40Bbが設けられている。また、緊結部37Ba,37Bbのそれぞれ外周には、突起36Ba,…,36Bbに係止されて止めバンドの抜け落ちを防止するための係止孔41Ba,41Bbが各180度間隔で2つ設けられている。
延焼防止部材4Bは、延焼防止部材4と同じくメッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物などの熱伝導率の高い金属により製作される。
延焼防止部材4Bは、2分割された各部分が、側壁部25Bに熱膨張性耐火材3を保持させて、被覆部34Bが、貫通立管2と接続管6との連結部分におけるフランジ13および押輪16を覆うように組み合わされる。続いて、止めバンド33Ba,33Bbがそれぞれ側壁部25Bおよび固定部35Bに取り付けられ、各結合部38Ba,38Bbがねじ39B,39Bにより強固に重ね合わされる。止めバンド33Ba,33Bbがそれぞれ側壁部25Bおよび固定部35Bに取り付けられるとき、緊結部37Ba,37Bbの係止孔41Ba,…,41Bbに突起36Ba,…,36Bbが嵌め込まれる。
延焼防止部材4Bは、貫通立管2と接続管6との連結部分を完全に覆い、この連結部分への火炎の接触を防止する。
図7は排水配管構造1Bにおいて熱膨張性耐火材3が機能したときの正面部分断面図である。
図5において、下階Fdで火災が発生し接続管6が設置された場所近辺に火炎が到達すると、可燃性の樹脂で形成された接続管6は燃焼してほとんどの部分は消失する。接続管6が軟化し燃焼する過程で、延焼防止部材4Bに支持された熱膨張性耐火材3は加熱され熱膨張する。熱膨張性耐火材3は、延焼防止部材4Bにより管径方向外方への膨張が制限されるので内方に膨張し、接続管6における流路面積を激減させ、または接続管6の流路を閉じる。膨張した熱膨張性耐火材3は、延焼防止部材4Bの下方の係止壁26Bにより、脱落することなく火炎および煙が貫通立管2を経て上階に達するのを防止する。
延焼防止部材4Bは、貫通立管2と接続管6との連結部分を完全に覆うので、たとえ火炎が連結部周辺に集中的にあたることがあっても、リング状パッキンが燃焼消失することによる延焼を防ぐことができる。
排水配管構造1Bは、接続管6、ベンド管7および横主管8が可燃性材料で製作され、下階Fdの火災によりこれらが消失した場合であっても、同様に火災が上階Fuへ延焼するのを防止することができる。
参考例1
図8は他の排水配管構造1Cを示す図、図9は貫通立管2Cの上方に熱膨張性耐火材3が支持された様子を示す正面部分断面図である。
図8および図9において、排水配管構造1Cは、貫通立管2C、接続管6およびベンド管7からなる。排水配管構造1Cにおいて、接続管6およびベンド管7は、排水配管構造1におけるものと略同一の構成および機能を有し、排水配管構造1におけるものと同一の材料で製作される。排水配管構造1Cにおいて排水配管構造1におけるものと略同一の構成等を有するものについては、排水配管構造1におけるものと同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
貫通立管2Cは、上部の挿入孔12の奥に環状の溝である保持溝42Cを有する点で、排水配管構造1における貫通立管2と異なる。保持溝42Cには、円筒状に形成された熱膨張性耐火材3が保持されている。
図10は排水配管構造1Cにおいて熱膨張性耐火材3が機能したときの正面部分断面図である。
図10において、下階Fdで火災が発生し、可燃性の樹脂で形成された接続管6が燃焼して消失すると、火炎および熱気は熱伝導率の高い金属製の貫通立管2Cに入り込む。熱膨張性耐火材3は、この火炎による熱伝導および熱気により加熱され、可燃性の樹脂管に燃え広がる前に熱膨張する。膨張した熱膨張性耐火材3は、貫通立管2Cの流路面積を塞がれたと同等程度にまで減少させ、または接続管6の流路を完全に閉じる。そのため、下階Fdの火炎および熱気は貫通立管2Cで遮断されて上階Fuに達することができず、上階Fuへの延焼が防止される。
図8には、上階Fuに開口する接続口が立管15に接続する1つの場合が示されるが、さらに横枝管とも接続する場合には、それぞれの接続口に熱膨張性耐火材3を設けることにより、接続管6、立管15および横枝管に可燃性材料を使用しても、上階Fuへの延焼を防止することが可能となる。
参考例2
図11は他の排水配管構造における貫通立管2D周りの正面部分断面図である。
排水配管構造1Dでは、熱膨張性耐火材3を保持するための保持溝42Dが下部の挿入孔11の奥に設けられている点で排水配管構造1Cにおける貫通立管2と異なる。保持溝42Dが設けられた位置を除く排水配管構造1Dの他の構成は、排水配管構造1Cにおけるものと同一である。
したがって下階Fdで火災が発生し、可燃性の樹脂で形成された接続管6が燃焼して消失する過程において、熱膨張性耐火材3は、この火炎および熱気により加熱され、熱膨張する。この場合、熱膨張性耐火材が熱膨張するまでの間に、接続管6の燃焼する炎が貫通立管2Dに一時的に入り込むことがあっても、貫通立管2D自体は不燃性であるため、その上に接続されている可燃性の立管15にまで燃え広がることはない。膨張した熱膨張性耐火材3は、貫通立管2Dの流路面積を減少させ、またはその流路を完全に閉じる。そのため、下階Fdの火炎および熱気は貫通立管2Dで遮断されて上階Fuに達することができず、上階Fuへの延焼が防止される。
参考例3
図12は他の排水配管構造1Eの正面部分断面図である。
図12において、排水配管構造1Eは、貫通立管2E、ベンド管7Eおよび延焼防止部材4Eからなる。排水配管構造1Eにおいて、ベンド管7Eは、その材質を除き排水配管構造1におけるものと略同一の構成および機能を有する。排水配管構造1Eにおいて排水配管構造1におけるものと略同一の構成等を有するものについては、排水配管構造1におけるものと同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
排水配管構造1Eでは、接続管6が使用されず、貫通立管2Eの下端はベンド管7Eに直接連結されている。
貫通立管2Eは、下端が直管を単に切断した形状であり、上端が立管15との接続において貫通立管2と同一の構成を有する。貫通立管2Eは、その下端近傍にフランジ13Eが一体化されている。貫通立管2Eは、床スラブ9を貫通する貫通孔10内に、上部を上階Fuにおよび下部を下階Fdにそれぞれ突出させて固定されている。貫通立管2の上端には上階Fuのさらに上階で発生した排水を流下させる立管15が接続されている。貫通立管2Eは、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の不燃性の鋼材で製作される。
ベンド管7Eは、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂材料で製作されている。ベンド管7Eは、挿入孔19Eに貫通立管2Eの下端部分を挿入させ、リング状パッキン23を介在させてそのフランジ20Eと貫通立管2Eのフランジ13Eとをボルト24により固定することにより、貫通立管2Eに連結されている。
ベンド管7Eと横主管8との接続は、排水配管構造1におけるベンド管7と横主管8との接続と同じである。また、貫通立管2Eの上端と立管15との接続も、ベンド管7Eと横主管8との接続と略同じである。
延焼防止部材4Eは、延焼防止部材4Bと同様に、本体32Eおよび2つの止めバンド33Ea,33Ebからなる。
本体32Eは、2分割されたものが組み合わされて使用される。本体32Eは、組み合わされた状態で、側壁部25E、係止壁26E、被覆部34Eおよび固定部35Eからなる。本体32Eにおける被覆部34Eおよび固定部35Eは、延焼防止部材4Bにおけるものと同一である。側壁部25Eおよび係止壁26Eは、図12を参照して、本体32Eが湾曲するベンド管7Eの上端近傍をも収容するものであることから、ベンド管7Eの湾曲に対応した形状、つまり側壁部25Eは断面形状が楕円の筒状であり、係止壁26Eの
中央部分の孔43Eの形状は楕円となっている。
そのため、側壁部25Eの外周に取り付けられた止めバンド33Eaの緊結部も、側壁部25Eの形状に合わせて楕円に曲げられている。
止めバンド33Ea,33Ebを用いた、延焼防止部材4Eの貫通立管2Eとベンド管7Eとの連結部分への取り付けは、側壁部25Eと係止壁26Eとにより熱膨張性耐火材3を保持して、排水配管構造1Bにおける延焼防止部材4の取り付けと同様に行われる。
延焼防止部材4Eは、延焼防止部材4と同じくメッキ鋼板、ステンレス鋼板、鋳物などの熱伝導率の高い金属により製作される。
下階Fdで火災が発生すると、可燃性の樹脂で形成されたベンド管7Eはほとんどの部分が焼失する。この過程で、延焼防止部材4Eは、外部からの熱伝導により直接的におよび熱気等により間接的に加熱され、図12において2点鎖線で示されるように熱膨張する。熱膨張性耐火材3は、延焼防止部材4Eにより管径方向外方への膨張が制限されるので内方に膨張し、延焼防止部材4Eの係止壁26Eにおける孔の開口面積を激減させ、または孔を閉じる。
延焼防止部材4Eは、貫通立管2Eとベンド管7Eとの連結部分を完全に覆いかつ係止壁26Eの孔が略閉塞されるので、火災の火炎および熱気の貫通立管2Eへの進入を妨げ、火災が上階Fuへ延焼するのを防止することができる。
排水配管構造1Eにおける貫通立管2Eを、排水配管構造1Dにおける貫通立管2Dにおける挿入孔11と保持溝42Dとの組み合わせとし、かつベンド管7Eの上端近傍を直管として、貫通立管をその内部に熱膨張性耐火材3を収容した状態でベンド管と接続してもよい。
参考例4
図13は他の排水配管構造1Fの正面部分断面図である。
図13において、排水配管構造1Fは、首長ベンド管44Fおよび横主管8Fからなる。
首長ベンド管44Fは、真っ直ぐな管である直管部45Fおよび略90度に曲げられた曲管部46Fを有する。首長ベンド管44Fは、直管部45Fが貫通孔10内に挿通され、曲管部46を下階Fdに突出させて床スラブ9に固定されている。
首長ベンド管44Fが上階Fuに突出する上端には、立管15が接続されている。首長ベンド管44Fと立管15との接続方法は、排水配管構造1における貫通立管2と立管15との接続方法と同じである。
曲管部46Fにおける端部には、横主管8Fを挿入するための挿入孔47F、および挿入孔47Fの奥に環状の溝である保持溝48Fが備えられている。挿入孔47Fと保持溝48Fとの間は、横主管8Fを当接させてそれ以上挿入されないようにする係止壁49Fが設けられている。保持溝48Fには、円筒状に形成された熱膨張性耐火材3が保持されている。
また、曲管部46Fの端部外周にはフランジ21Fを備えており、首長ベンド管44Fは、フランジ21Fが横主管を挿通させた押輪50Fに、リング状パッキンを介して一体化されることにより強固に接続されている。
首長ベンド管44Fは、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄などの鋳物や鋼、ステンレス鋼等の熱伝導率が高く、不燃性の鋼材で製作される。
横主管8Fは、首長ベンド管44Fに集められた集合排水を、下水管等に送り出すためのものである。横主管8Fは、バンド29および吊りボルト30からなる吊り金具31により、床スラブ9の下面に支持されている。横主管8Fは、硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作されている。
排水配管構造1Fでは、下階Fdに火災が発生すると、その火炎、熱気等により首長ベンド管44Fは加熱され、熱膨張性耐火材3は、所定の温度に達すると熱膨張を開始する。熱膨張性耐火材3は、外周側への膨張が保持溝48Fによって制限されるので、図13において2点鎖線で示されるように内側に向かって膨張し、曲管部46Fの端部内側の排水流路を極度に狭めまたは流路を閉塞させる。
したがって、火災によって可燃性樹脂製の横主管8Fが焼失し、火炎、熱気等は首長ベンド管44Fの内部に進入することがあっても、その熱膨張性耐火材が膨張して流路を塞ぐため、例えば、上階Fuに設置された立管15に硬質塩化ビニル樹脂などの可燃性の樹脂で製作されたものが使用されていても、立管15が燃焼するおそれはなく、上階Fuへの延焼が防止される。
上述の形態において、貫通立管2,2B,2Eに代えて、上階に突出する部分の側方に突出する階で発生する排水を流入させるための横枝管接続部分を有する集合管を用い、集合管と接続管6またはベンド管7Eとの接続部分に延焼防止部材4,4B,4Eを設けて排水配管構造を構成することができる。また、横枝管接続部分を有する集合管の下端における接続管6との接続部分に、貫通立管2Dにおける保持溝42Dを設けて熱膨張性耐火材3を保持する排水配管構造を構成してもよい。
参考例1において、ベンド管7および横主管8の少なくともいずれかに可燃性樹脂製管を使用し、参考例3におけるように、接続管6を使用しないでベンド管7を直接に貫通立管2Cに接続するようにしても、排水配管構造1Cと同様の、上階への延焼防止効果が得られる。
貫通立管2,2C,2Dと接続管6との接続、貫通立管2Eとベンド管7Eとの接続、接続管6とベンド管7との接続および貫通立管2,2C〜2Eとの接続に、上記以外の他の公知の接続方法を用いて排水配管構造を構成することができる。
接続管6、立管15およびベンド管7Eに、硬質塩化ビニル樹脂以外の他の樹脂、例えばポリエチレン樹脂またはABS樹脂等で製作された可燃性のものを使用してもよい。ベンド管7,立管15および横主管8を、遮音効果または保温効果を有する材料、例えばガラス繊維等で被覆することができる。
熱膨張性耐火材3は、シート状のものが使用されるときは、矩形状に裁断され筒状に丸めて取り付けられるが、より小さな矩形状に裁断し、延焼防止部材の内周、上部接続部の内周または接続管の内周に周方向に連続的にまたは間欠的に配置してもよい。
その他、排水配管構造1,1B〜1F、および排水配管構造1,1B〜1Fの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、マンション等の集合住宅または事務所ビル等の床スラブを貫通して設置される排水配管構造に利用することができる。
図1は本発明に係る排水配管構造1を示す図である。 図2は貫通立管の下方に熱膨張性耐火材が支持された様子を示す正面部分断面図である。 図3は延焼防止部材の斜視図である。 図4は排水配管構造において熱膨張性耐火材が機能したときの正面部分断面図である。 図5は本発明に係る他の排水配管構造における熱膨張性耐火材が取り付けられた様子を示す正面部分断面図である。 図6は延焼防止部材の斜視図である。 図7は排水配管構造において熱膨張性耐火材が機能したときの正面部分断面図である。 図8は他の排水配管構造を示す図である。 図9は貫通立管の上方に熱膨張性耐火材が支持された様子を示す正面部分断面図である。 図10は排水配管構造において熱膨張性耐火材が機能したときの正面部分断面図である。 図11は他の排水配管構造における貫通立管周りの正面部分断面図である。 図12は他の排水配管構造の正面部分断面図である。 図13は他の排水配管構造の正面部分断面図である。
1,1B,1C,1D,1E 排水配管構造
2,2C,2D,2E 貫通立管継手(貫通立管)
3 熱膨張性耐火材
4,4B,4E 不燃性部材(延焼防止部材)
6 接続管
7,7E ベンド管
9 床スラブ
25,25B,25E 側壁部
26,26B,26E 係止壁
44F 首長ベンド管

Claims (3)

  1. 建築物内において床スラブを貫通して固定された金属製の貫通立管継手とその下方にベンド管を有する排水配管構造であって、
    前記貫通立管継手と前記ベンド管とが可燃性材料で形成された接続管を介して接続され、
    前記貫通立管継手と前記接続管とは、前記接続管の上端が前記貫通立管継手の下端の挿入孔に挿入された状態で、前記貫通立管継手の下端に設けられたフランジと前記接続管を挿通するフランジ状の押輪とがリング状パッキンを挟んでボルトにより緊結されており、 前記貫通立管継手と前記接続管との接続部分またはその直近に略円筒状に形成された熱膨張性耐火材がその外周を金属製の不燃性部材で覆われて設けられており、
    前記不燃性部材は、前記ボルトにより前記押輪に固定され、
    前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記接続部分またはその直近からの前記貫通立管継手への流入路を閉じまたは前記流入路の流路面積を減少させるように構成された
    ことを特徴とする排水配管構造。
  2. 建築物内において床スラブを貫通して固定された金属製の貫通立管継手とその下方にベンド管を有する排水配管構造であって、
    前記貫通立管継手と前記ベンド管とが可燃性材料で形成された接続管を介して接続され、
    前記貫通立管継手と前記接続管とは、前記接続管の上端が前記貫通立管継手の下端の挿入孔に挿入された状態で、前記貫通立管継手の下端に設けられたフランジと前記接続管を挿通するフランジ状の押輪とがリング状パッキンを挟んで緊結されており、
    前記貫通立管継手と前記接続管との接続部分に、略円筒状に形成された熱膨張性耐火材がその外周を金属製の不燃性部材で覆われて設けられており、
    前記不燃性部材は、
    前記接続部分よりも上方に位置し前記貫通立管継手の外径と略同径の孔を有する固定部と、
    前記接続部分よりも下方に位置し前記接続管の外径と略同径の孔を有する係止壁と、
    前記固定部および前記係止壁の間に位置し前記貫通立管継手および前記接続管の接続部を覆う被覆部と、を備えて、複数の分割体を組み合わせることにより形成され、
    前記熱膨張性耐火材が所定温度以上になると内方に膨張して前記接続部分またはその直近からの前記貫通立管継手への流入路を閉じまたは前記流入路の流路面積を減少させるように構成された
    ことを特徴とする排水配管構造。
  3. 前記金属製の不燃性部材は、
    前記熱膨張性耐火材をその内方に収容する略円筒状の側壁部と、
    前記側壁部の下端に前記接続管が貫通する孔を有して前記熱膨張性耐火材の落下を防ぐための係止壁と、を備え
    請求項1に記載の排水配管構造。
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