JP4946407B2 - セルサーチ方法、受信レベル検出回路、および移動通信端末 - Google Patents

セルサーチ方法、受信レベル検出回路、および移動通信端末 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信端末のセルサーチ方法、受信レベル検出回路、および移動通信端末に関し、特に、CDMA方式の移動通信端末のセルサーチ方法、受信レベル検出回路、および移動通信端末に関する。
従来のCDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式を採用した移動通信端末としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された移動通信端末は、周辺のセルをサービスする基地局からの電波信号の伝播環境が急激に変化したことを自律的に検知し、直ちに周辺セルサーチを実行するものである。
特開平10−126830号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
移動通信端末において、セルサーチ時に使用される受信レベルの各セル間の比較において、低電界の受信レベルを検出する場合、受信信号レベルが雑音信号レベル以下になると、希望波信号が雑音信号に埋もれてしまい、検出精度が低下してしまう。また、受信の誤り率が低くても、受信レベルの低い信号を選択して受信することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、セルサーチの高速化を維持しながら、正確な受信信号レベル検出を実現する技術を提供することにある。また本発明の別な目的は、電波環境の悪いエリアであっても正確な受信レベル検出結果を用いて通信を継続することが可能な移動通信端末を提供することにある。
本発明によれば、希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された受信信号から受信信号強度値を検出し、
前記受信信号の前記受信信号強度値が所定の閾値以下の場合、前記受信信号を逆拡散し、得られた希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比に基づいてセルを通信チャネルとして選択し、
前記受信信号の前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えている場合、前記受信信号強度値に基づいてセルを通信チャネルとして選択するセルサーチ方法が提供される。
この発明によれば、受信信号強度値が所定の閾値を超えている場合は、逆拡散された希望波受信レベルを用いず、受信信号強度値を用いたセルサーチを行うことで、セルサーチの高速化が実現される。セルサーチを高速化することにより、音声途切れを最低限にして通話通信品質を向上することができる。また、受信信号強度値が所定の閾値以下の場合は、逆拡散された希望波受信レベルを用いたセルサーチを行うことで、通話可能なセルを無駄にすることなく有効利用し、セルサーチの精度を向上し、正確な受信信号レベル検出を実現することができる。このように、本発明によれば、セルサーチを高速化し、かつ精度を向上し、正確な受信信号レベル検出を実現することができる。
上記セルサーチ方法において、前記所定の閾値に、前記干渉波受信レベルを設定することができる。また、上記セルサーチ方法において、前記受信信号の前記受信信号強度値が前記所定の閾値以下の場合、逆拡散して得られた前記干渉波受信レベルと前記希望波受信レベルの比の中から前記希望波受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択し、前記受信信号の前記信号強度値が前記所定の閾値を超えている場合、前記受信信号強度値の信号の中から受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択することができる。
上記セルサーチ方法において、前記受信信号強度値は、RSSI値とすることができる。
本発明によれば、希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された受信信号を逆拡散し、希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比を出力する逆拡散部と、
前記受信信号から受信信号強度値を検出する受信信号強度値検出部と、
前記受信信号強度値が所定の閾値以下か否かを判定する判定部と、
前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値以下と判定された場合、前記逆拡散部から出力された前記干渉波受信レベルと前記希望波受信レベルの比に基づいて、セルを通信チャネルとして選択するとともに、前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えていると判定された場合、前記受信信号強度値に基づいてセルを通信チャネルとして選択する選択部と、
を備える受信レベル検出回路が提供される。
上記受信レベル検出回路において、前記受信信号強度値は、RSSI値とすることができる。
また、本発明によれば、上記受信レベル検出回路を備える移動通信端末が提供される。
この発明によれば、電波環境の悪いエリアであっても正確な受信レベル検出結果を用いて通信を継続することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、セルサーチの高速化を維持しながら、正確な受信信号レベル検出を実現する技術が提供される。また、本発明によれば、電波環境の悪いエリアであっても正確な受信レベル検出結果を用いて通信を継続することが可能な移動通信端末が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末の受信レベル検出回路100の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の受信レベル検出回路100は、受信信号を逆拡散し、希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比を出力する逆拡散部(逆拡散部109)と、受信信号からRSSI値を検出するRSSI検出部(RSSI検出部121)と、RSSI値が所定の閾値以下か否かを判定する判定部(レベル比較回路部129)と、判定部でRSSI値が所定の閾値以下と判定された場合、逆拡散部から出力された希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比に基づいて、セルを通信チャネルとして選択するとともに、判定部でRSSI値が所定の閾値を超えていると判定された場合、RSSI値に基づいてセルを通信チャネルとして選択する選択部(制御回路部133)と、を備える。
受信レベル検出回路100は、CDMA方式の移動通信端末に設けられる。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
また、受信レベル検出回路100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
詳細には、受信レベル検出回路100は、アンテナ部101と、受信回路103と、AGCAMP(Auto Gain Controlアンプ)105と、第1A/D変換部107と、逆拡散部109と、モニタ部113と、RSSI(Received Signal Strength Indicator)検出部121と、第2A/D変換部123と、dB換算部125と、レベル比較回路部129と、制御回路部133と、を備える。
受信回路103は、アンテナ部101を介して受信した受信信号をAGCAMP105に入力させる。AGCAMP105は、後述するモニタ部113から出力されるAGCCOUNT信号115に応じてアンプのゲインを変動させて信号レベルを出力する。モニタ部113は、AGCAMP105の出力の信号レベルをモニタリングし、AGCAMP105の出力の信号レベルを一定にするようにAGCAMP105を出力し、AGCAMP105のゲインを制御する。
第1A/D変換部107は、AGCAMP105から出力された信号をアナログ/ディジタル(A/C)変換する。逆拡散部109は、第1A/D変換部107でA/D変換された信号を逆拡散する。逆拡散された信号から希望波受信レベル111のみを抽出して、デシベル(dB)換算を行った後、出力する。さらに、逆拡散部109は、希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比を出力する。このように、本実施形態において、逆拡散部109により受信信号を逆拡散することで、干渉波が含まれている受信信号から希望波信号のみを出力することが可能であり、逆拡散後の希望波信号を受信レベル検出に用いることが可能となる。
RSSI検出部121は、受信回路103から電界強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を検出する。第2A/D変換部123は、RSSI検出部121で検出されたRSSI信号をA/D変換する。dB換算部125は、第2A/D変換部123から出力された信号をdB換算し、受信レベル131として出力する。
レベル比較回路部129は、dB換算部125から出力された受信レベル131と、予め設定された閾値127とを比較し、比較結果203を出力する。本実施形態において、閾値127は、干渉波受信レベルに設定されている。閾値127は予め設定され、記憶部(不図示)に記憶されている。
ここで、RSSI検出部121で検出される電界強度(RSSI値)は、希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された信号の電界強度である。図2に示すように、RSSI検出部121で検出された電界強度(RSSI値)は、受信レベル150が強電界から中電界時(実線部)においては、受信した受信電界レベルに対してリニアに信号検出が可能である。しかしながら、ある受信電界レベル以下になると干渉波受信信号の影響から受信電界レベルに対してリニア検出特性を得ることができなくなる。この「ある受信電界レベル以下」とは、干渉波受信信号レベルのことである。
これは、受信信号が希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された信号であるため、干渉波受信信号以下のレベルに希望波受信信号(希望波受信レベル152:破線部)がなった場合に、その2つの信号が合成された電界強度が干渉受信信号以下にはならないためである。したがって、本実施形態において、リニアに電界強度をリニアに検出できなくなる「ある受信電界レベル以下」を閾値127として予め設定する。
これにより、雑音信号レベル以下の受信レベル検出精度を上げることができる。本実施形態において、受信信号レベル検出精度が低くなり始める受信レベルを閾値127として設定することで、閾値127以下の受信レベルを受信した場合と、閾値127を超える受信レベルを受信した場合とでセルサーチ時の受信レベル比較に用いられる受信信号の選択方法を切り換えることができる。
閾値127を超える受信レベルを受信している場合には、受信レベル検出の精度が高いため、受信レベル検出結果からセルを選択する。一方、閾値127以下の受信信号を受信している場合には、精度の悪い受信レベル検出結果を使用せず、逆拡散後の受信信号レベル(希望波信号レベル)を用いて、レベル比較し、比較結果からセルを選択する。
希望波受信信号と干渉波受信信号の合成波の電界強度を検出する受信レベル検出に比べ、逆拡散後の受信信号は、干渉波信号が取り除かれているため、干渉波信号レベル以下の受信レベル比較が可能となり、干渉波信号レベル以下の電界下であっても、逆拡散後の受信信号を用いることで正確に受信レベルを検出することが可能となる。これにより、干渉波の雑音レベル以下の受信信号であっても、正確に希望波信号のレベルを検出することが可能となり、通話品質を確保しながら、圏内時間を長く維持することが可能となる。
図1に戻り、RSSI検出部121、セルサーチ動作を行って受信された受信信号がN種類存在したと仮定すると、N個の受信信号の電界強度をそれぞれ検出する。ここで、N個の電界強度値をR1〜RNと表すものとする。レベル比較回路部129は、N個の電界強度値R1〜RNについて、それぞれ閾値127との大小を比較する。本実施形態において、レベル比較回路部129は、少なくとも一の電界強度値が閾値127を超えた場合、比較結果203として「1」を出力し、全ての電界強度値が閾値127以下である場合、比較結果203として「0」を出力する。このように、比較結果203は2値化された値で出力することができる。
制御回路部133は、レベル比較回路部129から出力された比較結果203に基づいて、セルの選択方法、すなわち、RSSI信号の電界強度から受信信号を選択するか、逆拡散された後の希望波受信レベルから受信信号を選択するかを切り換える。
図3は、本実施形態の受信レベル検出回路100の制御回路部133の要部構成を示す図である。制御回路部133は、判定部211と、第1選択部213と、第2選択部215と、を含む。
判定部211は、レベル比較回路部129から出力された比較結果203に基づいて、第1選択部213にセルサーチを行わせるか、第2選択部215にセルサーチを行わせるかを制御する。具体的には、比較結果203が「0」の場合、すなわち、全ての電界強度値が閾値127以下の場合、判定部211は第1選択部213にセルサーチを行わせる。第1選択部213は、逆拡散部109から出力された希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比117を比較し、希望波受信信号のレベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択する。比較結果203が「1」の場合、すなわち、少なくとも一の電界強度値が閾値127を超えている場合、判定部211は第2選択部215にセルサーチを行わせる。第2選択部215は、dB換算部125から出力されたN個の電界強度値R1〜RNの信号中、どのセルの電界強度が高いかを比較して、受信レベルが最も高いセルを通信チャネルに選択する。
なお、制御回路部133において、第1選択部213に逆拡散部109から入力される希望波受信レベル111は、逆拡散部109による信号処理に時間がかかるため、第2選択部215にdB換算部125から入力される信号に比較して遅れが生じる。制御回路部133では、特に初期立ち上げ時、あるいは、受信レベルが急激に変動した場合には、この遅れを考慮して処理を行うものとする。この処理については発明の本質に関わらないので詳細な説明は省略する。
このようの構成された本実施形態の受信レベル検出回路100の動作について、以下に説明する。図4は、本実施形態の受信レベル検出回路100のレベル比較回路部129において比較結果が出力されるまでの動作の一例を示すフローチャートである。図5は、本実施形態の受信レベル検出回路100の制御回路部133の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係るセルサーチ方法は、受信信号からRSSI値を検出し(図4のS11)、受信信号の受信レベルが所定の閾値以下の場合(図4のS15のYES、図5のS33のNO)、受信信号を逆拡散し、得られた希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比に基づいてセルを通信チャネルとして選択し(図5のS35、S37)、受信信号の受信レベルが所定の閾値を超えている場合(図4のS15のNO、図5のS33のYES)、RSSI値に基づいてセルを通信チャネルとして選択する(図5のS41、S42)。
図4に示すように、RSSI検出部121において、セルサーチ動作を行って、受信されたN種類の受信信号の電界強度がそれぞれ検出される(S11)。そして、第2A/D変換部123によりそれぞれA/D変換され、dB換算部125によりdB換算され、レベル比較回路部129に入力される(S13)。ここで、入力されるセル数をN個とする。レベル比較回路部129において、入力されたN個の電界強度値(R1〜RN)と閾値127、ここでは「A」とする、を比較する(S15)。
はじめに、R1>Aの場合(S15のNO)、ステップS21に進み、少なくとも1セルは、閾値127を超えている受信信号があると判断され、比較結果203として「1」を出力する(S21)。一方、R1≦Aの場合(S15のYES)、nをインクリメントし(S17)、次のR2>Aの比較を行う(S15)。R2>Aの場合(S15のNO)、ステップS21に進み、少なくとも1セルは、閾値127を超えている受信信号があると判断され、比較結果203として「1」を出力する(S21)。一方、R2≦Aの場合、次のR3>Aの比較を行う(S15)。以後、nがNになるまで(S17のYES)、ステップS15を繰り返す。このようにして、レベル比較回路部129から比較結果203が出力される(S21)。
次に、図5に示すように、レベル比較回路部129から出力された比較結果203が制御回路部133に入力される(S31)。比較結果203が「1」の場合、すなわち、少なくとも1セルは、閾値127を超えている受信信号がある場合(S33のYES)、判定部211は第2選択部215にセルサーチを行わせる(S41、S43)。第2選択部215は、dB換算部125から出力されたN個の電界強度値R1〜RNの信号中、どのセルの電界強度が高いかを比較して(S41)、受信レベルが最も高いセルを通信チャネルに選択する(S42)。
一方、比較結果203が「0」の場合、すなわち、全ての電界強度値が閾値127以下の場合(S33のNO)、判定部211は第1選択部213にセルサーチを行わせる(S35、S37)。第1選択部213は、逆拡散部109から出力された希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比117を比較し(S35)、希望波受信信号のレベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択する(S37)。
以上説明したように、本発明の実施の形態の受信レベル検出回路100によれば、受信レベルが所定の閾値を超えている場合は、逆拡散された希望波受信レベルを用いず、RSSI信号受信レベルを用いたセルサーチを行うことで、セルサーチの高速化が実現される。セルサーチを高速化することにより、音声途切れを最低限にして通話通信品質を向上することができる。また、受信レベルが所定の閾値以下の場合は、逆拡散された希望波受信レベルを用いたセルサーチを行うことで、通話可能なセルを無駄にすることなく有効利用し、セルサーチの精度を向上し、正確な受信信号レベル検出を実現することができる。このように、本発明によれば、セルサーチを高速化し、かつ精度を向上し、正確な受信信号レベル検出を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る移動通信端末によれば、受信レベル検出回路100を備えるので、電波環境の悪いエリア、すなわち、受信レベルが所定の閾値(干渉波受信レベル)以下のエリアであっても正確な受信レベル検出結果を用いて通信を継続することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態において、閾値127は、予め設定された値を用いているが、他の実施形態において、逆拡散部109により得られた干渉波受信レベルから自動的に閾値127を設定するように構成することもできる。すなわち、受信レベル検出回路は、逆拡散部109から干渉波受信レベルを取得し、干渉波受信レベルに応じて閾値127を設定する設定部(不図示)を備えることができる。
この構成によれば、移動通信端末を使用時の環境に応じて、閾値127を自動的に設定することができるので、電波環境の変化に応じて、より正確な受信信号レベル検出が可能となる。
本発明の実施の形態に係る移動通信端末の受信レベル検出回路の概略構成を示すブロック図である。 移動通信端末の受信レベルおよび希望波受信レベルの関係を示す図である。 図1の受信レベル検出回路の制御回路部の要部構成を示す図である。 本実施形態の受信レベル検出回路のレベル比較回路部において比較結果が出力されるまでの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の受信レベル検出回路の制御回路部の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 受信レベル検出回路
101 アンテナ部
103 受信回路
105 AGCAMP
107 第1A/D変換部
109 逆拡散部
111 希望波受信レベル
113 モニタ部
117 希望波受信レベル/干渉波受信レベル比
121 RSSI検出部
123 第2A/D変換部
125 dB換算部
127 閾値
129 レベル比較回路部
131 受信レベル
133 制御回路部
203 比較結果
211 判定部
213 第1選択部
215 第2選択部

Claims (9)

  1. 希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された受信信号から受信信号強度値を検出し、
    前記受信信号の前記受信信号強度値が所定の閾値以下の場合、前記受信信号を逆拡散し、得られた希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比に基づいてセルを通信チャネルとして選択し、
    前記受信信号の前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えている場合、前記受信信号強度値に基づいてセルを通信チャネルとして選択するセルサーチ方法。
  2. 請求項1に記載のセルサーチ方法において、
    前記所定の閾値に、前記干渉波受信レベルを設定するセルサーチ方法。
  3. 請求項1または2に記載のセルサーチ方法において、
    前記受信信号の前記受信信号強度値が前記所定の閾値以下の場合、逆拡散して得られた前記干渉波受信レベルと前記希望波受信レベルの比の中から前記希望波受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択し、
    前記受信信号の前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えている場合、前記受信信号強度値の信号の中から受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択するセルサーチ方法。
  4. 希望波受信信号と干渉波受信信号が合成された受信信号を逆拡散し、希望波受信レベルと干渉波受信レベルの比を出力する逆拡散部と、
    前記受信信号から受信信号強度値を検出する受信信号強度値検出部と、
    前記受信信号強度値が所定の閾値以下か否かを判定する判定部と、
    前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値以下と判定された場合、前記逆拡散部から出力された前記干渉波受信レベルと前記希望波受信レベルの比に基づいて、セルを通信チャネルとして選択するとともに、前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えていると判定された場合、前記受信信号強度値に基づいてセルを通信チャネルとして選択する選択部と、
    を備える受信レベル検出回路。
  5. 請求項4に記載の受信レベル検出回路において、
    前記所定の閾値は、前記干渉波受信レベルに設定される受信レベル検出回路。
  6. 請求項4または5に記載の受信レベル検出回路において、
    前記選択部は、前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値以下と判定された場合、前記干渉波受信レベルと前記希望波受信レベルの比の中から前記希望波受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択するとともに、前記判定部で前記受信信号強度値が前記所定の閾値を超えていると判定された場合、前記受信信号強度値の信号の中から受信レベルが最も高いセルを通信チャネルとして選択する受信レベル検出回路。
  7. 請求項4乃至6いずれかに記載の受信レベル検出回路において、
    前記受信信号強度値は、RSSI値である受信レベル検出回路。
  8. 請求項4乃至いずれかに記載の受信レベル検出回路を備える移動通信端末。
  9. 請求項1乃至3いずれかに記載のセルサーチ方法において、
    前記受信信号強度値は、RSSI値であるセルサーチ方法。
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