JP4945520B2 - 広域管理システムおよびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、マルチベンダー化やネットワーク化が進行したビルや工場における機器を監視・制御する広域管理システムおよびそのプログラムに関する。
従来より、リモートコントローラ(以下、リモコンと称す)に代表されるように、屋内の機器を遠隔操作する技術がある。
近年、異なる複数種類の家電機器などを操作するマルチリモコン技術が特許文献1に開示されている。
また、特許文献2には、ネットワークに複数台接続された家電機器を、共用のリモートコントロールユニットで任意の機器から他の機器を制御することを可能にしており、一方、特許文献3には、仮想機器を操作することによって監視・制御対象機器の情報を変更および/または制御することが記載されている。
特許文献4には、外部より自由なコマンド情報を入出力する統合制御装置を持つ学習型マルチリモコンが記載されている。
特開昭63−256096号公報(特許請求の範囲、第1図等) 特開2000−69577号公報(段落0024、0030、0035、図1b等) 特開2002−157178号公報(段落0034〜0036、図6、図7等) 特開平8−65764号公報(段落0023、0025、図1等)
ところで、近年、ビルや工場における機器はマルチベンダー化やネットワーク化が進行し、複雑に絡み合った機器を効率的に監視・制御する必要性が求められている。
また、同時に、利便性が高く低コストなビル群管理を実現するような機器管理システムが望まれている。
しかし、有線・無線を問わずネットワーク接続された単一のマンマシン装置により、複数台接続された監視・制御対象機器の入出力ポイントを一括で制御する点については、特許文献1〜3には、記載がない。また、特許文献4には、外部より自由なコマンド情報を入出力する学習型マルチリモコンが記載されているが、同じ種類の入出力ポイントを持つ監視・制御対象機器のプリセット(既設定)された入出力ポイントを、単一のマンマシンにより一括で制御することについては記載がない。
そのため、大規模なビルや工場の遠隔機器監視・制御を想定した場合、前記特許文献のようにリモコン操作に限定された家庭内での電気機器や情報機器の一括制御や、ネットワーク接続された機器同士の制御では利便性が低い。
また、従来、複数の管理者を必要としている比較的大規模なビルや工場における監視・制御対象機器管理、または複数のビルや工場の群管理を円滑に実現するための監視・制御対象機器管理システムは存在しない。このことが、ネットワーク化に伴うコスト削減の傾向にあるビル管理システムにおいて問題となっている。
さらに、制御装置に接続された複数の監視・制御対象機器管理システムにおいて、接続された監視・制御対象機器のベンダーが異なる場合にはプリセットされている入出力ポイント状態名称が異なり、管理者は同じ入出力ポイントを持つ監視・制御対象機器に対して、ベンダー毎に別々の状態名称を使い分ける必要があり、煩雑なシステム管理が行なわれているという問題がある。
本発明は上記実状に鑑み、ネットワーク化された昨今の機器管理システムにおいても、利便性が高く、高効率かつ低コストであって操作拠点に拘束されない広域管理システムおよびそのプログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の本発明に関わる広域管理システムは、広域に設けられ複数の入出力ポイントを有する監視・制御対象機器および該監視・制御対象機器を監視または制御する機器制御装置が複数、有線または無線である通信ネットワークを介して接続される広域管理システムであって、一括制御できる複数の監視・制御対象機器の入出力端子に、共通の情報である入出力ポイントが設定され、各監視・制御対象機器は、監視・制御対象機器の種類を示す機器種別の情報、その制御の種類を示す制御種別の情報、当該機器種別、当該制御種別に係るステータス状態の情報、その一括設定可否の情報、および、一括設定制御される監視・制御対象機器毎に共通して設定される入出力ポイントの情報が割り当てられ、機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報、一括設定可否の情報、および複数の監視・制御対象機器間に共通して設定される複数の入出力ポイントが記憶される記憶手段と、機器制御装置を介して監視・制御対象機器を監視または制御する制御装置とを備え、制御装置によって、一括設定可否の情報に基づき一括設定制御が可能な監視・制御対象機器を第1選択画面に表示し、ユーザの操作に従って、一括して監視または制御される監視・制御対象機器が選択され、第2選択画面に表示される選択された監視・制御対象機器がもつ機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報のうちから、ユーザの操作に従い、一括制御する機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報が一括設定され、記憶手段に記憶される入出力ポイントのうちから、一括設定された機器種別および制御種別の入出力ポイントが選択されるとともに該選択された入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器を機器制御装置を介して選択された入出力ポイントを用いて一括設定されたステータス状態の情報で一括して制し、および、制御装置によって、記憶手段に記憶される入出力ポイントのうちから任意の入出力ポイントが選択され、かつ、該選択された入出力ポイントの状態名称が所望の状態名称に変更され記憶手段に記憶されている。
第2の本発明に関わる広域管理システムのプログラムは、広域に設けられ複数の入出力ポイントを有する監視・制御対象機器および該監視・制御対象機器を監視または制御する機器制御装置が複数、有線または無線である通信ネットワークを介して接続されるとともに、一括制御できる複数の前記監視・制御対象機器の入出力端子に、共通の情報である前記入出力ポイントが設定され、前記各監視・制御対象機器に割り当てられる前記監視・制御対象機器の種類を示す機器種別の情報、その制御の種類を示す制御種別の情報、当該機器種別、当該制御種別に係るステータス状態の情報、その一括設定可否の情報、および、一括設定制御される前記監視・制御対象機器毎に共通して設定される前記入出力ポイントの情報が記憶手段に記憶される広域管理システムのプログラムであって、コンピュータに、一括設定可否の情報に基づく一括設定制御が可能な監視・制御対象機器のうちから、ユーザの操作に従って、一括して監視または制御される複数の監視・制御対象機器が選択される第1手順、選択された監視・制御対象機器がもつ機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報のうちから、ユーザの操作に従って、機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報が一括設定される第2手順、記憶手段に記憶される前記入出力ポイントのうちから、一括設定された機器種別および制御種別の入出力ポイントが選択される第3手順、該選択された入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器を、機器制御装置により選択された入出力ポイントを用いて一括設定されたステータス状態の情報で一括して制御する第4手順、かつ、記憶手段に記憶される入出力ポイントのうちから任意の入出力ポイントが選択される第5手順、該選択された入出力ポイントの状態名称が所望の状態名称に変更される第6手順、および、該変更された入出力ポイントの状態名称が記憶手段に記憶される第7手順を実行させている。
本発明によれば、利便性が高く、高効率かつ低コストであって操作拠点に拘束されない広域管理システムおよびそのプログラムを実現できる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
<<入退域管理システムSの全体構成>>
図1は、本発明を適用した実施形態の入退域管理システムSの装置構成図である。
本発明に係る実施形態の入退域管理システムSは、大規模なビルや工場等の広域を管理するものである。
入退域管理システムSは、例えばBACnetTM通信インターフェース等の制御通信インターフェースを有し入退域管理システムS全体を統括的に制御するサーバ101と、該サーバ101にLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク109を介して接続されサーバ101に対する入出力装置であるマンマシン装置102と、監視または制御のための複数の入出力ポイントを有する電気錠、自動ドア、センサ等の広域に設備される監視・制御対象機器105と、BACnetTM通信インターフェース等の制御通信インターフェースを有しサーバ101に通信ネットワーク109を介して接続されるとともに共通する入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器105を該入出力ポイント介して一括して監視また制御するコントローラ104とを備え構成されている。
なお、コントローラ104は、対応する監視・制御対象機器105を個別に監視また制御できることは勿論である。
また、BACnetTMとは、Building Automation and Control Networking protocolの略称であり、米国暖房冷凍空調学会ASHRAEの通信プロトコル規格であり、通信ネットワ−ク109は、有線でもよいし無線でもよく、限定されないことは勿論である。
以下、入退域管理システムSの各部の構成について詳細に説明する。
<監視・制御対象機器105>
監視・制御対象機器105は、その種類によって、「ドア」、「端末」、「接点」の3つの機器種別に分類されている。
図1に示す建物Aに設備される電気錠A、自動ドアA、建物Bに設備される電気錠B、入室管理等に使用されるフラッパーゲートA等は「ドア」に分類され、建物A、Bにそれぞれ設備されるセンサA、Bは「接点」に分類され、建物に設備されるカードリーダー(図示せず)等は「端末」に分類される。
なお、センサA、センサB等のセンサとしては、侵入を検知する赤外線センサ、人などが近づいたことを検知するパッシブセンサ、ガラスの破壊を検知するガラスセンサ、水漏れを検知する漏水センサ、空調の温度等を検知する温度センサ、電気の使い過ぎに対して消費電流を測定し電流の許容量に近づくと警報を鳴らすセンサ、エアコンの効きの低下および消費電力の上昇を防止するために消費電流を測定したり、タイマで前回のフィルタの交換時からの時間を測定してエアコンのフィルタの交換時期を知らせるセンサ、また、防災用のセンサとしては、火災の煙を検知する火災報知器、地震感知センサ、エレベータ非常停止センサ等の各種のセンサを適用することが可能である。
ここで、機器種別として、「ドア」、「端末」、「接点」の他に、物理的な機器ではなく、幾つかのドアやセンサを組み合わせて警戒エリアというものを形成し、ノーループ警報などで監視する「機械警備」があり、本実施形態では、この「機械警備」を、便宜上「機器」として「機器種別」に割り当てている。なお、ノーループ警報とは、例えば、無人の領域を監視する複数のセンサの一つが異常を検知し、異常が発生しない場合の異常を検知しない複数の全センサのループが崩れたことをもって、ノーループと称している。
監視・制御対象機器105は、前記したように、制御のための複数の入出力ポイントを有しており、対応するコントローラ104との信号のやりとりを該入出力ポイントで行ない、コントローラ104によって監視または制御されている。
ここで、入出力ポイントは、「ドア」、「端末」、「接点」、「機械警備」等の機器種別毎に、複数の監視・制御対象機器105に対して共通して設定される制御種別に対応して設けられている。
そして、サーバ101から制御信号がコントローラ104に送信され、コントローラ104によって、複数の監視・制御対象機器105の共通の入出力ポイントを用いて、該複数の監視・制御対象機器105が、一括して監視または制御されるように構成されている。
すなわち、入出力ポイントとは、一括制御できる複数の監視・制御対象機器105の入出力端子を、共通の入出力ポイントとして設定したものである。
従って、一の共通の入出力ポイントをコントローラ104によって監視または制御することにより、該一の共通の入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器105を一括して監視または制御することが可能になる。
<サーバ101>
サーバ101は、入出力、アクセス、通信制御等の各種サービスを提供する側のコンピュータであり、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)、記憶装置である主記憶装置およびHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置を有している。
補助記憶装置には、入退域管理システムSを稼動させるための入退域管理システムプログラムが格納されており、CPUが該入退域管理システムプログラムを主記憶装置にロードし実行することにより、入退域管理システムSが具現化される。
本入退域管理システムSの一括設定に係るデータベースにおいては、共通する入出力ポイントを有し、一括して監視または制御される複数の監視・制御対象機器105の情報を、前記したように、「ドア」情報・「端末」情報・「接点」情報・「機械警備」情報の4種類の機器種別の情報として分類している。
図7は、入退域管理システムSが管理する広域に設備される全監視・制御対象機器105を表示する接続機器一覧表示画面G1を示す図である。
図7に示すように、「ドア」情報としては、建物Aの電気錠A、自動ドアA、および建物Bの電気錠B、フラッパーゲートA、および建物DのフラッパーゲートBなどが複数の建物に共通して設定されている。
図7に示す「端末」情報としては、建物CのカードリーダAが設定されるが、「ドア」情報と同様に複数の建物に共通して設定することが可能である。
図7に示す「接点」情報としては、建物AのセンサA、建物BのセンサBが設定されており、「ドア」情報と同様に、複数の建物に共通して設定することが可能である。
図7に示す「機械警備」情報としては、建物Aの機械警備A、建物Bの機械警備B、建物Cの機械警備Cが設定されており、「ドア」情報と同様に、複数の建物に共通して設定することが可能である。
補助記憶装置には、ドア情報・端末情報・接点情報・機械警備情報の4種類の機器種別にそれぞれ対応した図2に示すドア情報データベース111(以下、ドア情報DB111と称す)、図3に示す端末情報データベース112(以下、端末情報DB112と称す)、図4に示す接点情報データベース113(以下、接点情報DB113と称す)、図5に示す機械警備情報データベース114(以下、機械警備情報DB114と称す)が格納されている。
なお、図2は、「ドア」の機器種別に属するドア情報DB111のデータフィールド名(1行目)および該データフィールドにプリセットされるデータ(2行目以降)の構成を示す図であり、図3は、「端末」の機器種別に属する端末情報DB112のデータフィールド名(1行目)および該データフィールドにプリセットされたデータ(2行目以降)の構成を示す図であり、図4は、「接点」の機器種別に属する接点情報DB113のデータフィールド名(1行目)および該データフィールドにプリセットされるデータ(2行目以降)の構成を示す図であり、図5は、「機械警備」の機器種別に属する機械警備情報DB114のデータフィールド名(1行目)および該データフィールドにプリセットされたデータ(2行目以降)の構成を示す図である。
図2に示すドア情報DB111は、データフィールドとして、一括して監視または制御される複数の監視・制御対象機器105毎に共通して設定される入出力ポイント111a、ユーザがマンマシン装置102を用いての一括設定が有効(フラグ「1」)か無効(フラグ「0」)かを表す一括設定有効/無効111b、「ドア」の機器種別に任意の数設定される制御種別111c、当該機器種別111d、機器種別111dに係わるON/OFFのステータス状態を表す一括用ステータス状態のON名称111e及び一括用ステータス状態のOFF名称111fの各データフィールドを有している。
この「ドア」情報と同様に、「ドア」情報以外のその他の機器種別の「端末」情報、「接点」情報、「機械警備」情報は、図3〜図5に示すように、図2に示す機器種別「ドア」情報のデータベースのドア情報DB111と同一のデータフィールド名(図3〜図5の1行目参照)を有するが、各データベースは、それぞれ異なるプリセットされたデータが記録されている(図3〜図5の2行目以降参照)。
なお、ドア情報DB111の入出力ポイント111a(図2参照)、端末情報DB112の入出力ポイント112a(図3参照)、接点情報DB113の入出力ポイント113a(図4参照)、および機械警備情報DB114の入出力ポイント114a(図5参照)は、入退域管理システムSの稼動前にシステム設計者により予め、監視・制御対象機器105に対応して設定され、各データベースに記憶されている。
図6(a)は、図2に示す機器種別「ドア」のドア情報DB111の入出力ポイント111a「EK」、制御種別111c「連続開錠/連続施錠」が有する下位のデータを示した図であり、図6(b)は、図2に示す機器種別「ドア」のドア情報DB111の入出力ポイント111a「DR」、制御種別111c「ノーループ警報確認」が有する下位のデータを示した図であり、図6(c)は、図6(a)に示すドア情報DB111の入出力ポイント111a「EK」、制御種別111c「連続開錠/連続施錠」が有する下位のデータのステータス状態のON名称111iとステータス状態のOFF名称111jとが変更された場合を示した図である。
図6(a)に示す「連続開錠/連続施錠」(図2参照)の下位のデータは、図1に示す電気錠A、自動ドアA等のドアに係わる監視・制御対象機器105を包括する機器種別「ドア」の制御種別111c「連続開錠/連続施錠」に1:1に対応し複数の制御対象機器105を一括して監視または制御する際に使用される入出力ポイント111gと、制御種別111c「連続開錠/連続施錠」の信号の種類を示す信号種別111hと、各信号種別111hに対してONのステータス状態名称を示すON名称111iおよびOFFのステータス状態名称を示すOFF名称111jと、各信号種別111hのデータの種類であるデータ種別111kとを有している。
例えば、図6(a)において、入出力ポイント111gが「EK」の信号種別111h「操作」に対するステータス状態名称のON名称111iは、「開錠」であり、ステータス状態名称のOFF名称111jは、「施錠」である。
ここで、「ドア」情報以外のその他の機器種別の情報である「端末」情報、「接点」情報、「機械警備」情報は、図6(a)に示す機器種別「ドア」のドア情報DB111の制御種別「連続開錠/連続施錠」の下位のデータと同様なデータフィールド名(図6に示す入出力ポイント111g、信号種別111h、ステータス状態名称のON名称111i、ステータス状態名称のOFF名称111j、データ種別111k)を有している。なお、「ドア」情報、「端末」情報、「接点」情報、「機械警備」情報の各データフィールドが有するデータは、それぞれの機器種別毎に異なるものである。
入退域管理システムSにおいて、サーバ101は、ユーザのマンマシン装置102の操作によりマンマシン装置102から発せられた一括設定要求に応じて、それぞれのデータフィールドにプリセットされているデータを参照および取得し、さらに更新を行ない、該当する複数の監視・制御対象機器105を一括設定し一括監視または一括制御を行なう。
なお、入退域管理システムSにおける監視・制御対象機器105に対する一括設定の監視または制御は、後記の「操作」の信号種別を持ったものに限定する。何故なら、「操作」以外の信号種別、例えば、図6の信号種別111h「状態」は、図1に示す監視・制御対象機器105の「状態」を示し、図6の信号種別111h「故障・警報」は図1に示す監視・制御対象機器105の「故障または警報」を意味するものであるから、一括設定は意味がないからである。
<マンマシン装置102>
図1に示すマンマシン装置102は、サーバ101が提供するサービスを利用する側のクライアントPC(Personal Computer)であり、演算装置のCPU(Central Processing Unit)、記憶装置のハードディスク装置、CD−ROM装置等を含む本体、キーボード、マウス等の入力装置(図示せず)、表示機能のディスプレイ103等の出力装置等を有し構成されている。
ユーザは、マンマシン装置102を操作し、ディスプレイ103上に後記の入退域管理システムSの各種画面を表示することで、入退域管理システムSの各種オペレーションを行なう。
以下、マンマシン装置102は、クライアントPC102と呼称する。
なお、図1においては、1台のクライアントPC102を設けた場合を例示しているが、クライアントPC102は任意の台数を設けてもよいことは勿論である。
<コントローラ104>
図1に示すコントローラ104は、対応する各監視・制御対象機器105を電子制御する制御装置である。
コントローラ104は、サーバ101からの制御信号等に応じて制御を行なう制御プログラムが格納されるマイコン(Microcomputer:マイクロコンピュータ)と、サーバ101からの制御信号、センサ等で検出された検出信号等をマイコンに適合した入力信号に変換する増幅回路、A/D変換回路等の入力インターフェースと、マイコンからの制御信号の出力信号に応じてそれぞれ対応する電気錠A、電気錠B、自動ドアA、フラッパーゲートB等の各アクチュエータを駆動するための駆動回路等の出力インターフェースとを備え構成されている。
各コントローラ104は、サーバ101からの制御信号に応じて、マイコンのROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムに従って、それぞれ対応する電気錠A、B、自動ドアA、フラッパーゲートA等の監視・制御対象機器105を制御する。
ここで、コントローラ104が、複数の監視・制御対象機器105を一括設定し監視または制御するに際しては、サーバ101からの制御信号に従って、該複数の監視・制御対象機器105が有する共通する入出力ポイントで信号のやり取りを行ない、該複数の監視・制御対象機器105を一括設定した一括監視または一括制御を行なう。
<<入退域管理システムSの一括設定制御処理>>
入退域管理システムSでは、例えば、火事、地震等の災害が起こった際に入退域管理システムSが管理する広域のビル、工場内等に在留する人が直ちに避難できるように、監視・制御対象機器105である電気錠A、B、自動ドアA、フラッパーゲートBを一斉に開錠し解放する一括監視または一括制御を行なうための一括設定制御処理を実行している。
なお、この一括設定制御処理は、前記した如く、入退域管理システムプログラムを実行することにより、行なわれる。
一括設定制御処理は、「操作」の信号種別を持ったものに限定される。何故なら、前記したように、「操作」以外の信号種別は、一括設定の意味がないからである。
図8は、入退域管理システムSの一括設定制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、入退域管理システムSの一括設定制御処理について、図8に従って説明する。
(図8のS101)まず、ユーザは、図1に示すクライアントPC102を操作し、ディスプレイ103に入退域管理システムSの初期画面(図示せず)を表示して、予め付与されたIDとパスワードを入力し、メニュ画面(図示せず)等を経由して、図7に示す接続機器一括設定制御選択画面G1を表示する。
なお、図7は、入出力ポイントの一括設定制御における監視・制御対象機器105を選択するための接続機器一括設定制御選択画面G1を示す図である。
接続機器一括設定制御選択画面G1(図7参照)には、入退域管理システムSにおいて一括設定制御の対象となる入出力ポイントを持つ全ての監視・制御対象機器105の一覧が表示される。
接続機器一括設定制御選択画面G1には、ドア情報DB111(図2参照)、端末情報DB112(図3参照)、接点情報DB113(図4参照)、および機械警備情報DB114(図5参照)のデータのうち一括設定有効フラグ「1」のデータが取得されることにより、入退域管理システムSが管理する建物名称210のデータ(図示せず)、機器種別220のデータ、機器名称230のデータ(図示せず)が表示されるとともに、これらの各項目のデータ(図7の画面G1の表の1行に示される機器)を単数または複数の任意の数選択するためのチェックボックス200が表示される。
チェックボックス200には、接続機器一括設定制御選択画面G1に表示される全機器を選択するための機器全選択チェックボックス201と、接続機器一括設定制御選択画面G1に表示される各機器を個別(図7の画面G1の表の1行に示される機器)に選択するための機器個別選択チェックボックス202とを有している。
また、接続機器一括設定制御選択画面G1には、チェックボックス200で所望のデータを選択した後、一括設定制御を実行するための一括設定ボタン203(図7参照)が表示される。
接続機器一括設定制御選択画面G1において、ユーザは、表示される機器全部を選択する場合には機器全選択チェックボックス201にマウスでチェックを入れ、または、表示される機器のうち所望の機器を選択する場合には該所望の機器個別選択チェックボックス202にマウスでチェックを入れ、単数または複数の一括設定制御したい監視・制御対象機器105(図1参照)を選択し、一括設定ボタン203を押下する。
(図8のS102)一括設定ボタン203の押下により、クライアントPC102は、サーバ101に対し、図8のS101で選択した監視・制御対象機器105に係る一括設定が有効である制御種別、機器種別、一括設定用ステータス状態名称(図2、図3、図4、図5参照)を要求する。
(図8のS103)クライアントPC102の要求に応じて、サーバ101が、図8のS101で選択した監視・制御対象機器105に係るドア情報DB111(図2参照)、端末情報DB112(図3参照)、接点情報DB113(図4参照)、および機械警備情報DB114(図5参照)のそれぞれのデータの一括設定有効/無効111a、112a、113a、114aの各フィールドをリードし、一括設定を行なうことが有効である一括設定有効のフラグが「1」であるレコードの制御種別111c、112c、113c、114c、機器種別111d、112d、113d、114d、一括設定用ステータス状態名称のON名称111e、112e、113e、114e、OFF名称111f、112f、113f、114fをクライアントPC102に提供する。
なお、監視・制御対象機器105の一括設定制御関しては、図6(a)に示す「状態」、「操作」、「故障・警報」の3つの信号種別111hのうち、「操作」のみが対象となっており、図6(a)に示す「操作」の部分のみのデータをそれぞれ一括設定用のテーブルにて別途のフィールドを持つ構成とすることも可能である。
(図8のS104)クライアントPC102は、図8のS103でサーバ101により提供される図8のS101でユーザが選択した一括設定が有効である機器種別、制御種別、ステータス状態の各データが示される図9に示す入出力一括設定画面G2をディスプレイ103(図1参照)に表示する。
(図8のS105)ユーザは、入出力ポイント一括設定画面G2(図9参照)において、一括設定制御したい入出力ポイントを有する監視・制御対象機器105の機器種別を、機器種別選択プルダウンメニュ301で選択する。なお、図9では、機器種別「ドア」を選択した場合を示している。
(図8のS106)ユーザは、入出力一括設定画面G2(図9参照)において、一括設定したい入出力ポイントの制御種別を制御種別選択プルダウンメニュ302で選択する。なお、図9では、制御種別「一時開錠」を選択した場合を示している。
(図8のS107)ユーザは、入出力一括設定画面G2(図9参照)において、一括設定したい入出力ポイントのステータス状態を、ステータス状態選択プルダウンメニュ303で選択する。なお、図9では、ステータス状態「ON」を選択した場合を示している。
(図8のS108)ユーザは、図8のS105〜S107で選択した監視・制御対象機器105に係る機器種別の制御種別のステータス状態を一括設定するために、入出力一括設定画面G2(図9参照)における設定ボタン304を押下する。
(図8のS109)クライアントPC102は、図8のS105〜S107で選択された機器種別、制御種別、ステータス状態をサーバ101に送信する。図9に示す入出力一括設定画面G2の例では、機器種別「ドア」、制御種別「一時開錠」、ステータス状態「ON」のそれぞれのデータをサーバ101に送信することになる。
(図8のS110)サーバ101は、クライアントPC102から送信された機器種別、制御種別の入出力ポイント情報を、ドア情報DB111(図2参照)、端末情報DB112(図3参照)、接点情報DB113(図4参照)、および機械警備情報DB114(図5参照)を参照し、取得する。
図9に示す入出力ポイント一括設定画面G2の例では、サーバ101は、(図8のS105)で選択された機器種別「ドア」、図8のS106で選択された制御種別「一時開錠」でドア情報DB111を参照し、機器種別「ドア」、制御種別「一時開錠」の入出力ポイント111aの情報を取得する。例えば、図2に示す機器種別「ドア」の制御種別「連続開錠/連続施錠」の入出力ポイント111aの情報は、「EK」である。
(図8のS111)サーバ101は、図8のS110で取得した入出力ポイント情報を、クライアントPC102のディスプレイ103に表示した入出力ポイント一括設定画面G2(図9参照)により取得した一括設定用ステータス状態(図9に示す入出力一括設定画面G2のステータス状態選択プルダウンメニュ303「ON」参照)で、図1に示す通信ネットワ−ク109を介して、コントローラ104へ送信する。
(図8のS112)図1に示すコントローラ104は、入出力ポイント一括設定画面G2(図9参照)により取得した一括設定用ステータス状態(図9に示す入出力一括設定画面G2のステータス状態選択プルダウンメニュ303「ON」参照)で、該当する図8のS110で取得した入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器105を一括制御する。
以上が、入退域管理システムSの一括設定制御処理である。
この一括設定制御処理により、図9に示す入出力ポイント一括設定画面G2において、ある機器種別(図9の機器種別選択プルダウンメニュ301「ドア」参照)の一つの制御種別(図9の制御種別選択プルダウンメニュ302「一時開錠」参照)に対して、ONまたはOFFのステータス状態(図9のステータス状態選択プルダウンメニュ303「ON」参照)を、選択した機器種別の接続機器一覧表示画面G1(図7参照)で選択した複数の監視・制御対象機器105に対して一括設定し監視または制御できることになる。
例えば、図9に示す例で説明すると、図7に示す接続機器一覧表示画面G1には機器種別220「ドア」である監視・制御対象機器105の建物Aの電気錠A、建物Aの自動ドアA、建物Bの電気錠B(図1参照)の3つを図8のS101で選択した場合、図9の入出力ポイント一括設定画面G2の機器種別選択プルダウンメニュ301で選択した「ドア」の建物Aの電気錠A、建物Aの自動ドアA、建物Bの電気錠Bのそれぞれの制御種別が「一時開錠」(図9の制御種別選択プルダウンメニュ302「一時開錠」参照)が、ステータス状態「ON」(図9のステータス状態選択プルダウンメニュ303「ON」参照)に一括して「解除」(図2の一括用ステータス状態名称のON名称111e参照)設定し制御される。これにより、建物A、B内に居る人は、地震等の災害が発生した場合、安全に建物A、Bの外に避難することができる。
こうして、図1に示す監視・制御対象機器105を種類別に包含する機器種別(ドア、機械警備、端末、接点)の監視・制御対象機器105に共通する制御種別のONまたはOFFのステータス状態を、接続機器一覧表示画面G1(図7参照)と入出力一括設定画面G2(図9参照)で選択し設定することにより、共通する入出力ポイントを有する制御対象機器105を、選択したステータス状態の「ON」または「OFF」に一括設定し一括監視または一括制御できることになる。
<<入退域管理システムSのステータス状態名称変更処理>>
図1に示す監視・制御対象機器105のベンダーが異なる場合、プリセットされている入出力ポイントのステータス状態名称が対応する個別の監視・制御対象機器105に相応しくなく、表現が不適切な場合がある。
そこで、入退域管理システムSでは、ステータス状態名称を個別の監視・制御対象機器105に相応しい適切な名称に変更するステータス状態名称変更処理を行なっている。
以下、図10に従って、ステータス状態名称変更処理について説明する。なお、図10は、入退域管理システムSのステータス状態名称変更処理の流れを示すフローチャートである。
この入退域管理システムSのステータス状態名称変更処理は、前記したように、入退域管理システムプログラムを実行することにより、行なわれる。
(図10のS201)まず、ユーザが、図1に示すクライアントPC102を操作して、入退域管理システムSのメニュ画面(図示せず)等を介して、変更したいステータス状態名称 (図6(a)のステータス状態名称のON名称111i、OFF名称111j参照)のデータが表示される図11に示すステータス状態名称変更初期画面G3を表示する。
なお、ステータス状態名称変更初期画面G3(図11参照)には、各機器種別(図2〜図5参照)が有する制御種別401、入出力ポイント402、信号種別(図6(a)の信号種別111h「操作」参照)403、該信号種別403の現在の状態404(図6(a)のステータス状態名称のON名称111i参照)が表示されるとともに、変更設定する際に押下する設定ボタン405、変更設定を行なわない際に押下するクリアボタン406が表示される。
なお、図11に示すステータス状態名称変更初期画面G3は、図6(a)に示す連続開錠/連続施錠の2行目のデータを選択した場合を示している。
このステータス状態名称変更初期画面G3(図11参照)において、設定ボタン405を押下する。
(図10のS202)ステータス状態名称を変更するためのステータス状態名称変更ダイアログボックスG4(図12参照)が、クライアントPC102のディスプレイ103(図1参照)に表示される。なお、図12は、ステータス状態名称を変更するためのステータス状態名称変更ダイアログボックスG4の1例を示した図である。
ステータス状態名称変更ダイアログボックスG4(図12参照)には、選択した制御種別名500、データベース、テーブル等の記憶手段に既設定されるステータス状態が表示されるON名称入力フィールド501、OFF名称入力フィールド502が表示されるとともに、ON名称入力フィールド501、OFF名称入力フィールド502での名称変更を確定する際に押下する設定ボタン503、ステータス状態名称変更を取り止める際に押下するクリアボタン504が表示される。
ユーザは、このステータス状態名称変更ダイアログボックスG4(図12参照)において、ON名称入力フィールド501、OFF名称入力フィールド502に所望の名称の文字列をテキスト入力し、設定ボタン503を押下する。
なお、図13は、ステータス状態名称変更後のステータス状態名称変更ダイアログボックスG4の1例を示す図である。
(図10のS203)クライアントPC102から、図10のS202で入力された情報が、サーバ101に送信され、入出力ポイント情報および信号種別をもとに、該当するステータス状態名称のON名称、OFF名称(図6(a)に示すステータス状態名称のON名称111i、OFF名称111j参照)を変更し更新する(変更した後の図6(c)に示す変更後のステータス状態名称のON名称111i、OFF名称111j参照)。
以上が、入退域管理システムSのステータス状態名称変更処理である。
<<作用効果>>
上記構成によれば、通信ネットワ−ク109上に同一の通信手段によって複数の異なる監視・制御対象機器105がコントローラ104等の制御装置を介して接続されている機器管理システムにおいて、同じ入出力ポイントにより監視・制御されている監視・制御対象機器の任意の入出力ポイント状態を一括で監視または制御することで比較的大規模なビルや工場における監視・制御対象機器管理、または複数のビルや工場の群管理の高効率化、低コスト化が実現される。
すなわち、広域のビルや工場において、マルチベンダー化やネットワーク化が進行し複雑に絡み合った設備機器を、操作拠点に拘束されることなく効率的に監視または制御することが可能である。
従って、利便性が高く低コストな監視・制御対象機器管理システムを実現できる。
また、通信ネットワ−ク109上に同一の通信手段によって複数の異なる監視・制御対象機器105がコントローラ104等の制御装置を介して接続されている場合において、同じ入出力ポイントを持つ監視・制御対象機器105の入出力ポイント状態名称を変更することで、プリセットされている入出力ポイント状態名称に依存することなく管理者が自由に入出力ポイント名称を設定することが可能である。
これにより、ベンダーが異なる場合などに同じ入出力ポイントを持つ監視・制御対象機器105の入出力ポイント状態名称に異なる名称が混在する状況を回避し、管理を一元化することが可能となる。
すなわち、コントローラ104等の制御装置に接続された監視・制御対象機器105のプリセットされている入出力ポイントの状態名称が該監視・制御対象機器105に相応しくない場合、入出力ポイントの状態名称を相応しい名称に変更可能であり、使い勝手が良好となり、管理し易くなる。
従って、操作拠点を選ばない高効率および低コストの機器管理システムを実現するため、その利便性は高く、ネットワーク化された昨今のマルチベンダーの機器管理システムにおいても、有効に活用可能であり、その貢献度は高い。
なお、本実施形態では、ビル、工場等を例示して説明したが、広域であれば、ビル、工場等に限定されず、幅広く適用可能である。
また、本実施形態では、データベースとして、ドア情報DB111、端末情報DB112、接点情報DB113、機械警備情報DB114を用いた場合を例示して説明したが、これらのデータベースを一つのデータベースとして構成してもよいし、データベースに代替して適宜テーブルを用いてシステムを構成してもよく、記憶手段は、例示したものに限定されないことは勿論である。
また、サーバ101として、データベースサーバを用いてもよく、サーバの態様は限定されない。
本発明に関わる実施形態の入退域管理システムの装置構成を示す装置構成図である。 実施形態の「ドア」の機器種別に属するドア情報DBのデータフィールド名および該データフィールドにプリセットされるデータの構成を示す図である。 実施形態の「端末」の機器種別に属する端末情報DBのデータフィールド名および該データフィールドにプリセットされるデータの構成を示す図である。 実施形態の「接点」の機器種別に属する接点情報DBのデータフィールド名および該データフィールドにプリセットされるデータの構成を示す図である。 実施形態の「機械警備」の機器種別に属する機械警備情報DBのデータフィールド名および該データフィールドにプリセットされるデータの構成を示す図である。 (a)は、実施形態のドア情報DBの入出力ポイント「EK」、制御種別「連続開錠/連続施錠」が有する下位のデータを示した図であり、(b)は、実施形態のドア情報DBの入出力ポイント「DR」、制御種別「ノーループ警報確認」が有する下位のデータを示した図であり、(c)は、(a)に示ドア情報DBの入出力ポイント「EK」、制御種別「連続開錠/連続施錠」が有する下位のデータのステータス状態のON名称とステータス状態のOFF名称とを変更した例を示した図である。 実施形態の入退域管理システムが管理する広域に設備される全制御対象機器を表示する接続機器一覧表示画面を示す図である。 実施形態の入退域管理システムの一括設定制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態の入退域管理システムの入出力ポイント一括設定画面を示す図である。 実施形態の入退域管理システムのステータス状態名称変更処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態の入退域管理システムのステータス状態名称変更初期画面を示す図である。 実施形態の入退域管理システムのステータス状態名称を変更するためのステータス状態名称変更ダイアログボックスの1例を示した図である。 実施形態の入退域管理システムのステータス状態名称変更後のステータス状態名称変更ダイアログボックスの1例を示す図である。
符号の説明
101 サーバ(制御装置、コンピュータ)
104 コントローラ(機器制御装置)
105 監視・制御対象機器
109 通信ネットワ−ク
111 ドア情報データベース(記憶手段)
112 端末情報データベース(記憶手段)
113 接点情報データベース(記憶手段)
114 機械警備情報データベース(記憶手段)
A 建物(広域)
B 建物(広域)
S 入退域管理システム(広域管理システム)

Claims (2)

  1. 広域に設けられ複数の入出力ポイントを有する監視・制御対象機器および該監視・制御対象機器を監視または制御する機器制御装置が複数、有線または無線である通信ネットワークを介して接続される広域管理システムであって、
    一括制御できる複数の前記監視・制御対象機器の入出力端子に、共通の情報である前記入出力ポイントが設定され、
    前記各監視・制御対象機器は、前記監視・制御対象機器の種類を示す機器種別の情報、その制御の種類を示す制御種別の情報、当該機器種別、当該制御種別に係るステータス状態の情報、その一括設定可否の情報、および、一括設定制御される前記監視・制御対象機器毎に共通して設定される前記入出力ポイントの情報が割り当てられ、
    前記機器種別の情報、前記制御種別の情報、前記ステータス状態の情報、前記一括設定可否の情報、および前記複数の監視・制御対象機器間に共通して設定される前記複数の入出力ポイントが記憶される記憶手段と、
    前記機器制御装置を介して前記監視・制御対象機器を監視または制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置によって、
    前記一括設定可否の情報に基づき前記一括設定制御が可能な監視・制御対象機器を第1選択画面に表示し、ユーザの操作に従って、一括して監視または制御される監視・制御対象機器が選択され、
    第2選択画面に表示される前記選択された監視・制御対象機器がもつ前記機器種別の情報、前記制御種別の情報、前記ステータス状態の情報のうちから、ユーザの操作に従い、一括制御する前記機器種別の情報、前記制御種別の情報、前記ステータス状態の情報が一括設定され、
    前記記憶手段に記憶される前記入出力ポイントのうちから、前記一括設定された前記機器種別および前記制御種別の入出力ポイントが選択されるとともに該選択された入出力ポイントを有する複数の前記監視・制御対象機器を前記機器制御装置を介して前記選択された入出力ポイントを用いて前記一括設定されたステータス状態の情報で一括して制し、
    および、
    前記制御装置によって、前記記憶手段に記憶される前記入出力ポイントのうちから任意の入出力ポイントが選択され、かつ、該選択された入出力ポイントの状態名称が所望の状態名称に変更され前記記憶手段に記憶される
    ことを特徴とする広域管理システム。
  2. 広域に設けられ複数の入出力ポイントを有する監視・制御対象機器および該監視・制御対象機器を監視または制御する機器制御装置が複数、有線または無線である通信ネットワークを介して接続されるとともに、
    一括制御できる複数の前記監視・制御対象機器の入出力端子に、共通の情報である前記入出力ポイントが設定され、
    前記各監視・制御対象機器に割り当てられる前記監視・制御対象機器の種類を示す機器種別の情報、その制御の種類を示す制御種別の情報、当該機器種別、当該制御種別に係るステータス状態の情報、その一括設定可否の情報、および、一括設定制御される前記監視・制御対象機器毎に共通して設定される前記入出力ポイントの情報が記憶手段に記憶される広域管理システムのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記一括設定可否の情報に基づく前記一括設定制御が可能な監視・制御対象機器のうちから、ユーザの操作に従って、一括して監視または制御される監視・制御対象機器が選択される第1手順、
    前記選択された監視・制御対象機器がもつ前記機器種別の情報、前記制御種別の情報、前記ステータス状態の情報のうちから、ユーザの操作に従って、機器種別の情報、制御種別の情報、ステータス状態の情報が一括設定される第2手順、
    前記記憶手段に記憶される前記入出力ポイントのうちから、前記一括設定された前記機器種別および前記制御種別の入出力ポイントが選択される第手順
    選択された入出力ポイントを有する複数の監視・制御対象機器を前記機器制御装置により前記選択された入出力ポイントを用いて前記一括設定されたステータス状態の情報で一括して制御する第手順、
    かつ、
    前記記憶手段に記憶される前記入出力ポイントのうちから任意の入出力ポイントが選択される第5手順、
    該選択された入出力ポイントの状態名称が所望の状態名称に変更される第6手順、および
    該変更された入出力ポイントの状態名称が前記記憶手段に記憶される第7手順
    を実行させるための広域管理システムのプログラム。
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