JP4944720B2 - 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車などの車輌のナンバープレート上に表示されたナンバープレート情報を認識し、認識結果を提示する画像処理装置及び方法並びに記憶媒体に関する。
従来、ナンバープレート上の文字列の認識結果をユーザに提示する手法としては、特許文献1や特許文献2があった。特許文献1の手法は、ナンバープレートの撮影画像に画像処理を施し、この画像データと予め記憶された文字データとのパターンマッチングを行い、このパターンマッチングの類似度が所定値以下である場合に、その画像をユーザに提示し修正を求めるものである。特許文献2の手法は、ナンバープレート画像から文字列を認識し、認識された文字列データをキーに顧客データベースのデータ検索を行い、該検索結果(顧客データ)を出力するものである。
また、同一ナンバープレートを含む複数の画像から1枚を選ぶ手法として、特許文献3の手法がある。特許文献3の手法は、入力画像からナンバープレートを検出し、検出結果から入力画像の評価値を求め、認識容易性を表す評価値に基づいて認識対象の画像を決定するものである。
特開平8−249415号公報 特開2006−163446号公報 特開2005−322146号公報 特開2004−334461号公報 「現代のカメラとレンズ技術、p111〜p114、(株)写真工業出版社」
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載の手法では、複数の画像が同一ナンバーを含む場合の処理が考慮されていない。また、画像を提示する場合に、ナンバープレートの周辺の情報が提示されない。特許文献3に記載の手法では、ナンバープレートの水平方向のサイズが大きいものに大きな評価値を与えるので画像がナンバープレートの真上から撮影された場合などに、視認性の低いナンバープレート画像が選択されることになる。
本発明の目的は、複数画像のナンバープレート検出結果をユーザに提示する際に、よりナンバープレートの提示に適した画像を、視認性の良好なかたちで提示することのできる画像処理装置及び方法並びに記憶媒体を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の一態様は、ナンバープレートを含む複数の画像を入力し、該画像のうち、該ナンバープレートにおける文字について視認性の良好な代表画像を表示する画像処理装置であって、入力された前記複数の画像について、ナンバープレートが表された領域であるナンバープレート領域を検出し、及び、フォーカス点を求める手段と、前記ナンバープレート領域を主な被写体として撮像されたと推定される画像を、前記複数の画像から、前記ナンバープレート領域及び前記フォーカス点の位置に基づいて選択する手段と、該選択した画像を前記代表画像として表示する手段とを備えることを特徴とする。
上記画像処理装置の態様において、前記表示する手段は、前記選択した画像を、正対した状態で所定の箇所に所定の大きさで表示されるように補正する手段を含むものであってよい。
上記画像処理装置の態様において、前記表示する手段は、さらに、前記補正する手段により補正された画像について、前記ナンバープレート領域から所定のオフセット分広げた画像を切り出す手段を含むものであってよい。
上記画像処理装置の態様において、前記選択する手段は、前記複数の画像について、前記ナンバープレート領域の重心の位置を求め、該位置と前記フォーカス点との距離を算出し、該画像のうち該距離が最も短いものを選択することもできる。
上記画像処理装置の態様において、検出された前記ナンバープレート領域について文字認識を行う手段をさらに備え、前記表示する手段はさらに、該認識結果を前記選択した画像とともに表示することもできる。
上記の目的を達成するための本発明の他の態様は、ナンバープレートを含む複数の画像を入力し、該画像のうち、該ナンバープレートにおける文字について視認性の良好な代表画像を表示する画像処理方法であって、入力された前記複数の画像について、ナンバープレートが表された領域であるナンバープレート領域を検出し、及び、フォーカス点を求めるステップと、前記ナンバープレート領域を主な被写体として撮像されたと推定される画像を、前記複数の画像から、前記ナンバープレート領域及び前記フォーカス点の位置に基づいて選択するステップと、該選択した画像を前記代表画像として表示するステップとを含むことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明のさらに他の態様は、プログラムをコンピュータにより読み出し可能に記憶した記憶媒体であって、該コンピュータに読み出された該プログラムが該コンピュータに、ナンバープレートを含む複数の画像を入力するステップと、入力された前記複数の画像について、ナンバープレートが表された領域であるナンバープレート領域を検出し、及び、フォーカス点を求めるステップと、前記ナンバープレート領域を主な被写体として撮像されたと推定される画像を、前記複数の画像から、前記ナンバープレート領域及び前記フォーカス点の位置に基づいて選択するステップと、該選択した画像を前記代表画像として表示するステップとを含む画像処理方法を実行させることで、前記複数の画像のうち、前記ナンバープレートにおける文字について視認性の良好な代表画像を表示させることを特徴とする。
上記画像処理方法及び記憶媒体の各態様において、前記表示するステップは、前記選択した画像を、正対した状態で所定の箇所に所定の大きさで表示されるように補正するステップを含むものであってよい。
上記画像処理方法及び記憶媒体の各態様において、前記表示するステップは、さらに、前記補正するステップにおいて補正された画像について、前記ナンバープレート領域から所定のオフセット分広げた画像を切り出すステップを含むものであってよい。
上記画像処理方法及び記憶媒体の各態様において、前記選択するステップにおいて、前記複数の画像について、前記ナンバープレート領域の重心の位置を求め、該位置と前記フォーカス点との距離を算出し、該画像のうち該距離が最も短いものを選択することもできる。
上記画像処理方法及び記憶媒体の各態様において、前記求めるステップよりも後であって前記選択するステップよりも前に、さらに、検出された前記ナンバープレート領域について文字認識を行うステップを含み、前記表示するステップにおいて、さらに、該認識結果を前記選択した画像とともに表示することもできる。
上記画像処理方法及び記憶媒体の各態様において、表示するステップによる表示を隠すステップをさらに含むこともできる。
上記各態様の本発明によれば、複数画像のナンバープレート検出結果をユーザに提示する際に、よりナンバープレートの提示に適した画像を、視認性の良好なかたちで提示することができる。また、ナンバープレートの周辺に情報が存在する場合に、ナンバープレートと同時にそれを提示することができる。
(第1の実施形態)
以下、ナンバープレートを含む複数の画像群を分類しユーザに提示する画像処理装置に係る本発明を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態を実現する画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
CPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムに従って本装置全体の制御を行う。ROM102は、CPU101が実行する後述するフローチャートに示す処理等の制御プログラムを含む各種プログラムや各種パラメータデータを格納する。
RAM103は、画像や各種データを記憶する。RAM103は、データの作業領域や一時待避領域として機能する。外部記憶装置104は、画像を管理するデータベースを含む各種データを記憶する。外部記憶装置104は、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブ等で構成される。ディスプレイ105は、例えば、LCDやCRTで構成される。入力装置106は例えばマウスやペンタブレット等で構成され、ユーザからの指示を受け取る。
ネットワークインターフェース(NIC)107は、ネットワーク(図示せず)上に接続されている外部装置(例えば、サーバ、外部記憶装置等)と通信し、プログラムやデータを読み込んだり、書き込んだりする。ネットワークは、典型的にはインターネットやLANやWANや電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれかであり、データの送受信が可能であれば良い。または、ネットワークは、これらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、データの送受信が可能であれば良い。
本発明は汎用的なコンピュータでも実施可能であり、その場合、記憶媒体に記憶される制御プログラムを外部記憶装置104に記憶し、オペレータの指示等によりCPU101で実行するように構成されてもよい。
インターフェース(I/F)108は、画像処理対象の電気信号を取得するデジタルカメラ等の撮像装置(図示せず)を利用者端末と接続する。上記構成要素101〜108はシステムバス109を介して互いに接続されている。
このような画像処理装置は、例えば図2に示すシステムにおいて実現される。図2は、本実施形態において採用可能なコンピュータシステムの構成例を示す図であり、利用者端末201、サーバ202がLAN(Local Area Network)204を介して相互に通信可能に接続されている。利用者端末201は、パーソナルコンピュータ,ワークステーション等の情報処理装置であり、本発明の実施形態に係る処理を実現する。
なお、本発明の実施形態に係る処理は、利用者端末201で実行され、BMP,TIFF,JPEG,PDF等のイメージデータを利用して行うことができる。利用者端末201内に記憶されているイメージデータを利用して本発明の実施形態に係る処理を行っても良い。利用者端末201に接続されるデジタルカメラ203等の撮像装置で読み取られたイメージデータを取得して利用して本発明の実施形態に係る処理を行っても良い。LAN204を介してサーバ202に記憶されているイメージデータを取得して利用して本発明の実施形態に係る処理を行っても良い。また、本発明の実施形態に係る処理はサーバ202で実行され、利用者端末201を利用して処理結果を確認しても良い。
図3は本発明の実施形態におけるシステム全体の動作を示すフローチャートである。
ステップS301において、ナンバープレートを含む画像が入力されると、入力画像からナンバープレート領域(以下、NP領域)を検出する。ナンバープレートのような予めある程度の文字の並びに関するフォーマットが決まっている対象など、特定の画像領域を検出するための検出手法は数多く存在する。例えば、画像をさまざまな短冊状に分割し分割内にある文字イメージを検索することにより、大きさの異なる文字イメージを発見することができる(非特許文献1)。
図4の入力画像からは図5のNP領域501が検出され、図6の入力画像からは図7のNP領域701が検出され、図8の入力画像からは図9のNP領域901とNP領域902が検出される。なお、それぞれのNP領域は画像原点に対する左上、左下、右上、右下座標の矩形情報を持っている。
次にステップS302において、検出したNP領域の画像から公知の方法にて文字を切り出し、文字認識を行う。図5のNP領域501からは「8888」、図7のNP領域701からは「8888」、図9のNP領域901からは「8888」、矩形領域902からは「2222」の文字列が認識される。
ステップS303では、入力画像のフォーカス点を算出する。一般的にフォーカス点の情報はJPEGのEXIF内部から取り出せるが、フォーカス点の情報がない入力画像に対しては、以下の方法でフォーカス点の検出を行う。フォーカス点の算出には、大別して相関法とコントラスト検出法がある。相関法は、左右の目に対応する2組の受光素子を用い、左右の対応する受光素子の光電出力を比較して最も似ているところを探す。コントラスト検出法は、ピントが最も合ったところでコントラストが最大になり、ピントがぼけるとコントラストが低下することを利用し、コントラストが最大になるところを探す。これらのフォーカス点検出技術については、非特許文献1に述べられている。このような公知の検出法を用いて、図4の入力画像からは図5のフォーカス点502が、図6の入力画像からは図7のフォーカス点702が、図8の入力画像からは図9のフォーカス点903が検出される。なお、それぞれのフォーカス点は画像原点に対しての位置情報とする。
ステップS304では、ステップS301で検出したNP領域の重心を求め、この重心とステップS303で検出したフォーカス点との距離を算出する。なお、距離算出の詳細に関しては後述する。
ステップS305において、全ての入力画像に対してステップS301〜ステップS304の処理を行ったかを判定し、行った場合はステップS306へ進み、行っていない場合は次の入力画像を選択してステップS301に進む。
ステップS306では、全入力画像におけるNP領域の重心とフォーカス点との距離を参照し、最も距離が短い入力画像を代表画像として選択する。このような入力画像を代表画像として選択する理由は、このような入力画像はナンバープレートを画像の中心位置付近に捉えようとした画像であってナンバープレートを主な被写体とする画像であると推定でき、視認性も良好であろうと推定できるからである。図4、図6、図8の入力画像からは最も距離が短い図6の代表画像が選択されることになる。
ステップS307では、ステップS306で選択された代表画像のNP領域の矩形情報を元に画像全体の歪み補正を行う。矩形情報を元に画像の歪み補正を行う方法としては公知の技術を用いることができる。図6の代表画像からは図10の補正画像が生成されることになる。図10における補正画像内の点線は元の画像の外枠を示している。
ステップS308では、ステップS307で生成された補正画像から、NP領域周辺の出力画像を切り出す。なお、切り出す領域はNP領域から所定のオフセット分広げた領域とし、NP領域を漏らさず含むようにする。このオフセット値はユーザが指定しても良いし、NP領域のサイズ及び画像サイズから動的に算出しても良い。図10の補正画像からは図11の出力画像が切り出されることになる。
ステップ309では、ステップS308で切り出した出力画像を出力する。出力する際は、例えば図12のようなUIで出力される。
図12において、同一のナンバープレートを含む入力画像群1201がUIの上部に表示される。表示においてはステップS306で選択された代表画像をユーザが認知しやすい形で表示するのが好ましい。入力画像群1201においては代表画像を一番左に表示することで視認性を向上している。入力画像群1201の下部、UIの中央には、代表画像の補正画像から切り出した出力画像1202が所定倍率で表示される。すなわち、ナンバープレートが正対した状態で所定の箇所に所定の大きさで表示される。なお、倍率はユーザが指定しても良いし、NP領域のサイズ及び入力画像サイズから動的に算出しても良い。
UIの上部には、代表画像におけるNP領域の文字認識結果1203が表示される。表示された出力画像1202の視認性が良好でない場合は、ユーザが任意のキーを押すことで、入力画像群1201のうち表示した画像とは別の入力画像(例えば真ん中)のNP領域に対してステップS307〜S308を行い、図13のように再出力してもよい。なお、予め全ての入力画像に対してステップS307〜S308の処理を行い、補正および切り出した出力画像をRAM103に記憶しておき、上記のようなユーザからの再出力命令があった場合に、出力画像をRAM103から取り出しても良い。
ここで、NP領域の重心とフォーカス点との距離算出に係るステップS304の詳細について図14、図15を参照して説明する。
図14はステップ304の詳細なフローチャートを示す。
まず、ステップS1401にて、入力画像内の全NP領域のうち、サイズが最も大きいNP領域を選択し、処理対象のNP領域とする。図8の入力画像においては、NP領域901とNP領域902のうち、NP領域901が処理対象となる。また、NP領域内の文字の類似度を考慮に入れて処理対象を決定しても良い。例えば、全NP領域のうち、類似度が所定閾値以上の文字を含み、かつサイズが所定閾値以上のNP領域を選択する方法などを使用することができる。
ステップS1402では、ステップ1401で選択したNP領域の重心を公知の方法で算出する。例えば、図15のNP領域1501の重心G(gx,gy)は、
Figure 0004944720
Figure 0004944720
で算出できる。
次にステップS1403では、フォーカス点と重心との距離を算出する。なお、ここで算出する距離は単なる二点間の距離ではなく、NP領域の外接矩形の縦幅と横幅を加味して算出する。例えば、図15においてはNP領域1501の外接矩形1502の幅をW、高さをHとすると、フォーカス点F(fx,fy)と重心G(gx,gy)との距離は以下の式で算出する。
Figure 0004944720
本実施形態によれば、複数画像のナンバープレート検出結果をユーザに提示する際に、よりナンバープレートの提示に適した画像をナンバープレート領域の重心及びフォーカス点の位置に基づいて選択して視認性の最も良好なかたちで提示することができる。また、NP領域から所定のオフセット分広げた領域を補正画像から切り出すことで、ナンバープレートの周辺に情報が存在する場合に、ナンバープレートと同時にそれを提示することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、ステップS308で切り出した図11の出力画像のNP領域に対してモザイクや塗り潰し等の処理をかけることで、NP領域内の情報を隠した図16のような出力画像を生成する画像処理装置及び方法を実施することができる。また、本実施形態ではモザイクや塗り潰し等の画像処理を例に説明しているが、NP領域内の情報を隠すための処理であれば特に限定されることなく実施することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、画像群からナンバープレートを主な被写体とする画像を推定するために、画像からフォーカス点を求め、ナンバープレート領域にフォーカス点が含まれるか否かを検定し、ナンバープレート領域の縦横比を検定するものである。
(第4の実施形態)
本実施形態は、画像群からナンバープレートを主な被写体とする画像を推定するために、画像からフォーカス点を求め、ナンバープレートから測距に使用した測距点までの画像サイズに対する距離を求めるものである。
(第5の実施形態)
本実施形態は、選択した画像を代表画像として表示する際に、画像上に測距点と実際に測距に使用した測距点とを上書き表示するものである。
(第6の実施形態)
本実施形態は、画像群からナンバープレートを主な被写体とする画像を推定するために、ナンバープレートの煽りゆがみを補正し規定の大きさに拡大・縮小する。そして、補正されたナンバープレート上の単位面積あたりの明度の二階微分値の総和を求め、該総和に基づきナンバープレートを主な被写体とする画像を推定するものである。
<他の実施形態>
本発明は上述のように、複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
また、前述した実施形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
またこの場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置であるコンピュータシステムの構成を示すシステム図である。 図1の画像処理装置であるコンピュータシステムの処理概要を示すフローチャートである。 入力画像の一例を表す図である。 図4の入力画像例からNP領域(ナンバープレート領域)及びフォーカス点を抽出した模様を示す説明図である。 入力画像の別の例を表す図である。 図6の入力画像例からNP領域(ナンバープレート領域)及びフォーカス点を抽出した模様を示す説明図である。 入力画像例のさらに別の例を表す図である。 図8の入力画像例からNP領域(ナンバープレート領域)及びフォーカス点を抽出した模様を示す説明図である。 図4の入力画像例を歪み補正した模様を示す図である。 図10の画像からNP領域(ナンバープレート領域)周辺の画像を切り出した模様を示す図である。 出力ユーザインタフェースの一例を表す図である。 出力ユーザインタフェースの別の例を表す図である。 図3のフローチャートのステップS304の詳細を示すフローチャートである。 NP領域(ナンバープレート領域)の重心とフォーカス点との距離を説明する説明図である。 出力画像のNP領域(ナンバープレート領域)内情報を隠蔽した画像を示す図である。
符号の説明
101:CPU
102:ROM
103:RAM
104:外部記憶装置
105:ディスプレイ
106:入力装置
107:NIC
108:I/F
109:LAN
201:コンピュータ装置
202:サーバ装置
203:デジタルカメラ装置
204:LAN
501:図4の入力画像から検出したNP領域
502:図4の入力画像のフォーカス点
701:図6の入力画像から検出したNP領域
702:図6の入力画像のフォーカス点
901:図4の入力画像から検出したNP領域
902:図4の入力画像から検出したNP領域
903:図4の入力画像のフォーカス点
1201:入力画像群を表示するユーザインタフェース
1202:出力画像を表示するユーザインタフェース
1203:認識結果を表示するユーザインタフェース
1501:NP領域(ナンバープレート領域)
1502:NP領域の外接矩形

Claims (14)

  1. ナンバープレート領域を含む複数の画像を入力し、該画像のうち、該ナンバープレート領域における文字について視認性の良好な代表画像を表示する画像処理装置であって、
    入力された前記複数の画像について、前記ナンバープレート領域を検出し、前記画像のフォーカス点を求める算出手段と、
    前記複数の画像から、前記ナンバープレート領域の位置と前記フォーカス点の位置との距離が最も短いものを前記代表画像として選択する選択手段と、
    該選択した画像を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記表示手段は、前記選択した画像を、正対した状態で所定の箇所に所定の大きさで表示されるように補正する補正手段を含むことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記表示手段は、さらに、前記補正手段により補正された画像について、前記ナンバープレート領域から所定のオフセット分広げた画像を切り出す切り出し手段を含むことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記選択手段は、前記複数の画像のそれぞれについて、前記ナンバープレート領域の重心の位置を求め、該位置と前記フォーカス点との距離を前記画像毎に算出し、該画像のうち該距離が最も短いものを選択することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    検出された前記ナンバープレート領域について文字認識を行う文字認識手段をさらに備え、
    前記表示手段はさらに、該認識結果を前記選択した画像とともに表示することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記表示手段による表示を隠す手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. ナンバープレート領域を含む複数の画像を入力し、該画像のうち、該ナンバープレート領域における文字について視認性の良好な代表画像を表示する画像処理方法であって、
    入力された前記複数の画像について、算出手段がナンバープレート領域を検出し、前記画像のフォーカス点を求める算出ステップと、
    前記複数の画像から、前記ナンバープレート領域の位置前記フォーカス点の位置との距離が最も短いものを前記代表画像として選択手段が選択する選択ステップと、
    該選択した画像を表示手段が表示する表示ステップと
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法において、
    前記表示ステップは、さらに、前記選択した画像を、正対した状態で所定の箇所に所定の大きさで表示されるように補正する補正ステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    前記表示ステップは、さらに、前記補正ステップにおいて補正された画像について、前記ナンバープレート領域から所定のオフセット分広げた画像を切り出す切り出しステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
    前記選択ステップにおいて、前記複数の画像のそれぞれについて、前記ナンバープレート領域の重心の位置を求め、該位置と前記フォーカス点との距離を前記画像毎に算出し、該画像のうち該距離が最も短いものを選択することを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
    前記算出ステップよりも後であって前記選択ステップよりも前に、さらに、検出された前記ナンバープレート領域について文字認識手段が文字認識を行う文字認識ステップを含み、
    前記表示ステップにおいて、さらに、該認識結果を前記選択した画像とともに表示することを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
    前記表示ステップによる表示を隠すステップをさらに含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項7に記載に記載された画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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