JP4944267B1 - 選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体 - Google Patents

選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチ式入力装置を用いた端末機器上での文字入力や選択肢選択を、単純な動作
で行える選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能
なプログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入
力装置を有する端末機器において操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配
置された選択肢グループを複数設け、連動する事により選択肢グループ内の選択肢を選択
する手段と選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から、グループ部以外の画面領
域へのスライド操作実行による移動とそれに伴う選択状態解除をもって前記選択肢の選択
確定とする操作手段と、選択中のかな文字に関連文字が存在する場合は選択肢へのタップ
回数によって切り替えて表示する手段とを有して構成される。

Description

本発明は、選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体に関するものであり、特にタッチ式入力装置を有する端末装置の操作性向上に関するものである。
近年、タッチパネルやタッチパッド等のタッチ式入力装置を用いた、様々な端末機器が一般に広く普及してきている。これらの端末上で選択実行する際には、仮想的に表現されたキーを指で押下(タップ)する必要があり、文字入力のように数多くのキーから連続して選択するためにいくつかの方法が考案されている。
通常のQWERTY配列のキーボードをそのままソフトウェアキーボードに置き換えたものや、1キーに複数の文字を割り当て、キーを連続打鍵することで文字選択を行うもの(特許文献1)や、フリック方式と呼ばれる、選択された代表文字の上下左右に関連文字のキーが展開されるもの(特許文献2)が知られている。
特開2003−140814号公報 特開2011−96199号公報 米国特許公開20020000978A1
上記のような、現在利用されている入力方法は、それぞれ以下のうちのいくつかの難点をかかえていた。
1.打鍵数が多い
2.習得に時間がかかる
3.指を複雑に動かす必要がある
4.両手を使わないと入力し難い
5.選択する文字や、その周囲の文字が指で隠れるため入力し難い
6.物理キーのような触感がない為、押下するキーを視認する必要があり、その結果、入力部と出力部の双方に視線を動かす必要がある
本発明の目的は、操作性を向上させる事により以上の課題を全て解決する為の選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明の選択肢選択・文字入力装置は、以下の手段を有する。
1.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを
複数設け、これらが連動する事により選択肢グループ内の選択肢を、選択する手段
と、
選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へ
のスライド操作実行による移動をもって前記選択肢の選択確定とする操作手段と、
最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グル
ープ部以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢
の選択確定とする操作手段と、
を有する。
2.ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読
み込むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示する手段
を有する。
3.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在
する場合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示する
手段
を有する。
本発明の選択肢選択・文字入力方法は、以下のステップを有する。
1.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを
複数設け、これらが連動する事により選択肢グループ内の選択肢を選択するステッ
プと、
選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へ
のスライド操作実行による移動をもって前記選択肢の選択確定とするステップと、
最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グル
ープ部以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢
の選択確定とするステップと、
を有する。
2.ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読
み込むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示するステ
ップ
を有する。
3.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在
する場合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示する
ステップ
を有する。
本発明のコンピュータ読取可能なプログラムは、以下のステップを有する方法をコンピ
ュータに実行させる。
1.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを
複数設け、これらが連動する事により選択肢グループ内の選択肢を選択するステッ
プと、
選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へ
のスライド操作実行による移動をもって前記選択肢の選択確定とするステップと、
最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グル
ープ部以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢
の選択確定とするステップと、
を有する。
2.ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読
み込むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示するステ
ップ
を有する。
3.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在
する場合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示する
ステップ
を有する。
本発明の記録媒体は、以下のステップを有する方法をコンピュータに実行させる選択肢
選択・文字入力プログラムを記録する。
1.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを
複数設け、これらが連動する事により選択肢グループ内の選択肢を選択するステッ
プと、
選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へ
のスライド操作実行による移動をもって前記選択肢の選択確定とするステップと、
最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グル
ープ部以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢
の選択確定とするステップと、
を有する。
2.ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読
み込むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示するステ
ップ
を有する。
3.タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置
を有する端末機器において
最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在
する場合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示する
ステップ
を有する。
本発明の選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体によれば、各ユーザーが無理なく指の動かせる範囲という定まったわずかな面積上を単純な指の動きで、文字入力や選択肢選択を行うことができる。そのため、選択内容を音声出力させる等の工夫を加えることで視覚障がい者によるソフトウェアキーボード利用が可能な状態にすることもできる。
初めて利用するユーザーでも説明文等がない状態で、直観的に操作方法を理解できる。ある程度操作に慣れてきたユーザーは指先の選択肢グループを見ずに、選択肢グループ内容表示部を見ると同時に自分の指の状態を把握する事で、指も視線も複雑に動かさなくて済むため、他方式よりも速い文字入力が可能となる。さらに、選択肢グループ部を含む文字選択・入力部分を半透明、または完全な透明で表現することで、入力済みの文字列の表示部分を大幅に広くすることができる。
また、本発明は文字入力に限らず、アンケートやクイズの選択肢、契約書のような法律文書等の系統だった文書を選択肢化したもの、などに用いる事で従来よりも早く選択や検索が出来るようになる。
本発明の実施形態1におけるタッチ式入力装置上での拇指の可動範囲の例を示した説明図である。 本発明の実施形態1における第一選択肢グループ内での選択中状態を示した説明図である。 本発明の実施形態1における第二選択肢グループ内での選択中状態を示した説明図である。 本発明の実施形態1における第一選択肢グループへの移動、および第二選択肢グループ内での選択確定を示した説明図である。 本発明の実施形態1における第二選択肢グループ内での選択中選択肢の関連文字への変更を示した説明図である。(2文字目) 本発明の実施形態2の、右手による操作に対応した選択肢グループ配置を示した説明図である。 本発明の実施形態3の、両手による操作に対応した選択肢グループ配置を示した説明図である。 本発明の実施形態4の、タブ部とラベル部をまとめた選択肢グループ配置を示した説明図である。 本発明の実施形態における、選択肢グループ位置・形状設定のフローチャートである。 本発明の実施形態における、文字選択操作でのスライドによる確定、タップによる関連文字切り替え、選択リセットのフローチャートである。
本発明の実施形態による選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体を、図を参照して以下に説明する。
ここで、本発明の請求項1に記載のタッチ式入力装置を有する端末機器とは、スマートフォン等のように、タッチパネルを具備しユーザーのタッチパネルへの接触を入力情報として検出し、ユーザー入力とする端末や、タッチパッドを具備しユーザーのタッチパッドへの接触を入力情報として検出し、ユーザー入力とする端末などの事であり、それぞれユーザーによる入力結果を出力する表示装置を有する。
図1は、一般にスマートフォンと呼ばれるタッチ式入力装置を有する端末装置を左手で保持しつつ、拇指を容易に、かつ精密に可動させることが可能な範囲の一例である。タッチパネル等の操作時に、拇指は掌に対して左右には大きく動かせても上下には動かしにくいという可動領域の制限を考慮した結果、拇指の第一関節の曲げ角度を変化させることで、110の軌跡1のみならず、120の軌跡2の位置においても拇指を弓状に精密可動させることが可能な範囲が存在することを示したものである。
本発明は、上記6つの課題を解決するために文字入力部に、従来のように物理的なキー
ボードと同じ位置に選択肢キーを配置するのではなく、指を精密に可動させることが可能
な弓状(あるいは、人によっては斜線状でもかまわない)の範囲に、選択肢グループを配
置するものである。これにより、文字のように多くの選択肢がある場合でも、容易に指を
動かせる範囲に全ての選択肢を収めることが出来る。
以下に、実施形態1について説明する。
本発明は、指を精密に可動させることが可能な弓状の範囲2か所に、複数の選択肢からなる選択肢グループを配置する。選択肢グループを構成する各選択肢は、選択肢内容を表示するラベル部と、選択操作時に前記ラベル部が視認できなくなる事を防止するための前記ラベル部の選択領域となるタブ部で構成され、次選択肢グループを構成する選択肢の配列データを有している。つまり、かな文字入力時は、第一選択肢グループの選択肢を「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の各行ごとに生成した場合、第二選択肢グループに生成される選択肢は、第一選択肢グループで「は」行を選択時には選択肢が有している配列データ「は、ひ、ふ、へ、ほ」となる。但し、最終選択肢グループ(当実施形態では第二選択肢グループ)を構成する選択肢の配列データは各選択肢内容に対する関連文字とする。配列データの関連文字とは、濁音、半濁音、小書き文字を指し、例えば「ふ」の場合は「ぶ、ぷ」の2つ、「あ」の場合は「ぁ」の一つであり、「な」行の選択肢のように関連文字が存在しないケースもある。
利便性を向上させる為、第一選択肢グループの選択肢のひとつとして「記号」を選択できる事が望ましい。「記号」選択肢の配列データには、長音記号や句読点、カンマ、スラッシュなど(アルファベット入力時は、アットマークやピリオド、ハイフンなど別の記号となる)、文章入力時に一般的によく使用される5つ前後の記号を有している事が望ましい。
第一選択肢グループのタブ部は該タブ部の何処かの場所をタップ操作することで、別の
記号や英数の選択肢等、清音以外の選択肢群へと変化し、前記タブ部への再度のタップ操
作により元の選択肢グループへと表示が戻るといった仕組みを有している事が望ましい。
細かい操作が難しいユーザーも存在する事を考慮すると、前記の仕組みを応用することにより、一度に表示される第一選択肢グループの選択肢を「あかさたなはまやらわ」のように10件表示のものと、「あかさたな」のようにとりあえず5件のみを表示し、第一選択肢グループタブ部の何処かをタップ操作することにより後半の5件「はまやらわ」と切り替えて表示できるものとを、設定により変更可能にするという仕組みを持たせる事が望ましい。
選択済み選択肢出力部付近には、210のように選択肢グループ内容表示部を表示することにより、自分が現在選択しようとしている選択肢が明確に把握できる。選択肢グループ内容表示部には、常に選択中の選択肢が有している配列を表示している。ただし、最終選択肢グループ内を選択中の時は最終選択肢グループを構成する選択肢を表示し、選択中の選択肢は判別しやすくするため、文字の大きさを変化させたり、色を変えたり等と目立たせる。また、選択肢グループ内容表示部を表示することにより、入力部分を透明にした状態での入力も可能になる。
選択肢グループ部以外の領域においても、1つから2つ程度のボタンならば手元を見ずに、おおよその指の位置のみで操作でき、そのままスムーズに選択肢グループ部での選択操作へと戻る事が可能なので、図6の320のように選択肢グループの内側に、バックスペース、エスケープ、スペース、改行など、文章入力時によく用いられる機能を持つキーを2つ程度追加して、いっそうの操作性向上を図る事が望ましい。
本発明は以上の構成からなるものであり、以下に操作について説明する。
選択肢グループの位置や形状の決定方法は、図9のフローチャートにあるように、指で軌跡を描く事により各自の手にあった形状を設定するか、または形状変更可能な図形を予め用意し、各ユーザーにより変更された前記図形の「位置」、「角度」、「長さ」、「曲率」を保存した設定データを読み込むことにより、選択肢グループの形状と配置位置とを決定するか、予め操作画面に対して斜線状あるいは弓状の、位置及び形状が変更不可能な図形を配置するか、のいずれかの方法により決定される。但し、人によって手の大きさや指の長さ、指の可動範囲は異なるので、各ユーザーにとって最も快適に利用できるようにする為に、選択肢グループの位置及び形状の設定は、特にスマートフォンのように不特定多数が使用することのない機器では、ほぼ必須と考えられる。
図2は、「これらの区分を」と入力する途中の状態であり、「これらの」に続き、「く」の選択中の状態を表したものである。はじめに、第一選択肢グループのタブ部に接触すると、選択状態となった第一選択肢グループの選択肢のタブ部と該ラベル部の色が、選択している時の色(以下、選択色と称する)へと変化する。第一選択肢グループのタブ部上で指をスライドさせ、「か」行のタブ部まできたら指を止める。この時、第一選択肢グループの表示は、スライドによる移動に従って現在の選択肢のみが選択色へ変化する。第二選択肢グループのラベル部の表示と選択肢グループ内容表示部は、第一選択肢グループの選択内容に合わせて随時変化し、最終的に「か」行の配列データを表示するため、双方とも「かきくけこ」となる。
図3は、図2の状態から第二選択肢グループ中の選択肢「く」を選択した状態を表したものである。「か」行の中の選択肢を選択する為に、図2の状態から拇指の第一関節の曲げ角度のみを変化させ、第一選択肢グループのラベル部に接触するスライド操作を実行する。現選択肢グループのラベル部に接触した際に前記ラベル部は、次選択肢グループのタブ部へと切り替えて表示する。これは、連続したスライド操作が実行可能な状態に各選択肢グループのタブ部を配置し直すことにより、選択肢選択に要する移動距離を短縮する為と、現在自分が選択している選択肢を追いやすくするという2つの理由がある。次に、第二選択肢グループのタブ部上にある指をスライド操作により、「く」の選択肢まで移動させる。この時、第一選択肢グループのタブ部の選択色は固定された状態であり、第二選択肢グループの選択状態となった選択肢のタブ部とラベル部の色が選択色へと変化する。同時に、選択肢グループ内容表示部内の「く」も選択色へと変化し、200の選択済み選択肢を出力する場所に「く」を表示するが、この時点ではまだ選択確定ではない。
図4は、図3の状態から「く」の選択肢出力を確定し、次の「ぶ」を選択する為に第一選択肢グループのタブ部上で「は」行を選択中の状態を表したものである。「く」の選択肢出力を確定するために、図3の「く」の選択状態から拇指の第一関節の曲げ角度のみを変化させ、スライド操作により第一選択肢グループのタブ部へと移動して選択状態を解除する。つまり、現在選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から、スライド操作による移動で選択状態を解除することで直前に選択されていた選択肢に確定する。この時、第二選択肢グループのタブ部は第一選択肢グループのラベル部へと表示が切り替わる。そのまま次に入力する文字「ぶ」を選択するために第一選択肢グループのタブ部上で「は」行を選択する。
図5は、図4の状態から「ふ」を選択し「ぶ」へと変更した状態を表したものである。
図4の「は」行を選択した状態から第一選択肢グループのラベル部へ指をスライドさせ、
第二選択肢グループのタブ部へ変化したところで「ふ」を選択する。この状態で選択中の
第二選択肢グループのタブ部から一旦指を離し、再度、同選択肢に接触することによりタ
ップ操作が実行されたと見做され、選択肢「ふ」の持つ関連文字「ぶ、ぷ」へ変化する。
この例では、1回のタップで「ぶ」へ、2回のタップで「ぷ」へ、3回のタップで再び元
の「ふ」へ、と順に変化していく。また、選択肢グループのタブ部から指を離して、再度
接触した部分が直前に選択された選択肢グループ以外の領域だった場合は、選択がリセッ
トされた状態となる。
図10は、選択時にタッチ式入力装置上にて行われる「スライド操作による選択確定」、「タップ操作による関連文字切り替え」、「指を離した事による選択リセット」の関係を示したフローチャートである。
なお、スライドにより同時に選択された状態となったキーは、最後に選択状態になったキーを現在選択されているキーとし、タップ操作時に同時に押下状態になったキーにおいては、指が離れる直前に選択状態にあったキーを優先的に現在タップされたキーとする。
以下に、実施形態2について説明する。
図6は、本発明の実施形態2におけるタッチ式入力装置を有する端末機器の画面表示の例である。実施形態2は、左手による操作に適した実施形態1の画面表示を、右手による操作に適した画面表示に変更したものであり、操作方法などその他に差異はない。
以下に、実施形態3について説明する。
図7は、本発明の実施形態3におけるタッチ式入力装置を有する端末機器の画面表示の例である。実施形態3は、両手を用いての操作に適した画面表示に変更したものであり、第一選択肢グループと第二選択肢グループを左右に分け、各選択肢グループを左右の手の指で操作するというものである。この実施形態の長所は2点あり、一つ目は両選択肢グループに最初から接触している状態のため、選択速度の若干の向上が見込まれる点である。二つ目は両手での操作が可能になった事に伴い、それぞれの選択肢グループの内側によく用いられる機能を持つキーを2つずつ、計4つ配置することが出来るという点である。
以下に、実施形態4について説明する。
図8は、本発明の実施形態4における操作方法の例である。「第一選択肢グループのタブ部、第二選択肢グループのタブ部、第一選択肢グループのラベル部、第二選択肢グループのラベル部」の順に配置されることにより、第一選択肢グループのタブ部から第二選択肢グループのタブ部へのスライド操作時に、実施形態1のようなラベル部からタブ部へ表示が変化するといったこと無しに選択が行われる。図8の例では、「か」行を選択後に、「く」までスライドさせた状態を表している。
本発明の効果は、携帯電話機や携帯端末等のタッチ式入力装置を備えた装置上で、人間工学に基づいた選択肢選択・文字入力を可能とするものであり、片手においても容易に操作が出来る。さらに選択内容を音声出力させる等の工夫を加えることで視覚障がい者によるソフトウェアキーボード利用が可能な状態にすることもできる。また、本発明はアルファベットや日本語のみならず、多くの言語の文字選択においても有効と思われる為、選択肢選択・文字入力装置、選択肢選択・文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラム及び記録媒体として有用である。
110 軌跡1
120 軌跡2
130 タッチ式入力装置を有する端末装置
140 タッチ式入力装置
200 選択済み選択肢出力部
210 選択肢グループ内容表示部
220 操作中の指の位置
230 第一選択肢グループのタブ部
240 第一選択肢グループのラベル部/第二選択肢グループのタブ部 (使用状態により変化する)
250 選択中を表す状態
260 第二選択肢グループのラベル部
270 選択肢グループ内容表示部(選択中)
300 第一選択肢グループ
310 第二選択肢グループ
320 よく用いられる機能を持つキーの配置例
500 第二選択肢グループのタブ部
510 第一選択肢グループのラベル部

Claims (8)

  1. タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置を有
    する端末機器において
    操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを複数設
    け、これらが連動する事により、選択肢グループ内の選択肢を選択する手段と、
    選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へのスラ
    イド操作実行による移動をもって、前記選択肢の選択確定とする操作手段と、
    最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部
    以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢の選択確定と
    する操作手段と、
    を有することを特徴とする選択肢選択・文字入力装置。
  2. ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読み込
    むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示する手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の選択肢選択・文字入力装置。
  3. タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置を有
    する端末機器において
    最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在する場
    合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示する手段
    を有することを特徴とする選択肢選択・文字入力装置。
  4. タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置を有
    する端末機器において
    操作画面に対して斜線状、あるいは弓状に各選択肢が配置された選択肢グループを複数設
    け、これらが連動する事により、選択肢グループ内の選択肢を選択するステップと、
    選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部以外の画面領域へのスラ
    イド操作実行による移動をもって、前記選択肢の選択確定とするステップと、
    最終選択肢の選択時は、選択中の選択肢を有している選択肢グループ部から該グループ部
    以外の画面領域へのスライド操作実行による移動をもってのみ、前記選択肢の選択確定と
    するステップと、
    を有することを特徴とする選択肢選択・文字入力方法。
  5. ユーザーが各自の指の可動領域に沿った形状及び位置を任意に設定したデータを読み込
    むことにより、選択肢グループの形状及び配置位置とを決定して表示するステップ
    を有することを特徴とする請求項4記載の選択肢選択・文字入力方法。
  6. タップまたはスライド操作を検出する選択肢入力手段を備えた、タッチ式入力装置を有
    する端末機器において
    最終選択肢の選択時に限り、選択中の清音かな文字選択肢に対して関連文字が存在する場
    合、前記選択肢への連続的なタップの回数によって順に切り替えて表示するステップ
    を有することを特徴とする選択肢選択・文字入力方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させる選択肢選択・文字
    入力プログラム。
  8. 請求項7に記載の選択肢選択・文字入力プログラムを記録した記録媒体。
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