JP4941697B2 - 缶蓋開封具 - Google Patents

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Description

この発明はフィルム製の缶蓋を持つ陽圧缶を簡易に開封するための開封具に関するものである。
飲食物等の内容物を充填し保存する容器として缶が使用されている。これらの缶は内容物を収容する缶胴とその缶胴の上端開口部を閉じる缶蓋とからなっていて、缶蓋はその外周縁部で缶胴の上端に巻き締め固定されている。
缶蓋は缶胴と同様に金属板製であることが多いが、缶蓋の一部分に金属箔やプラスチックのラミネートフィルム等の膜体を使用する場合がある。
本件特許出願の出願人は先にフィルム缶蓋を提案した(特開2004−168318号)。この提案されたフィルム缶蓋は、中央部寄りに開口部を有し外周縁部に巻き締め部を有するめがね蓋とそのめがね蓋の中央開口部を気密に閉じるラミネートフィルム製の膜蓋とから成るものである。
缶を開封する場合には缶切り等の刃物で缶蓋を切り裂いて開口させるのであるが、この切り裂きの対象であるラミネートフィルム等の膜体は柔軟で剛性が小さく、かつ可撓性があるので予定された開口形状に切り裂くのが必ずしも容易ではない。
缶の内部圧力は内容物の種類に応じて陽圧、陰圧または無圧の状態になっており、例えば、内容物がコーヒーの場合は、コーヒー粉から炭酸ガスが発生するためドライアイス等を充填して缶を炭酸ガスで充満させて陽圧化したり、また、他の内容物の場合は、ヘッドスペース内の酸素が内容物に吸収されて内圧が陰圧となる場合があるが、ラミネートフィルムに刃物を当てて切り始めた瞬間に内圧により内容物のコーヒーの粉末の一部が噴出して顔面に吹きかかったり、周囲に散乱するという問題があり、また、缶内が外気圧より低い商品の場合も、急速に外気が流入し、内容物の特に粉末が吹き飛ばされて衣服等を汚損する恐れがある。さらに、円筒状のカッターを用いて開封を行った場合、缶蓋を構成するフィルムが一度に全部切れ落ち、陽圧の場合にはフィルムの突出、陰圧の場合はカッターが手ごと缶内に入り込み、安全、衛生上好ましくない。
この傾向は缶蓋が予定された整った開口形状に切り裂くことができない場合に強まることになる。また、開封操作に大きな力を要する場合には、老人や女性には円滑な開封操作が困難になる。
実開昭57−11725号 実開平1−96832号 実開昭61−149576号 特開2002−337895号 特開昭52−148389号 特開2001−106248号 特開2003−26219号 特開平7−330009号
容器の注出口を閉じている金属箔やプラスチックのラミネートフィルムを切断して開封する技術の例としては、上記の特許文献に示すものがある。特許文献1の技術は容器のプラスチック被覆アルミシート製蓋体に刃筒26を突き立てて切り裂き開封するものであり、特許文献2の技術は容器本体の上端面上を閉じるフィルム9を操作体14の刃17で切り裂いて開封するものであり、特許文献3の技術はストローを差し込んで内容液を吸引するにつれて、容器内が減圧になるのを防ぐために、容器内外圧力平衡用容器通路を形成するための突出部7を開封用ストローの外面に設けたものであり、特許文献4の技術は、バッグインボックスの内容物取出口20をカッターで開封するものであり、特許文献5の技術はフィルム製の蓋体3の注出口を形成しようとする部分にキャップを接着剤で接着しておき、開封時にキャップを回して蓋体をねじ切り開封するものであり、特許文献6の技術は密封パッケージを開口装置2のカッター55を差し込んで開封するものであり、特許文献7の技術は密封パッケージを開口装置2の管状切断部材8を差し込んで開封するものであり、特許文献8はボトルの口部を閉じているアルミ箔34をキャップの刃先28で切断して開封するものである。
しかるに、これらの切断開封の技術は容器内部が常圧のものについてのものであるので、これらは容器内部が加圧されている陽圧缶の開封には適用することができない。
一方、この特許出願の出願人は先に陽圧缶の開封具を出願した(特開2005−231640号)。この出願で提案された開封具は、フィルム蓋体をもつ陽圧缶の上端部を覆うカバーキャップの内側に切刃を出没可能に取り付け、開封時には切刃を露出させてカバーキャップごとフィルム蓋体に押し付け、切刃をフィルム蓋体に刺し込んだ状態でカバーキャップをフィルム蓋体の中心の回りに回転させ、フィルム蓋体を切断して開封するものであって、陽圧によるフィルムの張りを利用して切刃の突き立て、刺し込みを容易にし、フィルム蓋体の周縁部を形良く切断して開封することができる。しかし、この場合は切刃をキャップに取り付ける部分にヒンジが設けられていて、この部分にカバーキャップを回転させた時の力が作用するので、ヒンジ部の破損を避けるための工夫が必要になる。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであって、フィルム蓋体を有する陽圧缶の開封時に内容物を巻き込んだガスの吹き出しを防ぐことができ、また、構造が簡単で、キャップとカッターの組合が強固であり開封時の切刃の動作を安定させて、フィルム蓋体の切断動作を良好にし、切断後のフィルム蓋体の容器内への落ち込みを防止することができ、しかも切断後の開口エッジも形良く、整形にすることができ、さらに、開封操作に要する力も小さくてすみ、その結果、簡便かつ安全に開口できるフィルム缶蓋の開封具を提供することを目的とするものである。
この目的に対応して、この発明のオーバーキャップ型開封具は、互いに分離・組付けが可能である、輪状カッター部材とキャップとからなる、缶容器の頂部を閉じる容器蓋のフィルム部を突き刺し切開・回転開封するためのオーバーキャップ型開封具であって、
該キャップの側上には外周部から凹入して内部の内方に向けて突出する突出部を形成した少なくとも2箇所の凹部と、該内部に少なくとも2箇所のアンダーカット部が設けられ、
該輪状カッター部材には半径方向の外側に張り出している少なくとも2箇所の鍔が設けられており、
該輪状カッター部材とキャップの組付けは、輪状カッター部材収納状態と、輪状カッター部材使用状態と、の二種類の状態に選択・組付け可能であり、
該収納状態にあっては、該輪状カッター部材は、刃が該キャップ側に向いた状態で保護・格納され、かつ、該輪状カッター部材の鍔が該キャップの該凹部を外れた位置で該アンダーカットにより係止・組付けされ、
該使用状態にあっては、該輪状カッター部材は、刃が該キャップの内方から開口側を向いた状態で配置され、かつ、該輪状カッター部材の鍔が該キャップの凹部の下端部に係止・組付けられることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、カッター未使用時にはキャップにより刃が保護され、さらに、キャップの外方側から凹部(キャップの口部から内方を見た場合は凸部)を外した位置に鍔を収めるので輪状カッター部材はキャップの奥に格納できるので、容器天面部と輪状カッター部材が干渉してキャップが容器に係止出来なくなる虞がない。カッター使用時には刃がキャップ下方に向いた状態で、さらに、キャップの凹部下端部(キャップ口部側から内方を見た場合は凸部上端部)に鍔を係止するので、輪状カッター部材はキャップを容器に係止する前後に輪状カッター部材の刃が容器天面のフィルム部に接触し突き破れる位置まで配置することが可能である。またキャップの凹部に指を掛けやすくなり、フィルム蓋を突き刺し切開後、開封具をつかんで回転開封する動作が行い易くなる。
また、鍔や凹部を2箇所以上設ける配置することで、刃の組付けは安定し、フィルム蓋を回転開封する際も輪状カッターはキャップにしっかり固定できる。より好ましくは4箇所以上設けると、輪状カッター部材の撓みを防止できるため好ましい。
請求項2に記載した発明では、簡易的に輪状カッター部材をキャップに組付け、輪状カッターをキャップから外れにくくすることで輪状カッターとキャップを一体物の開封具として使用可能である。
請求項3に記載の発明では、輪状カッター部材収納状態から、キャップの奥方に収納されている輪状カッター部材を取り外す際、輪の内方に設けられているフランジに指を掛けて輪状カッター部材をキャップから取り外しやすくなる。
請求項4に記載の発明では、一度にフィルムが突き破れることが無いため、安全にフィルム部を切開でき、さらに回転開封動作でフィルム部を切り落としても、開封具が容器の中に落ちてしまうこともない。
請求項5に記載の発明では、粉体を陽圧で封入したフィルムを有する蓋付きの缶に対し、突き刺し切開で陽圧ガスを抜き、回転開封動作でフィルムを切り落とす安全開封動作が可能であるため、好適である。
請求項6に記載の発明では、刃を下向きに突出させた状態でキャップに組付け刃がフィルム缶蓋のフィルム部を開封する時にキャップがフィルム部を覆う状態になるので、開封時の内容物のまたはガスの顔への吹き出しを防ぐことができる。
輪状カッター部材はキャップ内に組付けて取り付けることができるので、未開封時にも輪状カッター部材を缶容器に付属させることが容易である。
開封時のカッターの回転はカッターを組付けたキャップごとに行うことになりキャップはカッターより大径であるので、小さな力で容易に膜体を切断することができる。
請求項7に記載の発明では、輪状カッター部材の位置決めが確実である。
請求項8に記載の発明では、輪状カッター部材の保持が確実である。
請求項9に記載の発明では、凹部27の形状はキャップ21の胴部24を外側から内側にへこませただけの形状であるので、材料も増加せず、別部材も必要としないので凹部の形成が容易である。
以下、この発明の詳細を一実施態様を示す図面について説明する。
図1において1はオーバーキャップ型開封具であり、缶容器2に装着されて使用されるものである。
缶容器2は図6、図7に示すように、缶胴3の上端に容器蓋4を巻締部5において巻き締め固着したものである。容器蓋4は外側部分のめがね蓋6と中央部分のフィルム部7とからなっている。
めがね蓋6は容器蓋4の中心線9を共通の中心とする環状の金属板製で、内周縁部にカール部8を有し、中央部に開口11を有する。フィルム部7はめがね蓋6の内面にヒートシール、または接着シールされて、めがね蓋6の開口11を閉じている。
この容器蓋4のフィルム部7がこの発明のオーバーキャップ型開封具1による切り裂き開封の対象例である。
図1〜3に示すように、オーバーキャップ型開封具1はキャップ21と輪状カッター部材22とからなっている。輪状カッター部材22はキャップ21にアンダーカット43と鍔35との係止により分離可能に組付けられている。
オーバーキャップ型開封具1のキャップ21は輪状カッター部材22が組付けられた状態で缶胴3の頂部の容器蓋4を覆う状態で缶胴3の頂部にアンダーカット23により嵌合し、中心線9の回りに回転可能である。図2に示すように、キャップ21は筒状の胴部24とその上端部を閉じる天板25とが囲む下端開放の空間26を構成しており、この空間26内の周辺部には中心線9回りの一周のうちの所定の角度位置(図4のθ1)、図示の場合は0°、90°、180°、270°の4位置において、かつ所定の角度範囲(θ2)(図示の場合は約45°)で、取り付け台座部として機能する凹部27が外周部から内方に向けて張出している。凹部27の内端28(図2)の半径方向位置はR1である。また凹部27の下面31の高さ位置はh1である。
図3に示すように、輪状カッター部材22はフレーム32を有し、フレーム32の下面に中心線9方向に延出する刃33が設けられている。刃33の側面にはガス抜き溝29が形成されている。フレーム32は環状のフレーム本体34とその外方に張り出している取り付け部として機能する鍔35とを有している。鍔35はフレーム本体34の周囲から中心線9回りの一周のうちの所定の角度位置(θ3)、図示の場合は0°、90°、180°、270°の4位置において、かつ所定の角度範囲(θ4)(図示の場合は約45°)で、フレーム本体34から半径方向に突出している。凹部27の下面31には係止用凸状36(図2)が設けられており、鍔35には係止用孔37(図3)が形成されている。輪状カッター部材22の刃33の刃先の形状は波状であり、後述するように、輪状カッター部材22を容器蓋のフィルム部7に押し込み、フィルム部7に突き刺し切開した際、フィルム部7が輪状に既切部、未切部が交互に配置されるように部分的に切り開かれ、この未切部が一箇所当たり3mm以上切れ残るようにする。またこのための押し込み量を規制するストッパー44を設ける。この実施態様ではストッパー44は容器蓋のカール部8の上面が構成している。(図4(b)参照)。
キャップ21では胴部24の胴壁の4箇所が内側に凹入して、内側から見れば空間26内に突出した4ヶの凹部27が形成される結果、外側から見れば、胴部24の胴壁がへこんでへこみ41が形成されたことになる。このへこみ41は上述の凹部27としての機能だけでなく、後述する指掛け42若しくは滑り止めとしても機能するものである。
このように構成されたオーバーキャップ型開封具1の作用は次の通りである。
オーバーキャップ型開封具1は未開封の缶容器2に付属される。缶容器2の未開封時、すなわち缶容器2の流通時においては、図1に示すように、オーバーキャップ型開封具1はキャップ21に輪状カッター部材22が組付けられた状態で缶容器2の頂部の巻締部5(図6)にアンダーカット23を利用して嵌合し、容器蓋4を覆っている。この時、輪状カッター部材22は刃33を上向きにして刃先がキャップ21の天板25にほとんど触れる状態となっており、輪状カッター部材22のフレーム32のフレーム本体34がキャップ21の凹部27の内側に嵌入し、鍔35が隣り合う2つの凹部27の間に嵌入した状態で、キャップ21のアンダーカット43により空間26内に保持されている。刃先は天板25に接触してもよいが、内方ストッパーとなる段差部54によって鍔35の上方移動も制限し、刃先が天板25へ当たらなくすると、カッター部材22を納めたキャップ21を缶容器2へ天板25から押圧して嵌合係止する際天板部25で刃先を痛めるおそれがなく、好ましい。
次に缶容器2の容器蓋4を開封する場合は、まず缶容器2の頂部に嵌合しているキャップ21をはずし、次にキャップ21から内方フランジ50を指で摘んで輪状カッター部材22を分離し、輪状カッター部材22を反転させ、図4に示すように、刃33を下に向けた状態で再びキャップ21に組付ける。このとき、輪状カッター部材22のフレーム32のフレーム本体34はキャップ21の凹部27より中心線9寄りに位置し、鍔35が凹部27の下面に当接し、鍔35の係止用孔37が凹部27の係止用凸状36に嵌着して固定される。このときガイド52(図1、2、4)を設けておくと嵌着前に位置決めができ、さらに後述するキャップ21の回転によるフィルム部7の引き切りの際の支えにもなり好ましい。こうして輪状カッター部材22をキャップ21に組付けたオーバーキャップ型開封具1を再び缶容器2の頂部に嵌合させる。このとき刃33は缶容器2の容器蓋4のフィルム部7に対向し、位置もほぼフィルム部7の切り始め位置(カール部8の内縁)に決まっている。
この状態から、開封操作としてオーバーキャップ型開封具(キャップ21)を手で中心線9方向に押し下げると、刃33がフィルム部7に突き刺さって開封し、ガス抜きが行われる。このとき仮に内容物の吹き出しがあっても、ガス抜き溝29を通して空間26に流れ、それはキャップ21によって止められる。ついで、図5に示すようにキャップ21の外側から指掛け42に指をかけてキャップ21を中心線9回りに回転させると輪状カッター部材22の刃33がフィルム部7を引き切り、缶容器2の開口11が開き、キャップ21を取り外せば開口11から内容物の取り出しが可能となる。
このようにこの開封具では、フィルム蓋体を有する陽圧缶の開封時にガス放出速度及びガス放出状態を良好に調整して、内容物を巻き込んだガスの吹き出しを防ぐことができ、また、開封時の切刃の動作を安定させて、フィルム蓋体の切断動作を良好にし、切断後のフィルム蓋体の容器内への落ち込みを防止することができ、しかも切断後の開口エッジも形良く、整形にすることができ、さらに、開封操作に要する力も小さくてすみ、その結果、簡便かつ安全に開口できるフィルム缶蓋の開封具を得ることできる。
なお、輪状カッター部材22は輪の一部が途切れていても1つの部材として繋がってあれば形態は特に問わないし、円筒に近い多角形筒状でもよい。また容器も、めがね蓋6と缶胴3の封止、フィルム部7のめがね蓋6への貼り付け方は本形態に限らず、適宜変更可能である。
開封具を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は底面図である。 キャップの縦断面図。 カッター部材を示す図で、(a)は刃を下に向けた状態の縦断面図、(b)は刃を上に向けた状態の縦断面図、(c)は平面図である。 使用時の開封具を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は底面図である。 開封具の操作状態を示す斜視説明図。 缶容器を示す縦断面図。 缶容器を示す平面図。
符号の説明
1 オーバーキャップ型開封具
2 缶容器
3 缶胴
4 容器蓋
5 巻締部
6 めがね蓋
7 フィルム部
8 カール部
9 中心線
11 開口
21 キャップ
22 輪状カッター部材
23 アンダーカット
24 胴部
25 天板部
26 空間
27 凹部
28 内端
29 ガス抜き溝
31 下面
32 フレーム
33 刃
34 フレーム本体
35 鍔
36 係止用凸状
37 係止用孔
41 へこみ
42 指掛け
43 アンダーカット
44 ストッパー
50 内方フランジ
52 ガイド
54 段差部

Claims (5)

  1. 互いに分離・組付けが可能である、輪状カッター部材とキャップとからなる、缶容器の頂部を閉じる容器蓋のフィルム部を突き刺し切開・回転開封するためのオーバーキャップ型開封具であって、該キャップの側上には外周部から凹入して内部の内方に向けて突出する突出部を形成した少なくとも2箇所の凹部と、該内部に少なくとも2箇所のアンダーカット部が設けられ、該輪状カッター部材には半径方向の外側に張り出している少なくとも2箇所の鍔が設けられており、該輪状カッター部材とキャップの組付けは、該輪状カッター部材の収納状態と、該輪状カッター部材の使用状態と、の二種類の状態に選択・組付け可能であり、該収納状態にあっては、該輪状カッター部材は、刃が該キャップの天板側に向いた状態で保護・格納され、かつ、該輪状カッター部材の該鍔が該キャップの該凹部を外れた位置で該アンダーカット部により係止・組付けされ、該使用状態にあっては、該輪状カッター部材は、該刃が該キャップの内方から開口側を向いた状態で配置され、かつ、該輪状カッター部材の該鍔が該キャップの該凹部の下端部に係止・組付けられる、オーバーキャップ型開封具。
  2. 該輪状カッター部材の該鍔には係止用孔が設けられ、該キャップの該凹部の該突出部の下端部には係止用凸状が設けられており、該使用状態にあっては、該鍔の該係止用孔と該キャップの該凹部の該突出部の該下端部の該係止用凸状が嵌着することにより係止・組付けされることを特徴とする請求項1に記載のオーバーキャップ型開封具。
  3. 該輪状カッター部材の内側面に沿って内方に張り出すフランジが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のオーバーキャップ型開封具。
  4. 該容器蓋は内周縁部にカール部を有する開口を有するめがね蓋と該めがね蓋の該開口を閉じるフィルム部を有し、該輪状カッター部材の刃が波状であり、該オーバーキャップ型開封具を該フィルム部を有する該容器蓋に押し込み、該波状の刃を該フィルム部に突き刺し切開した際、フィルム部が輪状に、切部・未切部が交互に配置されるように部分的に切り開かれ、該未切部が一箇所当たり3mm以上切れ残るよう、押し込み量を規制するストッパーが設けられ該ストッパーは該輪状カッター部材が該容器蓋の該カール部に当接して該規制をするように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオーバーキャップ型開封具。
  5. 該缶容器が粉体を陽圧状態で封入している陽圧缶であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のオーバーキャップ型開封具。
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