JP4940619B2 - 自走式クレーン - Google Patents

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本発明は、自走式クレーンに係り、より詳しくは、起伏自在なブームと、このブームの先端に設けられた起伏自在なジブとを有する、ラッフィングジブクレーンやタワークレーン等の自走式クレーンに関するものである。
自走式クレーンとしては、例えばラッフィングジブクレーンやタワークレーン等の形態のものが知られているが、ラッフィングジブクレーンとしては、例えば後述する構成になるものが公知である。以下、この従来例に係るラッフィングジブクレーン(ラフィングジブクレーンと記載されている。)の概要構成を、添付図面を順次参照しながら説明する。
図4はシーブ付エキステンションを備えたラッフィングジブクレーンの側面図、図5はシーブ付エキステンションの側面図である。
ラッフィングジブクレーンの場合には、通常ジブ吊りだけで作業することが多いが、クレーン本体の近くでブーム吊作業を必要とする作業も要求されることがある。この従来例に係るラッフィングジブクレーンの場合、ブーム51のブームトップ51aをシーブのない簡素な構成にし、ブームによる吊作業なしの性能を確保しながら、ブームによる吊作業が必要なときには、シーブ機構付きの機能を追加してブーム吊作業を可能ならしめるように構成されている。
より詳しくは、この従来例は、ラッフィングジブクレーンのラッフィングジブに係るものであって、このラッフィングジブは、図4に示すように、履帯走行式の走行台車と、この走行台車上に旋回自在に搭載された旋回体とからなるクレーン本体の上に設けたブーム51と、ブームトップ51aに設けられたジブ52を備えたラッフィングジブにおいて、ブーム51とブームトップ51aの間に、後述する着脱可能なシーブ付エキステンション68を設けることによりジブ52によるジブ吊作業とブーム51によるブーム吊作業を可能にしたものである。前記シーブ付エキステンション68は、図5に示すように、エキステンションブラケット72とこのエキステンションブラケット72の片側に巻上ロープ69用のシーブ70を、また反対側にガイドシーブ71を備え、エキステンションブラケット72の上面と下面の四隅にブームトップ51aおよびブーム51の頂部と結合する接続ラグ73とから構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、ラッフィングジブクレーンに類似した構成の自走式クレーンとして、タワークレーンがある。タワークレーンの場合には、ブームを垂直に起立させた状態で使用されるのに対して、ラッフィングジブクレーンの場合には、図4から良く理解されるように、ブームを若干前傾させた状態で使用される点が相違する。また、タワークレーンのストラットは前部ストラットと後部ストラットとのなす角度が一定に保持されるのに対して、ラッフィングジブクレーンのストラットは前部ストラットと後部ストラットとのなす角度が変更可能である点が相違する。ラッフィングジブクレーンとタワークレーンとの間には上記のような構成上の相違があるが、これらクレーンは同様の使われ方をするものである。
特開2000−63081号公報
ところで、吊荷を吊持するに際して旋回体に搭載されてなるウインチにより巻上げ、巻下げられるラッフィングジブクレーンやタワークレーンのワイヤロープは、ブームやジブの長さにより必要長さが相違する。そのため、これらクレーンに装備されるワイヤロープの長さによって、ワイヤロープは下記のような使われ方をしている。
ケース1;これらクレーンに装備されるワイヤロープの長さが最長であって、かつ1種類の場合には、ブームとジブとの組み合わせによってはワイヤロープに余剰分が生じる。
そのため、このワイヤロープの余剰分は、常にウインチの巻上ドラムの下層に巻取られたままになっており、吊荷の吊持のために使用されることがない。
ケース2;これらクレーンに装備されるワイヤロープの長さが複数種類の場合には、ブームとジブの組み合わせに応じた長さのワイヤロープを使用するため、ワイヤロープの全長が吊荷の吊持のために使用される。
上記ケース1の場合には、ワイヤロープの余剰分が常にウインチの巻上ドラムの下層に巻取られたままになっているため、下記のような問題が生じる恐れがある。
(1)ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数が多層になるため、ワイヤロープが乱巻きになり易くなる。
(2)ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数が多層になるため、下層のワイヤロープが損傷を受ける。
(3)ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数が多層になるため、ワイヤロープのプルが低下する。
上記ケース2の場合には、長さが相違するワイヤロープを使い分けるため、上記ケース1の場合のような問題が生じるような恐れがないが、ワイヤロープの取り扱いに関する下記のような問題が生じる。
(1)ブームとジブの組み合わせを変更する度に、ワイヤロープの巻き替え作業をしなければならないため、作業準備が大変である。
(2)長さが相違する複数種類のワイヤロープを購入しなければならないから、ワイヤロープの購入費やワイヤロープの管理費が嵩む。
従って、本発明の目的は、ブームとジブとの組み合わせの如何かかわらず、長さが最長の1種類のワイヤロープであっても、ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数の多層化を回避することを可能ならしめる自走式クレーンを提供することである。
上記課題を解決するために、の発明に係る自走式クレーンが採用した手段の特徴とするところは、履帯走行式の走行台車の上に旋回体が垂直軸心回りに旋回自在に搭載され、この旋回体の前部にラチス型のブームが起伏可能に装着され、このブームのブームトップにラチス型のジブが回動可能に連結され、前記ブームとジブとの背面に沿ってこのジブの先端に導かれ、このジブの先端に設けられたトップシーブに掛けられて垂下されると共に、フックにより吊荷を吊持するに際して、前記旋回体に搭載されてなるウインチにより巻上げ、巻下げられるワイヤロープを備えてなる自走式クレーンにおいて、前記ブームまたはジブのうちの何れか一方の背面に、前記ワイヤロープを掛回すことにより、このワイヤロープの余剰分を吸収する余剰ロープ吸収装置を設けたところにある。
の発明に係る自走式クレーンが採用した手段の特徴とするところは、の発明の自走式クレーンにおいて、前記余剰ロープ吸収装置は、前記ワイヤロープの余剰分が掛回される第1シーブ群と第2シーブ群とからなり、これら第1シーブ群と第2シーブとは位置変更自在な取付金具を介して前記ブームまたはジブのうちの何れか一方を構成するパイプ部材に取着されてなるところにある。
の発明に係る自走式クレーンが採用した手段の特徴とするところは、の発明の自走式クレーンにおいて、前記余剰ロープ吸収装置は、前記ワイヤロープの余剰分が掛回される第1ドラムと第2ドラムとからなり、これら第1ドラムと第2ドラムとは位置変更自在な取付金具を介して前記ブームまたはジブのうちの何れか一方を構成するパイプ部材に取着されてなるところにある。
1乃至3の発明に係る自走式クレーンでは、この自走式クレーンのブームまたはジブのうちの何れか一方の背面に、ワイヤロープの余剰分を吸収する余剰ロープ吸収装置が設けられている。従って、1乃至3の発明に係る自走式クレーンによれば、ブームとジブの組み合わせに応じて余剰ロープ吸収装置に掛回すワイヤロープの掛回し数を変更して、ワイヤロープの余剰分を吸収することにより、ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数を一定にすることができる。そのため、ウインチの巻上ドラムへのワイヤロープの巻層数が多層になることに起因する問題を解消することができるから、ワイヤロープが乱巻きになり易くなったり、下層のワイヤロープが損傷を受けたり、またワイヤロープのプルが低下したりするような恐れがなくなるという優れた効果を得ることができる。
の発明に係る自走式クレーンによれば、取付金具への取付位置を変更して第1シーブ群と第2シーブ群との間の間隔を変更することにより、またの発明に係る自走式クレーンによれば、第1ドラムと第2ドラムとの間の間隔を変更することにより、ワイヤロープの余剰分の吸収長さを変更することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る自走式クレーンを、この自走式クレーンがラッフィングジブクレーンである場合を例として説明する。図1は本発明の実施の形態に係るラッフィングジブクレーンの側面図であり、図2は本発明の実施の形態に係るラッフィングジブクレーンの余剰ロープ吸収装置の側面図であり、図3は図2のA−A線断面図である。
図に示す符号1は、ラッフィングジブクレーン(以下、自走式クレーンという。)であって、この自走式クレーン1は履帯走行式の走行台車2を備えている。この走行台車2の上には運転室3aを有し、図示しない複数のウインチが配設され、後部付近にガントリ3bが突設されると共に、後部にカウンタウェイト3cが装着された旋回体3が旋回可能に搭載されている。この旋回体3の前部には、前記ガントリ3bに設けられた下部スプレッダ6と、この下部スプレッダ6の上方の上部スプレッダ7との複数のシーブに掛回されると共に、図示しないブーム起伏ウインチで巻取り、繰出されるブーム起伏ロープ8により引張されるガイケーブル9によって起伏されるラチス型のブーム4が装着されている。
このブーム4のブームトップ4aには、このブームトップ4aに回動可能に設けられ、ジブ起伏ロープ10により回動されるストラット11の上部ストラット11aを介して回動されるラチス型のジブ5が連結されている。
また、前記旋回体3に搭載された図示しない補巻ウインチにより巻上げ、巻下げられるワイヤロープである補巻ロープ12がブーム4の背面に沿い、次いでジブ5の背面に沿うと共に、このジブ5の背面に設けられた後述する構成になる余剰ロープ吸収装置20を経て、このジブ5の先端に導かれている。そして、この補巻ロープ12はジブ5の先端に設けられたジブトップシーブ5bに掛けられて垂下されると共に、下端に取付けられた補フック12aにより、図示しない吊荷を吊持するように構成されている。なお、旋回体3の上に基端側が枢着され、先端が前記ブーム4の背面に枢着されてなる傾斜部材は、このブーム4の起立角度を規制するバックストップ4bである。
前記余剰ロープ吸収装置20は、図2,3に示すように構成されている。即ち、この余剰ロープ吸収装置20は、ジブ5の中間ジブ5aを構成するパイプ部材に溶接され、長手方向に複数の取付穴が設けられた平板状のフレーム取付金具29に配設された第1シーブ群21と第2シーブ群22とを備えている。これら第1シーブ群21と第2シーブ群22とは同構成であって、何れも前記取付金具29に着脱自在に取付けられるベースフレーム23を備えている。このベースフレーム23には一対の平行な板部材からなるブラケット24が取付けられており、これらブラケット24に設けられた軸穴に共通しされ、キープレート27で回止めされると共に固定された支持軸25に回転可能に複数のシーブ26が支持されてなる構成になっている。なお、各シーブ26のパイプ部材側においてロープ掛装溝の開口を閉塞するように配設されてなるものは、ロープ外れ止め26aである。
前記フレーム取付金具29は、上記のとおり、ジブ5の中間ジブ5aを構成するパイプ部材に溶接されており、このフレーム取付金具29の複数の取付穴のうちの2つの取付穴に連結ピンとワッシャと割りピンとからなる着脱自在な連結ピン装置28を介して前記ベースフレーム23が取付けられるように構成されている。即ち、これら第1シーブ群21と第2シーブ群22との間の間隔は、フレーム取付金具29の複数の取付穴へのベースフレーム23の取付位置変更により変更し得るように構成されている。
なお、この実施の形態に係る自走式クレーンの場合、前記フレーム取付金具29は、ジブ5の中間ジブ5aを構成するパイプ部材に溶接されている。しかしながら、溶接構成に限らず、例えば開口側の先端に雄ねじが螺刻されてなるUの字状金具と、これら先端の雄ねじに螺着されるナットとからなる取付金具により、ベースフレーム23を中間ジブ5aを構成するパイプ部材の任意の位置に着脱自在に固定する構成にすることができる。
ところで、この実施の形態の場合には、余剰ロープ吸収装置20はジブ5の背面に装着されているが、例えばブーム4の背面に装着することができる。しかしながら、ブーム4の背面に余剰ロープ吸収装置20を装着した場合には、ブーム4を倒伏させたときに、この余剰ロープ吸収装置20の第1シーブ群21と第2シーブ群22とに掛回されている補巻ロープ12に、ガイケーブル9や主フック13aを昇降させる主巻ロープ13等が干渉するため、これらロープが損傷する恐れがある。このような場合には、余剰ロープ吸収装置20をガードにより囲繞することにより、補巻ロープ12にガイケーブル9や主巻ロープ13等の干渉を防止し得る構成にするのが好ましい。
以下、本発明の実施の形態に係る自走式クレーンの作用態様を説明する。即ち、本発明の実施の形態に係る自走式クレーン1によれば、ブーム4とジブ5の組み合わせに応じて余剰ロープ吸収装置20の第1シーブ群21と第2シーブ群22とに掛回す補巻ロープ12の掛回し数を変更たり、また余剰ロープ吸収装置20のフレーム取付金具29への取付位置を変更したりすることにより、この補巻ロープ12の余剰分の吸収長さを変更することができる。そのため、長さが相違する複数種類の補巻ロープを用意するまでもなく、長さが最長の補巻ロープ12であっても、ウインチの巻上ドラムへの補巻ロープ12の巻層数を一定にすることができる。
従って、本発明の実施の形態に係る自走式クレーン1によれば、ウインチの巻上ドラムへの補巻ロープ12の巻層数が多層になることに起因する問題を解消することができるから、補巻ロープ12が乱巻きになり易くなったり、下層の補巻ロープ12が損傷を受けたり、補巻ロープ12のプルが低下したりするような恐れがなくなるという優れた効果を得ることができる。そして、長さが相違する複数種類の補巻ロープを用意する必要がないから、補巻ロープの巻き替え作業をする必要がなく、ワイヤロープの購入費やワイヤロープの管理費が嵩むようなことがない。
勿論、本発明の実施の形態に係る自走式クレーン1では、上記のとおり、ブーム4とジブ5の組み合わせに応じて余剰ロープ吸収装置20の第1シーブ群21と第2シーブ群22とに掛回す補巻ロープ12の掛回し数を変更たり、また余剰ロープ吸収装置20のフレーム取付金具29への取付位置を変更したりする作業が必要である。しかしながら、これらの作業所要時間は、補巻ロープの巻き替え作業所要時間に比較して遥かに短時間で済むため、自走式クレーンの稼働率の向上や必要経費減に伴う工事費の低減に対して大いに寄与することができるという優れた効果を得ることができる。
ところで、以上の実施の形態において、自走式クレーン1がラッフィングジブクレーンである場合を例として説明したが、これに限らず、本発明の技術的思想を、例えば周知の自走式のタワークレーンに対しても適用することができる。但し、タワークレーンの場合にあっては、ブーム(タワーブーム)を倒伏させるに際して、ジブが折り畳まれるように構成されている。従って、ブームを倒伏させると、ジブの背面に装着されている余剰ロープ吸収装置20の第1シーブ群21と第2シーブ群22とに掛回されている補巻ロープ12が地面に接触するため、余剰ロープ吸収装置20をブームに装着した場合と同様に、ガードにより囲繞することにより、補巻ロープにガイケーブルや主巻ロープ等の干渉を防止する構成にするのが好ましい。
なお、以上の実施の形態に係る自走式クレーンにおいては、余剰ロープ吸収装置20が第1シーブ群21と第2シーブ群22とを備えている場合を例として説明した。しかしながら、これに限らず、例えば第1シーブ群21を第1ドラムに、第2シーブ群22を第2ドラムにそれぞれ置換することができる。従って、上記実施の形態に係る自走式クレーンは本発明の1具体例に過ぎないから、上記実施の形態に係る自走式クレーンの形態に限定されるものではない。また、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由自在である。
本発明の実施の形態に係る自走式クレーンの側面図である。 本発明の実施の形態に係る自走式クレーンの余剰ロープ吸収装置の側面図である。 図2のA−A線断面図である。 従来例に係り、シーブ付エキステンションを備えたラッフィングジブクレーンの側面図である。 従来例に係り、シーブ付エキステンションの側面図である。
符号の説明
1…自走式クレーン
2…走行台車
3…旋回体,3a…運転室,3b…ガントリ,3c…カウンタウェイト
4…ブーム,4a…ブームトップ,4b…バックストップ
5…ジブ,5a…中間ジブ,5b…ジブトップシーブ
6…下部スプレッダ
7…上部スプレッダ
8…ブーム起伏ロープ
9…ガイケーブル
10…ジブ起伏ロープ
11…ストラット,11a…上部ストラット
12…補巻ロープ,12a…補フック
13…主巻ロープ,13a…主フック
20…余剰ロープ吸収装置,21…第1シーブ群,22…第2シーブ群,23…ベースフレーム,24…ブラケット,25…支持軸,26…シーブ,26a…ロープ外れ止め,27…キープレート,28…連結ピン装置,29…フレーム取付金具

Claims (3)

  1. 行台車の上に旋回体が垂直軸心回りに旋回自在に搭載され、
    この旋回体の前部にラチス型のブームが起伏可能に装着され、
    このブームのブームトップにラチス型のジブが回動可能に連結され、
    前記ブームと前記ジブとの背面に沿ってこのジブの先端に導かれ、このジブの先端に設けられたトップシーブに掛けられて垂下されるワイヤロープを備えてなる自走式クレーンにおいて、
    前記ワイヤロープは、一端が前記旋回体に搭載されたウインチに巻かれ、他端が吊荷を吊持するフックに取り付けられ、このウインチにより巻上げ、巻下げられる吊荷用ロープであり、
    前記ブームまたは前記ジブのうちの何れか一方の背面に、前記ワイヤロープを掛回すことにより、このワイヤロープの余剰分を吸収する余剰ロープ吸収装置を設けたことを特徴とする自走式クレーン。
  2. 前記余剰ロープ吸収装置は、前記ワイヤロープの余剰分が掛回される第1シーブ群と第2シーブ群とからなり、これら第1シーブ群と第2シーブとは位置変更自在な取付金具を介して前記ブームまたはジブのうちの何れか一方を構成するパイプ部材に取着されてなることを特徴とする請求項1に記載の自走式クレーン。
  3. 前記余剰ロープ吸収装置は、前記ワイヤロープの余剰分が掛回される第1ドラムと第2ドラムとからなり、これら第1ドラムと第2ドラムとは位置変更自在な取付金具を介して前記ブームまたはジブのうちの何れか一方を構成するパイプ部材に取着されてなることを特徴とする請求項1に記載の自走式クレーン。
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