JP4939450B2 - 通信システム、認証方法およびWebサービス提供方法 - Google Patents

通信システム、認証方法およびWebサービス提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末同士の通話とWebサービスを統合する通信システム、認証方法およびWebサービス提供方法に関し、特にSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルによるセッション制御技術とWeb(World Wide Web)サービスを提供するアプリケーションサーバの認証技術とを統合する通信システム、認証方法およびWebサービス提供方法に関する。
従来から、ユーザが、インターネットを介してWebにアクセスして、Webからサービスを受けることが行われている。一方、インターネット上でSIPプロトコルによって端末同士にSIPセッションを確立して、端末同士がIP電話などにより情報を交換することもよく行われている。しかしながら、Webサービスを行うWebサービスサーバと、SIPプロトコルによるセッション制御を行うSIPサーバとは独立して構成されており、SIPサーバとWebサーバとの間での情報交換を行うようなことはなかった。したがって、SIPセッションとWebサービスとを連携させるサービスはなかった。
なお、コンピュータと電話の機能を統合したシステムについて、インターネットで接続されたコンピュータ端末から通知された接続先電話番号と接続要求元電話番号とを受信する第1の手段と、受信した接続要求元電話番号の電話機を収容する交換機を特定する第2の手段と、特定した交換機に受信した接続先電話番号と接続要求元電話番号を共通線信号網を介して通知し当該電話機間を接続させる第3の手段とを有する電話機接続サービス装置が提案されている(特許文献1参照)。この電話機接続サービスでは、インターネットで接続されたコンピュータ端末から通話開始要求を受けた場合、広告サーバにより所定の広告情報を読み出してコンピュータ端末に表示させるようにしている。
特開2002−335337号公報
ネットワーク上での新たなサービスとして、通話中のユーザのみが共有できるWebサービスを提供することが考えられる。このようなWebサービスの一例は、通話セッションを確立したユーザが、Webを介して当該ユーザにのみ公開されるディレクトリ内のファィルを閲覧あるいは編集しながら通話することができるようなサービスである。また、通話セッションを確立したユーザが、Webからのストリーミングによる共通の映像を見ながら通話することができるサービスも考えられる。
例えばSIPセッションを確立しているユーザのみにWebサービスする場合、確立したSIPセッションの情報をWebサーバが知る必要がある。SIPセッションの情報をWebサーバが取得するには、例えば、SIPサーバが保持している通話状態の情報をWebサーバに通知するようにすることが考えられる。しかしながら、既存のSIPサーバは、通話状態の情報をWebサーバに通知する機能を有していない。現在運用中のSIPサーバを改造して通話状態通知機能を組み込むことは、SIPセッションにどのような障害が発生するかがわからないというリスクを負うことになる。したがって、SIPサーバからWebサーバに情報を通知する方法は実現困難である。
SIPサーバからWebサーバに情報を通知することが困難であるとすると、SIPセッションを確立している端末からWebサーバにSIPセッションの情報を通知することが考えられる。しかしながら、悪意の第三者がWebサーバに通話を通知して、不正にWebサービスを受けることを防止する手段を講じる必要がある。したがって、SIPセッションを含む通話セッションを確立している端末からWebサーバに通話情報を通知してWebサービスを受けることができ、かつ第三者が不正にWebサービスを受けることを防止できるシステムが望まれている。
本通信システムは、発信者側通話端末と着信者側通話端末と、Webサービスを提供するWebサーバであって、少なくとも発信者側通話端末識別番号と、着信者側通話端末識別番号と、発信者側通話端末および受信者側通話端末の通話通知状態とを記録するデータ管理テーブルを有するWebサーバと、前記Webサーバにアクセスするための発信者側Web端末および着信者側Web端末とを備え、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末は、通話セッションが確立すると、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を前記Webサーバに送信する。
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信する際前記データ管理テーブルを検索し、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号が前記データ管理テーブルに存在しない場合、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号と通話通知を送信した前記一方の端末の通話通知状態を前記データ管理テーブルに記録することができる。
前記Webサーバは、前記データ管理テーブルへの記録に伴って動作するサービス開始待ちタイマを有し、該サービス開始待ちサービスタイマが規定する所定期間内に前記発信者側通話端末と着信者側通話端末との双方から通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの通話通知状態を発信者通話通知済みおよび着信者通話通知済みとすることができる。
前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末は、少なくとも自端末識別番号を用いて、前記Webサーバにアクセスし、前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの通話通知状態が、発信者通話通知済みかつ着信者通話通知済みであることを確認して、前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末に前記Webサービスを与えることができる。
前記Webサーバは、前記Webサービスの継続時間を管理するサービス継続タイマを備え、前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末の少なくとも一方は前記Webサーバに通話通知を送信して、サービス継続タイマに対して継続要求を行うことができる。
本認証方法は、通話中の発信者と着信者にWebサービスを提供するWebサーバにおける認証方法であって、該Webサーバは、通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認する。
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信すると、パスワードを生成し、前記通話通知のあった端末に該パスワードを送信し、前記前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末は、該パスワードを自端末識別番号とともに前記ログイン識別番号とすることができる。
本Webサービス提供方法は、通話中の発信者と着信者にWebサーバからWebサービスを提供するWebサービス提供方法であって、該Webサーバは、通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認して、前記Webサービスの提供を開始する。
本通信システム、本認証方法およびWebサービス提供方法では、通話セッションを確立した発信者と着信者とにWebサーバがWebサービスを与えることができるとともに、第三者の不正なWebサービスへのログインを防止することができる。
本実施形態は、SIPセッションを確立した端末同士が、ファイル共有サービスサーバを介して共有ファイルを閲覧、編集するサービスを受ける例である。図1は、本実施形態のサービスを行うシステムの説明図である。このシステムは、発信者側の通話端末である発側SIP端末11と、着信者側の通話端末である着側SIP端末21と、SIPサーバ30とを有する。さらに、発側Webブラウザ12と、着側Webブラウザ22と、Webサーバであるファイル共有サービスサーバ40とを有する。
ファイル共有サービスサーバ40は、ファイル共有サービスに関するデータを管理するデータ管理テーブル41と、サービス開始時間を管理するサービス開始待ちタイマ42と、サービス開始後のサービス継続時間を管理するサービス継続タイマ43とを有する。なお、サーバは、ネットワークで繋がった他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータとプログラムからなる。したがって、サーバのハードウェア構成はコンピュータと同様であり、説明を省略する。
図1に示す実線は、SIPセッションを示し、破線は、HTTPセッションを示す。以下に詳細に説明するが、本実施形態では、SIPセッションを確立した発側SIP端末11と、着側SIP端末21とが、ファイル共有サーバ40へ通話状態を通知する。その後、発側Webブラウザ12と着側Webブラウザ22により、ファイル共有サーバ40にアクセスして、ファイル共有サービスを受ける。図1では、SIP端末とWebブラウザとを独立して記載したが、両者が一体に構成された情報処理装置あるいは携帯端末やPDAであってもよい。さらに、本システムは、発側と着側でそれぞれ1台のSIP端末を有するものに限らず、複数台のSIP端末でSIPセッションを構成するものでもよい。
図2は、本実施形態のシステムの処理フロー(その1)を示す図である。まず、電話番号XXX11112222をもつ発側SIP端末11が、電話番号XXX33334444をもつ着側SIP端末21との間で、以下の手順に従ってSIPセッションを確立する。
すなわち、発側SIP端末11はSIPプロトコルに従って、着側SIP端末21に対してセッション参加をリクエストするINVITEメッセージを、SIPプロキシサーバ30へ送信する。SIPプロキシサーバ30は、リクエストが受信され、処理中であることを示す100Tryingを発側SIP端末11に返す。次いで、着側SIP端末21にINVITEメッセージを送信する。
着側SIP端末21は、リクエストが受信され、処理中であることを示す100TryingをSIPプロキシサーバ30へ返す。次いで、180Ringingを、SIPプロキシサーバ30を介して、発側SIP端末に返す。着側SIP端末21での着信処理が終了すると、着側SIP端末21は、リクエストが成功したことを示す200OKを、SIPプロキシサーバ30を介して、発側SIP端末に返す。発側SIP端末11は、SIPプロキシサーバ30を介して、着側SIP端末21に肯定応答(Ack)を送信する。このようにして、発側SIP端末11と着側SIP端末21との間に、SIPセッションが確立される(S101)。
その後、発側SIP端末11は、通話中であることを示す通話状態通知をファイル共有サーバ40に送信するために、INVITEメッセージのヘッダフィールドから、発信者電話番号XXX11112222と着信者電話番号XXX33334444とを取得する。そして、発側SIP端末11では、取得した発信者と着信者の電話番号を通話状態の通知のユーザID項目に設定する(S102)。通話通知の通話状態項目には、通話中を示すACTIVEを設定する。そして、発側SIP端末から、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)に従って、通話通知をファイル共有サーバ40に送信する(S103)。
図3に、HTTPに従って、ファイル共有サーバに送信される通話状態の通知の一例を示す。図3に示すように、通話状態通知のボディ部分には、SIPセッション発信者情報と、SIPセッション着信者情報が記載され、通話状態を示すactiveあるいはアイドル状態を示すinactiveが記載される。
通話状態であることを通知する通話通知の一例は、次のとおりである。
<cc:origuser>XXX11112222</cc:origuser> :SIPセッション発信者情報
<cc:termuser>XXX33334444</cc:termuser> :SIPセッション着信者情報
<status><basic>active</basic></status> :通話状態:active
なお、この通話状態通知が、発信者から通知されたものであることは、図3の「entity=」から始まる行の記載XXX11112222によりわかる。
図2のステップS104からは、発側SIP端末11から通話通知を受けたファイル共有サーバ40は、サーバ40内にあるデータ管理テーブル41を検索するが、ここでデータ管理テーブルの構成と検索フローさらに通話状態の遷移について、図4〜7を用いて説明する。
データ管理テーブル41は、ファイル共有サービスを管理するためのデータが格納されているテーブルである。図4に、本実施形態のデータ管理テーブルの項目を示す。データ管理テーブル41の項目1にはサービスIDが格納される。サービスIDは、ファイル共有サーバ40の行うサービスを識別するIDである。項目2の発信者ユーザIDは、セッションを開始した加入者である発側SIP端末のSIP−URL(Uniform Resource Locator)のユーザ情報(user-info)部から取得した電話番号である。項目の着信者ユーザIDは、セッションを開始した加入者の相手である着側SIP端末のSIP−URLのユーザ情報部から取得した電話番号である。
項目4のパスワードは、このサービスを受けるためのパスワードで、ファイル共有サーバ40が当該サービスに対して付与する。このパスワードは、サービスを受けるための1回限りのワンタイムパスワードである。項目5は、発側と着側の通話状態を示す情報である。発側/着側通話状態には、(1)発信者からも着信者からも通話通知を受け付けていないアイドル状態、(2)発信者からのみ通話通知を受け付けている発信者通知済み状態、(3)着信者からのみ通話通知を受け付けている着信者通知済み状態、(4)発信者および着信者の双方から通話通知を受け付けている発側着側通知状態がある。なお、着信者からのみ通話通知を受け付けている状態が設定されるのは、発信者からの通話通知の前に着信者から通話通知が送信される場合である。
図5、6を参照して、本実施形態のSIP端末から通話通知を受けたWebサーバの一般的な処理を説明する。通話通知を受け付ける(S201)と、まず、通話通知で指示される通話状態がACTIVEで通話中であるか否かを確認する(S202)。通話中でなければ、アイドル状態で待機する(S203)。
次に、通話通知が示す発信者ユーザIDと着信者ユーザIDとで、データ管理テーブルを検索する(S204)。そして、当該発信者ユーザIDと着信者ユーザIDを項目にもつサービスIDが存在するか否かを判断する(S205)。その結果、サービスIDが存在しないとすると、通話通知の発信者ユーザIDと着信者ユーザIDとに基づいて、データ管理テーブルに新たなレコードを生成する(S206)。生成されたレコードには、サービスIDが付与される。さらに、付与されたサービスIDに対して、固有のワンタイムパスワードが生成される。
レコードが生成されると、サービス開始待ちタイマ42(図1参照)が起動され(S206)、他方のSIP端末からの通話状態通知を待つ。サービス開始待ちタイマ42は、一方のSIP端末からの通話状態通知があったのち、予め定められた時間内に他方のSIP端末からの通話状態通知があるか否かを監視する。予め定められた時間内に他方のSIP端末からの通話状態通知がなければ、サービスを開始しない。
ステップS205で、データ管理テーブルに、該当の発信者ユーザIDと着信者ユーザIDを項目にもつサービスIDが存在すれば、図6のステップS208で、通話状態通知は発信者からのものか、着信者からのものかが判断される。次のステップでは、その時の状態が、発信者からも受信者からも通話通知がある状態か、発信者からのみ通話通知がある状態か、着信者からのみ通話通知がある状態か、によって処理が異なる。図6のフローの次のステップを説明する前に、図7を参照して、HTTPセッションである通話通知の状態遷移を説明する。
図7に説明するように、アイドル状態51から、発信者から通話状態であることを示す発信者通話通知(a)があると、発信者通知済み状態52に遷移し、サービス開始待ちタイマ42が起動される。
サービス開始待ちタイマ42が所定の時間を過ぎるまで着信者から応答がなかった場合などでは、タイマ満了(c)でサービスは開始されず、終了状態55を経て、アイドル状態51へ遷移する。また、通話終了通知(d)を受信したときにも、終了状態55を経て、アイドル状態へ遷移する。
発信者通知済み状態52において、サービス開始待ちタイマ42の所定の時間内に、着信者から通話状態であることを示す着信者通話通知(b)を受信すると、発側着側通知済み状態54に遷移する。発側着側通知済み状態54では、サービス開始通知待ちタイマを停止し、サービス継続タイマが起動される。サービス継続タイマは、発信者通話通知(a)あるいは着信者通話通知(b)によって更新される。サービス更新を要求する発信者通話通知(a)あるいは着信者通話通知(b)を受信せずタイマ満了(d)となるか、通話終了通知(d)を受信すると、サービス終了55を経て、アイドル状態51に戻る。
また、アイドル状態51から、着信者から通話状態であることを示す着信者通話状態通知(b)があると、着信者通知済み状態53に遷移し、サービス開始待ちタイマが起動される。サービス開始待ちタイマが所定の時間を過ぎるまで発信者から応答がなかった場合などでは、タイマ満了(c)でサービスは開始されず、終了状態55を経て、アイドル状態51へ遷移する。また、通話終了通知(d)を受信したときにも、終了状態55を経て、アイドル状態へ遷移する。
着信者通知済み状態53で、サービス開始待ちタイマの所定の時間内に、発信者から通話状態であることを示す発信者通話状態通知(b)を受信すると、発側着側通知済み状態54に遷移する。発側着側通知済み状態54では、サービス開始通知待ちタイマを停止し、サービス継続タイマが起動される。サービス継続タイマは、発信者通話状態通知(a)あるいは着信者通話状態通知(b)をサービス更新信号として更新される。発信者通話状態通知(a)あるいは着信者通話状態通知(b)を受信せずタイマ満了(d)となるか、通話終了通知(d)を受信すると、サービス終了55を経て、アイドル状態51に戻る。
図6に戻ると、ステップS208で、通話状態通知が発信者であることが分ると、その時点の状態が、図7に示す、発側着側通知済み状態54、着信者通知済み状態53、および発信者通知済み状態52のうちのいずれかによって、処理が異なる。発側着側通知済み状態54では、起動されているサービス継続タイマが更新され(S211)、引き続きサービスを受けることができる。
着信者通知済み状態53では、着信者からの通話通知のある状態で、今回発信者からの通話通知を受信するので、発側着側通知済み状態54に遷移して、サービス開始が可能となる(S212)。したがって、サービス開始待ちタイマ42を停止し(S214)、サービス継続タイマを起動し(S214)、サービスを開始する。
発信者通知済み状態52では、発信者からの通話通知がすでに受信されているので、さらに発信者からの通話通知があっても、状態に変更はなく、なんらの処理も行わない(S213)。
ステップS208で、通話状態通知が着信者であることが分ると、その時点の状態が、図7に示す、発側着側通知済み状態54、着信者通知済み状態53、および発信者通知済み状態52のうちのいずれかによって、処理が異なる。発側着側通知済み状態54では、起動されているサービス継続タイマが更新され(S216)、引き続きサービスを受けることができる。
着信者通知済み状態53では、着信者からの通話通知がすでに受信されているので、さらに着信者からの通話通知があっても、状態に変更はなく、なんらの処理も行わない(S217)。
発信者通知済み状態52では、発信者からの通話通知がある状態で、今回着信者から通話通知を受信するので、発側着側通知済み状態54に遷移して、サービス開始が可能となる(S218)。したがって、サービス開始タイマを停止し(S219)、サービス継続タイマを起動し(S220)、サービスを開始する。
図2に戻り、本実施形態の処理フロー(その1)をさらに説明する。図2のステップ103では、発側SIP端末から、HTTPに従って、通話通知をファイル共有サーバ40に送信する。ファイル共有サーバ40は、図5のフローに従って、データ管理テーブルを検索し、発信者ユーザIDと着信者ユーザIDからサービスIDを検索する(S104)。
しかしながら、この場合サービスIDが見つからないので、通話状態通知の発信者ユーザIDと着信者ユーザIDとに基づいて、データ管理テーブルに新たなレコードが生成される(S105)。生成されたレコードには、サービスIDが付与される。さらに、付与されたサービスIDに対して、固有のワンタイムパスワードが生成される。
図8に、データ管理テーブルに生成されるレコードの一例を示す。図8の例では、サービスIDの項目には、service0001が設定され、発信者ユーザIDの項目には、発側SIP端末の電話番号が格納され、着信者ユーザIDの項目には着側SIP端末の電話番号が格納される。パスワードの項目には、生成されたパスワードであるabcd-efghが格納され、発側着側通話通知状態の項目には、発信者から通知があったことを示す発信者通知済みが格納される。
図2に戻り、ステップS105で、レコードが生成されると、サービス開始待ちタイマ42が起動され(S106)、着側SIP端末からの通話通知を待つ。サービス開始待ちタイマ42により規定される時間内に着側SIP端末からの通話通知がなく、当該レコードが発側着側通知済みに遷移することがなければ、当該レコードは削除される。なお、図2のステップS104〜S106のフローは、図5のステップS205〜S207のフローと同様である。
図9は、図2の処理フロー(その1)に続く、本実施形態のシステムの処理フロー(その2)を示す図である。図9を参照して、データ管理テーブルのワンタイムパスワードabcd-efghは、ファイル共有サーバ40からのレスポンスとして発側SIP端末11に送信される(S107)。
確立したセッションの他方の着側SIP端末21も、通話通知をファイル共有サーバ40に送信するために、INVITEメッセージのヘッダフィールドから発信者電話番号XXX11112222と着信者電話番号XXX33334444とを取得する。そして、取得した両者の電話番号をユーザIDに設定する(S108)。次いで、通話中であることを示す通話通知をファイル共有サーバ40に送信する(S109)。HTTPによる通話通知のボディ部分には、発側SIP端末からの通話通知と同様に、次ぎのように記載される。
<cc:origuser>XXX11112222</cc:origuser>
<cc:termuser>XXX33334444</cc:termuser>
<status><basic>active</basic></status>
着側SIP端末21から通話状態通知を受けたファイル共有サーバ40は、図5のフローで説明したように、データ管理テーブル41を検索し、発信者ユーザIDと着信者ユーザIDとに基づいて、サービスIDを検索する(S110)。今回は、発側SIP端末からの通話状態通知により生成されたサービスIDservice0001のレコードが検出される(図8参照)。図6のフローに従って、ファイル共有サービスサーバ40は、サービスIDservice0001のレコードの項目5の発/着通話通知状態を、発信者通知済みから発側着側通知済みに変更する(S111)。図10に、発/着通話通知状態が発側着側通知済みに変更されたレコードを示す。
発側着側通知済みとなったので、サービスを開始することができる。サービス開始待ちタイマ42を停止して(S112)、サービス継続タイマ43(図1参照)を起動する(S113)。サービス継続タイマ43は、予め定められた時間をカウントすると、サービスを終了させることができる。以下に説明するように、本実施形態では、サービスを継続するために、通話中の端末のいずれかから定期的に通話通知を送信する。
サービス継続タイマ43が起動した後、ファイル共有サービスサーバ40は、着側SIP端末21にレスポンスを返す(S114)。着側SIP端末21は、このレスポンスにより、発側SIP端末画受信したパスワードと同じパスワードabcd−efgを受信する。一方、発側SIP端末11では、ステップS107で受信したパスワードが、発側SIP端末11のディスプレイに表示される(S115)。これにより、発側SIP端末のユーザは、Webサーバにアクセスするためパスワードを取得することができる。
図11は、図9の処理フロー(その2)に続く、本実施形態のシステムの処理フロー(その3)を示す図である。Webサーバにアクセスするためのパスワードを取得した発側SIP端末のユーザは、ユーザIDである発側SIP端末の電話番号XXX11112222と受信したパスワードabcd−efghを用いて、発側Webブラウザ端末12からファイル共有サービスサーバ40を有するポータルサイトにログインする(S116)。
発側Webブラウザ端末12がログインすると、ファイル共有サービスサーバ40は、ユーザIDに基づいてデータ管理テーブルのサービスIDを検索する(S117)。データ管理テーブルにユーザIDを発見すると、テーブルに設定してあるパスワードと受信したパスワードとを照合する(S118)。さらに、発/着通話通知状態が発着通知済みであるかがチェックされる(S119)。データ管理テーブルにユーザIDが存在し、パスワードが一致し、発着通知済みであれば、発側Webブラウザ端末12にサービスを提供する(S120)。
図12を参照して、ブラウザ端末がファイル共有サービスサーバにログインするときのフローをさらに説明する。Webサーバ40にログインすると、電話番号であるユーザIDに基づいて、Webサーバ内のデータ管理テーブル41を検索し(S401)、ユーザIDを項目にもつサービスIDがあるか否かが判断される(S402)。サービスIDが存在しなければ、認証は失敗であり、ログインできない。
サービスIDが存在すれば、テーブルに設定してあるパスワードと受信したパスワードとを照合する(S403)。照合により、双方のパスワードが一致するか否かが判断される(S404)。双方のパスワードが一致しなければ、やはり認証は失敗であり、ログインできない。
双方のパスワードが一致すれば、さらに、発/着通話状態がチェックされ、発信者、着信者の双方からの通話通知が受信されている状態であるか否かが判断される(S405)。発信者あるいは着信者からの通話通知が受信されている状態であっても、発信者、着信者の双方から通話通知が受信されている状態でなければ、認証は失敗であり、ログインできない。発信者、着信者の双方から通話通知が受信されている状態であれば、ファイル共有サービスを開始することができる。
図13は、図11の処理フロー(その3)に続く本実施形態のシステムの処理フロー(その4)を示す図である。図11のフローに示されているように、着側SIP端末21では、ステップS114(図9)で受信したパスワードが、着側SIP端末21のディスプレイに表示されている(S121)。したがって、図13に示すように、着信側ユーザは、ユーザIDを、着側SIP端末の電話番号XXX33334444とし、パスワードを、受信したパスワードabcd−efghとして、着側Webブラウザ端末22を用いてファイル共有サービスサーバ40を有するポータルサイトにログインする(S122)。
着側Webブラウザ端末22のログイン時の処理は、発側Webブラウザ端末22のログイン時の処理と同様である。ログインされたファイル共有サービスサーバ40は、送信されたユーザIDに基づいてデータ管理テーブルにサービスIDを検索する(S123)。データ管理テーブルにユーザIDを発見すると、テーブルに設定してあるパスワードとログインしたパスワードとを照合する(S124)。さらに、発/着通話通知状態が発着通知済みであるかがチェックされる(S125)。データ管理テーブルにユーザIDが存在し、パスワードが一致し、発信者と着信者の双方から通知済みであれば、着側Webブラウザ端末22にサービスを提供する(S126)。
以上のように、発側Webブラウザ端末12および着側Webブラウザ端末22からの送信信号は、ファイル共有サービスサーバ40においてユーザID、パスワード、発/着通話通知状態がチェックされて、サービスが提供される。
本実施形態では、一例として、発側Webブラウザ端末12からファイルをファイル共有サービスサーバ40にアップロードする(S127)。発信者および着信者は、Webブラウザ端末12、22を用いて、アップロードされたファイルを参照しながら、通話することができる。そして、必要であればファイルに情報を追加、削除、訂正する作業をして、発側Webブラウザ端末と同様に、着側Webブラウザ端末22はアップロードされたファイルを取得することができる(S128)。
図14は、本実施形態の処理フロー(その5)を示す図である。図14に示すように、SIPセッションが継続している間中、発側SIP端末11は、サービス継続を要求するために、定期的に通話通知を送信する(S129)。通話通知は、当該サービスの開始要求信号と同じ信号が用いられる。すなわち、HTTPによる通話状態通知のボディ部分には、次ぎのように記載される。
<cc:origuser>XXX11112222</cc:origuser>
<cc:termuser>XXX33334444</cc:termuser>
<status><basic>active</basic></status>
通話通知を受信すると、図5、6に示すフローに従って、ファイル共有サーバ40は、発信者ユーザIDと着信者ユーザIDとに基づいて、データ管理テーブルを検索する(S130)。登録されているサービスIDservice0001のレコードが検出されると、レコードの項目5の発/着通話通知状態が発着通知済みであるか否かをチェックする(S131)。次いで、発着通知済みの状態であれば、サービス継続タイマ43を更新する(S132)。発SIP端末には、通話通知のレスポンスが返される(S133)。
本実施形態では、定期的にサービス継続要求すなわち通話通知を送信して、サービス継続タイマを更新してゆくことで、サービスの継続を確保する。サービス継続要求がなく、予め定められた時間が経過すると、サービスは終了する。例えば、SIP端末の電源OFFにより、SIPセッションが切断されるような場合である。なお、サービス継続要求は、発側SIP端末11からではなく、着側SIP端末21から送信するようにしてもよい。
図15は、本実施形態の処理フロー(その6)を示す図である。図15に示すように、通話を終了すると、発側SIP端末11は、SIPプロキシサーバ30を介して、BYEメッセージを着側SIP端末21に送信する。BYEメッセージを受信した着側SIP端末21は、SIPプロキシサーバ30を介して、200OKメッセージを発側SIP端末11に送信する。この結果、SIPセッションが切断される。SIPセッションが切断されると、発側SIP端末11は、セッション終了通知として不通話通知をファイル共有サービスサーバ40に送信する(S134)。HTTPによる不通話通知のボディ部分には、以下のように、発信者と着信者の電話番号と、通話中ではないことを示すinactiveが記載されている。
<cc:origuser>XXX11112222</cc:origuser>
<cc:termuser>XXX33334444</cc:termuser>
<status><basic>inactive</basic></status>
セッション終了通知を受信すると、ファイル共有サービスサーバ40では、発信者のユーザIDに基づいて、データ管理テーブル41を検索する(S135)。サービスIDservice0001のレコードが検出されると、レコードの項目5の発/着通話通知状態が発着通知済みであるかをチェックする(S136)。次いで、該当サービスIDをもつレコードを削除して(S137)、サービス継続タイマ43を停止する(S138)。その後、発SIP端末に、セッション終了通知に対するレスポンスを返し(S139)、発側Webブラウザ端末12と着側Webブラウザ端末に、サービスが終了したことを知らせる(S140、S141)。なお、ステップS134のセッション終了通知は、発側SIP端末11からではなく、着側SIP端末21から送信することもできる。
次に、本実施形態により、悪意のある第三者がWebサービスサーバにログインすることを防止できることを説明する。
図16は、図1に示す本実施形態のシステムに対して、悪意のある第三者がWebサービスサーバにログインを試みる場合を説明する図である。図16では、発側SIP端末11と着側SIP端末21とは、SIPサーバ30を介してSIPセッションを確立している。さらに、発側SIP端末11と着側SIP端末21とは、ファイル共有サービスサーバ40に通話状態通知を送信済みであり、Webブラウザ端末21、22は、ファイル共有サービスを受けることができる状態にある。
図16の状態で、電話に加入している悪意の第三者が、架空の通話状態通知をファイル共有サービスサーバ40に行って、サービスを受けようとする可能性がある。すなわち、この第三者が、Webブラウザ端末25を用いてHTTPに従って、自分の電話番号XXX55556666と電話番号XXX33334444を用いて、架空の通話をファイル共有サービスサーバ40に通知する。この通話通知を受けたファイル共有サービスサーバ40では、データ管理テーブル41に、図17に示すようなサービスIDservice0002のレコードを作成する。その結果、パスワードCccc-1234が生成され、第三者に通知される。
第三者が、ユーザIDXXX55556666とパスワードCccc-1234を用いて、Webブラウザ端末25からファイル共有サービスサーバ40にログインしようとする場合、ファイル共有サービスサーバ40では、データ管理テーブル41の発/着通知状態をチェックする。その結果、サービスIDservice0002の発/着通知状態が、発信者通知済みの状態であるので、サービス提供不可と判断する。したがって、受信者IDを知った悪意の加入者である第三者が、ファイル共有サービスに不正にログインすることを防止することができる。
図16の状態で、電話に加入していない悪意の第三者が、発SIP端末11の電話番号を知っていて、Webブラウザ端末25を用いて、HTTPに従って架空の通話をファイル共有サービスサーバ40に通知するようなことが考えられる。あるいは、第三者が適当に入力した架空の電話番号が発SIP端末21の電話番号と一致するようなことも考えられる。このような場合、第三者が、発SIP端末21の電話番号XXX11112222と、架空の電話番号XXX55556666を用いて、架空の通話をファイル共有サービスサーバ40に通知すると、ファイル共有サービスサーバ40では、データ管理テーブルに、図18に示すような、サービスIDをservice0002とするレコードが作成される。パスワードCccc−1234が生成されている。
第三者が、ユーザIDXXX11112222とパスワードCccc−1234を用いて、Webブラウザ端末25からファイル共有サービスサーバ40にログインしようとする場合、ファイル共有サービスサーバ40では、データ管理テーブル41の発/着通知状態をチェックする。その結果、サービスIDservice0002の発/着通知状態は、発信者通知済みの状態であるので、サービス提供不可と判断される。したがって、発信者IDを知った悪意の第三者が、ファイル共有サービスに不正にログインすることは防止される。
なお、発SIP端末11と着SIP端末21のセッションが切断された後は、データ管理テーブルから、発SIP端末11と着SIP端末21とに与えられたサービスIDがすべて削除されるので、削除された後は、悪意のある第三者が、削除されたサービスIDに合致する条件でログインしようとしてもできない。
以上のように、本実施形態では、SIPセッションとWebサービスを組み合わせたセキュリティの高いサービスを提供することができる。具体的には、発信者と着信者双方の電話番号と、通話通知状態とをチェックするので、第三者が不正にWebサービスにログインすることを有効に防止できる。
以上、説明した実施形態の態様は以下のとおりである。
(付記1)
発信者側通話端末と着信者側通話端末と、
Webサービスを提供するWebサーバであって、少なくとも発信者側通話端末識別番号と、着信者側通話端末識別番号と、発信者側通話端末および受信者側通話端末の通話通知状態とを記録するデータ管理テーブルを有するWebサーバと、
前記Webサーバにアクセスするための発信者側Web端末および着信者側Web端末と
を備え、
前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末は、通話セッションが確立すると、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を前記Webサーバに送信する通信システム。
(付記2)
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信する際前記データ管理テーブルを検索し、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号が前記データ管理テーブルに存在しない場合、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号と通話通知を送信した前記一方の端末の通話通知状態を前記データ管理テーブルに記録する付記1に記載の通信システム。
(付記3)
前記Webサーバは、前記データ管理テーブルへの記録に伴って動作するサービス開始待ちタイマを有し、該サービス開始待ちサービスタイマが規定する所定期間内に前記発信者側通話端末と着信者側通話端末との双方から通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの通話通知状態を発信者通話通知済みおよび着信者通話通知済みとする付記2に記載の通信システム。
(付記4)
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末または着信者側通話端末から通話通知を受信すると、パスワードを生成して、前記通話通知を送信した通話端末に該生成されたパスワードを送信する付記2または3に記載の通信システム。
(付記5)
前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末は、少なくとも自端末識別番号を用いて、前記Webサーバにアクセスし、前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの通話通知状態が、発信者通話通知済みかつ着信者通話通知済みであることを確認して、前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末に前記Webサービスを与える付記2〜4のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記6)
前記Webサーバは、前記Webサービスの継続時間を管理するサービス継続タイマを備え、前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末の少なくとも一方は前記Webサーバに通話通知を送信して、サービス継続タイマに対して継続要求を行う付記5に記載の通信システム。
(付記7)
前記サービス継続タイマの規定する所定時間内に、前記Webサーバが通話通知を受信しなければ、前記データ管理テーブルの当該通話に関する記録が削除される付記6に記載の通信システム。
(付記8)
前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末のいずれかが、前記Webサーバに通話終了通知を送信すると、前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの当該通話に関するデータをすべて削除する付記6又は7に記載の通信システム。
(付記9)
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末または着信者側通話端末から通話通知を受信すると、パスワードを生成して、前記通話通知を送信した通話端末に該生成されたパスワードを送信し、前記発信者側Web端末または着信者側Web端末が前記Webサーバにアクセスする際のパスワードとして用いる付記4または5に記載の通信システム。
(付記10)
通話中の発信者と着信者にWebサービスを提供するWebサーバにおける認証方法であって、該Webサーバは、
通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、
前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、
前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認する認証方法。
(付記11)
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信すると、パスワードを生成し、前記通話通知のあった端末に該パスワードを送信し、前記前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末は、該パスワードを自端末識別番号とともに前記ログイン識別番号とする付記10に記載の認証方法。
(付記12)
通話中の発信者と着信者にWebサーバからWebサービスを提供するWebサービス提供方法であって、該Webサーバは、
通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、
前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、
前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認して、前記Webサービスの提供を開始するWebサービス提供方法。
(付記13)
前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信すると、パスワードを生成し、前記通話通知のあった端末に該パスワードを送信し、前記前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末は、該パスワードを自端末識別番号とともに前記ログイン識別番号とする付記12に記載のWebサービス提供方法。
(付記14)
前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更した後、サービス継続時間を管理するサービス継続タイマを起動する付記13に記載のWebサービス提供方法。
(付記15)
前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記信者側通話端末のいずれかが、前記Webサーバに通話通知を送信して、前記サービス継続タイマの継続要求を行う付記14に記載のWebサービス提供方法。
(付記16)
前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末のいずれかが、前記Webサーバに通話終了通知を送信すると、前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの前記発信者と前記着信者との通話に関するデータを削除する付記14又は15に記載のWebサービス提供方法。
本実施形態のサービスシステムの概略を示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その1)を示す図である。 本実施形態のSIP端末からWebサーバに送信されるHTTPに従う通話状態通知の一例を示す図である。 本実施形態のデータ管理テーブルの項目を説明する図である。 本実施形態のWebサーバによる通話状態通知の処理フロー(その1)を示す図である。 本実施形態のWebサーバによる通話状態通知の処理フロー(その2)を示す図である。 本実施形態の通話状態の遷移を示す図である。 本実施形態のデータ管理テーブルのレコードの一例を示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その2)を示す図である。 本実施形態のデータ管理テーブルのレコードの他の例を示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その3)を示す図である。 本実施形態のWebサーバによるログイン処理フローを示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その4)を示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その5)を示す図である。 本実施形態のサービスシステムの処理フロー(その6)を示す図である。 本実施形態のサービスシステムへの不正侵入防止を説明する図である。 本実施形態のサービスシステムへの不正侵入防止が可能なデータ管理テーブルのレコードの一例を示す図である。 本実施形態のサービスシステムへの不正侵入防止が可能なデータ管理テーブルのレコードの他の例を示す図である。
符号の説明
11 発側SIP端末
12 発側Webブラウザ端末
21 着側SIP端末
22 着側Webブラウザ端末
30 SIPサーバ
40 Webサーバ(ファイル共有サービスサーバ)
41 データ管理テーブル
42 サービス開始待ちタイマ
43 サービス継続タイマ

Claims (8)

  1. 発信者側通話端末と着信者側通話端末と、
    Webサービスを提供するWebサーバであって、少なくとも発信者側通話端末識別番号と、着信者側通話端末識別番号と、発信者側通話端末および受信者側通話端末の通話通知状態とを記録するデータ管理テーブルを有するWebサーバと、
    前記Webサーバにアクセスするための発信者側Web端末および着信者側Web端末と
    を備え、
    前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末は、通話セッションが確立すると、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を前記Webサーバに送信する通信システム。
  2. 前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信する際前記データ管理テーブルを検索し、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号が前記データ管理テーブルに存在しない場合、当該発信者側通話端末識別番号および着信者側通話端末識別番号と通話通知を送信した前記一方の端末の通話通知状態を前記データ管理テーブルに記録する請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記Webサーバは、前記データ管理テーブルへの記録に伴って動作するサービス開始待ちタイマを有し、該サービス開始待ちサービスタイマが規定する所定期間内に前記発信者側通話端末と着信者側通話端末との双方から通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの通話通知状態を発信者通話通知済みおよび着信者通話通知済みとする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末は、少なくとも自端末識別番号を用いて、前記Webサーバにアクセスし、前記Webサーバは、前記データ管理テーブルの通話通知状態が、発信者通話通知済みかつ着信者通話通知済みであることを確認して、前記発信者側Web端末または前記着信者側Web端末に前記Webサービスを与える請求項2または3に記載の通信システム。
  5. 前記Webサーバは、前記Webサービスの継続時間を管理するサービス継続タイマを備え、前記Webサービスを受けている間、前記発信者側通話端末および前記着信者側通話端末の少なくとも一方は前記Webサーバに通話通知を送信して、サービス継続タイマに対して継続要求を行う請求項2〜4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 通話中の発信者と着信者にWebサービスを提供するWebサーバにおける認証方法であって、該Webサーバは、
    通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、
    前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、
    前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認する認証方法。
  7. 前記Webサーバは、前記発信者側通話端末と着信者側通話端末のいずれか一方から通話通知を受信すると、パスワードを生成し、前記通話通知のあった端末に該パスワードを送信し、前記前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末は、該パスワードを自端末識別番号とともに前記ログイン識別番号とする請求項6に記載の認証方法。
  8. 通話中の発信者と着信者にWebサーバからWebサービスを提供するWebサービス提供方法であって、該Webサーバは、
    通話セッションを確立した発信者側通話端末と着信者側通話端末の一方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、当該発信者側通話端末識別番号と、当該着信者側通話端末識別番号と、当該発信者側通話端末あるいは着信者側通話端末の通話通知状態とをデータ管理テーブルに記録し、
    前記発信者側通話端末と前記着信者側通話端末の他方から、発信者側通話端末識別番号と着信者側通話端末識別番号とを記録した通話通知を受信すると、前記データ管理テーブルの前記通話通知状態を発信者および着信者の双方からの通話通知済みに変更し、
    前記発信者側Web端末と前記着信者側Web端末のいずれか一方から、少なくとも自端末識別番号をログイン識別番号としてログインされると、前記データ管理テーブルをログイン識別番号に基づいて検索し、通話通知状態が、発信者と着信者の双方からの通話通知済みであることを確認して、前記Webサービスの提供を開始するWebサービス提供方法。
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