JP4938132B2 - 移動通信システムにおけるホームセル測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信システムに関するもので、特に無線リンクの品質を測定及びレポートするように制御できるホームセルの測定方法及び装置に関する。このような測定は、一般的にハンドオーバー手順が遂行されるか否かを判定するときに主な要素である。
現在、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)方式が規定されている。E-UTRAの一部詳細は、例えば、標準3GPP TS 36.300の“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Access Network(E-UTRAN);Overall description; Stage2”のRelease8に既に合意されている。
E-UTRA方式は、他の既存の無線通信システムのように、複数のユーザー端末(一般的に移動電話ハンドセット、PDAなど)を含む無線通信で複数の無線基地局すなわち向上した(enhanced)Node B(“eNodeB”又は“eNB”と呼ばれ、ここでは、“eNB”と称する)を有するネットワークを含む。基地局は、チャンネル再使用を許容するために、制限された地理的領域にかけて通信に使用可能な各々のセルを定義する。このシステムの測定レポートは、ここに参照することにより組み込まれる、本出願人によって2007年1月11日に出願された出願番号GB0700555.6(代理人参照番号J49460GB)に記載されている。このネットワークは、どのセルを測定するかを指定してユーザー端末(UE)に測定制御メッセージを送信する。UEによる測定の遂行は、UEのバッテリーを使い果たし、送受信のギャップが必要である。
無線通信システムの一部を構成し、あるいは無線通信システムと連動(inter-working)するホーム又はプライベートネットワークセルを使用することが提案されている。ホーム又はプライベートセルは、ホームNodeB又はホームeNodeBによって生成される。このようなホームeNodeBの詳細が全く完成されていないが、単一ホームのホーム利用、多層ハウスのホーム利用、小規模及び大規模オフィス利用、展示会での利用のような室内ホーム環境又は小規模オフィス環境で設置されることが予想される(例えば、3GPP文献R4-070339の“Home NodeB/eNodeB deployment scenarios and requirements”)。したがって、最も小さい領域のみにかけて利用可能な低い電力及び小さいセル(すなわち、ピコセル(picocell)又はフェムトセル(femtocell))を生成する。
このようなホームセルによってカバーされる領域は、一般的に他のセル(対照的に、“マクロセル(macrocell)”)の領域とオーバーラップする。しかしながら、この領域は、UEの制限されたサブセットのみによってアクセス可能である。例えば、ホームセルがホーム内に設置されると、ホームの居住と関連したUEのみが上記ホームセルを使用することができ、ホームセルが会社の構内に存在すると、会社に所有されたUEのみがホームセルなどにアクセスできる。
承認されたユーザーの場合、ホームセルの使用は、ユーザーがよく存在する室内領域での受信を改善する。ホームセルの使用がネットワークのマクロセルからトラフィックをアンロード(unload)するため、他のネットワークユーザーに対しても利点がある。したがって、UEがホームセルを使用することは好ましい。また、メカニズムは、アイドル(idle)時のUEが優先的に利用可能なホームセルに登録し、アクティブ(active)時のUEがホームセルにハンドオーバーさせることが好ましい。
同時に、ホームeNB又はNodeBは、他のネットワーク装置とできるだけ互換可能にすることが望ましい。ネットワークによって利用不可能なチャンネルのセット又はチャンネル(例えば、周波数)でホームセルを提供する可能性がある。
ホームセルが相対的に小さい場合があるので、UEは、使用権限が与えられない相当な数のホームセルを接するようになる。このようなセルから利用可能な信号強度の測定、及びネットワークへ上記測定のレポートをすることは、無意味な作業として、ネットワーク容量を消耗させ、他の目的のためのUEの利用可能性を減少させ、不必要なシグナリングオーバーヘッドを発生させるという問題があった。
したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、無線リンクの品質の測定及びレポートを制御するためのホームセル測定方法及び装置を提供することにある。このような測定は、一般的にハンドオーバー手順が遂行されるか否かを判定することにおいて重要な要素である。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及びネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、複数の基地局は第2のユーザー端末でなく第1のユーザー端末と関連したホームセルを定義する少なくとも一つの基地局を含み、ホームセルは第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおけるホームセル測定方法であって、ネットワークで、第1のユーザー端末の位置を示す位置データを獲得するステップと、獲得された位置データを用いて第1のユーザー端末がホームセルに近接するか否かを判定するステップと、第1のユーザー端末がホームセルに近接した場合、ホームセルの測定を指定する基地局を介してネットワークから第1のユーザー端末へセル測定制御メッセージを送信するステップと、第1のユーザー端末で精密位置測定を遂行するステップと、第1のユーザー端末で精密位置測定に基づいてホームセルに近接するか否かを判定するステップと、第1のユーザー端末がホームセルに近接した場合、第1のユーザー端末でホームセルを測定するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及びネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、複数の基地局は第2のユーザー端末でなく第1のユーザー端末と関連した複数のホームセルを定義する少なくとも一つのホーム基地局を含み、ホームセルは第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおけるホームセル測定方法であって、第1のユーザー端末の位置を示す位置データを獲得するステップと、獲得された位置データを用いて第1のユーザー端末がホームセルに近接するか否かを判定するステップと、第1のユーザー端末がホームセルに近接した場合、ホームセルに関連した基地局を介してネットワークから第1のユーザー端末へ測定制御メッセージを送信するステップと、受信された測定制御メッセージによって第1のユーザー端末でホームセルを測定するステップと、を具備し、第1のユーザー端末を伴うセッションを基地局に伝送あるいは設定し、基地局によって生成された通信セルの領域内ホームセルの位置に関する位置情報を基地局へ送信することを特徴とする。
また、本発明の他の態様によれば、通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及びネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、複数の基地局は第2のユーザー端末でなく第1のユーザー端末と関連したホームセルを定義する少なくとも一つの基地局を含み、ホームセルは第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおいて、ソース基地局によって動作される通信セルからのユーザー端末をターゲットホーム基地局によって動作されるホームセルへ移動するためのホームセル測定方法であって、ソース基地局を介してユーザー端末からターゲットホーム基地局へセキュリティー情報を伝送するステップと、ターゲットホーム基地局によって、ユーザー端末がセキュリティー情報を使用するセルに接続するように承認されたか否かを確認するステップと、ユーザー端末がセルに接続するように承認された場合に、ターゲットホーム基地局によってユーザー端末の接続設定を受け入れるステップとを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の他の態様によれば、通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及びネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、複数の基地局は第2のユーザー端末でなく第1のユーザー端末と関連したホームセルを定義する少なくとも一つの基地局を含み、ホームセルは第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおいて、第1のユーザー端末からネットワークにホームセルのセル測定レポートを制限するためのホームセル測定方法であって、第1のユーザー端末から測定制御メッセージをシグナリングするステップと、第1のユーザー端末で複数のセル測定を遂行するステップと、セル測定に対して、第1のユーザー端末がセルにアクセスする権限を有しているか否かを確認するステップと、確認ステップに基づいてセル測定をレポートするか否かを判定するステップとを具備することを特徴とする。
加えて、本発明の他の態様によれば、通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及びネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、複数の基地局は第2のユーザー端末でなく第1のユーザー端末と関連したホームセルを定義する少なくとも一つの基地局を含み、ホームセルは第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおいて、ホームセル測定のために通信ネットワークを動作する方法であって、ネットワークからユーザー端末に測定制御メッセージをシグナリングするステップを具備し、測定制御メッセージは、第1のユーザー端末で複数のセルに対してセル測定を遂行し、セル測定に基づいて第1のユーザー端末がセルにアクセスする権限を有しているか否かを確認した後に、確認に基づいてセル測定をレポートするか否かを判定する、制限されたレポートモードを第1のユーザー端末に進入するように指示するフィールドを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様によれば、セルラーネットワークにおけるホームセルの測定方法であって、ホームセルチャンネルの測定及びレポートすることを示すために信号をユーザー端末に送信するステップと、信号の受信時に、ホームセルチャンネルの測定及びレポートをする第1のユーザー端末を提供するステップと、信号を受信時に、精密位置を測定し、近接することが検出される場合にホームセルを測定及びレポートする精密位置測定が可能な第2のユーザー端末を提供するステップとを具備することを特徴とする。
なお、本発明の他の態様によれば、セルラーネットワークでホームセルの測定方法であって、ホームセルチャンネルを測定及びレポートするように指示する制御メッセージをユーザー端末に送信するステップと、制御メッセージの受信時に、ホームセルチャンネルを測定及びレポートできるユーザー端末を提供するステップと、を具備し、ネットワークは、ユーザー端末がホームセルに近接する場合を検出し、検出に基づいてホームセルの測定を制限するように、ユーザー端末が使用する権限を有しているホームセルの位置に関する位置情報をユーザー端末が登録されたそれぞれの基地局に伝送するように配列されることを特徴とする。
さらに、本発明の他の態様によれば、ホームセル測定のためにセルラーネットワークを動作する方法であって、セルラーネットワークからハンドオーバー中のネットワークからホームセルに伝送されるユーザー端末に関連したセキュリティー情報を用いて、ネットワークセルからハンドオーバー中のホームセルと直接ユーザー端末の確認を許可するステップを具備することを特徴とする。
そして、本発明の他の態様によれば、セルラーネットワークでホームセル測定方法であって、ホームセルに該当する与えられたチャンネルの測定に対して、ホームセルを使用するように権限が与えられたか否かを判定するように示す信号をユーザー端末に送信し、測定をレポートするか否かを決定するときに判定を用いるステップを具備することを特徴とする。
本発明の上記及び他の様相、特徴、及び利点は、以下のような添付図面と併用された以下の詳細な説明から、より明白になるだろう。
本発明の第1の実施形態による無線通信システムの主要構成要素(main component)を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるUEの主要構成要素を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるeNBの主要構成要素を示すブロック図である。 セル及びホーム/プライベートセルのオーバーラップを示す図である。 本発明の第1の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNB基地局、移動性管理エンティティ、及びUE間のシグナリングを示すフロー図である。 図5AのプロセスにおけるeNBとUEとの間のシグナリング段階を示すフロー図である。 eNBで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。 UEで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNBとアイドルモードのUEとの間のシグナリング段階を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNB基地局、移動性管理エンティティ、及びアクティブモードのUE間のシグナリングを示すフロー図である。 本発明の第3の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNBとUEとの間のシグナリング段階を示すフロー図である。 本発明の第3の実施形態によるeNBで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるUEで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。次の説明における多様な特定の定義は、本発明の一般的な理解を助けるために提供されるだけであって、上記のような定義なしにも本発明が実現できることは当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、提案されたE-UTRANを包含する無線通信システムのコンテキストで説明することである。図1は、本発明の第1の実施形態による無線通信システムの主要構成要素を示す。
図1に示すように、無線通信システムにおいて、複数のUE1a〜1jが無線リンク(radio rink)5a〜5jを通じてそれぞれのeNB3a〜3dと通信を遂行する。本発明による第1の実施形態では、UE1a〜1j(以下、“1”と称する)は、携帯電話である。eNB3a〜3d(以下、“3”と称する)は、それぞれコアネットワーク7に直接接続される。また、eNB3は、相互に接続されるか、例えば着呼(incoming call)経路のために、追跡領域(Tracking Area:TA)内にその位置を固定するように、UE1の位置を追跡(tracking)する少なくとも一つの移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity:MME)8に接続される。
本発明による第1の実施形態において、UE1は、他の無線アクセス技術(Radio Access Technologies:RAT)(例えば、標準UTRAN(Universal Terrestial Radio Access Network)及びGSM(Global System for Mobile communication)ネットワーク)を用いて通信できる。このような方法で、E-UTRANの実現の際に、UEは、eNBなしに他のネットワークの基地局を含む領域で動作できる。
図4は、セル及びホーム/プライベートセルのオーバーラップを説明するための図である。図4に示すように、ネットワークは、eNB3によって提供される複数のセル100a,100bなどを含む。これらセル(マクロセル)は、一般的に隣接したこととして示されている。しかし、実際に、これらの通信領域は、シャドウイング及び視線妨害物によってカバーが途切れないようにオーバーラップできる。第1及び第2のホーム/プライベート(home/private)セル102a及び102bは、それぞれのホームeNB(図示せず)によって、第1及び第2の小規模会社に該当する各々異なる建物90a及び90bで提供される。これらホームセルは、ホーム/プライベートセルに対して専用周波数で提供される。他の側面で、ホームeNBは、eNB3に類似するが、低い電力レベルで伝送する。
各eNB3は、ブロードキャスティングする一つ以上のセルでUE1と通信する。アクティブ通信モードでUE1が移動することによって、通信はセル間でハンドオーバーされる。本発明による第1の実施形態において、E-UTRANは、無線リンク品質要素及びデータトラフィック管理要素を考慮して、ハンドオーバー手順が発生する時点及び通信がどんなセルでハンドオーバーされるかを判定する。すべてのUE1は、eNB3のいずれか一つと通信できる。
UE1a〜1cの第1のグループは第1会社の職員によって所有され、UE1d〜1fの第2のグループは第2会社の職員によって所有される。ホームセル102a、102bのみが示されているが、第1会社は、UE1a〜1cの第1のグループによって利用可能であり、他の地域でホームセル(図示せず)をさらに含むことができる。
無線リンク品質要素を測定するために、UE(1)は多様な測定を遂行する。一部測定の場合には、例えば、測定が異なる周波数範囲(周波数間測定)で遂行されており、もしくは測定が異なる無線アクセス技術(RAT間測定)に対することであるため、UE1は、同時にデータを伝送するか、あるいはデータを期待することが不可能である。このような測定を遂行可能にするために、多くの送受信ギャップが既存の無線リンクに導入され、UE1は、データ送信又はモニタリングなしに自由に測定を遂行する。UE1がE-UTRANに接続される場合に、ギャップ構成(gap configuration)は、E-UTRANによって提供される候補ギャップ構成セットからUE1によって選択される。
図2は、本発明の第1の実施形態によるUE1の主要構成要素を示すブロック図である。本発明の第1の実施形態の明確な説明のために、本発明と関係ないアンテナ、マイクロホン、バッテリー、スピーカ、ディスプレイ、及びキーパッドのような他の構成要素は、図2に示していない。
図2に示すように、UE1は、制御部21、送受信部23、及びメモリ25を有する。制御部21は、無線リンク品質測定を制御する測定制御器27と、送受信部23の動作を制御する送受信部制御器29とを含む。送受信部23は、eNB3との制御データの通信及びeNB3から制御データの受信をハンドリングする制御情報送受信器31と、eNB3とのユーザーデータの通信及びeNB3からユーザーデータの受信をハンドリングするデータ送受信器33とを含む。また、それぞれのホーム/プライベートセル102a,102bと通信するためのUE1a〜1c,1d〜1fでは、位置測定デバイス39、例えばGPS衛星航法(satellite navigation)位置測定デバイスが提供される。
図3は、本発明の第1の実施形態によるeNBの主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、eNB3は、制御部41、送受信部43、及びメモリ45を有する。制御部41は、eNB3によって遂行される無線リンク品質測定を制御する測定制御器47と、送受信部43の動作を制御する送受信部制御器49と、スケジューラ51とを含む。これらは、メモリ45にデータ及びプログラムで動作する一つ以上のコンピュータによって提供される。送受信部43は、UE1との制御データの通信をハンドリングする制御情報送受信器53と、UE1とのユーザーデータの通信をハンドリングするデータ送受信器55とを含む。アンテナ、電源装置(power supplies)のような他の構成要素は、明確にするために省略する。
以下、図5A及び図6Aを参照して、本発明の第1の実施形態で遂行されるプロセスについて説明する。図5Aは、本発明の第1の実施形態において、図1のネットワークの一部を構成するeNB基地局、移動性管理エンティティ、及びUE間のシグナリングを示すフロー図である。
ステップS1で、接続設定時にコンテキスト伝送の一部として、MME8は、多様な方式(例えば、ターゲット領域(TA)又はホームセルをオーバーラップするレギュラー/パブリック/マクロセル、又は地理的座標)でホームセル位置に関する情報をeNB3に提供する。
ステップS2で、eNB3は、UE1が伝送されたホームセル位置情報に基づいてホームセル位置に近接していることを検出する。
ステップS3で、ネットワークは、UEにより遂行される特定隣接セルの測定のセットアップ、変更又は解除を希望する場合に測定制御メッセージを開始する。より詳細に説明すると、ネットワークは、UEがホーム/プライベートセルに使用される周波数の測定に対して適用できる新たな構成を指示する。<表1>に示す測定制御メッセージは、共有メッセージとして伝送される。
Figure 0004938132
<表1>の測定制御メッセージは、ホームセルに対して測定を始めるための命令としてUE1によって解釈されるはずである。本発明による第1の実施形態において、測定制御メッセージは、UEがホームセルを測定する地理的領域を制限するように指示し、追加的な要素(<表1>にイタリック体で表示)を含む。
図5Bは、図5AのプロセスでeNB基地局とUEとの間のシグナリング段階を示すフロー図であり、図6BはUEで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。
図5B及び図6Bを参照すれば、UE1は、ステップS4で、許容された領域内で周波数間測定制御メッセージを受信する。ステップS5で、UE1は、アクセス可能なホーム/プライベートセルの付近に近接しているかを検出し始める。ステップS6で、UE1は、測定制御メッセージに含まれた構成を確認する。ステップS5の検出結果、アクセス可能なホーム/プライベートセルの付近に近接した場合に、UE1は周波数間測定を遂行する。一方、アクセス可能なホーム/プライベートセルの付近に近接しない場合には、UE1は、ステップS7で周波数間測定を遂行しない。すなわち、UE1がアクセス可能なホーム/プライベートセルの付近に近接した場合には、測定の成功的なセットアップ、変更又は解除を確認するように<表2>に示す“測定完了応答メッセージ”を戻す。下記の<表2>に示す測定完了応答メッセージは、共有チャンネルで伝送される。
Figure 0004938132
本発明の第1の実施形態において、UEのメモリ25は、UE1aがアクセス可能なそれぞれのホームセル102aの位置に該当する地理的領域を定義するデータを含む。このデータは、例えば、ホームセル102aが位置した建物90aのコーナーに該当することができる。
UEにおいて、ステップS4で<表1>のメッセージを受信すると、UE1aは、GPS39を用いて位置測定を開始する。位置測定結果は、GPS39によって周期的に提供される。この周期性は、最後の読み取りがどのくらいホームセルに近接しているか、最後の2番目の読み取りがホームセルとの移動を指示するか否か、ホームセルとの移動比率などのような要素に基づいて望ましく判断され変化される。
位置測定結果は、メモリ25で格納されたホームセル位置データを比較し、レポートされた位置がステップS6でメモリに定義されたホームセル領域内にあると、UE1は、ホームセル周波数に対するチャンネル測定を開始し、通信されるeNB3aに測定値をレポートする。
従って、動作において、ホームセル102aと通信可能なUE1aは、マクロセル100bに存在する場合にホームセル102aの粗い付近に存在するeNB3bによって通知される。図2に示すように、UE102aがGPS39を有すると、上述したようにUE102aの精密付近にあるかを検出する役割を遂行し、そのときのみに、そのセルの測定に対する遂行及びレポートを開始する。
したがって、このUE1aは通信不可能なホームセル102bを測定することによってリソース又は帯域幅を浪費せず、通信可能なホームセルを測定する。その上、接近不可能なホームセルを測定するために測定ギャップを有する送受信を中断する必要はない。言い換えれば、UEは、使用が承認されたホームセル102aの適当な位置に存在するネットワークによって通知されるまで精密な位置測定のためのGPSを利用しないことによってバッテリー寿命を保存する。
したがって、精密な位置決定(UEによる)とトリガーできる概略的位置決定(ネットワークによる)の組み合わせは、UE1aで節約するバッテリー及び他のリソースでホームセルの測定に経済性を結合させる。
この配置は、精密位置メカニズム39が欠けている他のUEと相互運用も可能である。ホームセル102aの利用が承認されたUE1bの場合に、ホームセル測定は、<表1>の測定制御メッセージを受信時に開始できる。したがって、本発明の第1の実施形態において、測定制御メッセージに応答して遂行される動作は、その位置測定容量に基づき、UEに応じて異なる。
上記に言及した組み合わせにおいて概略的位置(ネットワークによる)及び精密位置(UEによる)両方を用いることが好ましいが、上記した実施形態の側面は、UEによって精密位置確認なしに使用されることができる。例えば、ホームセル位置情報が接続設定時に発生したコンテキスト伝送中にターゲットeNBに提供され、あるいはそのeNBへの接続(一般的に、以前eNBからでなくMMEを通じて)のハンドオーバーを遂行する利点がある。その理由は、それぞれのeNBのみがその領域内で移動局にサービスするように要求される情報を保有する必要があるためである。すべてのホームセルに関する位置及び権限情報は一括的あるいは各ユーザーに局部的に保有及びアップデートされることができ、eNBに必要時ごとに提供されることができる。この場合、位置決定が発生する位置は関連が少ない。例えば、eNBは、位置測定を開始するようにUEに指示し、ホームセルに近接したことを示すUEからの位置レポートを得た後に、ホームセル周波数を測定するように測定制御メッセージをUEに送信する。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態において、移動を試みる場合、UEはホームセルにアクセス権限が与えられたか否かを判定することが提案される。ネットワーク上のシグナリングロード(load)を最小化するために、UE1aとホームeNBとの間で(他の基地局3が情報のトランスペアレント(transparent)伝送のように制限された供給を提供しても)直接に確認(validation)が遂行される。UEのアイドルモード及び接続モードで本発明の動作について後述する。
アイドルモード
図7は、本発明の第2の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNB基地局及びアイドルモードのUE間のシグナリング段階を示すフロー図である。図7を参照すると、ホーム/プライベートeNBは、例えば次のように接続が設定されると、UEを確認する。
ホーム/プライベートセルで接続設定を開始する場合に、UE1aは、セキュリティー情報を初期/承認時に交換される情報に基づき、ステップS21で接続要求内ホームeNB9aに提供する。
ホームeNB9aは、ステップS22で、UE1aがホーム/プライベートセルにアクセスする権限が与えられたか否かを確認するためにセキュリティー情報を使用する。
UEが承認されると、ステップS24で、eNBは接続設定を受け入れ、UEに接続を指示するために信号を戻す。一方、確認段階が失敗すると、ホームeNB9aは、接続設定を拒否し、UEによって信号を戻し、提供される非アクセス層(Non-Access Layer:NAS)情報を廃棄する。
接続モード
UE1がeNB3aに接続され、ホームeNB9aにハンドオーバーを遂行しようとする場合に、そのプロセスは図8に示す。図8は、本発明の第2の実施形態により、図1のネットワークの一部を構成するeNB基地局、移動性管理エンティティ、及びアクティブモードのUE間のシグナリングを示すフロー図である。
ステップS31で,UEは、ホーム/プライベートセルにハンドオーバーをトリガーする接続要求を構成する測定レポートに含まれたセキュリティー情報を、現在接続されたeNB3(ソースeNB)に提供する。
ステップS32で、ネットワークは、ハンドオーバー準備時のハンドオーバー要求でUE1aから受信され、UEを確認するために要求されるセキュリティー情報を透過的にソースeNB3aからターゲットホームeNB9aに(他のノードを通じて直接的に、又は間接的に)伝送する。情報は、中間ノード(intermediate node)が動作するメッセージに存在するが、‘コンテナ(container)’に含まれて中間ノードがこのコンテナを次のノードに伝送させると良い。したがって、このコンテナの使用は、透明性を達成させ、メッセージに動作する必要がない中間ノードに影響(impact)を与えない。
ステップS33で、ホームeNB9aは、UEとのシグナリングによって、UEがセキュリティーデータを用いるホーム/プライベートセルにアクセスするように承認されたか否かを確認する。
ステップS33でUEが承認されると、ステップS34で、ホームeNB9aは、接続設定を受け入れ、それによってソースeNB3aに信号を戻す。一方、確認が失敗すると、ターゲットホームeNB9aはハンドオーバー接続設定を拒絶し、ソースeNB3aに信号を戻す。その後に、ハンドオーバーが完了する。
<第3の実施形態>
本発明による第3の実施形態において、UE1は、アクセス許可されたホームセル102の測定のみをレポートするように測定レポートを制限するメカニズムを提供する。したがって、UE1aが使用承認されないホームセル(例えば、102b)の付近に存在する場合に、リソースは浪費されない。本実施形態は、第1及び第2の実施形態と一緒に利用されることができるが、別々に利用されることができ、UE1が不必要なセル測定を遂行する場合でも、測定結果をレポートすることによってネットワーク容量は浪費されない。
GSMセルラー通信システムは、UEによってセル測定の周期的レポートを採用するが、測定シグナリングロードを減少させるために、E-UTRAシステムでは、測定レポートは、UEによって検出された一定のイベントの発生に対してのみ測定がレポートされるようにイベント駆動(event-driven)型である。次は、このようなイベント駆動メッセージのリストである。
・イベント1a−セルと関連した1次共通パイロットチャンネル(Primary Common Pilot Channel:CPICH)がレポート範囲に進入
・イベント1b−1次CPICHは上記レポート範囲から外れる。
・イベント1c−非アクティブの1次CPICHはアクティブの1次CPICHより良くなる。
・イベント1d−最適セルの変化
・イベント1e−1次CPICHは絶対しきい値より良くなる。
・イベント1f−1次CPICHは絶対しきい値より悪くなる。
本発明の第3の実施形態の場合と共にアクセス可能なホーム/プライベートセルに近接する場合のみUE1が測定を遂行する場合でも、アクセス可能なホーム/プライベートセル(例えば、102a)付近に数多くのアクセス不可能な他のホーム/プライベートセル(例えば、102b)によって、よく測定レポートをトリガーできる。このようなレポートの大部分は、無駄である。ネットワークは、UEがアクセス不可能なセルから他のセルに移動することを認知しようとしない。
したがって、本発明の第3の実施形態では、UEがセルの接近性を確認した参照事項を含む新たな測定イベントを定義する。UEは、どのホームセルがアクセスできるかを示すデータを格納する。それぞれのホームセルは知られているように、追跡領域ID(Tracking Area ID:TA-ID)を伝送する。伝送されたTA-IDをアクセス可能なホームセルに対して格納されたデータと対照して確認することによって、UEは、この測定がアクセス可能なホームセルに関連しているか否かを確認することができる。
新たな測定イベントは、“周波数上の最適セルがアクセス可能である”及び“周波数上の最適セルがアクセス不可能である”として定義される。
図9、図10A、及び図10Bを参照して、本発明の第3の実施形態による方法について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態による図1のネットワークの一部を構成するeNBとUEとの間のシグナリング段階を示すフロー図である。図10Aは、本発明の第3の実施形態によるeNBで遂行されるプロセスを示すフローチャートであり、図10Bは、本発明の第3の実施形態によるUEで遂行されるプロセスを示すフローチャートである。
まず、ネットワークは、第1の実施形態に関連した説明のようにステップS2を遂行する。UE1aがホームセルに近接していることを検出する場合に、ステップS41で、ネットワークは、UEにホームセルの接近性を確認させるか否かを判定する。
ステップS41で、ネットワークは、UEによって遂行される隣接セルの測定をセットアップ、変更又は解除することを希望する場合に測定制御メッセージを開始する。本発明の第3の実施形態による測定制御メッセージは、<表3>に示すようである。UEが現在登録されているeNBから伝送される。
Figure 0004938132
より詳細に説明すれば、測定制御メッセージは、UEがホーム/プライベートセルに使用される周波数の測定に対して適用できる新たな構成を表し、UEが関連イベントをレポートする前にセルの接近性を確認することができる表示(indication)を含む。
UEは、ステップS43で測定制御メッセージを受信し、ステップS44で、測定制御メッセージに含まれた構成を確認し、UEがそのメッセージを受け入れると、測定完了メッセージを戻す。この応答メッセージは、上記の<表2>に示すように同一のフォーマットを有する。図示されたメッセージは、共有チャンネルを介して伝送され、関連制御チャンネルの特定使用を要求しない。
メッセージがセルを確認するように要求事項を含んでいない場合、UEは、(E-)UTRAネットワークに対して現在定義された測定メッセージをレポートして、従来のUEとして動作を遂行する。
メッセージが関連イベントのレポート以前にセルの接近性を確認するように要求事項を含んでいない場合に、UEは、追加的なイベントを使用するように動作を変更する。
大部分のイベントの場合、変更された動作は、例を挙げて図示したことと同じである。
レポートイベント1A:1次CPICHはレポート範囲に進入する。関連した周波数上のセルをレポートする前に、UEはセルがアクセス可能であるかを確認する。アクセス可能でないと、イベントはレポートされない。すなわち、イベントは次のようになる。
レポートイベント1A:アクセス可能なセルの1次CPICHがレポート範囲に進入する。
レポートイベント1B:1次CPICHはレポート範囲を外れる。また、UEは、アクセス可能なセルのみに対して1Bをレポートすべきである。通常に(普遍的でないが)、これは、以前にレポートされたイベント1Aに対するセルと交信する。そこで、交互に、UEが以前にイベント1Aをトリガーしたセルのみに対してレポートすることを明示できる。しかしながら、最初のオプションは、もう少しフレキシブルになり得る。
レポートイベント1B:アクセス可能なセルの1次CPICHはレポート範囲を外れる。
レポートイベント1D:最適セルの変化。このイベントの場合、2つの利点が言及されたように存在する。
イベントID:アクセス可能なセルは周波数上で最適セルとなる。
イベントID**:アクセス不可能なセルは周波数上で最適セルとなる。
これらのうちの最初イベントはハンドオーバーをトリガーできるが、2番目のイベントはそうでない。したがって、本発明の第3の実施形態において、UEは、測定を遂行することによって複数のセルをモニタリングする。ステップS44で、測定された複数のセルのうち一つが(E-)UTRAネットワークに対して定義されたイベントのうちの一つをトリガーする場合、ステップS45で、各々の場合のUEは、セルがアクセス可能であるかを確認し、ステップS6で通信に対してアクセス可能であるか否かを判定する。ステップS6の判定結果、通信に対してアクセス可能でないと判定された場合、UEは、多くの場合、ステップS46で、セル測定に該当するイベントレポートを避ける。ステップS6の判定結果、通信に対してアクセス可能であると判定された場合、ステップS47でeNBにレポートされる。この場合に、UEは、セル測定が上記変更された基準の一つである場合にのみ、レポートを遂行する。
この場合に示した上記例は、UE1が、接近性確認が必要な場合だけでなく、一部特定規則も要求される。例えば、イベントID**の場合に、最適となるアクセス不可能なセルの識別(identity)をレポートする必要はないようであっても、UE1は、アクセス不可能なセルを考慮し、アクセス可能なセルからアクセス不可能なセルに最適セルの変化をレポートし、あるいはアクセス不可能なホームセルから他のセルに最適セルの次の変化をレポートしなければならない。
多様な変更、変化、及び置換は当業者には明白なことである。例えば、ユーザー端末(UE)という用語は、携帯電話、無線電話、及びPDA(Personal Digital Assistant)、又は固定局を含む移動局のどんなタイプも包含されることができる。基地局という用語は、地上、航空、又は衛星セルラーリピータを含むことができる。
望ましい目的のために、本発明の実施形態は、UTRA方式(すなわち、HSPA方式)と関連した用語を使用し、そのコンテキストで説明された。本発明は、無線(例えば、ラジオ)通信方式の他のタイプで実現されることもできることがわかる。一般的に、無線通信システムは、無線リンクを用いて移動局と通信する複数の基地局を含む無線接続ネットワークを含む。
ホームセルに対する分離周波数が優先されるが、本発明の側面は、ホームセルに割り当てられた周波数又はチャンネルに関係なしに動作することがある。
GPSの代りに、UEは、eNBによってブロードキャストする信号からセルの三角測量に基づいたシステム、あるいはその他の適合した位置確認システムのような精密位置測定システムを具備できる。
測定制御メッセージは、多重‘測定命令’、すなわち一つの測定のセットアップ、他の解除及び/或いは第3の変更を含むことができる。
同様に、測定構成は、いくつかの測定タイプ、例えばイントラ(intra)周波数測定、UE内部測定を含むことができる。
上記した第3の実施形態がレポート基盤のイベントを採用しても、類似した原理がGSMのように周期的測定レポートに対して適用できる。
上記した第3の実施形態が接近性確認のために追跡領域を使用しても、ホームセルの信号特性又は他のブロードキャスト信号を使用することができる。アクセス不可能なホームセルのリストは、アクセス可能なホームセルのリストの代りにUEによって格納されることができる。
本発明は、既存のハードウェアによって実現されたソフトウェアルーティン(routine)を変更することで実現されることができる。このように、本発明は、実際適用のためにコンピュータプログラム、特にキャリア上あるいはキャリアでのコンピュータプログラムに拡張される。このプログラムは、ソースコード、オブジェクトコード、ソースコードに対する中間コード、及び部分的にコンパイルされた形態のようなオブジェクトコード、又は本発明によるプロセスの実現時に使用するのに適切な他の形態であり得る。
キャリアは、プログラムを遂行することができるエンティティ(entity)又はデバイスである。例えば、このキャリアは、ROM、例えばCD-ROM又は半導体ROM、あるいは磁気記録媒体(magnetic recording medium)、例えばフロッピー(登録商標)ディスク又はハードディスク、もしくは光学的記録媒体のような貯蔵媒体を含むことができる。さらに、キャリアは、無線或いは他の手段によってあるいは電気又は光ケーブルを通じてUEあるいはネットワーク構成要素に移動できる電気信号又は光信号のような電装可能なキャリアである。
このキャリアは、プログラムが内蔵された集積回路であって、この集積回路は関連プロセスを実行したり、あるいは関連プロセスの性能に使用するのに適合する。
したがって、本発明は上述した実施形態だけでなく、上述した側面に基づいて変更、変化及び代替までも拡張できることは、当業者にはもちろんのことである。
以上、本発明を具体的な実施形態に関して図示及び説明したが、添付した特許請求の範囲により規定されるような本発明の精神及び範囲を外れることなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
21 制御部
23 送受信部
25 メモリ

Claims (19)

  1. 通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及び前記ネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、前記複数の基地局は前記第2のユーザー端末でなく前記第1のユーザー端末と関連したホームセルを定義する少なくとも一つの基地局を含み、前記ホームセルは前記第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおけるホームセル測定方法であって、
    前記ネットワークで、ネットワークと通信する基地局の位置情報に対応して、前記第1のユーザー端末の位置を示す位置データを獲得するステップと、
    前記獲得された位置データを用いて前記第1のユーザー端末が前記ホームセルに近接するか否かを判定するステップと、
    前記第1のユーザー端末が前記ホームセルに近接した場合、前記ホームセルの測定を指定する、前記ホームセルに近接する基地局から、第1のユーザー端末へセル測定制御メッセージを送信するステップと、
    前記第1のユーザー端末で精密位置測定を遂行するステップと、
    前記第1のユーザー端末で前記精密位置測定に基づいて前記ホームセルに近接するか否かを判定するステップと、
    前記第1のユーザー端末が前記ホームセルに近接した場合、前記第1のユーザー端末で前記ホームセルを測定するステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 前記位置データは、前記ホームセルをオーバーラップするセルと接する前記第1のユーザー端末の位置データを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記位置データは、前記ホームセルをオーバーラップする追跡領域で登録された前記第1のユーザー端末の位置データを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記位置データは、前記ホームセルをオーバーラップする地理的領域内に存在する前記第1のユーザー端末の位置データを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記精密位置測定は衛星航法測定を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ホームセルは他のネットワークセルによって使用されない周波数で動作することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記セル測定制御メッセージは、測定する周波数を指定するメッセージであって、ユーザー端末によってホームセル周波数を測定するか否かを表す指示を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 通信セルを定義する複数の基地局を含むネットワーク及び前記ネットワークと通信を遂行する第1及び第2のユーザー端末で構成されており、前記複数の基地局は前記第2のユーザー端末でなく前記第1のユーザー端末と関連した複数のホームセルを定義する少なくとも一つのホーム基地局を含み、前記ホームセルは前記第1及び第2のユーザー端末両方によって利用可能な通信セルとの範囲にオーバーラップする移動通信システムにおけるホームセル測定方法であって、
    ネットワークと通信する基地局の位置情報に対応して、前記第1のユーザー端末の位置を示す位置データを獲得するステップと、
    前記獲得された位置データを用いて前記第1のユーザー端末が前記ホームセルに近接するか否かを判定するステップと、
    前記第1のユーザー端末が前記ホームセルに近接した場合、前記ホームセルに近接する基地局から、第1のユーザー端末へ測定制御メッセージを送信するステップと、
    受信された前記測定制御メッセージによって前記第1のユーザー端末で前記ホームセルを測定するステップと、を具備し、
    前記第1のユーザー端末を伴うセッションを基地局に伝送あるいは設定し、前記基地局によって生成された前記通信セルの領域内前記ホームセルの位置に関する位置情報を前記基地局へ送信することを特徴とする方法。
  9. 前記ホームセルは他のネットワークセルによって使用されない周波数で動作することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1に記載のホームセル測定方法を含む、ソース基地局によって動作される前記通信セルからのユーザー端末をターゲットホーム基地局によって動作される前記ホームセルへ移動するためのホームセル測定方法であって、
    前記ソース基地局を介して前記ユーザー端末から前記ターゲットホーム基地局へセキュリティー情報を伝送するステップと、
    前記ターゲットホーム基地局によって、前記ユーザー端末が前記セキュリティー情報を使用するセルに接続するように承認されたか否かを確認するステップと、
    前記ユーザー端末が前記セルに接続するように承認された場合に、前記ターゲットホーム基地局によって前記ユーザー端末の接続設定を受け入れるステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  11. 前記伝送は前記セキュリティー情報のトランスペアレント伝送を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ホームセルは他のネットワークセルによって使用されない周波数で動作することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 請求項1に記載のホームセル測定方法において、
    前記第1のユーザー端末から測定制御メッセージをシグナリングするステップと、
    前記第1のユーザー端末で複数のセル測定を遂行するステップと、
    前記セル測定に対して、前記第1のユーザー端末が前記セルにアクセスする権限を有しているか否かを確認するステップと、
    前記確認ステップに基づいて前記セル測定をレポートするか否かを判定するステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  14. 前記ホームセルは他のネットワークセルによって使用されない周波数で動作することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 請求項1に記載のホームセル測定方法のために通信ネットワークを動作する方法であって、
    記測定制御メッセージは、前記第1のユーザー端末で複数のセルに対してセル測定を遂行し、前記セル測定に基づいて前記第1のユーザー端末が前記セルにアクセスする権限を有しているか否かを確認した後に、前記確認に基づいて前記セル測定をレポートするか否かを判定する、制限されたレポートモードを前記第1のユーザー端末に進入するように指示するフィールドを含むことを特徴とする方法。
  16. 前記セル測定をレポートするか否かを判定するステップは、変更イベントを表すか否かによって前記測定をレポートするか否かを判定するステップをさらに具備することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記変更イベントは、前記第1のユーザー端末がアクセスする権限を有しているセルを含み、前記セルが最適セルとなることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記変更イベントは、前記ユーザー端末がアクセスする権限を有していないセルを含み、前記セルが最適セルとなることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記ホームセルは他のネットワークセルによって使用されない周波数で動作することを特徴とする請求項15に記載の方法。
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