JP4930518B2 - チューブポンプ及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
04を十分に押し潰すことができなかったり、可撓性チューブ104に無理な力が加えられて亀裂等が生じたりする等により、各チューブポンプによって吸引能力に差が生じる可能性があった。
また、本発明の別の目的は、組み付けにおける手間を軽減させることができるチューブポンプ及び同チューブポンプを使用した液体噴射装置を提供することにある。
変化を発生させるチューブポンプにおいて、前記チューブの2箇所以上に互いに係合する係合手段が設けられ、前記係合手段を係合させることによって前記チューブに環状部分又は円弧状部分が形成される。
これによれば、チューブをハウジングに取り付ける際には、係合手段を係合させることで予め束ねたチューブをハウジングに収容するだけでよく、組み付けにおける手間を軽減することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ本体11は、フレーム12が備えら
れており、このフレーム12にはプラテン13が架設されている。プラテン13上には、図示しない紙送り機構によりターゲットとしての紙Pが搬送される。また、フレーム12には、プラテン13の長手方向と平行にガイド部材15が架設され、このガイド部材15にはキャリッジ16が摺動可能に支持されている。このキャリッジ16は、キャリッジモータ18によりタイミングベルト17を介して図中X方向に往復移動可能となっている。
によって封止した状態で、チューブポンプ30を駆動させると、キャップ側チューブ29内及びキャップ内空間の空気が排出される。このため、キャップ内空間が減圧される。キャップ内空間に負圧が蓄積されると、その負圧でノズルN内のインクが吸引されてキャップホルダ23内に吐出され、インク吸収材Sに吸収される。吸引されたインクは、チューブポンプ30を介して、フレーム12内に配設された廃インクタンクTに収容される。
上面において開口している。
側面に係合部38を容易に形成できる。また、射出成形品は、成形工程において金型内で冷却固定されるため、押出成形方法等よりも成形品の精度が高い。
(1)第1の実施形態では、チューブポンプ30を構成するチューブ32の2箇所に、係合部38を一体に設けた。そして、チューブポンプ30のケーシング31に前記係合部38と係合する係合凹部31f,31gを設けた。このため、チューブ32をケーシング31に取り付ける際に、係合部38と係合凹部31f,31gとをそれぞれ係合させることで、チューブ32の位置決めを行うことができる。その結果、ケーシング31内に略円環状に引き回された環状部32aの長さが一定となる。このため、チューブ32の取着状態にばらつきが生じにくくなり、いずれのポンプでもチューブ32を十分に押圧すること
ができる。従って、ポンプの能力におけるばらつきの発生を防止することができる。
また、ポンプ能力のばらつきが生じ難くなることで、ヘッドクリーニングの際にチューブポンプ30によってノズルNから吸引されるインク量が安定し、インクカートリッジ21に残るインク量に大きなばらつきが生じるのが防止される。
(4)第1の実施形態では、チューブ32を、硬度が50〜60度のゴム組成物から構成した。このため、チューブポンプ30に配設されるチューブとして、適度な可撓性及び復元性を備えることができる。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図7に従って説明する。尚、第2の実施形態は、第1の実施形態のチューブの構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
れることで、チューブ43の環状部43cの長さが決定される。その結果、環状部43cの長さにおけるばらつきの発生が防止されるため、チューブポンプの能力が安定し、ポンプによって能力のばらつきが生じにくい。
(5)第2の実施形態では、チューブ43に二対の凸部43aを一体に形成した。そして、前記凸部43aは、チューブ43をケーシング41に収容したときに、上流側支持溝41bの端部41d及び下流側支持溝41cの端部41eにそれぞれ係合するようにした。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図8に従って説明する。尚、第3の実施形態は、第1の実施形態のチューブの構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分においてはその詳細な説明を省略する。
(6)第3の実施形態では、チューブ48の2箇所に凹部48aを設けた。そして、チューブ48をケーシング46に収容するときに、これらの凹部48aが基準とされるようにした。すなわち、凹部48aの位置を上流側支持溝46bの端部46d及び下流側支持溝46cの端部46eの位置に合わせて取り付けることが可能なようにした。
次に、本発明を具体化した第4の実施形態を図9及び図10に従って説明する。尚、第4の実施形態は、第1の実施形態のチューブの構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
52の位置決めを行う。さらに、下流側端部52eを挿通溝61,62に係合させた状態で、上流側端部52dに設けられた凸部54を第2結束部60の凹部63a,64aに嵌合させ、第2結束部60を第1結束部59に重ねる。このとき、凸部54と凹部61a〜64aとの係合により、環状部52cの長さが一定となる。
(7)第4の実施形態では、チューブ52の長手方向に、凸部54を設けた。そして、凸部54が、結束部58に形成された凹部61a〜64aにそれぞれ嵌合させて、結束部58によりチューブ52を束ねるようにした。このため、凸部54と凹部61a〜64aとを係合させることで、容易にチューブ52の位置決めをすることができる。従って、チューブ52の環状部52cの長さのばらつきが防止されるため、チューブポンプ50の能力のばらつきの発生が防止される。また、取り付けの際に、環状部52cの長さを調整しつつ結束部58に挿通させる必要がないため、取り付けにおける手間が軽減される。
・上記各実施形態では、プリンタは、キャリッジ16にインクカートリッジ21を搭載した、いわゆるオンキャリッジタイプのプリンタとした。これを、キャリッジ16以外の場所に配設されたインクカートリッジ21から、チューブ等の流路を介して記録ヘッド20にインクを供給する、いわゆるオフキャリッジタイプのプリンタ等にしてもよい。即ち、本発明は、液体噴射ヘッドのメンテナンスを行うユニットを備えたプリンタ(液体噴射装置)であれば、他の構成のものにも適用可能である。
、チューブ32の外周面に環状に凸設するようにしてもよい。このとき、ケーシング31には、その係合部の形状に合わせた係合凹部が形成される。
・第4の実施形態では、チューブ52に、結束部58の凹部61a〜64aと係合する凸部54を一体に形成したが、これ以外に位置決めのための目印となる凸部又は凹部を形成してもよい。このとき、例えば、チューブ52に、結束部58に挿通された際に結束部58の一側面と係合する位置に凸部を設ける。そして、この凸部と結束部58の一側面とを係合させて組み付けるようにしてもよい。又は、チューブ52において、結束部58の一端部付近に配置可能な位置に凹部を設け、この凹部を位置決めの基準としてもよい。
(a)請求項1に記載のチューブポンプにおいて、前記チューブの凹部又は凸部は互いに係合することを特徴とするチューブポンプ。
て、組み付けの際には予め束ねられたチューブを前記ハウジングに収容するだけでよく、ハウジングに凹部又は凸部を設けたり、結束部材を別途設ける必要がない。このため、部品点数を減らすことができる。
…押圧手段としての回転体、38…凸部としての係合部、43a,54…凸部、48a…凹部、58…結束部材としての結束部、66〜69…凸部としての係合部、N…ノズル、P…ターゲットとしての紙。
Claims (3)
- チューブと、
前記チューブを支持するハウジングと、
前記チューブを加圧変形させる押圧手段と、
を備え、該押圧手段によって前記チューブ内に圧力変化を発生させるチューブポンプにおいて、
前記チューブの2箇所以上に互いに係合する係合手段が設けられ、
前記係合手段を係合させることによって前記チューブに環状部分又は円弧状部分が形成されることを特徴とするチューブポンプ。 - 前記係合手段を係合させることにより前記チューブの端部を束ねたことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
- 請求項1又は2に記載のチューブポンプを備えた液体噴射装置。
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