JP4927534B2 - 高精密多粒度スライシングブレード - Google Patents

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Description

本発明は、改善されたメタルボンド研磨工具に関する。より具体的には、本発明は、ダイヤモンド粒子の2つ以上の電気メッキ層を有する、改善されたダイヤモンド研磨切削工具に関する。この工具では、各層が異なる粒度のダイヤモンド粒子を有し、比較的良好な仕上げ面粗さ及び高い送り速度という利点をもたらす。
超砥粒、例えばダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素(CBN)は、他の硬質材料を切削、成形又は研磨するために、ソー、ドリル及びその他の工具で幅広く使用されている。
ダイヤモンド工具は、その他の工具が実際の代替物となるための強度及び耐久性を欠いている用途において特に有用である。例えばダイヤモンドソーは、その硬さ及び耐久性により、石切り産業において日常的に使用されている。超砥粒を使用しなければ、多くのこのような産業は経済的に見合わないことになる。
切削、ドリル加工、及び研削工具に対しダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素によって改善がもたらされるものの、欠点も依然として存在する。このような欠点を克服すれば、工具性能を大幅に改善し、及び/又はこれらのコストを下げることができる。
典型的な超砥粒工具、例えばダイヤモンド鋸刃は、ダイヤモンド粒子と好適なマトリックス(結合剤)粉末とを混合することにより製造される。このときには、混合物を型内で圧縮して、所望の形状(例えばソーセグメント)を形成する。次いで、適温で焼結することにより「生」の形状を固めて、複数の超砥粒粒子が配置された単一体を形成する。最後に、この固めた物体を工具本体、例えば丸鋸の丸刃に取り付け(例えばろう着けによって)して、最終製品を製作する。
メタルボンド材料を使用する研磨工具は、スライシングディスク又は切断ディスクを製作するために使用されている。1つのこのような工具は、金属マトリックス複合(MMC)工具と一般には呼ばれ、研磨材とメタルボンド材料との混合物を成形することによって形成することができる。このような工具の一例は、マサチューセッツ州Worcesterのノートン・カンパニーに譲渡された米国特許第5313742号明細書に開示されている。そこに開示されているように、このようなディスクは、事実上0容積%の気孔率から40又は50容積%ほどの気孔率までの、様々な気孔率を持つことができる。ディスクの好ましい容積%組成は、5〜50容積%の研磨材、50〜95容積%の結合剤、及び0〜25容積%の気孔である。結合剤には、主としてダイヤモンドと立方晶窒化ホウ素(CBN)砥粒を結合するために使用される、当業界でよく知られたメタルボンドのうちのいずれも含まれる。このようなメタルボンド材料の例は、例えばCu−Zn−Ag、Co−WC、Cu−Ni−Zn、Cu−Ni−Sb、Ni−Cu−Mn−Si−Fe、Ni−Cu−Sb−TaC等の、合金である。
別のタイプのメタルボンド工具、例えばやはりノートン・カンパニーに譲渡された米国特許第4381227号明細書(その全体が参照によりここに組み入れられる)に記載されているようなものが、電気メッキによって製作される。この参考文献は、砥粒が分散された無電解メッキ浴内に支持体を入れることを開示している。浴内にカソードとして支持体を、そしてアノードとしてメッキ金属を含有する電極を配置した浴を通して、直流電流が適用される。この参考文献では、ニッケルメッキ無電解浴の場合の電流密度は、1平方フィート当たり1.5〜5アンペア(1.4〜4.6mA/cm2)ほどの小さいものでよいが、しかし好ましくは50〜100アンペア/ft2であるべきである、と述べられている。
ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、炭化ケイ素、アルミナ、共溶融アルミナ−ジルコニアでよく、又はフリントであってもよい砥粒は、懸濁液から支持体上に沈降させてもよく、あるいはキャリヤ又はバスケットによって支持体に隣接するように配置してもよい。
種々の前記工具は、硬質材料、例えば硬化鋼を切削するため、又は電子産業で典型的に使用されるセラミックを切削するためのスライシングディスク又は切断ディスクとして使用されることが多い。研磨材寸法(粒度)の選択は一般に、送り速度と仕上げ面粗さとの間の妥協を必要とする。例えば、大きい送り速度が最重要である切削用途においては、より大きい砥粒粒度を用いることができる。前述のMMC工具は一般にこのような用途に好まれている。逆に、高品質の表面仕上げを必要とする用途では、前述の電気メッキされた砥石と一緒に使用することが多い、より小さな砥粒粒度を用いることができる。
従来は相容れない、高い送り速度であって且つ高品質の表面仕上げという利点を提供する研磨切削工具が必要とされている。
本発明の一つの側面は、研磨切削工具の製造方法を含む。この方法は、少なくとも1つの被着面を有する被着ディスクを用意し、微細砥粒研磨材が分散されている浴内に該ディスクを入れ、そして該被着面上に該第1研磨材及び電気メッキ材料の第1層を被着させることを含む。この方法は更に、該浴から該ディスクを取出し、該第1層の表面を活性化し、そして該微細砥粒研磨材の粒度よりも大きい第2の粒度の第2研磨材が分散されている浴内に、該ディスクを入れることを含む。その後、該第1層上に該第2研磨材及び電気メッキ材料の第2層を被着させ、該浴から該ディスクを取出し、続いて該第2層の表面を活性化し、該微細砥粒研磨材が分散されている浴内に該ディスクを入れ、該第2層上に該微細砥粒研磨材及び電気メッキ材料の第3層を被着させ、そして該第1層から該ディスクを取り外す。この方法はこうして、微細砥粒研磨材の2つの層の間に第2粒度の研磨材の中央層が配置された状態で、研磨材粒子が実質的に完全に全体にわたって分散された多層切削工具を製造する。
本発明の別の側面は、研磨切削工具の製造方法を含み、該方法は、被着部材の表面に微細砥粒研磨材及び電気メッキ材料の第1層を被着させ、該微細砥粒研磨材よりも大きい第2の粒度の研磨材及び電気メッキ材料の第2層を該第1層上に被着させ、該第2の粒度の研磨材よりも小さな第3の粒度の研磨材及び電気メッキ材料の第3層を該第2層上に被着させ、そして該第1、第2及び第3の粒度のうちの少なくとも2つを、互いに区別がつくように構成することを含む。次いで、第1層から被着部材を取り外して、研磨材粒子が実質的に完全に全体にわたって分散された多層切削工具を製造する。
本発明の更に別の側面において、研磨スライシング工具は、約4〜8ミクロンの範囲内にある第1粒度の研磨材粒子が分散されている第1電気メッキ層と、約10〜20ミクロンの範囲内にある第2粒度の研磨材粒子が分散されている第2電気メッキ層と、該第1粒度の研磨材粒子が分散されている第3電気メッキ層とを含む。該第1、第2及び第3の層は互いに重ね合わされており、そして該第2層は、該第1層と該第3層との間に配置されている。研磨材粒子は、該ディスク全体を通して分散されている。
本発明の更に別の側面において、研磨スライシング工具は、第1粒度の研磨材粒子が全体にわたって分散されている第1電気メッキ金属層と、第2粒度の研磨材粒子が全体にわたって分散されている第2電気メッキ金属層と、第3粒度の研磨材が全体にわたって分散されている第3電気メッキ金属層とを含む。該第2粒度の研磨材粒子は、該第1及び第2粒度の研磨材粒子のうちの少なくとも一方よりも大きく、そして該第2層は該第1層と該第3層との間に配置されている。
本発明の上記及びその他の特徴並びに利点は、添付の図面に関連して本発明の種々の側面を詳細に説明した下記の記載を読むことから、より容易に明らかになる。
下記の詳細な説明では、それの一部を形成する添付の図面を参照する。これらの図面には、本発明を実施することができる特定の態様が例示されている。これらの態様は、当業者が本発明を実施するのを可能にするのに十分に詳しく説明されており、また言うまでもなく、その他の態様を利用することもできる。また言うまでもなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、構造、手順及びシステムを変えることができる。従って下記の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲及びそれと等価のものによって定義される。説明を判りやすくするために、添付の図面に示された同様の構成要件は同様の参照番号で示し、また、別の態様において図示された類似の構成要件は類似の参照番号で示す。
手短にいえば、本発明は、比較的高品質の表面仕上げを達成することができる一方で、比較的大きい送り速度も達成することができる研磨切削ブレードを含む。図1に示すように、本発明の一つの態様は、例えばニッケルのような電気メッキ材料の別個の層で製作された工具10を含み、それぞれの隣接層は全体にわたって分散された、互いに区別可能な粒度の砥粒を有している。
工具10の一態様は、好適な電気メッキ材料(例えばニッケル)を使用して、鋼のカソードディスク11上に比較的微細な研磨材を電気メッキして層14を形成することにより製作される。次いで、より粗い砥粒の研磨材を層14上に電気メッキして中央層12を形成する。その後、微細砥粒研磨材の第3の層を層12上に電気メッキして層16を形成する。その結果生じた複合体を、次いでカソードディスク11から取り外して、多粒度の三層工具10を形成する。工具10はハブなしでもあり、すなわちそれは、ハブ又は他のいかなる研磨材非含有構成要素も含んでおらず、もっと正確に言うと、実質的に完全に全体にわたって分散された研磨材を含んでいる。
この開示中で使用される「軸方向」という用語は、図1に示すように、工具10の回転中心軸線aに対して実質的に平行な方向を意味する。同様に、「横方向」という用語は、軸線方向に対して実質的に直交方向、例えば軸線方向に対して実質的に直交方向の平面に沿った方向を意味する。
本発明の態様を詳細に論じる前に、通常の電気メッキを順序を追って簡単に説明する。電解槽を使用することにより電気メッキが行われる。これらの電解槽内で、電解浴内に配置されたアノードとカソードに直流電流が印加される。電気メッキ層を適用するのに使用される浴は一般に水性であり、被着させるべき金属のイオンを含む。アノードは一般に、アノードで金属が溶解しそしてカソード上に被着されるように、被着させるべき金属から製作される。具体的な浴の配合は、被着させるべき金属に依存し、当該技術分野でよく知られている。好適な電気メッキ材料としては、ニッケル、銅、コバルト、銀、パラジウム、及びこれらの組み合わせが挙げられる。電気メッキは、比較的広い範囲の温度範囲内で行うことができる。例えば、銅は、約1〜80A/ft2(0.03〜2.6A/cm2)範囲のカソード電流密度で、温度範囲が約16℃〜約38℃の浴を使用して、電気メッキすることができる。金属の電気メッキ法のより詳しい解説は、McGraw Hill Concise Encyclopedia of Science and Technologyの第692ページから始まる箇所に記載されている。
図1に目を転じて、本発明の態様を更に詳しく説明する。図示のように、一つの態様は、層状の多粒度研磨材スライシングディスク(工具)10を包含する。この工具は、研磨材粒子が全体にわたって分散された電気メッキ材料のマトリックスとして製作された中央層12を含む。中央層12は2つの外側層14及び16の間に挟まれており、そのおのおのもまた、電気メッキ材料のマトリックス及び研磨材として製作されている。中央層12の研磨材粒子は、工具10の多粒度の特徴をもたらすよう、外側層14及び16のそれらよりも大きい。中央層のより大きな研磨材は、有利なことに、使用中の相対的に大きい送り速度を実現しやすくする一方、外側層14、16のより微細な研磨材は、有利なことに、加工物に高品質の表面仕上げをもたらす。工具10の切削作業は、図2を参照しながら以下でより詳しく検討することにする。
工具10の製造方法を、下記の表1を参照しながら以下に詳しく説明する。この方法は、剛性の導電性材料、例えば鋼又はステンレス鋼から製作された被着ディスク11(図1に仮想線で示されている)を用意20することを含む。やはり図示のように、ディスク11は、電気メッキプロセス中に電流が流れることができる軸又はアーバー(図示せず)に取付けるための中央の取付け孔18(図1)を備えている。典型的な態様において、アーバーは、モーターに回転可能に接続されるように構成され、そのためそれに配置されたディスク11は電気メッキ作業中に回転することができる。このような回転は、下記のように層12、14、16の均一な塗布を保証するのに役立つ。
図1に示すように、ディスク11は、その(横方向に配向された)被着面の表面積が所望の完成工具10のそれよりも大きくなる寸法にすることができる。例えば図示の態様では、ディスク11は、少なくとも約0.25インチ(0.63cm)の軸線方向厚さと、4.5〜5インチ(11.4〜12.7cm)の(横方向)直径とを含む。次いで、ディスク11の被着面19の一部、例えば外周部分、及び取付け孔18と隣接する内側環状部分を、所望に応じて随意に(例えばテープ及び/又は円形取付けナット又はフランジを用いて)マスキング22して、被着領域の有効サイズを低減することができる。更に、多くの場合、所望の完成工具10の被着領域よりもわずかに大きい、遮るもののない被着領域を残して、下記のように仕上げ中に除去される材料を補償することが望ましい。
カソードディスク11の面は、表面を酸化させることにより、不動態化22することができる。これは、例えば、50%の硝酸と50%のDI水の溶液中にほぼ5分間ディスク11を入れることにより、行うことができる。結果として生じる酸化物層は、被着した層14がそれとの強力な結合を形成するのを防止して、その後ディスクから層を取り外すのを容易にするのに寄与する。この態様において、ディスク11は、完成工具10のためのテンプレート又は型として効果的に役立つ。
単一の被着面を有するディスク11が一般には望まれるが、当業者には明らかなように、対向する2つの被着面を有するディスクを、本発明の精神及び範囲を逸脱することなしに使用することもできる。
次いで、被着させるべき電気メッキ材料のイオンを含有する第1のメッキ浴に、被着ディスク11を入れる26。浴にはまた、分散された第1の粒度の研磨材(例えば2〜10ミクロン、又は特定の態様では4〜8ミクロンのダイヤモンド)も含まれる。浴は、電気メッキ材料(例えばニッケル)から製作されたアノードとともに、通常の電気メッキ装置内に収容される。好適なアノードは、カナダ国オンタリオ州のFalconbridge Limitedから入手可能な“S−Nickel Round”ニッケル棒である。好適な浴は業界標準の“Watts”ニッケル浴である。この浴は、約30%の硫酸ニッケル、8〜10%の塩化ニッケル、及び5%のホウ酸との混合物を含む。
浴は、浴中に研磨砥粒を懸濁させたままにするよう制御された撹拌レベルで運転される、当業者によく知られたタイプのミキサーを使用して混合28することができる。更に、上述のように、被着ディスク11を電気メッキ中にその軸線aを中心として随意的に回転30させて、層14の一様な被着を容易にすることができる。次いで、最終所望厚さの約1.5倍の厚さを達成するのに好適な時間にわたって電流(例えば、約12ボルトDCで、約20〜40A、又は約30A/ft2(1A/cm2))を供給することにより、層14を被着32させる。この余剰の50%の厚さは、下記で説明する仕上げ(例えば仕上げラップ)を行う際の材料の除去を可能にする。
特定の態様では、層14の被着には、初期のニッケル被覆(例えば50ミクロン厚)を素早く被着させるために、比較的大きな電流(例えば30〜40アンペア)を短時間(例えば0.5分)適用することを必要とする、初期の「ストライク」が含まれる。ストライクが完了したなら、電流を通常のレベル(例えば約20〜30アンペア)に下げて、所望の厚さ(例えば最終厚の1.5倍)に達するまで被着を続けることができる。
被着ディスク11上に層14を被着後、集成体を第1の浴から取り出し34、そして脱イオン(ID)水ですすぐ36。その後、層14の露出面を活性化38する(例えば酸で)。この活性化は、電気メッキプロセス中に生成した酸化物を除去して、後続の層のそれへの密着を促進する。特定の態様では、この表面活性化は、層14の面に塩酸(HCL)の溶液(例えば約10%水溶液)を塗布することにより行われる。次いで、面をDI水で再びすすぐ40。これらの態様において、前記すすぎ工程36及び40は、乾燥は層の均一性に不都合に影響することがあるので、ディスク11を湿らせておくのに利用される。
次に、この集成体を、第1の浴と同様であるが、より大きい(例えば、第1の浴の微細砥粒の粒度の約3〜6倍の粒度、あるいは特定の態様において、10〜20ミクロンのダイヤモンド)研磨材が分散されている第2のメッキ浴内に入れる42ことができる。より大きな研磨材粒度に照らして、撹拌レベル、回転速度、メッキ時間及び浴内容物に適宜調節を加えることができる。このような調節はいずれも、本開示内容に照らして当業者にはよく知られたものある。被着時間は、層12の所望最終厚と名目上等しい(1.5倍でなく)厚さに達するように選択することができる。例えば、約1分の初期ストライクの後、層12の被着を約25〜35分間、20〜25アンペア、12VDCで続けることができる。層14に関して上述したようにして、浴を混合44し、そしてディスク11を回転46させることができる。所望の厚さが得られた48ならば、工程34〜40を繰り返して、上述のように集成体を浴から取り出し、DI水ですすぎ、10%HCLで表面を再活性化し、そして再びすすぐことができる。
層12の最終厚は、図面には層14のそれとほぼ等しいとして示されてはいるが、当業者には明らかなように、本発明の精神及び範囲を逸脱することなしに、層12の厚さは層14及び/又は層16のそれよりも薄くてもよく、あるいは多くの望ましい態様では、それよりも実質的に厚くてもよい。実際に、多くの態様において、図2に関して下記で検討するように、中央層12を外側層14及び16よりも実質的に厚くして層12の外周と加工物60との接触面積を増大させることが、有利であろう。
次いで、大体において層14に関して上述したように、工程26〜36を繰り返して、層12上に層16を被着させることができる。その後、重ね合わせた3つの層12、14及び16をカソードディスク11の面から単一のユニットとして取り外して54、三層工具10を形成することができる。次いで、通常の技術を用いて工具10を完成することができる。例えば、OD/ID仕上げをして直径d1及びd2(図1)が所望の許容誤差以内にあることを保証することができ、両面ラップ仕上げをして外面の平坦性及び軸方向厚が所望の許容誤差内にあることを保証することができる。結果として得られる完成工具は、電気メッキ材料のハブなしの多種研磨材含有層であり、そしてそれは、図示して説明した例では、研磨材が全体にわたって実質的に完全に分散されたニッケルの層を含む。
本発明の精神及び範囲を逸脱することなしに、単一のアーバーに任意の数のディスク11を取り付けることができる。更に、アーバーに取り付けるのではなく、1つ又は2つ以上のディスク11をバスケットで支持してもよく、あるいはさもなければ電気メッキ浴内に支持してもよい。当業者には明らかなように、ディスクの数又はディスクの支持の仕方とは無関係に、複数のディスク間の距離を含む浴内での配置関係を、電気メッキ作業中一貫して一定に保持して、層12、14及び16の均一な被着を保証するのを助けることができる。
Figure 0004927534
ここで図2を参照すると、工具10は、軸線a(図1)を中心として回転させるために、最初に通常の研削機械(例えばパワーソー)のスピンドルに取付け孔18を介して工具10を取付けることにより操作される。次いで、工具10を横方向(b方向)に動かして加工物60と切削のために接触させて、図示の面62と64とによって画定される切断カーフを形成することができる。切削が進むにつれて、外側層14及び16の比較的微細な砥粒は、加工物60の面62に、比較的良好な仕上げ(例えば欠けが低レベル)を施す。同時に、より粗い中央層12は、加工物の面64から材料を迅速に除去するのを容易にして、比較的大きな送り速度を可能にする。
下記の実施例は、本発明の特定の側面を明らかにしようとするものである。これらの実例は限定的なものとして解釈されるべきではないことを理解すべきである。
(例1)
図1に示す切削工具10を製作した。各切削工具の完成時の外径d1は4.4インチ(11.2cm)、内径d2は3.5インチ(8.9cm)、そして名目上等しい厚さの3つの層の全体の軸線方向厚tは0.0038インチ(0.01mm)であった。3つの被着(カソード)ディスク11を使用した。これらのディスクは、0.25インチ(0.63cm)の軸線方向厚及び、仕上げ中の材料除去を可能にするよう、完成工具10よりもわずかに大きな有効被着表面積を有する304ステンレス鋼から製作した。3つの全てのディスク11を、ステンレス鋼の単一の軸に取付けた。カソードディスク11の面を、上述の硝酸溶液中で不動態化した。Wattsニッケル浴中に分散させた4〜8ミクロンのダイヤモンド研磨材を含有する第1のメッキ浴に、集成体を浸漬した。“S−Nickel Round”アノード(カナダ国オンタリオ州のFalconbridge)を使用した。30アンペアでの0.5分のストライクで電気メッキを開始し、続いて21アンペア及び12VDCで56分間にわたってメッキした。次に、集成体を第1の浴から取出してDI水ですすぎ、10%HCLの溶液で活性化し、次いでDI水で再びすすいだ。次に、集成体を、ニッケルアノードを含むが10〜20ミクロンのダイヤモンド研磨材が分散された、第1の浴と名目上同一の第2のメッキ浴に浸漬した。0.5分間の30アンペアのストライクに続いて、集成体を21アンペア及び12VDCで31分間にわたってメッキした。次いで、それをDI水ですすぎ、10%HCLで再活性化させ、そして再びすすいだ。
次に、集成体を第1の4〜8ミクロンの浴に再び浸漬し、そこで30アンペアで0.5分間にわたってストライクを行い、次いで21アンペア、12VDCで60分間にわたって再びメッキした。3つの全ての層12、14及び16の電気メッキ中は、集成体をその軸線を中心として回転させる一方、メッキ浴を撹拌した。
次いで、集成体をタンクから取出し、すすぎ、そしてカソードディスクをステンレス鋼の軸から取り外した。次に、電気メッキ層をステンレス鋼のカソードディスクから取り外して、三層工具10を3つ作製した。通常のOD/ID仕上げ技術及び両面ラップ技術を使用して、工具10を完成した。後者の技術で、各外側層14及び16の厚さの約3分の1を除去して、最終の全体厚tを約0.0038インチ(0.1mm)にした。
(例2)
大体において実施例1で説明したように切削工具10を製作したが、ただしここでは、外側層14及び16については2〜4ミクロンのダイヤモンド研磨材を使用し、また内側層12については4〜8ミクロンのダイヤモンド研磨材を使用した。
(試験結果)
上述の例1に従って製作したディスク10を、電子産業用の読取り/書込みヘッドの製造に使用されるウェハー切削作業において試験した。114.30mm×114.30mm×1.25mmのブランクAlTiCウェハーを、鋼板に結合された3.175mm厚のラヴァ(lava)上に載置した。工具10をMTIモデルMSS−816研削機械(カリフォルニア州VenturaのManufacturing Technology, Inc.(MTI))に取付けた。表2に挙げた条件下で、ウェハーに一連の切り込みを入れた。
Figure 0004927534
切り込みは、表3に示した送り速度の範囲で行った。
Figure 0004927534
加工物(ウェハー)の表面仕上げを、表面における切りくずの寸法を測定することにより分析した。やはり表3に示した結果は、平均の切りくず寸法が、最高送り速度で試験したときにも、約2ミクロン以下に留まることを示している。これらの結果は、通常のウェハー切削MMC及び電気メッキ型ディスクに関して一般に認められた品質標準よりも有意に良好である。この品質標準の場合、平均の切りくず寸法が1分当たりの送り速度152〜203mmで約5ミクロンを超えない限り、結果は申し分ないと考えられている。
本発明の態様をダイヤモンド研磨材を利用するものとして説明してきたが、当業者には明らかなように、実質的に任意のタイプの研磨材粒子、例えばダイヤモンド、CBN、溶融アルミナ、焼結アルミナ、炭化ケイ素、及びそれらの組み合わせを、本発明の精神及び範囲を逸脱することなしに使用してもよい。
上述の説明において、本発明を特定の典型的態様を参照しながら解説してきた。特許請求の範囲に示した本発明のより幅広い精神及び範囲を逸脱することなしに、それらに様々な改変や変更を加えることができることは明らかである。従って、明細書及び図面は、限定的な意味でなく例示的な意味で検討されるべきである。
本発明の円形研磨切削工具の横断面図であって、工具の製作中に使用される装置の一部を仮想線で示した図である。 研磨切削作業中の図1の切削工具の一部の横断面図である。

Claims (7)

  1. 研磨切削工具の製造方法であって、
    (a)少なくとも1つの被着面を有する被着ディスクを用意すること、
    (b)該被着面を酸化することにより不動態化すること、
    (c)微細砥粒研磨材が分散されている浴に該ディスクを入れること、
    (d)該不動態化した被着面上に該微細砥粒研磨材及び電気メッキ材料の第1層を被着させること、
    (e)該浴から該ディスクを取出すこと、
    (f)酸の溶液を塗布して該第1層の表面から酸化物を除去することにより該表面を活性化すること、
    (g)該微細砥粒研磨材の粒度よりも大きい第2の粒度の第2の研磨材が分散されている浴に該ディスクを入れること、
    (h)該第1層上に該第2の研磨材及び電気メッキ材料の第2層を被着させること、
    (i)該浴から該ディスクを取出すこと、
    (j)酸の溶液を塗布して該第2層の表面から酸化物を除去することにより該表面を活性化すること、
    (k)該微細砥粒研磨材が分散されている浴に該ディスクを入れること、
    (l)該第2層上に該微細砥粒研磨材及び電気メッキ材料の第3層を被着させること、及び、
    (m)該第1層から該ディスクを取り去って、微細砥粒研磨材の2つの層の間に第2の粒度の研磨材の中央層が配置された、研磨材粒子が実質的に完全に全体にわたって分散された多層切削工具を製造すること、を含む研磨切削工具の製造方法。
  2. 研磨切削工具の製造方法であって、
    (a)被着部材の、酸化により不動態化された表面に、微細砥粒研磨材及び電気メッキ材料の第1層を被着させること、
    (b)該第1層の表面に酸の溶液を塗布して該表面から酸化物を除去することにより該第1層の表面を活性化すること、
    (c)該微細砥粒研磨材よりも大きい第2の粒度の研磨材及び電気メッキ材料の第2層を該第1層上に被着させること、
    (d)該第2層の表面に酸の溶液を塗布して該表面から酸化物を除去することにより該第2層の表面を活性化すること、
    (e)該第2の粒度の研磨材よりも小さな第3の粒度の研磨材及び電気メッキ材料の第3層を該第2層上に被着させること、
    (f)該第1、第2及び第3の粒度のうちの少なくとも2つを互いに区別可能なように構成すること、及び、
    (g)該第1層から該被着部材を取り去って、研磨材粒子が実質的に完全に全体にわたって分散された多層切削工具を製造すること、を含む研磨切削工具の製造方法。
  3. 該被着させること(a)が、該第1層を所望の最終厚よりも大きい厚さまで被着させることを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 所望の最終厚が得られるまで該第1層から材料を除去することにより該工具を完成させることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 該被着させること(c)が、該第2層を所望の最終厚まで被着させることを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 該被着させること(e)が、該第3層を所望の最終厚よりも大きい厚さまで被着させることを含む、請求項2に記載の方法。
  7. 所望の最終厚が得られるまで該第3層から材料を除去することにより該工具を完成させることを含む、請求項6に記載の方法。
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