JP4925201B2 - 滴下用容器 - Google Patents

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本発明は滴下用容器に関する。
液を滴下して使用する場合、従来は容器の口部にスポイトを着脱可能に装着したスポイト瓶が使用されている。この様なスポイト瓶は、例えば、液体を収納する容器本体に対してスポイトキャップ部を着脱可能に装着し、また、それを被覆してオーバーキャップを着脱可能に装着して構成されている。スポイトキャップ部は筒状のスポイト本体の上端に密閉空間を内部に画成するゴム部を装着した形態のものが一般的である。
この様なスポイト瓶は、例えば、使用者が瓶より取り外したスポイトキャップ部のゴム部を押圧することによりゴム部内部の空洞内の空気を排出し、スポイト本体内の空気を排出し、しかる後、スポイト本体を液中に挿入してゴム部の押圧を解除することにより、ゴム部の弾性復元力により液を吸上げる。次いで所定の排出部位にゴム部を押圧することにより吸い上げた液を滴下する。
これらのスポイト瓶では、液の滴下に当たりゴム部の取り扱いが不適切で液滴の大きさが不安定となる様な不都合が生じる場合がある。従って、この様な不都合に対応すべきスポイト瓶も提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記スポイト瓶は、液体を内容可能な容器本体と、該容器本体を密閉可能で着脱自在なスポイト機能を有するスポイトキャップ部とを有するスポイト瓶であって、スポイトキャップ部が、スポイトキャップ部によってスポイト瓶が密閉されたときの内部と外部とを連通する連通孔が設けられた穴あきキャップ部、該穴あきキャップ部の連通孔に装着され、スポイト瓶がスポイトキャップ部によって密閉されたときの外部となる位置に操作部を有し、かつ、操作部の内部に連通孔装着基部に設けられたスポイト本体部装着孔に連通する空洞を有するスポイトゴム部、及びスポイトゴム部の本体部装着孔に連通孔装着基部が装着され、かつ、先端付近が先端に向かって細くなる透明素材から構成された円筒形状のスポイト本体部を備え、スポイト本体部側面に先端を基準として、スポイト瓶に内容させる目的の液体の滴数に応じた滴数該当目盛り及び数字が付してある。
特開2005−187028号公報
上記したスポイト瓶は不慣れな人でも正確な摂取量が判り易い優れたものであるが、スポイト瓶一般に言える、スポイトキャップ部を瓶から外した際に開放状態の瓶口から埃等が浸入する虞れがあり、また、スポイトキャップ部の容量は小さくその都度補給するという操作を必要とする。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、液の滴下に当たり簡単な操作で適切な量の滴下を行えるとともに、収納液内へゴミ等の浸入の虞れがなく、また、液の収納量も大きくて補充の必要のない滴下用容器を提案する。
本発明の滴下用容器は、容器体と、加圧機構とを備えている。
容器体は合成樹脂,ガラス等により形成されたもので、一端部に滴下口を開口した筒状をなし、他端の開口部分に加圧機構を装着する。滴下口は液の滴下に相応する径であれば良く、滴下する液の粘度等の物性に併せて適宜選択すれば良い。
加圧機構は、容器体内の密閉空間に加圧空気を導入し、それにより液面を加圧して滴下口より液を滴下させるための機構であり、シリンダと、ピストン付き押釦と、排気弁と、外気導入機構とを備えている。
加圧機構は、全体としてひとつの閉蓋具の形態として形成して容器体の他端開口を閉塞して装着する如く構成すると取り扱いが便利となる。その場合の好ましい形態としては、容器体に嵌合する装着筒部材に、シリンダ,排気弁を固定し、また、シリンダに対してピストン付き押釦を可動可能に装着する形態とすると良い。
更に具体例を言えば、半部(必ずしも半分の意味ではない)を容器体外周の開口縁側端部に嵌合させて、螺着或いは突条相互の乗り越え係合等の係止手段を採用し、他の半部を外方へ突出させてその部分にシリンダ,排気弁を装着する。
排気弁は、押釦の押し込み時に開弁し、ピストンにより加圧されたシリンダ内の加圧空気を容器体内に繰り出す構造を備えたものが採用される。この場合、エラストマー等の柔軟で弾力性に富む材質で形成された弁体を、空気圧により開弁する如く構成した形態のものが採用される。例えば、環状弁座外周に先端縁を気密に嵌合させるとともに、環状弁座との間の密閉空間をシリンダ内と連通させた柔軟で弾力性に富む材質で形成された筒状弁体部とで排気弁を形成する形態が挙げられる。
また、押釦より突設した押圧体により、押釦の押し込み時に弁体を強制的に開弁させる構造を備えたものを採用しても良い。この場合上記した柔軟で弾力性に富む材質で形成された弁体に代えて例えばポリオレフィン系樹脂等のこの種容器に使用される一般的な合成樹脂により形成した弁体を使用し、押釦より突設した押圧体により、押釦の押し込み時に環状弁座と筒状弁体部との間に挿入して筒状弁体部を押し広げて開弁する。
また、本発明に於ける加圧機構は、押釦が復元する際に減圧したシリンダ内に外気を導入する外気導入機構を備えている。外気導入機構として、上記要件を満たせば種々の形態を採用でき、例えば、シリンダ内と連通する押釦,ピストン等の部位に外部から内部へ一方的に連通する逆止弁構造の外気導入機構を設けても良いが、シリンダに環状の凹溝を設ける形態のものが構造も簡単で好ましい。この場合凹溝はピストンのシリンダ嵌合部分より少なくとも下方のシリンダ内面位置に周設する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、一端部に滴下口4を開口した筒状の容器体Aと、容器体Aの他端部を閉塞して設けた加圧機構Cとを備え、加圧機構Cは、シリンダ34と、シリンダ34内を摺動するピストンC5を突設して容器体Aに対して外方付勢状態で押込み可能に設けた押釦C4と、押釦C4の押し込み時に開弁し、ピストンC5によりシリンダ34内の加圧空気を容器体A内に繰り出す排気弁と、押釦C4が復元する際に減圧したシリンダ34内に外気を導入するための外気導入機構とを備え、前記排気弁を、シリンダ34に連設した環状弁座36と、環状弁座36外周に先端縁を気密に嵌合させるとともに、環状弁座36との間の密閉空間をシリンダ34内と連通させて装着した柔軟で弾力性に富む材質で形成された筒状弁体部42とで構成した
の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記排気弁を、前記環状弁座36と、合成樹脂製の前記筒状弁体部42と、押釦C4より突設するとともに、押釦C4の押し込み時に環状弁座36と筒状弁体部42との間に挿入して筒状弁体部42を押し広げて開弁する押圧体65とで構成した

第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、外気導入機構として、ピストンC5の嵌合部分より少なくとも下方のシリンダ34内面位置に環状の凹溝35を設けて構成した。
本発明の滴下用容器は、液の滴下に当たり簡単な操作で適切な量の滴下を行えるとともに、収納液内へのゴミ等の浸入の虞れがない。また、液の収納量も大きく、収納液がなくなるまで連続して液の滴下を行えるという便利がある。
また、シリンダ34に連設した環状弁座36と、環状弁座36外周に先端縁を気密に嵌合させるとともに、環状弁座36との間の密閉空間をシリンダ34内と連通させて装着した柔軟で弾力性に富む材質で形成された筒状弁体部42とで排気弁を構成した場合には、排気弁の充分な気密性を得られるとともに、構造が簡単で耐久性にも優れたものとなる。
シリンダ34に連設した環状弁座36と、環状弁座36外周に先端縁を気密に嵌合させるとともに、環状弁座36との間の空間をシリンダ34内と連通させて装着した合成樹脂製の筒状弁体部42と、押釦C4より突設するとともに、押釦C4の押し込み時に環状弁座36と筒状弁体部42との間に挿入して筒状弁体部42を押し広げて開弁する押圧体65とで排気弁を構成した場合には、筒状弁体部42が確実に開かれるため、加圧空気の供給が不充分となる様な不都合を確実に防止できる。
また、外気導入機構として、ピストンC5の嵌合部分より少なくとも下方のシリンダ34内面位置に環状の凹溝35を設けて構成した場合には、構造が簡単で、また、製造もシリンダ製造時に一体に形成できるため容易に行える等の効果を有する。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の滴下用容器1の一例を示すもので、滴下用容器1は、容器体Aと、キャップBと、加圧機構Cとを備えている。
容器体Aは、筒状をなし、筒壁2の一端部を閉塞する閉塞壁3の中央部に筒状の滴下口4を設けている。また、筒壁2の閉塞壁3側端部外周を該1小外径部5に形成し、そこに螺条を周設している。また、筒壁2の他方側端部外周を該2小外径部6に形成し、そこに係止突条7及び係止リブ8を周設している。係止リブ8は周方向等間隔に多数突設している。
キャップBは、周壁10上端縁より頂壁11を延設した下端開口の有頂筒状をなし、頂壁11中央裏面に棒栓12を、棒栓12外周所定位置にシール筒13を、更に外周所定位置には係止筒14をそれぞれ突設している。そして、周壁10内周に周設した螺条を容器体Aの螺条に螺合させて該1小外径部5に周壁10を螺合させて着脱可能に容器体Aに装着している。その際、棒栓12により滴下口4を閉塞し、シール筒13は滴下口4の筒壁が外周に嵌合させ、また、係止筒14の下端は閉塞壁3の表面に当接係止させる。
加圧機構Cは、装着筒部材C1と、シリンダ部材C2と、弁部材C3と、押釦C4と、ピストンC5と、コイルスプリングsとを備えている。
装着筒部材C1は、内周面を、下端部の第1周面部20と、第1周面部20上方に第1段部21を介して拡径した第2周面部22と、第2周面部22上方に第2段部23を介して拡径した第3周面部24と、第3周壁部上方に第3段部25を介して拡径した第4周面部26とで構成しており、第1周面部20部分には一対の正面視半楕円状の切欠窓27を穿設している。また、第4周面部26内周所定位置には係合突条28を周設し、更に周方向等間隔に多数の係合リブ29を突設しており、第4周面部26を容器体Aの開口端側の該2小外径部6外周に嵌合させ、係合突条28を係止突条7に乗り越え係合させて抜け出しの防止を図る如く構成している。各係合リブ29を各係止リブ8と係合させて相互の回動を防止する如く構成している。
シリンダ部材C2は、取付板部30の周縁部を第2段部23上に嵌合させて装着筒部材C1に装着している。取付板部30は、周縁部を垂壁部分30a を介して下方へ第3周面部24との間に所定の隙間をあけて陥没させたドーナツ板状をなし、中央部に穿設した窓孔周縁より上方へ上端閉塞の弁体支持筒31を起立している。弁体支持筒31の基端部には通気窓32を周方向複数穿設している。また、窓孔周囲の取付板部30下面からはコイルスプリングsを嵌合させる嵌合筒部33を、その外方位置から下方へシリンダ34をそれぞれ垂設している。シリンダ34の内周所定位置には外気導入機構を構成する環状の凹溝35を周設している。
弁部材C3は、エラストマー等の柔軟で弾力性に富む材質で形成されたもので、第3周面部24と取付板部30の垂壁部分30a との間に周縁の嵌合筒部40を、突条相互の乗り越え係合により抜け出しを防止して嵌合挟持させ、嵌合筒部40の上端縁より内方の取付板部30上にドーナツ板状の基板部41を延設し、基板部41の内周縁より上方に、上端部がテーパ状に窄まって上端縁を弁体支持筒31外周の環状弁座36に密接する筒状弁体部42を延設している。そして、環状弁座36と筒状弁体部42とで排気弁を構成する。また、基板部41周縁部より上方へシール筒44を立設し、容器体Aの開口部内周に密嵌させる如く構成している。
押釦C4は、第1周面部20内周に押し込み可能に嵌合させた周壁50の外周上端縁より突設した係合突起51を第1段部21に係合させて抜け出しを防止して装着筒部材C1に装着しており、周壁50の下端縁より延設した押圧板52上面よりピストンC5を嵌合させる嵌合筒53を立設している。
ピストンC5は、押釦C4の嵌合筒53内に嵌着固定した有底筒状の装着筒部60上端縁よりフランジ61を介して上向きスカート状の摺動部62を延設し、摺動部62の上端縁をシリンダ34に液密摺動可能に嵌合させている。
コイルスプリングsは、上端を嵌合筒部33外周に嵌合させて取付板部30下面と、ピストンC5のフランジ61上面との間に介在させて押釦C4を常時外方に付勢させている。
上記の如く構成した滴下用容器1を使用する場合には、キャップBを外し、図2に示す如く、滴下口4を下方に向けた状態で押釦C4を押し込めば、ピストンC5が下降し一端凹溝35部分に差しかかった際にシリンダ34と外部とが連通するが、それを通り越すとシリンダ34内が加圧され加圧空気が筒状弁体部42を押し開いて容器体A内上部に導入され、それにより加圧された液が滴下口4より滴下される。
押釦C4の押圧を解除すれば、コイルスプリングsの作用でピストンC5及び押釦C4が上昇し、ピストンC5の周縁部が凹溝35に差しかかった際に負圧化したシリンダ34内に凹溝35より外気が導入され、負圧が解消される。要すれば再び押釦C4を押し込む操作を繰り返せば、その都度液の滴下を行える。
使用後はキャップB嵌めて例えば図1の起立状態で保管しておくことができる。
図4は他の例を示すもので、図1の例に於いて、シリンダ部材C2がその弁体支持筒31の頂板31a を下方通気窓32位置まで下降させて形成し、また、図1の例のピストンC5に代えて、フランジ61内周縁より上方へ、シリンダ34内の容積を減じる減容筒63を立設し、また、装着筒部60は底板部分が除かれている。その他の図1の例と同様である。
図5は更に他の例を示すもので、図1の例に於いて、弁体支持筒31が、中間部に小外径の棒状部37で連結した形態をなし、弁部材C3は通常の比較的硬度のある合成樹脂により形成して内面に被押圧用の突条43を周方向複数縦設している。また、ピストンC5は、押釦C4の嵌合筒53内周に嵌合させた下端開口の装着筒部60の上端より外方へフランジ61を延設しフランジ61外周縁より上向きスカート状の摺動部62を延設し、また、フランジ61の内周縁より上方に下端開口の有頂筒状の台座64を立設し、台座64の上面周縁部から通気窓32を介して上方ヘ板状の押圧体65を立設している。その他の図1の例と同様である。
この場合には、滴下口4を下に向けた状態で押釦C4を押し込むことにより各押圧板52が下降して、被押圧用の突条43を外方へ押圧し、弁部材C3の筒状弁体部42を弁体支持筒31から外方へ押し広げて加圧空気を容器体A上部内に導入し、同様に滴下口4より液を滴下する。また、押釦C4の押圧を解除すれば、元の状態に戻る。
滴下用容器を示す半断面図である。(実施例1) 滴下用容器の使用状態を示す縦断面図である。(実施例1) 滴下用容器の要部拡大断面図である。(実施例1) 滴下用容器の要部拡大断面図である。(実施例2) 滴下用容器の要部拡大断面図である。(実施例3)
符号の説明
1…滴下用容器
A…容器体
2…筒壁,3…閉塞壁,4…滴下口,5…第1小外径部,6…第2小外径部,
7…係止突条,8…係止リブ
B…キャップ
10…周壁,11…頂壁,12…棒栓,13…シール筒,14…係止筒
C…加圧機構
C1…装着筒部材
20…第1周面部,21…第1段部,22…第2周面部,23…第2周面部,
24…第3周面部,25…第3段部,26…第4周面部,27…切欠部,28…係合突条, 29…係合リブ
C2…シリンダ部材
30…取付板部,30a …錐壁部分,31…弁体支持筒,31a …頂板,32…通気窓,
33…嵌合筒部,34…シリンダ,35…凹溝,36…環状弁座,37…棒状部
C3…弁部材
40…嵌合筒部,41…基板部,42…筒状弁体部,43…被押圧用の突条,
44…シール筒
C4…押釦
50…周壁,51…係合突起,52…押圧板,53…嵌合筒
C5…ピストン
60…装着筒部,61…フランジ,62…摺動部,63…減容筒,64…台座,65…押圧体 s…コイルスプリング

Claims (3)

  1. 一端部に滴下口を開口した筒状の容器体と、容器体の他端部を閉塞して設けた加圧機構とを備え、加圧機構は、シリンダ34と、シリンダ34内を摺動するピストンC5 を突設して容器体に対して外方付勢状態で押込み可能に設けた押釦C4 と、押釦C4 の押し込み時に開弁し、ピストンC5 によりシリンダ34内の加圧空気を容器体内に繰り出す排気弁と、押釦C4 が復元する際に減圧したシリンダ34内に外気を導入するための外気導入機構とを備え、前記排気弁を、シリンダ(34)に連設した環状弁座(36)と、環状弁座(36)外周に先端縁を気密に嵌合させるとともに、環状弁座(36)との間の密閉空間をシリンダ(34)内と連通させて装着した柔軟で弾力性に富む材質で形成された筒状弁体部(42)とで構成したことを特徴とする滴下用容器。
  2. 前記排気弁を、前記環状弁座(36)と、合成樹脂製の前記筒状弁体部(42)と、押釦(C 4 )より突設するとともに、押釦(C 4 )の押し込み時に環状弁座(36)と筒状弁体部(42)との間に挿入して筒状弁体部(42)を押し広げて開弁する押圧体(65)とで構成してなる請求項1記載の滴下用容器。
  3. 外気導入機構として、ピストン(C 5 )の嵌合部分より少なくとも下方のシリンダ(34)内面位置に環状の凹溝(35)を設けて構成してなる請求項1又は請求項2のいずれかに記載の滴下用容器。
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