JP4924891B2 - Led標識灯 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードが所定の光度比率で点灯されるLED標識灯に関する。
従来、誘導路用標識灯のような低光度用の地上型航空標識灯では、光源にハロゲン電球などの白熱電球を用いた電球式標識灯が使用され、実用上、例えば定格の25%の光度比率で点灯されている。近年、その白熱電球に代えて光源に発光ダイオードを用いたLED式標識灯が検討されている。光源に発光ダイオードを用いれば、省電力となるとともに、長寿命となるので、メンテナンス費用を大幅に削減することができる。また、発光ダイオードの種類に応じて各種の色光が得られるので、色フィルターなどを不要とすることができるなどの利点を有する。そして、全ての電球式標識灯をLED式標識灯に置き換えると、設備費用が莫大となるので、現在のところ、電球式標識灯およびLED式標識灯を混合し、共通の交流定電流電源に直列的に接続することが現実的である。
ところで、白熱電球における電流に対する光出力特性と、発光ダイオードにおける電流に対する光出力特性とは、図7に示すように、大きく異なっている。すなわち、白熱電球は、電流に対して光出力が指数関数的に変化し、例えば定格電流6.6Aで定格点灯(100%点灯)され、5.2A(定格電流の79%)で定格の25%の光度比率で点灯される。これに対し、発光ダイオードは、電流に対して光出力が直線的に変化し、定格電流6.6Aで定格点灯(100%点灯)され、5.2Aで定格の79%の光度比率で点灯され、定格の25%の光度比率で点灯される電流が1.7A(定格電流の25%)となっている。ここで、電流は、交流定電流電源から供給された電流であり、カレントトランスの一次巻線に流れる電流を示している。発光ダイオードは、実際のところ、カレントトランスの二次巻線に流れる電流により、定格電流0.35A、定格の25%の光度比率で点灯される電流が0.09A(定格電流の25%)となっている。
このような状況において、交流定電流電源から低光度用の5.2Aの電流が供給されると、電球式標識灯からは定格の25%の光度比率の光出力がなされるが、LED式標識灯からは定格の79%の光度比率の光出力がなされることになる。したがって、直列的に接続された電球式標識灯およびLED式標識灯がそれぞれ所定の光度比率(例えば、定格点灯の25%)の光出力をするように、LED式標識灯において発光ダイオードの光出力を調整することが行われている。例えば、交流定電流電源からの出力電流に対して、発光ダイオードの光度が電球の光度と同じになるように発光ダイオードに流れる電流をデューティ制御するLED式標識灯点灯装置が提案されている(特許文献1参照。)。この従来技術のLED式標識灯点灯装置は、交流定電流電源からの出力電流を検出する入力電流検出回路、交流定電流電源からの出力電流に対して、発光ダイオードにおける電流に対する光出力特性を電球における電流に対する光出力特性に変換する特性変換回路および発光ダイオードに流れる電流が特性変換回路で変換された電流となるようにデューティ制御するデューティ制御回路などを有するものである。
しかし、発光ダイオードを低光度(例えば、定格の25%)で点灯させるLED標識灯に対して、特許文献1に示すLED式標識灯点灯装置は、入力電流検出回路、特性変換回路およびデューティ制御回路などを有するので、高機能であり、高価にさせるという欠点を有する。そこで、低光度用として、簡素な構成であって、安価で省電力でもある図5に示す点灯装置5を具備する地上型LED標識灯を使用することが考えられている。
点灯装置5は、カレントトランス13の二次巻線13bの両端にそれぞれ一端接続部21aおよび他端接続部21bが設けられ、二次巻線13bの中間に中間接続部21cが設けられたものであり、一端接続部21aおよび他端接続部21b、または一端接続部21aおよび中間接続部21cのいずれかに機械的切換えスイッチ6により整流装置20の入力側が接続されるものである。そして、整流装置20の出力側に発光ダイオード3および抵抗素子R1が直列接続されている。そして、点灯装置5は、その回路部品が回路基板に実装されて収納ボックスに収納され、機械的切換えスイッチ6は、例えば収納ボックスに取り付けられている。
地上型LED標識灯は、通常、整流装置20の入力側がカレントトランス13の一端接続部21aおよび他端接続部21bに接続され、カレントトランス13の一次巻線13aには、交流定電流電源から定格電流(6.6A)よりも減じた所定の電流(5.2A)が供給される。そして、発光ダイオード3は、所定の電流(0.09A)が流れて、所定の光度比率(25%)で点灯するものである。
そして、地上型LED標識灯は、定期点検(メンテナンス)時には、路面設置から取り外されて持ち帰り、整流装置20の入力側がカレントトランス13の一端接続部21aおよび中間接続部21cに接続され、一次巻線13aに定格電流を流して、発光ダイオード3の光出力などの定格点灯状態の検査が行われる。そして、当該検査に合格すると、再び元の状態に設置されるものである。
特開2006−139755号公報(第8−9頁、第1図)
点灯装置5を収納する収納ボックスは、通常、灯体の内部に配設されているので、定期点検時において、機械的切換えスイッチ6により整流装置20の入力側をカレントトランス13の二次巻線13bの他端接続部21bから中間接続部21cに切り換えるときに、例えば、収納ボックスを灯体の内部から外部に引き出すことが考えられる。このため、多数の地上型LED標識灯に対する機械的切換えスイッチ6の切換作業は、煩わしさを伴い、定期点検時の点検作業に時間を要することが考えられる。
また、点検終了後、当初の状態である整流装置20の入力側をカレントトランス13の二次巻線13bの一端接続部21aおよび他端接続部21bに切り換えることを忘れることも考えられ、上記の切換作業を繰り返すことで多大の時間を要するということが考えられる。
本発明は、実用使用時および定期点検時における点灯装置での機械的切換えスイッチによる接続の切り換えが迅速に行える低光度で使用されるLED標識灯を提供することを目的とする。
請求項1に記載のLED標識灯の発明は、一端側開口に取付け部を有する筒状の灯体と;前記取付け部に配設された発光ダイオードと;出力巻線に出力変化用の中間タップを有する絶縁形のカレントトランスを備え、このカレントトランスの出力巻線または中間タップを介して発光ダイオードに選択的に電流を供給して発光ダイオードを点灯する電流可変の点灯装置と;灯体の取付け部に露出するように設けられた手動操作部を有し、この手動操作部の操作により、発光ダイオードとカレントトランスの出力巻線または中間タップとを選択的に接続する機械的切換えスイッチと;機械的切換えスイッチの手動操作部を内包し灯体の一端側開口を覆うようにして灯体の一端側に着脱可能に取り付けられた透光性の保護カバーと;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
発光ダイオードは、1個であってもよく、複数個であってもよい。そして、発光ダイオードは、灯体の取付け部において、灯体の外方側に配設される。
機械的切換えスイッチは、灯体の取付け部に設けられてもよく、当該取付け部以外に設けた取付部材に設けられてもよい。
機械的切換えスイッチの手動操作部が露出する灯体の取付け部の部位は、灯体の外方側である。
機械的切換えスイッチは、発光ダイオードとカレントトランスの出力巻線または中間タップとを直接に接続するようにしてもよく、機械的切換えスイッチの手動操作によりオンオフするリレーなどを介して接続してもよい。
本発明によれば、機械的切換えスイッチの手動操作部が灯体の取付け部に露出するので、保護カバーを灯体の一端側から取り外すことにより、直に機械的切換えスイッチの手動操作部を操作することができ、発光ダイオードとカレントトランスの出力巻線または中間タップとの選択的な接続作業が容易にかつ迅速に行える。
請求項2に記載のLED標識灯の発明は、請求項1記載のLED標識灯において、発光ダイオードからの放射光を所定の方向に変向する光制御手段を具備し、機械的切換えスイッチの手動操作部は、光制御手段の下面よりも灯体の内方側に設けられていることを特徴とする。
光制御手段は、例えばプリズムであり、灯体の取付け部に設けられてもよく、当該取付け部以外に設けた取付部材に設けられてもよい。プリズムは、発光ダイオードを被うようにして設けられる。
本発明によれば、機械的切換えスイッチの手動操作部は、光制御手段の下面よりも灯体の内方側で灯体の中心軸方向と略直交する方向側から操作され、光制御手段の外表面に指などが接触することが抑制される。また、手動操作部は、光制御手段よりも灯体の内方側に位置するので、光制御手段により変向された発光ダイオードからの放射光が手動操作部により遮断されない。
請求項1の発明によれば、保護カバーを灯体の一端側から取り外すことにより、機械的切換えスイッチによる発光ダイオードとカレントトランスの出力巻線または中間タップとの選択的な接続作業が容易にかつ迅速に行えるので、定期点検などにおける作業時間を短縮することができて省力化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、機械的切換えスイッチの手動操作部を操作するときに、指などが光制御手段に接触することが抑制されるので、光制御手段が汚れることや傷つくことを抑制することができるともに、光制御手段で変向された発光ダイオードからの放射光が手動操作部により遮断されないので、灯体の周方向に所定の配光で照明することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1ないし図7は、本発明の一実施の形態を示し、図1はLED標識灯の一部切り欠き概略側面図、図2はLED標識灯の保護カバーを取り外した状態の概略側面図、図3はLED標識灯の保護カバーを取り外した状態の概略上面図、図4はプリズムを示し、(a)は概略上面図、(b)は概略縦断面図、図5は点灯装置の概略回路図、図6は発光ダイオードからの放射光による配光図、図7は光源の電流に対する光出力の変化を示す特性図である。
図1において、LED標識灯1は、地上型航空標識灯であり、灯体2、発光ダイオード3、光制御手段としてのプリズム4、点灯装置5、機械的切換えスイッチ6および保護カバー7を有して構成されている。
LED標識灯1は、発光ダイオード3から放射された光をプリズム4で屈折させて、主として灯体2の周方向を照明するものである。そして、発光ダイオード3は、点灯装置5により点灯制御され、実用使用時には、低光度例えば定格の25%の光度比率で点灯され、定期点検時には、定格点灯される。点灯装置5は、機械的切換えスイッチ6の切換え操作に応じて電流を可変して発光ダイオード3を低光度または定格で点灯させるように構成されている。そして、機械的切換えスイッチ6は、保護カバー7を灯体2から取り外すことにより、灯体2の外方側から直接的に切換え操作できるように配設している。
灯体2は、例えばアルミニウム(Al)からなり、図2に示すように、一端側2aの内側に、内方に突出する突出部8を略円筒状に形成している。この突出部8には、略円盤状の土台9がねじ10により固定されている。土台9は、灯体2の内部に収容するようにして例えばアルミニウム(Al)からなる収納箱11を溶接により一体に取り付けているとともに、灯体2の外方側に台座12を図示しないねじにより固定している。すなわち、灯体2は、一端側開口2cに取付け部としての台座12を有している。
収納箱11には、点灯装置5のカレントトランス13および点灯ユニット14が収納されている。点灯ユニット14は、カレントトランス13以外の発光ダイオード3を点灯する回路部品を有して形成されている。台座12には、発光ダイオード3を実装している基板15が発光ダイオード3を灯体2の外方側となるようにして固定され、さらに発光ダイオード3を被うようにして設けられたプリズム4が固定されている。
発光ダイオード3は、LED標識灯1の配設場所などに応じて赤色、青色や緑色などの色光を放射する構造に形成されている。また、レンズ16を具備して、主として自身の光軸(図中、上方向)に対する周方向に光を放射する構造に形成されている。そして、発光ダイオード3は、1個が円形状の基板15に実装されている。
基板15は、発光ダイオード3の光軸が灯体2の中心軸とほぼ一致するようにして、灯体2の一端側開口2cに設けられた取付け部としての台座12に図示しないねじにより取り付けられている。これにより、発光ダイオード3は、灯体2に対して灯体2の中心軸方向を向いて配設されるとともに、灯体2の周方向に光を放射する。そして、発光ダイオード3は、点灯ユニット14から給電されて、低光度例えば定格の25%の光度比率または定格で点灯する。
プリズム4は、例えばアクリル樹脂からなり、図4に示すように、一対の耳部4a,4aを有して外形がドーム状に形成されている。そして、内部に内部空間17およびドーム状の外表面4bに孔18がそれぞれ形成されている。内部空間17は、円柱状の内部空間17aおよび略砲弾状の内部空間17bに形成されている。内部空間17aは、発光ダイオード3を被うことのできる大きさに形成されている。内部空間17bには、外表面4bから孔18が形成されている。
孔18は、内部空間17と外表面4b側の外気を通気するものであり、円柱状に形成され、図4(a)に示すように、外表面4bに三角形の頂点の位置となるようにして3個形成されている。この3個の中心部位は、プリズム4が発光ダイオード3を被ったときの発光ダイオード3の光軸の延長線上に位置するものである。
そして、プリズム4は、内部空間17で発光ダイオード3を被うようにして灯体2の台座12に固定されている。すなわち、図3に示すように、耳部4a、4aの孔19,19を介してねじ20が台座12に螺着されている。台座12は、ねじ21により土台9に固定されている。そして、プリズム4が台座12に固定された状態で、発光ダイオード3の光軸の延長線上にプリズム4の外表面4bに形成された3個の孔18の中心が位置するものである。また、その中心は、灯体2の一端側開口2cの中心上に位置するものである。また、プリズム4は、台座12に固定された状態で、図2に示すように、灯体2の一端側2aの端面2aaから灯体2の外方に突出するように設けられている。
プリズム4は、発光ダイオード3から放射された光を灯体2の周方向側に屈折して出射するものである。すなわち、プリズム4は、発光ダイオード3から光軸の周方向に放射された光をさらに光軸から遠ざかる方向に屈折する。これにより、図6に示すように、発光ダイオード3からの光が主として灯体2の周方向に出射された所定の配光パターンが得られる。そして、プリズム4は、灯体2の一端側2aの端面2aaから灯体2の外方に突出しているので、プリズム4から出射された光が灯体2の一端側2aでケラレルことがなく、当該出射光が所定の配光の形成にほぼ寄与している。このように、プリズム4は、発光ダイオード3からの放射光を所定の方向である灯体2の周方向に変向するものである。
点灯装置5は、図5に示すように、カレントトランス13と、図示しない基板に実装されて点灯ユニット14に収納されている整流装置20、抵抗R1およびバリスタVA1などを有して構成されている。
カレントトランス13は、互いに絶縁された入力巻線である一次巻線13aおよび出力巻線としての二次巻線13bを有している。そして、二次巻線13bの両端にそれぞれ一端接続部21aおよび他端接続部21bが設けられ、中間に出力変化用の中間タップとしての中間接続部21cが設けられている。一次巻線13aは、他の点灯装置5のカレントトランス13および電球式標識灯のカレントトランスと直列的に接続され、出力可変の交流定電流電源(図示しない。)に接続されている。そして、実用使用時、交流定電流電源から発光ダイオード3を低光度(例えば定格の25%の光度比率)で点灯させるための相対的に小さい所定の電流(例えば5.2A)が供給される。また、定期点検時などにおいて、発光ダイオード3を定格点灯させるための相対的に大きい定格電流(例えば6.6A)が供給されるものである。
整流装置20は、入力側の一端がカレントトランス13の一端接続部21aに接続され、入力側の他端が機械的切換えスイッチ6の固定接点6cに接続されている。そして、機械的切換えスイッチ6の一方の自由接点6aは、リード線22aによりカレントトランス13の中間接続部21cに接続され、他方の自由接点6bは、リード線22bによりカレントトランス13の他端接続部21bに接続されている。
整流装置20の入力側は、カレントトランス13の一次巻線13aに相対的に小さい所定の電流(5.2A)が供給されるときには、機械的切換えスイッチ6の切換え操作により固定接点6cおよび自由接点6bが接続されて、カレントトランス13の一端接続部21aおよび他端接続部21bに接続され、カレントトランス13の一次巻線13aに相対的に大きい定格電流(6.6A)が供給されるときには、機械的切換えスイッチ6の切換え操作により固定接点6cおよび自由接点6aが接続されて、カレントトランス13の一端接続部21aおよび中間接続部21cに接続されるものである。整流装置20の入力側の一端および他端には、サージ吸収用のバリスタVA1が接続されている。
そして、整流装置20の出力間には、発光ダイオード3および抵抗素子R1の直列回路が接続されている。整流装置20は、カレントトランス13の二次巻線13bに流れる電流を整流して発光ダイオード3に供給する。発光ダイオード3は、整流装置20により整流された電流が流れることによって点灯し、所定の色光を放射する。
このように、発光ダイオード3は、機械的切換えスイッチ6の切換え操作により、整流装置20を介してカレントトランス13の二次巻線13bの一端接続部21aおよび他端接続部21b、または一端接続部21aおよび中間接続部21cを介して選択的に電流が供給される。すなわち、カレントトランス13の一次巻線13aに所定の電流(5.2A)が供給されたときに、整流装置20から低光度用の電流(0.09A)が供給されて、所定の光度比率(定格の25%の光度比率)で点灯する。また、カレントトランス13の一次巻線13aに定格電流(6.6A)が供給されたときに、整流装置20から定格の電流(0.35A)が供給されて、定格点灯する。
上述したように、点灯装置5は、発光ダイオード3に選択的に電流を供給して発光ダイオード3を点灯する電流可変に形成されている。そして、機械的切換えスイッチ6は、その切換え操作により、点灯装置5から発光ダイオード3に選択的に電流が供給されるように発光ダイオード3と点灯装置5とを接続するものである。
機械的切換えスイッチ6は、例えばトルグスイッチからなり、図2に示すように、棒状の手動操作部6dが灯体2の土台9から外方側に突出するようにして土台9に取り付けられている。また、直方体形状の本体6eが収納箱11に設けられている固定部23に図示しないねじにより固定されている。ここで、手動操作部6dは、灯体2の一端側2aの端面2aaよりも灯体2の内方側に位置し、かつプリズム4の下面4cに対向するように土台9に取り付けられている。
プリズム4は、灯体2の端面2aaよりも灯体2の外方側に設けられているので、手動操作部6dは、プリズム4よりも灯体2の内方側に設けられる。これにより、プリズム4から灯体2の周方向に出射される光が手動操作部6dで遮られることが防止される。また、手動操作部6dがプリズム4の下面4cに対向して設けられることにより、図3に示すように、手動操作部6dの一部がプリズム4で隠される。したがって、手動操作部6dは、プリズム4の外表面4b側から操作されることがなく、プリズム4の下面4cよりも灯体2の内方側で、灯体2の中心軸方向と直交する方向側から操作される。これにより、手動操作部6dを操作するときに、プリズム4に指などが触れないようにすることができるので、外表面4bに汚れが付着することや傷が付くことが抑制される。このように、手動操作部6dは、灯体2の土台9に露出するように設けられていて、直に切換え操作が行える。
そして、機械的切換えスイッチ6は、図2に示すように、電源コード24により点灯ユニット14に接続され、カレントトランス13および点灯ユニット14内の整流装置20に接続されている。手動操作部6dは、同一直線上で首振り操作され、この操作により、発光ダイオード3と、カレントトランス13の二次巻線(出力巻線)13bおよび中間タップにそれぞれ接続されている一端接続部21a、他端接続部21bおよび中間接続部21cとを選択的に接続する。
そして、保護カバー7は、透光性の例えばポリカーボネート樹脂からなり、図1に示すように、略砲弾形に形成されている。そして、プリズム4および機械的切換えスイッチ6の手動操作部6dを内包し灯体2の一端側開口2cを覆うようにして、灯体2の一端側2aに取り付けられている。すなわち、灯体2の一端側2aは、図2に示すように、環状の段部25に形成されている。この段部25の外表面に、図3に示すように、90°間隔で凸部26が形成されている。そして、保護カバー7は、図1に示すように、凸部26を嵌め込むようにして段部25に取り付けられている。
保護カバー7は、凸部26の押圧力により段部25に固定され、その押圧力に対抗することにより段部25から取り外される。すなわち、保護カバー7を手で掴み、灯体2の中心軸周りに回転させるようにして灯体2の外方側に引き抜くことにより、段部25から容易に取り外される。逆に、保護カバー7を灯体2の中心軸周りに回転させるようにして灯体2の内方側に押し込むことにより、段部25に容易に取り付けられる。このように、保護カバー7は、灯体2の一端側2aに着脱可能に取り付けられている。
そして、灯体2は、その他端側2bに、一部が他端側2bの内部に挿入された略円筒状の可折接手27がねじ28により取り付けられている。灯体2の他端側2bの内部に挿入された可折接手27の部分は、収納箱11の一部を包囲している。可折接手27は、例えばアルミニウム(Al)からなっている。そして、可折接手27の一端部27aからは、点灯ユニット14に接続されているコネクタ29付きの電源コード30が導出されている。
電源コード30を介して交流定電流電源から電流が点灯ユニット14に供給されることにより、発光ダイオード3が低光度(例えば、定格の25%の光度比率)または定格で点灯する。発光ダイオード3から放射された光は、プリズム4で屈折され、保護カバー7を透過して、主として灯体2の周方向側の外方に出射される。
次に、本発明の一実施の形態の作用について述べる。
実用使用時、機械的切換えスイッチ6の固定接点6cおよび自由接点6bが接続され、点灯装置5の整流装置20の入力側は、カレントトランス13の出力巻線(二次巻線)13b側すなわち一端接続部21aおよび他端接続部21bに接続される。そして、電源コード30を介して点灯ユニット14に所定の電流(5.2A)が供給されると、発光ダイオード3が所定の光度比率(定格の25%の光度比率)で点灯する。発光ダイオード3から放射された光は、プリズム4により屈折され、保護カバー7を透過して、主として灯体2の中心軸に対する周方向に出射される。
機械的切換えスイッチ6の手動操作部6dは、プリズム4の下面4cに対向してプリズム4よりも灯体2の内方側に位置しているので、プリズム3からの出射光が手動操作部6dにより遮られない。したがって、灯体2の中心軸に対する周方向を所定の配光で効率的に照明することができる。また、手動操作部6dの切換え操作時に指などがプリズム4に触れることが抑制されるので、プリズム4の外表面4bが汚れることや傷つくことを抑制できて、所定の配光が損なわれることを防止することができる。
そして、定期点検時には、LED標識灯1は、可折接手27から取り外されて持ち帰る。発光ダイオード3は、定格点灯されて、光出力などの検査が行われる。ここで、発光ダイオード3を定格点灯させるには、機械的切換えスイッチ6の切換えにより、固定接点6cおよび自由接点6aを接続して、点灯装置5の整流装置20の入力側がカレントトランス13の中間タップ側すなわち一端接続部21aおよび中間接続部21cに接続されるようにする。そして、電源コード30を介して点灯ユニット14に定格電流(6.6A)を供給する。
機械的切換えスイッチ6の切り換えるには、まず、灯体2から保護カバー7を取り外す。すなわち、灯体2を固定した状態で保護カバー7を手で掴み、灯体2の中心軸に対して回転させるようにして灯体2の外方側に引き抜くと、保護カバー7は、灯体2の一端側2aから容易に取り外される。
機械的切換えスイッチ6は、その手動操作部6dが土台9の外表面に露出し灯体2の外方側に突出しているので、直接的に手動による切換え操作が行える。手動操作部6dを現位置から反対側に直線上で首振り操作させることにより、固定接点6cが自由接点6bから自由接点6aに接続される。
そして、定期点検が終了すると、機械的切換えスイッチ6の手動操作部6dは、当初の位置に首振り操作される。これにより、機械的切換えスイッチ6の固定接点6cが自由接点6aから自由接点6bに接続される。ここで、手動操作部6dの首振り方向を、手動操作部6dを挟む台座12の表面側に例えば「低光度」、「定格」などに記載しておくと、機械的切換えスイッチ6の切換え操作に間違いを生じさせなくすることができる。
そして、保護カバー7を手で掴み、回転させるようにして灯体2の内方側に押し込むことにより、保護カバー7は、灯体2の一端側2aに容易に取り付けられる。灯体2は、現場で再び可折接手27に取り付けられ、発光ダイオード3は、低光度で点灯される。
上述したように、保護カバー7を灯体2に容易に着脱させることができ、機械的切換えスイッチ6の手動操作部6dを直接的に操作することができるので、発光ダイオード3を低光度または定格で点灯させるために行う発光ダイオード3と点灯装置5のカレントトランス13の出力巻線(二次巻線)13bまたは中間タップ21cとの選択的な接続作業を容易にかつ迅速に行うことができる。したがって、当該接続作業の作業時間を大幅に削減することができて、省力化を図ることができる。
なお、発光ダイオード3は、その光軸が灯体2の中心軸方向ではなく、当該中心軸方向と交差する方向となるようにして灯体2の土台9に配設されてもよい。また、点灯装置5は、カレントトランス13によらず、例えばスイッチ素子のスイッチング動作に応じた電流を出力する電源装置を具備し、機械的切換えスイッチ6の手動操作部6dの操作により選択的に発光ダイオード3に電流を供給する電流可変形に形成されてもよい。また、光制御手段は、プリズム4に代えて、反射板などにより構成されてもよい。
本発明の一実施の形態を示すLED標識灯の一部切り欠き概略側面図。 同じく、LED標識灯の保護カバーを取り外した状態の概略側面図。 同じく、LED標識灯の保護カバーを取り外した状態の概略上面図。 同じく、プリズムを示し、(a)は概略上面図、(b)は概略縦断面図。 同じく、点灯装置の概略回路図。 同じく、発光ダイオードからの放射光による配光図。 同じく、光源の電流に対する光出力の変化を示す特性図。
符号の説明
1…LED標識灯
2…灯体
3…発光ダイオード
4…光制御手段としてのプリズム
5…点灯装置
6…機械的切換えスイッチ
7…保護カバー
12…灯体の取付け部としての台座
13…カレントトランス

Claims (2)

  1. 一端側開口に取付け部を有する筒状の灯体と;
    前記取付け部に配設された発光ダイオードと;
    出力巻線に出力変化用の中間タップを有する絶縁形のカレントトランスを備え、このカレントトランスの出力巻線または中間タップを介して発光ダイオードに選択的に電流を供給して発光ダイオードを点灯する電流可変の点灯装置と;
    灯体の取付け部に露出するように設けられた手動操作部を有し、この手動操作部の操作により、発光ダイオードとカレントトランスの出力巻線または中間タップとを選択的に接続する機械的切換えスイッチと;
    機械的切換えスイッチの手動操作部を内包し灯体の一端側開口を覆うようにして灯体の一端側に着脱可能に取り付けられた透光性の保護カバーと;
    を具備していることを特徴とするLED標識灯。
  2. 発光ダイオードからの放射光を所定の方向に変向する光制御手段を具備し、機械的切換えスイッチの手動操作部は、光制御手段の下面よりも灯体の内方側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のLED標識灯。
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