JP4919843B2 - 送風式薬剤放散装置 - Google Patents

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Description

本発明は、芳香、消臭、害虫防除、防黴防菌などの目的で使用される送風式薬剤放散装置に関する。
従来から種々の送風式薬剤放散装置が提案されている。
例えば、特許文献1,2に記載された送風式薬剤放散装置が提案されている。
前述の特許文献1に記載された送風式薬剤放散装置は、チャンバ内に薬剤保持体とファンを設け、そのファンを駆動することで吸気口からチャンバ内に外気を取り入れ、薬剤(害虫防除成分)を含んだ空気を排気口から外部に放出するようにしてある。
前述の特許文献2に記載された送風式薬剤放散装置は、縦長で薄い扁平の容器内に、薬剤パネルとファンを設け、そのファンを駆動することで吸い込み口から空気を容器内に吸い込み、薬剤を含む空気を吹き出し口から容器外に放出するようにしてある。
特開2001−197856号公報 登録実用新案公報第3040513号
前述した送風式薬剤放散装置を居住空間で使用する場面として、台所、居間、寝室など居室空間の全体処理による使用と、限られた部分の局所処理による使用に大別される。
前記局所処理場面として、害虫防除について、害虫が生息している場所、害虫による被害場所、例えばゴキブリ、アリなどの匍匐害虫の好む住処である暗くて湿気の多い場所(流しの排水溝など)、暗くて狭い場所(冷蔵庫、食器棚、レンジなどと床面との空間、壁面との空間、侵入口である穴など)などが挙げられる。
また、害虫個体や害虫集団、例えば蚊、ハエなどの飛翔害虫やゴキブリ、アリなどの匍匐害虫に向かって直接処理する、なども挙げられる。
前述した特許文献1に開示された送風式薬剤放散装置は、全体処理による使用に適するが、局所処理による使用には適さない。特に、狭い空間の処理による使用には適さない。
すなわち、特許文献1に開示した送風式薬剤放散装置のチャンバは幅広く、高い大きさであるから、狭い空間に挿入することができないので、狭い空間に薬剤を効率良く放散することができない。
前述した特許文献2に開示された送風式薬剤放散装置は、容器が縦長で薄い扁平であるから、狭い空間に容器を挿入して薬剤を効率良く放散することができ、前述した局所処理による使用ができる。
しかし、容器内に電池室、制御室、また薬剤パネル、ファンや外気通過路の空間を有し、その容器を薄くする(高さ寸法を小さくする)には限度があり、より狭い空間に容器を挿入できないので、局所処理による使用に十分対応できない。
また、容器が縦長であるから細長い設置スペースが必要で、前述した全体処理による使用には適さない。
また、容器が縦長で大きいので持ち運びや保管が面倒である。
本発明の目的は、全体処理による使用と局所処理による使用の両方に適していると共に、局所処理による使用に十分対応でき、しかもコンパクトにして持ち運びや保管を容易にできるようにした送風式薬剤放散装置とすることである。
第1の発明は、吸込口11と吐出口12を有した装置本体1にファン13と薬剤14を設け、そのファン13を駆動することで薬剤を含有した空気を吐出口12から吐出する送風式の薬剤放散部と、
流入口20と流出口21を有した長尺で扁平な放出体2を備え、
前記装置本体1に放出体2が連結手段3で収納姿勢と張り出し姿勢とに亘って上下回動自在に連結され、
前記放出体2が収納姿勢の時には、装置本体1に放出体2が重なり合い、
前記放出体2が張り出し姿勢の時には、前記吐出口12と流入口20が連通し、流出口21は装置本体1から離隔した位置となるようにしたことを特徴とする送風式薬剤放散装置である。
第2の発明は、第1の発明において、放出体2の張り出し姿勢は、その放出体2が装置本体1に対して横向きの姿勢である送風式薬剤放散装置である。
第3の発明は、第1の発明において、放出体2の張り出し姿勢は、その放出体2が装置本体1に対して縦向きの姿勢である送風式薬剤放散装置である。
第4の発明は、第1〜第3いずれか1つの発明において、放出体2が収納姿勢の時に、吐出口12が直接外部に開口するようにした送風式薬剤放散装置である。
請求項1に係る発明によれば、装置本体1に対して放出体2を収納姿勢とすれば、薬剤を含有した空気は装置本体1の近くから外部に放散できるし、装置本体1に放出体2が重なり合っているから小さな設置スペースで良いから、全体処理による使用に適している。
また、装置本体1に対して放出体2を張り出し姿勢とすれば、その放出体2を狭い空間に挿入して薬剤を効率良く放散できるので、局所処理による使用に適している。
また、放出体2を、狭い空間に対応して薄く(高さ寸法を小さく)できるので、局所処理による使用に十分に対応できる。
したがって、全体処理による使用と局所処理による使用の両方に適していると共に、局所処理により使用に十分に対応でき、しかもコンパクトにして持ち運びや保管を容易にできる。
請求項2に係る発明によれば、装置本体1に対して放出体2が横向きの姿勢となるので、床と物との間の狭い空間に放出体2を挿入して薬剤を効率良く放散できる。
請求項3に係る発明によれば、装置本体1に対して放出体2が縦向きの姿勢となるので、装置本体1の上方や下方の狭い空間に放出体2を挿入して薬剤を効率良く放散できる。
請求項4に係る発明によれば、放出体2が収納姿勢の時に薬剤を含有した空気は吐出口12から直接放出され、放出体2内を流通しないので、その空気に含有した薬剤のほぼ全量を外部に放散できる。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
装置本体1に放出体2を連結手段3で図1、図2に示す収納姿勢と図3、図4に示す張り出し姿勢とに亘って上下回動自在に連結してある。
前記装置本体1は空気流通路10を有し、その空気流通路10は吸込口11と吐出口12で外部に開口し、ファン13を駆動することで吸込口11から空気を吸い込み、吐出口12から吐出する。
前記装置本体1には薬剤14が設けてあり、前述のファン13を電池15を電源として駆動することで空気流通路10を流通する空気が薬剤14に触れて薬剤(有効成分)を含有した空気として吐出口12から吐出する。
要するに、装置本体1にファン13と薬剤14を設けることで送風式の薬剤放散部としてある。
前記放出体2は長尺で扁平な筒形状で、流入口20と流出口21を連通する流通路2aを有している。
この放出体2が図1、図2に示す収納姿勢であると、装置本体1と放出体2は重なり合い、その放出体2の流入口20は装置本体1の吐出口12と離れ、その吐出口12は外部に開口する。
前記放出体2が図3、図4に示すように張り出し姿勢であると、放出体2の流入口20と装置本体1の吐出口12が連通し、流出口21が装置本体1から離隔した位置となる。
このようであるから、装置本体1に対して放出体2を図1、図2に示す収納姿勢としてファン13を駆動することで、薬剤を含有した空気は装置本体1の吐出口12から外部に直接放散され、その薬剤を含有した空気が流通する経路が短く、その空気に含有した薬剤が経路に付着することがなく、外部に放散する薬剤の量が少なくなることがなく、ほぼ全量の薬剤を外部に放散することが可能である。
しかも、装置本体1に対して放出体2が重なり合っているので、全長が短く、設置スペースを小さくできる。
これらが相俟って、全体処理による使用に適する送風式薬剤放散装置である。
例えば、居室空間のテーブル等の上に置いて居室空間全体に薬剤を放散して居室空間の全体処理に使用する際に、その薬剤を居室空間の全体に効率良く放散することができる。
また、前述のように装置本体1に対して放出体2を収納姿勢とすることで、装置全体がコンパクトになり、持ち運びや保管を容易にできる。
前記装置本体1に対して放出体2を図3、図4に示す張り出し姿勢としてファン13を駆動することで、薬剤を含有した空気は装置本体1の吐出口12から放出体2の流入口20に流入し、その放出体2の流出口21から外部に放散されるから、装置本体1から遠く離れた位置(流出口21)から薬剤を外部に放散することができ、局所処理による使用に適する送風式薬剤放散装置である。
この実施の形態では、放出体2が張り出し姿勢の時に装置本体1と水平に横向きの姿勢となる。つまり、放出体2は装置本体1に対して180度の範囲で上下方向に回動自在としてある。
このようであるから、放出体2を張り出し姿勢とすることで、冷蔵庫、食器棚、レンジなどの物と床面との間の上下寸法の小さな狭い空間、前記物と壁面との間の左右寸法の小さな狭い空間に、放出体2を挿入して、その狭い空間の奥に向けて薬剤を含有した空気を放出することで、その狭い空間に薬剤を効率良く放散することができる。
また、放出体2は空気が流通するだけであるから、その放出体2を狭い空間に対応して薄く(高さ寸法を小さく)できるので、局所処理による使用に十分対応できる。
前記連結手段3は、装置本体1に設けた突起部30を備え、この突起部30は円弧状の外周面30aを有し、その外周面30aに吐出口12が開口している。
前記放出体2の流入口20側には、前記突起部30の長手方向両端面30bと対向した一対の突片31が設けてあり、この一対の突片31間に突起部30が回転可能に入り込み、突片31と突起部30が軸32で上下回転自在に連結される。
前記放出体2の流入口20の上下開口縁には、前記突起部30の外周面30aに接する円弧状の上下一方の一側壁33と直線状の上下他方の他側壁34が設けてある。
前記放出体2の流入口20の左右開口縁には前記一対の突片31が設けられ、この一対の突片31は前記一側壁33、他側壁34よりも突出している。
前記放出体2が収納姿勢の時には、放出体2は突起部30における吐出口12の開口部12a側(図2で左側)と反対側(図2で右側)に位置し、その一側壁33、他側壁34は吐出口12の開口部12aと離れて吐出口12は外部に直接開口する。
前記放出体2が張り出し姿勢の時には、放出体2は突起部30における吐出口12の開口部12a側(図4で左側)に位置し、その一側壁33と他側壁34が突起部30の外周面30aにおける吐出口12の開口部12aの上下にそれぞれ接し、吐出口12と流入口20が連通する。
次に、各部の具体形状を説明する。
前記装置本体1は、上面板16と下面板17と一対の側面板18と端面板19で扁平な矩形箱形状で、その上面板16に吸込口11が形成してあると共に、前記突起部30が設けてあり、吐出口12は突起部30を貫通して外部に開口している。
前記装置本体1内は仕切壁1aでファン収容室1bと電池収容室1cに区画され、そのファン収容室1bにファン13と、そのファン13を駆動するモータ13aが設けてある。
前記電池収容室1cには電池15が設けられ、この電池15によってファン13が駆動される。
前記ファン収容室1bが吸込口11と吐出口12に開口連通して前述の空気流通路10を形成している。
前記薬剤14は薬剤含浸体14aに含浸され、その薬剤含浸体14aの外周にリング体14bが設けてある。
前記上面板16の吸込口11の周囲に沿って薬剤取付部16aが形成され、この薬剤取付部16aに薬剤14のリング体14bを取付けてある。
前記放出体2は第1横板22と第2横板23と一対の縦板24で扁平な矩形状で、その第1横板22と連続して一側壁33が設けられ、第2横板23と連続して他側壁34が設けてあり、一対の縦板24と連続して一対の突片31が設けてある。
前記第1・第2横板22,23(放出体2)の幅は装置本体1の薬剤14の平面大きさよりも大きく、図1,2に示すように収納姿勢の時に薬剤14の上面に接して閉塞してしまい、空気を吸い込みできなくなってしまうので、第1横板22に幅方向に連続した溝22aを形成し、この溝22aを通して空気を吸い込みできるようにしてある。
なお、放出体2又は装置本体1にストッパを設け、放出体2が収納姿勢の時にストッパが装置本体1又は放出体2に当接して放出体2と薬剤14との間に隙間を形成し、その隙間を通して空気を吸い込むようにしても良い。
また、放出体2の幅を薬剤14の平面大きさよりも小さくして薬剤14の上面が全て放出体2で閉塞されないようにすることで、空気を吸い込みできるようにしても良い。
前述の説明では、放出体2の張り出し姿勢を装置本体1と水平な横向き姿勢としたが、装置本体1と直角な縦向き姿勢としても良い。
例えば、連結手段3を図5に示すように、放出体2の他側壁34が突起部30の外周面30aに回動自在に接した円弧形状とし、突起部30の上面寄りに吐出口12を開口させる。
そして、放出体2が図5(a)に示す収納姿勢の時には他側壁34が吐出口12の開口部12aを越えて吐出口12が直接開口するようにする。
前記放出体2が図5(b)に示すように縦向き姿勢の時には他側壁34が吐出口12の開口部12aよりも下方に接し、吐出口12が流入口20と連通するようにする。
このようにすれば、装置本体1から遠く離れた上方位置(流出口21)から薬剤を外部に放散することができ、装置本体1を置いた場所よりも高い位置の狭い空間に放出体2を挿入して薬剤を放散できる。また、高い場所に置いた装置本体1よりも低い位置の狭い空間に放出体2を挿入して薬剤を放散できる。
また、放出体2の張り出し姿勢を、前述の横向き姿勢及び縦向き姿勢としても良い。
例えば、連結手段3を図6、図7に示すように、下面が開口した箱体の左右面に孔35を有する受部材36と、この受部材36の孔35に回転自在に取付けた左右の筒体37を有し、その筒体37を放出体2に、その出口37aが流入口20に連通するように連結する。
このようにすれば、放出体2が横向き姿勢、縦向き姿勢及び収納姿勢のいずれであっても吐出口12が放出体2の流入口20に連通するので、放出体2の張り出し姿勢を、前述した横向き姿勢、縦向き姿勢とすることができる。
前記連結手段3を具体的に説明する。
前記受部材36は装置本体1の吐出口12に嵌合又は一体的に設けられ、その孔35の周縁にリング状の突部35aが設けてある。
前記筒体37は、前記リング状の突部35aに嵌合する筒37bにキャップ37cをしたもので、その出口37aに沿って矩形状の筒部37dが設けてある。
前記放出体2の流入口側には幅方向中央に凹部25が形成され、流入口20が2つに分離してあり、この各流入口20に前記各筒部37dを嵌合することで放出体2と筒体37を連結するようにしてある。
このようであるから、受部材36を装置本体1に設け、その突部35aに筒体37を嵌合して回転自在に取付け、この後に放出体2の流入口20を筒部37dに嵌合して連結することで、放出体2を装置本体1に上下回動自在に取付けできる。
図示は省略するが、前記筒体37を放出体2と一体的としても良い。例えば、図6に示す放出体2の流入口20を閉塞し、凹部25の対向端面に孔を形成して流入口20とし、その孔をリング状の突部35aに嵌合して放出体2を受部材36に上下回動自在に取付ける。
また、前記連結手段3の受部材36を装置本体1の幅方向一方側に設けると共に、幅方向他方側にブラケットを設け、このブラケットと受部材36とに亘って放出体2を上下回転自在に取付けるようにしても良い。
また、前記放出体2を幅方向に2分割し、装置本体1の幅方向中央部に前記受部材36を設けると共に、幅方向両側方に一対のブラケットを設け、このブラケットと受部材36との間に放出体2を上下回動自在にそれぞれ取付けるようにしても良い。
また、前記連結手段3は図8、図9に示すようにしても良い。すなわち、前記受部材36を装置本体1に一対設け、その対向した端面36aに孔35をそれぞれ形成する。
前記放出体2の幅を一対の受部材36の対向した端面36a間の寸法と同様とする。
この放出体2の流入口20側の端面2bを閉塞し、左右の縦板24に孔38を形成して流入口20とする。
この孔38を、前記受部材36の孔35のリング状の突部35aに回転自在に嵌合して放出体2を一対の受部材36間に亘って上下回動自在に取付け、装置本体1の吐出口12が孔35、孔38(流入孔20)を経て常時放出体2の流通路2aに連通するようにする。
この実施の形態では、装置本体1の受部材36と反対側にストッパ部1dを設け、放出体2を収納姿勢とした時にストッパ1dと当接し、その放出体2と薬剤14の上面との間に隙間が生じるようにしてある。
前記連結手段3は装置本体1と放出体2に一体的に設けたものとしても良い。
例えば、図10〜図12に示すように装置本体1の上面板16に吐出口12を形成し、その吐出口12の開口縁に、幅方向一対の第1立上り板40,40と長手方向一対の第2立上り板41,41を矩形状に連続して設ける。
前記一対の第1立上り板40に透孔42をそれぞれ形成する。
前記放出体2の流入口側に円弧状の取付部50を形成する。
この取付部50は、左右の縦板24と連続したほぼ円形の縦片51と、この左右の縦片51を連続して流入口20を閉塞する円弧状の端面板52を有し、その端面板52に開口部53を形成して流入口20とすると共に、各縦片51に円形の凹部54を形成する。
前記放出体2の取付部50を装置本体1の吐出口12内に嵌め込み、軸43を透孔42から凹部54に嵌合して放出体2を装置本体1に上下回動自在に取付けると共に、吐出口12が取付部50で閉塞されるようにする。
例えば、縦片51が第1立上り板40の内面に接し、端面板52が一対の第2立上り板41に接する。なお、一対の第2立上り板41における端面板52が接する部分を前記軸43を中心とする円弧状とすることが好ましい。
そして、放出体2を図11に示すように収納姿勢に回動すると、端面板52の開口部53(流入口20)が外部と吐出口12に連通し、吐出口12が外部に連通すると共に、流通路2aにも連通する。
また、放出体2を図12に示すように縦向きの張り出し姿勢とすると、端面板52の開口部53が一対の第2立上り板41で外部と遮断され、吐出口12は開口部53(流入口20)にのみ連通する。
また、前記端面板52の開口部53の形状を図13に示すようにすることで、放出体2が図13(a)に示すように収納姿勢の時には開口部53が吐出口12にのみ連通し、放出体2が図13(b)に示すように縦向きの張り出し姿勢の時にも開口部53が吐出口12にのみ連通する。
前記放出体2の形状は、流入口20側が幅広で、流出口21側が幅狭い形状としても良いし、流入口20側が幅狭で、流出口21側が幅広い形状としても良い。
また、放出体2の流出口21側の先端面の平面形状は、直線状であるが、円弧形状、V字形状としても良いし、左右の縦板24にV字状の切欠きを形成しても良い。
前記薬剤14は装置本体1に取付けしたが、その薬剤14をファン13に取付け、ファン13とともに薬剤14が回転するようにしても良い。
例えば、図14に示すようにファン13の表面上に薬剤14を取付ける。
この場合には、装置本体1の上面にはファン収容室1bと電池収容室1cに開口した開口部1eが形成され、この開口部1eを蓋体1fで開閉自在としてある。
これによって、蓋体1fを外すことで薬剤14、電池15を交換できる。
また、装置本体1の上面板16に薬剤14を取付けないので、上面板16と放出体2の第1横板22との間に隙間を形成しなくとも良い。
前記薬剤14のファン13への取付けとして、薬剤14をファン13の表面上に取付ける以外に、薬剤14をファン13の内周面や外周面に取付ける、またはファン13をモータから取り外して、そのファン13に薬剤14を取付けて再びモータに取付ける、などが挙げられる。また、薬剤を含有したファンとしてモータに取付けるようにもできる。
本発明の第1の実施の形態を示す収納姿勢の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す収納姿勢の断面図である 本発明の第1の実施の形態を示す張り出し姿勢の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す張り出し姿勢の断面図である。 連結手段の第2の実施の形態を示す断面図である。 連結手段の第3の実施の形態を示す分解斜視図である。 連結手段の第3の実施の形態を示す取付け状態の断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す収納状態の斜視図である。 図8のA−A断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態を示す収納姿勢の断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す張り出し姿勢の断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
1…装置本体、2…放出体、3…連結手段、11…吸込口、12…吐出口、13…ファン、14…薬剤、20…流入口、21…流出口。

Claims (4)

  1. 吸込口11と吐出口12を有した装置本体1にファン13と薬剤14を設け、そのファン13を駆動することで薬剤を含有した空気を吐出口12から吐出する送風式の薬剤放散部と、
    流入口20と流出口21を有した長尺で扁平な放出体2を備え、
    前記装置本体1に放出体2が連結手段3で収納姿勢と張り出し姿勢とに亘って上下回動自在に連結され、
    前記放出体2が収納姿勢の時には、装置本体1に放出体2が重なり合い、
    前記放出体2が張り出し姿勢の時には、前記吐出口12と流入口20が連通し、流出口21は装置本体1から離隔した位置となるようにしたことを特徴とする送風式薬剤放散装置。
  2. 放出体2の張り出し姿勢は、その放出体2が装置本体1に対して横向きの姿勢である請求項1記載の送風式薬剤放散装置。
  3. 放出体2の張り出し姿勢は、その放出体2が装置本体1に対して縦向きの姿勢である請求項1記載の送風式薬剤放散装置。
  4. 放出体2が収納姿勢の時に、吐出口12が直接外部に開口するようにした請求項1〜3いずれか1項記載の送風式薬剤放散装置。
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