JP4912272B2 - 電気電子機器収納用キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネット本体の開口部に扉をヒンジ止めした電気電子機器収納用キャビネットに関するものであり、特にその扉取付け構造に関するものである。
電気電子機器収納用キャビネットは、キャビネット本体の開口部に扉をヒンジ止めした構造のものが普通であり、一般的には上、中、下の3個のヒンジにより扉を支持している。扉は開閉時に下面がキャビネット設置面と接触して異音を発する可能性がある。一方、扉の上部はキャビネット本体の上端に達していないとキャビネット本体が見えてしまい外観が損なわれる。そこで扉はキャビネット本体に対してやや上側に寄せて取付けられ、下部の隙間を確保して、扉の下面とキャビネット設置面とが接触しないようになっているのが普通である。
このような電気電子機器収納用キャビネットの扉には、キャビネット内側から扉を見た時、ヒンジが扉の右側にある左開きと、ヒンジが扉の左側にある右開きのものとがある。この場合、同一構造の扉を垂直面内で反転させて左右いずれの扉にも共用できるようにすることが望ましいのであるが、従来構造ではうまく行かない。その理由を図1により説明する。
図1の中央の四角形はキャビネット本体1を示しており、その左右両側に扉40の端部とヒンジの位置が示されている。右側は、キャビネット内側から見た場合に左端部にヒンジが付けられている右開きの場合の扉の端部40aを示し、左側は、キャビネット内側から見た時に右端部にヒンジ受金具が付けられている左開きの場合の扉の端部40bを示している。扉40には、右開きの扉の場合、ヒンジ受金具が上から50a、50b、50cと付けられており、扉の上下を反転させ、左開きの扉とした場合は、ヒンジ受金具は上から50c、50b、50aとなる。ただし、これらのヒンジ受金具は上下どちらからでも軸の挿入が可能な形状である。
キャビネット本体開口部には左右両側の一方にヒンジ金具2a、2b、2cもしくはヒンジ金具3a、3b、3cが上下方向に配置されている。図1に示したヒンジ金具の凸部は、突出した軸を表しており、軸はヒンジ受け金具に挿入される。ヒンジ金具は図5に示すように、キャビネット本体への取り付けに方向性があるため、扉を反転する際には、右側上部に配置されたヒンジ金具2aは上下を反転して左側下部に配置され(ヒンジ金具3a)、右側下部に配置されたヒンジ金具2cは上下を反転して左側上部に配置され(ヒンジ金具3c)、右側中央に配置されたヒンジ金具2bは上下を反転して左側中央に配置され(ヒンジ金具3b)付け替えられる。なお、左右のヒンジ金具の取り付け位置は斜め対照の位置となっている。
一般的に扉は右開きのものが多いため、前記したように扉40aはキャビネット本体に対してやや上寄りに取付けられており、扉のヒンジ受金具の位置もそのように設定されている。このため扉の上下を反転させると、扉40bはキャビネット本体に対して下寄りに取付けられることとなってしまう。このような扉は下面がキャビネット設置面と接触してしまい、開閉が不可能となるおそれがあるとともに、上部が下がりキャビネット本体が見えて外観も低下するという問題を生ずる。
従って従来は、ヒンジ受金具位置を変えた右開き用と左開き用の2種類の扉を製作し、いずれのキャビネットにも対応できるようにしていたのであるが、2種類の扉を製作しなければならないという問題があった。そのため電気電子機器収納用キャビネットの設置現場において開き方向を変更したい場合があるが、対応の扉が必要なため、その場での対応が困難であった。
なお特許文献1には、取付け位置を調節可能なヒンジを用いて扉の取付け高さを変更すする技術が開示されている。しかしこのためにはヒンジに高さ調節のための加工が必要であり、通常のヒンジは使用することができないという問題を生ずる。
特表2000−512355号公報
従って本発明の目的は、特別なヒンジや追加部品を必要とせず、1種類の扉を右開き用と左開き用に兼用することができ、キャビネット本体の開口部の下面と接触するおそれがなく、扉上部に外観を低下させる隙間が生ずることもない電気電子機器収納用キャビネットを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、キャビネット本体に、上下複数のヒンジによって扉を枢着した電気電子機器収納用キャビネットにおいて、キャビネット本体の上下のヒンジ取付位置をキャビネット本体の上下端部から等距離とするとともに、扉の上下のヒンジ取付位置も扉の上下端部から等距離とし、扉をキャビネット本体よりも若干小さく形成し、扉の上端部に扉の上部からキャビネット本体が見えることを防止する隙間閉塞部材を着脱自在に装着したことを特徴とするものである。なお、隙間閉塞部材に表示機能を持たせた構造とすることができる。
本発明の電気電子機器収納用キャビネットは、扉をキャビネット本体よりも若干小さく形成しておき、キャビネット本体の上下のヒンジ取付位置をその上下端部から等距離とするとともに、扉の上下のヒンジ取付位置も扉の上下端部から等距離とし、扉を上下反転させた場合にもキャビネット本体に対して上下に移動しないようにする。このように扉をキャビネット本体の中央位置に取付ける場合には、扉の下面がキャビネット設置面と当たらないだけの余裕を設けておく必要があり、扉の下側は問題はないが上側は扉の上端がキャビネット本体の上端よりも低くなって外観が悪くなるおそれがある。
しかし本発明では、扉の上部に生じる隙間を扉の上端部に着脱自在に装着された隙間閉塞部材により覆っているので、外観が悪くなることもない。このため本発明によれば特別なヒンジを必要とせず、1種類の扉を右開き用と左開き用に兼用することができる。さらに請求項2のようにこの隙間閉塞部材に表示機能を持たせ、ネームプレートや警報用ランプなどを取付ければ、一石二鳥の効果が得られることとなる。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図2は本発明の実施形態を示す模式図である。図2において、1はキャビネット本体であり、その左右両側の一方にヒンジ金具2a、2b、2cもしくはヒンジ金具3a、3b、3cが上下方向に配置されている。ヒンジの数は必ずしも3個である必要はないが、2個では強度が不足し、4個では過剰となるので3個が普通である。
開口部1の左右両側には、扉4のヒンジ側の端部が示されており、ヒンジ受金具5a、5b,5cの位置が示されている。右側は、キャビネット内側から見た場合に左端部にヒンジが付けられている右開きの場合の扉の端部4aを示し、左側は、キャビネット内側から見た時に右端部にヒンジ受金具が付けられている左開きの場合の扉の端部4bを示している。扉4には、右開きの扉の場合、ヒンジ受金具が上から5a、5b、5cと付けられており、扉の上下を反転させ、左開きの扉とした場合は、ヒンジ受金具は上から5c、5b、5aとなる。ただし、これらのヒンジ受金具は上下どちらからでも軸の挿入が可能な形状である。図中に示したヒンジ金具の凸部は、突出した軸を表しており、軸はヒンジ受け金具に挿入される。ヒンジ金具は図5に示すように、キャビネット本体への取り付けに方向性があるため、扉を反転する際には、右側上部に配置されたヒンジ金具2aは上下を反転して左側下部に配置され(ヒンジ金具3a)、右側下部に配置されたヒンジ金具2cは上下を反転して左側上部に配置され(ヒンジ金具3c)、右側中央に配置されたヒンジ金具2bは上下を反転して左側中央に配置され(ヒンジ金具3b)付け替えられる。なお、左右のヒンジ金具の取り付け位置は斜め対称の位置となっている。なお6は扉4の上端部に装着された隙間閉塞部材であるが、この部材については後に詳述する。
図中に矢印Aで示すように、本発明ではキャビネット本体1の上下のヒンジ取付位置をキャビネット本体1の上下端部から等距離とする。また矢印Bで示すように、扉4の上下のヒンジ取付位置も扉4の上下端部から等距離としてある。従って扉4を上下反転させてキャビネット本体1に取り付けても、扉4の高さは変わらない。換言すれば、扉4の上下方向の中心とキャビネット本体1の上下方向の中心とは常に同じ高さにある。
このように扉4の反転取り付けを可能とするためには、扉4の高さをキャビネット本体1の高さよりも若干小さくしておき、常に扉4の下部とキャビネット設置面とが接触しないだけの余裕を確保することが必要となる。しかし本発明では、上記のように扉4の上下方向の中心とキャビネット本体1の上下方向の中心とは常に同じ高さにあるから、扉4の上部とキャビネット本体1の上部との間に、隙間が存在することとなる。
前述したように、扉4の上部にこのような隙間があるとキャビネット本体1の一部が見えて外観が悪くなる。そこで本発明では、扉4の上部に生じる隙間を、扉4の上端部に着脱自在に装着された隙間閉塞部材6により覆い、外観の悪化を防止している。以下にその実施形態を具体的に説明する。
図3〜図6に示す第1の実施形態では、扉4の上端部に金属製の隙間閉塞部材6が取付けられている。図4、図5に示すように隙間閉塞部材6の端部に樹脂製の取付部材7が嵌め込まれており、扉4の天井面8に形成した取付孔からネジ9を樹脂製の取付部材7にねじ込むことによって、扉4の上端部に装着されている。扉4を上下反転させた場合にはこの隙間閉塞部材6は取り外されるので、下部は図6の状態となる。
このように扉4の上部に隙間閉塞部材6を取付けると、図3に示すように扉4の上部は隙間閉塞部材6によって覆われ、外観が悪化することはない。また扉4の下部にはキャビネット設置面と接触しないだけの余裕が確保される。隙間閉塞部材6は着脱が可能であるので、設置現場において扉4を反転させた場合にも容易に対応可能である。
図7〜図9に示す第2の実施形態では、隙間閉塞部材6が大型化されており、隙間閉塞部材6に形成された溝の内部にネームプレート10がスライド可能に挿入されている。端部には取付部材7が取付けられており、ネームプレート10の脱落を防止している。
この第2の実施形態では隙間閉塞部材6にネームプレート10を取付けて表示機能を持たせたが、警報ランプ等の他の表示手段を取付けることも可能である。また扉4の上部への隙間閉塞部材6の取付け方法は任意であり、実施例1に示したねじ止め方法の他、隙間閉塞部材6に弾性爪を設け、扉端部の取付け孔に係合させるなどの方法を採用することもできる。
以上に説明したように、本発明によれば特別なヒンジを必要とせず、1種類の扉4を右開き用と左開き用に兼用することができる。また扉4の下面がキャビネット設置面と接触するおそれがなく、扉上部は隙間閉塞部材6により覆われるので、外観を低下させることもない。なお、本実施形態では扉側に、軸を持ったヒンジ金具を取り付け、キャビネット本体側に、ヒンジ受金具を取り付けたものを説明したが、扉側とキャビネット本体側に逆の金具を取り付けてもよい。
従来技術を示す模式図である。 本発明を示す模式図である。 第1の実施形態を示す正面図である。 扉の上部の斜視図である。 扉の上部の裏面を示す斜視図である。 扉の下部の裏面を示す斜視図である。 第2の実施形態を示す正面図である。 ネームプレートを引き出した状態を示す扉の上部の斜視図である。 ネームプレートを収納した状態を示す扉の上部の斜視図である。
1 キャビネット本体
2 ヒンジ金具
3 ヒンジ金具
4 扉
4a 右開きの場合の扉の端部
4b 左開きの場合の扉の端部
5 ヒンジ受金具
6 隙間閉塞部材
7 取付部材
8 扉の天井面
9 ネジ
10 ネームプレート

Claims (2)

  1. キャビネット本体に、上下複数のヒンジによって扉を枢着した電気電子機器収納用キャビネットにおいて、キャビネット本体の上下のヒンジ取付位置をキャビネット本体の上下端部から等距離とするとともに、扉の上下のヒンジ取付位置も扉の上下端部から等距離とし、扉をキャビネット本体よりも若干小さく形成し、扉の上端部に扉の上部からキャビネット本体が見えることを防止する隙間閉塞部材を着脱自在に装着したことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネット。
  2. 隙間閉塞部材に表示機能を持たせたことを特徴とする請求項1に記載の電気電子機器収納用キャビネット。
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