JP4911707B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光により被走査面上を走査する光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真の画像記録では、レーザを用いた画像形成装置が広く用いられている。この場合、画像形成装置は光走査装置を備え、感光性を有するドラムの軸方向にポリゴンスキャナ(例えば、ポリゴンミラー)を用いてレーザ光を走査しつつ、ドラムを回転させ潜像を形成する方法が一般的である。このような電子写真の分野では、画像品質を向上させるために画像の高密度化、及び操作性を向上させるために画像出力の高速化が画像形成装置に求められている。
上記高密度化と高速化を両立させる方法の一つとして、複数の光で同時に走査するいわゆるマルチビーム化が考えられた。
例えば、特許文献1には、複数の光束を射出する光源と、複数の光束を後続の光学系にカップリングするカップリング光学系と、複数の光束を主走査方向に偏向する光偏向装置と、偏向装置によって偏向された複数の光束を被走査面上に結像する走査光学系と、を有し、光源は複数の発光領域が二次元アレイ状に配備された面発光レーザで複数の発光領域を制限する複数の開口部を有し、複数の開口部は各発光領域に対応して1対1で配備されており、Dmを開口部の主走査方向の幅、Dsを開口部の副走査方向の幅、βmを全光学系の主走査方向倍率、βsを全光学系の副走査方向倍率、ωmを被走査面上に形成される主走査方向の光スポットサイズ、ωsを被走査面上に形成される副走査方向の光スポットサイズ、とすると、走査光学系はDm・|βm|<ωm かつ Ds・|βs|<ωs、の条件を満たす光走査装置が開示されている。
特開2006−350167号公報
近年、画像形成装置は、オンデマンドプリンティングシステムとして簡易印刷にも用いられるようになり、より高精細な画像品質が求められている。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、高コスト化を招くことなく、被走査面上に形成される光スポットの副走査方向に関する位置ずれを精度良く検出することができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、光により被走査面を走査する光走査装置であって、複数の発光部を有する光源ユニットと;前記光源ユニットからの光を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光を前記被走査面に集光する走査光学系と;前記偏向器で偏向され前記走査光学系を介した複数の光が主走査方向に移動しながら入射し、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部と第2受光部とを有する少なくとも1つの受光素子を含む光検出器と;を備え、前記光検出器は、前記少なくとも1つの受光素子が前記複数の光の全てを受光したときに、前記比較器の出力が変化するレベルを基準レベルとし、前記少なくとも1つの受光素子の出力レベルを前記基準レベルと比較した結果を出力する比較器を含み、前記第1及び第2受光部の大きさはいずれも、前記光検出器の受光面における複数の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域の全体を含むことができる大きさであることを特徴とする光走査装置である。
なお、本明細書では、光スポットの直径は、中心の光強度を1としたときに1/e以上の光強度を有する領域の直径をいう。
これによれば、走査光学系を介した複数の光が主走査方向に移動しながら入射する光検出器は、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部と第2受光部とを有する少なくとも1つの受光素子を含んでいる。そして、第1及び第2受光部の大きさはいずれも、光検出器の受光面における複数の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域の全体を含むことができる大きさである。従って、各受光部では十分な光量を確保することが可能となり、光検出器はS/N比に優れた信号を出力することができる。その結果、高コスト化を招くことなく、被走査面上に形成される光スポットの副走査方向に関する位置ずれを精度良く検出することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、光走査によって画像を形成する画像形成装置において、前記光走査を行う少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えているため、その結果として、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図14に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係るプリンタ10の概略構成が示されている。なお、本明細書では、主走査方向をY軸方向、副走査方向をZ軸方向、これらに直交する方向をX軸方向として説明する。
このプリンタ10は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置100、4個の感光体ドラム(30a、30b、30c、30d)、4個の帯電チャージャ(32a、32b、32c、32d)、4個の現像ローラ(33a、33b、33c、33d)、4個のトナーカートリッジ(34a、34b、34c、34d)、4個のクリーニングケース(31a、31b、31c、31d)、転写ベルト40、給紙トレイ60、給紙コロ54、レジストローラ対56、定着ローラ50、排紙トレイ70、排紙ローラ58、及び上記各部を統括的に制御する不図示のプリンタ制御装置などを備えている。
感光体ドラム30a、帯電チャージャ32a、現像ローラ33a、トナーカートリッジ34a、及びクリーニングケース31aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム30b、帯電チャージャ32b、現像ローラ33b、トナーカートリッジ34b、及びクリーニングケース31bは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム30c、帯電チャージャ32c、現像ローラ33c、トナーカートリッジ34c、及びクリーニングケース31cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム30d、帯電チャージャ32d、現像ローラ33d、トナーカートリッジ34d、及びクリーニングケース31dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラムの表面が被走査面である。そして、各感光体ドラムは、長手方向をY軸方向とし、X軸方向に関して等間隔に配置されている。なお、各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転するものとする。
各帯電チャージャは、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置100は、上位装置(例えば、パソコン)からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)に基づいて、各色毎に変調された光を、対応する帯電された感光体ドラムの表面にそれぞれ照射する。これにより、各感光体ドラムの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。なお、この光走査装置100の構成については後述する。
トナーカートリッジ34aにはブラックトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ33aに供給される。トナーカートリッジ34bにはシアントナーが格納されており、該トナーは現像ローラ33bに供給される。トナーカートリッジ34cにはマゼンダトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ33cに供給される。トナーカートリッジ34dにはイエロートナーが格納されており、該トナーは現像ローラ33dに供給される。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジからのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(以下、便宜上「トナー画像」という)は、感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト40の方向に移動する。
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト40上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
給紙トレイ60には記録紙が格納されている。この給紙トレイ60の近傍には給紙コロ54が配置されており、該給紙コロ54は、記録紙を給紙トレイ60から1枚づつ取り出し、レジストローラ対56に搬送する。該レジストローラ対56は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト40に向けて送り出す。これにより、転写ベルト40上のカラー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ50に送られる。
この定着ローラ50では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここで定着された記録紙は、排紙ローラ58を介して排紙トレイ70に送られ、排紙トレイ70上に順次スタックされる。
各クリーニングケースは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電チャージャの位置に戻る。
次に、前記光走査装置100の構成について説明する。
この光走査装置100は、一例として図2に示されるように、2個の光源ユニット(200a、200b)、2個の開口板(201a、201b)、2個の光束分割プリズム(202a、202b)、4個の液晶偏向素子(203a、203b、203c、203d)、4個のシリンダレンズ(204a、204b、204c、204d)、ポリゴンミラー104、4個のfθレンズ(105a、105b、105c、105d)、8個の折り返しミラー(106a、106b、106c、106d、108a、108b、108c、108d)、4個のトロイダルレンズ(107a、107b、107c、107d)、4個の光検知センサ(205a、205b、205c、205d)、及び主制御装置210などを備えている。
各光源ユニットは、レーザアレイ及び該レーザアレイからの光を略平行光とするカップリングレンズを備えている。
このレーザアレイは、一例として、32個の発光部が1つの基板上に形成された面発光型半導体レーザアレイであり、図3に示されるように、主走査方向に対応する方向(以下では、便宜上「M方向」ともいう)から副走査方向に対応する方向(以下では、便宜上「S方向」という)に向けて傾斜した方向(以下では、便宜上「T方向」という)に沿って8個の発光部が等間隔に配置された発光部列を4列有している。そして、これら4列の発光部列は、32個の発光部がS方向に関して等間隔となるように、S方向に等間隔に配置されている。すなわち、32個の発光部は、T方向とS方向とにそれぞれ沿って2次元的に配列されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいうものとする。従って、各感光体ドラムを、同時に32本の光で走査することが可能である。
ここでは、便宜上、図3における紙面の上から下に向かって、第1発光部列、第2発光部列、第3発光部列、第4発光部列ということとする。また、各発光部を特定するために、便宜上、図3における紙面左から右に向かって、第1発光部列を構成する8個の発光部をv1〜v8、第2発光部列を構成する8個の発光部をv9〜v16、第3発光部列を構成する8個の発光部をv17〜v24、第4発光部列を構成する8個の発光部をv25〜v32とする。
図2に戻り、開口板201aは、開口部を有し、光源ユニット200aからの光のビーム径を規定する。開口板201bは、開口部を有し、光源ユニット200bからの光のビーム径を規定する。
各光束分割プリズムは、図4に示されるように、入射光の半分を透過させ、残りを反射するハーフミラー面と、該ハーフミラー面で反射された光の光路上にハーフミラー面に平行に配置されたミラー面とを有している。すなわち、各光束分割プリズムは、入射光を互いに平行な2つの光に分割する。
光束分割プリズム202aは、開口板201aの開口部を通過した光をZ軸方向に所定間隔をもって互いに平行な2つの光に分割する。光束分割プリズム202bは、開口板201bの開口部を通過した光をZ軸方向に所定間隔をもって互いに平行な2つの光に分割する。
各液晶偏向素子はいずれも、印加電位に応じて光の射出軸を副走査方向に関してわずかに傾けることができる(図5参照)。
液晶偏向素子203aは、光束分割プリズム202aからの2つの光のうち−Z側の光(以下、便宜上「ブラック光」ともいう)の光路上に配置され、印加電圧に応じて、ブラック光を副走査方向に関して偏向することができる。
液晶偏向素子203bは、光束分割プリズム202aからの2つの光のうち+Z側の光(以下、便宜上「シアン光」ともいう)の光路上に配置され、印加電圧に応じて、シアン光を副走査方向に関して偏向することができる。
液晶偏向素子203cは、光束分割プリズム202bからの2つの光のうち+Z側の光(以下、便宜上「マゼンダ光」ともいう)の光路上に配置され、印加電圧に応じて、マゼンダ光を副走査方向に関して偏向することができる。
液晶偏向素子203dは、光束分割プリズム202bからの2つの光のうち−Z側の光(以下、便宜上「イエロー光」ともいう)の光路上に配置され、印加電圧に応じて、イエロー光を副走査方向に関して偏向することができる。
シリンダレンズ204aは、液晶偏向素子203aを介した光(ブラック光)の光路上に配置され、ブラック光をポリゴンミラー104の偏向反射面近傍で副走査方向に関して収束する。
シリンダレンズ204bは、液晶偏向素子203bを介した光(シアン光)の光路上に配置され、シアン光をポリゴンミラー104の偏向反射面近傍で副走査方向に関して収束する。
シリンダレンズ204cは、液晶偏向素子203cを介した光(マゼンダ光)の光路上に配置され、マゼンダ光をポリゴンミラー104の偏向反射面近傍で副走査方向に関して収束する。
シリンダレンズ204dは、液晶偏向素子203dを介した光(イエロー光)の光路上に配置され、イエロー光をポリゴンミラー104の偏向反射面近傍で副走査方向に関して収束する。
ポリゴンミラー104は、2段構造の4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。そして、1段目(下段)の偏向反射面ではシリンダレンズ204aからの光及びシリンダレンズ204dからの光がそれぞれ偏向され、2段目(上段)の偏向反射面ではシリンダレンズ204bからの光及びシリンダレンズ204cからの光がそれぞれ偏向されるように配置されている。また、1段目の偏向反射面及び2段目の偏向反射面は、互いに位相が45°ずれて回転し、光の走査は1段目と2段目とで交互に行われる(図6参照)。
なお、一例として図7(A)に示されるように、2段目の偏向反射面で偏向された光が走査光のときに、1段目の偏向反射面で偏向された光が悪影響を及ぼさないように、また、図7(B)に示されるように、1段目の偏向反射面で偏向された光が走査光のときに、2段目の偏向反射面で偏向された光が悪影響を及ぼさないように、遮光板SDを設けても良い。
fθレンズ105a及びfθレンズ105bは、ポリゴンミラー104の−X側に配置され、fθレンズ105c及びfθレンズ105dは、ポリゴンミラー104の+X側に配置されている。
そして、fθレンズ105aとfθレンズ105bはZ軸方向に積層され、fθレンズ105aは1段目の偏向反射面に対向し、fθレンズ105bは2段目の偏向反射面に対向している。また、fθレンズ105cとfθレンズ105dはZ軸方向に積層され、fθレンズ105cは2段目の偏向反射面に対向し、fθレンズ105dは1段目の偏向反射面に対向している。
そこで、ポリゴンミラー104で偏向されたブラック光はfθレンズ105aに入射し、イエロー光はfθレンズ105dに入射し、シアン光はfθレンズ105bに入射し、マゼンダ光はfθレンズ105cに入射する。
また、各fθレンズはそれぞれ、ポリゴンミラー104の回転に伴って、対応する感光体ドラム面上で光スポットが主走査方向に等速で移動するようなパワーを有する非円弧面形状を有している。
fθレンズ105aを透過したブラック光は、折り返しミラー106a、トロイダルレンズ107a、及び折返しミラー108aを介して、感光体ドラム30a上にスポット状に結像する(図8参照)。
fθレンズ105bを透過したシアン光は、折り返しミラー106b、トロイダルレンズ107b、及び折返しミラー108bを介して、感光体ドラム30b上にスポット状に結像する(図8参照)。
fθレンズ105cを透過したマゼンダ光は、折り返しミラー106c、トロイダルレンズ107c、及び折返しミラー108cを介して、感光体ドラム30c上にスポット状に結像する(図8参照)。
fθレンズ105dを透過したイエロー光は、折り返しミラー106d、トロイダルレンズ107d、及び折返しミラー108dを介して、感光体ドラム30d上にスポット状に結像する(図8参照)。
なお、各折り返しミラーは、ポリゴンミラー104から各感光体ドラムに至る各光路長が互いに一致するとともに、各感光体ドラムにおける光の入射位置及び入射角がいずれも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
各光検知センサはそれぞれ、図9に示されるように、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部205と第2受光部205とを有する受光素子、該受光素子からの受光量に応じた信号(光電変換信号)を増幅するアンプ(AMP)205、該アンプ205の出力信号レベルと予め設定されている基準レベルVsとを比較し、その比較結果を出力する比較器(CMP)205を有している。比較器205の出力信号は前記主制御装置210に供給される。なお、アンプ205では、入力信号の反転が行われる。従って、受光素子の受光量が多いほど、アンプ205の出力信号レベルは低くなる。
これら光検知センサは、対応する感光体ドラムにおける光スポットの副走査方向に関する位置ずれ量(以下、便宜上「副走査ずれ量」ともいう)を検出するために用いられる。そして、副走査ずれ量を検出する際には、レーザアレイを構成する32個の発光部のなかから選択された複数の発光部(以下、便宜上「検出用発光部」ともいう)からの複数の光(以下、便宜上「検出用光」ともいう)が、Y軸方向に移動しながら各光検知センサに入射する。
前記基準レベルVsは、検出用光の全てが受光素子で受光されたときのアンプ205の出力信号レベルよりも若干高いレベルに設定されている。従って、受光素子が検出用光の全てを受光したときに、比較器205での判断結果が変化し、それに応じて比較器205の出力信号が変化する。
ここでは、一例として図10に示されるように、前記第1受光部205は、長方形状の受光部であり、長手方向が受光面内において検出用光の移動方向に直交するように配置されている。また、前記第2受光部205は、略長方形状の受光部であり、前記第1受光部205の、検出用光の移動方向側に配置されている。そして、第2受光部205の長手方向は、受光面内において第1受光部205の長手方向に対して角度θ(0<θ<90°)だけ傾斜している。
また、検出用発光部として、図11(A)に示されるように、S方向に沿って1列に並んでいる4個の発光部(v8、v16、v24、v32)が選択されたものとする。各発光部では、隣接する2つの発光部の間隔がいずれも等しい。この場合の受光面における検出用光の光スポットが図6(B)に示されている。図6(B)における符号ARは、受光面における検出用光の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域を示している。この検出用光が、主走査方向に移動しながら光検知センサに入射すると、一例として図12に示されるように、検出用光が第1受光部205で受光されたとき及び第2受光部205で受光されたときに比較器205の出力信号が変化する。
例えば、比較器205の出力信号における立下りから立下りまでの時間Tsの基準値との差をΔTsとすると、ΔTsと副走査ずれ量Δhとの間には次の(1)式の関係がある。ここで、vは検出用光の移動速度である。
Δh=(v×ΔTs)/tanθ ……(1)
なお、各受光部の大きさはいずれも、光検知センサの受光面における検出用光の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域(図11(B)の領域AR)の全体を含むことができる大きさを有している。但し、上記仮想的な領域に比べてあまり大きすぎると、受光素子全面において感度品質の均一性を確保することが困難となり、歩留まりが低下し、コストアップとなる。
また、角度θは30°〜60°が適切である。角度θが30°よりも小さいと、検出感度が低くなる。一方、角度θが60°を超えると、受光面の主走査方向の長さDに対する主走査方向に直交する方向の長さHが小さくなり、必要な長さHを確保するためには長さDが大きくなり、光検知センサの受光面が画像領域内に入り込んだり、走査光学系の有効領域を広く設定する必要があり走査レンズが長大化してしまう問題が生じる。長さHと長さDは各々H=1〜3mm、D=5mm以下に設定することが、上記問題を発生させず適切である。角度θが45°のときが最適である。
図13は、ポリゴンミラー104が連続回転しているときの比較器205の出力信号の一部を示している。比較器205の出力信号における立下りから立下りまでの時間としては、第1受光部205から第2受光部205までの時間Tsと、第2受光部205から第1受光部205までの時間(Tとする)とがある。TsとTの比率は走査幅とポリゴンミラー104の回転数(走査速度)等により決まるものであり、通常、Ts:T=1:200〜400、である。
図14は、観察される複数の上記時間をヒストグラム化したものである。主制御装置210は、ポリゴンミラー104による時間のばらつきの影響を軽減するために、時間の計測データを順次、メモリ(不図示)に格納しておき、それらを2つのグループに分け、時間の短い方の平均値を用いて前記Δhを求めている。時間の短い方を分離する方法として、2つのグループには大きな差であることから、TsとTの中間の時間を演算して、フィルタをかける方法がある。
ところで、ポリゴンミラーでは、偏向反射面毎に、面倒れや傷、打痕や平面度(画像に影響しない程度)が異なるため、本実施形態のように、全ての偏向反射面からの光を利用することにより、検出精度を向上させることができる。
なお、時間のサンプル数は、ばらつき成分を考慮すると多いほどよいが、画像形成(光走査装置の光源を画像信号に基づいて発光制御している時間)と次ページの画像形成の間となる非画像形成時間(プリントページ間)内で走査される回数以下とすることが好適である。具体的には、サンプル数は100〜500くらいが好適である。サンプル数は、ポリゴンミラーの面数の偶数倍が好適である。これは、ポリゴンミラー1面分のサンプル数が2(TsとT)であり、面倒れ、ジターがポリゴンミラーの1回転分(全周面)の周期をもつためである。
光検知センサ205aは、トロイダルレンズ107aを透過した走査終了後のブラック光が入射し、像面と等価な位置に配置されている。そこで、光検知センサ205aの出力信号から、感光体ドラム30aにおける副走査ずれ量を検知することができる。
光検知センサ205bは、トロイダルレンズ107bを透過した走査終了後のシアン光が入射し、像面と等価な位置に配置されている。そこで、光検知センサ205bの出力信号から、感光体ドラム30bにおける副走査ずれ量を検知することができる。
光検知センサ205cは、トロイダルレンズ107cを透過した走査終了後のマゼンダ光が入射し、像面と等価な位置に配置されている。そこで、光検知センサ205cの出力信号から、感光体ドラム30cにおける副走査ずれ量を検知することができる。
光検知センサ205dは、トロイダルレンズ107dを透過した走査終了後のイエロー光が入射し、像面と等価な位置に配置されている。そこで、光検知センサ205dの出力信号から、感光体ドラム30dにおける副走査ずれ量を検知することができる。
また、主制御装置210は、感光体ドラム30aにおける副走査ずれ量に応じて、該ずれを補正するための電圧を液晶偏向素子203aに印加し、感光体ドラム30bにおける副走査ずれ量に応じて、該ずれを補正するための電圧を液晶偏向素子203bに印加し、感光体ドラム30cにおける副走査ずれ量に応じて、該ずれを補正するための電圧を液晶偏向素子203cに印加し、感光体ドラム30dにおける副走査ずれ量に応じて、該ずれを補正するための電圧を液晶偏向素子203dに印加する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置100では、ポリゴンミラー104によって偏向器が構成され、4個のfθレンズ(105a、105b、105c、105d)と8個の折り返しミラー(106a、106b、106c、106d、108a、108b、108c、108d)と4個のトロイダルレンズ(107a、107b、107c、107d)とによって走査光学系が構成され、光検知センサ(205a、205b、205c、205d)によって光検出器が構成されている。
また、主制御装置210によって位置補正装置が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置100によると、複数の発光部を有する2つの光源ユニット(200a、200b)と、各光源ユニットからの光を偏向するポリゴンミラー104と、該ポリゴンミラー104で偏向された光を各感光体ドラムに集光する走査光学系と、各感光体ドラムに対応して設けられた4個の光検知センサ(205a、205b、205c、205d)を備えている。各光検知センサは、走査光学系を介した複数の光が主走査方向に移動しながら入射し、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部205と第2受光部205とを有する少なくとも1つの受光素子を含み、前記第1及び第2受光部の大きさはいずれも、受光面における複数の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域の全体を含むことができる大きさである。これにより、各受光部では十分な光量を確保することが可能となり、光検知センサはS/N比に優れた信号を出力することができる。その結果、高コスト化を招くことなく、各感光体ドラムの表面に形成される光スポットの副走査方向に関する位置ずれを精度良く検出することが可能となる。
また、主制御装置210は、各感光体ドラムにおける副走査ずれ量に応じて、該ずれを補正するための電圧を対応する液晶偏向素子に印加している。これにより、色ずれを防止することが可能となる。
また、本実施形態に係るプリンタ10によると、高コスト化を招くことなく、各感光体ドラムの表面に形成される光スポットの副走査方向に関する位置ずれを精度良く検出することができる光走査装置100を備えているため、結果として、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
なお、上記実施形態では、S方向に沿って1列に並んでいる4個の発光部を検出用発光部とする場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、図15(A)は、隣接する2つの発光部の間隔を上記実施形態よりも大きくしている。この場合の受光面における検出用光の光スポットが図15(B)に示されている。また、図16(A)は、隣接する2つの発光部の間隔をさらに大きくしている。この場合の受光面における検出用光の光スポットが図16(B)に示されている。これにより、温度上昇による発光部の寿命劣化を抑制することができる。但し、いずれの場合においても、各受光部は、光検知センサの受光面における検出用光の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域ARの全体を含むことができる大きさとする必要がある(図17、図18参照)。
例えば、4隅に位置する4個の発光部(v1、v8、v25、v32)を検出用発光部とする場合に、検出用光の光スポットが第1受光部205を通過するときの、アンプ205の出力信号、基準レベルVs、及び比較器205の出力信号が、図19に示されている。この場合には、基準レベルVsは、受光素子が4個の光スポットを受光したときのアンプ205の出力信号レベルと受光素子が3個の光スポットを受光したときのアンプ205の出力信号レベルとの間のレベルに設定されている。
また、発光部の発光光量が少ない場合には、さらに多くの発光部を検出用発光部としても良い。一例として図20(A)には、8個の発光部を検出用発光部とする場合が示されている。そして、この場合の受光面における検出用光の光スポットが図20(B)に示されている。
また、仮想的な領域ARの大きさが小さくなるように、検出用発光部を選択しても良い(図21(A)及び図21(B)参照)。これにより、受光素子の小型化、低コスト化が可能となる。
また、光学素子の反射率や透過率の低下(経時劣化)、書込み密度の変化によるポリゴンミラーの回転数低減(1200dpiから600dpiの変化によりポリゴンミラーは50%減の回転数で回転する)に起因して、一例として図22に示されるように、アンプ205の出力信号の波形が変形する場合がある。この場合には、比較器205の出力信号における立下りタイミングがずれることとなり、誤った副走査ずれ量が検出される。ところで、立下りタイミングは、受光素子へ入射する光量の積分量(積分光量)と相関があり、積分光量が一定となるように制御することにより、上記ずれを解消することができる。
積分光量は光走査装置を製造(組立)する過程で設定した初期値(工場出荷時)を維持するように補正制御することが最適であるが、検出精度への影響を実用上問題とならない範囲として、初期値の±10%内に制御できれば良い。すなわち、予め設定されている範囲内に制御すれば良い。
具体的には、受光素子の出力信号を微分回路に入力し、該微分回路出力のレベルが一定となるように制御する。例えば、ブラック画像の書込みが終了し、光検知センサ205aで光検知が行われているとき(図6におけるLk1)に前記微分回路からの出力をモニタし、該モニタ結果を用いて、次回の光検知センサ205aでの光検知(図6におけるLk2)の直前までに、単位時間当りの受光量が一定となるように発光部の駆動信号を制御する。この制御は、主制御装置210に微分回路を付加し、主制御装置210で行っても良い。
また、上記実施形態において、一例として図23に示されるように、各光検知センサがそれぞれ、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部20511と第2受光部20521とを有する第1の受光素子、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部20512と第2受光部20522とを有する第2の受光素子、第1の受光素子からの受光量に応じた信号(光電変換信号)を増幅する第1のアンプ(AMP1)20531、第2の受光素子からの受光量に応じた信号(光電変換信号)を増幅する第2のアンプ(AMP2)20532、第1のアンプ20531の出力信号レベルと第2のアンプ20532の出力信号レベルとを比較し、その比較結果を出力する比較器205を有していても良い。基準レベルVsは不要である。
この場合には、第1受光部20512は第1受光部20511の、検出用光の移動方向側に配置され、第2受光部20522は第2受光部20521の、検出用光の移動方向側に配置されている。そして、S方向に沿って1列に並んでいる4個の発光部からの光が検出用光として用いられたときの、各アンプの出力信号及び比較器205の出力信号が一例として図24に示されている。この場合においても、主制御装置210は、同様にして副走査ずれ量を求めることができる。
また、上記実施形態では、各レーザアレイが32個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の発光部を有していれば良い。そして、複数の発光部が1次元的に配列されていても良い。
また、上記実施形態において、色毎に光源ユニットを設けても良い。すなわち、光源ユニットが4個設けられても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置としてタンデム方式のカラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ以外の画像形成装置(複写機、ファクシミリ、これらが集約された複合機)であっても、光走査装置100を備えた画像形成装置であれば、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
また、像担持体としてビームスポットの熱エネルギにより発色する発色媒体(ポジの印画紙)を用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により可視画像を直接、像担持体に形成することができる。
また、上記実施形態では、画像形成装置として多色のプリンタの場合について説明したが、これに限らず、単色の画像形成装置であっても、上記光検知センサを有する光走査装置を備えることにより、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
以上説明したように、本発明の光走査装置によれば、高コスト化を招くことなく、被走査面上に形成される光スポットの副走査方向に関する位置ずれを精度良く検出するのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成するのに適している。
本発明の一実施形態に係るプリンタの概略構成を示す図である。 図1における光走査装置を示す斜視図である。 図2における各光源ユニットのレーザアレイを説明するための図である。 図2における各光束分割プリズムを説明するための図である。 図2における各液晶偏向素子の作用を説明するための図である。 光源ユニット200aにおける書込み光量の時間変化を説明するための図である。 図7(A)及び図7(B)は、それぞれ遮光板を説明するための図である。 図1における光走査装置100を示す側面図である。 光検知センサを説明するための図である。 光検知センサの受光素子を説明するための図である。 図11(A)は検出用発光部を説明するための図であり、図11(B)は受光面における検出用光の光スポットを説明するための図である。 光検知センサの出力信号を説明するための図(その1)である。 光検知センサの出力信号を説明するための図(その2)である。 光検知センサの出力信号における立下り時間間隔のヒストグラム化を説明するための図である。 図15(A)は検出用発光部の変形例1を説明するための図であり、図15(B)はそのときの受光面における検出用光の光スポットを説明するための図である。 図16(A)は検出用発光部の変形例2を説明するための図であり、図16(B)はそのときの受光面における検出用光の光スポットを説明するための図である。 図16(A)の検出用発光部に対応した第1受光部を説明するための図である。 図16(A)の検出用発光部に対応した第2受光部を説明するための図である。 図17における光検知センサの出力信号を説明するための図である。 図20(A)は検出用発光部の変形例3を説明するための図であり、図20(B)はそのときの受光面における検出用光の光スポットを説明するための図である。 図21(A)は検出用発光部の変形例4を説明するための図であり、図21(B)はそのときの受光面における検出用光の光スポットを説明するための図である。 アンプの出力信号における波形の変化を説明するための図である。 光検知センサの変形例を説明するための図である。 図23の光検知センサの出力信号を説明するための図である。
符号の説明
10…プリンタ(画像形成装置)、30a〜30d…感光体ドラム(被走査面)、100…光走査装置、104…ポリゴンミラー(偏向器)、105a〜105d…fθレンズ(走査光学系の一部)、106a〜106d…折り返しミラー(走査光学系の一部)、107a〜107d…トロイダルレンズ(走査光学系の一部)、108a〜108d…折り返しミラー(走査光学系の一部)、205a〜205d…光検知センサ(光検出器)、205、20511、20512…第1受光部、205、20521、20522…第2受光部、205…比較器、210…主制御装置(位置補正装置、光量制御装置)、AR…仮想的な領域、Vs…基準レベル。

Claims (8)

  1. 光により被走査面を走査する光走査装置であって、
    複数の発光部を有する光源ユニットと;
    前記光源ユニットからの光を偏向する偏向器と;
    前記偏向器で偏向された光を前記被走査面に集光する走査光学系と;
    前記偏向器で偏向され前記走査光学系を介した複数の光が主走査方向に移動しながら入射し、受光面内において、主走査方向に直交する方向の位置によって主走査方向の互いの間隔が異なる第1受光部と第2受光部とを有する少なくとも1つの受光素子を含む光検出器と;を備え、
    前記光検出器は、前記少なくとも1つの受光素子が前記複数の光の全てを受光したときに、前記比較器の出力が変化するレベルを基準レベルとし、前記少なくとも1つの受光素子の出力レベルを前記基準レベルと比較した結果を出力する比較器を含み、
    前記第1及び第2受光部の大きさはいずれも、前記光検出器の受光面における複数の光スポットを取り囲む四角形状の仮想的な領域の全体を含むことができる大きさであることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記複数の発光部は、2次元的に配置され、
    前記複数の光は、前記複数の発光部のうち、隣接する2つの発光部の間隔がいずれも等しい少なくとも3個の発光部からの光であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第2受光部は、前記光検出器の受光面内において、前記第1受光部に対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記複数の光の各光量を、予め設定されている範囲内に制御する光量制御装置を、さらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記被走査面に向かう光の光路上に配置され、印加電圧に応じて入射光を副走査方向に偏向する液晶偏向素子と;
    前記光検出器の出力信号に基づいて前記印加電圧を制御し、前記被走査面における光スポットの副走査方向に関する位置ずれを補正する位置補正装置と;をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記光検出器は、第1の受光素子と第2の受光素子とを含み、
    前記第1及び第2の受光素子の各第1受光部は、主走査方向に互いに隣接し、前記第1及び第2の受光素子の各第2受光部は、主走査方向に互いに隣接して配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 光走査によって画像を形成する画像形成装置において、
    前記光走査を行う少なくとも1つの請求項1〜のいずれか一項に記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像は、多色画像であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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