JP4908313B2 - 産業機械用操作装置 - Google Patents

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本発明は、産業機械における操作レバーの突端側に形成された把持部に操作ノブを具備させて成る産業機械用操作装置に関するものである。
産業機械、一例として建設機械(建機)は、土木・建築の作業現場において使用されるもので、ブルドーザやパワーショベル、クレーン車が挙げられる。こうした産業機械の運転席には、一般に、揺動操作により当該産業機械又は産業機械が具備する装備(オプション)に対して所定の一の動作を行わせる操作レバーを具備しており、当該操作レバーの突端側には作業者が把持し得る把持部が形成されている。
そして、把持部を作業者が把持しつつ操作レバーを揺動操作することにより、例えば、産業機械の走行制御やスクレーパ等から成るオプションの所定動作を行わせ得るようになっている。然るに、近時においては、作業者が操作可能な操作ノブを把持部に形成したものが提案されるに至っており、作業者は把持部を把持して操作レバーを揺動操作しつつ把持した指を延ばして操作ノブを操作し、他の操作を行い得るようになっている。
かかる従来の産業機械用操作装置においては、把持部から産業機械の制御機構(自走式のものの場合、ECU等)まで延設されたハーネスに管ヒューズやオートヒューズを接続し、操作ノブの電気回路に対する過電流を抑制していた。また、当該制御機構の基板にチップヒューズや抵抗を接続し、操作ノブの電気回路に対する過電流を抑制したものもある。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の産業機械用操作装置においては、操作ノブの電気回路に対する過電流の抑制のためのヒューズが接続されていたため、過電流により当該ヒューズが切れてしまうと新たなヒューズに交換するまで、操作ノブによる操作が不可能になってしまう。従って、ヒューズの交換作業が必要とされるとともに、交換用のヒューズを常時用意しておく必要があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、過電流が生じた際、操作ノブの電気回路の回路電流を制限するとともに、自動的に回路電流の制限が解除されてヒューズの交換作業等を不要とし得る産業機械用操作装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、産業機械に配設されて揺動操作により当該産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の一の動作を行わせる操作レバーと、該操作レバーの突端側に形成されて作業者が把持して当該操作レバーを揺動操作させ得る把持部と、該把持部に形成され、当該把持部を把持した作業者が操作可能な操作ノブと、前記把持部内に配設されるとともに、前記操作ノブの操作に対応して所定の電気回路を形成し、当該産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の他の動作を行わせる電気回路基板とを具備した産業機械用操作装置において、前記電気回路基板の表面の電気回路には、前記操作ノブの押圧操作を検知して所定の電気回路を形成し得るタクトスイッチが形成され、当該電気回路基板の裏面の電気回路には、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大し回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得る過電流保護素子が接続されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の産業機械用操作装置において、前記操作ノブは、前記把持部に複数形成され、各操作ノブに対応した電気回路が形成された複数の電気回路基板を具備するとともに、単一の前記過電流保護素子により当該操作ノブに対応して形成された各電気回路に対してそれぞれ過電流を抑制し得ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大し回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに、当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得る過電流保護素子が電気回路基板の電気回路に接続されたので、過電流が生じた際、操作ノブの電気回路の回路電流を制限するとともに、自動的に回路電流の制限が解除されてヒューズの交換作業等を不要とし得る。
さらに、電気回路基板には、操作ノブの押圧操作を検知して所定の電気回路を形成し得るタクトスイッチが形成されたので、過電流保護素子による過電流の抑制をより有効なものとすることができる。即ち、タクトスイッチにより操作の検知を行わせる電気回路においては、比較的微弱な電流が流れることとなり、過電流に弱いものとなってしまうのであるが、かかる過電流を抑制しつつタクトスイッチによる操作ノブの操作検知を行わせることができる。
請求項の発明によれば、操作ノブは把持部に複数形成され、各操作ノブに対応した電気回路が形成された複数の電気回路基板を具備するとともに、単一の過電流保護素子により当該操作ノブに対応して形成された各電気回路に対してそれぞれ過電流を抑制し得るので、操作ノブを複数形成した場合であっても過電流保護素子は1つで足り、部品点数の増加を回避することができる。また、比較的高価な過電流保護素子が1つで足りることから、製造コストが嵩んでしまうのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る産業機械用操作装置は、土木・建築の作業現場において使用されるブルドーザやパワーショベル、クレーン車などの産業機械(建機)に配設されたものであり、図1〜3に示すように、当該産業機械の運転席に配設された操作レバー1と、該操作レバー1の突端側に配設された把持部3と、該把持部3に形成された操作ノブ4、18とから主に構成されている。
操作レバー1は、基端(図中下端側)の揺動軸(不図示)を中心に揺動可能な管状部材2aと、該管状部材2aの外周を覆って形成されたコルゲートチューブ2bとから構成され、作業者が前後又は左右に揺動操作することにより当該産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の一の動作(例えば、産業機械を走行或いは停止させ、旋回動作させ、又は装備したクレーンやショベルを動作させる等)を行わせ得るよう構成されている。
把持部3は、内部に後述する電気回路基板5、12等を収容させ得る例えば樹脂成形品から成るもので、作業者が把持して操作レバー1を揺動操作し得るよう構成されたものである。かかる把持部3の正面側(運転席に着座する作業者に望んだ面側)、及びその反対面(背面側)には、把持部3を把持した作業者が指を延ばして操作し得る操作ノブ4、18(スイッチノブ)が形成されている。
このうち、操作ノブ4は、作業者の親指を延ばして左右に揺動操作可能とされた所謂シーソー型のスイッチノブから成るものであり、図4、5に示すように、その周囲がブーツB1にて覆われて防水が図られつつケースC1に形成されている。また、操作ノブ4には、図6に示すように、左右それぞれにフランジ部4a、4bが形成されており、当該操作ノブ4の左右何れかの面を押圧操作することによりケースC1に形成された揺動軸Lを中心に揺動させると、フランジ部4a又は4bがケースC1内の操作部Fa、Fbを選択的に押圧するよう構成されている。
操作部Faは、第1操作部材8aと、第2操作部材9aと、これら第1操作部材8a及び第2操作部材9aの間に介装されたコイルスプリング10aとから構成されており、図8に示すように、操作ノブ4が左側に揺動操作されてフランジ部4aが第2操作部材9aの頂部を押圧すると、その押圧力がコイルスプリング10aを介して第1操作部材8aに伝わり、タクトスイッチ6aのパッキン7aにおける***作部7aaを押圧し得るようになっている。
同様に、操作部Fbは、第1操作部材8bと、第2操作部材9bと、これら第1操作部材8b及び第2操作部材9bの間に介装されたコイルスプリング10bとから構成されており、操作ノブ4が右側に揺動操作されてフランジ部4bが第2操作部材9bの頂部を押圧すると、その押圧力がコイルスプリング10bを介して第1操作部材8bに伝わり、タクトスイッチ6bのパッキン7bにおける***作部7baを押圧し得るようになっている。
パッキン7a、7bは、軟質樹脂又は合成ゴム等から成るもので、それぞれがタクトスイッチ6a、6bを覆って防水し得るよう構成されたものであり、上述したように各頂部中央に形成された***作部7aa、7baが第1操作部材8a、8bにて押圧されると弾性変形し、内部のタクトスイッチ6a、6bの作動部6aa、6baを押圧操作して当該タクトスイッチ6a、6bをオンし得るようになっている。即ち、操作ノブ4が左右何れに揺動操作されたのかは、タクトスイッチ6a、6bの何れがオンしたのかにより把握可能とされているのである。
然るに、操作ノブ4に対する押圧操作を止めて作業者が当該操作ノブ4から指を離すと、タクトスイッチ6a、6b内に配設されて作動部6aa、6baを元の位置まで戻すバネなどの復元手段(不図示)による付勢力、及び弾性変形されたパッキン7a、7bの復元力により操作ノブ4が初期位置(左右何れにも揺動していない状態)まで戻されることとなる。
尚、操作ノブ4の操作によるフランジ部4a又は4bの変位量が、タクトスイッチ6a又は6bにおける作動部6aa又は6baの変位限界を超えた場合、コイルスプリング10a又は10bが圧縮して第2操作部材9a又は9bが第1操作部材8a又は8bに近接し、その変位限界を超えた分の変位量を吸収し得るよう構成されている。尚、かかる操作部Fa、Fbに代え、フランジ部4a又は4bにて押圧され、その押圧力をパッキン7aの***作部7aa又はパッキン7bの***作部7baに伝達することにより弾性変形させ、タクトスイッチ6a又は6bをオンさせる得る単一の構成部材としてもよい。
更に、把持部3内に形成されたケースC1内には、電気回路基板5が配設されている。かかる電気回路基板5には、図7に示すように、電気回路を構成する配線Kがプリントされるとともにタクトスイッチ6a、6bが配設されており、産業機械本体側に配設された制御手段(例えばECUなど)とハーネスHを介して電気的に接続可能とされている。しかして、かかる電気回路基板5は、操作ノブ4の揺動操作に対応して所定の電気回路を形成し、産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の他の動作(操作レバー1に対する揺動操作による動作とは異なるもので、例えば産業機械が具備するスクレーパの向きを変更させる動作等)を行わせ得るよう構成されている。
具体的には、電気回路基板5の表面(上面)には、配線K及びタクトスイッチ6a、6bが形成されており、図11で示す如き電気回路を構成している。即ち、産業機械が搭載するバッテリ等から成る電源から延設された配線L1と、該配線L1から分岐してタクトスイッチ6a、6bが接続された配線L2、L3とを有し、タクトスイッチ6aがオンすると、配線L1、L2を電流が流れる所定の回路が形成されて、例えば産業機械が具備するスクレーパを左側へ向ける一方、タクトスイッチ6bがオンすると、配線L1、L3を電流が流れる所定の回路が形成されて、例えば同スクレーパを右側へ向けるようになっている。
ここで、本実施形態においては、電気回路基板5の裏面(下面)に過電流保護素子11を形成して、電気回路を構成する配線L1に当該過電流保護素子11を接続している(しかして、所定の回路には、過電流保護素子11が直列に接続されている)。かかる過電流保護素子11は、所謂ポリスイッチ(ポリマ系のPTCサ−ミスタ)から成るデバイスを指し、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大し回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに、当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得るよう構成されたものである。
即ち、過電流保護素子11とは、過電流や加熱によって熱せられると、素子内部の温度が上昇し、抵抗値が増大して、回路電流を微少に制限する過電流・加熱保護素子をいい、この抵抗変化値は可逆性であることから、電源をいったんオフにすることにより、素子温度が下がり、元の抵抗値に戻って回路電流が流れるようになって自己復帰するため、ヒユ−ズとは異なりその交換が不要とされたものである。
上記の如く、過電流保護素子11を電気回路基板5の電気回路に接続したことにより、過電流が生じた際、操作ノブ4の電気回路の回路電流を制限するとともに、自動的に回路電流の制限が解除(自己復帰)されてヒューズの交換作業等を不要とすることができる。また、電気回路基板5には、操作ノブ4の押圧操作(押圧による揺動操作)を検知して所定の電気回路を形成し得るタクトスイッチ6a、6bが形成されたので、過電流保護素子11による過電流の抑制をより有効なものとすることができる。即ち、タクトスイッチ6a、6bにより操作の検知を行わせる電気回路においては、比較的微弱な電流が流れることとなり、過電流に弱いものとなってしまうのであるが、かかる過電流を抑制しつつタクトスイッチ6a、6bによる操作ノブ4の操作検知を行わせることができる。
一方、操作ノブ18は、図3に示すように、作業者の人差し指又は中指を延ばして押圧操作可能とされた所謂プッシュ型のスイッチノブから成るものであり、操作ノブ4と同様、その周囲がブーツB2にて覆われて防水が図られつつケースC2に形成されている。また、操作ノブ18には、図9に示すように、フランジ部18aが形成されており、当該操作ノブ18の表面を押圧操作することによりケースC側へ没入動作し、当該ケースC2内の操作部Fcを押圧するよう構成されている。
操作部Fcは、第1操作部材15と、第2操作部材16と、これら第1操作部材15及び第2操作部材16の間に介装されたコイルスプリング17とから構成されており、図10に示すように、操作ノブ18が没入動作してフランジ部18aが第2操作部材16の頂部を押圧すると、その押圧力がコイルスプリング17を介して第1操作部材15に伝わり、タクトスイッチ13のパッキン14における***作部14aを押圧し得るようになっている。
パッキン14は、軟質樹脂又は合成ゴム等から成るもので、タクトスイッチ13を覆って防水し得るよう構成されたものであり、上述したように頂部中央に形成された***作部14aが第1操作部材15にて押圧されると弾性変形し、内部のタクトスイッチ13の作動部13aを押圧操作して当該タクトスイッチ13をオンし得るようになっている。即ち、操作ノブ18が押圧操作されたか否かは、タクトスイッチ13がオンしたことにより把握可能とされているのである。
然るに、操作ノブ18に対する押圧操作を止めて作業者が当該操作ノブ18から指を離すと、タクトスイッチ13内に配設されて作動部13aを元の位置まで戻すバネなどの復元手段(不図示)による付勢力、及び弾性変形されたパッキン14の復元力により操作ノブ18が初期位置(ケースC2に対して突出し、押圧操作が可能とされた状態)まで戻されることとなる。
尚、操作ノブ18の操作によるフランジ部18aの変位量が、タクトスイッチ13における作動部13aの変位限界を超えた場合、コイルスプリング17が圧縮して第2操作部材16が第1操作部材15に近接し、その変位限界を超えた分の変位量を吸収し得るよう構成されている。尚、かかる操作部Fcに代え、フランジ部18aにて押圧され、その押圧力をパッキン14の***作部14aに伝達することにより弾性変形させ、タクトスイッチ13をオンさせる得る単一の構成部材としてもよい。
更に、把持部3内に形成されたケースC2内には、電気回路基板12が配設されている。かかる電気回路基板12には、ケースC1内の電気回路基板5と同様、電気回路を構成する配線がプリントされるとともにタクトスイッチ13が配設されており、産業機械本体側に配設された制御手段(例えばECUなど)とハーネスHを介して電気的に接続可能とされている。しかして、かかる電気回路基板12は、操作ノブ18の押圧操作に対応して所定の電気回路を形成し、産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の他の動作(操作レバー1及び操作ノブ4に対する操作による動作とは異なるもので、例えば産業機械の走行時の変速等)を行わせ得るよう構成されている。
具体的には、電気回路基板12には、図11に示すように、ケースC1内の電気回路基板5に形成された配線L3から分岐させた配線L4が形成されており、タクトスイッチ13がオンすると、配線L1、L4を流れる所定の回路が形成されて、例えば産業機械が具備する変速装置を制御してシフトアップ又はシフトダウンさせ得るようになっている。しかして、タクトスイッチ13がオンすることにより形成される所定の回路には、過電流保護素子11が直列に接続されており、電気回路基板5の電気回路と同様、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大すると回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに、当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得るようになっている。
本実施形態によれば、操作ノブは、把持部3に複数(操作ノブ4、18の2つ)形成され、各操作ノブ4、18に対応した電気回路が形成された複数の電気回路基板(5、12)を具備するとともに、単一の過電流保護素子11により当該操作ノブ4、18に対応して形成された各電気回路に対してそれぞれ過電流を抑制し得るので、操作ノブを複数形成した場合であっても過電流保護素子11は1つで足り、部品点数の増加を回避することができる。また、比較的高価な過電流保護素子11が1つで足りることから、製造コストが嵩んでしまうのを抑制することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば操作レバーの把持部に操作ノブが1つ形成されたもの、或いは3つ以上形成されたものに適用してもよい。把持部に複数の操作ノブを形成したものの場合、本実施形態においては、単一の過電流保護素子11にてそれぞれの電気回路の過電流を抑制させているが、各電気回路にそれぞれ過電流保護素子11を形成するようにしてもよい。
また、操作ノブの形態は、本実施形態の如くシーソー型或いはプッシュ型のものに限らず、例えばスライド型等のスイッチノブに適用してもよい。更に、操作レバーによる揺動操作、操作ノブによる操作に基づいて行われる動作は、本実施形態の如き動作に限定されず、産業機械又は産業機械が具備する装備の動作であれば他の動作であってもよい。産業機械は、例えばブルドーザ、スクレープドーザ、油圧ショベル(バックホー、パワーショベルなど)、クレーン装置付トラックなど種々のものに適用可能である。
電気回路基板の表面の電気回路には、操作ノブの押圧操作を検知して所定の電気回路を形成し得るタクトスイッチが形成され、当該電気回路基板の裏面の電気回路には、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大し回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得る過電流保護素子が接続された産業機械用操作装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る産業機械用操作装置における操作レバーを示す正面図 同産業機械用操作装置における把持部を示す側面図 同産業機械用操作装置における把持部の縦断面図 同産業機械用操作装置における操作ノブ及びそのスイッチを示す正面図 同産業機械用操作装置における操作ノブ及びそのスイッチを示す側面図 図5におけるVI−VI線断面図 同産業機械用操作装置における電気回路基板を示す上面図、側面図及び底面図 同産業機械用操作装置における操作ノブの動作を示す断面図 同産業機械用操作装置における他の操作ノブを示す断面図 同他の操作ノブの動作を示す断面図 同産業機械用操作装置における電気回路基板に形成された電気回路を示す回路図
符号の説明
1 操作レバー
2 軸部材
3 把持部
4 操作ノブ
5 電気回路基板
6a、6b タクトスイッチ
7a、7b パッキン
8a、8b 第1操作部材
9a、9b 第2操作部材
10a、10b コイルスプリング
11 過電流保護素子
12 電気回路基板
13 タクトスイッチ
14 パッキン
15 第1操作部材
16 第2操作部材
17 コイルスプリング
18 操作ノブ

Claims (2)

  1. 産業機械に配設されて揺動操作により当該産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の一の動作を行わせる操作レバーと、
    該操作レバーの突端側に形成されて作業者が把持して当該操作レバーを揺動操作させ得る把持部と、
    該把持部に形成され、当該把持部を把持した作業者が操作可能な操作ノブと、
    前記把持部内に配設されるとともに、前記操作ノブの操作に対応して所定の電気回路を形成し、当該産業機械又は産業機械が具備する装備に対して所定の他の動作を行わせる電気回路基板と、
    を具備した産業機械用操作装置において、
    前記電気回路基板の表面の電気回路には、前記操作ノブの押圧操作を検知して所定の電気回路を形成し得るタクトスイッチが形成され、当該電気回路基板の裏面の電気回路には、過電流による温度の上昇により抵抗値が増大し回路電流を制限して過電流を抑制し得るとともに当該抵抗値変化が可逆性とされて当該温度の低下により元の抵抗値に戻り回路電流の制限が解除され得る過電流保護素子が接続されたことを特徴とする産業機械用操作装置。
  2. 前記操作ノブは、前記把持部に複数形成され、各操作ノブに対応した電気回路が形成された複数の電気回路基板を具備するとともに、単一の前記過電流保護素子により当該操作ノブに対応して形成された各電気回路に対してそれぞれ過電流を抑制し得ることを特徴とする請求項1記載の産業機械用操作装置。
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