JP4907626B2 - チェスト - Google Patents

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Description

本発明は、衣類や小物などを収容するチェストに関する。
従来、衣類や小物などを収納する際には、チェストが用いられていた。
このチェストは、チェスト本体と、該チェスト本体に引き出し自在に収容される引出とによって構成されている。
前記引出は、金型によって樹脂成形されれており、上方に開口した矩形容器状に形成されている。この引出の側面には、上縁に沿ってレールが設けられており、前記チェスト本体内には、このレールと対を成すレールが延設されている。
これにより、前記引出のレールが前記チェスト本体内のレールに沿って移動することによって、前記引出の出し入れが容易となるように構成されている。
しかしながら、このようなチェストにおいては、引出の側面にレールを設ける構造上、引出の側面とチェスト本体との間に、レール配置空間を確保しなければならなかった。
これにより、引出の内容量が減少するという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、引出の収納性を高めることができるチェストを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1のチェストにあっては、チェスト本体に収容される合成樹脂製の引出の側面にレールが延設されたチェストにおいて、前記レールを前記側面の下部に設け、前記レールを金属で構成した
すなわち、合成樹脂製の引出を金型で形成する場合、この引出の側面は、金型の抜き勾配によって上方へ向かうに従って側方へ広がるように形成されており、該側面は、下方へ向かうに従って内側へ後退するように傾斜している。
このため、幅広の上縁部に合わせて形成されたチェスト本体と前記引出の側面間の間隙は、下方へ向かうに従って広くなるように構成されており、この下部空間にレールが配置される。
さらに、請求項のチェストでは、前記引出の前記側面の下部に内側に後退した後退部を設け、該後退部に前記レールを固定した。
加えて、請求項のチェストにあっては、前記レールに、前記引出の下面に固定される下部固定面と、該下部固定面より起立して前記引出の前記側面に固定される起立面とを形成し、前記起立面の前端下角部を、前記側面に設けられた下部係止部と前記側面との間に挟持した状態で保持するとともに、前記起立面の前端上角部に当接して当該レールの前方への移動を規制するく字状突起を前記側面に突設した
すなわち、引出の下面には、レールの下部固定面が固定されるとともに、引出の側面には、前記下部固定面より起立した起立面が固定される。
これにより、前記引出下部の角部は、L字状をなす前記レールの下部固定面及び起立面によって補強される。
さらに、請求項のチェストでは、前記下部係止部は、前記起立面の前端下角部の前方への移動を規制する。
加えて、請求項のチェストにあっては、前記下部固定面を、前記引出の前記下面に設けられた断面L字状の係止片と前記下面との間に挟持した状態で保持する。
また、請求項のチェストにおいては、前記引出の横幅寸法を下方へ向かうに従って小さくなるように設定し、対向する前記側面を傾斜した。
これにより、樹脂成型時の金型の抜き勾配を設定することができるとともに、引出同士を重ねて保管することができる。
さらに、請求項のチェストでは、前記レールを単一とした。
以上説明したように、本発明のチェストにあっては、チェスト本体と引出の側面間の間隙が最も大きくなる下部空間を利用してレールを取り付けることができる。
したがって、幅広となる側面上部にレールを設ける従来と比較して、引出の内容量の減少を防止することができるとともに、収納性の向上を図ることができる。
また、引出下部の角部を、L字状を成すレールの下部固定面と起立面によって補強することができきる。
これにより、引出の剛性を高めることができる。
さらに、前記引出の横幅寸法を下方へ向かうに従って小さくなるように設定し、対向する前記側面を傾斜したため、樹脂成型時の金型の抜き勾配を設定することができるとともに、引出同士を重ねて保管することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるチェスト1を示す図であり、該チェスト1は、衣類や小物などを収納するものである。
このチェスト1は、図2にも示すように、フレームを形成するチェスト本体11と、該チェスト本体11に設けられた三つの矩形容器状の引出12,・・・とによって構成されている。
前記チェスト本体11は、上下に連結された三つのフレーム構成部材21,・・・によって構成されており、下段のフレーム構成部材21の底面22には、脚部23,・・・が設けられている。上段のフレーム構成部材21には、天板24が設けられており、各フレーム構成部材21,・・・間及び上段のフレーム構成部材21と天板24間には、前記引出12,・・・が引き出し自在に保持されている。
前記フレーム構成部材21は、合成樹脂で形成されており、当該フレーム構成部材21は、図3に示すように、中央部が開口した長方形状の底板部31と、該底板部31の四隅に起立した支柱32,・・・とによって構成されている。
該支柱32は、四角柱状に形成されており、前記底板部31に起立した支柱本体41と、該支柱本体41の上端部に設けられた挿入部42とによって一体形成されている。該挿入部42は、前記支柱本体41より小径に形成されており、前記挿入部42が起立した前記支柱本体41の上端には、段差部44が形成されている。
前記支柱32は、矩形筒状に形成されており、前記支柱本体41の下端部には、下段に配置される支柱32の挿入部42及び前記脚部23が選択的に挿入される連結部45が設けられている。これにより、下段のフレーム構成部材21の支柱32の挿入部42を、上段のフレーム構成部材21の支柱32の連結部45に挿入し、下段の支柱本体41の段差部44を上段の支柱本体41下端に当接した状態で、下段のフレーム構成部材21と上段のフレーム構成部材21とを連結できるように構成されている。
前記フレーム構成部材21における前後の支柱32,32間には、両支柱32,32の下端部に架橋する下部側面51が一体形成されており、該下部側面51には、ローラ52を備えた金属製の内レール53が前記の支柱32,32に架橋して設けられている。
このフレーム構成部材21の左右の支柱32,32間に保持される前記引出12は、合成樹脂によって形成されており、図4に示すように、上方が開口した矩形容器状に形成されている。この引出12は、上下方向に型開きされる金型によって成形されており、左右の側面61,61の横幅寸法H(図5参照)及び前面62並びに後面63の奥行き寸法は、抜き勾配によって下方へ向かうに従って小さくなるように形成されている。これにより、対向した左右の側面61,61と、対向した前面62及び後面63は傾斜するとともに、内径寸法が上方へ向かうに従って広がるように設定されており、引出同士を重ねて保管できるように構成されている。
前記各側面61,61の下部には、前記内レール53と対を成す金属製の外レール65が設けられている。該外レール65には、図5にも示すように、前記引出21の下面71側部に形成された段部72に固定される下部固定面73と、該下部固定面73より起立して前記引出21の前記側面61下部の後退部74に固定される起立面75とが設けられており、該起立面75の前端下角部は、図4及び図6に示すように、前記側面61に形成された下部係止部76と側面61間に挟持された状態で保持されている。また、前記起立面75の前端上角部は、前記側面61に突設されたく字状突起77によって前方への移動が規制されている。
そして、前記外レール65の前記下部固定面73は、図4及び図7に示すように、前記引出21の下面71に設けられた断面L字状の係止片81,・・・と下面71間に挟持された状態で保持されれており、前記起立面75の後端部には、図4に示したように、ローラ82が設けられている。これにより、図8に示すように、前記内レール53に設けられたローラ52が前記外レール65に設けられた上面ガイド83を転動するとともに、前記外レール65に設けられたローラ82が前記内レール53に設けられた上面ガイド84を転動することによって、引出21の移動が容易となるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、合成樹脂製の引出12を金型で形成する場合、この引出12の側面61は、金型の抜き勾配によって上方へ向かうに従って側方へ広がるように形成されており、該側面61は、下方へ向かうに従って内側へ後退するように傾斜している。このため、幅広の上縁部の幅寸法に合わせて形成されたチェスト本体11と前記引出21の側面61間の間隙Kは、下方へ向かうに従って広くなるように構成されており、この下部空間に前記両レール53,65が配置される。
このように、前記チェスト本体11と引出12の側面61間の間隙Kが最も大きくなる下部空間を利用して前記両レール53,61を取り付けることができる。
したがって、幅広となる側面61上部に両レール53,61を設ける従来と比較して、引出21の内容量の減少を防止することができるとともに、収納性の向上を図ることができる。
また、外レール65には、断面L字状を成す下部固定面73と起立面75とが設けられており、前記引出21の下面71には、前記下部固定面73が固定されるとともに、引出21の側面61には、前記下部固定面73より起立した起立面75が固定されている。
これにより、前記引出21下部の角部を、L字状を成す前記下部固定面73と前記起立面75によって補強することができきる。これにより、引出21の剛性を高めることができる。
さらに、前記引出12の横幅寸法Hは、下方へ向かうに従って小さくなるように設定されているため、樹脂成型時の金型の抜き勾配を設定することができるとともに、複数の引出12,・・・同士を重ねて保管することができる。
本発明の一実施の形態を示す正面図である。 同実施の形態の側面図である。 同実施の形態のフレーム構成部材の内側面を示す図である。 同実施の形態の引出を示す側面図である。 同実施の形態の要部を示す断面図である。 図4のA部拡大図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 同実施の形態の引出を引き出した状態を示す要部の断面図である。
符号の説明
1 チェスト
11 チェスト本体
12 引出
61 側面
65 外レール
71 下面
73 下部固定面
71 下面
74 後退部
75 起立面
76 下部係止部
77 く字状突起
81 係止片
H 横幅寸法

Claims (7)

  1. チェスト本体に収容される合成樹脂製の引出の側面にレールが延設されたチェストにおいて、
    前記レールを前記側面の下部に設け
    前記レールを金属で構成したことを特徴とするチェスト。
  2. 前記引出の前記側面の下部に内側に後退した後退部を設け、該後退部に前記レールを固定したことを特徴とする請求項記載のチェスト。
  3. 前記レールに、前記引出の下面に固定される下部固定面と、該下部固定面より起立して前記引出の前記側面に固定される起立面とを形成し、
    前記起立面の前端下角部を、前記側面に設けられた下部係止部と前記側面との間に挟持した状態で保持するとともに、前記起立面の前端上角部に当接して当該レールの前方への移動を規制するく字状突起を前記側面に突設したことを特徴とする請求項記載のチェスト。
  4. 前記下部係止部は、前記起立面の前端下角部の前方への移動を規制することを特徴とした請求項記載のチェスト。
  5. 前記下部固定面を、前記引出の前記下面に設けられた断面L字状の係止片と前記下面との間に挟持した状態で保持することを特徴とした請求項又は記載のチェスト。
  6. 前記引出の横幅寸法を下方へ向かうに従って小さくなるように設定し、対向する前記側面を傾斜したことを特徴とする請求項1からにいずれか記載のチェスト。
  7. 前記レールを単一としたことを特徴とする請求項1からにいずれか記載のチェスト。
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