JP4906545B2 - 発光装置および光伝送モジュール - Google Patents

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本発明は、ワイヤレス光通信に用いられる発光装置、および光伝送モジュールに関する。
ワイヤレス光通信には、その光源として赤外線を発する発光ダイオード(LED)が用いられているが、近年通信データの大容量化が進み、通信速度のますますの高速化が要望されるようになった。このため、LEDよりも高速通信が可能な半導体レーザ素子を光通信の光源として用いる試みがなされているが、半導体レーザ光源は、空間に放出される光のスポット径が微小であり且つ高コヒーレンシーを有しているので、そのまま使用すると眼に対する危険性が大きい。このため、光を拡散させてコヒーレンシーを低くし、且つスポット径を広げる必要がある。このような光源装置に関する技術として、特許文献1が提案されている。
特開2005−209797号公報
このような発光装置を図5に示す。基板501に、円形のザグリ穴502が形成され、ザグリ穴502の底部503に半導体レーザ素子504が設けられている。ザグリ穴502の傾斜面505は、底部503と約45°の角度をなしている。また、ザグリ穴502および半導体レーザ素子504は、拡散材509を含む樹脂506で被覆されている。また樹脂506の上方にはレンズ507が配置されて、発光装置500が形成されている。
半導体レーザ素子504から放出された光508は、拡散材509により樹脂506の内部を拡散されながら進みつつ、ザグリ穴502の傾斜面505で反射され、上方のレンズ507に向かう。光508は、レンズ507によって広げられ、眼に対して安全な光となって空間に放出される。レンズ507は、空間への光の取り出し効率が最も高まるよう設計されており、レンズ中心は、光軸の中心に合わせるよう設計・実装されている。
ところが、ザグリ穴底部への半導体レーザ素子の実装時に、レーザ光の出射方向に平行な方向および垂直な方向への「ずれ」や、半導体レーザ素子がザグリ穴の底面と平行な面内で回転する「ずれ」が発生することがあった(図5点線参照)。このような「ずれ」が発生すると、側面で反射された光の中心軸が、レンズ507の中心を通らなくなり、結果として、空間への光の取り出し効率が低下してしまう。この効率の低下により、発光装置を組み込んだ光伝送モジュールとしての通信可能距離を確保するための光出力が得られなくなることがあり、光伝送モジュールとしての歩留を悪化させ、製造コストの増加を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、歩留を向上させて、製造コストを低減することができる発光装置および光伝送モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、半導体レーザ素子が、ザグリ穴の形成された基板の当該ザグリ穴の底部に設けられた発光装置において、前記底部の形状が矩形であり、前記半導体レーザ素子の共振器方向長と、前記底部の長さとが等し前記ザグリ穴は、前記底部の長さ方向に連続した、相対向する一対の傾斜面をさらに備え、前記半導体レーザ素子は、前記共振器方向と前記底部の長さ方向とが一致するように配置されていることを特徴とする。
この構成であると、半導体レーザ素子の共振器方向長と、ザグリ穴の底部の長さL1とが等しく、且つザグリ穴の底面形状が矩形であるため、半導体レーザ素子を実装する際、半導体レーザ素子の位置が、半導体レーザ素子の共振器方向長と長さの等しいザグリ穴の底部の長さに合うように規制されるので、実装ずれが生じなくなる。よって、歩留を高めることができる。
また、半導体レーザ素子の回転ずれを防止できる。
上記構成において、前記ザグリ穴の底部の幅L2が、前記半導体レーザ素子幅以上且つ共振器方向長以下であるとすることができる。
ザグリ穴の底部の幅L2が半導体レーザ素子幅未満であると、半導体レーザ素子をザグリ穴底部に実装できなくなってしまう。他方、ザグリ穴の底部の幅L2が共振器長以上であると、半導体レーザ素子が横向き(光取り出し方向と垂直)に実装されてしまうおそれがある。よって、上記のように規制することが好ましい。ここで、ザグリ穴の底部の幅L2が変化する場合、すべての位置においてこの関係を満たす必要がある。
上記構成において、前記半導体レーザ素子の光出射面に面している当該ザグリ穴の傾斜面と基板とのなす角が45°であるとすることができる。
傾斜角度45°の傾斜面を採用すると、優れた光の取り出し効率が得られる
上記構成において、前記半導体レーザ素子および前記ザグリ穴が、拡散材を含む樹脂で被覆されているとすることができる。
この構成であると、レーザ光が拡散材により散乱されるので、コヒーレンシーが低く、スポット径が広いアイセーフティーな発光装置を実現できる。
上記いずれかに記載の発光装置を用いて光伝送モジュールを作製すると、半導体の位置ずれがなく光取り出し効率の高い光伝送モジュールを実現できる。
本発明の発光装置は、基板上のザグリ穴へ実装される半導体レーザ素子の位置ずれが、ザグリ穴の底部の形状によって誘導され修正されるため、実装時の位置ずれが生じない。よって、本発明によると、ザグリ穴の傾斜面で反射された後、基板に対して垂直な方向に出射するレーザ光を再現性よく取り出すことができるので、指向性と安全性に優れた発光装置を歩留よく提供することができる。また、これを用いることにより、低コストで信頼性の高い光伝送モジュールを実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態の発光装置の概略斜視図を示し、図2に概略側面図を示す。
この発光装置100は、回路基板101に底部が矩形状のザグリ穴102が形成され、ザグリ穴102の底部103に、光源としての半導体レーザ素子104が実装されている。また、拡散材(図示せず)を含有するシリコン樹脂105によって、ザグリ穴102および半導体レーザ素子104が被覆されており、シリコン樹脂105の上方にはレンズ106が備えられている。
なお、回路基板101は基板の一例であり、シリコン樹脂105が樹脂の一例であって、これら以外を用いてもよい。
以下、発光装置100の作製方法を説明する。
まず、回路基板101上に、底部103の形状が矩形であり、底部と傾斜面107とが45°をなすザグリ穴102を形成する。次に、前記底部103上に銀ペースト(図示せず)を少量塗布し、その上に半導体レーザ素子104をマウントし、オーブンを用いてベークして、半導体レーザ素子をザグリ穴の底部に固定する。
このザグリ穴102は、半導体レーザ素子104によるレーザ光の放射を妨げない程度の深さとなっている。また、ザグリ穴102の表面は、前記レーザ光の放射角に悪影響を与えないように粗さが調整されている。なお、本実施形態の発光装置においては、ザグリ穴102の深さは例えば300μm程度に設定されており、また底部103の長さ(図1,2内のL1)は、半導体レーザ素子104の共振器方向長と等しい長さに設定されている(例えば、500μm程度)。また、底部103の幅L2は、共振器方向長よりも短く、且つ半導体レーザ素子幅以上に設定されている。
また、上記半導体レーザ素子104の共振器ミラー(レーザ光110が半導体レーザ素子104から出射する方向に対して垂直な面)には、端面保護膜(図示せず)が施されている。主としてレーザ光110を取り出す面には低反射率な端面保護膜が、またその反対側の面には高反射率な端面保護膜が施されており、効率よく片側の面からレーザ光110を取り出せるように作製されている。
続いて、半導体レーザ素子104に電流を注入するためのワイヤ108をボンディングし、光を拡散する拡散材109の混入した液状のシリコン樹脂105を、半導体レーザ素子104を含んだザグリ穴102全体を埋めるように適量滴下する。この結果、シリコン樹脂105は表面張力のためにザグリ穴102内に留まり、半導体レーザ素子104とザグリ穴102とを被覆する。
この後、80℃で約5分間加熱して、シリコン樹脂105がゼリー状になるまで硬化させる。この後、シリコン樹脂105を、レーザ光の放射角制御のためのレンズ106を含む透明なエポキシ樹脂モールドにより被覆する。レンズ106は、半導体レーザ素子104の上方に、エポキシモールドと一体形成する。
なお、半導体レーザ素子104は、回路基板101上のレーザ駆動用負電極部(図示せず)に固定されている。また、半導体レーザ素子104にボンディングされているワイヤ108の他端は、回路基板101上のレーザ駆動用正電極部(図示せず)に接続されている。この電気配線により、半導体レーザ素子104に電流が注入され、レーザ光110を放出できる発光装置100が完成する。
上記構成の発光装置によれば、半導体レーザ素子104がザグリ穴102の底部に実装される際、傾斜面107により、半導体レーザ素子104はその傾斜面107に誘導されるようにザグリ穴の底部103に近づく。さらに底部103の長さL1は、半導体レーザ素子104の共振器長と同じであり、この長さによって半導体レーザ素子の104位置が規制されるので、半導体レーザ素子104の共振器方向が光取り出し方向とずれて実装されることがない。
また、ザグリ穴102の底部の形状が矩形となっているため、ザグリ穴内において半導体レーザ素子が回転する余地がない。このため、半導体レーザ素子104を固定するためのベークの際にも、半導体レーザ素子104の回転ずれが生じない。よって、この構造の発光装置によると、半導体レーザ素子104から出射され、傾斜面107で反射された後、回路基板101に対して垂直な方向に出射するレーザ光を、再現性よく取り出すことができる。したがって、歩留を向上させて製造コストを低減できる発光装置が得られる。
また、上記第1実施形態の発光装置によれば、半導体レーザ素子から出射された前記レーザ光110が拡散材109で拡散されるので、眼に入っても安全な光となる。よって、位置ずれを勘案したレンズ106のマージン設計が不要になり、レーザ光110の出力をより有効利用できる。その結果、所望の光伝送を行うために必要な発光装置の光出力量、すなわち半導体レーザ素子の光出力量を下げられるので、消費電力を低減でき、また信頼性も改善することができる。
上記第1実施形態の発光装置では、レンズ106が円形となっているが、半導体レーザ素子104の共振器長の方向に垂直な方向への実装ずれを考慮し、その実装ずれの起こりうる方向を長軸にもつ楕円形のレンズを用いていもよい。それにより、さらに実装ずれによる光の取り出し効率の低下を防ぐことができるので、さらに歩留を向上させて製造コストを低減できる発光装置が得られる。
また、ザグリ穴102の底部の形状を、半導体レーザ素子104の平面形状と同一とすることにより、共振器長の方向に垂直な方向への実装ずれを防止する構成としてもよい。
また、上記第1実施形態の発光装置では、ザグリ穴102の傾斜面107が、すべての方向において回路基板101と45°をなしていたが、半導体レーザ素子104の光出射面に面している傾斜面が、前記回路基板101と45°をなしていればよく、反対側の傾斜面は回路基板101となす角度が90°未満であれば同様の効果が得られる。特にその角度が90°に近ければ、ザグリ穴の上方から見たときの面積がより小さくできるため、回路基板101の面積を有効に活用(例えば他の回路や電極の設計に自由度が増えるなど)できる発光装置が得られる。
ここで、従来の発光装置のようにザグリ穴が円形であると、少なくとも基板は、半導体レーザ素子の平面形状の対角線の長さ以上の直径を有するザグリ穴の底部が必要となる。さらに、基板と45°の角度をなす傾斜面も有する必要があるので、ザグリ穴全体としては傾斜面も含めた大きさが必要となる。すなわち、ザグリ穴に無駄な空間が多くなる。しかし、上記第1実施形態の発光装置では、ザグリ穴の平面形状が矩形であるので、必要なザグリ穴の大きさは従来の発光装置に比べ小さくすることができる。このことは、同じ大きさの半導体レーザ素子を用いても、より小さい基板で発光装置を作製することができることを意味する。したがって、より製造コストを低減できる発光装置が得られるとともに、この発光装置を用いることにより、よりダウンサイジングした光伝送システムへ組み込める光伝送モジュールを提供することができる。
次に、第1実施形態の変形例の発光装置を、図3(a)および(b)に示す。図3(a)は発光装置の平面図を示し、図3(b)は発光装置の側面図を示す。
本変形例の発光装置300の特徴は、導波路301が2本あり、2つの共振器ミラーから光が取り出せるように作製されている半導体レーザ素子304を用いていることにある。また1本の導波路から出射される2つのレーザ光305のそれぞれの出力特性が同じになるよう、2つの共振器ミラーに施されている端面保護膜(図示せず)の反射率は等しくなるように設計されている。すなわち、本半導体レーザ素子304から出射される4つのレーザ光305は、全て等しい出力特性を有している。その他、ザグリ穴302の傾斜面307が底面303となす角度や、半導体レーザ素子304の上方に配される樹脂・拡散材は、第1実施形態の発光装置と同様であり、レンズは光源の位置・数に応じて最適設計されている。
さらに詳しくは、ザグリ穴の底部303の長さ(L3)と、2つの導波路の間隔(D)と、ザグリ穴の底部303からレーザ光出射部までの高さ(H)との間に、
L3 + H×2 = D
の関係式が成り立つように、半導体レーザ素子304およびザグリ穴302が設計されている。
上記関係を満たすとき、傾斜面307で反射されて基板上方に進む4つのレーザ光305は、上方から見て、一辺の長さがDである正方形の頂点に位置するように配置され、またそれらはすべて同一の光出力を有している。
本変形例の発光装置の構成によれば、1つの半導体レーザ素子に対し、4つの発光点を設けることができ、拡散材により光を拡散させることに加えてさらに光源径を大きくすることができる。よって、さらに長距離の光伝送に適した発光装置を作製することができる。
また、上記構成によれば、出力の揃った4つのレーザ光は、常に正方形の頂点に位置しながら上方に取り出されるため、対称性に優れていることとなる。よって、レンズ設計が簡便となり効率よく光を取り出すことができるようになるため、低コストの発光装置を作製することができるようになる。
なお、上記第1実施形態では、半導体レーザ素子の波長は890nmとしたが、他の波長帯、例えば780nm帯・650nm帯・400nm帯や、1.3μm帯・1.55μm帯などでもよい。
(第2実施形態)
図4に、本発明の第2実施形態における光伝送システムの光伝送モジュール200の概略断面図を示す。詳しくは後述するが、通信を行う双方の側(例えば、端末とサーバ)にそれぞれ同じ光伝送モジュール200を備えることにより、双方の光伝送モジュール200間で光信号を送受信する光伝送システムが構成される。
前記光伝送モジュール200は、図4に示すように、第1実施形態で説明した発振波長890nmのInGaAs系半導体レーザ素子201を発光装置202内の光源の一例として備えていると共に、Si(シリコン)のpinフォトダイオードである受光素子203を有する受光装置204とを備えており、発光装置202と受光装置204が一つの基板に作り込まれている。
半導体レーザ素子201は回路基板206に実装されている。回路基板206の表面には、半導体レーザ素子駆動用の正負両電極のパターン(図示せず)と、半導体レーザ素子201を搭載するためのザグリ穴205とが形成されている。また受光素子203も、回路基板206に実装され、ワイヤ207により電気信号が取り出される。さらに、回路基板206にはレーザ駆動用/受信信号処理用IC(集積回路)208が実装されている。
発光装置202の部分は、上記第1実施の形態と同様に作製されている。拡散材209を含むシリコン樹脂210は、透明なエポキシ樹脂モールド211により被覆されている。エポキシ樹脂モールド211には、レーザ光の放射角制御のためのレンズ部212と、信号光を集光するためのレンズ部213とがそれぞれ一体的にモールドレンズとして形成される。レンズ部212は半導体レーザ素子201の上方に位置する一方、レンズ部213は受光素子203の上方に位置している。
上述したように、この光伝送システムでは、相手側が同じ光伝送モジュールをもう1台保持して、光信号の送受信を行うことを前提としている。したがって、半導体レーザ素子201からから情報を持って出た光信号は、相手側の光伝送モジュールの受光素子203によって受信される。また、相手側の光伝送モジュールの半導体レーザ素子201から情報を持って出た光信号は受光素子203によって受信される。
半導体レーザ素子201の負極部(図示せず)は、回路基板206上のレーザ駆動用負電極部(図示せず)に銀ペースト固定されている。また、半導体レーザ素子201の正極部(図示せず)は、回路基板206上のレーザ駆動用正電極部(図示せず)にワイヤ214を介して電気的に接続されている。この配線の形成により、レーザ光215を発振により得ることができる光伝送モジュール200が完成する。
上記光伝送モジュール200は、前述の歩留がよく低コストで製造でき、信頼性も向上させた発光装置202を使用しているため、モジュール単価を従来に比べて大幅に低く抑え、モジュールでの信頼性も向上させることができる。
なお、本発明の発光装置は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、例えば発光装置内の半導体レーザ素子の発振波長や電極の極性など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができることは勿論である。
以上説明したように、本発明によると、光取り出し効率の高い発光装置を高い歩留で得ることができる。この発光装置は、例えば光伝送モジュールとして有用であり、産業上の意義は大きい。
図1は本発明の第1実施形態の発光装置の概略斜視図である。 図2は上記第1実施形態の発光装置の概略側面図である。 図3は上記第1実施形態の発光装置の変形例を示す概略図である。 図4は、本発明の第2実施形態における光伝送システムの光伝送モジュールの概略断面図である。 図5は従来の発光装置の概略斜視図である。
符号の説明
100 発光装置
101 回路基板
102 ザグリ穴
103 底部
104 半導体レーザ素子
105 シリコン樹脂
106 レンズ
107 傾斜面
108 ワイヤ
109 拡散材
110 レーザ光
200 光伝送モジュール
201 半導体レーザ素子
202 発光装置
203 受光素子
204 受光装置
205 ザグリ穴
206 回路基板
207 ワイヤ
208 レーザ駆動用/受信信号処理用IC(集積回路)
209 拡散材
210 シリコン樹脂
211 エポキシ樹脂モールド
212 レンズ部
213 レンズ部
214 ワイヤ
215 レーザ光
300 発光装置
301 導波路
302 ザグリ穴
303 底部
304 半導体レーザ素子
305 レーザ光
307 傾斜面
500 発光装置
501 基板
502 ザグリ穴
503 底部
504 半導体レーザ素子
505 傾斜面
506 樹脂
507 レンズ
508 光
509 拡散材

Claims (5)

  1. 半導体レーザ素子が、ザグリ穴の形成された基板の当該ザグリ穴の底部に設けられた発光装置において、
    前記底部の形状が矩形であり、
    前記半導体レーザ素子の共振器方向長と、前記底部の長さとが等しく、
    前記ザグリ穴は、前記底部の長さ方向に連続した、相対向する一対の傾斜面をさらに備え、
    前記半導体レーザ素子は、前記共振器方向と前記底部の長さ方向とが一致するように配置されている、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記底部の幅が、前記半導体レーザ素子幅以上で且つ共振器方向長以下である、
    ことを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記半導体レーザ素子の光出射面に面している当該ザグリ穴の傾斜面と基板とのなす角が45°である、
    ことを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1ないしいずれかに記載の発光装置において、
    前記半導体レーザ素子および前記ザグリ穴が、拡散材を含む樹脂で被覆されている、
    ことを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1ないしいずれかに記載の発光装置を用いた光伝送モジュール。
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