JP4905460B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、医療分野、工業分野、さらには原子力分野などに用いられる撮像装置に関する。
検出された光または放射線に基づいて撮像を行う撮像装置は、光または放射線を検出する光または放射線検出器を備えている。X線検出器を例に採って説明する。X線検出器はX線感応型のX線変換層(半導体層)を備えており、X線の入射によりX線変換層はキャリア(電荷情報)に変換し、その変換されたキャリアを読み出すことでX線を検出する。X線変換層としては例えば非晶質のアモルファスセレン(a−Se)膜が用いられる(例えば、非特許文献1参照)。
被検体にX線を照射して放射線撮像を行う場合には、被検体を透過した放射線像がアモルファスセレン膜上に投影されて、像の濃淡に比例したキャリアが膜内に発生する。その後、膜内で生成されたキャリアが、2次元状に配列されたキャリア収集電極に収集されて、所定時間(『蓄積時間』とも呼ばれる)分だけ積分された後、薄膜トランジスタを経由して外部に読み出される。
このようなX線検出器の周辺には、薄膜トランジスタのスイッチのON/OFFの切り換えを行うゲートドライバ回路や、キャリアを読み出すためのアンプアレイ回路といった周辺回路が配設されている。駆動回路はX線検出器に駆動信号を与えてX線検出器を駆動させ、キャリアの読み出しに関連する読み出し信号に基づいて、読み出されたキャリアをアンプアレイ回路が受け取る。これらの回路とX線検出器とを含めて撮像センサを構成している。
ところで、キャリアを読み出す際には、データ線を介して1つのゲート線ずつ読み出す方法と、データ線を介して複数のゲート線で読み出す方法がある。前者の1つのゲート線ずつ読み出す方法の場合には、薄膜トランジスタのスイッチを1つずつON(あるいは1つずつOFF)にして駆動し、駆動されたスイッチに接続されたコンデンサに一旦蓄積されたキャリアを、スイッチに接続されたデータ線を介して1つのゲート線ずつ読み出す。一方、後者の複数のゲート線で読み出す方法の場合には、薄膜トランジスタのスイッチを複数に同時にON(あるいは複数に同時にOFF)にして駆動し、同時に駆動されたスイッチに接続されたコンデンサに一旦蓄積されたキャリアを、それらスイッチに接続されたデータ線を介して一括して読み出す。
前者の1つのゲート線ずつ読み出す方法は、キャリアを1つのゲート線ずつ逐次に読み出すので、低速であるが高精細に画像を得るモード(例えば静止画撮影)に適し、後者の複数のゲート線で読み出す方法は、前者の1つのゲート線ずつ読み出す方法よりも高速に読み出せるので、解像度は落ちるが高速に画像を読み出せるモード(例えば動画撮影)に適している。また、動画撮影中に動作を切り換えて、静止画撮影を行う撮影方法もある。
なお、X線が照射されていないときでも、アモルファスセレン膜のリーク電流(『暗電流』または『ダーク電流』とも呼ばれる)などによりキャリアがコンデンサに蓄積される。したがって、静止画撮影しか行わない場合でも、非照射時におけるリーク電流を放出するために、不必要なキャリアを複数のゲート線で同時に読み出して高速に掃き出す場合がある。また、動画撮影で視野範囲(画像サイズ)を切り換えたときに、大きな視野のときに同時に読み出すゲート線の数を増やすことで読み出しを高速化し、フレームレートを落とさずに動画撮影を切り換えて撮影を行う撮影方法がある。なお、視野外の不必要なキャリアを複数のゲート線で同時に読み出して高速に掃き出す場合もある。
W. Zhao, et al. , "A flat panel detector for digital radiology using active matrix readout of amorphous selenium," Proc. SPIE Vol. 2708, pp. 523 - 531, 1996.
しかしながら、このような従来の方法では、読み出しに上述した薄膜トランジスタを用いた場合には偽画像として現れる問題点がある。例えば、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えた後の数百msec程度に、切り換え前の駆動方式の影響が切り換え後の画像に偽画像として現れる。したがって、上述した動画撮影あるいは不必要なキャリアを高速に掃き出す処理から1つのゲート線ずつ読み出す静止画撮影に切り換えた場合においても切り換え後の静止画画像に偽画像が現れる。この偽画像が現れることにより切り換え後の数百msec間は画像診断を行うことができないという問題が生じる。
また、一般的に、大きな視野サイズでは撮影のフレームレートを維持するために、上述したように同時に駆動するゲート線の数を増やす。このような視野サイズを切り換えながら動画撮影を行う場合においても、偽画像が現れることにより切り換え後の数百msec間は画像診断を行うことができないという問題が生じる。
このように、動画撮影または不必要なキャリアを掃き出す処理の直後に、静止画撮影または視野サイズ切り換え後の動画撮影を行うことができずに撮影応答性に問題が生じる。したがって、被検体が患者の場合において、動画で確認しながら患者の呼吸タイミングに合わせたX線照射を行う場合に、呼吸タイミングに合わせたX線照射が行い難いという問題が生じる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、偽画像を防止することができる撮像装置を提供することを目的とする。
発明者は、上記問題を解決するために鋭意研究した結果、次のような知見を得た。
すなわち、偽画像が生じる原因が、あるゲート線を所定のゲート線としたときにその所定のゲート線とそれに隣接したゲート線との間に結合する寄生容量であることに着目してみた。図4および図5を参照して説明する。あるキャリアのタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、図4、図5に示すように、第1読み出し時をtとし、第2読み出し時をtとし、所定のゲート線をLとし、それに隣接したゲート線をLK+1とする。なお、所定のゲート線には、隣接したゲート線と区別するために、図4、図5に示すようにハッチングを入れている。また、図4、図5に示すように、駆動するゲート線を枠Fで区切って、駆動しないゲート線と区別する。
図4に示すように、第1読み出し時tには所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出したとする。このとき、隣接したゲート線K+1を駆動せずにキャリアを読み出していないとする。つまり、所定のゲート線を含めた複数のゲート線のグループと、隣接したゲート線K+1を含めた複数のゲート線のグループとは互いに別のグループになる。次に、図4に示すように、第2読み出し時tには隣接したゲート線K+1を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出したとする。このとき、所定のゲート線を含めた複数のゲート線のグループと、隣接したゲート線K+1を含めた複数のゲート線のグループとは互いに別のグループになるので、所定のゲート線を駆動せずにキャリアを読み出していない。
第1読み出し時tから第2読み出し時tを経て、所定のゲート線と隣接したゲート線K+1との間に寄生容量が結合する。その状態で、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えると、寄生容量による偽画像が生じる。
そこで、図5に示すように、第1読み出し時tでは図4と同じ駆動状態にして、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線K+1を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出せば、所定のゲート線と隣接したゲート線K+1との間に寄生容量が結合せずに駆動方式を切り換えたとしても偽画像を防止することができるという知見を得た。
このような知見に基づくこの発明は、次のような構成をとる。
すなわち、この発明の撮像装置は、光または放射線による撮像を行って画像を得る撮像装置であって、前記光または放射線の入射により光または放射線の情報を電荷情報に変換する変換層と、その変換層で変換された電荷情報をコンデンサに一旦蓄積して、ゲート線を駆動して駆動された当該ゲート線に接続されたコンデンサに蓄積された電荷情報を、2次元状に配列された複数のラインを介して、読み出す蓄積・読み出し回路とを備え、その蓄積・読み出し回路で読み出された電荷情報に基づいて前記画像を得るように前記装置は構成されており、装置は、さらに、所定のゲート線を駆動して電荷情報を読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずに電荷情報を読み出さないタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、その第2読み出し時には前記所定のゲート線および前記隣接したゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御する駆動制御手段を備えていることを特徴とするものである。
この発明の撮像装置によれば、所定のゲート線を駆動して電荷情報を読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずに電荷情報を読み出さないタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、駆動制御手段は、その第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御する。従来のように、第1読み出し時には所定のゲート線を駆動して電荷情報を読み出して、かつ隣接したゲート線を駆動せずに電荷情報を読み出さずに、第2読み出し時には隣接したゲート線を駆動して電荷情報を読み出して、かつ所定のゲート線を駆動せずに電荷情報を読み出さない場合には、所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合する。これに対して、この発明の撮像装置の場合には、第1読み出し時では従来と同じ駆動状態で、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すことで、所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合しない。その結果、寄生容量による偽画像を防止することができる。
上述した発明の一例は、上述した駆動制御手段は、所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御することである。したがって、この発明は、所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影に適用することができる。
このような同時駆動の撮影に適用した場合には、例えば、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換える切換手段を備える場合がある。同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えることで、もし寄生容量が発生していたら切り換え後の画像に偽画像として現れる。この発明では寄生容量が結合しないので、かかる切り換え手段による切り換え後の画像に偽画像が現れることがない。
また、切換手段による切り換えの一例として、以下のようなものがある。すなわち、切換手段は、同時に駆動するゲート線の数を複数から1つに切り換えることで、複数のゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影から、1つのゲート線を駆動して電荷情報を読み出す撮影(例えば静止画撮影)に切り換える。このような1つのゲート線を駆動して電荷情報を読み出す撮影に切り換えたとしても、この発明では寄生容量が結合しないので、かかる切り換え手段による切り換え後の画像(例えば静止画像)に偽画像が現れることがない。
上述した発明の他の一例は、第2読み出し時に隣接したゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動したときに、その同時に駆動したゲート線のうち、所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線を新たなる所定のゲート線とするとともに、その第2読み出し時を新たなる第1読み出し時と設定して、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行うことである。
この他の一例によれば、第1読み出し時には所定のゲート線を駆動して、隣接したゲート線を駆動せずに、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動するという駆動制御を繰り返した回数分行うことができる。したがって、繰り返している間には所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合せずに、寄生容量による偽画像を防止することができる。このように繰り返して行う場合には、例えば下記のようなさらなる一例やさらなる他の一例などがある。
すなわち、さらなる一例として、同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行う。また、さらなる他の一例として、初期の第1読み出し時を除いて各第1読み出し時および第2読み出し時で同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行い、上述した初期の第1読み出し時のみ上述したゲート線の数を1つ減らして駆動制御する。
また、上述した発明のさらなる他の一例は、第1読み出し時に駆動し、かつ第2読み出し時にも駆動するゲート線は、所定のゲート線のみであることである。もちろん、第1読み出し時に駆動し、かつ第2読み出し時にも駆動するゲート線は、所定のゲート線を含む複数のゲート線であってもよい。
この発明に係る撮像装置によれば、駆動制御手段は、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御することで、所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合せずに、寄生容量による偽画像を防止することができる。
各実施例に係るX線撮影装置のブロック図である。 X線撮影装置に用いられている側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 この発明の原理との比較のための従来のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。 この発明の原理を説明するためのゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。 実施例1との比較のための従来の各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。 実施例1に係る各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。 実施例2に係る各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。
8 … A/D変換器
10 … コントローラ
31 … 半導体厚膜
37 … アンプアレイ回路
Ca … コンデンサ
… 所定のゲート線
K+1 … 隣接したゲート線
S … 撮像センサ
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。図1は、各実施例に係るX線撮影装置のブロック図であり、図2は、X線撮影装置に用いられている側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路であり、図3は、平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。本実施例1では、後述する実施例2も含めて、光または放射線検出器としてフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)を例に採るとともに、撮像装置としてX線撮影装置を例に採って説明する。また、各実施例のX線撮影装置およびFPDは、図1〜図3と同じ構成である。
後述する実施例2も含めて、本実施例1に係るX線撮影装置は、図1に示すように、被検体Mに向けてX線を照射するX線管2と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD3とを備えている。
X線撮影装置は、他に、FPD3の走査を制御するFPD制御部5や、X線管2の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部6を有するX線管制御部7や、FPD3から電荷信号であるX線検出信号をディジタル化して取り出すA/D変換器8や、A/D変換器8から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理を行う画像処理部9や、これらの各構成部を統括するコントローラ10や、処理された画像などを記憶するメモリ部11や、オペレータが入力設定を行う入力部12や、処理された画像などを表示するモニタ13などを備えている。
FPD制御部5は、FPD3を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させることによる走査に関する制御などを行う。高電圧発生部6は、X線を照射させるための管電圧や管電流を発生してX線管2に与え、X線管制御部7は、X線管2を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させることによる走査に関する制御や、X線管3側のコリメータ(図示省略)の照視野の設定の制御などを行う。なお、X線管2やFPD3の走査の際には、X線管2から照射されたX線をFPD3が検出できるようにX線管2およびFPD3が互いに対向しながらそれぞれの移動を行う。
コントローラ10は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されており、メモリ部11は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体などで構成されている。また、入力部12は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。X線撮影装置では、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出して、検出されたX線に基づいて画像処理部9で画像処理を行うことで被検体Mの撮像を行う。
また、本実施例1では、コントローラ10は、後述する第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さずに、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す機能をも備えている。また、コントローラ10は、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換える機能、すなわち駆動方式を切り換える機能をも備えている。コントローラ10は、この発明における駆動制御手段および切換手段に相当する。
また、メモリ部11は、X線検出信号や処理された画像などの書き込みにはRAMが用いられ、例えば制御シーケンスに関するプログラムの読み出しによって制御シーケンスをコントローラ10に実行させる場合には、制御シーケンスに関するプログラムの読み出し専用にはROMが用いられる。後述する実施例2も含めて、本実施例1では、第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さずに、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す制御シーケンスに関するプログラムをメモリ部11に記憶させ、そのプログラムの読み出しによって制御シーケンスをコントローラ10に実行させる。
FPD3は、図2に示すように、X線などの放射線が入射することによりキャリアが生成される放射線感応型の半導体厚膜31と、半導体厚膜31の表面に設けられた電圧印加電極32と、半導体厚膜31の放射線入射側とは反対側にある裏面に設けられたキャリア収集電極33と、キャリア収集電極33への収集キャリアを溜める電荷蓄積用のコンデンサCaと、コンデンサCaに蓄積されたキャリア(電荷)を取り出すための通常時OFF(遮断)の電荷取り出し用のスイッチ素子である薄膜トランジスタ(TFT)Trとを備えている。後述する実施例2も含めて、本実施例1では、半導体厚膜31は放射線の入射によりキャリアが生成される放射線感応型の物質、例えばアモルファスセレンで形成されているが、光の入射によりキャリアが生成される光感応型の物質であってもよい。半導体厚膜31は、この発明における変換層に相当する。
この他に、後述する実施例2も含めて、本実施例1では、薄膜トランジスタTrのソースに接続されているデータ線34と、薄膜トランジスタTrのゲートに接続されているゲート線35とを備えており、電圧印加電極32,半導体厚膜31,キャリア収集電極33,コンデンサCa,薄膜トランジスタTr,データ線34およびゲート線35が絶縁基板36の上に積層されて構成されている。
図2、図3に示すように、縦・横式2次元マトリックス状配列で多数個(例えば、1024個×1024個や4096×4096個)形成されたキャリア収集電極33ごとに、上述した各々のコンデンサCaおよび薄膜トランジスタTrがそれぞれ接続されており、それらキャリア収集電極33,コンデンサCa,および薄膜トランジスタTrが各検出素子DUとしてそれぞれ分離形成されている。また、電圧印加電極32は、全検出素子DUの共通電極として全面にわたって形成されている。また、上述したデータ線34は、図3に示すように、横(X)方向に複数本に並列されているとともに、上述したゲート線35は、図3に示すように、縦(Y)方向に複数本に並列されており、各々のデータ線34およびゲート線35は各検出素子DUに接続されている。また、データ線34はアンプアレイ回路37に接続されており、ゲート線35はゲートドライバ回路38に接続されている。なお、検出素子DUの配列個数は上述の1024個×1024個や4096×4096個だけでなく、実施形態に応じて配列個数を変更して使用することができる。したがって、検出素子DUが1個のみの形態であってもよい。
検出素子DUは2次元マトリックス状配列で絶縁基板36にパターン形成されており、検出素子DUがパターン形成された絶縁基板36は『アクティブ・マトリクス基板』とも呼ばれている。
また、FPD3の検出素子DU周辺を作成する場合には、絶縁基板36の表面に、各種真空蒸着法による薄膜形成技術やフォトリソグラフィ法によるパターン技術を利用して、データ線34およびゲート線35を配線し、薄膜トランジスタTr,コンデンサCa,キャリア収集電極33,半導体厚膜31,電圧印加電極32などを順に積層形成する。なお、半導体厚膜31を形成する半導体については、アモルファス型の半導体や多結晶型の半導体などに例示されるように、用途や耐電圧などに応じて適宜選択することができる。
アンプアレイ回路37は、FPD3外のA/D変換器8を含めて、キャリアを受け取る機能を備えている。つまり、A/D変換器8およびアンプアレイ回路37は、半導体厚膜31で変換されたキャリアを、FPD3の検出素子DUを介して読み出すことになる。コンデンサCaは、この発明における蓄積回路に相当し、A/D変換器8およびアンプアレイ回路37は、この発明における読み出し回路に相当する。したがって、コンデンサCa、A/D変換器8およびアンプアレイ回路37などを含む撮像センサSは、この発明における蓄積・読み出し回路に相当する。なお、A/D変換器8については、FPD3の構成内に備えてもよい。これらのゲートドライバ回路38やアンプアレイ回路37やA/D変換器8は、FPD3の周辺回路である。
この他に、FPD3は電源39を備えている。後述する実施例2も含めて、本実施例1では、電源39は、アンプアレイ回路37やA/D変換器8などの読み出し回路に電力を供給する。FPD3やFPD制御部5やA/D変換器8で、図3の撮像センサSを構成する。
続いて、後述する実施例2も含めて、本実施例1に係るX線撮影装置およびフラットパネル型X線検出器(FPD)の作用について説明する。電圧印加電極32に高電圧(例えば数100V〜数10kV程度)のバイアス電圧Vを印加した状態で、検出対象である放射線を入射させる。このバイアス電圧Vの印加の制御についてもFPD制御部5から行う。
放射線の入射によってキャリアが生成されて、そのキャリアが電荷情報として電荷蓄積用のコンデンサCaに蓄積される。ゲートドライバ回路38の信号取り出し用の走査信号(すなわちゲート駆動信号)によって、ゲート線35が選択されて、さらに選択されたゲート線35に接続されている検出素子DUが選択指定される。その指定された検出素子DUのコンデンサCaに蓄積されたキャリア(電荷)が、選択されたゲート線35の信号によってON状態に移行した薄膜トランジスタTrを経由して、データ線34に読み出される。
また、各検出素子DUのアドレス(番地)指定は、データ線34およびゲート線35の信号取り出し用の走査信号(ゲート線35の場合にはゲート駆動信号、データ線34の場合にはアンプ駆動信号)に基づいて行われる。アンプアレイ回路37やゲートドライバ回路38に信号取り出し用の走査信号が送り込まれると、ゲートドライバ回路38から縦(Y)方向の走査信号(ゲート駆動信号)に従って各検出素子DUが選択される。そして、横(X)方向の走査信号(アンプ駆動信号)に従ってアンプアレイ回路37が切り換えられることによって、選択された検出素子DUのコンデンサCaに蓄積されたキャリア(電荷)が、データ線34を介してアンプアレイ回路37に送り出される。そして、アンプアレイ回路37で増幅されて、X線検出信号としてアンプアレイ回路37から出力されてA/D変換器8に送り込まれる。
上述の動作によって、例えばX線撮影装置のX線像の検出に本実施例1に係るFPD3を備えた撮像センサSを用いた場合、データ線34を介して外部に読み出された電荷情報(X線検出信号)がアンプアレイ回路37で電圧として増幅された状態で画像情報に変換されて、X線画像として出力される。このように、コンデンサCa、A/D変換器8およびアンプアレイ回路37などを含む撮像センサSで蓄積して読み出された電荷情報(X線検出信号)に基づいてX線画像が得るようにX線撮影装置は構成されている。
なお、コンデンサCa、A/D変換器8およびアンプアレイ回路37などを含む撮像センサSは、半導体厚膜31で変換されたキャリアをコンデンサCaで一旦蓄積して、2次元状に配列された複数のデータ線34を介して読み出すと言い換えることもできる。
次に、本実施例1に係るキャリアの読み出しについて、図5、図7を参照して説明する。従来との比較のために図4、図6をも併せて参照して説明する。図4は、この発明の原理との比較のための従来のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図であり、図5は、この発明の原理を説明するためのゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図であり、図6は、実施例1との比較のための従来の各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図であり、図7は、実施例1に係る各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。
先ず、この発明の原理について説明する。「課題を解決するための手段」の段落でも述べたように、あるキャリアのタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、図4、図5に示すように、第1読み出し時をtとし、第2読み出し時をtとし、所定のゲート線をLとし、それに隣接したゲート線をLK+1とする。なお、所定のゲート線には、隣接したゲート線と区別するために、図4、図5に示すようにハッチングを入れている。また、図4、図5に示すように、駆動するゲート線を枠Fで区切って、駆動しないゲート線と区別する。
従来では、図4に示すように、第1読み出し時tには所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出したとする。このとき、隣接したゲート線K+1を駆動せずにキャリアを読み出していないとする。つまり、所定のゲート線を含めた複数のゲート線のグループと、隣接したゲート線K+1を含めた複数のゲート線のグループとは互いに別のグループになる。次に、図4に示すように、第2読み出し時tには隣接したゲート線K+1を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出したとする。このとき、所定のゲート線を含めた複数のゲート線のグループと、隣接したゲート線K+1を含めた複数のゲート線のグループとは互いに別のグループになるので、所定のゲート線を駆動せずにキャリアを読み出していない。
以上をまとめると、従来の場合には、図4に示すように、第1読み出し時tには所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線K+1を駆動せずにキャリアを読み出さない。そして、第2読み出し時tには隣接したゲート線K+1を駆動してキャリアを読み出して、かつ所定のゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない。その結果、第1読み出し時tから第2読み出し時tを経て、所定のゲート線と隣接したゲート線K+1との間に寄生容量が結合する。その状態で、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えると、寄生容量による偽画像が生じる。
これに対して、ここの発明では、以下のように所定のゲート線および隣接したゲート線K+1を駆動する。すなわち、図5に示すように、第1読み出し時tでは図4と同じ駆動状態にして、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線K+1を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す。
以上をまとめると、この発明の場合には、図5に示すように、第1読み出し時tには所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線K+1を駆動せずにキャリアを読み出さない。そして、第2読み出し時tには所定のゲート線および隣接したゲート線K+1を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す。このようにキャリアを読み出すことで所定のゲート線と隣接したゲート線K+1との間に寄生容量が結合せずに駆動方式を切り換えたとしても偽画像を防止することができる。
続いて、本実施例1に適用した場合について説明する。ここで、同時に駆動するゲート線の数をnとするとともに、後述する繰り返し回数をrとし、各読み出し時を順にt,t,…,t15,t16とし、各ゲート線を順にL,L,…,L15,L16とする。なお、各ゲート線,L,…,L15,L16は、ゲート線35(図2、図3を参照)をそれぞれ示す。また、後述する繰り返しによって、所定のゲート線の対象となるゲート線が読み出しごとに逐次に変更されるので、所定のゲート線の対象となったゲート線のみ、隣接したゲート線や他のゲート線と区別するために、図6、図7に示すように黒塗りにしている。また、図4、図5と同様に、図6、図7に示すように、駆動するゲート線を枠で区切って、駆動しないゲート線と区別する。
初期の第1読み出し時はtとなり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時はtとなる。以下、同じように繰り返すと、繰り返し回数が15回目の第1読み出し時はt16となる。つまり、繰り返し回数がrの第1読み出し時はtr+1となる。
従来では、同時に駆動するゲート線の数がnの場合には、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線はnとなり、初期の第1読み出し時tから次の読み出しのタイミングである第2読み出し時での所定のゲート線は2×nとなる。第2読み出し時を新たなる第1読み出し時と設定すると、初期の第1読み出し時tから次の読み出しのタイミングである第2読み出し時と新たなる第1読み出し時tとは等しくなる。したがって、新たなる第1読み出し時tでの所定のゲート線は2×nとなる。以下、同じように繰り返すと、繰り返し回数が14回目の第1読み出し時t15での所定のゲート線は15×nとなる。つまり、繰り返し回数がrの第1読み出し時tr+1での所定のゲート線は(r+1)×nとなる。
図6に示すように、例えば、4ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が4になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は4番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は8番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は12番目(図6ではL12)となる。例えば、2ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が2になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は2番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は4番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は6番目(図6ではL)となる。また、例えば、1ゲート線駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が1のみになるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は1番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は2番目(図6ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は3番目(図6ではL)となる。
これら各々の第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない。そして、各々の第2読み出し時には隣接したゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつ所定のゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない。
これに対して、本実施例1では、第2読み出し時に所定のゲート線に隣接したゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動したときに、その同時に駆動したゲート線のうち、所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線を新たなる所定のゲート線とする。そして、その第2読み出し時を新たなる第1読み出し時と設定する。第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行う。
したがって、同時に駆動するゲート線の数がnの場合には、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線はnとなり、そのn番目の所定のゲート線は、初期の第1読み出し時tから次の読み出しのタイミングである第2読み出し時tにおいても、(n+1)番目の隣接したゲート線とともに同時に駆動される。このとき、その同時に駆動したゲート線のうち、そのn番目の所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線は2×n−1となり、その(2×n−1)番目のゲート線が新たなる所定のゲート線となる。以上の理由により、その第2読み出し時tを新たなる第1読み出し時tと設定しているので、繰り返し回数が1回目の(新たなる)第1読み出し時tでの所定のゲート線は2×n−1となる。以下、同じように繰り返すと、繰り返し回数がrの第1読み出し時tr+1での所定のゲート線は(r+1)×n−rとなる。
図6では、同時に駆動するゲート線の数がnの場合には、繰り返すごとにnずつ繰り上がるが、本実施例1のように図7の場合には、繰り返すごとに(n−1)ずつ繰り上がる。したがって、図6のような4ゲート線同時駆動の場合には、本実施例1では図7に示すような5ゲート線同時駆動を行い、図6のような2ゲート線同時駆動の場合には、本実施例1では図7に示すような3ゲート線同時駆動を行い、図6のような1ゲート線駆動の場合には、本実施例1では図7に示すような2ゲート線同時駆動を行う。このように本実施例1では同時に駆動するゲート線の数を従来よりも1つ増やすことで、繰り上がる数を同じにすることができる。
図7に示すように、例えば、5ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が5になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は5番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は9番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は13番目(図7ではL13)となる。例えば、3ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が3になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は3番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は5番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は7番目(図7ではL)となる。また、例えば、2ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が2になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は2番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は3番目(図7ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は4番目(図7ではL)となる。
これら各々の第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない。そして、各々の第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す。
上述したように、本実施例1では、同時に駆動するゲート線の数をコントローラ10(図1を参照)によって変更して切り換えている。すなわち、駆動方式をコントローラ10によって切り換えている。したがって、図7の各駆動方式間で互いに切り換えてもよいし、図7のような各駆動方式を図6のような各駆動方式に切り換えてもよい。
図7の各駆動方式間で互いに切り換える場合には、例えば、5ゲート線同時駆動から3ゲート線同時駆動または2ゲート線同時駆動に切り換えてもよいし、3ゲート線同時駆動から2ゲート線同時駆動または5ゲート線同時駆動に切り換えてもよいし、2ゲート線同時駆動から5ゲート線同時駆動または3ゲート線同時駆動に切り換えてもよい。
また、図7のような各駆動方式を図6のような各駆動方式に切り換える場合には、例えば、図7の5ゲート線同時駆動から、図6の4ゲート線同時駆動、2ゲート線同時駆動、あるいは1ゲート線駆動のいずれかに切り換えてもよいし、図7の3ゲート線同時駆動から、図6の4ゲート線同時駆動、2ゲート線同時駆動、あるいは1ゲート線駆動のいずれかに切り換えてもよいし、図7の2ゲート線同時駆動から、図6の4ゲート線同時駆動、2ゲート線同時駆動、あるいは1ゲート線駆動のいずれかに切り換えてもよい。
上述した本実施例1に係るX線撮影装置によれば、所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さないタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、コントローラ10は、その第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出すように駆動制御する。従来のように、第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつ隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さずに、第2読み出し時には隣接したゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつ所定のゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない場合には、所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合する。これに対して、本実施例1に係るX線撮影装置の場合には、第1読み出し時では従来と同じ駆動状態で、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出すことで、所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合しない。その結果、寄生容量による偽画像を防止することができる。
後述する実施例2も含めて、本実施例1では、上述したコントローラ10は、所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出すように駆動制御している。したがって、この発明は、所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影に適用することができる。
このような同時駆動の撮影に適用した場合には、上述したように、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換える機能をコントローラ10は備えている。同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えることで、もし寄生容量が発生していたら切り換え後の画像に偽画像として現れる。この発明では、本実施例1でも述べたように寄生容量が結合しないので、かかる切り換えの機能による切り換え後の画像に偽画像が現れることがない。
また、上述したように図7のような各駆動方式を図6のような各駆動方式に切り換える場合で、図7の5ゲート線同時駆動、3ゲート線同時駆動あるいは2ゲート線同時駆動のいずれかから、図6の1ゲート線駆動に切り換える場合について説明する。すなわち、同時に駆動するゲート線の数を複数から1つに切り換えることで、複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影から、1つのゲート線を駆動してキャリアを読み出す撮影(例えば静止画撮影)に切り換える。このような1つのゲート線を駆動してキャリアを読み出す撮影に切り換えたとしても、この発明では、本実施例1でも述べたように寄生容量が結合しないので、かかる切り換えの機能による切り換え後の画像(例えば静止画像)に偽画像が現れることがない。
複数のゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影は、動画撮影に適している。このような動画撮影の直後に静止画撮影または視野サイズ切り換え後の動画撮影に切り換えたとしても、切り換え後の静止画画像/動画画像に偽画像が現れないので、静止画撮影/動画画像を即座に行うことができて撮影応答性を上げることができる。したがって、被検体が患者の場合において、動画で確認しながら患者の呼吸タイミングに合わせたX線照射を行う場合でも、呼吸タイミングに合わせたX線照射を行うことができるという効果をも奏する。
本実施例1では、第2読み出し時に所定のゲート線に隣接したゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動したときに、その同時に駆動したゲート線のうち、所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線を新たなる所定のゲート線とする。そして、その第2読み出し時を新たなる第1読み出し時と設定する。第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行っている。
この場合によれば、第1読み出し時には所定のゲート線を駆動して、隣接したゲート線を駆動せずに、第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動するという駆動制御を繰り返した回数分行うことができる。したがって、繰り返している間には所定のゲート線と隣接したゲート線との間に寄生容量が結合せずに、寄生容量による偽画像を防止することができる。
本実施例1では、図7に示すように各ゲート線同時駆動では、最後の読み出しを除けば、同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および(第2読み出し時を新たなる第1読み出し時とする)設定を繰り返して行っている。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。図8は、実施例2に係る各々のゲート線の駆動の経時的変化を示す模式図である。実施例2のX線撮影装置およびFPDも、上述した実施例1と同じ構成なので、その説明を省略して、相違点のみについて説明する。
実施例1との相違点は、初期の第1読み出し時t(図8を参照)を除いて各第1読み出し時および第2読み出し時で同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した(第2読み出し時を新たなる第1読み出し時とする)設定を繰り返して行い、上述した初期の第1読み出し時tのみ上述したゲート線の数を1つ減らして駆動制御する点である。なお、第2読み出し時に隣接したゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動したときに、その同時に駆動したゲート線のうち、所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線を新たなる所定のゲート線とするとともに、その第2読み出し時を新たなる第1読み出し時と設定して、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した設定を繰り返して行う点では、実施例1と同じである。
具体的には、本実施例2では、同時に駆動するゲート線の数がnの場合には、初期の第1読み出し時tのみゲート線の数nを1つ減らしている。したがって、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線はn−1となり、その(n−1)番目の所定のゲート線は、初期の第1読み出し時tから次の読み出しのタイミングである第2読み出し時tにおいても、n番目の隣接したゲート線とともに同時に駆動される。このとき、その同時に駆動したゲート線のうち、その(n−1)番目の所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線は2×n−2となり、その(2×n−2)番目のゲート線が新たなる所定のゲート線となる。以上の理由により、その第2読み出し時tを新たなる第1読み出し時tと設定しているので、繰り返し回数が1回目の(新たなる)第1読み出し時tでの所定のゲート線は2×n−2となる。以下、同じように繰り返すと、繰り返し回数がrの第1読み出し時tr+1での所定のゲート線は(r+1)×n−r−1となり、(r+1)×(n−1)となる。したがって、上述した実施例1と比較すると、該当する各ゲート線(所定のゲート線や隣接したゲート線)を1つずつ繰り下げたのが、実施例2となる。
図8に示すように、例えば、5ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が5になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は4番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は8番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は12番目(図8ではL12)となる。例えば、3ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が3になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は2番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は4番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は6番目(図7ではL)となる。また、例えば、2ゲート線同時駆動の場合には同時に駆動するゲート線の数が2になるので、初期の第1読み出し時tでの所定のゲート線は1番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が1回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は2番目(図8ではL)となり、繰り返し回数が2回目の第1読み出し時tでの所定のゲート線は3番目(図7ではL)となる。
実施例1と同様に、これら各々の第1読み出し時には所定のゲート線を駆動してキャリアを読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずにキャリアを読み出さない。そして、各々の第2読み出し時には所定のゲート線および隣接したゲート線を同時に駆動してキャリアをそれぞれ同時に読み出す。
また、従来の場合には、繰り返し回数がrの第1読み出し時tr+1での所定のゲート線は(r+1)×nとなるのに対して、本実施例2の場合には、繰り返し回数がrの第1読み出し時tr+1での所定のゲート線は(r+1)×(n−1)となる。したがって、従来のように図6では同時に駆動するゲート線の数がnの場合と、本実施例2のように図8では同時に駆動するゲート線の数が(n+1)の場合とで、所定のゲート線が一致する。したがって、図6のような4ゲート線同時駆動の場合には、本実施例2では図8に示すような5ゲート線同時駆動を行い、図6のような2ゲート線同時駆動の場合には、本実施例2では図8に示すような3ゲート線同時駆動を行い、図6のような1ゲート線駆動の場合には、本実施例2では図8に示すような2ゲート線同時駆動を行う。このように本実施例2では同時に駆動するゲート線の数を従来よりも1つ増やすことで、繰り上がる数を同じにすることができるとともに、所定のゲート線も同じにすることができる。
本実施例2でも、実施例1と同様に、図8の各駆動方式間で互いに切り換えてもよいし、図8のような各駆動方式を図6のような各駆動方式に切り換えてもよい。
本実施例2に係るX線撮影装置による作用・効果は、相違点を除けば、上述した実施例1と同じなので、その説明を省略する。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、図1に示すようなX線撮影装置を例に採って説明したが、この発明は、例えばC型アームに配設されたX線撮影装置にも適用してもよい。また、この発明は、X線透視撮影装置やX線CT装置にも適用してもよい。
(2)上述した各実施例では、入射した放射線を半導体厚膜31(半導体層)によって電荷情報に直接に変換した、「直接変換型」の放射線検出器をこの発明は適用したが、入射した放射線をシンチレータなどの変換層によって光に変換し、光感応型の物質で形成された半導体層によってその光を電荷情報に変換する「間接変換型」の放射線検出器をこの発明は適用してもよい。光感応型の半導体層については、フォトダイオードで形成してもよい。
(3)上述した各実施例では、X線を検出するX線検出器を例に採って説明したが、この発明は、ECT(Emission Computed Tomography)装置のように放射性同位元素(RI)を投与された被検体から放射されるγ線を検出するγ線検出器に例示されるように、放射線を検出する放射線検出器であれば特に限定されない。同様に、この発明は、上述したECT装置に例示されるように、放射線を検出して撮像を行う装置であれば特に限定されない。
(4)上述した各実施例では、X線などに代表される放射線検出器を例に採って説明したが、この発明は、光を検出する光検出器にも適用できる。したがって、光を検出して撮像を行う装置であれば特に限定されない。
(5)上述した各実施例では、同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換えていたが、必ずしも切り換える必要はない。
(6)上述した実施例1では、最後の読み出しを除けば、同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および(第2読み出し時を新たなる第1読み出し時とする)設定を繰り返して行い、上述した実施例2では、初期の第1読み出し時t(図8を参照)を除いて各第1読み出し時および第2読み出し時で同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および上述した(第2読み出し時を新たなる第1読み出し時とする)設定を繰り返して行ったが、同時に駆動するゲート線の数を読み出し時の途中で変更してもよい。
(7)上述した各実施例のように、図7、図8に示す5ゲート線同時駆動や3ゲート線同時駆動のように同時に駆動するゲート線の数が2を超える場合に適用してもよいし、図7、図8に示す2ゲート線同時駆動のように同時に駆動するゲート線の数が2の場合に適用してもよい。同時に駆動するゲート線の数が2を超える場合には、図7、図8からも明らかなように、第1読み出し時に駆動し、かつ第2読み出し時にも駆動するゲート線が、所定のゲート線を含む複数のゲート線であることを示す。一方、同時に駆動するゲート線の数が2の場合には、図7、図8からも明らかなように、第1読み出し時に駆動し、かつ第2読み出し時にも駆動するゲート線が、所定のゲート線のみであることを示す。
(8)この発明は、非照射時におけるリーク電流を放出するために、不必要なキャリアを複数のゲート線で同時に読み出して高速に掃き出す場合にも適用できる。また、視野外の不必要なキャリアを複数のゲート線で同時に読み出して高速に掃き出す場合にも適用できる。

Claims (8)

  1. 光または放射線による撮像を行って画像を得る撮像装置であって、前記光または放射線の入射により光または放射線の情報を電荷情報に変換する変換層と、その変換層で変換された電荷情報をコンデンサに一旦蓄積して、ゲート線を駆動して駆動された当該ゲート線に接続されたコンデンサに蓄積された電荷情報を、2次元状に配列された複数のラインを介して、読み出す蓄積・読み出し回路とを備え、その蓄積・読み出し回路で読み出された電荷情報に基づいて前記画像を得るように前記装置は構成されており、装置は、さらに、所定のゲート線を駆動して電荷情報を読み出して、かつその所定のゲート線に隣接したゲート線を駆動せずに電荷情報を読み出さないタイミングを第1読み出し時とするとともに、その第1読み出し時から次の読み出しのタイミングを第2読み出し時としたときに、その第2読み出し時には前記所定のゲート線および前記隣接したゲート線を同時に駆動して電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御する駆動制御手段を備えていることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、前記駆動制御手段は、前記所定のゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動して前記電荷情報をそれぞれ同時に読み出すように駆動制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、前記同時に駆動するゲート線の数を変更して切り換える切換手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、前記切換手段は、同時に駆動するゲート線の数を複数から1つに切り換えることで、複数のゲート線を同時に駆動して前記電荷情報をそれぞれ同時に読み出す同時駆動の撮影から、1つのゲート線を駆動して電荷情報を読み出す撮影に切り換えることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1に記載の撮像装置において、前記第2読み出し時に前記隣接したゲート線を含めて複数のゲート線を同時に駆動したときに、その同時に駆動したゲート線のうち、前記所定のゲート線とは逆側に最も位置するゲート線を新たなる所定のゲート線とするとともに、その第2読み出し時を新たなる前記第1読み出し時と設定して、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および前記設定を繰り返して行うことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、前記同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、前記第1読み出し時での駆動制御、前記第2読み出し時での駆動制御および前記設定を繰り返して行うことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項5に記載の撮像装置において、初期の前記第1読み出し時を除いて各第1読み出し時および前記第2読み出し時で前記同時に駆動するゲート線の数を変更せずに、第1読み出し時での駆動制御、第2読み出し時での駆動制御および前記設定を繰り返して行い、前記初期の第1読み出し時のみ前記ゲート線の数を1つ減らして駆動制御することを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項1に記載の撮像装置において、前記第1読み出し時に駆動し、かつ前記第2読み出し時にも駆動するゲート線は、前記所定のゲート線のみであることを特徴とする撮像装置。
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