JP4903867B2 - 移動切り替えアンテナを使用可能にすること - Google Patents

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Description

次の説明は、一般に通信システムに関する、そして、特に無線通信環境における周波数のダイバーシティを改善するためのアンテナ切り替えを実行することに関する。
無線ネットワーキングシステムは、他者と世界的に通信するために、普及した手段となっている。携帯電話、携帯情報端末などのような無線通信装置は、消費者のニーズを満たし、携帯性と利便性を改善するために、より小さく、よりパワフルになってきている。消費者は、信頼できるサービス、拡張された通信範囲エリア、付加的サービス(例、ウェブ・ブラウジング能力)、および、そのような装置のサイズとコストの継続的な低下を求めて、これらの装置に依存するようになってきている。
典型的な無線通信ネットワーク(例、周波数、時間、符号、分割技法を使用する)は、通信範囲エリア内においてデータを送信および受信することができる移動(例、ワイアレス)装置とともに、加入者に通信範囲エリアを提供する1つ以上の基地局を含んでいる。典型的な基地局は、放送、マルチキャストおよび/またはユニキャストサービスのために、複数の装置へ複数のデータストリームを同時に送信することが可能である。そこにおいて、データストリームは、ユーザ装置への独立した受信対象となり得るデータストリームである。その基地局の通信範囲エリア内のユーザ装置は、合成ストリームにより運ばれた1つの、または1つより多くの、またはすべてのデータストリームを受信することに関心があり得る。同様に、ユーザ装置は、基地局または他のユーザ装置へデータを送信することができる。
従来のマルチ入力・マルチ出力(MIMO)受信機では、個別の受信チェーンが各受信アンテナに対して必要とされる。ストリップ・チャンネルは、同報通信のために基地局により利用され得る専用の資源である。たとえば、情報ビットが1つ以上のストリップ・チャンネルをわたってコード化され得る場合には、非ビーコンのストリップ・チャンネルは、基地局が所定形式において情報を同報通信することを可能にすることができる。しかしながら、チャンネル周波数選択性、信頼性の低いチャンネル推定などに直面する場合、従来のストリップ・チャンネルは頑強性に欠ける。前に述べた欠陥を克服するために、干渉を軽減し、かつ周波数ダイバーシティを改善するシステムおよび/または方法に関して、未解決のニーズが当該技術には存在する。
下記は請求された主題のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、単純化された概要を示す。この概要は広範囲にわたる概観ではなく、重要な/重大な構成要素を識別すること、または、請求される主題の範囲を描くことを意図していない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な説明への序章として、単純化された形式で、いくつかの概念を提示することである。
種々の態様によれば、通信信号を復号する方法は、複数の情報ビットを含むシンボルのセットを受信すること、各サブセットが各シンボルのサブセットに対する内部コード復調の初期の先験的な(a priori)値のセットを選択して内部コード復調の入力に対応するように、受信されたシンボルのセットを複数のシンボルのサブセットに分割すること、そして、内部コード復調の出力として複数の第1ソフト情報値を生成するために、シンボルのサブセットの初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットを復調すること、を含み得る。方法は、外部コード生成行列を使用して複数の情報ビットの1つへ、第1ソフト情報値の各々を関連付けること、外部コード復調の出力として複数の第2ソフト情報値を計算すること、そこにおいて、第2ソフト情報値の各々は情報ビットの1つに対応し、そして情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される、第2ソフト情報値と外部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットに対する内部コード復調の新しい先験的な値のセットを決定すること、新しい先験的な値で初期の先験的な値を置き替えることと、復調し、関連付けし、計算し、そして、決定するアクションを少なくとも1度は繰り返すこと、をさらに含み得る。
他の態様によれば、複数の情報ビットを含むシンボルのセットを受信し、その受信されたシンボルのセットを複数のシンボルのサブセットに分割する受信機と、各シンボルのサブセットに対する内部コード復調の初期の先験的な値のセットを選択するデコーダと、複数の第1ソフト情報値を生成するために、シンボルのサブセットの初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットを復調する内部コード復調器とを含む、通信信号をデコードすることを容易にする装置。その装置は、外部コード生成行列を使用して、第1ソフト情報値の各々を複数の情報ビットの1つへ関連付けるインターリーバと、複数の第2ソフト情報値を計算する外部コード復調器と、そこにおいて、各第2ソフト情報値は情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される、そして、第2ソフト情報値と外部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットに対して内部コード復調の先験的な値の新しいセットを決定し、シンボルのサブセットの復調の次の反復のために、新しい先験的な値で初期の先験的な値を置き替えるデインターリーバ、をさらに含み得る。
他の態様は、複数個の情報ビットを含むシンボルのセットを受信する手段と、各サブセットが内部コード復調の入力に対応するように、受信されたシンボルのセットを複数のサブセットへ分割するための手段と、各シンボルのサブセットに対して内部コード復調の初期の先験的な値のセットを選択するための手段と、内部コード復調の出力として複数の第1ソフト情報値を生成するために、シンボルのサブセットの初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットを復調するための手段を含む、無線端末においてアンテナ切り替えを可能にする信号をデコードすることを容易にする装置に関する。その装置は、外部コード生成行列を使用して複数の情報ビットの1つへ、第1ソフト情報値の各々を関連付けるための手段と、外部コード復調の出力として複数の第2ソフト情報値を計算するための手段と、そこにおいて、各第2ソフト情報値は情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算されること、第2ソフト情報値と外部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットに対して内部コード復調の新しい先験的な値のセットを決定し、そして、新しい先験的な値で初期の先験的な値を置き替えるための手段と、復調し、関連付けし、計算し、そして、決定するアクションを少なくとも1度は繰り返す手段、をさらに含み得る。
さらに他の態様は、複数の情報ビットを含むシンボルのセットを受信すること、受信されたシンボルのセットを複数のシンボルのサブセットに分割することと、各シンボルのサブセットに対して内部コード復調の初期の先験的な値のセットを選択することと、複数の第1ソフト情報値を生成するために、シンボルのサブセットの初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットを復調すること、のためのコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体に関する。命令は、外部コード生成行列を使用して、複数の情報ビットの1つと第1ソフト情報値の各々を関連付けること、複数の第2ソフト情報値を計算することと、そこにおいて、各第2ソフト情報値は情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される、さらに、第2ソフト情報値と外部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットに対する内部コード復調の新しい先験的な値のセットを決定することと、新しい先験的な値で初期の先験的な値を置き替えることと、そして、復調し、関連付けし、計算し、そして、決定するアクションを少なくとも1度は繰り返すこと、をさらに含み得る。
さらに他の態様は、無線端末においてアンテナ切り替えを可能にする信号をデコードするためのコンピュータ実行可能命令、つまり、複数の情報ビットを含むシンボルのセットを受信することと、複数のシンボルのサブセットに受信されたシンボルのセットを分割することと、各シンボルのサブセットに対する内部コード復調の初期の先験的な値のセットを選択することと、複数の第1ソフト情報値を生成するために、シンボルのサブセットの初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットを復調すること、を含む命令、を実行するプロセッサに関する。命令は、外部コード生成行列を使用して複数の情報ビットの1つと第1ソフト情報値の各々を関連付けることと、複数の第2ソフト情報値を計算することと、そこにおいて、各第2ソフト情報値は情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される、さらに、第2ソフト情報値と外部コード生成行列を使用して、各シンボルのサブセットに対して内部コード復調の新しい先験的な値のセットを決定することと、そして、新しい先験的な値で初期の先験的な値を置き替えることと、復調し、関連付けし、計算し、そして、決定するアクションを少なくとも1度は繰り返すこと、をさらに含み得る。
他の態様によれば、無線通信環境における無線端末への送信のためにストリップ・シンボルを符号化する方法は、内部コード生成行列を使用してビット行列内の各行に対してコードワードを生成する外部コード生成行列を使用して、ビット行列を生成するために、外部コードで情報ビットベクトルを符号化することと、生成されたコードワードを単一のコードワードへ連結することを含み得る。方法は、連結されたコードワード(concatenated codeword)をたくさんの変調シンボルへマッピングすることと、変調シンボルをストリップ・シンボル内のトーンのサブセットへマッピングすること、をさらに含み得る。
他の態様に従うと、無線通信環境における無線端末への送信に対して、ストリップ・シンボルを符号化することを容易にする装置は、外部コード生成行列を使用してビット行列を生成するために、外部コードで情報ビットベクトルを符号化し、内部コード生成行列を使用してビット行列内の各行に対してコードワードを生成し、生成されたコードワードを単一のコードワードへ連結する、エンコーダを含み得る。装置は、さらに、連結されたコードワードを多くの変調シンボルにマッピングし、変調シンボルをストリップ・シンボルのトーンのサブセットへマッピングするプロセッサと、ストリップ・シンボルを送信する送信機を含み得る。
さらに他の態様は、無線端末への送信に対して、ストリップ・シンボルを符号化することを容易にする装置であって、外部コード生成行列を使用してビット行列を生成するために外部コードで情報ビットベクトルを符号化するための手段と、内部コード生成行列を使用してビット行列の各行に対するコードワードを生成するための手段と、加えて、生成されたコードワードを単一のコードワードへ連結するための手段を含む、装置に関する。装置は、さらに、連結されたコードワードを多くの変調シンボルにマッピングするための手段と、変調シンボルをストリップ・シンボルのトーンのサブセットにマッピングするための手段を含み得る。
さらなる態様は、外部コード生成行列を使用してビット行列を生成するために外部コードで情報ビットベクトルを符号化すること、および、内部コード生成行列を使用してビット行列の各行に対するコードワードを生成することのためのコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体に関する。命令は、生成されたコードワードを単一のコードワードへ連結することと、連結されたコードワードを多くの変調シンボルにマッピングすることと、そして、変調シンボルをストリップ・シンボルのトーンのサブセットへマッピングすること、をさらに含み得る。
なおもさらなる態様にしたがえば、無線装置への送信に対してストリップ・シンボルを符号化するためにコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサは、外部コード生成行列を使用してビット行列を生成するために外部コードで情報ビットベクトルを符号化することと、内部コード生成行列を使用してビット行列の各行に対するコードワードを生成することと、そして、生成されたコードワードを単一のコードワードへ連結すること、を含む命令を実行することができる。プロセッサは、さらに、連結されたコードワードを多くの変調シンボルにマッピングすることと、変調シンボルをストリップ・シンボルのトーンのサブセットへマッピングすること、のための命令を実行することができる。
さらに別の態様によれば、無線通信環境において無線端末のアンテナ切り替えを可能にする方法は、第1スーパースロットの第2送信期間中に、コヒーレント復調プロトコルを実行し、そして第1アンテナに対してSNRを推定することと、前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えることと、1つ以上のストリップ・シンボルについて、ある周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信することを含み得る。方法は、さらに、後のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対するSNRを推定することと、少なくとも第2アンテナに対するSNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行することと、アンテナの各々のSNRを比較することと、そして、推定されたSNRの関数として後のスーパースロットに対してアンテナを選択することを、含み得る。
別の態様によれば、無線端末のアンテナ切り替えを容易にする装置は、第1スーパースロットの第2送信期間中に受信される信号を復調するコヒーレント復調器と、1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信する受信機と、そして、第1スーパーロット中に第1アンテナに対するSNRを推定し、第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替え、第2スーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定するプロセッサ、を含み得る。装置は、さらに、少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に、ストリップ・チャンネルを復調する非コヒーレント復調器を含み得る。そこにおいて、プロセッサは、アンテナの各々に対するSNRを比較し、推定されたSNRの関数として第2スーパースロットに対してアンテナを選択する。
別の態様は、無線通信環境における無線端末のアンテナ切り替えを容易にする装置であって、第1スーパースロットの第2送信期間中にコヒーレント復調プロトコルを実行し第1アンテナに対してSNRを推定するための手段と、第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えるための手段と、そして、1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信するための手段を含む装置に関する。装置は、さらに、後続のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定するための手段と、少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に、非コヒーレント検波プロトコルを実行するための手段と、アンテナの各々のSNRを比較するための手段と、そして、推定されたSNRの関数として第2スーパースロットに対してアンテナを選択するための手段、を含み得る。
さらに別の態様は、第1スーパースロット中に、コヒーレント復調プロトコルを実行し、そして第1アンテナに対してSNRを推定することと、第1スーパースロットの終わりにおいて第2アンテナへ切り替えることと、そして、1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信することのための、コンピュータ可読命令をその上に格納したコンピュータ可読媒体に関する。命令は、さらに、後続のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定することと、少なくとも第2アンテナに対してSNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行することと、アンテナの各々のSNRを比較することと、そして、推定されたSNRの関数として後続のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、を含み得る。
さらなる態様によれば、無線端末の複数の受信アンテナ間で切り替えるための命令を実行するプロセッサは、第1スーパースロットの第2送信期間中に、コヒーレント復調プロトコルを実行することと、第1アンテナに対するSNRを推定することと、後続のスーパースロットの第1送信期間のはじめにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えることと、1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信することと、そして、後のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定すること、を含む命令を実行することができる。プロセッサは、さらに、少なくとも第2アンテナに対してSNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行することと、アンテナの各々のSNRを比較することと、そして、推定されたSNRの関数として後続のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、のための命令を実行することができる。
前述と関係した目的を達成するために、ある種の例示的な態様が、続く説明と添付された図面との関係においてここで説明される。しかしながら、これらの態様は、請求された主題の原理が使用され得る種々の方法のほんのわずかしか表示していないし、そして、請求された主題は、そのような態様とそれらの相当物のすべてを含むよう意図される。図面との関係において考慮される場合、他の有利な点と新規の特徴は、続く詳細な説明から明らかになるだろう。
ここで説明される1つ以上の態様に従って、ストリップ・シンボル構成と無線端末アンテナ分析についての理解を容易にする、時間に関する送信チャンネルの概観を示す。 ここに示された種々の態様に従った、受信機RFチェーンを含む典型的な無線端末における構成要素を含むシステムを示す。 ここに示された種々の態様に従った、受信機RFチェーンを含む無線端末における種々の構成要素を持つシステムを示す。 1つ以上の態様に従い、複数のアンテナと単一の受信機チェーンを持つ無線装置において、受信された信号を純化し、アンテナ切り替えを可能にするために、ソフト復調とインタリーブ・プロトコルの複数の反復を実行することを容易にするシステムの実例である。 1つ以上の態様に従い、複数の受信アンテナと単一の受信機チェーンを持つ無線装置において、アンテナ切り替えを実行するための方法を示す。 1つ以上の態様に従い、連結されたコードを復調し、インターリーブするために、反復的SISO非コヒーレント復調プロトコルを使用して、通信信号をデコードするための方法を示す。 1つ以上の態様に従い、無線端末への送信のために、ストリップ・シンボルを含む通信信号を符号化するための方法の実例である。 ここで説明された1つ以上の態様に従い、通信環境において、受信チェーンごとに複数の受信アンテナを持つ無線端末において、アンテナ切り替えを容易にするシステムを示す。 種々の態様に従い、反復的ソフト復調と、インターリーブアルゴリズムを実行することにより、無線端末において受信された連結コード信号をデコードすることを容易にするシステムを示す。 種々の態様に従い、無線端末に対して、送信信号内のストリップ・シンボルを符号化することを容易にするシステムの実例である。 本発明に従ってインプリメントされた典型的な通信システムのネットワーク図を示す。 本発明に従ってインプリメントされた典型的な基地局を示す。 本発明に従ってインプリメントされた典型的な無線端末を示す。 ここで説明された種々のシステムと方法とともに使用されることが可能な無線通信環境の実例である。
詳細な説明
請求された主題は、図面への参照符号により説明されるが、そこにおいて参照数字の類が、全体にわたって、要素の類を表すために使用される。次の説明においては、説明の目的のために、請求された主題の十分な理解を提供するために、多数の特定の詳細が説明される。しかしながら、そのような主題は、これらの特定の詳細なしに実行され得ることは、明白であり得る。他の例において、請求された主題の説明を容易にするために、よく知られている構成と装置がブロック図形式で示される。
さらに、種々の態様は、ユーザ装置との関連でここに説明される。ユーザ装置は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動装置、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、ユーザ・エージェント、または、ユーザ装備としても呼ばれる可能性がある。ユーザ装置は、携帯電話、コードレス電話、セッション・イニシエーション・プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、PDA、無線接続能力を持つハンドヘルド装置、または、無線モデムへ接続された他の処理装置であるかもしれない。
さらに、請求された主題の態様は、請求された主題の種々の態様をインプリメントするためのコンピュータまたは計算構成要素を制御するためのそれらの任意の組み合わせ、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、または、を製造する、方法、装置、または、標準プログラミングおよび/またはエンジ二ヤリング技法を使用する製造物(article)として、実現され得る。ここで使用される"製造物"という用語は、任意のコンピュータ可読装置、キャリア、または、メディアからのアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含するように意図される。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶装置(例、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(例、コンパクトディスク(CD)、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)...)、スマートカード、そして、フラッシュメモリ装置(例、カード、スチック、キードライブ...)を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、搬送波は、ボイスメールを送受信する際に、または、携帯ネットワークのようなネットワークにアクセスする際に使用されるもののようなコンピュータ可読電子データを運ぶために使用されることが可能であることは、認識されるべきである。勿論、当業者は、ここに説明されるものの範囲または精神から外れずに、多くの修正がこの構成になされ得ることを認識するであろう。
ここで説明された種々の態様は、直交周波数分割多重化通信環境のような、無線通信環境における周波数ダイバーシティを改善するためのコード化と変調に関する。たとえば、情報ビットは、ビット・インターリーブ・プロトコルを通じて、帯域幅スペクトルにわたって広げられ得る、そして、コード化と変調は、受信機において非コヒーレント復調プロトコルを実行することを容易にするために実行され得る、それによってチャンネル状態情報に対する必要性を減ずる。ソフト復調技法は、ストリップ・チャンネルが複数のアンテナを通じて受信される場合、無線端末がアンテナ間で切り替えることを可能にするために、連結コードと関連して使用され得る。
図1は、ここで説明される1つ以上の態様に従って、ストリップ・シンボルの構成と無線端末アンテナの分析の理解を容易にする、時間に関する送信チャンネルの概観100を示す。送信チャンネル100は、ストリップ・シンボル102を含むが、それは、たとえば113のトーンを含み、そのうちの56はデータ、トレーニング情報等を送信するために使用され、それらと関係する非ゼロエネルギーを持つことができる。一方で、残りのトーンは、何らの信号送信エネルギーを運ばないヌル・トーンとして知られるゼロエネルギーのトーンである。いくつかの実施形態では、たとえば、トーン・セット104のように、トーンは、複数の(例、8)トーン・サブセットに分割され得る。各トーン・セットは、7つの非ゼロ・エネルギー・トーンおよび、ことによるとヌル・トーンを含んでいる。各トーン・サブセットにおいて、7の非ゼロ・エネルギー・トーンには、ヌル・トーンが点在し得る。図に示されるように、ストリップ・シンボル102は、113のトーンを含み、そして、トーン・サブセット104は、1−7の番号を付けられ、ヌル・トーンが点在する("X"としてラベルされる)、非ゼロ・エネルギー・トーンを含む。いくつかの実施形態では、各トーン・サブセット104は、チャンネル推定を容易にするために、既知のシンボルが送信される、トレーニング・トーン106を含む。トレーニング・トーン106は、トーン・サブセット104内の他の非ゼロ・エネルギー・トーンとは異なる非ゼロ・エネルギーのレベルを持つトーンであるかもしれない、そして、トーン・セットおよび/またはストリップ・シンボル間で一貫しているかもしれない(例、常にトーン3、常に5まで等)、または、トーン・セットおよび/またはストリップ・シンボル間で変化することができる。一例によれば、トーン4は、すべてのストリップ・チャンネルのすべてのトーン・サブセットにおけるトレーニング・トーンかもしれない。他の例によれば、トーン3は、第1ストリップ・シンボル内のすべてのトーン・セット中のトレーニング・トーンであるかもしれない、トーン4は、第2ストリップ・シンボル内のすべてのトーン・サブセット中のトレーニング・トーンであるかもしれない、さらに、他のトーン(例、任意のトーン1−7)は、第3ストリップ・シンボル内のトレーニング・トーンであるかもしれない、などである。さらに別の例によれば、異なるサブセット内のトレーニング・トーンは、ランダムに割り当てられるか、および/または、選択され得る。さらに、各トーン・セットがトレーニング・シンボルを持つ限り、トレーニング・トーン、トーン・セット、そして、ストリップ・シンボルの任意の入れ替えが、実行され得る。いくつかの態様によれば、トレーニング・トーン106は、トーン・サブセット104における7つの非ゼロ・エネルギー・トーン間の真ん中のトーンである。ストリップ・シンボル108は、ストリップ・シンボル102に続く。いくつかの実施形態では、ストリップ・シンボル102における非ゼロ・エネルギー・トーンのセットは、ストリップ・シンボル108における非ゼロ・エネルギー・トーンのセットとは異なる。
ストリップ・シンボル102と108は、スーパースロット(例、およそ11.4ミリセコンドの長さ)のはじめの部分において送信され得る。複数のアンテナを装備した無線端末を考える。図1において、スーパースロットは、ストリップ・シンボルが送信される第1期間と非ストリップ・シンボルが送信される第2期間を含む。たとえば、図1の第1スーパースロットは、第1期間としてシンボル102と108を、第2期間として残りの期間内に非ストリップ・シンボルを含む。
第1スーパースロットの第2期間が、アンテナ1という第1アンテナを通じて、H1という第1チャンネル上で無線端末により受信されると仮定する。1つ以上の実施形態では、パイロット信号は第1スーパースロットの第2期間内に送信される。したがって、受信された信号をデコードするために、無線端末はチャンネルH1を推定し、F1として表示されるコヒーレント復調プロトコルを使用することが可能である。無線端末は、さらに、アンテナ1に対してSNR値を評価することができる。
次に、第2スーパースロットの第1期間において信号を受信するために、たとえば、第2スーパースロットの第1ストリップ・シンボルにおいてはアンテナ2を、そして第2スーパースロットの第2ストリップ・シンボルにおいてはアンテナ3のように、異なるアンテナを使用するように無線端末は切り替えることができる。結果として、図1に示されるように、チャンネルは、第1と第2ストリップ・シンボルのH2とH3にそれぞれ変更される。チャンネルH2またはH3は、受信アンテナの変更により、チャンネルH1とは異なるかもしれない。それゆえに、第1スーパースロット内で獲得されるH1のチャンネル推定は、チャンネルH2またはH3に対して適用可能でないかもしれない。したがって、ストリップ・シンボル内で受信された信号をデコードするために、無線端末は、非コヒーレント復調プロトコルF2を使用する。"非コヒーレント(non-coherent)"という用語は、ストリップ・シンボル内で受信された信号の変調が、たとえば、第1スーパースロットの第2期間内のように、前の期間内に受信された信号に依存しないことを意味する。無線端末は、それによって受信される1つ以上の他のアンテナおよび/またはチャンネル(例、H2、H3等)に対して、SNRをさらに評価することができる。たとえば、各ストリップ・シンボル内のゼロエネルギー・トーン(例、干渉が定量化され得る)とヌル・トーン中に、SNRは測定され得る。1つ以上の他のアンテナに対するSNRは、第1アンテナに対するSNRと比較され、以前のスーパースロット中に決定され得る、そして、測定されたSNRの比較の関数として、無線端末はアンテナ(図1に示されるアンテナX)に切り替えることができる。たとえば、無線端末は、第2スーパースロットの第2期間内に使用されるように、最高の測定されたSNRのアンテナを選択することができる。上記の手順は、単一の受信機チェーンを使用する一方で、複数のアンテナを持つ無線端末がそれらの間で切り替えることが可能となるように、アンテナ受信能力が継続的にモニタされ評価される反復的方法を提供するために、後続のスーパースロットにおいて繰り返すことができる。
いくつかの態様に従って、3つのアンテナの無線端末は、各スーパースロットにおいて2つの不使用アンテナの非コヒーレント復調を可能するために、各スーパースロットのはじめに、2つのストリップ・シンボル102と108を持つ信号を受信することが可能である。この例に従うと、無線端末は、スーパースロット内の非ストリップ・シンボルを受信するために1つのアンテナを使用し、非ストリップ・シンボルをデコードするためにコヒーレント変調を使用し、そして、SNRを測定する。無線端末は、次のスーパースロットのストリップ・シンボル中に他の2つの不使用アンテナへ切り替え、そして信号をデコードするために各ストリップ・シンボル上で非コヒーレント復調プロトコルを実行することができる。無線端末は、さらに、ストリップ・シンボルを使用してそれぞれのアンテナについてSNRを決定する。次に、無線端末は、3つのアンテナの測定されたSNRに基づいて、後続のスーパースロットにおける非ストリップ・シンボル内で使用するために1つのアンテナを選択する。図1と先の例は3つの受信アンテナの無線端末について説明しているが、より多いまたはより少ない受信アンテナが使用され得ること、ストリップ・シンボルの対応数は、アンテナ切り替えを容易にするために、基地局によって符号化され送信され、そして無線端末によって受信されることは、認識されるだろう。
ストリップ・シンボルの符号化および/または変調は、1つ以上の態様と関係するさまざまなやりかたで行われ得る。ストリップ・シンボルのデコードは、前のシンボルの使用に依存する必要はない。いくつかの実施形態では、ストリップ・シンボルは、ベクトル、低密度パリティ・チェック(low-density parity check)(LDPC)符号化方式で符号化され得る。特に、入力は、たとえば60ビットのような情報ビット数であり、出力は、たとえば、288ビットのようなコード化されたビット数である。60ビットベクトルは、情報ベクトル(それはu=[u59,u58,...,u]として表記され得る、ここで、u59は最上位ビット((MSB)であり、uは最下位ビット(LSB)である。)の終わりに4つのゼロを加えることにより、64ビットベクトルへ拡張される。次に、拡張された情報ベクトルは、u=[u59,u58,...,u,0,0,0,0]として表記され得る。304ビット・コードワード・ベクトルx=[x303,x302,...,x]は、ある種のパリティ・チェック行列を持つベクトルLDPCコードから形成され得る。ここで、x303はMSBであり、xはLSBである。288ビット出力ベクトルはコードワード・ベクトルxを短くすることにより獲得され得る。たとえば、コードワードにおける12の最上位ビットがパンクチャーされ得るが、その結果、コードワードにおける次の288ビットが出力ベクトルになり、残りの4LSBは同様にパンクチャーされる。出力ベクトルは、y=[x291,x290,...,x]として与えられ、BPSK変調方式を使用して288変調シンボルへマッピングされ得る。
288の変調シンボルは、48の変調シンボルに対してそれぞれ、6つのストリップ・シンボルで送信される。つまり、各ストリップ・シンボル内の56の利用可能な非ゼロ・エネルギー・トーン・シンボルのうち、8がトレーニング・トーン・シンボルであり(トーン・セットあたり1つ)、結果として、変調シンボルがマッピングされ得るのは、48トーン・シンボルとなる。図1に示される態様では、ストリップ・シンボルは56の非ゼロ・エネルギー・トーンを含み、それが8のトーン・サブセットに分割され、そして、各サブセットは7の非ゼロ・エネルギー・トーンを含む。ある与えられたストリップ・シンボルに対する48の変調シンボルのセットでは、最初の6変調シンボルは、次のように第1のトーン・サブセット内に送信される:最初の3変調シンボルはトーン・サブセットの最初の3トーン内に送信される。他の3変調シンボルはトーン・サブセットの最後の3トーン内に送信される。そして、既知の変調シンボルは、チャンネルを学習するためのトレーニング・シンボルとして無線端末により使用されることが可能なトーン・サブセットの中間のトーンで送信される。既知のシンボルは、残りの6変調シンボルと同じパワー、または、より高いパワーで、送信され得る。同様に、次の6変調シンボルは、第2トーン・サブセット内に送信される。以下同様である。
別の態様では、ストリップ・シンボルは連結されたコードで符号化され得る。具体的には、1つのストリップ・シンボルは、情報ビットベクトルu=[u,u,u,u,u]を符号化する。最初に、外部コードは21ビットベクトルを形成するために使用される。たとえば、外部コードは、次のような7x3の行列を使用して説明され得る:
Figure 0004903867
各行は3つのビットを含む。行列の各行について、11110000,11001100,10101010のような内部コード生成行列G3,8を使用して、8ビット・コードワードが生成され得る。たとえば、7x3行列の第1行は、[u,u,u]であり、したがって、8ビット・コードワードは[u,u,u]G3,8に等しくなる。7つの8ビットコードワードの全体は、56ビット・コードワードを形成するために連結され得るが、そこでは、8MSBは7x3行列の第1行から生成され、次の8MSBは第2行からと、以下同様に生成される。次に、56ビットの連結されたコードワードは、たとえば、BPSK変調方式を使用して、56変調シンボルへマッピングされ得る。56変調シンボルは、ストリップ・シンボルの非ゼロ・エネルギー・トーンでそれぞれ送信される。周波数ダイバーシティを達成するために、任意の情報ビット(u,u,u,u,u)が複数の行に表れることを外部コードが確実にし、それが複数の内部コードワードにより次に符号化されることは注目すべきである。たとえば、uは、第1、第3、第5、そして、第7行に現れる。それらのコードワードは、ストリップ・シンボルにおいて、広い周波数範囲にわたるトーンにマッピングされるであろう。
別の例において、情報ベクトルはu=[u,u,,,,u13]として表示され得る。最初に、外部コードは21ビットベクトルを形成するために使用される。たとえば、外部コードは、7x3の行列を使用して次のように記述することができる:
Figure 0004903867
各行は3ビットを含む。行列の各行について、11110000,11001100,10101010のような内部コード生成行列G3,8を使用して、8ビットコードワードが生成される。たとえば、14x3行列の第1行は、[u,u,u12]であり、したがって、8ビット・コードワードは[u,u,u12]G3,8に等しい。14の8ビット・コードワードの全体は、112ビット・コードワードを形成するために、連結され得る。そこでは、8MSBが14x3行列の第1行から生成され、次の8MSBは第2行からと、以下同様に生成される。112ビット連結コードワードは、次に、たとえば、BPSK変調方式を使用して、112変調シンボルへマッピングされ得る。112変調シンボルは、それぞれ、2つのストリップ・シンボルの非ゼロ・エネルギー・トーンで送信される。
図2は、ここに示された種々の態様に従った、受信機RFチェーンを含む典型的な無線端末における構成要素を含むシステム200を示す。システム200は、複数のN個のアンテナ・エレメント(202,204,206)から1つを選択するために、切替器208を使用する。受信された信号は、選択されたアンテナを通じてRF受信機チェーンへ送られるけれども、他方の、つまり、非選択のアンテナで受信された信号は転送されない。切替器208は第1アンテナ202へ結合されて示される。期間の境界を含む、種々の情報に基づいてアンテナ間で切り替えるように、切替器は制御され得る。この態様は、選択されたアンテナに対応して1つの値が1に等しくセットされ、他のアンテナに対応して、その他の値がゼロに等しくセットされるところの、制御可能ゲイン・エレメント(示されていない)のセットを切替器208が含み得るという機能的な等価の見地から考えることができる。
図3は、ここに示された種々の態様に従った、受信機RFチェーンを含む無線端末における種々の構成要素を持つシステム300を示す。いくつかの態様によると、複数の“複合”アンテナ・パターンが可能である。たとえば、システム300は、それぞれゲイン値(G1,1,G2,1,GN,1)を持つ、ゲイン・エレメント(308,310,312)の第1セットへ結合された、複数のアンテナ・エレメント(302,304,306)を含む。ゲイン・エレメント(308,310,312)の第1セットの出力は、第1結合回路314へ入力される。アンテナ・エレメント(302,304,306)もまた、それぞれ、ゲイン値(G1,2,G2,2,GN,2)を持つゲイン・エレメント(308’,310’,312’)の第2セットへ結合される。ゲイン・エレメント(308’,310’,312’)の第2セットの出力は、第2結合回路314’へ入力される。対応する結合回路を持つゲイン・エレメント各々の追加的セットは、インプリメントされ得る。システム300は、結合回路(314,314’)の1つの出力の1つをそれ自身へ結合し、受信機のRFチェーン入力へ結合される切替器316も含む。
各アンテナ・パターンは、Nアンテナ・エレメントの加重合計により、実際上生成される。異なるアンテナ・パターンは、たとえば、(G1,1,G2,1,...,GN,1)、(GN,1,G1,2,...,GN,2)のような、それらの重み付け係数、ゲイン・エレメントのセットのゲイン値において異なる。時にはゲイン値と呼ばれる重み付け係数は、複素数または実数値になり得る。ゲイン値は、固定され、前もって決定され、または、プログラム可能、調整可能、等であり得る。
図4は、1つ以上の態様に従って、非コヒーレント方式において受信信号をデコードするために、ソフト復調とインタリーブ・プロトコルの複数の反復を実行することを容易にするシステム400の実例である。表1と表2の実施形態で示されるように、信号は連結されたコードで符号化される。
連結されたコードについては、全体的な生成行列を公式化し、たとえば、最大の尤度のような、最適なデコーディング・アルゴリズムを導き出すことは可能である。しかしながら、最適デコーディング・アルゴリズムは、計算上、複雑であるかもしれない。反復デコーダ402は、連結されたコード構成を利用し、そして、わずかな反復で最適デコーダの性能へ近づくことが可能である。都合がよく複雑さが著しく減少される。デコーダ402は、たとえば、図1おいて表1または2に関係して説明されたスーパースロットで受信されたストリップ・シンボルのような、連結されたコード入力信号を受信することができる、そして、内部コード復調器404、インターリーバ406、外部コード復調器408、そして、デインターリーバ410を使用するソフト入力・ソフト出力・復調プロトコルを開始することができる。たとえば、複数の情報ビットを含むシンボルのセットは、内部コード復調器404により受信され得る。それは、次に、受信されたシンボルセットを複数のシンボルサブセットに分割し得る。デコーダ402は、シンボルサブセットの内部コード復調のために複数の先験的な値を選択することができる、そして、内部コード復調器404は、複数のソフト情報出力値を生成するために、先験的な値と内部コード生成行列を使用して、シンボルサブセットを復調することができる。ソフト情報出力値は、インターリーバ406によりインターリーブされ、(例、外部コード生成行列を使用して)外部コード変調器408により、複数の情報ビットの1つに関連付けされ得る。デインターリーバ410は、外部コード復調器408の出力にしたがって複数の第2ソフト情報値を、計算することができる、そこでは、各第2ソフト情報値は、情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関係する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される。第2ソフト情報値は、次に、受信された入力シンボルの内部コード復調の次の反復における使用のための先験的な値の新セットを決定するために、使用され得る、そして、図4の矢印で示されるように、同様に行われていく。
例として、表1を考える。はじめに、受信信号は、内部コードに対して復調され得るが、その生成行列は、表1の各行のソフトデコーディング値、特に、第1行の[u,u,u]のソフト値X01,X21,X41、第2行の[u,u,u]のソフト値X12,X32,X42、などを生成するために、G3,8として与えられ得る。それらのソフト値は、内部コード(例、内部コード復調器404)の出力ソフト値と呼ばれる。
外部コード復調器408は、任意の与えられた情報ビットに対して、追加的コード保護を供給する。たとえば、ビットu0に対して、第1、第3、第5、そして、第7行のすべてがソフト値を供給することは、注目すべきである。理想的には、それらのソフト値は同一である。しかしながら、受信された信号の干渉とノイズのために、それらは反復の第1ラウンドにおいて同一ではないかもしれない。インターリーバ406、外部コード復調器408、および、デインターリーバ410は、内部コードの出力ソフト値を取り出し、外部コードの外部ソフト値を計算する。たとえば、ビットuに対して、第1、第3、第5、および、第7行における内部コードの出力ソフト値を、それぞれ、X01,X03,X05,および、X07であると表す。そして、ビットuについて、Y01として表わされる、第1行に対する外部コードの外部ソフト値は、たとえば、Y01=average(X03,X05,X07)のように、X01,X03,X05,および、X07から計算され得る。同様に、ビットu0について、Y03として表示される、第3行に対する外部コードの出力ソフト値は、たとえば、Y03=average(X01,X05,X07)のように、X01,X03,X05,および、X07から計算され得る。他の例において、Y01とY03を、同じであるよう、たとえば、average(X01,X03,X05,X07)に等しくなるように、セットすることが可能である。
外部コード復調の出力ソフト値は、次にデインターリーブされ、内部コード復調を改善するために、内部コード復調器404へ戻される。特に、次に、内部コード復調器404は、各行の改善されたソフトデコード値を生成するために、オリジナルの受信された信号とデインターリーブされた外部コードの出力ソフト値を考慮することが可能である。たとえば、第1行において、内部コード復調器404は、オリジナルの受信された信号とY01,Y21,Y41を使用し、X01,X21,およびX41の新しいセットを生成する。ここで、Y01,Y21,Y41は、それぞれ、第1行のビットu,u,uに対する外部コードの出力ソフト値であり、X01,X21,およびX41は、それぞれ、第1行のビットu,u,uに対する内部コードの出力ソフト値である。上記の手順は、内部コードの出力ソフト値の新セットを生成するために、他の行のすべてに対して繰り返す。内部コードの新出力ソフト値で、インターリーバ406、外部コード復調器408、および、デインターリーバ410は、外部コードの出力ソフト値の新セットを生成することが可能である。上記の反復手順は、ある終了基準に遭遇するまで繰り返す。
図5−7を参照すると、無線端末におけるアンテナ切り替えを容易にするために、受信された連結コード信号上で、反復的SISO・非コヒーレント・復調プロトコルを実行することに関係する方法が示される。説明の簡略化ために、方法は一連の動作(act)として示され説明されるが、その一方で、1つ以上の実施形態に従って、いくつかの動作がここで示され説明されるものとは異なる順序で、および/または、他の動作と同時に、発生し得るので、方法が動作の順序によって限定されないことは理解され、認識されるべきである。たとえば、当業者は、状態図におけるように、方法が一連の相互関係した状態または出来事として、選択的に示され得ることを理解し認識するであろう。さらに、請求された主題に従い、方法を実現するためには、すべての示された動作が使用されるとは限らないかもしれない。
図5は、1つ以上の態様に従い、複数の受信アンテナと単一の受信機チェーンを持つ無線装置において、アンテナ切り替えを実行するための方法500の実例である。たとえば、方法500は、ここにおいて説明されたようにアンテナ切り替えを達成するために、図1に関係して上記で述べられた種々のアクションの実行を容易にすることができる。502において、コヒーレント・復調プロトコルは、第1スーパースロットの第2送信期間中に実行され得る、そして、第1アンテナに対するSNRは推定され得る。たとえば、スーパースロットは、ストリップ・シンボルが送信される第1期間と非ストリップ・シンボルが送信される第2期間を含み得る。たとえば、スーパースロットは、ストリップ・シンボルが送信される第1期間、および非ストリップ・シンボルが送信される第2期間を含む。たとえば、図1に関係して上記で説明された第1スーパースロットは、第1期間としてストリップ・シンボルを、第2期間としての残りの期間において非ストリップ・シンボルを含む。態様によれば、パイロット信号は、第1スーパースロットの第2期間内に送信され得る。つまり、無線端末は、受信信号をデコードするために、第1アンテナに対応するチャンネルH1を推定し、コヒーレント・復調プロトコルを使用することができる。たとえば、無線装置は、パイロットのセットを受信し、チャンネル推定を引き出すことができる、それにより、無線装置が、第1スーパースロットの第2期間内に受信された信号に対して、コヒーレント・復調を実行することを可能にする。
504において、第1スーパースロットが完了しているかどうか、および/または、第2スーパースロットの第1送信期間が差し迫っているかどうかの決定が行われ得る。第1スーパースロットが完了している場合、そこでSNRを評価するために、506において、第1アンテナから第2アンテナへの切り替えが行なわれ得る。第2スーパースロットの第1期間において、無線端末は、信号を受信するために、たとえば、第2スーパースロットの第1ストリップ・シンボルにおいてアンテナ2、および第2スーパースロットの第2ストリップ・シンボルにおいてアンテナ3のように、異なるアンテナに切り替えることができる。結果として、上記の図1に示されるように、チャンネルは、第1と第2ストリップ・シンボルにおいて、H1からH2とH3へそれぞれ変更される。チャンネルH2またはH3は、受信アンテナの変化によって、チャンネルH1と異なっているかもしれないことは注目すべきである。したがって、第1スーパースロットにおいて得られたH1のチャンネル推定は、チャンネルH2またはH3に対して適用可能ではないかもしれない。それゆえに、無線端末は、ストリップ・シンボルにおいて受信シンボルをデコードするために、非コヒーレント復調プロトコルを使用する。つまり、508において、たとえば、非コヒーレント変調方式で変調され、1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つ信号が受信され得る。1つの例によると、ストリップ・シンボルは連結されたコードを含み得るが、それには制限されない。
510において、少なくとも第2アンテナに対するSNRは、第2スーパースロットの第1送信期間中に推定され得る。第2スーパースロットの第1送信期間は、図1の第2スーパースロットのはじめにおいて示されたストリップ・シンボルのような、たとえば、1つ以上のストリップ・シンボル持続期間に対応し得る。非コヒーレント検波プロトコルは、512において、第2スーパースロットの第1送信期間において実行され得る。非コヒーレント検波プロトコルは、第2スーパースロットの第1送信期間において受信された信号のみを使用し、いかなる前の時間内に受信された信号も使用しない。SNRは、さらに、少なくとも第2アンテナに対しても推定される。非コヒーレント検波プロトコルは、上記の図4に関係して説明されたように、インターリーブされた/デインターリーブされた情報ビットを持つプロトコルであり得る。514において、コヒーレント検波期間中の第1アンテナに対して推定されたSNRと、非コヒーレントSIS検波期間中の少なくとも第2アンテナに対して検出されたSNRとの間で、比較が行われ得る。最後に、516において、無線端末は、514における比較に基づいて最高のSNRを持つアンテナへ切り替えることができる。このように、無線端末は、スーパースロット(例、11.4ms)毎と同様の頻度で、複数の受信アンテナ間で切り替えることが可能となり得る。
関連する態様によれば、アンテナ切り替えは、アンテナSNR間に、前もって決定された閾値差の関数であり得る。たとえば、514におけるSNRの差は、アンテナ間の切り替えを正当化するために、いくつかの前もって定義された閾値(例、0.25dB,0.5dB,1dB等)を超えることを要求され得る。例によると、前もって定義された閾値が0.5dBであり、第1アンテナが502において推定されたようなXdBのSNRを持つ場合には、510において推定されたような第2アンテナのSNRは、第1受信アンテナから第2受信アンテナへの切り替えを保証するために、X+0.5dBを満たすかまたは超える必要があるだろう。
図6は、1つ以上の態様に従い、連結されたコードを復調し、インターリーブするために、反復的SISO非コヒーレント復調プロトコルを使用して、通信信号をデコードするための方法600を示す。たとえば、方法600は、図4に関係して上記で説明されたような受信された連結信号の反復的復調とインターリーブを容易にすることが可能である。その方法に従えば、複数の情報ビットを含むシンボルのセットは、602において受信され得る。受信されたシンボルセットは、複数の情報ビットを含み、複数のシンボルサブセットに分割され得る。その各々は、604において、内部コード復調プロトコルに対する入力へ対応する。シンボルサブセットの内部コード復調に対する複数の初期の先験的な値は、606において選択され得る。608において、シンボルサブセットは、複数の第1ソフト情報値を生成するために、初期の先験的な値と内部コード生成行列を使用して、復調され得る。第1ソフト情報値の各々は、610において、外部コード生成行列を使用することにより、複数の情報ビットの1つと関係付けられ得る。612において、複数の第2ソフト情報値は、外部コード復調の出力として計算され得る。そこでは、第2ソフト情報値の各々は情報ビットの1つに対応し、情報ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して計算される。614において、第2ソフト情報値は、次に、受信された入力シンボルの内部コード復調の次の反復における使用のために先験的な値の新セットを決定することに使用され得る。そこでは、初期の先験的な値は、608における復調で開始する、方法600の後続の反復に対する新しい先験的な値によって置き替えられる。このように、方法600は、低複雑性と高効率の非コヒーレントSISOプロトコルを介して、ストリップ・シンボルを効率的にデコードするために、受信されたストリップ・シンボル(あるいはチャンネル)上で実行され得る、反復する一連の動作を提供する。
関係する態様によれば、無線端末は、リードマラー(Reed-Muller)符号化技法を使用して符号化されてきた信号を受信し、受信された信号に対して方法600を実行することができる。さらに、無線端末により受信された連結コードは、そのような符号化技法と関連するある種の特性を示し得る。たとえば、受信された信号は、少なくとも2つのサブブロックを含む内部コードと結合した外部コードを使用して、無線端末により受信以前に符号化され得る。つまり、方法600は、図4のデコーダ402により実行されたものと類似したデコード・アルゴリズムの実行を容易にすることが認識されるだろう。
他の態様によると、602において受信されたシンボルのセットは、604において、少なくとも2つのサブセットに分割され得る。さらに、各サブセットに対して使用される内部コード生成行列は、サブセットからサブセットまで同じであるか、または、異なるかもしれない。ある与えられた情報ビットに対する第2ソフト情報値は、ビットと関連する2つ以上の第1ソフト情報値の平均であるかもしれない。
図7は、種々の態様に従い、無線通信環境において、移動アンテナ切り替えを可能にするために、ストリップ・シンボルを符号化するための方法700の実例である。702において、ビット情報ベクトルは、少なくとも2つの行と任意の適切な数の列を含むことができるビット行列を生成するために、外部コード生成行列を使用して符号化され得る。704において、コードワードは、リードマラー符号を含み得るが、それに限定されない、内部コード生成行列をインプリメントすることにより、ビット行列における各行に対して生成され得る。内部コード生成行列は、ビット行列内のすべての行について同じであるか、または、行から行へ異なるかもしれない。706において、704において生成されたコードワードは、単一のコードワードに連結され得る。708において、連結されたコードワードは、たくさんの変調シンボルへマッピングされ得る。変調シンボルは、710におけるストリップ・チャンネル内のトーンのサブセットへマッピングされ得る。変調シンボルがマッピングされるトーンのサブセットは、前もって決定され得る。さらに、変調シンボルがマッピングされないストリップ・シンボル・トーンは、ストリップ・シンボルが送信される場合には、ゼロ・エネルギー・レベルで送信され得る。例によれば、ストリップ・シンボル内のトーンの約20%以上が、ゼロ・エネルギー・レベルで送信され得る。このように、方法700は、図1に関係して上記で説明されたもののような、種々の符号化アクションを実行することを容易にするために使用され得る、そして、そのようなアクションのことごとくが、方法700との関係で実行され得る。
図8は、ここで説明された1つ以上の態様に従い、通信環境において、受信チェーンごとの複数の受信アンテナを持つ無線端末において、アンテナ切り替えを容易にするシステム800を示す。システム800は、プロセッサ、ソフトウェアまたはその組み合わせ(例、ファームウェア)によりインプリメントされた機能を表すことが可能な、一連の相互関係のある機能的ブロックとして表される。たとえば、システム800は、図1に関係して上記で説明されるような種々の動作を実行するためにモジュールを提供する。システム800は、第1スーパースロットの間でコヒーレント復調802を実行し、第1アンテナに対してSNRを推定するためのモジュールを含む。システム800は、第1スーパースロットが804を終了しているかどうかを決定するためのモジュールと、次の(例、少なくとも第2)アンテナ806へ切り替えるためのモジュールを追加的に含む。システム800は、少なくとも第2アンテナに対してSNR810を推定するためのモジュールと少なくとも第2アンテナに対する非コヒーレント復調812を実行するためのモジュールと同様に、ビットインターリーブされた、連結ストリップ・シンボル808を受信するためのモジュールもさらに含む。システム800は、SNRが推定されているアンテナのSNR814を比較するためのモジュールと、SNR比較の関数として後のスーパースロット中に信号を受信するために、アンテナ816を選択するためのモジュールをさらになおも含む。システム800とそれによって含まれる種々モジュールは、上記で説明された方法を実行することができる、および/または、ここで説明された種々のシステムへ任意の必要な機能を与えることができることは、理解されるべきである。
図9は、種々の態様に従い、反復的ソフト復調とインターリーブアルゴリズムを実行することにより、無線端末において受信された連結コード信号をデコードすることを容易にするシステム900を示す。システム900は、プロセッサ、ソフトウェア、またはその組み合わせ(例、ファームウェア)によりインプリメントされた機能をあらわすことが可能な、一連の相互関係のある機能的ブロックとしてあらわされる。たとえば、システム900は、図4と関係して上記で説明されるような種々の動作を実行するためにモジュールを提供することができる。システム900は、連結されたコードを使用して符号化されてきたかもしれないシンボルのセットを受信するためのモジュール902と、受信されたシンボルのセットを複数のサブセットに分割するためのモジュール904を含む。システム900は、先験的な値の初期セットを選択するためのモジュール906をさらに含むが、それは、ソフト情報値の第1セットを生成するために、内部コード生成行列とともに復調するためのモジュール908により使用され得る。システム900は、外部コード生成行列を使用して、受信されたシンボルセット内に含まれた複数の情報ビットの1つに、第1ソフト情報値の各々を関係付けるためのモジュール910をさらに含む。計算するためのモジュール912は、ビットと関連する第1ソフト情報値の少なくとも2つを使用して、情報ビットに対してソフト情報値の第2セットを計算することができる。決定するためのモジュール914は、次に、ソフト情報値の第2セットの関数として、先験的な値の新しいセットを決定することができるが、それは、それぞれのモジュール908、910、912、および914により復調し、関連付けし、計算し、決定する次の反復のために、先験的な値の初期セットを置き替えることができる。システム900とそれによって含まれる種々のモジュールは、上記に説明された方法を実行することができること、および/または、ここで説明された種々のシステムへ任意の必要な機能を与えることができることは、理解されるべきである。
図10は、1つ以上の態様に従い、無線通信環境における無線端末により、アンテナ切り替えを可能にする連結コード・ストリップ・シンボルを符号化することを容易にするシステムを示す。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、または、その組み合わせ(例、ファームウェア)によりインプリメントされた機能を表すことが可能な、一連の相互関係のある機能的ブロックとしてあらわされる。たとえば、システム1000は、図7に関係して上記で説明されるような種々の動作を実行するためのモジュールを供給することができる。システム1000は、ビット行列を生成するために、外部コードで情報ビットベクトルを符号化するためのモジュール1102を含む。システム1000は、内部コード生成行列を使用して、ビット行列内の各行に対して、コードワードを生成するためのモジュール1004をさらに含む。さらに、システム1000は、単一のコードワードへコードワードを連結するためのモジュール1106を含み得る。連結コードワードは、連結コードワードをマッピングするためのモジュール1008により、たくさんの変調シンボルへマッピングされ得る。さらに、変調シンボルをマッピングするためのモジュール1010は、ストリップ・シンボル内のトーンのサブセットへ変調シンボルをマッピングすることができる。システム1000とそれにより含まれる種々のモジュールは、上記で説明された方法を実行することができること、および/または、ここで説明された種々のシステムへ任意の必要な機能を与えることができることは、理解するべきである。
図11は、セル1 1102とセルM 1104のような複数のセルを含む本発明に従ってインプリメントされた典型的な通信システム1100を示す。セル境界領域1168により示されるように、隣接するセル1102、1104は、わずかにオーバーラップし、それによって、隣接するセル内の基地局により送信されている信号間の信号干渉について可能性を提供していることは注意すべきである。典型的なシステム1100の各セル1102、1104は、3つのセクタを含む。複数のセクタに細分化されていないセル(N=1)、2つのセクタを持つセル(N=2)、そして、3つのセクタより多くを持つセル(N>3)も、発明にしたがって可能である。セル1102は、第1セクタ、セクタ1 1110、第2セクタ、セクタ2 1112、そして、第3セクタ、セクタ3 1114を含む。各セクタ1110、1112、1114は、2つのセクタ境界領域を持つ、つまり、各境界領域は2つ隣接したセクタ間で共有される。セクタ境界領域は、隣接するセクタ内の基地局により送信されている信号間の信号干渉について可能性を提供する。ライン1116は、セクタ1 1110とセクタ2 1112間のセクタ境界領域を表す。ライン1118は、セクタ2 1112とセクタ3 1114間のセクタ境界領域を表す。ライン1120は、セクタ3 1114とセクタ1 1110間のセクタ境界領域を表す。同様に、セルM 1104は第1セクタ、セクタ1 1122、第2セクタ、セクタ2 1124、そして、第3セクタ、セクタ3 1126を含む。ライン1128はセクタ1 1122とセクタ2 1124間のセクタ境界領域を表す。ライン1130はセクタ2 1124とセクタ3 1126間のセクタ境界領域を表す。ライン1132はセクタ3 1126とセクタ1 1122間の境界領域を表す。セル1 1102は、基地局(BS)、基地局1 1106 、および、各セクタ1110、1112、1114の複数のエンド・ノード(EN)を含む。セクタ1 1110は、無線リンク1140、1142を通じて、個々にBS1106へ結合されたEN(1)1136とEN(X)1138を含む。セクタ2 1112は、無線リンク1148、1150を通じて、個々にBS1106へ結合されたEN(1’)1144とEN(X’)1146を含む。セクタ3 1126は、無線リンク1156、1158を通じて、個々にBS1106へ結合されたEN(1”)1152とEN(X”)1154を含む。同様に、セルM 1104は、基地局M 1108と、各セクタ1122、1124、1126内の複数のエンド・ノード(EN)を含む。セクタ1 1122は、無線リンク1140’、1142’を通じて、個々にBS M 1108へ結合されたEN(1)1136’とEN(X)1138’を含む。セクタ2 1124は、無線リンク1148’、1150’を通じて、個々にBSM1108へ結合されたEN(1’)1144’とEN(X’)1146’を含む、セクタ3 1126は、無線リンク1156’、1158’を通じて、個々にBS1108へ結合されたEN(1”)1152’とEN(X”)1154’を含む。システム1100は、ネットワーク・リンク1162、1164を通じて、個々にBS1 1106とBSM 1108へ結合されるネットワーク・ノード1160も含む。ネットワーク・ノード1160は、たとえば、他の基地局、AAAサーバ・ノード、中間ノード、ルータ等、および、ネットワーク・リンク1166を通じたインターネットのような、他のネットワーク・ノードへも結合される。ネットワーク・リンク1162、1164、1166は、たとえば、光ファイバーケーブルであるかもしれない。たとえば、EN1 1136のような各エンド・ノードは、受信機と同様に送信機も含む無線端末であるかもしれない。たとえば、EN(1)1136のような無線端末は、システム1100を通じて移動し、ENが現在位置するセル内の基地局との無線リンクを通じて、通信することができる。たとえばEN(1)1136のような無線端末(WT)は、たとえばBS1106のような基地局および/またはネットワーク・ノード1160を通じて、たとえばシステム1100内またはシステム1100外部の他のWTのようなピア・ノードと通信することができる。たとえばEN(1)1136のようなWTは、携帯電話、無線モデム等を持つ携帯情報端末のような移動通信装置であるかもしれない。各基地局は、たとえば非ストリップ・シンボル期間のような、残りのシンボル期間内においてトーンを割り当て、トーンホッピングを決定するために使用される方法とは異なる方法を、発明に従って、ストリップ・シンボル期間に対して使用して、トーン・サブセット割り当てを実行する。無線端末は、それらが特定のストリップ・シンボル期間においてデータと情報を受信するために使用することが可能なトーンを決定するために、基地局から受信される情報(例、基地局スロープID、セクタID情報)とともに、本発明のトーン・サブセット割り当て方法を使用する。トーンの各々にわたるセクタ間およびセル間干渉を広げるために、発明にしたがって、トーン・サブセット割り当てシーケンスが構築される。
図12は、本発明に従った典型的な基地局1200を示す。典型的な基地局1200は、異なるトーン・サブセット割り当てシーケンスがセルの各異なるセクタ・タイプに対して生成されるように、本発明のトーン・サブセット割り当てシーケンスをインプリメントする。基地局1200は、図11のシステム1120の基地局1126、1128のいずれか1つとして、使用され得る。基地局1200は、受信機1202、送信機1204、たとえばCPUのようなプロセッサ1206、入力/出力インターフェース1208、および、メモリ1210を含むが、それらは、諸要素1202、1204、1206、1208、および1210がデータと情報を交換することができるバス1209により共に結合される。
受信機1202に結合されたセクタ化されたアンテナ1203は、基地局のセル内の各セクタからの無線端末送信から、データおよび他の信号、例、チャンネル・レポート、を受信するために使用される。送信機1204に結合されたセクタ化されたアンテナ1205は、スーパースロットの第1送信期間等において、データと他の信号、例、制御信号、パイロット信号、ビーコン信号、ストリップ・シンボル、を、基地局のセルの各セクタ内の無線端末1300(図13を参照)へ送信するために使用される。発明の種々の実施形態において、基地局1200は、複数の受信機1202と複数の送信機1204、例、各セクタに対する個別の受信機1202と各セクタに対する個別の送信機1204、を使用することができる。プロセッサ1206は、たとえば汎用中央処理装置(CPU)であるかもしれない。プロセッサ1206は、メモリ1210内に格納された1つ以上のルーティン1218の指示の下に基地局1200の動作を制御し、本発明の方法を実現する。I /Oインターフェース1208は、他のネットワーク・ノードへの連結を提供し、他の基地局、アクセス・ルータ、AAAサーバ・ノード等、他のネットワーク、および、インターネットへBS1200を結合する。メモリ1210は、ルーティン1218とデータ/情報1220を含む。
データ/情報1220は、データ1236、ダウンリンク・ストリップ・シンボル時間情報1240とダウンリンク・トーン情報1242を含む連結符号化情報1238、および、WT1情報1246とWTN情報1260のような、複数のWT情報のセットを含む無線端末(WT)データ/情報1244を含む。たとえば、WT1情報1246のようなWT情報の各セットは、データ1248、端末ID1250、セクタID1252、アップリンク・チャンネル情報1254、ダウンリンク・チャンネル情報1256、および、モード情報1258を含む。
ルーティン1218は、通信ルーティン1222と基地局制御ルーティン1224を含む。基地局制御ルーティン1224は、エンコーダ1214により実現され得る連結符号化ルーティン1228を含み得る、ストリップ・チャンネル・エンコーダ・ルーティンを含む。連結符号化ルーティン1228は、図1に関係して上記で説明されたものと類似するエンコーダ動作を実行することを容易にすることができる。
データ1236は、WTへの送信以前に符号化するために、送信機1204のエンコーダ1214へ送信される送信されたデータと、受信に続いて、受信機1202のデコーダ1212を通じて処理されてきたWTから受信されたデータを含む。ダウンリンク・ストリップ・シンボル時間情報1240は、スーパースロット、ビーコンスロット、そして、ウルトラスロット構成情報のようなフレーム同期構成情報と、ある与えられたシンボル期間がストリップ・シンボル期間であるかどうかを、そして、そうである場合には、ストリップ・シンボル期間の指数を、そして、基地局により使用されるトーン・サブセット割り当てシーケンスを切り詰めるために、ストリップ・シンボルがリセットポイントであるかどうかを、特定する情報を含む。ダウンリンク・トーン情報1242は、基地局1200に割り当てられたキャリア周波数、トーンの数と周波数、そして、ストリップ・シンボル期間へ割り当てられるトーン・サブセットのセットを含む情報と、スロープ、スロープ指数とセクタ・タイプのような他のセルとセクタ特定値を含む。
データ1248は、WT1 1300がピア・ノードから受信してきたデータ、WT1 1300がピア・ノードへ送信されることを望むデータ、そして、ダウンリンク・チャンネル品質レポート・フィードバック情報を含み得る。端末ID1250は、WT1 1300を識別するIDを割り当てられた基地局1200である。セクタID1252は、WT1 1300が動作するセクタを識別する情報を含む。セクタID1252は、たとえば、セクタ・タイプを決定するために、使用されることが可能である。アップリンク・チャンネル情報1254は、たとえば、データに対するアップリンク・トラフィック・チャンネル・セグメント、リクエスト、パワー制御、タイミング制御等に対する専用アップリンク制御チャンネルを使用するために、WT1 1300に対するチャンネル・セグメントを識別する情報を含む。WT1 1300へ割り当てられた各アップリンク・チャンネルは1つ以上のロジカル・トーンを含み、各ロジカル・トーンが本発明に従ったアップリンク・ホッピングシーケンスに追随する。ダウンリンク・チャンネル情報1256は、たとえば、ユーザ・データに対するダウンリンク・トラフィック・チャンネル・セグメントのような、WT1 1300へのデータおよび/または情報を運ぶために、チャンネル・セグメントを識別する情報を含む。WT1 1300へ割り当てられた各ダウンリンク・チャンネルは、1つ以上のロジカル・トーンを含み、各々がダウンリンク・ホッピングシーケンスに従う。モード情報1258は、たとえばスリープ、ホールド、オンのような、WT1 1300の動作状態を識別する情報を含む。通信ルーティン1222は、種々の通信動作を実行し、種々の通信プロトコルをインプリメントするために、基地局1200を制御する。基地局制御ルーティン1224は、たとえば、信号生成と受信、スケジューリングのような、基礎的な基地局の機能的タスクを実行するために、そして、ストリップ・シンボル期間中に本発明のトーン・サブセット割り当てシーケンスを使用して、信号を無線端末へ送信することを含む、本発明の方法のステップをインプリメントするために、基地局1200の制御に使用される。
図13は、図11で示されるシステム1100の、たとえばEN(1)1136のような、無線端末(エンド・ノード)のいずれか1つとして使用されることが可能な、典型的な無線端末(エンド・ノード)を示す。無線端末1300は、本発明に従った、トーン・サブセット割り当てシーケンスをインプリメントする。無線端末1300は、デコーダ1312(例、図4のデコーダ402に類似するかもしれない)を含む受信機1302、エンコーダ1314を含む送信機1304、プロセッサ1306、そして、メモリ1308を含むが、それらは、種々のエレメント1302、1304、1306、1308がデータと情報を交換できるバス1310により、一緒に結合される。基地局1200からの信号を受信するために使用されるアンテナ1303は、受信機1302へ結合される。たとえば基地局1200へ信号を送信するために使用されるアンテナ1305は、送信機1304へ結合される。
たとえばCPUのようなプロセッサ1306は、無線端末1300の動作を制御し、ルーティン1320を実行し、メモリ1308内のデータ/情報1322を使用することにより、本発明の方法を実現する。データ/情報1322は、ユーザ・データ1334、ユーザ情報1336、そして、復調/インターリーブ情報1350を含む。ユーザ・データ1334は、ピア・ノード向けであり、送信機1304による基地局1200への送信以前に符号化するためのエンコーダ1314へ転送されるデータと、受信機1302内のデコーダ1312により処理されてきた、基地局1200から受信されたデータを含み得る。ユーザ情報1336は、アップリンク・チャンネル情報1338、ダウンリンク・チャンネル情報1340、端末ID情報1342、基地局ID情報1344、セクタID情報1346、そしてモード情報1348を含む。アップリンク・チャンネル情報1338は、基地局1200へ送信する際に使用するために、無線端末1300に対して基地局1200により割り当てられてきたアップリンク・チャンネル・セグメントを識別する情報を含む。アップリンク・チャンネルは、アップリンク・トラフィック・チャンネル、たとえば、リクエスト・チャンネル、パワー制御チャンネル、そして、タイミング制御チャンネルのような専用アップリンク制御チャンネルを含み得る。各アップリンク・チャンネルは、1つ以上のロジック・トーンを含み、各々のロジカル・チャンネルは、本発明に従った、アップリンク・トーン・ホッピングシーケンスに従う。アップリンク・ホッピングシーケンスはセルの各セクタ・タイプ間と隣接するセル間で異なる。ダウンリンク・チャンネル情報1340は、BS1200がWT1300へデータ/情報を送信している際に使用のために、基地局1200によりWT1300に割り当てられたダウンリンク・チャンネル・セグメントを識別する情報を含む。ダウンリンク・チャンネルは、ダウンリンク・トラフィック・チャンネルと割り当てチャンネルを含み、各ダウンリンク・チャンネルは、1つ以上のロジカル・トーンを含み、各ロジカル・トーンは、セルの各セクタ間で同期化されるダウンリンク・ホッピングシーケンスに従う。
ユーザ情報1336は、基地局1200が割り当てた識別である端末ID情報1342、WTが通信を確立してきた特定の基地局1200を識別する基地局ID情報1344、そして、WT1300が現在位置するセルの特定のセクタを識別するセクタID情報1346も含む。基地局ID1344は、セル・スロープ値を供給し、セクタID情報1346はセクタ指数タイプを供給する、セル・スロープ値とセクタ指数タイプは、発明に従ったアップリンク・トーン・ホッピングシーケンスを得るために使用され得る。ユーザ情報1336内にさらに含まれたモード情報1348は、WT1300がスリープモード、ホールドモード、またはオンモードにあるかどうかを識別する。
復調/インターリーブ情報1350は、ダウンリンク・ストリップ・シンボル時間情報1352とダウンリンク・トーン情報1354を含む。ダウンリンク・ストリップ・シンボル時間情報1352は、スーパースロット、ビーコンスロット、そして、ウルトラスロット構成情報のようなフレーム同期構成情報と、ある与えられたシンボル期間がストリップ・シンボル期間であるかどうかを、そして、そうである場合には、ストリップ・シンボル期間の指数を、そして、基地局により使用されたトーン・サブセット割り当てシーケンスを切り詰めるために、ストリップ・シンボルがリセットポイントであるかどうかを、明確にする情報を含む。ダウンリンク・トーン情報1354は、基地局1000に割り当てられたキャリア周波数、トーンの数と周波数、そして、ストリップ・シンボル期間へ割り当てられたトーン・サブセットのセットを含む情報と、スロープ、スロープ指数、そして、セクタ・タイプのような他のセルおよびセクタの特定値を含む。
ルーティン1320は、通信ルーティン1324と無線端末制御ルーティン1326を含む。通信ルーティン1324はWT1300により使用される種々の通信プロトコルを制御する。無線端末制御ルーティン1326は、受信機1302と送信機1304の制御を含む基礎的な無線端末1300の機能を制御する。無線端末制御ルーティン1326は反復的デコード・ルーティン1328を含む。反復的デコード・ルーティン1328は、ストリップ・シンボル期間に対する非コヒーレント復調ルーティン1330と、連結符号化技法を使用して、符号化された受信ストリップ・シンボルを復調することを容易にするためのインターリーブ/デインターリーブ・ルーティン1332を含む。
図14は、無線通信システム1400の例を示す。無線通信システム1400は、簡潔さのために、1つの基地局と1つのユーザ装置を描く。しかしながら、システムが1つより多くの基地局および/または1つより多くのユーザ装置を含むことが可能であり、そこにおいて、追加的基地局および/またはユーザ装置は、以下で説明される典型的な基地局とユーザ装置とは、本質的に類似しているかまたは異なることがあり得ることは、認識されるべきである。さらに、基地局および/またはユーザ装置は、ここで説明されたシステムおよび/または方法を使用することが可能であることは認識されるべきである。
次に図14を参照すると、ダウンリンクについては、アクセスポイント1405において、送信(TY)データ・プロセッサ1410は、トラフィック・データを受信し、フォーマット化し、コード化し、インターリーブし、そして変調(つまりシンボルマッピング)し、そして、変調シンボル(“データシンボル”)を供給する。シンボル変調器1415は、データシンボルとパイロットシンボルを受け取り、処理し、そして、シンボルのストリームを供給する。シンボル変調器1415は、データとパイロットシンボルを多重化し、それらを送信機ユニット(TMTR)1420へ供給する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボル、または、ゼロの信号値であるかもしれない。パイロットシンボルは、各シンボル期間において継続的に送信され得る。パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、または、符号分割多重化(CDM)されることが可能である。
TMTR1420は、シンボルのストリームを受信し、1つ以上のアナログ信号に変換し、そして、さらに、無線チャンネル上の送信に相応しいダウンリンク信号を生成するために、アナログ信号を調整(例、増幅、フィルタ、そして、周波数アップコンバート)する。ダウンリンク信号は、次に、ユーザ装置へアンテナ1425を通じて送信される。ユーザ装置1430において、アンテナ1435は、ダウンリンク信号を受信し、受信信号を受信機ユニット(RCVR)1440へ供給する。受信機ユニット1440は、受信信号を調整(例、フィルタ、増幅、そして、周波数ダウンコンバート)し、サンプルを得るために調整された信号をデジタル化する。シンボル復調器1445は、受信されたパイロットシンボルを復調し、チャンネル推定のためにプロセッサ1450へ供給する。シンボル復調器1445は、さらに、プロセッサ1450からダウンリンクに対する周波数レスポンス推定を受け取り、(送信されたデータシンボルの推定である)データシンボル推定を得るために受信されたデータシンボルに対してデータ復調を実行し、そして、RXデータ・プロセッサ1455にデータシンボル推定を供給する。そして、それは、送信されたトラフィック・データを回復するために、データシンボル推定を、復調(例、シンボル・デマップ)し、デインターリーブし、そして、デコードする。シンボル復調器1445とRXデータ・プロセッサ1455による処理は、アクセスポイント1405において、シンボル変調器1415とTXデータ・プロセッサ1410による個々の処理に相補的である。
アップリンクについては、TXデータ・プロセッサ1460は、トラフィック・データを処理し、データシンボルを供給する。シンボル変調器1465は、パイロットシンボルを持つデータシンボルを受け取り、多重化し、変調を実行し、そして、シンボルのストリームを供給する。送信機ユニット1470は、次に、シンボルのストリームを受け取り、アンテナ1435によりアクセスポイント1405へ送信されるアップリンク信号を生成するために処理する。
アクセスポイント1405において、ユーザ装置1430からのアップリンク信号は、アンテナ1425により受信され、サンプルを得るために、受信機ユニット1475により処理される。シンボル復調器1480は、次に、サンプルを処理し、アップリンクについて、受信されたパイロットシンボルとデータシンボル推定を供給する。RXデータ・プロセッサ1485は、ユーザ装置1430により送信されたトラフィック・データを回復するために、データシンボル推定を処理する。プロセッサ1490は、アップリンクにおいて送信する各アクティブ・ユーザ装置についてチャンネル推定を実行する。複数のユーザ装置は、それらにそれぞれ割り当てられたパイロット・サブキャリアのセットのアップリンク上で、パイロットを同時に送信することができる。ここで、パイロット・サブキャリアのセットは、インターレースされ得る。
プロセッサ1490と1450は、アクセスポイント1405とユーザ装置1430における動作をそれぞれ指示(例、制御、調整、管理)する。それぞれのプロセッサ1490と1450は、プログラム・コードとデータを格納するメモリ・ユニット(示されていない)と関係することが可能である。プロセッサ1490と1450は、ここで説明された任意の方法を利用することが可能である。それぞれのプロセッサ1490と1450は、さらに、アップリンクとダウンリンクそれぞれについて、周波数およびインパルス応答の推定を導出するために演算を実行することもできる。
ソフトウェア・インプリメンテーションについては、ここで説明された技法が、ここで説明された機能を実行するモジュール(例、手順、関数など)でインプリメントされ得る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサにより実行され得る。メモリ・ユニットは、プロセッサ内またはプロセッサの外部に実装され得るが、その場合には、それは、当該技術分野で知られた種々の手段を介して通信可能にプロセッサに結合され得る。
上記で説明されてきたものは、1つ以上の実施形態の例を含む。もちろん、前述の実施形態を説明するという目的のために、構成要素または方法のすべての考えられる組み合わせを説明することは可能ではないが、当業者であるなら、種々の実施形態のさらに多くの組み合わせと置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、説明された実施形態は、添付された請求項の精神および範囲以内にあるような変更、修正、そして、変形のすべてを包含するように意図される。さらに、"含む(include)"という用語が詳細な説明か請求項のいずれかにおいて使用される限り、そのような用語は、請求項で暫定的な単語として使用される際に、"含んでいる(comprising)"が解釈されるように、"含んでいる(comprising)"という用語に類似するように包含的であることが意図されている。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]第1スーパースロットの第2送信期間中にコヒーレント復調プロトコルを実行することおよび第1アンテナに対してSNRを推定すること;
前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えること;1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;後のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対して、SNRを推定すること;
前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;前記アンテナ各々の前記SNRを比較すること;および、前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットに対してアンテナを選択すること、を含む、無線通信環境における無線端末のアンテナ切り替えを可能にする方法。
[C2]前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義すること、をさらに含む、C1の方法。
[C3]前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRとの間の差と前記閾値を比較すること、をさらに含む、C2の方法。
[C4]前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えること、をさらに含む、C3の方法。
[C5]前記受信信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、C1の方法。
[C6]第1スーパースロットの第2送信期間中に受信された信号を復調するコヒーレント復調器;1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信する受信機;前記第1スーパースロット中に第1アンテナに対してSNRを推定する、前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替える、そして、第2スーパースロットの第1送信期間中に少なくとも前記第2アンテナ対してSNRを推定する、プロセッサ;および、前記少なくとも第2アンテナに対するSNR推定中に、前記ストリップ・チャンネルを復調する非コヒーレント復調器、そこにおいて、前記プロセッサは、前記アンテナの各々の前記SNRを比較し、そして、前記推定されたSNRの関数として前記第2スーパースロットに対してアンテナを選択すること、を含む、無線端末においてアンテナ切り替えを容易にする装置。
[C7]前記プロセッサは、前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRの間の差と閾値を比較する、C6の装置。
[C8]前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えること、をさらに含む、C7の装置。
[C9]前記プロセッサは、前記ストリップ・シンボルのゼロ・エネルギー・トーン中に、前記少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定する、C6の装置。
[C10]
前記受信された信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、C6の装置。
[C11]第1スーパースロットの第2送信期間中にコヒーレント復調プロトコルを実行し、第1アンテナに対してSNRを推定するための手段;前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えるための手段;1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信するための手段;後のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定するための手段;前記少なくとも第2アンテナに対してSNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行するための手段;前記アンテナの各々の前記SNRを比較するための手段;および、前記推定されたSNRの関数として前記第2スーパースロットに対してアンテナを選択するための手段、を含む、無線通信環境における無線端末のアンテナ切り替えを容易にする装置。
[C12]前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義するための手段、をさらに含む、C11の装置。
[C13]前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRとの間の差を前記閾値と比較することと、前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えることのための手段、をさらに含む、C12の装置。
[C14]前記受信された信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、C11の装置。
[C15]コンピュータ可読命令であって、第1スーパースロット中にコヒーレント復調プロトコルを実行することと、第1アンテナに対してSNRを推定すること;前記第1スーパースロットの終わりにおいて第2アンテナへ切り替えること;1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;後のスーパースロットの第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定すること;前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;前記アンテナの各々の前記SNRを比較すること;および、前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、を含む、前記命令を格納したコンピュータ可読媒体。
[C16]
前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義するための命令をさらに含む、C15のコンピュータ可読媒体。
[C17]前記受信された信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、C15のコンピュータ可読媒体。
[C18]無線端末において複数の受信アンテナ間で切り替えるための命令を実行するプロセッサであって、第1スーパースロットの第2送信期間中にコヒーレント復調プロトコルを実行することと、第1アンテナに対してSNRを推定すること;後のスーパースロットの第1送信期間のはじめにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えること;1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;前記後のスーパースロットの前記第1送信期間中に、少なくとも第2アンテナに対して、SNRを推定すること;前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;前記アンテナの各々の前記SNRを比較すること;および、前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、を含む、前記命令を実行するプロセッサ。
[C19]前記受信された信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、C18のプロセッサ。

Claims (19)

  1. 第1スーパースロットの第2送信期間にコヒーレント復調プロトコルを実行することおよび第1アンテナに対してSNRを推定すること;
    前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えること;
    1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;
    後のスーパースロットの第1送信期間に、少なくとも第2アンテナに対して、SNRを推定すること;
    前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;
    前記アンテナ各々の前記SNRを比較すること;および、
    前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットの第2の送信期間に対してアンテナを選択すること、
    を含む、無線通信環境における無線端末のアンテナ切り替えを可能にする方法。
  2. 前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義すること、をさらに含む、請求項1の方法。
  3. 前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRとの間の差と前記閾値を比較すること、をさらに含む、請求項2の方法。
  4. 前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えること、をさらに含む、請求項3の方法。
  5. 前記受信された1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、請求項1の方法。
  6. 第1スーパースロットの第2送信期間に受信された信号を復調するコヒーレント復調器;
    1つ以上のストリップ・シンボルに対して、周波数スペクトルにわたって広げられた情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信する受信機;
    前記第1スーパースロット中に第1アンテナに対してSNRを推定する、前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替える、そして、第2スーパースロットの第1送信期間に少なくとも前記第2アンテナ対してSNRを推定する、プロセッサ;および、
    前記少なくとも第2アンテナに対するSNR推定中に、前記ストリップ・チャンネルを復調する非コヒーレント復調器、
    そこにおいて、前記プロセッサは、前記アンテナの各々の前記SNRを比較し、そして、前記推定されたSNRの関数として前記第2スーパースロットの第2の送信期間に対してアンテナを選択すること、
    を含む、無線端末においてアンテナ切り替えを容易にする装置。
  7. 前記プロセッサは、前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRの間の差と閾値を比較する、請求項6の装置。
  8. 前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えること、をさらに含む、請求項7の装置。
  9. 前記プロセッサは、前記ストリップ・シンボルのゼロ・エネルギー・トーン中に、前記少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定する、請求項6の装置。
  10. 前記受信された1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、請求項6の装置。
  11. 第1スーパースロットの第2送信期間にコヒーレント復調プロトコルを実行し、第1アンテナに対してSNRを推定するための手段;
    前記第1スーパースロットの終わりにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えるための手段;
    1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信するための手段;
    後のスーパースロットの第1送信期間に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定するための手段;
    前記少なくとも第2アンテナに対してSNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行するための手段;
    前記アンテナの各々の前記SNRを比較するための手段;および、
    前記推定されたSNRの関数として前記第2スーパースロットの第2の送信期間に対してアンテナを選択するための手段、
    を含む、無線通信環境における無線端末のアンテナ切り替えを容易にする装置。
  12. 前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義するための手段、をさらに含む、請求項11の装置。
  13. 前記第1アンテナに対して推定された前記SNRと前記少なくとも第2アンテナに対して推定された前記SNRとの間の差を前記閾値と比較することと、前記少なくとも第2アンテナが、前記閾値に等しいかまたはより大きい量だけ、前記第1アンテナに対する前記SNRより高いSNRを持つ場合に、前記少なくとも第2アンテナへ切り替えることのための手段、をさらに含む、請求項12の装置。
  14. 前記受信された1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、請求項11の装置。
  15. コンピュータ可読命令であって、
    第1スーパースロットの第2送信期間にコヒーレント復調プロトコルを実行することと、第1アンテナに対してSNRを推定すること;
    前記第1スーパースロットの終わりにおいて第2アンテナへ切り替えること;
    1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;
    後のスーパースロットの第1送信期間に、少なくとも第2アンテナに対してSNRを推定すること;
    前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;
    前記アンテナの各々の前記SNRを比較すること;および、
    前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、
    を含む、前記命令を格納したコンピュータ可読媒体。
  16. 前記無線端末がその値より下ではアンテナを切り替えない閾値を前もって定義するための命令をさらに含む、請求項15のコンピュータ可読媒体。
  17. 前記受信された1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、請求項15のコンピュータ可読媒体。
  18. 無線端末において複数の受信アンテナ間で切り替えるための命令を実行するプロセッサであって、
    第1スーパースロットの第2送信期間にコヒーレント復調プロトコルを実行することと、第1アンテナに対してSNRを推定すること;
    後のスーパースロットの第1送信期間のはじめにおいて少なくとも第2アンテナへ切り替えること;
    1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号を受信すること;
    前記後のスーパースロットの前記第1送信期間に、少なくとも第2アンテナに対して、SNRを推定すること;
    前記少なくとも第2アンテナに対して、SNR推定中に非コヒーレント検波プロトコルを実行すること;
    前記アンテナの各々の前記SNRを比較すること;および、
    前記推定されたSNRの関数として前記後のスーパースロットの第2送信期間に対してアンテナを選択すること、
    を含む、前記命令を実行するプロセッサ。
  19. 前記受信された1つ以上のストリップ・シンボルに対して周波数スペクトルにわたって広げられる情報ビットを持つビットインターリーブ信号は、連結されたコード・プロトコルを使用してコード化された、請求項18のプロセッサ。
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