JP4900450B2 - テーブル用脚装置及びテーブル - Google Patents

テーブル用脚装置及びテーブル Download PDF

Info

Publication number
JP4900450B2
JP4900450B2 JP2009252628A JP2009252628A JP4900450B2 JP 4900450 B2 JP4900450 B2 JP 4900450B2 JP 2009252628 A JP2009252628 A JP 2009252628A JP 2009252628 A JP2009252628 A JP 2009252628A JP 4900450 B2 JP4900450 B2 JP 4900450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
support leg
support
support legs
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009252628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010022864A (ja
Inventor
崇爾 西澤
尚幸 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2009252628A priority Critical patent/JP4900450B2/ja
Publication of JP2010022864A publication Critical patent/JP2010022864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900450B2 publication Critical patent/JP4900450B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

本発明は、テーブル用脚装置及びテーブルの改良に関するものである。
天板及び該天板を支持する脚装置からなるテーブルにおいて、その剛性及び強度が高く、強固に連結されると共に該テーブルの組立作業を容易に行うことができる構成が求められている。このような従来のテーブルとして、天板の下面に固定する円形又は三角形若しくは四角形等の多角形の基板に支柱を垂下固設して取付部材を形成し、該支柱の軸を中心とした基板の周囲少なくとも三ヶ所以上に該支柱から間隔を隔てて突起を下設するとともに、該突起と対応した前記支柱の下部周囲に螺孔を形成し、上支脚と下支脚を側面視略く字形に屈曲一体形成してなる支脚の該屈曲部に前記支柱の下部に当接する当接面を形成するとともに、外方から該当接面に貫通した通孔を形成し、また上支脚の上端に前記基板の下面に当接した状態で前記突起に嵌合する凹部を形成し、前記通孔から挿通したネジを前記支柱の螺孔に螺合するとともに、上支脚の凹部を基板の突起に嵌合して固定してなるもの(特許文献1参照。)等がある。
実開平3−11839号公報(第1−6図)
特許文献1のテーブルの構成は、支脚を天板の下面に固定するにあたり、その作業が簡単でしかも固定状態においてガタついたり、ズレたりすることがなく強固に連結することができるという特長を有するものであるが、天板の形状、大きさ及び個数等の多くのバリエーションへの対応しやすさ等の観点からは改良の余地があるものである。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、強固に連結されると共に容易に組み立てることができ、天板の形状、大きさ及び個数等の多くのバリエーションにも容易に対応することができるテーブル用脚装置及びテーブルを得ることを目的とする。
本発明に係るテーブル用脚装置は、被連結部が形成された略垂直棒状の中間支脚、並びに、該中間支脚の上部から上外方へ延び、上端に天板を受ける受座が取り付けられる棒状の上支脚、及び、該中間支脚の下部から下外方へ延び、下端が直接又はアジャスター若しくはキャスター等を介して接地する棒状の下支脚を一体形成してなる少なくとも3本の支脚と、該支脚の被連結部間を連結する連結体とを備えてなるものである。
ここで、前記中間支脚下部の内面及び下面に螺孔を形成して前記被連結部としてなる2個の支脚をその内面同士を略対向配置し、該支脚間を連結する支脚間連結体を前記螺孔を用いて取り付けて支脚対とし、該支脚対を複数配設すると共に、前記支脚間連結体にビーム連結部を設けて該ビーム連結部間を支脚対間連結ビームにより連結してなると好ましい。
また、前記中間支脚の上面及び下面に螺孔又は通孔を形成して前記被連結部としてなる2個の支脚をその内面同士を略対向配置し、該支脚間を連結する上下の支脚間連結体を前記螺孔又は通孔を用いて取り付けて支脚対とし、該支脚対を複数配設すると共に、該支脚対の中間支脚にビーム連結体を取り付けて該ビーム連結体間を支脚対間連結ビームにより連結してなると好ましい。
さらに、前記中間支脚下部の内面及び下面に螺孔を形成又は前記中間支脚の上面及び下面に螺孔若しくは通孔を形成して前記被連結部としてなる4個の支脚を平面視略十字状に配設し、該支脚間を連結する平面視略十字状の連結体を、前記中間支脚下部の内面及び下面の螺孔又は前記中間支脚の上面及び下面の螺孔若しくは通孔を用いて取り付けてなると好ましい。
さらにまた、前記受座にビーム連結部を設け、該ビーム連結部間を受座間連結ビームで連結してなると好ましい。
本発明に係るテーブルは、前記脚装置のいずれかを備えたものである。
本発明に係るテーブル用脚装置によれば、被連結部が形成された略垂直棒状の中間支脚、並びに、該中間支脚の上部から上外方へ延び、上端に天板を受ける受座が取り付けられる棒状の上支脚、及び、該中間支脚の下部から下外方へ延び、下端が直接又はアジャスター若しくはキャスター等を介して接地する棒状の下支脚を一体形成してなる少なくとも3本の支脚と、該支脚の被連結部間を連結する連結体とを備えてなるので、部品点数が少ない簡素な構成により部品の共通化を図りながら、強固に連結されると共に容易に組み立てることができ、天板の形状、大きさ及び個数等の多くのバリエーションにも容易に対応することができる。
また、前記中間支脚下部の内面及び下面に螺孔を形成して前記被連結部としてなる2個の支脚をその内面同士を略対向配置し、該支脚間を連結する支脚間連結体を前記螺孔を用いて取り付けて支脚対とし、該支脚対を複数配設すると共に、前記支脚間連結体にビーム連結部を設けて該ビーム連結部間を支脚対間連結ビームにより連結してなると、前記支脚間連結体にビーム連結部を設けているため、部品点数が少ないより簡素な構成となる。
さらに、前記中間支脚の上面及び下面に螺孔又は通孔を形成して前記被連結部としてなる2個の支脚をその内面同士を略対向配置し、該支脚間を連結する上下の支脚間連結体を前記螺孔又は通孔を用いて取り付けて支脚対とし、該支脚対を複数配設すると共に、該支脚対の中間支脚にビーム連結体を取り付けて該ビーム連結体間を支脚対間連結ビームにより連結してなると、上下の支脚間連結体を簡単な形状とすることができるため、コストを低減することができる。
さらにまた、前記中間支脚下部の内面及び下面に螺孔を形成又は前記中間支脚の上面及び下面に螺孔若しくは通孔を形成して前記被連結部としてなる4個の支脚を平面視略十字状に配設し、該支脚間を連結する平面視略十字状の連結体を、前記中間支脚下部の内面及び下面の螺孔又は前記中間支脚の上面及び下面の螺孔若しくは通孔を用いて取り付けてなると、特に円形及び正方形の天板の支持に適した脚装置を得ることができる。
また、前記受座にビーム連結部を設け、該ビーム連結部間を受座間連結ビームで連結してなると、さらに連結が強固になる。
本発明に係るテーブルによれば、前記脚装置のいずれかを備えたので、前記テーブル脚装置と同様の効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るテーブルの構成例を示す斜視図である。 同じく正面図である。 同じく支脚の長手方向の断面を示した縦断側面図である。 同じく要部分解斜視図である。 同じく要部縦断正面図である。 本発明の実施の形態1に係るテーブルの別の構成例を示す斜視図である。 同じく要部分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るテーブルの構成例を示す斜視図である。 同じく支脚の長手方向の断面を示した縦断側面図である。 同じく分解斜視図である。 同じく支脚対間連結ビームの取付説明図である。 同じくビーム連結体を支脚対に取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブルの構成例を示す斜視図である。 同じく要部分解斜視図である。 受座に対する上支脚の位相合わせ構造の説明図であり、(a)は上支脚を上から見た図、(b)は受座を下から見た図、(c)は係合リブと係合溝との係合を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係るテーブルの構成例を示す斜視図である。 同じく分解斜視図である。 同じく連結体の分解斜視図である。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係るテーブルの構成例を示す説明図であり、図1は上方から見た斜視図、図2は正面図、図3は支脚の長手方向の断面を示した縦断側面図、図4は要部分解斜視図、図5は要部縦断正面図である。なお、図1及び図4において、天板は2点鎖線で示している。また、以下において、図2の正面図で天板に向かって手前側を前、奥側を後、左右を左右とし、この方向の定義は他の実施の形態においても同様に使用する。
テーブル1は天板1aと脚装置2からなり、脚装置2は支脚対3,3及び該支脚対3,3間を連結する支脚対間連結ビーム10等からなる。また、支脚対3は支脚4,4を支脚間連結体9により連結したものである。そして、支脚4は、被連結部5a,5bが上下部に形成された略垂直棒状の中間支脚5、並びに、該中間支脚5の上部から上外方へ延び、上端6aに天板1aを受ける受座11が取り付けられる棒状の上支脚6、及び、該中間支脚5の下部から下外方へ延び、下端7aがアジャスター12を介して接地する棒状の下支脚7を一体形成してなるものである。なお、前記アジャスター12は、支脚4の下支脚7の下端7aに螺設されており、高さ調整を可能とするものであるが、下支脚7の下端7aにキャスターを取り付けてもよいし、アジャスター12及びキャスター以外の部品を取り付けてもよい。また、アジャスター12等を設けずに、下支脚7の下端7aを直接床面に接地させるようにしてもよい。
図3及び図5に示すように、支脚4の中間支脚5には、その下部に被連結部5bが設けられている。すなわち、中間支脚5の、内面の螺孔15及び下面の螺孔16(図5参照。)が被連結部5bとなっており、該螺孔15,16を用いて支脚間連結体9の支脚連結部9aをボルト17,18により容易に固定することができる。また、このような支脚4,4と支脚間連結体9との直交する2面の当接及び直交方向のボルト締結によって、支脚4,4と支脚間連結体9とは強固に連結され、支脚4,4の内面(中間支脚5,5の内面)同士が略対向してなる支脚対3が構成される。そして、このような支脚対3,3により、天板1aに対する下支脚7,7の広がり及び天板1aに対する支脚4,4の捩れ等が効果的に規制される。
なお、図1及び図4に示すように、支脚間連結体9の前後の支脚連結部9a,9aの方向は、前後方向ではなく、左側の支脚対3に用いられる支脚間連結体9の前後の支脚連結部9a,9aは左方に、右側の支脚対3に用いられる支脚間連結体9の前後の支脚連結部9a,9aは右方に、平面視において30°程度傾けている。したがって、テーブル1への前後方向からのアクセス時に、下支脚7・・・が邪魔になり難い構成となっている。
支脚4の被連結部5bは、中間支脚5の内面及び下面に形成された螺孔15,16であるため、支脚対3の組立後には締結用のボルト17,18が見え難くなっており、構成の簡素化及びすっきりとした外観により意匠性が向上している。なお、支脚4の、中間支脚5の下部から下外方へ延びる下支脚7の水平方向からの傾斜角度は、中間支脚5の上部から上外方へ延びる上支脚6の水平方向からの傾斜角度よりも大きく形成されている。
また、図1〜図5に示すように、支脚4の上支脚6の上端6aには天板1aを受ける受座11がボルト20a・・・(図5参照。)により螺設される。なお、天板1aの下面にはボルト20a・・・の頭部を逃げる凹部が形成されている。さらに、図2及び図4に示すように、支脚間連結体9には、ビーム連結部9bが設けられているため、該ビーム連結部9bに支脚間連結ビーム10を外嵌し通孔10aを用いてボルト又はピン等により固定すれば、支脚対3,3間は支脚対間連結ビーム10で連結され、強固に連結された脚装置2が構成される。ここで、支脚間連結体9,9及び該支脚間連結体9,9を連結する支脚対間連結ビーム10が、支脚4・・・の被連結部間を連結する連結体8を構成している。
さらにまた、図2及び図4に示すように、受座11には、ビーム連結部11aが設けられているため、該ビーム連結部11aに受座間連結ビーム13を外嵌して通孔13aを用いてピン20b又はボルト等により固定すれば、支脚対3,3間は受座間連結ビーム13,13で連結され、さらに強固に連結された脚装置2が構成される。
また、脚装置2の受座11・・・上には、天板1aが固定されてテーブル1が構成されるが、該固定は、受座11・・・の下側から、ボルト19・・・又は木ねじにより行うことができる。また、前記受座間連結ビーム13の通孔13b・・・を用いて、ボルト又は木ねじにより受座間連結ビーム13,13が天板1aと固定されるため、脚装置2と天板1aとが強固に連結したテーブル1が構成される。
図5に示すように、支脚間連結体9と支脚4との位置決めは、支脚間連結体9に一体形成された係合凸部21a及び支脚4に形成された係合凹部21bを係合させることにより、容易に行うことができる。また、支脚4の上支脚6の上端6aと受座11との位置決めは、支脚4の上支脚6の上端6aに一体形成された係合凸部22a及び受座11下面に形成された係合凹部22bを係合させることにより、容易に行うことができる。さらに、受座11と天板1aとの位置決めは、受座11上面に一体形成された係合凸部23a及び天板下面の係合凹部23bを係合させることにより、容易に行うことができる。このような係合凸部及び凹部の係合により、組立作業性並びに連結の強度及び信頼性が向上する。
ここで、天板1aはスチール製又は木製のものである。また、支脚4、支脚間連結体9、受座11等の比較的形状が複雑な部品は、例えば、アルミニウム、マグネシウム若しくは亜鉛等の好ましくは軽合金のダイカストにより製作され、部品点数が削減される。また、支脚対間連結ビーム10及び受座間連結ビーム13,13は、アルミニウム合金の押出し材又はスチール製の管材等を用いることができる。
図6及び図7は、本発明の実施の形態1に係るテーブルの別の構成例を示す説明図であり、図6は上方から見た斜視図、図7は要部分解斜視図である。なお、図6及び図7において、天板は2点鎖線で示している。また、図1〜図5と同一の符号は同一の部品又は部分を示しており、図1〜図5と異なるのは天板1b及び支脚間連結体31のみである。
すなわち、図7の支脚間連結体31は、支脚4,4間の距離が図4の支脚間連結体9を用いた場合の支脚4,4間の距離よりも長くなるように、支脚連結部31a,31a間の距離を支脚連結部9a,9a間の距離よりも長くしたものである。したがって、前後方向の長さ(奥行)が長い天板1bにも、支脚間連結体を変更するのみで、容易に対応することができる。また、天板の左右方向の長さの長短への対応は、支脚対間連結ビーム10及び受座間連結ビーム13,13の長さを変更するのみで、容易に対応することができる。
以上のような部品点数が少ない簡素な構成により、部品の共通化を図りながら、強固に連結されると共に組立作業を容易に行うことができ、さらに、天板の形状及び大きさ等の多くのバリエーションに容易に対応することができる脚装置2及びテーブル1を得ることができる。
実施の形態2.
図8〜図12は、本発明の実施の形態2に係るテーブルの構成例を示す説明図であり、図8は上方から見た斜視図、図9は支脚の長手方向の断面を示した縦断側面図、図10は分解斜視図、図11は支脚対間連結ビームの取付説明図、図12はビーム連結体を支脚対に取り付けた状態を示す断面図である。実施の形態2は、比較的小形のテーブルを構成した場合を示している。なお、図8及び図10において、天板は2点鎖線で示している。また、図8〜図12において、実施の形態1の図1〜図5と同一の符号は同一の部品又は部分を示しており、図1〜図5とは、天板1c、支脚間連結体32,33及びビーム連結体34並びに受座24が異なっている。実施の形態1と同様に支脚4の上支脚6aに固定されると共に天板1cの下面に固定される受座24・・・には、ビーム連結部が設けられていないため、受座24,24間は連結ビームにより連結されない。
図9、図11及び図12に示すように、支脚4の中間支脚5には、その上部に被連結部5aが、その下部の被連結部5bが、その上下の中間部分に被連結部5cが設けられている。すなわち、中間支脚5の上面の通孔14が被連結部5aと、中間支脚5の下面の螺孔16が被連結部5bと、中間支脚5の上下の中間部分の左右方向の螺孔28が被連結部5cとなっている。
図9及び図10に示すように、2個の支脚4,4をその内面同士を略対向配置した状態で(支脚4,4は図9のようにその内面同士が当接していても離間していてもよい。)、中間支脚5,5の内面に形成された略水平方向の切欠き25,25に平板状の支脚間連結体32を嵌入して中間支脚5,5の上側からボルト26,26を通孔14,14より挿入して支脚間連結体32に螺合させることにより、支脚4,4の中間支脚5,5の上部が容易に連結固定される。特に、平板状の支脚間連結体32が切欠き25,25内に嵌入されているため、支脚4,4の連結強度が向上している。このように、支脚4の内面に切り欠き、凹部等を形成して支脚間連結体の連結に利用することにより、支脚間の連結固定を意匠性を損なわずに効果的に行うことができる。
また、同様に、中間支脚5,5の下面に平板状の支脚間連結体33を当接させ、中間支脚5,5の下側からボルト27,27を螺孔16,16に螺嵌することにより、支脚4,4の中間支脚5,5の下部が容易に連結固定される。したがって、支脚4,4は、中間支脚5,5の上下部で強固に連結され、支脚4,4の内面(中間支脚5,5の内面)同士が略対向してなる支脚対3が構成される。そして、このような支脚対3,3により、天板1cに対する下支脚7,7の広がり及び天板1aに対する支脚4,4の捩れ等が効果的に規制される。また、支脚間連結体32及び33は形状が簡単な平板状のものであり、板金加工等により安価に製作可能なため、コストを低減することができる。
支脚対3の中間支脚5,5にはビーム連結体34が取り付けられ、該ビーム連結体34,34のビーム連結部34b,34bに支脚間連結ビーム10を外嵌し通孔10aを用いてボルト30又はピン等により固定すれば、支脚対3,3間は支脚対間連結ビーム10で連結されて脚装置2が構成される。ここで、支脚間連結体32,32,33,33並びにビーム連結体34,34及び支脚対間連結ビーム10が、支脚4・・・の被連結部間を連結する連結体8を構成している。
図12に示すように、ビーム連結体34の前後の二面34a,34aが支脚4,4の中間支脚5,5間の段付き部分により挟持された状態で、左右方向の螺孔28,28にボルト29,29を螺嵌することにより、ビーム連結体34は支脚対3に強固に固定される。したがって、前記のようにビーム連結体34,34のビーム連結部34b,34bに支脚間連結ビーム10を外嵌して固定することにより、支脚対3,3間を強固に連結した脚装置2が構成される。
実施の形態3.
図13及び図15は、本発明の実施の形態3に係るテーブルの構成例を示す説明図であり、図13は上方から見た斜視図、図14は要部分解斜視図である。また、図15は受座11に対する支脚4の上支脚6の位相合わせ構造の説明図であり、図15(a)は上支脚6を上から見た図、図15(b)は受座11を下から見た図、図15(c)は係合リブと係合溝との係合を示す断面図である。実施の形態3は、2枚の天板を連結してなる連結テーブルを構成した場合を示している。なお、図13及び図14において、天板は2点鎖線で示している。また、実施の形態1の図6及び図7と同一の符号は同一の部品又は部分を示している。図6及び図7と異なるのは2枚の天板1d,1dを設けている点と、3つの支脚対3・・・を連結している点である。したがって、左右方向の中間の支脚対3を構成する支脚4,4間の支脚間連結体35及び該支脚4,4の上支脚6,6の上面6a,6aに固定される受座36,36が異なっている。
すなわち、図14に示すように、支脚間連結体35には、前後方向両側に延びる支脚連結部35a,35aの他に、2枚の連結天板1d,1dの左端の支脚対3の支脚間連結体31のビーム連結部31b方向及び右端の支脚対3の支脚間連結体31のビーム連結部31b方向である左右方向の両側に延びるビーム連結部35b,35bが形成されている。また、受座36には、左端の支脚対3の受座11のビーム連結部11a方向及び右端の支脚対3の受座11のビーム連結部11a方向である左右方向の両側に延びるビーム連結部36a,36aが形成されている。
このような左右方向の中間に配設される支脚対3に支脚間連結体35及び受座36,36を用いることにより、左右方向に並設された3個以上の支脚対3・・・を強固に連結してなる脚装置2を容易に構成することができる。したがって、複数の天板を左右方向に並設してなる連結テーブルを容易に構成することができる。よって、このような部品点数が少ない簡素な構成により、部品の共通化を図りながら、強固に連結されると共に組立作業を容易に行うことができ、天板の形状、大きさ及び個数等の多くのバリエーションに容易に対応することができる。
図15に示すように、受座11(受座36も同様)に対する上支脚6の位相合わせは、受座11の下面に形成された係合リブ41と上支脚6の上面に形成された係合溝42a〜42cとの係合により容易に行うことができる。すなわち、図13のテーブル1の左右端の支脚対3,3を構成する支脚4・・・の上支脚6・・・と受座11・・・との位相合わせは、受座11・・・の係合リブ41に対して、該上支脚6・・・の係合溝42b又は42cを係合させればよい。また、左右方向の中間の支脚対3を構成する支脚4,4の上支脚6,6と受座36,36との位相合わせは、受座11の係合リブと同様に形成された受座36,36の係合リブ41に対して、該上支脚6,6の係合溝42aを係合させればよい。このようにして、受座11及び受座36に対する上支脚6の位相合わせを容易に行うことができるため、テーブル1の組立作業性が向上すると共に、前記係合リブ及び係合溝との係合により、受座11又は受座36と支脚4との連結がより強固になる。
実施の形態4.
図16〜図18は、本発明の実施の形態4に係るテーブルの構成例を示す説明図であり、図16は上方から見た斜視図、図17は分解斜視図、図18は連結体の分解斜視図である。実施の形態4は、円形のテーブルを構成した場合を示している。なお、図16及び図17において、天板は2点鎖線で示している。また、実施の形態1の図1〜図5及び実施の形態2の図8と同一の符号は同一の部品又は部分を示している。
図18に示すように、平面視略十字状の連結体37は、平面視略十字状の連結ベース38に設けられたビーム連結部38a・・・及び支脚連結体40・・・のビーム連結部40b・・・に中間ビーム39を外嵌して取り付けて構成される。そして、支脚連結体40には、実施の形態1の支脚間連結体9の支脚連結部9a(図4参照。)及び支脚間連結体31の支脚連結部31a(図7参照。)と同様の形状の支脚連結部40aが設けられているため、該支脚連結部40a・・・に、実施の形態1と同様に(図3及び図5参照。)、支脚4・・・を強固に固定することができる。したがって、部品点数が少ない簡素な構成により、部品の共通化を図りながら、強固に連結されると共に組立作業を容易に行うことができる、円形又は正方形の天板の支持に適した脚装置2を得ることができる。なお、このような脚装置により、多角形又は楕円形等の天板を支持させてもよい。
ここで、支脚連結体40・・・の中間ビーム39・・・の長さを変えれば、天板1eの大きさの変更に容易に対応することができる。また、正方形、長方形又は楕円等、天板の形状に合わせて、4本の中間ビーム39・・・の長さに長短を設けてもよい。さらに、平面視略十字状の連結体37により4個の支脚4・・・を連結する構成ではなく、支脚連結部を3個又は5個以上設けてなる連結体を採用することもできる。
1 テーブル
1a,1b,1c,1d,1e 天板
2 脚装置
3 支脚対
4 支脚
5 中間支脚
5a 被連結部
5b 被連結部
5c 被連結部
6 上支脚
6a 上端
7 下支脚
7a 下端
8 連結体
9 支脚間連結体
9a 支脚連結部
9b ビーム連結部
10 支脚対間連結ビーム
10a 通孔
11 受座
11a ビーム連結部
12 アジャスター
13 受座間連結ビーム
13a,13b 通孔
14 通孔
15,16 螺孔
17,18,19,20a ボルト
20b ピン
21a,22a,23a 係合凸部
21b,22b,23b 係合凹部
24 受座
25 切欠き
26,27 ボルト
28 螺孔
29,30 ボルト
31 支脚間連結体
31a 支脚連結部
31b ビーム連結部
32,33 支脚間連結体
34 ビーム連結体
35 支脚間連結体
35a 支脚連結部
35b ビーム連結部
36 受座
36a ビーム連結部
37 連結体
38 連結ベース
38a ビーム連結部
39 中間ビーム
40 支脚連結体
40a 支脚連結部
40b ビーム連結部
41 係合リブ
42a,42b,42c 係合溝

Claims (3)

  1. 下部の内面及び下面に螺孔が形成された略垂直棒状の中間支脚、並びに、該中間支脚の上部から上外方へ延び、上端に天板を受ける受座が取り付けられる棒状の上支脚、及び、該中間支脚の下部から下外方へ延び、下端が直接又はアジャスター若しくはキャスター等を介して接地する棒状の下支脚を一体形成してなる3本以上の支脚と、前記中間支脚下部の内面及び下面の螺孔を用いて連結される支脚連結部が前記支脚の数と同数設けられた連結体とを備えてなるテーブル用脚装置。
  2. 前記連結体が、前記支脚連結部及びビーム連結部が設けられた、前記支脚の数と同数の支脚連結体と、前記支脚の数と同数のビーム連結部が設けられた連結ベースと、前記支脚連結体のビーム連結部及び前記連結ベースのビーム連結部を連結する、前記支脚の数と同数の中間ビームとからなる請求項1記載のテーブル用脚装置。
  3. 請求項1又は2に記載の脚装置を備えたテーブル。
JP2009252628A 2009-11-04 2009-11-04 テーブル用脚装置及びテーブル Expired - Fee Related JP4900450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009252628A JP4900450B2 (ja) 2009-11-04 2009-11-04 テーブル用脚装置及びテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009252628A JP4900450B2 (ja) 2009-11-04 2009-11-04 テーブル用脚装置及びテーブル

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004317335A Division JP4457851B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 テーブル用脚装置及びテーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010022864A JP2010022864A (ja) 2010-02-04
JP4900450B2 true JP4900450B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=41729222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009252628A Expired - Fee Related JP4900450B2 (ja) 2009-11-04 2009-11-04 テーブル用脚装置及びテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4900450B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089474B2 (ja) * 2012-07-17 2017-03-08 コクヨ株式会社 ナースカート
JP2015096181A (ja) * 2013-11-16 2015-05-21 公子 加納 折り畳み座卓用台座
JP7353088B2 (ja) * 2018-11-02 2023-09-29 株式会社内田洋行 テーブル用脚取付ブラケット及びテーブル

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49565Y1 (ja) * 1967-09-28 1974-01-09
JPS49101901U (ja) * 1972-12-25 1974-09-03
JPS527201U (ja) * 1975-07-01 1977-01-19
JPS5725626Y2 (ja) * 1976-06-30 1982-06-03
JPH07303528A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Sekisui House Ltd 木製テーブル
JP4536253B2 (ja) * 2000-12-25 2010-09-01 株式会社岡村製作所 テーブルにおける天板の支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010022864A (ja) 2010-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11177191B2 (en) Rivet spacer for compromising assembling between two parts secured to each other via screw structure
JP4900450B2 (ja) テーブル用脚装置及びテーブル
JP4457851B2 (ja) テーブル用脚装置及びテーブル
JP2010094396A (ja) テーブルの脚取付構造
JP2009030810A (ja)
KR20160133080A (ko) 조립식 테이블 프레임
JP7064311B2 (ja) テーブル
US20060156643A1 (en) Simple house structure
US20060024128A1 (en) Multidirectional joint connector
KR200337033Y1 (ko) 조립선반
JP4478608B2 (ja) テーブル類における天板と脚部の連結構造
JP6580827B2 (ja) 天板付き家具
KR20100004725U (ko) 조립식 구조물용 복합 조립체
JP4590478B2 (ja) 組立棚
JP6197270B2 (ja) 天板付家具
JP5849653B2 (ja) テーブル
KR101402860B1 (ko) 장식용 조립탁자
JP2010148560A (ja) 組立棚
JP5080935B2 (ja) 組合せ家具
JP7285062B2 (ja) 天板付什器
JP6647837B2 (ja) 上板付き什器
JP5371249B2 (ja) テーブル
WO2020194553A1 (ja)
JP7455548B2 (ja) 延長ユニット及び什器
JP7162497B2 (ja) 鍵盤楽器の脚柱及び脚柱取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4900450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees