JP4898484B2 - 光可変フィルタ - Google Patents

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本発明は複数の波長が含まれる光信号のうち所望の波長の光を選択し、選択波長を変化させることができる光可変フィルタに関するものである。
波長分割多重通信技術(WDM)を用いた光通信ネットワークにおいては、ITU(インターナショナルテレコミュニケーションユニオン)で定められた波長間隔で多数の波長の光を複数多重化して伝送容量の拡大を実現している。従来のWDM通信では、例えば1550nmの波長帯において、0.8nm間隔の波長多重が実現されており、更により挟帯域の、例えば0.4nmや0.2nmといった狭い波長間隔のシステムの導入が検討されている。多重化されたWDM信号から任意の波長の信号を選択するために、波長可変フィルタが用いられる。又光計測機器や波長可変レーザにおいても波長可変フィルタが用いられる。
光可変フィルタとしては、屈折率の異なる複数の材料を交互に多数積層した誘電体多層膜フィルタや、光ファイバのコア内に低屈折率と高屈折率のコアを交互に配置して回折格子とした光ファイバグレーティング、2つの反射鏡間の多重干渉を利用したファブリペローエタロンがある。
WDM伝送システムでは、フィルタ形状の制御が容易な誘電体多層膜フィルタが広く用いられている。誘電体多層膜フィルタを用いて選択波長を変化させる場合には、特許文献1に示されるように、多層膜フィルタへの入射角を変化させたり、誘電体多層膜自体を所定の軸方向に膜厚を変化させて、誘電体多層膜フィルタへの入射位置を変化させて波長可変する方法が知られている。又特許文献2は、回折格子と回折格子からの分散光を集光するレンズを用い、このレンズと回折格子との間隔を変化させることによってレンズで集光して得られる波長の帯域幅を可変するようにした帯域可変型のフィルタが知られている。更に特許文献3では、入射光を回折格子,レンズを用いて波長毎に帯状に並べた出射光とし、この出射光のうちいずれかの波長の光をミラーによって選択、反射させることによって、光可変フィルタとした構成が示されている。
特開平5−281480号公報 特開平6−051214号公報 特開2004−177605号公報
しかるに特許文献1では、波長間隔が狭いほど多層膜の総数を増加させる必要があり、設計値から膜厚や屈折率を正確に製造して所望の波長分布を持つフィルタを製作することが難しくなる。又フィルタの膜厚分布方向の長さを長くすることによって必要なフィルタ移動方向の精度を緩和することができるが、この場合にはフィルタを大きくする必要があるため、高精度な成膜装置を用いる必要があるという欠点があった。又特許文献2においては、波長帯域幅を可変することができるが、波長自体を可変することが難しいという欠点があった。更に特許文献3においては、ミラーや遮光体を光の分布方向に移動させることによって波長を選択するようにしているが、ミラーや遮光体を特定の方向に移動させて波長を変化させ、更にこれに垂直方向に移動させてその帯域幅を変化させる必要があり、1つの可動部を2方向に正確に移動させることが難しく、可動機構が複雑になるという欠点があった。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたものであって、移動素子の移動方向を1軸に留めることによって波長の可変を変化させると共に、その帯域を変化させる光可変フィルタを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の光可変フィルタは、入射光をその光の波長毎に空間的に分散させて出射する透過型回折格子と、前記透過型回折格子からの光を受光して再び前記透過型回折格子に向けて反射する第1の反射部と、前記透過型回折格子によって分散させた光を含む面に垂直な軸に沿って前記第1の反射部を回動させることにより、前記透過型回折格子によって分散された光の反射角度を変化させる回転駆動部と、前記透過型回折格子で分散され前記第1の反射部で反射され、前記透過型回折格子で再び分散された波長毎に光軸が異なる光を、互いに平行で同一平面上に焦点を結ぶように配置された集光手段と、前記集光手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に、前記帯状の光に垂直に移動自在に設けられ、前記帯状の光を反射する範囲が前記光の帯状の長手方向に対して垂直方向に連続的に変化する反射領域を有する第2の反射部と、前記第2の反射部を、前記帯状の光の分布方向に対して垂直な方向に駆動する直線駆動部と、を具備するものである。
ここで前記第2の反射部は、入射する帯状の光がその反射領域に垂直に入射するように配置されたものであり、前記透過型回折格子に入射する入射光と前記透過型回折格子から得られる出射光とを分離するサーキュレータを更に有するようにしてもよい。
以上詳細に説明したように本発明の光可変フィルタによれば、選択する光の波長と帯域幅とを独立して変化させることができる。これにより正確に波長自体、及び波長の帯域幅を変化させることができる。又請求項4の発明によれば、回折格子で光を再度分散させているため分散角度を大きくすることができ、波長分解能を高めることができる。
(第1の実施の形態)
図1Aは本発明の第1の実施の形態による光可変フィルタの構成を示すZ軸方向から見た側面図、図1Bはこの実施の形態のX軸方向から見た側面図、図2はその斜視図である。光ファイバ11からの出力はサーキュレータ12を介して光ファイバ13に与えられる。サーキュレータ12は光ファイバ11の出力を光ファイバ13に、光ファイバ13からサーキュレータ12に加わる光を光ファイバ14に出力するものである。さて光ファイバ13の端部にはコリメートレンズ15が設けられる。コリメートレンズ15は入射光を一定の径を有する平行光とするものであって、その光は透過型回折格子16に入射される。透過型回折格子16はその表面に所定のピッチで等間隔の格子が形成されており、入射光をその波長に応じて空間的に分散させ、異なった角度に透過するものである。透過型回折格子16の図1Aの下方には第1の反射部17が設けられる。反射部17はZ軸に平行な軸を中心として矢印方向に回動自在に保持されたミラーであり、回折格子16を透過した光を反射し、再び回折格子16に向かって出射するものである。回転駆動部18は反射部17を回動させるものである。又この回折格子16の側方にはレンズ19及び第2の反射部20が設けられる。レンズ19は回折格子16から出射した波長毎に光軸が異なる光を、互いに平行で同一平面上に焦点を結ばせる集光手段である。反射部20は直線駆動部21によってレンズ19からの互いに平行な光に垂直な方向に移動自在に保持されている。
次にこの反射部20について説明する。図3は反射部20とその直線駆動部21を示す正面図である。本図に示すように反射部20は長方形状のベース上に二等辺三角形状の反射領域20aが設けられたものであり、この反射領域20a以外の部分は光を透過、又は吸収するものとする。そして反射部20自体は直線駆動部21によってZ軸方向に駆動されるものとする。
次にこの実施の形態の動作について説明する。入射光は波長λ1から波長λ3までの波長多重(WDM)光とし、その中間の波長をλ2とする。この光は光ファイバ11を介してサーキュレータ12に導かれ、サーキュレータ12を通って光ファイバ13に入射する。光ファイバ13から出射する光はコリメートレンズ15によって一定の径のコリメート光に変換され、透過型回折格子16に加わる。透過型回折格子16では入射光が光の波長に応じて図2及び図4Aに示すように異なった方向に分散し、その光が第1の反射部17に加わる。そして反射部17で反射して再び回折格子16に入射し、波長の分散範囲が拡大されてレンズ19に加わる。波長に応じて分散された光は波長毎に光軸が異なっているが、これらの光はレンズ19によって互いに平行に帯状の光となって第2の反射部20に加わる。図5Aに示すようにこの帯状の光22のうちの一部の光のみが反射部20の反射領域20aに加わる。ここでは波長λ2を中心とする波長の光が反射領域20aに入射するものとする。この光が反射されて、同一の経路を通過してレンズ19、透過型回折格子16、反射部17を介して再び光ファイバ13に加わる。そしてサーキュレータ12によってこの光が光ファイバ14側に出射されることとなる。こうして図6に曲線Aで示すように、波長λ2を中心とする波長の光のみを選択する透過特性が得られることとなる。このように回折格子16を2回通過させることによって光の分散角を2倍とすることができるため、レンズ19を通過する帯状の光の幅を広げることができ、光可変フィルタの波長分解能を向上させることができる。
ここで光の選択波長を変化させる場合には、第1の反射部17を回転駆動部18によって回動させる。例えば図4Bに示すようにCW方向に回動すると、光の分散する方向が上向きに変化する。そうすれば図4Bに示すように反射部17に垂直に入射する波長λ1を含む光のみがY軸に平行となる。この光が反射部20の反射領域20aに入射し、図5Bに示すように帯状の光22のうち波長λ1を含む光が反射される。従って図6に曲線Bで示すように、λ1を含む波長を選択することができる。
次に図4Cに示すように反射部17をCCW方向に回動すると、光の分散する方向が下向きに変化する。そうすれば図4Cに示すように反射部17に垂直に入射する波長λ3を含む光のみがY軸に平行となる。この光が反射部20の反射領域20aに入射し、図5Cに示すように帯状の光22のうち波長λ3を含む光が反射される。従って図6に曲線Cで示すように、λ3を含む波長を選択することができる。
次にこの光可変フィルタの波長選択特性について説明する。誘電体多層膜フィルタの場合には、2キャビティを用いた高精度の多層膜フィルタであっても、図7に破線で示すように選択波長の左右にスカート部が生じる。これに対して本発明の実施の形態では反射部20の反射領域20aでの反射によって波長を選択しているため、図7の実線に示すように鋭い波長選択特性が得られる。従って図7に示すように入射光が例えばλaからλbのように波長がわずかに変化すると、ガウス分布特性を持つ誘電体多層膜フィルタでは出力レベルが変動するが、本実施の形態の場合には三角形状の反射領域が他の部分と明確に区分されているため、反射入射に入っている限り出力レベルが変動することはない。
さて選択する波長の帯域幅を広くする場合には、反射部20を直線駆動部21によって+Z軸方向に移動させる。そうすれば図8Aに示すように反射領域20aの中央に入射していた帯状の光22は、図8Bに示すように反射領域20aの帯の広い部分に入射することとなる。こうすれば図9に波長の選択特性を示すように、実線Aの状態から一点鎖線Dに示すように帯状の光22の光が反射される部分が多くなる。この反射光が同一の経路を通り、回折格子16、サーキュレータ12を介して光ファイバ14に戻る。こうして選択波長の帯域幅を広くすることができる。
次に選択する波長の帯域幅を狭くする場合には、反射部20を直線駆動部21によって−Z軸方向に移動させる。そうすれば図8Aに示すように反射領域20aの中央に入射していた帯状の光22は、図8Cに示すように反射領域20aの帯の狭い部分に入射することとなる。こうすれば図9に波長の選択特性を示すように、実線Aの状態から破線Eに示すように帯状の光22の光が反射される部分が少なくなる。この反射光が同一の経路を通り、回折格子16、サーキュレータ12を介して光ファイバ14に戻る。こうして選択波長の帯域幅を狭くすることができる。このような波長の選択幅はいずれの波長においても同様に変化させることができる。
このように本実施の形態では波長の選択と波長の帯域幅とを2つの駆動部によって独立して変化させることができる。従って複雑な駆動機構を必要とせず、正確に任意の波長と帯域幅とを選択することができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について図10A,図10Bを用いて説明する。これらの図において光ファイバ31は入射光が伝送される入射用の光ファイバであって、コリメートレンズ32に接続される。コリメートレンズ32は平行なコリメート光を透過型回折格子16に出力するものである。又出力用の光ファイバ33と出力用のコリメートレンズ34がコリメートレンズ32、光ファイバ31に平行に配置されている。その他の構成は前述した第1の実施の形態と同様であり、第1,第2の反射部17,20、回転駆動部18、直線駆動部21が設けられている。
第2の実施の形態では、図10Bに示すように透過型回折格子16とレンズ19との位置が異なっており、透過型回折格子16からレンズ19に加わる帯状の光はレンズ19の中心軸からZ軸方向にずれた位置に入射される。反射部20の位置で帯状の光がレンズ19の中心軸を含むXZ平面に入射する。そして反射領域20aで反射された光はレンズ19上で−Z方向にずれた位置に入射し、透過型回折格子16に更に入射される。そして反射部17を介して再び透過型回折格子16を通過し、コリメートレンズ34を介して光ファイバ33より出射する。この場合にも回折格子41を回動させることによって波長を選択することができ、反射部20を±Z軸方向に移動させることによって帯域幅を変化させることができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態について図11の斜視図を用いて説明する。この実施の形態では反射型回折格子41を用いたものであり、又第3の反射部17と回転駆動部18を除いている。又反射型回折格子41をZ軸に沿って回動させるための回転駆動部42を設ける。その他の構成は前述した第1の実施の形態と同様である。この場合にも入力用の光ファイバ11からの光をサーキュレータ12,光ファイバ13を介してコリメートレンズ15に導き、コリメート光を反射型回折格子41に入射する。回折格子41は入射光を波長毎に異なった角度にして反射し、反射光をレンズ19に導く。レンズ19を透過した帯状の光は第1の実施の形態と同様に反射部20に入射する。反射部20のうちの反射領域20aで反射した光のみが同一の経路を通過してサーキュレータ12より出射用の光ファイバ14に戻る。
この場合にも回折格子41を回動させることによって波長を選択することができ、反射部20をZ軸方向に移動させることによって帯域幅を変化させることができる。この場合、回折格子を透過型としてもよく、前述した第2の実施の形態のように、反射部20からレンズ19への入出射光とレンズ19から反射部20に戻る光の光軸をわずかにずらせることによって、入出射光を分離してサーキュレータを除くようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態について図12を用いて説明する。この実施の形態では第3の実施の形態と同一部分は同一符号を付している。この実施の形態では反射型回折格子41を固定とし、その回折光を第1の反射部43に導く。そして反射部43は駆動部44によって回動自在に保持されたミラーであり、反射部43の反射光をレンズ19に導くようにしたものである。その他の構成は前述した第3の実施の形態と同様である。この実施の形態では反射部43を介してレンズ19に分散した光を導くようにしているため、回転機構を容易にすることができる。又前述した第2の実施の形態のように、反射部43からレンズ19への入出射光とレンズ19から反射部43に戻る光の光軸をわずかにずらせることによって、入出射光を分離してサーキュレータを除くようにしてもよい。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態について説明する。この実施の形態では、コリメートレンズやサーキュレータを用いることなく入出射光を分離するようにしたものである。図13において入射用の光ファイバ31と出射用の光ファイバ33の端部に第1のレンズ51が設けられる。レンズ51の光軸上には、より径の大きい第2のレンズ52が配置されており、更にその光軸から傾けて透過型回折格子53、第1の反射部54が設けられる。回転駆動部55は反射部54を回動させ、反射角度を変化させるものである。そしてこのレンズ51,52の間に光軸から少し傾けた位置に第2の反射部56を設ける。この第2の反射部56の反射領域の形状は前述した図3と同様である。直線駆動部57は反射部56を図示のように矢印方向に移動させるものである。
この実施の形態では、光ファイバ31からの入射光はレンズ51を介してレンズ52に入射し、更に回折格子53及び第1の反射部54に入射する。回折格子53によって分散された光は反射部54で反射され、再び回折格子53を透過する。そして回折格子53を透過した光はレンズ52を通過して反射部56に導かれる。そして反射部56の反射領域で選択された光のみが再びレンズ52を介して回折格子53に入射し、更に反射部54で反射されてレンズ51,52を通過して出射用の光ファイバ33に戻る。この場合にも反射部54を回動させることによって波長を選択することができ、反射部20をZ軸方向に移動させることによって帯域幅を変化させることができる。
この実施の形態では第1のレンズ51の焦点をf1、第2のレンズ52の焦点をf2とすると、その比によってビームを拡大することができる。例えばf1が7.5mm、f2が30mmとすると、ビーム拡大率は4倍となる。そして2つのレンズの焦点距離の組み合わせでビーム径を自在に拡大し、これによってフィルタの波長分解能を向上させることができる。又サーキュレータやコリメートレンズが不要となり、構造が簡略化される。
尚ここで説明した各実施の形態では、波長分割多重通信された光通信ネットワークにおいて用いられる光可変フィルタについて説明しているが、本発明による光可変フィルタはWDMシステムに限らず、光計測機器や波長可変レーザについても適用することができる。
第1,第2,第4,第5の実施の形態において、第1の反射部を回転させるようにしているが、第3の実施の形態のように回折格子自体を回動させて波長を変化させるようにしてもよい。
第1,第2,第5の実施の形態では透過型回折格子を用いているが、透過型回折格子を透過した光をそのままレンズ19及び第2の反射部に導いて光を選択するようにしてもよい。この場合にも第2の実施の形態のように光軸をずらせることによって入出射光を分離するようにすることができる。又この場合には透過型回折格子自体を回転させて波長を変化させることが必要となる。
又コリメートレンズは焦点距離の長いレンズを使うことによってフィルタの波長分解能を向上させることができ、又プリズムによってもビーム径を拡大してフィルタの波長分解能を向上させることができる。
上述した各実施の形態及びその変形例ではいずれも一例であり、本発明は請求項に記載の構成によって回折格子を用いて波長を選択すると共に、第2の反射部によって反射領域を変化させることで選択幅を変化させることができる種々の構成に本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態による光可変フィルタのZ軸方向からの側面図である。 本実施の形態による光可変フィルタのX軸方向からの側面図である。 本実施の形態による光可変フィルタの斜視図である。 本実施の形態による反射部とその駆動部を示す正面図である。 本実施の形態による光可変フィルタの回折格子と反射部を示す概略図である。 本実施の形態による光可変フィルタの回折格子と反射部を示す概略図である。 本実施の形態による光可変フィルタの回折格子と反射部を示す概略図である。 この実施の形態による光可変フィルタの光ビームと反射領域との関係を示す図である。 この実施の形態による光可変フィルタの光ビームと反射領域との関係を示す図である。 この実施の形態による光可変フィルタの光ビームと反射領域との関係を示す図である。 本実施の形態による波長選択特性の関係を示す図である。 本実施の形態の光可変フィルタと従来の誘電体多層膜フィルタの波長選択特性を示す図である。 本実施の形態による光可変フィルタの帯域幅変化の状態を示す概略図である。 本実施の形態による光可変フィルタの帯域幅変化の状態を示す概略図である。 本実施の形態による光可変フィルタの帯域幅変化の状態を示す概略図である。 本実施の形態による光可変フィルタの帯域帯変化の特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態による光可変フィルタのZ軸方向からの側面図である。 本発明の第2の実施の形態による光可変フィルタのX軸方向からの側面図である。 本発明の第3の実施の形態による光可変フィルタを示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態による光可変フィルタを示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態による光可変フィルタを示す斜視図である。
符号の説明
11,13,14,31,33 光ファイバ
12,32,34 サーキュレータ
15 コリメートレンズ
16,53 透過型回折格子
19,51,52 レンズ
17,43,54 第1の反射部
18,42,44 回転駆動部
20,56 第2の反射部
20a 反射領域
21,57 直線駆動部
41 反射型回折格子

Claims (2)

  1. 入射光をその光の波長毎に空間的に分散させて出射する透過型回折格子と、
    前記透過型回折格子からの光を受光して再び前記透過型回折格子に向けて反射する第1の反射部と、
    前記透過型回折格子によって分散させた光を含む面に垂直な軸に沿って前記第1の反射部を回動させることにより、前記透過型回折格子によって分散された光の反射角度を変化させる回転駆動部と、
    前記透過型回折格子で分散され前記第1の反射部で反射され、前記透過型回折格子で再び分散された波長毎に光軸が異なる光を、互いに平行で同一平面上に焦点を結ぶように配置された集光手段と、
    前記集光手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に、前記帯状の光に垂直に移動自在に設けられ、前記帯状の光を反射する範囲が前記光の帯状の長手方向に対して垂直方向に連続的に変化する反射領域を有する第2の反射部と、
    前記第2の反射部を、前記帯状の光の分布方向に対して垂直な方向に駆動する直線駆動部と、を具備する光可変フィルタ。
  2. 前記第2の反射部は、入射する帯状の光がその反射領域に垂直に入射するように配置されたものであり、
    前記透過型回折格子に入射する入射光と前記透過型回折格子から得られる出射光とを分離するサーキュレータを更に有する請求項記載の光可変フィルタ。
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