JP4892071B2 - 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム - Google Patents
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Description
このようなカメラは、例えば、ビデオチャットを行う際に利用される。つまり、通信可能に接続された各パソコンにおいて、カメラで撮影された画像が相互に送られるため、各ユーザは相手の顔等を見ながら、チャットを行うことができるようになっている。
しかしながら、相手側のユーザにとっては、音声だけで画像がないと、相手の様子が掴みにくく、ビデオチャットの長所が生かされないものとなっていた。
つまり、従来では、カメラ機能のオンかオフしか選べないため、自分の顔を見せるのにほんの少しでも不都合がある状況では、カメラ機能をオフにしてしまうユーザが多かった。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
画像生成部は、ぼかし加工された当該人物画像を当該背景画像上に半透明合成した加工撮影画像を生成してもよい。
この場合、ぼかし加工された人物画像により、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠され、また、加工された人物画像を背景画像に適切になじませる(とけ込ませる)ことができる。
画像加工部は、測定された当該動き量に基づいて、ぼかし度合いを変更して、当該人物画像をぼかし加工してもよい。例えば、画像加工部は、測定された動き量が大きいほど、ぼかし度合いを小さくし、逆に、動き量が小さいほど、ぼかし度合いを大きくして、ぼかし加工する。つまり、ユーザの動き量が大きい場合には、その動きによって、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠されるため、ぼかし度合いを小さくする。逆に、ユーザの動き量が小さい場合には、静止時と同様に、ユーザの顔や肌の詳細が明らかとなってしまうため、ぼかし度合いを大きくし、その詳細を隠すようにする。
この場合、ユーザの動きに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
画像加工部は、測定された身仕度の度合いに基づいて、ぼかし度合いを変更して、当該人物画像をぼかし加工してもよい。例えば、画像加工部は、測定部が測定した身仕度の度合いが高まるにつれて、ユーザの詳細を隠す必要がなくなって来るため、ぼかし度合いを小さくする。その際、画像加工部は、身仕度が整った箇所についてだけ、ぼかし度合いを小さくしても良い。例えば、ユーザが上着を羽織った場合には、服のぼかしを小さくし、また、ユーザが口紅を付けたら、口元のぼかしを小さくし、更に、ユーザが髪を整えた場合には、髪のぼかしを小さくする加工を行う。
この場合、ユーザの身仕度の度合いに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像生成装置が実現される典型的なゲーム装置の外観を示す模式図である。このゲーム装置1は、一例として、携帯型のゲーム機器であって、第1の表示部18と、第2の表示部19とを有しており、それらの間に、カメラ21が配置されている。また、第2の表示部19の前面にはタッチパネル20が配置されている。
WRAM 10eは、CPUコア10aがプログラムに従った各種処理を実行する際に必要となるワークデータ等を記憶する。
また、WRAM 10eは、DMAコントローラ10cから転送された画像を一時的に記憶する。
ROM 12aには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データ等が記録される。
RAM 12bには、ゲームの進行状況等を示す種々のデータが記憶される。
なお、無線通信部13は、所定の無線アクセスポイントとの間で、無線通信を行うこともできる。また、無線通信部13には、固有のMAC(Media Access Control)アドレスが採番されている。
また、ゲーム装置1が、近傍の無線アクセスポイント等を介してインターネットに接続する際には、無線LANに準拠したプロトコルに沿って、処理制御部10と無線アクセスポイント等との間で行われる無線通信の仲立ちをする。
スピーカ16は、例えば、ステレオスピーカ等からなり、サウンドアンプ15にて増幅された音声信号に従って、所定の楽曲音や効果音等を出力する。
例えば、タッチパネル20は、抵抗膜方式のタッチセンサパネル等からなり、タッチペン等による押圧(押下)を検知し、その座標に応じた情報(信号等)を出力する。
以下、このようなゲーム装置1によって実現される画像生成装置について説明する。
図3は、本実施の形態に係る画像生成装置100の概要構成を示すブロック図である。この画像生成装置100は、一例として、所定のネットワークを介して接続された他の画像生成装置100との間で、ビデオチャットを行うために用いられる装置であり、上述した第1の表示部18等に、相手側のユーザ等の画像を表示しつつ、カメラ21で撮影した自分(ユーザ自身)の画像を送信可能な装置である。以下、このようなビデオチャットが行われる場合を一例として、本図を参照して画像生成装置100について説明する。
具体的に撮影部110は、ビデオチャットを行う際に、ユーザを含む画像を順次撮影し、撮影した撮影画像(一例として、動画)を、検出部130等に供給する。
また、撮影部110は、ビデオチャットを行う前に、ユーザが写っていない背景画像(一例として、静止画)を撮影し、撮影した背景画像を画像記憶部120に供給する。
なお、上述したカメラ21が、このような撮影部110として機能しうる。
なお、画像記憶部120は、カメラ21によって撮影された背景画像だけでなく、他の背景画像を記憶してもよい。例えば、所定の撮影装置(デジタルカメラ等)によって撮影された背景画像や、3Dグラフィック等により生成された、図4(b)に示すような架空の背景画像HG2を記憶してもよい。
そして、上述したカートリッジ12のRAM 12b等が、このような画像記憶部120として機能しうる。
例えば、検出部130は、顔認識によって、撮影画像に写っているユーザの顔画像を検出する。具体的に検出部130は、図5(a)に示すような撮影画像SGから、肌色の領域A1〜A4をサーチし、それらの領域内から人間の顔の特徴部位が抽出できるかどうかを判断する。この場合、図5(b)に示すように、領域A1内から、少なくとも、両眼、口を含む特徴部位が抽出でき、人間の顔面として認識できるため、検出部130は、ユーザの顔画像G1を検出する。
なお、このようなユーザ(人物)を検出する手法は、一例であり、他の手法を用いてもよい。例えば、前後の撮影画像から変化(動き等)のある領域を判別し、その領域から人間の有する特徴部位が抽出できるかどうかを判断して、ユーザを検出してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような検出部130として機能しうる。
例えば、画像抽出部140は、検出された顔画像と周囲の画像とに基づいて、撮影画像からユーザの人物画像を抽出する。
具体的に画像抽出部140は、図6(a)に示すような顔画像G1とその周囲の画像から、頭部(髪の毛)に相当する位置の画素を所定数特定し、それらの画素と近似する色を基準としたエッジ検出を行う。そして、図6(b)に示すような頭部を含めた人物画像G2を特定する。
更に、画像抽出部140は、人物画像G2とその周囲の画像から、胴体部に相当する位置の画素を所定数特定し、それらの画素と近似する色を基準としたエッジ検出を行う。そして、図6(c)に示すような胴体までを含めた人物画像G3を特定する。
画像抽出部140は、このように特定した人物画像G3を撮影画像から抽出する。
なお、このようなユーザの人物画像を抽出する手法は、一例であり、他の手法を用いてもよい。例えば、検出部130が、前後の撮影画像の変化(動き等)から人物全体を検出している場合には、その人物全体をそのまま撮影画像から抽出してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像抽出部140として機能しうる。
例えば、画像加工部150は、抽出された人物画像をぼかし加工する。具体的に画像加工部150は、人物画像の各画素の色を、隣接する画素(一例として、上下左右斜めに隣接する8つの画素)の色の平均値に置き換えて、図7(a)に示すようなぼかしを施した人物画像BGに加工する。
なお、このようなぼかし加工は、一例であり、他の加工を人物画像に施してもよい。例えば、画像加工部150は、人物画像を絵画調に変換してもよい。例えば、画像加工部150は、絵画調(一例として、水彩画調)へ変換するフィルタ演算により、図7(b)に示すような絵画調に変換した人物画像KGに加工する。
また、これらのようなぼかし加工や、絵画調変換の加工手法は一例であり、他の手法を用いてぼかし加工や、絵画調変換を行うようにしてもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像加工部150として機能しうる。
例えば、画像生成部160は、上述した図7(a)のぼかし加工された人物画像BGを、上述した図4(a)の背景画像上に合成して、図8(a)に示すような加工撮影画像を生成する。
また、画像生成部160は、合成する際に、人物画像を半透明化させて合成してもよい。例えば、画像生成部160は、同図7(a)の人物画像BG全体のアルファ値(各画素のアルファ値)を適宜下げた後に、同図4(a)の背景画像上に半透明合成(アルファブレンディング)することにより、図8(b)に示すような加工撮影画像を生成する。
そして、画像生成部160は、生成した加工撮影画像を通信部170及び表示制御部180に供給する。
なお、これらのような合成手法は、一例であり、他の手法により加工撮影画像を生成してもよい。例えば、画像生成部160は、人物画像の外縁部のアルファ値だけを下げた後に、背景画像上に半透明合成することにより、人物画像と背景画像との境目を目立たなくした加工撮影画像を生成してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像生成部160として機能しうる。
具体的に、通信部170は、画像送信部171と画像受信部172とを含んで構成される。
画像送信部171は、画像生成部160により生成された加工撮影画像を、他の画像生成装置100に送信する。つまり、ユーザの人物画像を加工して背景画像を合成した加工撮影画像を、ビデオチャット相手の画像生成装置100に送信する。
一方、画像受信部172は、他の画像生成装置100から送信された画像を受信する。つまり、ビデオチャット相手の画像生成装置100でも、同様に加工撮影画像が生成されていれば、その加工撮影画像を受信する。
なお、上述した無線通信部13や通信コントローラ14等が、このような通信部170として機能しうる。
例えば、表示制御部180は、画像受信部172が受信した画像をメインとし、その一部に、画像生成部160が生成した加工撮影画像を適宜縮小して合成する。具体的に表示制御部180は、図9(a)に示すように、ビデオチャットの相手からの画像ATG1の右上に、縮小した加工撮影画像KSG1を合成したビデオチャット画面を生成する。
なお、表示制御部180の合成手法は、一例であり、他の手法により両画像を合成してもよい。例えば、図9(b)に示すように、ビデオチャットの相手からの画像ATG2と、中央をトリミングした加工撮影画像KSG2とを並べて合成してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような表示制御部180として機能しうる。
なお、上述した第1の表示部18や第2の表示部19が、このような表示部190として機能しうる。
以下、このような構成の画像生成装置100の動作について図面を参照して説明する。一例として、ビデオチャット時における処理動作を、図10を参照して説明する。図10は、画像生成装置100にて実行される画像加工処理の流れを示すフローチャートである。なお、画像記憶部120には、背景画像が記憶されているものとする。
すなわち、撮影部110は、ビデオチャットを行うユーザを含む画像を順次撮影し、撮影した撮影画像(一例として、動画)を検出部130に供給する。
すなわち、検出部130は、顔認識によって、撮影画像に写っているユーザの顔画像を検出する。つまり、上述した図5(a),(b)に示すように、ユーザの顔画像を検出する。
すなわち、画像抽出部140は、検出された顔画像と周囲の画像とに基づいて、撮影画像からユーザの人物画像を抽出する。つまり、上述した図6(a)〜(c)に示すように人物画像を特定し、特定した人物画像を撮影画像から抽出する。
すなわち、画像加工部150は、ぼかし加工により、上述した図7(a)に示すような人物画像BGに加工する。この他にも、画像加工部150は、絵画調変換により、上述した図7(b)に示すような人物画像KGに加工してもよい。
すなわち、画像生成部160は、ぼかし加工された人物画像を、画像記憶部120から読み出した背景画像上に合成して、上述した図8(a)に示すような加工撮影画像を生成する。その際、画像生成部160は、半透明合成により、上述した図8(b)に示すような加工撮影画像を生成してもよい。
すなわち、画像送信部171は、画像生成部160により生成された加工撮影画像を、ビデオチャット相手の画像生成装置100に送信する。一方、画像受信部172は、ビデオチャット相手の画像生成装置100から送信された画像を受信する。
すなわち、表示制御部180は、画像受信部172によって受信された画像と、画像生成部160によって生成された加工撮影画像とを合成し、上述した図9(a),(b)に示すようなビデオチャット画面を表示部190に表示する。
画像生成装置100は、ビデオチャットが終了していないと判別すると(ステップS208;No)、ステップS201に処理を戻し、上述したステップS201〜S208の処理を繰り返し実行する。
一方、ビデオチャットが終了したと判別した場合に(ステップS208;Yes)、画像生成装置100は、画像加工処理を終える。
また、抽出した人物画像を背景画像と合成するため、例えば、ビデオチャット時のユーザの背後等に、見られては不都合のあるものが写っていたとしても、ユーザ画像以外は抽出されないため、そのような不都合のあるものも適切に隠すことができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
上記の実施形態では、撮影画像から抽出した人物画像を、画像加工部150により、一様に加工する場合について説明したが、撮影されるユーザの動きが大きい場合などでは、加工しなくとも、その動きによってユーザの顔や肌等の詳細が見え難くなる。そのため、ユーザの動き量に応じて、加工の程度(度合い)を適宜変更するようにしてもよい。
以下、このように、ユーザの動き量に応じて、加工の程度を適宜変更することを特徴とする他の実施形態について、図面を参照して説明する。
つまり、撮影部110〜表示部190の構成は、図3の画像生成装置100と同様である。
具体的に測定部310は、図12(a)に示すように、検出された顔画像KGの特徴点となる両眼の位置(P1,P2)や口の位置(P3)を求め、以前に求めた位置との差分から、顔の動き量を測定する。つまり、顔画像の特徴点の位置を時系列に所定数記憶しておき、過去の特徴点の位置との差分からユーザの顔の動き量を測定する。なお、特徴点として、両眼や口の位置を求めるようにしているが、他の部位(鼻や耳等)を特徴点としてその位置を求め、顔の動き量を測定してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような測定部310として機能しうる。
例えば、画像加工部150は、測定された動き量が大きいほど、ぼかし度合いを小さくし、逆に、動き量が小さいほど、ぼかし度合いを大きくして、人物画像を加工する。つまり、ユーザの動き量が大きい場合には、その動きによって、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠されるため、ぼかし度合いを小さくする。逆に、ユーザの動き量が小さい場合には、静止時と同様に、ユーザの顔や肌の詳細が明らかとなってしまうため、ぼかし度合いを大きくし、その詳細を隠すようにする。
また、画像加工部150は、人物画像を絵画調に変換する加工を行う場合に、測定された動き量に基づいて、変換の程度を同様に変更してもよい。
これらの場合、ユーザの動きに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
例えば、ユーザの顔や肌等の詳細を隠す必要がなくなって来た場合には、加工の程度を小さくする(緩める)ようにしてもよい。
具体的に測定部310は、ユーザの画像を適宜蓄積し、以前の画像と比較して、現在の画像の身仕度の度合いを測定する。一例として、服を着替えたり(上着を羽織ったり)、化粧をしたり(女性が口紅を付けたり)、髪を整えたりなどのように、以前の画像と比較して身仕度が整うにつれて、数値を高く測定する。
そして、画像加工部150は、測定部310が測定した身仕度の度合いが高まるにつれて、ユーザの詳細を隠す必要がなくなって来るため、ぼかし度合いを小さくする。
その際、画像加工部150は、身仕度が整った箇所についてだけ、ぼかし度合いを小さくしても良い。例えば、ユーザが上着を羽織った場合には、服のぼかしを小さくし、また、ユーザが口紅を付けたら、口元のぼかしを小さくし、更に、ユーザが髪を整えた場合には、髪のぼかしを小さくする加工を行う。
この場合、ユーザの身仕度の度合いに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
例えば、ユーザの顔の一部を抽出して、背景画像上に合成してもよい。すなわち、ユーザの表情が把握できる顔の部位だけを抽出して、背景画像上に合成する。
具体的には、検出部130は、上述した図5(b)のように、ユーザの顔の特徴部位(一例として、眉毛、目、鼻、耳、口)を抽出する。
そして、画像生成部160は、検出部130により抽出されたユーザの顔の特徴部位画像を、画像記憶部120から読み出した背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する。すなわち、画像生成部160は、図13に示すように、特徴部位画像TBを背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する。
この場合、特徴部位画像TBにより、表情だけが浮いているように見え、また、特徴部位画像TBから、ユーザの表情を適切に把握できる。
10 処理制御部
11 コネクタ
12 カートリッジ
13 無線通信部
14 通信コントローラ
15 サウンドアンプ
16 スピーカ
17 操作キー
18 第1の表示部
19 第2の表示部
20 タッチパネル
21 カメラ
100,300 画像生成装置
110 撮影部
120 画像記憶部
130 検出部
140 画像抽出部
150 画像加工部
160 画像生成部
170 通信部
180 表示制御部
190 表示部
310 測定部
Claims (5)
- 撮影画像から人物を検出する検出部と、
検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出部と、
順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部と、
抽出された当該人物画像を加工する画像加工部と、
加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部と、を備え、
前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 所定の背景画像を記憶する画像記憶部と、
人物を含む撮影画像を撮影する撮影部と、
撮影された撮影画像から、顔認識により当該人物の顔画像を検出する検出部と、
検出された当該顔画像と周囲の画像とに基づいて、当該撮影画像から当該人物の人物画像を抽出する画像抽出部と、
順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部と、
抽出された当該人物画像を加工する画像加工部と、
加工された当該人物画像を、記憶された当該背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部と、
生成された当該加工撮影画像を、他の装置に送信する画像送信部と、を備え、
前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像生成装置であって、
前記画像加工部は、抽出された当該人物画像をぼかし加工し、
前記画像生成部は、ぼかし加工された当該人物画像を当該背景画像上に半透明合成した加工撮影画像を生成する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 検出部と、画像抽出部と、測定部と、画像加工部と、画像生成部とを有する画像生成装置における画像加工方法であって、
前記検出部が、撮影画像から人物を検出する検出ステップと、
前記画像抽出部が、検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出ステップと、
前記測定部が、順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定ステップと、
前記画像加工部が、抽出された当該人物画像を加工する画像加工ステップと、
前記画像生成部が、加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成ステップと、を備え、
前記画像加工ステップでは、前記測定ステップにて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
ことを特徴とする画像加工方法。 - コンピュータを、
撮影画像から人物を検出する検出部、
検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出部、
順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部、
抽出された当該人物画像を加工する画像加工部、
加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部、として機能させ、
前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、ように機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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