JP4892071B2 - 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム - Google Patents

画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4892071B2
JP4892071B2 JP2010068460A JP2010068460A JP4892071B2 JP 4892071 B2 JP4892071 B2 JP 4892071B2 JP 2010068460 A JP2010068460 A JP 2010068460A JP 2010068460 A JP2010068460 A JP 2010068460A JP 4892071 B2 JP4892071 B2 JP 4892071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
person
unit
processed
captured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010068460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011203835A (ja
Inventor
祐一 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Original Assignee
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Digital Entertainment Co Ltd filed Critical Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority to JP2010068460A priority Critical patent/JP4892071B2/ja
Publication of JP2011203835A publication Critical patent/JP2011203835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4892071B2 publication Critical patent/JP4892071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる画像生成装置、画像加工方法、および、プログラムに関する。
近年、ノート型のパソコン(パーソナルコンピュータ)等において、カメラ(CCD等の撮像ユニット)を備えた製品が販売されている。このカメラは、例えば、表示部(液晶等のディスプレイ)を支える枠の上部等に組み込まれており、ユーザ(顔等)を撮影可能となっている。
このようなカメラは、例えば、ビデオチャットを行う際に利用される。つまり、通信可能に接続された各パソコンにおいて、カメラで撮影された画像が相互に送られるため、各ユーザは相手の顔等を見ながら、チャットを行うことができるようになっている。
最近では、携帯型のゲーム装置等にも、このようなカメラが組み込まれた製品が販売されている。また、最初からカメラが組み込まれていなくとも、周辺機器のカメラをプレイヤが取り付けて使用できるゲーム装置が知られている。
このようなビデオチャットが行えるゲーム装置等において、一方のユーザ端末で映像に同期して発声した音声等を、他方のユーザ端末で映像に同期させて出力する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−222411号公報 (第9−19頁、第3図)
上述したビデオチャットが行えるゲーム装置等では、一般に、カメラ機能のオン/オフをユーザが設定できるようになっている。そのため、自分の顔を相手に見せたくないような場合には、ユーザがカメラ機能をオフに設定することで、音声だけを相手側へ送ることができる。
しかしながら、相手側のユーザにとっては、音声だけで画像がないと、相手の様子が掴みにくく、ビデオチャットの長所が生かされないものとなっていた。
そもそも、ビデオチャットにおいて、ユーザがカメラ機能をオフにするのは、自分の顔を相手側に知られたくないという極端な場合を除いて、都合の悪い今の状態(顔や肌の現状等)を見せたくないという場合がほとんどである。例えば、女性ユーザの場合では、化粧を落としているときや、肌荒れ等が気になっているときなどに、カメラ機能をオフにしてしまう。また、男性ユーザであっても、寝起きで身支度を整えていないときや、寝不足等で目の下に隈ができているときなどに、カメラ機能をオフにしてしまう。
つまり、従来では、カメラ機能のオンかオフしか選べないため、自分の顔を見せるのにほんの少しでも不都合がある状況では、カメラ機能をオフにしてしまうユーザが多かった。
そのため、このようなほんの少し不都合な状況において、ユーザのプライバシを保護しつつも、コミュニケーションに必要な表情の把握を可能とするゲーム装置(画像生成装置)等の開発が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる画像生成装置、画像加工方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る画像生成装置は、検出部、画像抽出部、画像加工部、及び、画像生成部を備えて構成される。
まず、検出部は、例えば、カメラ等により撮影された撮影画像から人物を検出する。また、画像抽出部は、検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する。また、画像加工部は、抽出された当該人物画像を、例えば、ぼかし加工する。そして、画像生成部は、加工された当該人物画像を、例えば、人物の写っていない背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する。
すなわち、本願発明では、撮影画像から人物画像(ユーザの画像)を抽出し、ぼかしなどの加工を施す。そして、加工した人物画像を背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する。このため、ユーザが顔や肌の詳細等を見せたくない場合でも、ぼかしなどの加工を施した加工撮影画像により、その詳細を隠しつつも、表情までは把握可能にできる。また、人物画像を背景画像と合成するため、例えば、撮影時のユーザの背後等に、見られては不都合のあるものが写っていたとしても、ユーザの画像以外は抽出されないため、その不都合のあるものを適切に隠すことができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
本発明の第2の観点に係る画像生成装置は、画像記憶部、撮影部、検出部、画像抽出部、画像加工部、画像生成部、及び、画像送信部を備えて構成される。
まず、画像記憶部は、例えば、人物の写っていない背景画像を記憶する。また、撮影部は、人物を含む撮影画像を撮影する。また、検出部は、撮影された撮影画像から、顔認識により当該人物の顔画像を検出する。また、画像抽出部は、検出された当該顔画像と周囲の画像とに基づいて、当該撮影画像から当該人物の人物画像を抽出する。また、画像加工部は、抽出された当該人物画像を、例えば、ぼかし加工する。また、画像生成部は、加工された当該人物画像を、記憶された当該背景画像上に合成(例えば、半透明合成)した加工撮影画像を生成する。そして、画像送信部は、生成された当該加工撮影画像を、他の装置に送信する。
すなわち、本願発明では、撮影画像から検出した顔画像等に基づいて人物画像(ユーザの画像)を抽出し、ぼかしなどの加工を施す。そして、加工した人物画像を背景画像上に合成して加工撮影画像を生成し、他の装置に送信する。このため、ユーザが顔や肌の詳細等を見せたくない場合でも、ぼかしなどの加工を施した加工撮影画像により、その詳細を隠すことができ、一方、相手側(他の装置)にとっては、加工撮影画像からユーザの表情までは把握できる。また、人物画像を背景画像と合成するため、例えば、撮影時のユーザの背後等に、見られては不都合のあるものが写っていたとしても、ユーザの画像以外は抽出されないため、その不都合のあるものを適切に隠すことができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
画像加工部は、抽出された当該人物画像をぼかし加工し、
画像生成部は、ぼかし加工された当該人物画像を当該背景画像上に半透明合成した加工撮影画像を生成してもよい。
この場合、ぼかし加工された人物画像により、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠され、また、加工された人物画像を背景画像に適切になじませる(とけ込ませる)ことができる。
上記画像生成装置は、順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部を更に備え、
画像加工部は、測定された当該動き量に基づいて、ぼかし度合いを変更して、当該人物画像をぼかし加工してもよい。例えば、画像加工部は、測定された動き量が大きいほど、ぼかし度合いを小さくし、逆に、動き量が小さいほど、ぼかし度合いを大きくして、ぼかし加工する。つまり、ユーザの動き量が大きい場合には、その動きによって、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠されるため、ぼかし度合いを小さくする。逆に、ユーザの動き量が小さい場合には、静止時と同様に、ユーザの顔や肌の詳細が明らかとなってしまうため、ぼかし度合いを大きくし、その詳細を隠すようにする。
この場合、ユーザの動きに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
上記画像生成装置は、順次撮影された撮影画像から、当該人物の身仕度の度合いを測定する測定部を更に備え、
画像加工部は、測定された身仕度の度合いに基づいて、ぼかし度合いを変更して、当該人物画像をぼかし加工してもよい。例えば、画像加工部は、測定部が測定した身仕度の度合いが高まるにつれて、ユーザの詳細を隠す必要がなくなって来るため、ぼかし度合いを小さくする。その際、画像加工部は、身仕度が整った箇所についてだけ、ぼかし度合いを小さくしても良い。例えば、ユーザが上着を羽織った場合には、服のぼかしを小さくし、また、ユーザが口紅を付けたら、口元のぼかしを小さくし、更に、ユーザが髪を整えた場合には、髪のぼかしを小さくする加工を行う。
この場合、ユーザの身仕度の度合いに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
本発明の第3の観点に係る画像加工方法は、検出部と、画像抽出部と、画像加工部と、画像生成部とを有する画像生成装置における画像加工方法であって、検出ステップ、画像抽出ステップ、画像加工ステップ、及び、画像生成ステップを備えて構成される。
まず、検出ステップでは、例えば、カメラ等により撮影された撮影画像から人物を検出する。また、画像抽出ステップでは、検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する。また、画像加工ステップでは、抽出された当該人物画像を、例えば、ぼかし加工する。そして、画像生成ステップでは、加工された当該人物画像を、例えば、人物の写っていない背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する。
すなわち、本願発明では、撮影画像から人物画像(ユーザの画像)を抽出し、ぼかしなどの加工を施す。そして、加工した人物画像を背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する。このため、ユーザが顔や肌の詳細等を見せたくない場合でも、ぼかしなどの加工を施した加工撮影画像により、その詳細を隠しつつも、表情までは把握可能にできる。また、人物画像を背景画像と合成するため、例えば、撮影時のユーザの背後等に、見られては不都合のあるものが写っていたとしても、ユーザの画像以外は抽出されないため、その不都合のあるものを適切に隠すことができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、コンピュータ(電子機器を含む。)を、上記の画像生成装置として機能させるように構成する。
このプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
本実施形態に係るゲーム装置の外観を示す模式図である。 本実施形態に係るゲーム装置の概要構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像生成装置の構成を示すブロック図である。 (a),(b)共に、背景画像の一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、人物(ユーザ)を検出する様子を説明するための模式図である。 (a)〜(c)全て、人物画像を抽出する様子を説明するための模式図である。 (a)が、ぼかし加工した人物画像の一例を示す模式図であり、(b)が、絵画調加工した人物画像の一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、生成した加工撮影画像の一例を示す模式図である。 (a),(b)に、表示部に表示されるビデオチャット画面の一例を示す模式図である。 本実施形態に係る画像加工処理を説明するためのフローチャートである。 他の実施形態に係る画像生成装置の構成を示すブロック図である。 (a)〜(e)全て、顔の動き量を求める様子を説明するための模式図である。 特徴部位が合成された加工撮影画像の一例を示す模式図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、携帯型ゲーム機(ゲーム装置)に本発明が適用される実施形態を説明するが、各種のコンピュータ、PDA、携帯電話などの情報処理装置においても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に記載する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像生成装置が実現される典型的なゲーム装置の外観を示す模式図である。このゲーム装置1は、一例として、携帯型のゲーム機器であって、第1の表示部18と、第2の表示部19とを有しており、それらの間に、カメラ21が配置されている。また、第2の表示部19の前面にはタッチパネル20が配置されている。
図2は、このゲーム装置1の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照してゲーム装置1について説明する。
ゲーム装置1は、処理制御部10と、コネクタ11と、カートリッジ12と、無線通信部13と、通信コントローラ14と、サウンドアンプ15と、スピーカ16と、操作キー17と、第1の表示部18と、第2の表示部19と、タッチパネル20と、カメラ21とを備える。
処理制御部10は、CPU(Central Processing Unit)コア10aと、画像処理部10bと、DMA(Direct Memory Access)コントローラ10cと、VRAM(Video Random Access Memory)10dと、WRAM(Work RAM)10eと、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ10fと、タッチパネルコントローラ10gとを備える。
CPUコア10aは、ゲーム装置1全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。具体的には、カートリッジ12がコネクタ11に装着された状態で、カートリッジ12内のROM(Read Only Memory)12aに記憶されたプログラムやデータを読み出して、所定の処理を実行する。
画像処理部10bは、カートリッジ12内のROM 12aから読み出されたデータや、CPUコア10aにて処理されたデータを加工処理した後、これをVRAM 10dに格納する。例えば、WRAM 10eに記憶された画像を加工して、VRAM 10dに格納する。
DMAコントローラ10cは、カメラ21によって撮影された撮影画像をWRAM 10e等に転送する。
VRAM 10dは、表示用の情報を記憶するメモリであり、画像処理部10b等により加工された画像情報を記憶する。
WRAM 10eは、CPUコア10aがプログラムに従った各種処理を実行する際に必要となるワークデータ等を記憶する。
また、WRAM 10eは、DMAコントローラ10cから転送された画像を一時的に記憶する。
LCDコントローラ10fは、第1の表示部18および、第2の表示部19を制御し、所定の表示用画像を表示させる。例えば、LCDコントローラ10fは、VRAM 10dに記憶された画像情報を、所定の同期タイミングで表示信号に変換し、第1の表示部18に出力する。また、LCDコントローラ10fは、同様に、第2の表示部19に所定の表示用画像を表示する。
タッチパネルコントローラ10gは、タッチペンやプレイヤの指によって、タッチパネル20が押下されると、その座標(入力座標)を取得する。
コネクタ11は、カートリッジ12と脱着自在に接続可能な端子であり、カートリッジ12が接続された際に、カートリッジ12との間で所定のデータを送受信する。
カートリッジ12は、ROM 12aと、RAM(Random Access Memory)12bとを備える。
ROM 12aには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データ等が記録される。
RAM 12bには、ゲームの進行状況等を示す種々のデータが記憶される。
無線通信部13は、他のゲーム装置1の無線通信部13との間で、無線通信を行うユニットであり、図示せぬアンテナ(内蔵アンテナ等)を介して所定のデータを送受信する。
なお、無線通信部13は、所定の無線アクセスポイントとの間で、無線通信を行うこともできる。また、無線通信部13には、固有のMAC(Media Access Control)アドレスが採番されている。
通信コントローラ14は、無線通信部13を制御し、所定のプロトコルに沿って、処理制御部10と他のゲーム装置1の処理制御部10との間で行われる無線通信の仲立ちをする。
また、ゲーム装置1が、近傍の無線アクセスポイント等を介してインターネットに接続する際には、無線LANに準拠したプロトコルに沿って、処理制御部10と無線アクセスポイント等との間で行われる無線通信の仲立ちをする。
サウンドアンプ15は、処理制御部10にて生成された音声信号を増幅し、スピーカ16に供給する。
スピーカ16は、例えば、ステレオスピーカ等からなり、サウンドアンプ15にて増幅された音声信号に従って、所定の楽曲音や効果音等を出力する。
操作キー17は、ゲーム装置1に適宜配置された複数のキースイッチ等からなり、ユーザの操作に従って、所定の指示入力を受け付ける。
第1の表示部18および、第2の表示部19は、LCD等からなり、LCDコントローラ10fに制御され、ゲーム画像等を適宜表示する。
タッチパネル20は、第2の表示部19の前面に重畳して配置され、タッチペンやプレイヤの指による入力を検出する。
例えば、タッチパネル20は、抵抗膜方式のタッチセンサパネル等からなり、タッチペン等による押圧(押下)を検知し、その座標に応じた情報(信号等)を出力する。
カメラ21は、一例として、単焦点のレンズ及び、所定画素数の撮像素子(CMOSやCCD等)を含んで構成される。そして、カメラ21は、第1の表示部18の正面方向を光軸として所定の撮影範囲の画像を撮影する。例えば、ビデオチャットを行うユーザ等の被写体を撮影する。
このような構成において、ROM 12aにビデオチャット用のプログラムおよびデータが記録されたカートリッジ12が装着され、ゲーム装置1の電源が投入されると、当該プログラムが実行され、本実施形態に係る画像生成装置が実現される。
以下、このようなゲーム装置1によって実現される画像生成装置について説明する。
(画像生成装置の概要)
図3は、本実施の形態に係る画像生成装置100の概要構成を示すブロック図である。この画像生成装置100は、一例として、所定のネットワークを介して接続された他の画像生成装置100との間で、ビデオチャットを行うために用いられる装置であり、上述した第1の表示部18等に、相手側のユーザ等の画像を表示しつつ、カメラ21で撮影した自分(ユーザ自身)の画像を送信可能な装置である。以下、このようなビデオチャットが行われる場合を一例として、本図を参照して画像生成装置100について説明する。
図3に示すように、画像生成装置100は、撮影部110と、画像記憶部120と、検出部130と、画像抽出部140と、画像加工部150と、画像生成部160と、通信部170と、表示制御部180と、表示部190とを備える。
まず、撮影部110は、所定の被写体を撮影した撮影画像を撮影する。例えば、ビデオチャットを行うユーザ(人物)を含む撮影画像を撮影する。
具体的に撮影部110は、ビデオチャットを行う際に、ユーザを含む画像を順次撮影し、撮影した撮影画像(一例として、動画)を、検出部130等に供給する。
また、撮影部110は、ビデオチャットを行う前に、ユーザが写っていない背景画像(一例として、静止画)を撮影し、撮影した背景画像を画像記憶部120に供給する。
なお、上述したカメラ21が、このような撮影部110として機能しうる。
画像記憶部120は、予めカメラ21によって撮影された画像を記憶する。例えば、ビデオチャットを行う前にカメラ21によって撮影された、図4(a)に示すようなユーザが写っていない背景画像HG1を記憶する。
なお、画像記憶部120は、カメラ21によって撮影された背景画像だけでなく、他の背景画像を記憶してもよい。例えば、所定の撮影装置(デジタルカメラ等)によって撮影された背景画像や、3Dグラフィック等により生成された、図4(b)に示すような架空の背景画像HG2を記憶してもよい。
そして、上述したカートリッジ12のRAM 12b等が、このような画像記憶部120として機能しうる。
図3に戻って、検出部130は、撮影部110によって撮影された撮影画像からユーザ(人物)を検出する。
例えば、検出部130は、顔認識によって、撮影画像に写っているユーザの顔画像を検出する。具体的に検出部130は、図5(a)に示すような撮影画像SGから、肌色の領域A1〜A4をサーチし、それらの領域内から人間の顔の特徴部位が抽出できるかどうかを判断する。この場合、図5(b)に示すように、領域A1内から、少なくとも、両眼、口を含む特徴部位が抽出でき、人間の顔面として認識できるため、検出部130は、ユーザの顔画像G1を検出する。
なお、このようなユーザ(人物)を検出する手法は、一例であり、他の手法を用いてもよい。例えば、前後の撮影画像から変化(動き等)のある領域を判別し、その領域から人間の有する特徴部位が抽出できるかどうかを判断して、ユーザを検出してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような検出部130として機能しうる。
図3に戻って、画像抽出部140は、検出部120により検出されたユーザの人物画像を、撮影画像から抽出する。
例えば、画像抽出部140は、検出された顔画像と周囲の画像とに基づいて、撮影画像からユーザの人物画像を抽出する。
具体的に画像抽出部140は、図6(a)に示すような顔画像G1とその周囲の画像から、頭部(髪の毛)に相当する位置の画素を所定数特定し、それらの画素と近似する色を基準としたエッジ検出を行う。そして、図6(b)に示すような頭部を含めた人物画像G2を特定する。
更に、画像抽出部140は、人物画像G2とその周囲の画像から、胴体部に相当する位置の画素を所定数特定し、それらの画素と近似する色を基準としたエッジ検出を行う。そして、図6(c)に示すような胴体までを含めた人物画像G3を特定する。
画像抽出部140は、このように特定した人物画像G3を撮影画像から抽出する。
なお、このようなユーザの人物画像を抽出する手法は、一例であり、他の手法を用いてもよい。例えば、検出部130が、前後の撮影画像の変化(動き等)から人物全体を検出している場合には、その人物全体をそのまま撮影画像から抽出してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像抽出部140として機能しうる。
図3に戻って、画像加工部150は、画像抽出部140により抽出された人物画像を加工する。
例えば、画像加工部150は、抽出された人物画像をぼかし加工する。具体的に画像加工部150は、人物画像の各画素の色を、隣接する画素(一例として、上下左右斜めに隣接する8つの画素)の色の平均値に置き換えて、図7(a)に示すようなぼかしを施した人物画像BGに加工する。
なお、このようなぼかし加工は、一例であり、他の加工を人物画像に施してもよい。例えば、画像加工部150は、人物画像を絵画調に変換してもよい。例えば、画像加工部150は、絵画調(一例として、水彩画調)へ変換するフィルタ演算により、図7(b)に示すような絵画調に変換した人物画像KGに加工する。
また、これらのようなぼかし加工や、絵画調変換の加工手法は一例であり、他の手法を用いてぼかし加工や、絵画調変換を行うようにしてもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像加工部150として機能しうる。
図3に戻って、画像生成部160は、画像加工部150により加工された人物画像を、画像記憶部120から読み出した背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する。
例えば、画像生成部160は、上述した図7(a)のぼかし加工された人物画像BGを、上述した図4(a)の背景画像上に合成して、図8(a)に示すような加工撮影画像を生成する。
また、画像生成部160は、合成する際に、人物画像を半透明化させて合成してもよい。例えば、画像生成部160は、同図7(a)の人物画像BG全体のアルファ値(各画素のアルファ値)を適宜下げた後に、同図4(a)の背景画像上に半透明合成(アルファブレンディング)することにより、図8(b)に示すような加工撮影画像を生成する。
そして、画像生成部160は、生成した加工撮影画像を通信部170及び表示制御部180に供給する。
なお、これらのような合成手法は、一例であり、他の手法により加工撮影画像を生成してもよい。例えば、画像生成部160は、人物画像の外縁部のアルファ値だけを下げた後に、背景画像上に半透明合成することにより、人物画像と背景画像との境目を目立たなくした加工撮影画像を生成してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような画像生成部160として機能しうる。
図3に戻って、通信部170は、所定のネットワークを介して接続された他の画像生成装置100との間の通信を制御する。
具体的に、通信部170は、画像送信部171と画像受信部172とを含んで構成される。
画像送信部171は、画像生成部160により生成された加工撮影画像を、他の画像生成装置100に送信する。つまり、ユーザの人物画像を加工して背景画像を合成した加工撮影画像を、ビデオチャット相手の画像生成装置100に送信する。
一方、画像受信部172は、他の画像生成装置100から送信された画像を受信する。つまり、ビデオチャット相手の画像生成装置100でも、同様に加工撮影画像が生成されていれば、その加工撮影画像を受信する。
なお、上述した無線通信部13や通信コントローラ14等が、このような通信部170として機能しうる。
表示制御部180は、画像受信部172によって受信された画像と、画像生成部160によって生成された加工撮影画像とを合成したビデオチャット画面を表示部190に表示する。
例えば、表示制御部180は、画像受信部172が受信した画像をメインとし、その一部に、画像生成部160が生成した加工撮影画像を適宜縮小して合成する。具体的に表示制御部180は、図9(a)に示すように、ビデオチャットの相手からの画像ATG1の右上に、縮小した加工撮影画像KSG1を合成したビデオチャット画面を生成する。
なお、表示制御部180の合成手法は、一例であり、他の手法により両画像を合成してもよい。例えば、図9(b)に示すように、ビデオチャットの相手からの画像ATG2と、中央をトリミングした加工撮影画像KSG2とを並べて合成してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような表示制御部180として機能しうる。
表示部190は、表示制御部180により合成されたビデオチャット画面を表示する。つまり、上述した図9(a),(b)等に示すようなビデオチャット画面を表示する。
なお、上述した第1の表示部18や第2の表示部19が、このような表示部190として機能しうる。
(画像生成装置の動作の概要)
以下、このような構成の画像生成装置100の動作について図面を参照して説明する。一例として、ビデオチャット時における処理動作を、図10を参照して説明する。図10は、画像生成装置100にて実行される画像加工処理の流れを示すフローチャートである。なお、画像記憶部120には、背景画像が記憶されているものとする。
まず、画像生成装置100は、ユーザを含む撮影画像を撮影する(ステップS201)。
すなわち、撮影部110は、ビデオチャットを行うユーザを含む画像を順次撮影し、撮影した撮影画像(一例として、動画)を検出部130に供給する。
画像生成装置100は、撮影された撮影画像からユーザ(人物)を検出する(ステップS202)。
すなわち、検出部130は、顔認識によって、撮影画像に写っているユーザの顔画像を検出する。つまり、上述した図5(a),(b)に示すように、ユーザの顔画像を検出する。
画像生成装置100は、検出されたユーザの人物画像を、撮影画像から抽出する(ステップS203)。
すなわち、画像抽出部140は、検出された顔画像と周囲の画像とに基づいて、撮影画像からユーザの人物画像を抽出する。つまり、上述した図6(a)〜(c)に示すように人物画像を特定し、特定した人物画像を撮影画像から抽出する。
画像生成装置100は、抽出された人物画像を加工する(ステップS204)。
すなわち、画像加工部150は、ぼかし加工により、上述した図7(a)に示すような人物画像BGに加工する。この他にも、画像加工部150は、絵画調変換により、上述した図7(b)に示すような人物画像KGに加工してもよい。
画像生成装置100は、加工した人物画像を、背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する(ステップS205)。
すなわち、画像生成部160は、ぼかし加工された人物画像を、画像記憶部120から読み出した背景画像上に合成して、上述した図8(a)に示すような加工撮影画像を生成する。その際、画像生成部160は、半透明合成により、上述した図8(b)に示すような加工撮影画像を生成してもよい。
画像生成装置100は、生成した加工撮影画像を他の画像生成装置100に送信し、また、他の画像生成装置100から送られる画像を受信する(ステップS206)。
すなわち、画像送信部171は、画像生成部160により生成された加工撮影画像を、ビデオチャット相手の画像生成装置100に送信する。一方、画像受信部172は、ビデオチャット相手の画像生成装置100から送信された画像を受信する。
画像生成装置100は、受信した画像と生成した加工撮影画像とを適宜合成して表示する(ステップS207)。
すなわち、表示制御部180は、画像受信部172によって受信された画像と、画像生成部160によって生成された加工撮影画像とを合成し、上述した図9(a),(b)に示すようなビデオチャット画面を表示部190に表示する。
画像生成装置100は、ビデオチャットが終了したか否かを判別する(ステップS208)。
画像生成装置100は、ビデオチャットが終了していないと判別すると(ステップS208;No)、ステップS201に処理を戻し、上述したステップS201〜S208の処理を繰り返し実行する。
一方、ビデオチャットが終了したと判別した場合に(ステップS208;Yes)、画像生成装置100は、画像加工処理を終える。
このような画像加工処理において、画像生成装置100は、撮影画像から検出した顔画像等に基づいて人物画像(ユーザの画像)を抽出し、ぼかしなどの加工を施す。そして、加工した人物画像を背景画像上に合成して加工撮影画像を生成し、他の装置に送信する。このため、ユーザが顔や肌の詳細等を見せたくない場合でも、ぼかしなどの加工を施した加工撮影画像によって、その詳細を隠すことができる。一方、相手側(他の画像生成装置100のユーザ)にとっては、送られた加工撮影画像からユーザの表情までは把握できるため、送信元のユーザの様子等を知ることができ、ビデオチャットの長所が妨げられない。
また、抽出した人物画像を背景画像と合成するため、例えば、ビデオチャット時のユーザの背後等に、見られては不都合のあるものが写っていたとしても、ユーザ画像以外は抽出されないため、そのような不都合のあるものも適切に隠すことができる。
この結果、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、撮影画像から抽出した人物画像を、画像加工部150により、一様に加工する場合について説明したが、撮影されるユーザの動きが大きい場合などでは、加工しなくとも、その動きによってユーザの顔や肌等の詳細が見え難くなる。そのため、ユーザの動き量に応じて、加工の程度(度合い)を適宜変更するようにしてもよい。
以下、このように、ユーザの動き量に応じて、加工の程度を適宜変更することを特徴とする他の実施形態について、図面を参照して説明する。
図11は、本発明の他の実施形態に係る画像生成装置300の概要構成を示すブロック図である。この画像生成装置300は、上述した図3の画像生成装置100に、測定部310を加えた構成となっている。
つまり、撮影部110〜表示部190の構成は、図3の画像生成装置100と同様である。
測定部310は、順次撮影された撮影画像から、ユーザの顔の動き量を測定する。例えば、測定部310は、検出部130により順次検出される顔画像の位置や顔画像の向きの変化から、ユーザの顔の動き量を測定する。
具体的に測定部310は、図12(a)に示すように、検出された顔画像KGの特徴点となる両眼の位置(P1,P2)や口の位置(P3)を求め、以前に求めた位置との差分から、顔の動き量を測定する。つまり、顔画像の特徴点の位置を時系列に所定数記憶しておき、過去の特徴点の位置との差分からユーザの顔の動き量を測定する。なお、特徴点として、両眼や口の位置を求めるようにしているが、他の部位(鼻や耳等)を特徴点としてその位置を求め、顔の動き量を測定してもよい。
また、測定部310は、図12(b)に示すように、検出された顔画像KGの特徴点となる両眼及び口を結んだ平面(具体的には三角形)F1から顔の向きを求め、以前に求めた顔の向きとの差分から、顔の動き量(ひねり等)を測定する。つまり、平面F1の場合、図12(c)に示すように、両眼及び口の配置(バランス)から、ユーザの顔の向きが真正面の方向GL1であることが求められる。一方、図12(d)に示すような歪んだ平面F2が得られた場合、図12(e)に示すように、ユーザの顔の向きが斜め方向の方向GL2であることが求められる。そのため、測定部310は、このような顔の向きを時系列に所定数記憶しておき、過去の顔の向きとの差分からユーザの顔の動き量を測定する。なお、この場合も、両眼と口を結んだ平面から顔の向きを求めているが、他の部位(鼻や耳等)を特徴点とした平面から顔の向きを求め、顔の動き量を測定してもよい。
そして、上述した処理制御部10のCPUコア10aや画像処理部10b等が、このような測定部310として機能しうる。
図11に戻って、このような測定部310により、ユーザの顔の動き量が測定されると、画像加工部150は、測定された動き量に基づいて、加工の程度を変更して、人物画像を加工する。
例えば、画像加工部150は、測定された動き量が大きいほど、ぼかし度合いを小さくし、逆に、動き量が小さいほど、ぼかし度合いを大きくして、人物画像を加工する。つまり、ユーザの動き量が大きい場合には、その動きによって、ユーザの顔や肌の詳細等が適切に隠されるため、ぼかし度合いを小さくする。逆に、ユーザの動き量が小さい場合には、静止時と同様に、ユーザの顔や肌の詳細が明らかとなってしまうため、ぼかし度合いを大きくし、その詳細を隠すようにする。
また、画像加工部150は、人物画像を絵画調に変換する加工を行う場合に、測定された動き量に基づいて、変換の程度を同様に変更してもよい。
これらの場合、ユーザの動きに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
上記の他の実施形態では、ユーザの動き量に応じて、加工の程度を適宜変更する場合について説明したが、ユーザの動き量以外でも、加工の程度を適宜変更してもよい。
例えば、ユーザの顔や肌等の詳細を隠す必要がなくなって来た場合には、加工の程度を小さくする(緩める)ようにしてもよい。
具体的に測定部310は、ユーザの画像を適宜蓄積し、以前の画像と比較して、現在の画像の身仕度の度合いを測定する。一例として、服を着替えたり(上着を羽織ったり)、化粧をしたり(女性が口紅を付けたり)、髪を整えたりなどのように、以前の画像と比較して身仕度が整うにつれて、数値を高く測定する。
そして、画像加工部150は、測定部310が測定した身仕度の度合いが高まるにつれて、ユーザの詳細を隠す必要がなくなって来るため、ぼかし度合いを小さくする。
その際、画像加工部150は、身仕度が整った箇所についてだけ、ぼかし度合いを小さくしても良い。例えば、ユーザが上着を羽織った場合には、服のぼかしを小さくし、また、ユーザが口紅を付けたら、口元のぼかしを小さくし、更に、ユーザが髪を整えた場合には、髪のぼかしを小さくする加工を行う。
この場合、ユーザの身仕度の度合いに応じて、ユーザの画像を適切に加工することができる。
上記の実施形態では、加工した人物画像全体を、背景画像上に合成する場合について説明したが、合成するのは人物画像全体にが限られず、人物画像の一部だけを、背景画像上に合成してもよい。
例えば、ユーザの顔の一部を抽出して、背景画像上に合成してもよい。すなわち、ユーザの表情が把握できる顔の部位だけを抽出して、背景画像上に合成する。
具体的には、検出部130は、上述した図5(b)のように、ユーザの顔の特徴部位(一例として、眉毛、目、鼻、耳、口)を抽出する。
そして、画像生成部160は、検出部130により抽出されたユーザの顔の特徴部位画像を、画像記憶部120から読み出した背景画像上に合成して、加工撮影画像を生成する。すなわち、画像生成部160は、図13に示すように、特徴部位画像TBを背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する。
この場合、特徴部位画像TBにより、表情だけが浮いているように見え、また、特徴部位画像TBから、ユーザの表情を適切に把握できる。
上記の実施形態では、携帯型のゲーム装置1に、本願の画像生成装置100,300が適用される場合について説明したが、このような携帯型のゲーム装置1に限られず、例えば、ノート型のパソコン等であってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザのプライバシを保護しつつ、表情の把握を可能とする画像を生成できる画像生成装置、画像加工方法、および、プログラムを提供することができる。
1 ゲーム装置
10 処理制御部
11 コネクタ
12 カートリッジ
13 無線通信部
14 通信コントローラ
15 サウンドアンプ
16 スピーカ
17 操作キー
18 第1の表示部
19 第2の表示部
20 タッチパネル
21 カメラ
100,300 画像生成装置
110 撮影部
120 画像記憶部
130 検出部
140 画像抽出部
150 画像加工部
160 画像生成部
170 通信部
180 表示制御部
190 表示部
310 測定部

Claims (5)

  1. 撮影画像から人物を検出する検出部と、
    検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出部と、
    順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部と、
    抽出された当該人物画像を加工する画像加工部と、
    加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部と、を備え
    前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
    ことを特徴とする画像生成装置。
  2. 所定の背景画像を記憶する画像記憶部と、
    人物を含む撮影画像を撮影する撮影部と、
    撮影された撮影画像から、顔認識により当該人物の顔画像を検出する検出部と、
    検出された当該顔画像と周囲の画像とに基づいて、当該撮影画像から当該人物の人物画像を抽出する画像抽出部と、
    順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部と、
    抽出された当該人物画像を加工する画像加工部と、
    加工された当該人物画像を、記憶された当該背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部と、
    生成された当該加工撮影画像を、他の装置に送信する画像送信部と、を備え
    前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
    ことを特徴とする画像生成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像生成装置であって、
    前記画像加工部は、抽出された当該人物画像をぼかし加工し、
    前記画像生成部は、ぼかし加工された当該人物画像を当該背景画像上に半透明合成した加工撮影画像を生成する、
    ことを特徴とする画像生成装置。
  4. 検出部と、画像抽出部と、測定部と、画像加工部と、画像生成部とを有する画像生成装置における画像加工方法であって、
    前記検出部が、撮影画像から人物を検出する検出ステップと、
    前記画像抽出部が、検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出ステップと、
    前記測定部が、順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定ステップと、
    前記画像加工部が、抽出された当該人物画像を加工する画像加工ステップと、
    前記画像生成部が、加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成ステップと、を備え、
    前記画像加工ステップでは、前記測定ステップにて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、
    ことを特徴とする画像加工方法。
  5. コンピュータを、
    撮影画像から人物を検出する検出部、
    検出された当該人物の人物画像を、当該撮影画像から抽出する画像抽出部、
    順次撮影された撮影画像から、当該人物の動き量を測定する測定部、
    抽出された当該人物画像を加工する画像加工部、
    加工された当該人物画像を所定の背景画像上に合成した加工撮影画像を生成する画像生成部、として機能させ、
    前記画像加工部は、前記測定部にて測定された前記動き量が大きいほどぼかし度合いを小さくし、前記動き量が小さいほどぼかし度合いを大きくして、前記人物画像をぼかし加工する、ように機能させることを特徴とするプログラム。
JP2010068460A 2010-03-24 2010-03-24 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム Active JP4892071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010068460A JP4892071B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010068460A JP4892071B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011203835A JP2011203835A (ja) 2011-10-13
JP4892071B2 true JP4892071B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=44880446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010068460A Active JP4892071B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4892071B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664877B2 (ja) * 2012-09-27 2015-02-04 株式会社コナミデジタルエンタテインメント サービス提供装置、それに用いる制御方法及びコンピュータプログラム
JP6370820B2 (ja) * 2016-02-05 2018-08-08 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 画像生成システム、ゲーム装置及びプログラム。
JP2017184243A (ja) * 2017-04-21 2017-10-05 オリンパス株式会社 画像合成装置及び画像合成方法
CN111414856B (zh) * 2020-03-19 2022-04-12 支付宝(杭州)信息技术有限公司 实现用户隐私保护的人脸图像生成方法及装置
CN111709922B (zh) * 2020-06-10 2023-07-04 北京百度网讯科技有限公司 图像质量比较方法、装置、设备以及存储介质
CN115661908A (zh) * 2022-12-09 2023-01-31 凝动万生医疗科技(武汉)有限公司 面部动态数据脱敏方法及装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002281465A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd セキュリティ保護処理装置
JP2006013856A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ電話装置
JP5088161B2 (ja) * 2008-02-15 2012-12-05 ソニー株式会社 画像処理装置、カメラ装置、通信システム、画像処理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011203835A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110189340B (zh) 图像分割方法、装置、电子设备及存储介质
CN112911182B (zh) 游戏互动方法、装置、终端及存储介质
JP4892071B2 (ja) 画像生成装置、画像加工方法、および、プログラム
CN108712603B (zh) 一种图像处理方法及移动终端
CN109325924B (zh) 图像处理方法、装置、终端及存储介质
JP2004178163A (ja) 画像処理方法及びその装置
US20150206354A1 (en) Image processing apparatus and image display apparatus
TWI255141B (en) Method and system for real-time interactive video
CN110263617B (zh) 三维人脸模型获取方法及装置
CN111028144B (zh) 视频换脸方法及装置、存储介质
CN105409202B (zh) 用户终端装置及其控制方法
CN109194839B (zh) 一种显示控制方法、终端和计算机可读存储介质
JP6111723B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
CN110956580B (zh) 图像换脸的方法、装置、计算机设备以及存储介质
CN109978996B (zh) 生成表情三维模型的方法、装置、终端及存储介质
CN109671034B (zh) 一种图像处理方法及终端设备
CN114175113A (zh) 提供头像的电子装置及其操作方法
CN111385514B (zh) 人像处理方法和装置以及终端
CN113033341B (zh) 图像处理方法、装置、电子设备及存储介质
CN110827195A (zh) 虚拟物品添加方法、装置、电子设备及存储介质
JP5017382B2 (ja) 画像表示装置、画像加工方法、および、プログラム
CN112135191A (zh) 视频编辑方法、装置、终端及存储介质
JP2010066853A (ja) 画像処理装置、方法およびプログラム
CN107563353B (zh) 一种图像处理方法、装置及移动终端
CN109859115A (zh) 一种图像处理方法、终端及计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4892071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250