JP4891204B2 - 映像処理装置、映像処理方法、映像処理プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

映像処理装置、映像処理方法、映像処理プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像をタイル単位で画像処理を行う画像処理装置および画像処理方法に関する。
一般的に、映像処理システムにおいて、ディスプレイなどの映像出力部は画像と音声等のデータとの同期を取り出力する必要がある。すなわち、画像と音声が一致するように映像出力部は出力を同期させなければならない。
画像と音声の同期を可能とするために、国際標準の符号化方式であるMPEG1(Moving Picture Experts Group Phase1)やMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase2)は、出力タイミング情報であるタイムスタンプをパケットデータのヘッダ内に付加している。
図9に従来の映像処理システムのブロック図を示す。映像処理システムは、パケット生成装置、パケット処理装置、パケット受信装置から構成されている。
パケット送信装置9200の映像パケット生成回路9201が映像入力装置9100から映像データを受信すると、映像データをパケット化して送信する。このとき、システムタイムクロック生成回路9202が示す時刻を基にタイムスタンプを生成しパケットのヘッダに付加する。
パケット送信装置9200が送信したパケットは伝送路9500を経由してパケット受信装置9300に受信される。
パケット受信装置9300の映像データ送信回路9301はパケットを受信する。そしてシステムタイムクロック再生回路9302が示す時刻とパケットのヘッダに付加されているタイムスタンプが示す時刻とが一致すると、映像データを復元して映像出力装置9400に送信する。
パケット送信装置9200がパケットを送信してからパケット受信装置9300がパケットを受信するまでの時間はシステムによって一定であるため、タイムスタンプはシステムタイムクロック生成回路9202を基に生成することができる。
特開2002−118844号公報
従来の映像処理システムでは、パケット送信装置がパケットを送信してからパケット受信装置がパケットを受信するまでの時間はシステムによって一定であり、タイムスタンプの示す時刻にはパケット受信装置にパケットが到着した。
しかし、パケット送信装置とパケット受信装置の間に高画質化等の処理を施すパケット処理装置がある場合には、タイムスタンプが示す時刻に、パケット受信装置にパケットが到着しないという問題があった。つまり、パケット処理装置が外部メモリ等へのアクセスを行うと、アクセスの混雑によってパケット処理装置の処理性能が著しく低下することがあり、パケットが予定時刻に到着しない場合がある。よって、タイムスタンプに示される時刻に映像データを出力できなくなり、映像に乱れが生じてしまうおそれがあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、パケットの到着が遅れることによる画像の乱れを軽減することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の映像処理装置は以下の構成を備える。
すなわち、映像データを示す1フレームを入力し、該フレームをタイル単位で分割しパケット化するパケット生成手段と、前記パケット生成手段によって生成された各パケットの処理時間を設定する設定手段と、前記パケットに対し、パケット毎に高画質処理を行う処理手段と、前記処理手段による処理時間を計測する計測手段と、前記設定手段によって設定された前記各パケットの処理時間と、前記計測手段によって計測された処理時間との比較に基づいて、前記処理手段における処理速度が異なる複数のモードからいずれかのモードを決定する決定手段と、前記処理手段によって処理されたパケットを合成して出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
パケットの到着が遅れることによる画像の乱れを軽減することが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る映像処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。画像処理装置1000は、映像入力装置1500から入力された映像データを高画質化等の映像処理を施し、映像出力装置1600に出力する。映像処理装置1000の構成として、映像処理装置1000は、映像入力装置1500から入力されたデータをタイル分割しパケット化するパケット生成機能部1100と、前記パケット生成機能部1100が生成したパケットデータをパケット毎に映像処理するパケット処理機能部1200,1300,1400で構成されている。本実施形態では、パケット処理機能部は3つで構成されるが、1つであってもよい。
また、前記パケット生成機能部1100は、タイル分割部1110と、パケット化部1120と、パケット処理モード決定部1130と、映像処理時間予測部1140で構成される。タイル分割部1110は、入力された映像データをタイル状の矩形領域に分割する。パケット化部1120は、前記分割されたタイルデータにヘッダ情報を付加しパケットデータを生成する。パケット処理モード決定部1130は、前記ヘッダ情報に記されているパケット処理モード(後述)を決定する。映像処理時間予測部1140は、同じくヘッダ情報に記されている映像処理時間を予測する。
前記パケット処理機能部1200,1300,1400は、パケット処理部1210と、処理モード変更部1220と、処理時間計測部1230と、ヘッダ情報変更部1240で構成される。パケット処理部1210は、入力されるパケットデータを映像処理する。処理モード変更部1220は、前記パケットデータのヘッダ情報を基にパケット処理部1210の処理モードを変更する。処理時間計測部1230は、前記パケットデータの処理時間を計測する。ヘッダ情報変更部1240は、前記計測した処理時間をヘッダ情報に付加する。
また、複数のパケット処理機能部を備える場合において、処理順序が最後となるパケット処理機能部は以下の構成を備える。つまり、パケット処理機能部1400は、前記各パケット処理機能部1200,1300,1400で計測された処理時間が記述されたヘッダ情報を前記パケット生成機能部1100に送信するヘッダ情報送信部1410を備える。
次に、図2、図3に本実施例に係る前述のパケットデータの構成を示す。パケットデータは、ヘッダ情報2100と映像データのデータペイロード3200で構成されており、それぞれ図2にヘッダ情報の構成例、図3にデータペイロードの構成例を示す。
ヘッダ情報2100には予測された映像処理時間(forecast time)2113と測定されたパケットデータの処理時間(actual time)2114が記されている。ヘッダ情報2100には、ポートを示すport2111と後述する処理モードを示すmode 2112とforecast time 2113とactual time2114の4つのフィールドが格納されている。他にも、Payloadのバイト数を示すPayload Length 2150や、映像データ1フレーム中のパケット番号を示すPacket#2130や、パケットの種類を示すType2140が、ヘッダ情報2100に含まれている。
データペイロード3200には、例えば8pixel×128pixelの映像データが格納されている。Payloadの大きさは8KByteである。各pixelデータは8Byteで、Adobe RGBで表現された16bitのRGBデータ、8bitのαデータ、8bitのアトリビュートデータで構成される。
図4は、本実施形態の映像処理装置における、画像処理を説明するフローチャートである。
(パケットデータ00の処理)
ステップ4100において、映像処理装置1000には、映像入力装置1500から1フレーム分の映像データが入力され、パケット生成機能部1100において映像データの読み込みを行う。
ステップ4110において、タイル分割部1110は、入力された映像データを矩形状の領域(以下タイル)に分割する。本実施形態では、1フレーム分の映像データは4つのタイルデータに分割されるものとし、タイル分割部1110は入力された映像データをタイルデータ00,01,10,11に分割する。
ステップ4200において、パケット化部1120は、後述する最後段のパケット処理機能部からヘッダ情報が更新されているか確認を行う。最初は初期状態のため、ヘッダ情報の更新は行われておらず、ステップ4300に遷移する。
ステップ4300において、パケット化部1120は、前述のタイルデータのヘッダ情報に処理モード2112と各パケット処理機能部1200,1300,1400の予測映像処理時間2113とを書き込み、パケットデータを作成する。
処理モード2112と予測映像処理時間2113は、パケット処理モード決定部1130と映像処理時間予測部1140によって決定される。ここで、処理モードとは、各パケット処理機能部におけるパケットの処理時間に対して、パケット処理機能部の処理速度を可変とするモードである。図6に処理モード毎の処理時間の変化率を示す。例えば、mode5(6150)はmode0(6100)と比較すると、倍の速度でパケット処理を行うことを示す。最初は初期状態のため、パケット処理機能部1200,1300,1400全ての処理モード2112は初期値の0に設定される。また、予測映像処理時間2113も初期値の10[T]に設定されるとする。なお、本実施形態の映像出力装置1600は、15[T]毎に1パケットの映像データを入力し、1フレーム(4パケット分)のデータを60[T]毎に出力するものとする。そのため、各パケット処理機能部1200,1300,1400は15[T]以内に画像処理を行わなくてはならない。よって予測映像処理時間2113の初期値は、多少の余裕を考慮して、10[T]とするのが望ましい。ただし、パケット処理機能部1200,1300,1400が予測映像処理時間2113以内に画像処理が完了するとは限らない。
各パケットデータ00、01、10、11の処理に要する時間を図5に示す。図5に示すように、パケットデータ00は、各パケット処理機能部における映像処理時間が10[T]となっているので、予測映像処理時間通りに処理は完了する。しかし、パケットデータ01,10,11に関してはパケット処理機能部1200で行われる画像処理の時間に、それぞれ15[T],25[T],30[T]を要する。図5に示す処理時間を要するパケットデータを用いて、本実施形態の説明を行う。
図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップ4310において、パケット生成機能部1100は生成したパケットデータをパケット処理機能部1200に転送する。
図7は時間毎のパケット生成機能部1100とパケット処理機能部の状況を説明する図である。図5よりパケット生成機能部1100がパケットデータ00を生成するのに要する時間は5[T]なので、図7に示すように時刻5[T]にパケット処理機能部1200はパケットデータ00を受信している。
また、図8に、各パケットデータのヘッダ情報の遷移状況を示す。時刻5[T]におけるパケットデータ00のヘッダ情報は、初期値の状態にあり、処理モードは0、予測映像処理時間は10であり、図8の8020に該当する。
ステップ4400において、パケット処理機能部1200の処理モード変更部1220は受信したパケットデータのヘッダ情報から、処理モードを取得し、パケット処理部1210の処理モードを設定する。処理モードは0なので、処理モード0がパケット処理部に設定される。
ステップ4410において、パケット処理機能部1200の処理時間計測部1230は、パケットを受信した時刻5[T]に処理時間の計測を開始する。
ステップ4420において、パケット処理機能部1200のパケット処理部1210はパケットデータ00の処理を開始する。処理モードはステップ4400で0に設定されている。図5から、パケット処理機能部1200がパケットデータ00を処理するのに要する時間は10[T]となる。
ステップ4430において、パケット処理機能部1200の処理時間計測部1230は、パケットデータ00の処理完了時刻を計測する。
ステップ4450において、パケット処理機能部1200のヘッダ情報変更部1240は、処理時間計測部1230によって測定された処理時間をヘッダ情報の処理時間2114に書き込む。ヘッダ情報は図8に示す8030の状態に遷移する。
ステップ4500において、映像処理装置1000は、現在処理中のパケット処理機能部が最終段であるか判定される。パケット処理機能部1200は最終段ではないので、ステップ4400に遷移する。
ステップ4410において、パケット処理機能部1200はパケット処理機能部1300に、パケットデータ00を転送する。図7ではパケット処理機能部1200が、時刻15[T]にパケットデータ00を転送していることが示されている。
パケット処理機能部1300においても、ステップ4400からステップ4450の処理が行われる。処理モードは0に設定され、パケットデータ00の処理には10[T]を要することが測定される。ヘッダ情報に10[T]が書き込まれ、ヘッダ情報は図8の時刻25[T]の状態8040となる。
再び、ステップ4500において、映像処理装置1000は、現在処理中のパケット処理機能部が最終段であるか判定される。パケット処理機能部1300も最終段ではないので、ステップ4400に遷移する。また時刻25[T]にパケット処理機能部1300はパケット処理機能部1400にパケットデータ00を送信する。
パケット処理機能部1400においても、ステップ4400からステップ4450の処理が行われる。時刻35[T]に、パケットデータ00のヘッダ情報は状態8050となる。
再び、ステップ4500において、映像処理装置1000は、現在処理中のパケット処理装置が最終段であるか判定される。パケット処理機能部1400は最終段なので、ステップ4600に遷移する。
ステップ4600において、映像処理装置1000は、ヘッダ情報に記された予測映像処理時間2113と処理時間2114を比較する。差異がある場合、ステップ4610に遷移する。パケットデータ00に関しては、予測映像処理時間2113と処理時間2114の解離は無いのでステップ4700に遷移する。
ステップ4700において、映像処理装置1000は、1フレーム分のパケット処理が完了したか判定する。時刻50[T]においては、1フレーム分のパケット処理は完了していないので、ステップ4200に遷移する。
(パケットデータ01、10の処理)
本実施形態の映像処理装置1000のパケット生成機能部1100とパケット処理機能部1200,1300,1400はパイプライン構造になっている。よって、パケット生成機能部1100がパケット処理機能部1200にパケットデータ00を転送し終えた時刻5[T]から、パケット生成機能部1100はパケットデータ01の処理を開始する。パケットデータ01について、図4に示すフローチャートに従い説明を行う。
ステップ4200において、パケット化部1120は、ヘッダ情報の更新の有無を確認する。時刻5[T]においては、ヘッダ情報は更新されていないので、ステップ4300に遷移する。
ステップ4300において、パケットデータ00と同様に処理モード2112と予測映像処理時間2113には、初期値が用いられる。処理モードを示す2112には0が設定され、予測映像処理時間2113は10[T]となり、ヘッダ情報は図8の状態8120となる。
ステップ4310において、パケット生成機能部1100はパケットデータ01をパケット処理機能部1200に転送する。ただし、パケット生成機能部1100がパケット生成が完了した時刻10[T]において、パケット処理機能部1200は、パケットデータ00の処理を行っている。そのため、パケット生成機能部1100がパケット処理機能部1200に転送できるのは時刻15[T]となる。
ステップ4400において、パケット処理機能部1200の処理モード変更部1220は受信したパケットデータのヘッダ情報から、処理モードmodeを取得し、パケット処理部1210の処理モードを設定する。
ステップ4410において、パケット処理機能部1200の処理時間計測部1230は、処理時間の計測を開始する。
ステップ4420において、パケット処理機能部1200のパケット処理部1210はパケットデータ01の処理を開始する。パケットデータ01は図5に示すようにパケット処理機能部1200の処理に15[T]の処理時間を要する。
ステップ4430において、パケット処理機能部1200の処理時間計測部1230は、パケットデータ01の処理完了時刻を計測する。
ステップ4450において、パケット処理時間15[T]がヘッダ情報の処理時間2114に書き込まれる。ヘッダ情報の状態は、図8の状態8130となる。
ステップ4500において、パケット処理機能部が最終段であるか判定される。パケット処理機能部1200は最終段ではないのでステップ4400に遷移する。
ステップ4510において、パケットを後段のパケット処理機能部1300に転送する。
パケット処理機能部1300においても、ステップ4400からステップ4450の処理が行われる。パケット処理機能部1300がパケットデータ01の処理を完了し、パケット処理機能部1400に転送する時刻は40[T]となる。
そしてステップ4500において、映像処理装置1000は、現在処理中のパケット処理機能部が最終段であるか判定が行われる。パケット処理機能部1300は最終段ではないので再びステップ4400に遷移する。
パケット処理機能部1400においても、ステップ4400からステップ4450の処理が行われる。
そしてステップ4500において、映像処理装置1000は、現在処理中のパケット処理機能部が最終段であるか判定が行われる。パケット処理機能部1400は最終段であるのでステップ4600に遷移する。
ステップ4600において、映像処理装置1000は、ヘッダ情報に記された予測映像処理時間2113と処理時間2114を比較する。パケット処理機能部1400が処理を終えた時刻は、50[T]となり、時刻50[T]におけるパケットデータ01のヘッダ情報は状態8150となる。
パケット処理機能部1200の予測映像処理時間2113と処理時間2114は、それぞれ10[T]と15[T]となっており解離があると判断され、ステップ4610に遷移する。
ステップ4610において、パケット処理機能部1400のヘッダ情報送信部1410は、予測映像処理時間と処理時間の解離があったパケットデータ01のヘッダ情報をパケット生成機能部1100に送信する。
ステップ4700において、映像処理装置1000は、1フレーム分のパケット処理が完了したかをを判定する。時刻50[T]においては、1フレーム分のパケット処理は完了していないので、ステップ4200に遷移し、パケットデータ10の処理を行う。
ステップ4200において、パケット化部1120は、最後段のパケット処理機能部からヘッダ情報が更新されているか確認を行う。前述のようにパケットデータ01の処理を行う際に時刻50[T]においてパケット情報の更新が行われている。ただし、時刻50[T]以前に処理が始まっているパケットデータ10に関してはパケット情報の更新が行われていないので、パケットデータ10の処理は、前述のパケットデータ01と同じ手順で行われる。パケットデータ10のヘッダ情報の遷移は、図8の状態8220−8250となる。
(パケットデータ11の処理)
次に、ヘッダ情報の更新が行われた時刻50[T]以降に処理されるパケットデータ11の処理手順について説明する。
ステップ4200においては、ヘッダ情報が更新されているので、ステップ4210に遷移する。
ステップ4210において、パケット処理モード決定部1130は、更新されたヘッダ情報の読み込みを行う。パケット生成機能部が受信したヘッダ情報は、図8に示す状態8150となる。
ステップ4220において、パケット処理モード決定部1130は、更新されたヘッダ情報を元に処理モードを決定する。
図8の状態8150においては、パケット処理機能部1200の予測映像処理時間2113が10[T]に対して、処理時間2114は15[T]である。一方、パケット処理機能部1300とパケット処理機能部1400に関しては、処理時間の解離は見られない。本実施形態では、パケット処理モード決定部1130は以下の式(1)に示すように、予測映像処理時間に対する解離を元に処理モードを決定する。
forecast time/actual time×100 …(1)
以上の式を元に、パケット処理機能部1200の処理モードを決定する。
10/15×100≒67 …(2)
処理時間比を67以下にするため、図6からパケット処理モード決定部1130はモード4を選択する。
ステップ4230では、映像処理時間予測部1140は、予測映像処理時間2113を予測する。本実施形態では、各パケット処理機能部が時間10[T]で処理を完了させることを想定している。よってモード4が選択されたので映像処理時間予測部1140は以下の式から、予測映像処理時間2113を6[T]とする。
10[T]×0.6(モード4)=6[T] …(3)
なお、予測映像処理時間2113を予測する部は、更新直後のヘッダ情報の処理時間2114を用いて算出する方法や、ヘッダ情報の処理時間2114の平均を用いて算出しても良い。また、パケット処理機能部1300とパケット処理機能部1400に関しては、解離が無いのでモードと予測映像処理時間2113の変更はない。
次にステップ4300において、パケット化部1120は、ヘッダ情報を書き込み、パケットデータ11を生成する。このヘッダ情報の状態は図8に示す状態8320である。
ステップ4310において、パケット生成機能部1100は、パケットデータ11をパケット処理機能部1200に転送する。転送する時刻は時刻55[T]である。
ステップ4400において、処理モード変更部1220はパケットデータ11のヘッダ情報の処理モード4をパケット処理部1210に設定する。
ステップ4410において、処理時間計測部1230は処理時間の計測を開始する。
ステップ4420において、パケット処理部1210はパケット処理を行う。パケットデータ11は図5に示すようにパケット処理機能部1200の処理に、モード0の場合で30[T]の処理時間を要する。ただし、パケット処理部1210にはモード4が設定されているので、パケット処理部1210は60%の処理時間で処理を完了させる。
ステップ4430において、処理時間計測部1230は、パケット処理に要した処理時間を計測する。パケット処理部1210にはモード4が設定されており、パケットデータ11の処理時間30[T]の60%の18[T]で処理が完了し、処理時間計測部1230は18[T]を処理時間として測定する。
ステップ4450において、パケット処理時間18[T]がヘッダ情報の処理時間2114に書き込まれる。ヘッダ情報の状態は、図8の状態8330となる。
ステップ4500において、パケット処理機能部が最終段であるか判定が行われる。パケット処理機能部1200は最終段ではないので再びステップ4400に遷移する。
ステップ4450において、時刻73[T]にパケット処理機能部 1200はパケット処理機能部1300に、パケットデータ11を転送する。
同様にパケット処理機能部1300、パケット処理機能部1400においても、ステップ4400からステップ4450の処理が行われる。
そして、ステップ4500において、パケット処理機能部が最終段であるか判定が行われる。パケット処理機能部1400は最終段であるのでステップ4600に遷移する。
ステップ4600において、映像処理装置1000は、ヘッダ情報に記された予測映像処理時間2113と処理時間2114を比較する。パケットデータ10と同様に処理時間に解離があるため、ステップ4610に遷移する。
ステップ4610において、パケット処理機能部1410のヘッダ情報送信部1410は、パケット生成機能部1110にパケットを送信する。
ステップ4700において、1フレーム分のパケットの処理が完了したことを判定する。本実施形態では、1フレーム分は4パケットで構成されており、パケットデータ11の完了で1フレーム分のパケット処理が完了となる。
ステップ4710において、映像処理装置1000は、処理されたパケットデータ00、01、10、11を合成し、合成した映像を出力する。4つのパケットデータ00、01、10、11の処理が完了するのが時刻93[T]となる。前述のように、本実施例の映像出力機能部1600は、15[T]毎に1パケットの映像データを入力され、1フレーム(4パケット分)のデータを60[T]毎に出力するものとする。第1のパケットデータ00を得られる時間は、初期レイテンシは、5[T]+15[T]+15[T]+15[T]=50[T]とパケットデータ01,10,11がそれぞれ15[T]と想定されている。ここで初期レイテンシとは、パケット生成機能部1100とパケット処理機能部の想定処理時間の総和のことである。よって、時刻95[T]までに、第1フレームの処理が完了すれば良いこととなる。本実施形態では時刻93[T]に1フレーム分の映像処理が完了しているので、映像が乱れることなく映像処理を行うことができる。
以上説明したように、本発明は、個々のパケット処理機能部の画像処理にかかる時間を測定しフィードバックすることにより、個々のパケット処理機能部に適した処理モードを選択することができる。
これにより、パケットの到着が遅れることによる画像の乱れを軽減することが可能となる。
<その他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムの1部として適用しても、1つの機器からなる装置の1部に適用してもよい。
また、本発明は上記実施形態を実現するための装置及び方法のみに限定されるものではない。
例えば、上記システム又は装置内のコンピュータ(CPU或いはMPU)に、上記実施形態を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し実行させるものも本発明の範疇に含まれる。また、このコンピュータプログラムのコードに従って上記システム或いは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施例を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになる。即ち、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体も本発明の範疇に含まれる。
この様なプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、本発明は上記プログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上記実施形態の機能が実現される場合に限らない。例えば、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)、或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
更に、コンピュータの機能拡張ボードに備わるメモリに格納された上記プログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合なども本発明の範疇に含まれる。
本発明における映像処理装置のブロック図 タイルに付加されるヘッダ情報の構成例 タイルに付加されるペイロードデータの構成例 本発明における映像処理装置の処理フロー図 パケット処理時間の例 処理モード毎の処理時間の変化率の例 本発明の時間毎のパケット生成機能部とパケット処理装置の処理状況を示す図 ヘッダ情報の遷移状況を示す図 従来技術のブロック図

Claims (7)

  1. 映像データを示す1フレームを入力し、該フレームをタイル単位で分割しパケット化するパケット生成手段と、
    前記パケット生成手段によって生成された各パケットの処理時間を設定する設定手段と、
    前記パケットに対し、パケット毎に高画質処理を行う処理手段と、
    前記処理手段による処理時間を計測する計測手段と、
    前記設定手段によって設定された前記各パケットの処理時間と、前記計測手段によって計測された処理時間との比較に基づいて、前記処理手段における処理速度が異なる複数のモードからいずれかのモードを決定する決定手段と、
    前記処理手段によって処理されたパケットを合成して出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記計測手段によって計測されたパケットの処理時間が、前記設定手段によって設定された該パケットの処理時間を超えた場合において、該パケットの次に処理されるパケットの前記処理手段における前記モードを変更することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記計測手段によって計測されたパケットの処理時間が、前記設定手段によって設定された該パケットの処理時間を超えた時間に応じたモードに変更することを特徴とする請求項2に記載の映像処理装置。
  4. 前記処理手段は、複数の処理手段がパイプライン構造に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  5. 映像処理装置を制御する映像処理方法であって、
    映像データを示す1フレームを入力し、該フレームをタイル単位で分割しパケット化するパケット生成工程と、
    前記パケット生成工程によって生成された各パケットの処理時間を設定する設定工程と、
    前記パケットに対し、パケット毎に高画質処理を行う処理工程と、
    前記処理工程による処理時間を計測する計測工程と、
    前記設定工程によって設定された前記各パケットの処理時間と、前記計測工程によって計測された処理時間との比較に基づいて、前記処理工程における処理速度が異なる複数のモードからいずれかのモードを決定する決定工程と、
    前記処理工程によって処理されたパケットを合成して出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする映像処理方法。
  6. 請求項5に記載の映像処理方法をコンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、映像処理装置として機能させるコンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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