JP4891040B2 - 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4891040B2
JP4891040B2 JP2006322520A JP2006322520A JP4891040B2 JP 4891040 B2 JP4891040 B2 JP 4891040B2 JP 2006322520 A JP2006322520 A JP 2006322520A JP 2006322520 A JP2006322520 A JP 2006322520A JP 4891040 B2 JP4891040 B2 JP 4891040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response function
image
point response
mark
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006322520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008139026A (ja
JP2008139026A5 (ja
Inventor
朋之 宮下
隆宏 松本
秀樹 稲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006322520A priority Critical patent/JP4891040B2/ja
Publication of JP2008139026A publication Critical patent/JP2008139026A/ja
Publication of JP2008139026A5 publication Critical patent/JP2008139026A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4891040B2 publication Critical patent/JP4891040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法に関する。
微細化の進む半導体を製造する半導体露光装置ではウエハ上にレチクルパターンを投影露光する前に、ウエハとレチクルとの位置合わせが行われる。
位置合わせ技術としてプリアライメント、ファインアライメントの2種類の技術がある。
プリアライメントは、ウエハがウエハ搬送装置から半導体露光装置内のステージに備えられるウエハチャックに置かれる際に発生する送り込みずれ量を検出し、後続のファインアライメントが正常に処理できる精度内にウエハを粗く位置合わせする役割をする。ファインアライメントは、ステージ上のウエハチャックに置かれたウエハの位置を正しく計測し、レチクルとの位置合わせ誤差が許容範囲内になるように精密な位置合わせをする役割を持つ。プリアライメントの精度は数ミクロン程度である。ファインアライメントの精度はウエハ加工精度の要求で異なるが、最小線幅の1/3の重ね合わせ精度が要求される。例えば90nmデバイスでは、要求重ね合わせ精度は30nmであるので、ファインアライメント精度としては10nm以下の精度を要求される。この数値例のようにファインアライメントでは、10 nm以下の非常に高精度な検出が必要とされる。
図17により、従来のファインアライメントにおけるマーク撮像方法について説明する。3次元に移動可能なステージ11には観察のためのマークWMが設けられた露光基板としてのウエハWが載置されている。
最初に、マークWMを撮像できる位置にステージ11を移動させる。次いで、照明部2から照射されたアライメント光の光束により、結像光学系4、偏光ビームスプリッタ3、対物レンズObj、レチクルR及び投影光学系1を介して、マークWMを照明する。図18はマークWMの一例を示したものであり、同一形状のパターンを複数配置したものである。
マークWMから反射した光束は、再度投影光学系1、レチクルRを介して対物レンズObj、四分の一波長板PPを通り、偏光ビームスプリッタ3で反射して結像光学系5を介して撮像部6の撮像面上にマークWMの像を形成する。
撮像部6は、マークWMの像の光電変換を行う。光電変換されたマークWMの像は、A/D変換部7において、2次元のデジタル信号列に変換され、次いで、積算部8によって、図18に示すy方向に積算処理され、図19に示すように2次元のデジタル信号列が1次元のデジタル信号列S0(x)に変換される。その変換された1次元のデジタル信号列を用いてマークWMの中心位置を計測していた。
しかしながら、照明部2には照明の不均一性が存在し、投影光学系1及び結像光学系4,5には各種収差が存在し、撮像部6には取り込みの不均一性等が存在するので、撮像部6の撮像面上に形成された画像信号は劣化している。もし、劣化が無くマークの反射光の全てを投影光学系1と結像光学系4,5で取得できたならば、対称な波形、例えば矩形波のような形状の信号が得られる。ところが、反射光を検出する開口数NAは制限されているので、劣化が無くても、信号S0(x)は矩形波ではなく、図19に示すように対称ではあるが丸みをおびた信号となる。
実際には前記の検出光学系における劣化が存在するので、信号S0(x)は劣化し、図20に示すようにコントラストが低下するとともに非対称な信号S1(x)になる。更に、劣化の程度が撮像部6の撮像面上の位置により異なる場合は、図21に示すようにコントラストが低下するとともに劣化による非対称性が位置により異なる信号S2(x)になる。
このような劣化を受けた信号を、パターンマッチング等の処理を行い計測すると計測誤差が生じる。本明細書において、「2次元のデジタル信号列」を「2次元画像」、「1次元のデジタル信号列」を「1次元画像」と呼ぶこととする。また、「照明部」、「投影光学系」及び「結像光学系」をまとめて「検出光学系」と呼ぶこととする。
本発明は基板上のマークの信号からマークの位置を正確に検出すること目的とする。
本発明の第1の側面は、基板上のマークの像を信号として検出して前記マークの位置を計測する計測装置であって、像を形成する検出光学系と、検出光学系の伝達特性を記憶する記憶部と、伝達特性に基づく復元処理を行って信号を補正する演算部と、を備え、演算部は、像が形成される面内の各区分に反射ピンホール又は反射スリットがそれぞれ含まれるように基板を移動させて得られた反射ピンホール又は反射スリットの像から、各区分に関して、点応答関数を算出し、各区分に関して算出された点応答関数に基づいて、点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることにより、複数の領域を決定し、各区分に関して算出された点応答関数に基づいて、決定された複数の領域のそれぞれに対応する点応答関数を求め、複数の領域のそれぞれに対応する点応答関数に基づいて復元処理を行う、ことを特徴とする
本発明の第2の側面は、基板上のマークの像を信号として検出してマークの位置を計測する計測方法であって、像を形成する検出光学系の伝達特性を求めて記憶する第1の工程と、伝達特性に基づく復元処理を行って信号を補正する第2の工程と、第2の工程で補正された信号に基づいてマークの位置を求める第3の工程と、を含み、第1の工程は、像が形成される面内の各区分に反射ピンホール又は反射スリットがそれぞれ含まれるように基板を移動させて得られた反射ピンホール又は反射スリットの像から、各区分に関して、点応答関数を算出し、各区分に関して算出された点応答関数に基づいて、点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることにより、複数の領域を決定し、各区分に関して算出された点応答関数に基づいて、決定された複数の領域のそれぞれに対応する点応答関数を求め、第2の工程は、複数の領域のそれぞれに対応する伝達特性に基づいて前記復元処理を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば基板上のマークの信号からマークの位置を正確に検出することができる。
移動可能なステージに載置され、マークが刻まれているウエハが基板である場合の実施形態を用いて本発明を説明する。
画像の劣化は検出光学系の様々な要因によって発生する。まず、照明が不均一であれば、ウエハの表面が均一であっても、反射光は不均一となって撮像部に達する(以下、「劣化1」という。)。また、投影光学系及び結像光学系では、反射光の全てを取り込めるわけではなく、高周波成分が失われた反射光が撮像部に達する(以下、「劣化2」という。)。更に、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲収差、歪曲収差、色収差、波面収差等の収差により、反射光は理想的な像からのズレを生じて撮像部に達する(以下、「劣化3」という。)。劣化3のない理想的な状況では、点状物体は点像を作り、光軸に垂直な平面物体は平面の像を作り、光軸に垂直な平面上の図形はそれと相似な像の図形を作る。最後に、反射光はCCDカメラなどの撮像手段で2次元画像として取り込まれるが、この際に取り込みの不均一性が生じる(以下、「劣化4」という)。
前に述べたマークの像が矩形波となるのは、上記の劣化1ないし劣化4が全く発生しない場合である。また、図19に示した1次元画像S0が出現するのは、劣化2のみが発生する場合である。図20の1次元画像S1が出現するのは、劣化1ないし劣化4が2次元画像上の位置に依存しない劣化として発生する場合である。以下、位置に依存しない劣化を、「シフトインバリアントな劣化」ということとする。
図21に示す1次元画像S2が出現するのは、劣化1ないし劣化4が2次元画像上の位置に依存する劣化(以下、「シフトバリアントな劣化」という。)として発生する場合である。
図1及び図2に、2次元画像の12箇所における伝達特性を劣化の点応答関数として表した例を示す。図1は、シフトインバリアントな劣化の場合であり、どの位置の点応答関数も同じである。この点応答関数により、2次元画像のどの12箇所の画素値も同じ劣化を受ける。このような劣化により、図19の1次元画像S0は図20の1次元画像S1に変化する。
図2は、シフトバリアントな劣化の場合であり、位置毎に点応答関数が異なる。これら点応答関数により、2次元画像の12箇所の画素値は、それぞれ異なる劣化を受ける。このように位置によって異なる劣化により、図19の1次元画像S0は図21の1次元画像S2に変化する。
次に、撮像部で取り込まれ計測系により劣化した2次元画像及び1次元画像を復元する方法の概略について、シフトインバリアントな劣化を例に説明する。
撮像部で取り込まれた2次元画像をImg(x,y)、点応答関数をh(x,y)、2次元復元画像をs(x,y)とすると、これらの関係は、一般的にImg(x,y)=s(x,y)*h(x,y)で表現できる。ここで、*は畳み込み積分、x,yは座標を意味する。
フーリエ変換を用いて表現すると、Img(u,v)=s(u,v)H(u,v)となる。ここで、u,vは周波数、Img(u,v)、s(u,v)、H(u,v)は、それぞれImg(x,y)、s(x,y)、h(x,y)のフーリエスペクトルである。
本発明では、次の式(1)に基づき2次元復元画像s(x,y)を算出した。ただし、点応答関数のフーリエスペクトルH(u,v)は、高周波成分が失われていないと仮定した。
Figure 0004891040
同様の前提にたって、1次元復元画像を式(2)に基づき算出した。
Figure 0004891040
復元方法の概要は以上のとおりであるが、以下に、式(1)又は式(2)を実行するために必要な「点応答関数h(x,y)又はh(x)を予め計測し算出する方法」を説明する。
本発明では、上記劣化2は無視できるほど少ないと仮定して点応答関数h(x,y)又はh(x)を計測した。まず、図17に示すマークWMの代りに反射ピンホールRP又は反射スリットRSをおく。図3はステージ31の上に反射ピンホールRPをおいた例である。図4はステージ41の上に反射スリットRSをおいた例である。反射ピンホールRPの場合は、投影光学系91を通過した光束は結象光学で結像し、光学像はδ関数とみなせる。反射スリットRSの場合は、1次元の矩形関数になった光学像とみなせる。そのため、上記劣化1、劣化3及び劣化4が無く、劣化2が無視できる場合、反射ピンホールRPは、図5のように撮像部CCD上に1x1画素の領域でIntensityを持つ。また、反射スリットRSは、図6に示すように1画素幅のラインでIntensityを持つ。
図7は、劣化1から劣化4までの劣化を受けた反射ピンホールRPの2次元画像の例である。
点応答関数をh(x,y)、反射ピンホールRPの2次元画像をRPImg(x,y)とし、反射ピンホールRPの像が2次元画像の中央位置に来るように移動した画像を改めてRPImg(x,y)と定義し直す。そして、点応答関数をh(x,y)=RPImg(x,y)/ΣRPImg(x,y)・・・式(3)とした。このようにIntensityの総和で規格化することで、照明系のエネルギー変動の影響を軽減できる。
図8(a)は、劣化1から劣化4までの劣化を受けた反射スリットRSの2次元画像の例である。図8(b)は、図8(a)をy方向に積算平均した1次元画像の例である。
点応答関数をh(x)、反射スリットRSの1次元画像をRPImg(x)とする。反射スリットRSの像が1次元画像の中央位置に来るように移動した画像を改めてRPImg(x)と定義し直し、h(x)=RPImg(x)/ΣRPImg(x)・・・式(4)とした。
以下に示す実施形態は、劣化2は無視できるほど少ないことを前提としている。
〔実施形態1〕
この実施形態では、シフトインバリアントな劣化の場合の復元を、以下に示すステップ0ないしステップ4で行った。
本実施形態に係わる、基板上のマークを用いてレクチルと基板との相対位置を調整してレクチル上のパターンを介し基板を露光する露光装置の構成は図9のとおりである。この露光装置は演算部914及び記憶部915をさらに備える点で、図17に示した従来の半導体露光装置と異なる。また、照明部92、投影光学系91及び結像光学系94,95、撮像部96はマークを信号として検出する検出光学系を構成する。
[ステップ0]:ステップ1からステップ4を実行する前に反射ピンホール又は反射スリットを移動させる
まず、点応答関数を計測する撮像部96上の位置を図9の記憶部915に記憶する。そして、ステージ位置記憶部913は、記憶部915から撮像部96の撮像面上の位置を読み込む。そして、ステージ駆動部910と位置計測部912を用いて、ステージ911上の反射ピンホールRP又は反射スリットRSを記憶部915から読み込んだ撮像部96の撮像面上の位置にステージ911で移動させる。
[ステップ1]:反射ピンホールの2次元画像又は反射スリットの1次元画像を取得する
照明部92から照射した光束により、ビームスリッター93、投影光学系91を介して、反射ピンホールRP又は反射スリットRSを照明する。反射ピンホールRP又は反射スリットRSから反射した光束は、再び投影光学系91を介してビームスリッター93に到達し、ここで反射して結像光学系95を介して撮影部96の撮像面上に反射ピンホールRP又は反射スリットRSの像を形成する。そして、撮像部96は、反射ピンホールRP又は反射スリットRSの像の光電変換を行う。撮像中であることを示す信号とステージ911の位置は、撮像部96からステージ位置記憶部913に送られ記憶される。撮像された反射ピンホールRP又は反射スリットRSは、その後、A/D変換部97において、2次元画像に変換され記憶部915に一時記憶される。もし、図11に示すような反射スリットRSの場合は、積算部98を用いて図11に示すy方向に積算し、画像信号を図8(b)に示すような1次元画像に変換し記憶部915に一時記憶する。
図10には反射ピンホールRPの例を、図11には反射スリットRSの例を示した。図7又は図8(a)は、撮像部96の撮像面***の位置で結像している例である。図12は、反射ピンホールRPの撮像対象領域ROIを説明する図である。図12のROIは、反射ピンホールRPの撮像対象領域を示す。このROIが撮像部96により2次元画像として撮影される。同様に、図13のROIは、反射スリットRSの撮像対象領域を示し、撮像部96により2次元画像として撮影される。
[ステップ2]:規格化した点応答関数を算出する
ステップ1で記憶部915に一時記憶した2次元画像中の反射ピンホールRPの像が2次元画像の中央位置に来るように移動した画像、又は、反射スリットRSの像が1次元画像の中央位置に来るように移動した画像を演算部914で算出する。そして、演算部914で、前記画像を用いて式(3)又は式(4)を実行し、規格化した点応答関数h(x,y)或いはh(x)を算出し、記憶部915に記憶する。
[ステップ3]:マークの2次元画像Img(x,y)又は1次元画像Img(x)を取得する
まず、ステージ11上の被観察マークを撮像できる位置にステージ11を移動させる。次に、2次元画像Img(x,y)を取得する場合は、上記ステップ1の反射ピンホールRPをマークWMに置き換え、上記ステップ1の内容を実行し記憶部915に一時記憶する。1次元画像Img(x)を取得する場合は、上記ステップ1の反射スリットRSをマークWMに置き換え、上記ステップ1の内容を実行し記憶部915に一時記憶する。
18はマークWMの例である。撮像対象領域ROIは、マークWMの全体又は一部である。
[ステップ4]:2次元復元画像又は1次元復元画像を算出する
ステップ3で記憶部915に一次記憶したマークWMの画像が2次元画像Img(x,y)の場合、2次元画像Img(x,y)、及び、ステップ2で記憶部915に記憶した点応答関数h(x,y)のフーリエスペクトルH(u,v)を演算部914で算出する。次いで、演算部914で式(1)を実行し、結果を2次元復元画像とする。
ステップ3で記憶部915に一次記憶したマークWMの画像が1次元画像Img(x)の場合、2次元画像Img(x)、及び、ステップ2で記憶部915に記憶した点応答関数h(x)のフーリエスペクトルH(u)を演算部914で算出する。次いで、演算部914で式(2)を実行し、結果を1次元復元画像とする。
以上のステップ0からステップ4により、図21の1次元画像S1(x)よりも矩形波に近い波形を得ることができ、コントラストも向上する。
こうして得られた2次元復元画像又は1次元復元画像に基づいて、制御部99がステージ911を駆動するステージ駆動部910を制御する。
〔実施形態2〕
本実施例は、シフトバリアントな劣化の復元を、以下のステップAないしステップFで行った。まず、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を決め、その区分的な領域毎に〔実施形態1〕で説明したシフトインバリアントな劣化の場合の復元方法を基に復元を実施した。
本実施形態に係わる半導体露光装置は、〔実施形態1〕で示した図9と同様のものである。
[ステップA]:撮像部96の撮像面上を数個に分割した領域の点応答関数を計測する まず、点応答関数を計測する撮像部96の撮像面上を数個に分割した領域の中央位置を、図9の記憶部915に記憶する。そして、ステージ位置記憶部913は、記憶部915から撮像部96の撮像面上の数箇所の位置を読み込む。数箇所中の一つの位置に、ステージ911を移動させる。
その後、〔実施形態1〕のステップ1及びステップ2を実行する。この操作を記憶部915に記憶した数箇所の位置全てで行う。具体的には、撮像部96の撮像面上の数個に分割した領域の中央位置を、撮像部96の撮像面を格子状に分割した数個の領域の中央位置とした。図14は、撮像部96の撮像面を格子状に12分割した例である。PS1からPS12は、各領域の中央位置を示す。図15(a)の撮像対象領域ROI1から図15(l)の撮像対象領域ROI12の画像を12枚取り込む。
撮像部96の撮像面の分割は、格子状でなくてもよく、例えば、周辺部を細かく分割し、中央部は粗く分割をしたものでもよい。
[ステップB]:撮像部96の撮像面上の数箇所の点応答関数から特徴空間を生成し、特徴空間上のそれぞれの座標を算出する
このステップBは、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を決めるための準備である。まず、撮像部96の撮像面上の数箇所の点応答関数のフーリエパワースペクトルを算出し、点応答関数の特徴量とする。次に、数箇所の点応答関数のフーリエパワースペクトルを基に、特徴空間算出方法で一般的に用いられている固有空間を算出する。固有空間は、認識技術で一般的に用いられている技術なので説明は省略する。最後に、数箇所の点応答関数のフーリエパワースペクトルを固有空間上に正射影し、それぞれの座標を算出する。
具体的には、まず、ステップAで記憶部915に記憶した撮像部96の撮像面上のPSi(図14等のPS1〜PS12)の位置に対応する点応答関数をhPS(x,y)又はhPS(x)とする。点応答関数のフーリエ変換のパワースペクトルを演算部914で算出し、HPWPS(u,v)又はHPWPS(u)とする。次に、演算部914で全てのHPWPS(u,v)又はHPWPS(u)を基に固有値分解し、固有ベクトルを算出し、記憶部915に一次記憶する。最後に、前記固有ベクトルを基底とする固有空間に、各HPWPS(u,v)又は各HPWPS(u)を正射影し、固有空間上の座標位置を記憶部915に一次記憶する。
図14において、PS1からPS12の点応答関数のフーリエスペクトルを基に算出された固有空間が3次元の場合、PS1からPS12の各々に対応する固有空間上の3次元座標の位置を記憶部915に一次記憶する。
[ステップC]:撮像部96の撮像面上の数箇所の点応答関数を分類する
このステップCは、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を決めるため
の準備である。
まず、ステップBで算出した固有空間上での各点間の距離が閾値以下の点(点とは、撮像系上の数箇所の各々を言う)を1つのクラスとし、クラス分けを行う。クラスは、認識技術で一般的に用いられる概念であり、同類とみなせるサンプル点の集まりのことを言う。具体的には、まず、ステップBで記憶部915に一次記憶した各点(固有空間に正射影した各HPWPS(u,v)又は各HPWPS(u))の固有空間上の座標位置を基に、各点間の距離が閾値以下の点を1つのクラスとする。
次に、同じクラスになった点の撮像部96に撮像面上の位置を記憶部915に一次記憶する。
図16aは、撮像部96の撮像面上の各点PS1からPS12の点応答関数のフーリエスペクトルを基に算出した固有空間上での各点間の距離が閾値以下のものが無い場合である。上記ステップAで数個に分割した各R1からR12の領域の各々が1つのクラスとなる。
図16bは、R1、R4、R9、R12が1つのクラス、R2、R3、R5、R8、R10、R11が1つのクラス、R6、R7が1つのクラスの例である。
[ステップD]:シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を決定する
まず、ステップCで同一クラスになった点の撮像部96の撮像面上の領域を、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域とする。
具体的には、記憶部915に一次記憶した同一クラスの各点の撮像部96の撮像面上の領域の範囲を演算部914で算出する。それらの範囲をシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域として、区分的な領域の番号:AreaNoを付けて記憶部915に記憶する。この操作を全てのクラスに行う。
図16aでは、R1からR12のそれぞれが、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域である。
図16bでは、R1とR4とR9とR12とが、R2とR3とR5とR8とR10とR11とが、R6とR7とが、それぞれ1つのシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域である。
[ステップE]:シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の点応答関数を演算部914で算出する
まず、着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域に含まれる数個の点応答関数のフーリエスペクトルを基に平均的な点応答関数のフーリエスペクトルを演算部914で求める。求めた平均的な点応答関数のフーリエスペクトルを、着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を代表する点応答関数のフーリエスペクトルとする。
次に、着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域を変えて、他のシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の点応答関数のフーリエスペクトルを演算部914で算出する。
具体的には、ステップDで画像復元部914に記憶した、AreaNo毎に、そのAreaNoに属する数個の点応答関数のフーリエスペクトルから平均の点応答関数のフーリエスペクトルを算出し、記憶部915に記憶する。ここで、AreaNoは、シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の番号である。
図16aでは、区分的な領域R1の点応答関数のフーリエスペクトルは、領域R1の点応答関数のフーリエスペクトルとなる。その他の区分的な領域R2からR12に関しても同様である。
図16bでは、区分的な領域である、R1とR4とR9とR12との点応答関数のフーリエスペクトルは、以下のいずれかとなる。
[HPS1(u,v)+HPS4(u,v)+HPS9(u,v)+HPS12(u,v)]/4
[HPS1(u)+HPS4(u)+HPS9(u)+HPS12(u)]/4
区分的な領域R2とR3とR5とR8とR10とR11、区分的な領域R6とR7も同様に点応答関数のフーリエスペクトルを算出する。
[ステップF]:マークの2次元画像Img(x,y)又は1次元画像Img(x)を取得する
[ステップG]:シフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の点応答関数で復元画像を算出する
まず、演算部914で、着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の点応答関数のフーリエスペクトルを用いて、式(1)又は式(2)を実行し復元画像を算出する。(手順1)
そして、着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域と撮像部96の撮像面上で同じ範囲の復元画像の値を抽出する。同じ範囲の2次元復元画像の値又は1次元復元画像の値を前記抽出した値とする。(手順2)
着目するシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の点応答関数のフーリエスペクトルを変えて、前記手順1、手順2を実行する。この操作により、2次元復元画像又は1次元復元画像が算出される
具体的には、図16cは、図16aで得られた点応答関数のフーリエスペクトルH1(u,v)からH12(u,v)を用いた場合の例である。マークWMの画像のフーリエスペクトルはImgである。Img/H1を行い、その結果を逆フーリエ変換ifftすることで、マーク画像WMのどの位置においてもH1で劣化しているシフトインバリアントな劣化を復元した画像s’1を得ている。しかし、撮像部96の分割領域ごとに劣化が異なるシフトバリアントな劣化であるため、図16aの領域R1の座標範囲以外は、シフトバリアントな劣化である。よって、シフトインバリアントな劣化と仮定している領域R1の範囲のみをs’1_cutとする。同様の考え方で、ImgとH2からH12を用いて、復元画像の領域R2からR12における復元画像s’2_cutないしs’12_cutを算出する。
以上のステップAからステップGにより、図20の1次元画像S1(x)よりも矩形波に近い波形を得ることができ、コントラストも向上する。
こうして得られた2次元復元画像又は1次元復元画像に基づいて、制御部99がステージ911を駆動するステージ駆動部910を制御する。
[その他の実施形態]
観察するものが限定されているマークの場合、そのマークの信号変化から検出領域を区別して、それぞれの伝達特性を使用して復元しても本発明の目的は達成される。具体的には例えばコンパクトディスクのようにピットと呼ぶものしか検出しなければ、その限定したマークを、検出領域の各位置で信号を検出し、その信号の非対称性を定量化して、問題となる非対称性分で区切った領域分けを行えばよい。このことで必要な空間周波数領域のみで伝達関数の変化を分離することができ、実効的であり、過度な補正を行う必要がなくなる。
[デバイス製造方法の実施形態]
次に、図22及び図23を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施形態を説明する。図22は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造方法を例に説明する。
ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS2(マスク製作)では設計した回路パターンに基づいてマスクを製作する。ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。ステップS5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップS6(検査)では、ステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップS7)される。
図23は、ステップ4の上記ウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップS11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップS12(CVD)ではウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS14(イオン打ち込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップS15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップS16(露光)では上記説明した露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに露光する。ステップS17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップS18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法を用いれば、高集積度の半導体デバイスを高精度で製造することができる。
シフトインバリアントな劣化の点応答関数の例を示す図である。 シフトバリアントな劣化の点応答関数の例を示す図である。 ステージ上に反射ピンホールRPをおいた例を示す図である。 ステージ上に反射スリットRSをおいた例を示す図である。 劣化が無い場合の撮像部の撮像面上の反射ピンホールRPの画像の例を示す図である。 劣化が無い場合の撮像部の撮像面上の反射スリットRSの画像の例を示す図である。 撮像部の撮像面上の反射ピンホールRPの劣化画像の例を示す図である。 撮像部の撮像面上の反射スリットRSの劣化画像の例を示す図である。 図8(a)をy方向に積算平均した1次元画像を示す図である。 実施形態1,2に係わる半導体露光装置の構成例である。 反射ピンホールRPの例を示す図である。 反射スリットRSの例を示す図である。 反射ピンホールRPの撮像対象領域を示す図である。 反射スリットRSの撮像対象領域を示す図である。 撮像部の撮像面を格子状に12分割した例を示す図である。 反射ピンホールの撮像上の位置をずらした例を示す図である。 R1からR12の領域の各々がシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の例を示す図である。 R1、R4、R9及びR12、R2、R3、R5、R8、R10及びR11、並びに、R6及びR7が、それぞれシフトインバリアントな劣化とみなせる区分的な領域の例を示す図である。 実施形態2に係わる処理の概念図である。 従来の半導体露光装置の構成例を示す図である。 マークの例を示す図である。 高周波成分の無い信号の例を示す図である。 シフトインバリアントな劣化を受けた信号の例を示す図である。 シフトバリアントな劣化を受けた信号の例を示す図である。 露光装置を使用したデバイスの製造を説明するためのフローチャートである。 図22に示すフローチャートのステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1,91 投影光学系
2,92 照明部
3,93 ビームスプリッタ
4,5,94,95 結像光学系
6,96 撮像部
7,97 A/D変換部
8,98 積算部
9,99 制御部
10,910 ステージ駆動部、
11,911 ステージ
12,912 ステージ位置計測部
913 ステージ位置記憶部
914 演算部
915 記憶部
h,h1〜h12 点応答関数
RP 反射ピンホール
RS 反射スリット
ROI 撮像対象領域
W ウエハ(物体)
WM マーク
R レチクル、
S マーク撮像用光学系、
Obj 対物レンズ
PP λ/4板
PS 分割領域の中央位置
Img マーク画像のフーリエスペクトル
fft フーリエ変換
H1〜H12 点応答関数のフーリエスペクトル
ifft 逆フーリエ変換
s’1〜s’12 H1〜H12を用いた復元画像、

Claims (8)

  1. 基板上のマークの像を信号として検出して前記マークの位置を計測する計測装置であって、
    前記像を形成する検出光学系と、
    前記検出光学系の伝達特性を記憶する記憶部と、
    前記伝達特性に基づく復元処理を行って前記信号を補正する演算部と、
    を備え
    前記演算部は、
    前記像が形成される面内の各区分に反射ピンホール又は反射スリットがそれぞれ含まれるように前記基板を移動させて得られた前記反射ピンホール又は反射スリットの像から、前記各区分に関して、点応答関数を算出し、
    前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて、点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることにより、複数の領域を決定し、
    前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて、決定された前記複数の領域のそれぞれに対応する点応答関数を求め、
    前記複数の領域のそれぞれに対応する前記伝達特性に基づいて前記復元処理を行う、
    ことを特徴とする計測装置。
  2. 前記演算部は、前記各区分に関して算出された前記点応答関数のフーリエパワースペクトルの固有ベクトルを基底とする固有空間上での前記パワースペクトルの距離の差が閾値以下の区分を集めることによって、前記複数の領域を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記演算部は、前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることによるのに替えて、前記像が形成される面内の各位置で得られた前記信号の特性に基づいて、前記複数の領域を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  4. 基板上のマークの像を信号として検出して前記マークの位置を計測する計測方法であって、
    前記像を形成する検出光学系の伝達特性を求めて記憶する第1の工程と、
    前記伝達特性に基づく復元処理を行って前記信号を補正する第2の工程と、
    前記第2の工程で補正された信号に基づいてマークの位置を求める第3の工程と、
    を含み、
    前記第1の工程は、
    前記像が形成される面内の各区分に反射ピンホール又は反射スリットがそれぞれ含まれるように前記基板を移動させて得られた前記反射ピンホール又は反射スリットの像から、前記各区分に関して、点応答関数を算出し、
    前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて、点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることにより、複数の領域を決定し、
    前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて、決定された前記複数の領域のそれぞれに対応する点応答関数を求め、
    前記第2の工程は、
    前記複数の領域のそれぞれに対応する前記伝達特性に基づいて前記復元処理を行う、
    ことを特徴とする計測方法。
  5. 前記各区分に関して算出された前記点応答関数のフーリエパワースペクトルの固有ベクトルを基底とする固有空間上での前記パワースペクトルの距離の差が閾値以下の区分を集めることによって、前記複数の領域を決定することを特徴とする請求項に記載の計測方法。
  6. 前記各区分に関して算出された前記点応答関数に基づいて点応答関数が共通とみなせる複数の区分を集めることによるのに替えて、前記像が形成される面内の各位置で得られた前記信号の特性に基づいて、前記複数の領域を決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の計測方法。
  7. 基板上のマークの像を信号として検出して前記マークの位置を求め、求められた前記位置に基づいて前記基板を移動して前記基板を露光する露光装置であって、
    前記基板を保持し、かつ移動するステージと、
    前記マークの位置を計測する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の計測装置と、
    前記計測装置により計測され前記マークの位置基づいて前記ステージの位置を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  8. 請求項に記載され露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程露光された基板を現像する工程と、
    含む、ことを特徴とするデバイス製造方法。
JP2006322520A 2006-11-29 2006-11-29 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法 Expired - Fee Related JP4891040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322520A JP4891040B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322520A JP4891040B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008139026A JP2008139026A (ja) 2008-06-19
JP2008139026A5 JP2008139026A5 (ja) 2010-02-12
JP4891040B2 true JP4891040B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39600668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006322520A Expired - Fee Related JP4891040B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4891040B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5765893B2 (ja) 2010-06-16 2015-08-19 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1154418A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Canon Inc 信号波形補正方法および装置
JP2004247349A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Nikon Corp 位置計測装置及び方法、露光装置、並びにデバイス製造方法
JP2004281904A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Nikon Corp 位置計測装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JP2006294852A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nikon Corp 性能評価方法及び露光方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008139026A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102071942B1 (ko) 검사 방법 및 검사 장치
KR100879306B1 (ko) 측정방법 및 장치와, 노광장치
TWI528029B (zh) Focus position adjustment method and inspection method
US11698346B2 (en) Methods and apparatus for monitoring a manufacturing process, inspection apparatus, lithographic system, device manufacturing method
EP3379333B1 (en) Detection apparatus, pattern forming apparatus, obtaining method, detection method, and article manufacturing method
US20090220872A1 (en) Detecting apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
JP2009239077A (ja) 位置検出装置、位置検出方法、露光装置及びデバイス製造方法
JP4290172B2 (ja) 伝達特性算出装置及び伝達特性算出方法並びに露光装置
JP5538851B2 (ja) 測定装置、露光装置及びデバイスの製造方法
US20090138135A1 (en) Alignment method, exposure method, pattern forming method, and exposure apparatus
KR20090096352A (ko) 파면 수차 측정장치, 파면 수차 측정방법, 노광장치 및 디바이스 제조방법
JP2000340488A (ja) 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP2005030963A (ja) 位置検出方法
JP6608130B2 (ja) 計測装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法
US20210090231A1 (en) Method and apparatus of determining mark position
JP2006086344A (ja) 二次元波面収差の算出方法
JP4891040B2 (ja) 計測装置、計測方法、露光装置及びデバイス製造方法
JP2005011976A (ja) 位置検出方法
JP2009047523A (ja) 干渉測定装置、露光装置およびデバイス製造方法
JP2006053056A (ja) 位置計測方法、位置計測装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JP2008124341A (ja) 露光装置
JP2004281904A (ja) 位置計測装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JP4250439B2 (ja) 収差測定装置
US20230418168A1 (en) Metrology system and lithographic system
WO2021249711A1 (en) Metrology method, metrology apparatus and lithographic apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111212

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111215

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4891040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees