JP4890276B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4890276B2
JP4890276B2 JP2007009139A JP2007009139A JP4890276B2 JP 4890276 B2 JP4890276 B2 JP 4890276B2 JP 2007009139 A JP2007009139 A JP 2007009139A JP 2007009139 A JP2007009139 A JP 2007009139A JP 4890276 B2 JP4890276 B2 JP 4890276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
region
signal line
electrically connected
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007009139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007235106A5 (ja
JP2007235106A (ja
Inventor
亮 荒澤
友幸 岩淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2007009139A priority Critical patent/JP4890276B2/ja
Publication of JP2007235106A publication Critical patent/JP2007235106A/ja
Publication of JP2007235106A5 publication Critical patent/JP2007235106A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4890276B2 publication Critical patent/JP4890276B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

蒸着法により膜を成膜する工程を経て製造される半導体装置に関する。
近年、基体上にトランジスタ、具体的には薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下TFTと記す)やMOSトランジスタを集積化してなる液晶表示装置やエレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:以下ELと記す)表示装置の開発が進んでいる。これらの表示装置はいずれもガラス基体上に薄膜形成技術でトランジスタを製造してマトリクス配列する各画素に配置し、画像表示を行う表示装置として機能させている。
基体上には、画素に配置された薄膜トランジスタ特性を検査するためのテストエレメントグループ(Test Element Group、以下「TEG」と記す。)が画素とは別の領域に設けられる(特許文献1参照)。
特開2004−341216号公報
EL表示装置では、画素にTFTを先に作製した後発光素子が作製される。よって、発光素子を作製したことによるTFTへの影響を検査することが求められている。しかしながら、特許文献1のTEGでは、蒸着工程で膜が成膜される領域の外側にTEGが設けられており、発光素子を形成したことによるTFTの特性の変動を検査することができない。
EL素子の電極となる導電膜や、発光層となる膜を成膜するには蒸着法が用いられるが、蒸着工程の前後でTFTのしきい値電圧(Vth)や、サブスレッショルド特性に異常が現れることがある。異常の原因としては、蒸着工程で発生した放射線によりゲート絶縁膜が損傷を受けることで、ゲート絶縁膜に電荷や準位が生成され、この結果TFTが劣化したことが考えられる。よって、蒸着工程の前後で画素のTFTの電気的特性を検査できるようなTEGが求められる。
本発明は、TEGの電気的特性を測定することにより、蒸着工程による半導体装置内の素子の電気的特性の変動を管理できるようにすることを課題とする。
また、TFTは動作し続けることで経時的に電気的特性が変動することがある。温度によっても電気的特性が変動してしまうため、室温では正常に動作する表示装置が、高温下や低温下で正常に動作できなくなることがある。画素領域を封止した後も、画素領域のTFTの電気的特性を管理できることが望まれる。
本発明は、画素領域を封止した後も、TEGの電気的特性が測定できる半導体装置を提供することを課題の1つとする。
本発明の半導体装置の1つは、第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた画素を有する第2の領域とが規定された基板と、前記第2の領域に設けられた素子と、前記第2の領域の外側の前記第1の領域に設けられ、前記第2の領域の素子を検査するためのテストエレメントグループと、前記第1の領域の外部に設けられ、前記テストエレメントグループに電気的に接続された少なくとも1つの端子とを有することを特徴とする。
本発明の半導体装置の1つは、蒸着法により膜が形成される蒸着領域(第1の領域とも言う)と、前記蒸着領域内に設けられた画素領域(第2の領域とも言う)とが規定された基板と、前記画素領域に設けられた素子と、前記画素領域の外側の前記蒸着領域に設けられ、前記画素領域の素子を検査するためのテストエレメントグループと、前記蒸着領域の外部に設けられ、前記テストエレメントグループに電気的に接続された少なくとも1つの端子とを有することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の他の1つは、蒸着法により膜が形成される蒸着領域と、前記蒸着領域内に設けられた画素領域とが規定された基板と、前記画素領域に設けられた画素と、前記画素領域の外側の前記蒸着領域に設けられ、前記画素領域の素子を検査するためのテストエレメントグループと、前記蒸着領域の外部に設けられ、前記テストエレメントグループに電気的に接続された少なくとも1つの端子と、前記画素は、第1の画素回路と、前記第1の画素回路に接続された発光素子とを有し、前記テストエレメントグループは、前記第1の画素回路と同じ第2の画素回路を有し、前記第2の画素回路の少なくとも1つの素子が前記端子に電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の他の1つは、画素領域において、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の画素回路と、前記第1の画素回路に接続された発光素子とを有し、前記第1の画素回路において、前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に接続され、第2のトランジスタはソース又はドレインの一方は前記電源線に接続され、他方は前記発光素子に接続され、前記テストエレメントグループは、前記第1の画素回路と同じ第2の画素回路を有し、前記第2の画素回路において、第1のトランジスタ又は第2のトランジスタの少なくとも一方が前記端子に電気的に接続され、前記第2の画素回路のゲート信号線は、スイッチを介して、前記第1の画素回路のゲート信号線に電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の他の1つは、蒸着法により膜が形成される蒸着領域と、前記蒸着領域内に設けられた画素領域とが規定された基板と、前記画素領域に設けられた画素と、前記画素領域の外側の前記蒸着領域に設けられ、前記画素領域の素子を検査するためのテストエレメントグループと、前記蒸着領域の外部に設けられ、前記テストエレメントグループに電気的に接続された少なくとも1つの端子と、前記画素は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の画素回路と、前記第1の画素回路に電気的に接続された発光素子とを有し、前記第1の画素回路において、前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に接続され、他方は第2のトランジスタのゲートに接続され、第2のトランジスタはソース又はドレインの一方は前記電源線に接続され、他方は前記発光素子に接続され、前記テストエレメントグループは、前記第1の画素回路と同じ第2の画素回路を有し、前記第2の画素回路において、第1のトランジスタ又は第2のトランジスタの少なくとも一方が前記端子に電気的に接続され、前記第2の画素回路のゲート信号線の電位は一定とされていることを特徴とする。
本発明において、テストエレメントグループの第2の画素回路が、画素領域の第1の画素回路と同じとは、テストエレメントグループの画素回路の素子を端子に電気的に接続するために変更を加えた回路も含むものとする。また、テストエレメントグループには、第2の画素回路を複数マトリクス状に設けることができる。
上記発明において、画素領域に設けられたトランジスタを検査する場合は、テストエレメントグループにトランジスタを設け、画素領域に設けられたコンデンサを検査する場合には、テストエレメントグループにコンデンサを設ける。
また、上記本発明に係る半導体装置はさらに他の基板を有し、前記基板に対向するように前記他の基板がシール材により固定されて、前記蒸着領域が封止されており、前記端子は、前記他の基板及び前記シール材により封止された領域の外側に設けられていることを特徴とする。
また、本発明に適用可能なトランジスタについては、チャネル形成領域の半導体の材料に限定はない。例えば、非晶質シリコンや多結晶シリコンに代表される非単結晶半導体膜、半導体基板やSOI基板を用いた単結晶半導体膜、有機半導体やカーボンナノチューブなどの半導体が挙げられる。また、画素領域、テストエレメントグループが設けられる基板、及び封止用に使用される基板の種類に限定はなく、ガラス基板、プラスチック基板を用いることができる。
本発明では、テストエレメントグループ(TEG)を蒸着領域内に設けることで、蒸着前後で画素領域の素子の電気的特性をTEGの測定から定量的に知ることができる。例えば、測定結果を利用することで、蒸着工程を行うことにより不良となりうる半導体装置を、蒸着前に推測することが可能になる。そのため、蒸着前にTEGを測定することで、不良となる蓋然性のある基板は蒸着工程以降を行わずにすむため、無駄な蒸着を避けることができ、コスト削減につながる。
本発明は、蒸着領域を封止した後も、TEGの電気的特性を測定することができる。そのため、封止後に高温下や低温下でのTFTの電気的特性の変動をTEGの測定値から定量的に知ることが可能になる。よって、画素領域の素子の電気的特性について、温度による変動を管理することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
また、本明細書において、TFTのソース及びドレインは、TFTの構成上、ゲート以外の電極を便宜上区別するために採用されている名称である。本発明において、TFTの極性に限定されない構成の場合、その極性を考慮すると、ソース及びドレインの名称は変化する。そのため、ソース又は、ドレインを一方の電極及びもう一方の電極のいずれかとして記載することがある。
(実施の形態1)
本実施形態では、半導体装置をアクティブ型ELパネルに適用した例について説明する。図1に本実施形態のELパネルを正面から見た図を示す。
基板100には、蒸着領域101、蒸着領域101の内部に設けられた画素領域102、及び蒸着領域101の周囲を囲む封止領域103を備えている。画素領域102には、発光素子、及び発光素子に電気的に接続された画素回路を備えた画素が複数マトリクス状に設けられている。画素回路はトランジスタ、コンデンサなどで構成される回路であり、具体例を実施形態2で説明する。
画素領域102を含め、蒸着領域101は、画素の発光素子を形成するとき、蒸着法による膜が成膜される領域である。封止領域103はシール材が設けられる領域である。シール材により封止用の基板105が基板100に固定されて、基板100と基板105の間を気密にしている。すなわち蒸着領域101が基板105及びシール材により封止される。
基板100には、封止領域103内にデータ信号線駆動回路106、ゲート信号線駆動回路107が設けられている。画素領域102、データ信号線駆動回路106、ゲート信号線駆動回路107のトランジスタはTFTからなる。データ信号線駆動回路106及びゲート信号線駆動回路107を画素領域102と同じ基板100に設けているが、基板100とは別の基板に設けることもできる。
基板100の一辺には、データ信号線駆動回路106、ゲート信号線駆動回路107、画素回路等に信号や電源を外部から入力するための複数の端子が並んだ端子部108が設けられている。端子部108は、封止領域103の外側であり。また、基板105が被らないようにしている。図1では、端子部108にはデータ信号線駆動回路106に接続されている端子のみ図示した。
基板100における画素領域102以外の蒸着領域101には、画素領域のトランジスタ、コンデンサ等の素子を検査するためのTEG109が設けられている。TEG109は測定用端子部110に設けられた測定用端子に接続されている。測定用端子部110は、端子部108と同様に、封止領域103の外側にある。このことにより、モジュール化、製品化された後もTEG109の測定が可能である。測定用端子部110には基板105が被らないようにし、TEG109の測定が容易になるようにしている。
TEG109は、画素領域102やデータ信号線駆動回路106、ゲート信号線駆動回路107に形成されるTFTと同じ工程で同時に形成される。TEG109と画素領域102などのTFTが完成した後、画素領域102に発光素子が作製される。発光素子を製造するときに、蒸着領域101にEL層等が蒸着法により成膜される。よって、TEG109も画素領域102に形成されるTFTと共に、蒸着工程の影響を受けることになる。したがって、蒸着工程の前後でTEG109の電気的特性を測定することで、画素領域102形成されたTFTについて、蒸着工程による影響を監視することができる。
図2を用いてTEG109の構成を説明する。なお、図3の符号は図2と等しいものとする。図2にTEG109としてトランジスタを形成した例を示す。便宜上、図2のTEGをトランジスタTEGということとする。
図2(a)、(b)はトランジスタTEG109の上面図であり、図2(e)は、図2(a)のa−a’を分断した断面図であり、図2(f)は図2(b)のb−b’を分断した断面図である。また、図3(a)〜(d)に図2(a)〜(d)の等価回路を示す。
図2(a)、(b)のトランジスタTEG109は共に、半導体層201と、その上にゲート絶縁膜202とゲート電極203とを積層したトップゲート構造のTFTである。半導体層201にはチャネル形成領域、ソース領域、ドレイン領域が形成されている。図2(a)のTEG109はソース領域、ドレイン領域にリンなど5価の不純物が注入されたNチャネル型のTFTであり、またチャネル形成領域を複数有するマルチゲート構造(マルチチャネル構造ともいう)のTFTである(図3(a))。他方、図2(b)のトランジスタTEG109はホウ素など3価の不純物を注入したPチャネル型のTFT)であり、またチャネル形成領域が1つのシングルゲート構造のTFTとした(図3(b))。
トランジスタTEG109の3つの端子は、それぞれ配線205、206、207に電気的に接続される。第1の端子であるゲート電極203は絶縁層204に形成されたコンタクトホールを介して、配線205に接続されている。第2、第3の端子は一方がソースであり、他方がドレインに相当する。第2、第3の端子はそれぞれ絶縁層204、ゲート絶縁膜202に形成されたコンタクトホールを介して配線206、207に電気的に接続される。配線205、206、207は蒸着領域101内を引き回され、封止領域103の外側に引き出されて測定用端子部110の測定用端子208、209、210に電気的に接続される。ここでは、配線205、206、207と測定用端子208、209、210は同じ導電膜をパターニングして形成した例を示したが、それぞれ異なる導電膜で形成することもできる。
図2(a)、図2(b)の例では、TEG109の端子1つに1つの測定用端子を接続する例を示したが、TEGの端子1つに対して複数の測定用端子を接続してもよい。その一態様を図2(c)、(d)に示す。図2(c)、図2(d)は、それぞれ、図2(a)、図2(b)の変形例である。配線206、207の代わりに2つに分岐した配線211、212を用いる。配線211により第2の端子は2つの測定用端子213、214に電気的に接続される。配線212により第3の端子が2つの測定用端子215、216に電気的に接続される。
配線211、212を2つに分岐させることで、電流特性を測定するための経路と電圧特性を測定するための経路のふたつに分けて、トランジスタTEG109を測定用端子部110に接続している。そのため、配線抵抗が無視できるようになり、より正確にトランジスタTEG109の電気的特性を測定することができる。
トランジスタTEG109の構成は図2に示す構成に限定されるものではない、導電型、ゲート電極の構造(シングルゲート構造かマルチゲート構造)、TFTの構造(ボトムゲート構造、トップゲート構造、ゲート電極がチャネル形成領域の上下にあるデュアルゲート構造)、LDD領域の有無など適宜選択すればよい。より正確な検査を行うためには、トランジスタTEG109は画素領域102に形成したTFTと同じ構成、同じ大きさであることが望ましい。
トランジスタTEG109に意図的に蒸着工程によるダメージを与えるような構造としてもよい。例えば、トランジスタTEG109上を通る配線を取り除くなどの方法がある。
図4を用いて、TEG109の他の形態を説明する。図4にTEG109としてコンデンサを形成した例を示す。便宜上、図4のTEG109をコンデンサTEG109ということとする。図4(a)はコンデンサTEG109の上面図であり、図4(b)は、図4(a)のa−a’を分断した断面図である。図4(c)に図4(a)の等価回路を示す。図4において、同じ要素には同じ符号を付している。
コンデンサTEG109は、半導体層401と、その上に形成されるゲート絶縁膜402と、ゲート電極403を積層した構造である。また、コンデンサTEG109は画素領域102のTFTと同時に製造されたものであり、半導体層401、ゲート絶縁膜402、ゲート電極403は、それぞれ、画素領域102のTFTの半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極が形成されるときに作製されたものである。より正確な検査を行うために、コンデンサTEG109は、画素領域102に形成されたコンデンサと同じサイズ、同じ構造にするのが望ましい。
半導体層401のゲート電極403に覆われていない領域にはホウ素など3価の不純物が添加されP型の導電性を示す不純物領域が形成されている。もちろん、5価の不純物を添加してN型の不純物領域を形成してもよい。半導体層401のP型の不純物領域がコンデンサの一方の電極(第1の端子)として機能し、ゲート電極403が他方の電極(第2の端子)として機能する。
ゲート電極403は絶縁層404に形成されたコンタクトホールを介して配線406に電気的に接続されている。また半導体層401のP型の不純物領域は、絶縁層404及びゲート絶縁膜402に形成されたコンタクトホールを介して、配線405に電気的に接続されている。配線405、配線406は蒸着領域101外部へと引き回され、測定用端子部110の測定用端子407、408に電気的に接続されている。ここでは、配線405と測定用端子407、配線406と測定用端子408を同じ導電膜をパターニングして形成した例を示したが、それぞれ異なる導電膜で形成することもできる。
コンデンサTEGの他の一態様を説明する。図4(a)のコンデンサTEG109から、封止領域103の外側に引き回していた配線405、406の寄生容量を測定するため、配線405、406と同じ配線を別途基板100上に形成し、これらの配線を測定用端子部110の端子に接続する。そして、別途形成した配線の寄生容量を測定し、コンデンサTEG109で測定された容量値から減算する。この値から、画素領域102のコンデンサについて、より正確な電荷保持容量の値を得ることができる。
(実施の形態2)
アクティブマトリクス型ELパネルには、画素がマトリクス状に配置されている。図5を用いてアクティブマトリクス型ELパネルの画素回路を説明する。画素回路は、データ信号線501、ゲート信号線502、電源線503、2つのTFT504、505、電荷保持用のコンデンサ506でなる。
データ信号線501はデータ信号線駆動回路106に接続され、ゲート信号線502はゲート信号線駆動回路107に接続され、電源線503は電源に接続される。
TFT504は、ゲートがゲート信号線502に接続され、ソース、ドレインの一方はデータ信号線501に接続され、他方はTFT505のゲート及びコンデンサ506の電極の1つが接続されている。TFT505のソース、ドレインの一方及びコンデンサ506のもう1つの電極は共に電源線503に接続されている。TFT504を選択TFT、TFT505を駆動TFTということがある。
画素領域102に設けられた画素511、512のTFT505の電極505a(ソース又はドレインに相当する)には、有機EL素子や無機EL素子に代表される発光素子507が接続される。一方、画素領域102の外側の蒸着領域101に設けられた画素513、514のTFT505の電極505aには、発光素子507は接続されない。そのため、TFT505の電極505aの電位は固定されず、浮遊(フローティング、floating)状態とされる。
本明細書では、画素513、514のように、実質的な画素として機能しない画素を、便宜上ダミー画素ということとする。図5に示すように、アクティブマトリクス型ELパネルの画素領域102にはダミー画素が設けられることがある。本実施形態は、このようなダミー画素を画素領域102に形成される画素を検査するためのTEGに用いたものである。
図6を用いて、本実施形態のTEGを説明する。図6に示すように、画素領域102の外側の蒸着領域101内に、n行m列(図6では2行2列)のダミー画素からなるTEG109が設けられている。ダミー画素の画素回路は、データ信号線601、データ信号線601と交差するゲート信号線602、電源線603、2つのTFT604、605及びコンデンサ606を有する。
画素回路において、TFT604は、ゲートがゲート信号線602に接続され、ソース、ドレインの一方はデータ信号線601に接続され、他方はTFT605のゲート電極及びコンデンサ606の電極の1つが接続されている。TFT605のソース、ドレインの一方は電源線603に接続され、他方の電位は固定されず、浮遊状態とされている。またコンデンサ606の一方の電極はTFT604のソース、ドレインの一方に接続され、他方の電極は電源線603に接続されている。もちろん画素領域102内に設けられた画素回路は、図6に示すダミー画素と同じ回路であり、TFT605の浮遊状態とされている電極に発光素子が接続されている。
また、TEG109のダミー画素においては、データ信号線601、ゲート信号線602、電源線603は仮想的に設けたダミー配線であり、外部から信号や電位は供給されない。別の言い方をすると、これら配線601、602、603は、TEG109外部の配線、電極、端子等と接続されていない配線である。
本実施形態では、TEG109のうち、1つのダミー画素(図では1行目1列目のダミー画素)のTFT604、605を測定用端子部110に設けた測定用端子に接続する。TFT604、605のゲート、ソース及びドレインは、それぞれ、封止領域103の外側に設置してある測定用端子部110まで引き回した配線により、測定用端子部110の互いに異なる測定用端子に接続される。
なお、測定用端子に接続されたダミー画素において、TFT604はデータ信号線601、ゲート信号線602に接続されていた端子は測定用端子のみに接続される。またTFT605のTFT604に接続された端子は測定用端子のみに接続される。
また、図3(c)、(d)に示すようにTFT604、605を測定用端子部110に接続することで、配線抵抗を無視して電気的特性を測定することができるので好ましい。
図6では、TEG109のうちTFT604、605を測定対象としたが、実施形態1で説明したようにコンデンサ606を測定することもできる。また測定対象とするダミー画素の位置は1行目1列目に限定されるものではない。また、測定用端子部110に端子を増やすことで、複数のダミー画素の素子を測定することもできる。
本実施形態では、TEG109にダミー画素を用いたことで画素領域102の画素回路と等価な回路中の素子を測定することができる。したがって、本実施形態のTEGを用いることで、トランジスタ1つでなるTEGよりも、画素領域102のトランジスタの電気的特性をより正確に把握することができる。
本実施形態の画素及びダミー画素の画素回路は一例であり、図6に限定されるものではない。TFTが2つ以上でもよいし、またゲート信号線が複数あってもよい。少なくとも、画素回路は、図5、6に示したように、データ信号線、ゲート信号線、電源線と、選択用と駆動用の2つのTFTを有するものである。電荷保持用のコンデンサは必要に応じて設ければよい。このことは、後述する実施形態3〜5についても同様である。
(実施の形態3)
本実施形態では、実施形態2と同様、ダミー画素をTEGに用いたアクティブマトリクス型ELパネルの例を示す。図7を用いて本実施形態を説明する。
画素領域102の画素回路は、図7に示すように、データ信号線711と、データ信号線711と交差するゲート信号線712と、データ信号線711に沿った電源線713と、2つのTFT714、715、コンデンサ716が設けられている。画素回路のTFT715に発光素子717が接続される。
TFT714は、ゲートがゲート信号線712に接続され、ソース、ドレインの一方はデータ信号線711に接続され、他方はTFT715のゲート電極及びコンデンサ716の電極の1つが接続されている。TFT715のソース、ドレインの一方は電源線703に接続されている。他方は発光素子717に接続されている。またコンデンサ716の一方の電極はTFT714のソース、ドレインの一方に接続され、他方は電源線713に接続されている。
TEG109には画素領域102に設置される画素と同じ画素回路を有するn行m列のダミー画素が設けられる。本実施形態では、行数は画素領域102内の画素と同じとし、列は1列とする。なお、TEG109に用いるダミー画素は行数、列数が共に1以上であればよく、また上限はそれぞれ画素領域の画素の行数、列数である。
ダミー画素はそれぞれデータ信号線701と、データ信号線701と交差するゲート信号線702と、データ信号線701に沿った電源線703と、2つのTFT704、705と、コンデンサ706でなる画素回路を有する。
TFT704は、ゲートがゲート信号線702に接続され、ソース、ドレインの一方はデータ信号線701に接続され、他方はTFT705のゲート電極及びコンデンサ706の電極の1つが接続されている。TFT705のソース、ドレインの一方は電源線703に接続され、他方は電位が固定されず、浮遊状態とされている。コンデンサ706の一方の電極はTFT704のソース、ドレインの一方に接続され、他方の電極は電源線703に接続されている。
本実施形態では、TEG109の電気的特性を測定するため、1つのダミー画素(図では1行目1列目のダミー画素)のTFT704が測定用端子部110に接続されている。TFT704のゲート、ソース及びドレインは、それぞれ、封止領域103の外側に設置してある測定用端子部110まで引き回した配線により、測定用端子部110の互いに異なる測定用端子に接続される。TFT704はデータ信号線701には接続されず、測定用端子のみに接続される。
また、図3(c)、(d)に示すように、TFT704を測定用端子部110に接続することもできる。この場合は、配線抵抗を無視して電気的特性を測定することができるので好ましい。
また、TEG109のゲート信号線702は、それぞれ行ごとに、画素領域102のゲート信号線712とスイッチ708を介して電気的に導通される。スイッチ708は、導通状態と、非導通状態を切り替えることができる手段であれば構造に制限はない。例えば、スイッチ708としてアナログスイッチを設けることができる。一方、データ信号線701、電源線703は外部から信号や電位は供給されない配線であり、TEG109外部の配線、電極、端子等と接続されていない。
本実施形態では、画素領域102とダミー画素のゲート信号線702は、スイッチ708を介しているため、TEG109の電気的特性を測定しているときと測定していないときとで、画素領域102のゲート信号線712とTEG109のゲート信号線702との導通状態と非導通状態を適宜に切り替えることができる。
TEG109の電気的特性を測定するときは、TEG109のゲート信号線702のうち、測定用端子部110と接続されている素子がある行のゲート信号線702を、スイッチ708により、対応する行にある画素領域102のゲート信号線712と導通状態にし、残りの行のゲート信号線702を、スイッチ708により、ゲート信号線712非導通状態とする。また、ゲート信号線702をゲート信号線712と接続していないときよりも、画素領域102の画素回路に近い状態でTEG109の素子の電気的特性を測定することができる。また、TEG109の電気的特性を測定している間に、画素領域102の画素回路に不具合が起きないようにしている。
TEG109の電気的特性を測定していないときや、ELパネルを使用するときは、TEG109のゲート信号線702を画素領域102の全てのゲート信号線712と導通させないようにする方がよい。これはTFT705のソース、ドレインの一方が浮遊状態であるためである。TEG109の電気的特性を測定していないときに、画素領域102のゲート信号線712とTEG109のゲート信号線702が導通状態となってしまうと、TFT705のゲート、ソース及びドレインの電位によっては、表示不良を引き起こすことがある。
本実施形態のTEG109ではTFT704のみ電気的特性を測定しているが、実施形態2のようにTFT705を測定することもできる。また、実施形態1のようにコンデンサ706を測定することもできる。また、1行1列目のダミー画素中のTFTを測定しているが、測定するダミー画素はこの位置に限定されるものではない。また複数のダミー画素を測定するようにしてもよい。また、スイッチ708は全てのゲート信号線702に設けなくともよい。測定用端子部110に接続される素子が設けられている行のゲート信号線702にスイッチ708により対応する行のゲート信号線712と導通状態と非導通状態を適宜に切り替えるようにし、他の行にあるゲート信号線702は、データ信号線701と同様、外部の配線、電極、端子等と接続されていないようにすることもできる。
(実施の形態4)
本実施形態では、実施形態2と同様、ダミー画素をTEGに用いたアクティブマトリクス型ELパネルの例を示す。図8を用いて本実施形態を説明する。
図8に示すように、TEG109は画素領域102の外側の蒸着領域101内に設けられている。本実施形態では、TEG109としてn行m列(ここでは2行2列)のダミー画素を設ける。ダミー画素の行数、列数は1以上であればよく、上限は画素領域の画素の行数、列数となる。
本実施形態の画素及びダミー画素の画素回路は実施形態2と同じ構成の回路である。TEG109のダミー画素は、データ信号線801、ゲート信号線802、電源線803、TFT804、805及びコンデンサ806を有する。
本実施形態では、TEG109の1行目のゲート信号線802には、バッファ807の出力が接続される。バッファ807の入力は接地電位(GND)とされる、また端子808から正電位Vccが入力される。バッファ807は蒸着領域101よりも外側に設ければよい。図8では、バッファ807は駆動回路106、107と同様封止領域103内に設けられている。端子808は端子部108に設けられる。
また、バッファ807に接続されたゲート信号線802の他の配線(2行目以降のゲート信号線802、データ信号線801及び電源線803)はTEG外部の配線、電極、端子等に接続されていない配線であり、外部から信号や電位は供給されない。
本実施形態では、バッファ807を接続した行のダミー画素(図8では1行目1列目のダミー画素)のTFT804が測定用端子部110に接続されている。TFT804のゲート、ソース及びドレインは、それぞれ、封止領域103の外側に設置してある測定用端子部110まで引き回した配線により、測定用端子部110の互いに異なる測定用端子に接続される。なお、測定用端子部110に接続されたダミー画素においては、TFT804のデータ信号線801に接続される端子は測定用端子のみに接続される。
また、図3(c)、(d)に示すように、TFT804を測定用端子部110に接続することもできる。この場合は、配線抵抗を無視して電気的特性を測定することができるので好ましい。
バッファ807を設けることで、ダミー画素の1行目のゲート信号線802には常にバッファ807から一定の電位(正電位Vcc)が出力される。ゲート信号線802に電位が与えられていないときよりも、画素領域102の画素回路とより近い状態でTFT804の電気的特性を測定することができる。そのため、バッファ807は、ゲート信号線駆動回路107の最終段のバッファと同じ構成とするのが望ましい。
本実施形態では、ダミー画素内のTFT804だけを測定しているが、TFT804に限定されず、実施形態2のようにTFT805や実施形態1で説明したようにコンデンサ806を測定することもできる。
(実施の形態5)
本実施形態ではTEG109を蒸着領域101の複数箇所に設け、蒸着領域101の位置によるTEGの電気的特性の分布を把握できるようにする。
図9に示すように、TEG901、902、903、904を蒸着領域101の四隅に配置する。測定用端子部110を2箇所に設け、TEG901、902、903、904を測定用端子に接続するための配線が短くなるようにした。TEG901、902、903、904の電極から封止領域103の外側に設置してある測定用端子部110まで配線を引き回し、測定用端子に接続する。TEG901、902、903、904の電気的特性を測定することで、画素領域102に設けられた素子の電気的特性について、位置に依存した分布を定量的に知ることができる。
図9に示すように、TEG902と測定用端子部110とを接続するための配線がゲート信号線駆動回路107にかかる場合は、ゲート信号線駆動回路107の電極や配線と短絡しないように、絶縁層を設ける必要があるが、この絶縁層には、画素領域102に発光素子を設けるための隔壁と共通の絶縁層を用いればよい。
以上の実施形態1〜5においては、TEGを配置する場所によっては、TEGを測定用端子部110に接続するための配線の引き回し距離が長くなることがある。このような場合は、配線抵抗が無視できないほど高くなり、TEGの電気的特性を正確に測定できないおそれがある。
TEG内のTFTを測定するときは、実施形態1で説明したように、TEGに設けられたTFTのソース及びドレインをそれぞれ2つの測定用端子に接続するようにすることで、配線抵抗を無視してTFTの電気的特性を測定することができる(図3(c)、(d)参照)。また、コンデンサを測定するときは、実施形態1で説明したように、配線を別途形成し、その寄生容量を測定できるようにする。そして、TEGで測定したコンデンサの容量から寄生容量を減算することで、より正確なコンデンサの容量を知ることができる。
実施形態1〜5では、TEGに発光素子を設けない例を説明したが、発光素子を設けてもよい。TEGに発光素子を設ける場合は、TEGの発光素子からの光がELパネル外部に漏れないように遮光するようにするとよい。
本発明を適用したELパネルは、バッテリー駆動する電子機器の表示部や、大画面の表示装置や、電子機器の表示部に好適に用いることができる。例えば、テレビジョン装置(テレビ、テレビジョン受信機)、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話装置(携帯電話機)、PDA等の携帯情報端末、携帯型ゲーム機、モニター、コンピュータ、カーオーディオ等の音響再生装置、家庭用ゲーム機等の記録媒体を備えた画像再生装置等が挙げられる。その具体例について、図10を参照して説明する。
図10(A)に示す携帯情報端末機器は、本体9201、表示部9202等を含んでいる。表示部9202は、本発明の表示装置を適用することができる。
図10(B)に示すデジタルビデオカメラは、表示部9701、表示部9702等を含んでいる。表示部9701は本発明の表示装置を適用することができる。
図10(C)に示す携帯電話機は、本体9101、表示部9102等を含んでいる。表示部9102は、本発明の表示装置を適用することができる。
図10(D)に示す携帯型のテレビジョン装置は、本体9301、表示部9302等を含んでいる。表示部9302は、本発明の表示装置を適用することができる。その結果、隔壁の膜剥がれを防止した携帯型のテレビジョン装置を提供することができる。またテレビジョン装置としては、携帯電話機などの携帯端末に搭載する小型のものから、持ち運びをすることができる中型のもの、また、大型のもの(例えば40インチ以上)まで、幅広いものに、本発明の表示装置を適用することができる。
図10(E)に示す携帯型のコンピュータは、本体9401、表示部9402等を含んでいる。表示部9402は、本発明の表示装置を適用することができる。
図10(F)に示すテレビジョン装置は、本体9501、表示部9502等を含んでいる。表示部9502は、本発明の表示装置を適用することができる。
また、本発明の半導体装置は、表示部に限定されず、画素に発光素子を設けていることから照明装置として用いることができる。
実施の形態1のELパネルを示す図。 実施の形態1のTEGのレイアウトを示すための平面図及び断面図。 図2の等価回路図。 実施の形態1のレイアウト示すための上面図及び断面図、並びに等価回路図。 ダミー画素を含む画素回路の等価回路図。 実施の形態2のELパネルを示す図。 実施の形態3のELパネルを示す図。 実施の形態4のELパネルを示す図。 実施の形態5のELパネルを示す図。 本発明を適用した電子機器を示す図。
符号の説明
100 基板
101 蒸着領域
102 画素領域
103 封止領域
105 基板
106 データ信号線駆動回路
107 ゲート信号線駆動回路
108 端子部
109 TEG
110 測定用端子部
201 半導体層
202 ゲート絶縁膜
203 ゲート電極
204 絶縁層
205 配線
206 配線
207 配線
208 測定用端子
209 測定用端子
210 測定用端子
211 配線
212 配線
213 測定用端子
214 配線
215 測定用端子
401 半導体層
402 ゲート絶縁膜
403 ゲート電極
404 絶縁層
405 配線
406 配線
407 測定用端子
408 測定用端子
501 データ信号線
502 ゲート信号線
503 電源線
504 TFT
505 TFT
506 コンデンサ
507 発光素子
511 画素
513 画素
601 データ信号線
602 ゲート信号線
603 電源線
604 TFT
605 TFT
606 コンデンサ
701 データ信号線
702 ゲート信号線
703 電源線
704 TFT
705 TFT
706 コンデンサ
708 スイッチ
711 データ信号線
712 ゲート信号線
713 電源線
714 TFT
715 TFT
716 コンデンサ
717 発光素子
801 データ信号線
802 ゲート信号線
803 電源線
804 TFT
805 TFT
806 コンデンサ
807 バッファ
808 端子
901 TEG
902 TEG
903 TEG
904 TEG
9101 本体
9102 表示部
9201 本体
9202 表示部
9301 本体
9302 表示部
9401 本体
9402 表示部
9501 本体
9502 表示部
9701 表示部
9702 表示部

Claims (8)

  1. 第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた第2の領域とが規定された基板と、
    前記第2の領域に設けられ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の回路と、前記第1の回路に電気的に接続された発光素子とを有する画素と、
    前記第2の領域の外側の前記第1の領域に設けられ、前記第2の領域の前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを検査するためのテストエレメントグループと、を有し、
    前記テストエレメントグループは、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第2の回路を有し、
    前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、他方は前記発光素子に電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第4のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、
    前記第2の回路の前記ゲート信号線の電位は一定であり、
    前記第1の領域は、蒸着法により膜が設けられた蒸着領域であることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた第2の領域とが規定された基板と、
    前記第2の領域に設けられ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の回路と、前記第1の回路に電気的に接続された発光素子とを有する画素と、
    前記第2の領域の外側の前記第1の領域に設けられ、前記第2の領域の前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを検査するためのテストエレメントグループと、を有し、
    前記テストエレメントグループは、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第2の回路を有し、
    前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、他方は前記発光素子に電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第4のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、
    前記第2の回路の前記ゲート信号線の電位は、バッファを用いることにより一定であり、
    前記第1の領域は、蒸着法により膜が設けられた蒸着領域であることを特徴とする半導体装置。
  3. 第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた第2の領域とが規定された基板と、
    前記第2の領域に設けられ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の回路と、前記第1の回路に電気的に接続された発光素子とを有する画素と、
    前記第2の領域の外側の前記第1の領域の四隅に設けられ、前記第2の領域の前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを検査するためのテストエレメントグループと、を有し、
    前記テストエレメントグループは、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第2の回路を有し、
    前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、他方は前記発光素子に電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第4のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され
    前記第1の領域は、蒸着法により膜が設けられた蒸着領域であることを特徴とする半導体装置。
  4. 第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた第2の領域とが規定された基板と、
    前記第2の領域に設けられ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の回路と、前記第1の回路に電気的に接続された発光素子とを有する画素と、
    前記第2の領域の外側の前記第1の領域の四隅に設けられ、前記第2の領域の前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを検査するためのテストエレメントグループと、を有し、
    前記テストエレメントグループは、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第2の回路を有し、
    前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、他方は前記発光素子に電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第4のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、
    前記第2の回路の前記ゲート信号線の電位は一定であり、
    前記第1の領域は、蒸着法により膜が設けられた蒸着領域であることを特徴とする半導体装置。
  5. 第1の領域と、前記第1の領域内に設けられた第2の領域とが規定された基板と、
    前記第2の領域に設けられ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第1の回路と、前記第1の回路に電気的に接続された発光素子とを有する画素と、
    前記第2の領域の外側の前記第1の領域に設けられ、前記第2の領域の前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを検査するためのテストエレメントグループと、
    前記第1の領域の外側に設けられた少なくとも1つの端子と、を有し、
    前記テストエレメントグループは、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、ゲート信号線、データ信号線及び電源線を有する第2の回路を有し、
    前記第1のトランジスタは、ゲートが前記ゲート信号線に電気的に接続され、ソース又はドレインの一方は前記データ信号線に電気的に接続され、他方は前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続され、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は前記電源線に電気的に接続され、他方は前記発光素子に電気的に接続され、
    第3のトランジスタ又は第4のトランジスタの少なくとも一方が前記端子に電気的に接続され、
    前記第2の回路の前記ゲート信号線の電位は一定であり、
    前記第1の領域は、蒸着法により膜が設けられた蒸着領域であることを特徴とする半導体装置。
  6. さらに他の基板を有し、
    前記基板に対向するように前記他の基板がシール材により固定されて、前記第1の領域が封止されており、
    前記端子は、前記基板、前記他の基板及び前記シール材により封止された領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. さらに3つの端子を有し、
    前記第3のトランジスタ又は前記第4のトランジスタの少なくとも一方が前記3つの端子に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. さらに2つの端子を有し、
    前記第3のトランジスタ又は前記第4のトランジスタのソース及びドレインが、それぞれ前記2つの端子に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2007009139A 2006-01-31 2007-01-18 半導体装置 Expired - Fee Related JP4890276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007009139A JP4890276B2 (ja) 2006-01-31 2007-01-18 半導体装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022074 2006-01-31
JP2006022074 2006-01-31
JP2007009139A JP4890276B2 (ja) 2006-01-31 2007-01-18 半導体装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007235106A JP2007235106A (ja) 2007-09-13
JP2007235106A5 JP2007235106A5 (ja) 2010-03-04
JP4890276B2 true JP4890276B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=38555332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007009139A Expired - Fee Related JP4890276B2 (ja) 2006-01-31 2007-01-18 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4890276B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10676637B2 (en) 2014-07-25 2020-06-09 Dsm Ip Assets B.V. Matt powder coatings

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282285A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置、およびその実装検査方法
JP5862204B2 (ja) * 2011-10-31 2016-02-16 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置および電子機器
CN103426369B (zh) * 2013-08-27 2015-11-11 京东方科技集团股份有限公司 显示屏
CN112715056A (zh) * 2018-09-28 2021-04-27 夏普株式会社 显示装置以及显示装置的制造方法
JP6818837B2 (ja) * 2018-11-07 2021-01-20 キヤノン株式会社 表示装置、撮像装置、照明装置、移動体および電子機器
US11903299B2 (en) * 2018-11-16 2024-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha Display device
CN110649045B (zh) * 2019-10-31 2022-08-26 京东方科技集团股份有限公司 有机发光显示面板及显示装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11167123A (ja) * 1997-09-30 1999-06-22 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
JP4003471B2 (ja) * 2002-02-12 2007-11-07 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、電子機器、および電気光学装置の製造方法
JP4369112B2 (ja) * 2002-12-09 2009-11-18 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置及び電子機器
JP4026618B2 (ja) * 2004-05-20 2007-12-26 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、その検査方法および電子機器
KR20070032808A (ko) * 2004-08-11 2007-03-22 산요덴키가부시키가이샤 반도체 소자 매트릭스 어레이, 그 제조 방법 및 표시 패널

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10676637B2 (en) 2014-07-25 2020-06-09 Dsm Ip Assets B.V. Matt powder coatings
US10703930B2 (en) 2014-07-25 2020-07-07 Dsm Ip Assets B.V. Matt powder coatings
US11046865B2 (en) 2014-07-25 2021-06-29 Dsm Ip Assets B.V. Matt powder coatings
US11479690B2 (en) 2014-07-25 2022-10-25 Covestro (Netherlands) B.V. Matt powder coatings

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007235106A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7947979B2 (en) Semiconductor device
JP4890276B2 (ja) 半導体装置
US11302760B2 (en) Array substrate and fabrication method thereof, and display device
TWI552333B (zh) 具有矽及半導電性氧化物薄膜電晶體之顯示器
US10585514B2 (en) Pixel circuit, display panel and driving method thereof
US9564478B2 (en) Liquid crystal displays with oxide-based thin-film transistors
US20060202923A1 (en) Image Display Device and Method of Testing the Same
US8018403B2 (en) Display device
KR20180057764A (ko) 표시 장치
US10622429B2 (en) Micro display device and display integrated circuit
JP2014149429A (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
CN110827730A (zh) 一种检测ltpsamoled显示基板像素区晶体管特性的电路与方法
CN105448243A (zh) 像素电路及其驱动方法以及显示装置
US20140062520A1 (en) Display device and mother substrate
US20220115280A1 (en) Display panel and display apparatus
US7053649B1 (en) Image display device and method of testing the same
JP5110771B2 (ja) 半導体装置の検査方法
KR20160001584A (ko) 플렉서블 유기발광 표시패널 및 그 제조방법
CN107437401A (zh) 像素驱动电路以及具有像素驱动电路的显示装置
CN112466916B (zh) 显示面板的屏内传感器件结构及显示装置
JP4369112B2 (ja) 半導体装置及び電子機器
US20240215422A1 (en) Display panel and test method thereof, display apparatus
CN110796976B (zh) 一种阵列基板的检测方法及检测***
WO2023159425A1 (zh) 显示基板和显示装置
JP2007140405A (ja) アクティブマトリクス型検査基板

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4890276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees