JP4889463B2 - チェーンコンベヤ - Google Patents
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Description
また、掻き板に弾性スクレーパーを設けて、コンベヤケースの角部に残留物が残らないようにすることが可能なチェーンコンベヤが公知(例えば、特許文献2参照。)である。
チェーンコンベヤ21は、コンベヤケース22に設けた一対のスプロケット(図示略)に掛け回したチェーン23と、チェーン23の両側に所定間隔をおいて複数設けた掻き板24とからなる。
なお、図7における符号25はチェーン23を支持するレールである。
また、底板角部28に残留物が残らないように、特許文献2に開示されているような、コンベヤケース22の内幅と略々同じ長さの弾性スクレーパーを設けた場合、コンベヤケース22の側壁板26と弾性スクレーパーの端部との間に粉粒体が噛み込むと、弾性スクレーパーの反対側の端部が側壁板26に圧接され、チェーンの走行抵抗が増大すると共に、弾性スクレーパーの端部の摩耗が促進されるという問題がある。
さらに、弾性スクレーパーの端部が摩耗した場合、弾性スクレーパーを取り外し、新品と取り替えなければならないという問題があり、それに伴って、着脱作業に長時間を要するという問題がある。
それと共に、チェーンの両側のアタッチメントに左右交互に設けた弾性スクレーパーが、コンベヤケースの底板と側壁板とで形成される底板角部に接触し易いように傾斜した端部を備えていることにより、弾性スクレーパーの端部が側壁板に圧接されないため、チェーンの走行抵抗の増大及び弾性スクレーパーの端部の摩耗を抑制することができる。
さらに、弾性スクレーパーは、チェーンの両側に左右交互に位置をずらせて設けられているので、弾性スクレーパーの設置数が少なく、チェーンコンベヤの重量増を抑制することができ、コスト的にも廉価にできる。
その結果、コンベヤケースの底板角部に粉粒体の残留物が残らないように搬送することができる。
図1は、チェーンコンベヤの側面図であり、図2は、チェーンコンベヤの一部平面図であり、図3は、図2のX3−X3線位置で矢印方向に見た断面図であり、図4は、掻き板の正面図であり、図5は、図1のX5−X5線位置で矢印方向に見た断面図であり、図6は、弾性スクレーパーの取付状態を示す説明図である。
なお、図1における符号2fは、テークアップ装置であり、チェーン5に伸びが生じたとき、テークアップ装置2fにより従動スプロケット4を移動して張力を調整する。
この掻き板14は、図2、図3に示すように、内リンク6を構成する一対の内リンクプレート6,6の外側に一体に形成されたアタッチメント13に固定することにより、チェーン5の走行方向左右両側に、チェーン長手方向に所定の間隔で取り付けられる。
なお、アタッチメント13は、内リンクプレート6に一体に形成する代わりに、別体として溶接、ボルトなどで固定しても構わない。
すなわち、前記のように、チェーン5の左右両側に、内リンクプレート6に一体に形成したアタッチメント13を介して掻き板14が所定の間隔で取り付けられているが、チェーン5の左右に位置する掻き板14の複数個おきに、左右交互に位置をずらせて弾性スクレーパー15が長手方向に所定の間隔で設けられる。
この弾性スクレーパー15は、長孔15aにより、左右に位置調整可能に取り付けられる。
また、弾性スクレーパー15は、コンベヤケース2の底板2aと下部にアングルを有する側壁板2bとの底板角部2cに接触し易いように端部が傾斜している。
いずれの場合も、コンベヤケース2の底板角部2cの残留物を弾性スクレーパー15で掻き取れるように、弾性スクレーパー15は、その端部が掻き板14の端部より僅かに外側に突出して取り付けられる。
このレール17は、コンベヤケースの側壁板2bに固着されたレール支持板18により支持されている。
穀類の粉体、粒体、粉炭、その他粉粒物等の粉粒体Mは、コンベヤケース2の上方に設けた投入口2dから投入され、掻き板14の間からコンベヤケース2の底板2a上に落下し、掻き板14で掻き取られながら水平搬送され、コンベヤケース2の底板2aに設けた排出口2eから排出される。
その結果、搬送に高負荷が掛かる粉粒体Mでも、コンベヤケース2の底板2aに沿って確実に搬送することができる。
それと共に、側壁板2bが歪んでいる場合でも、弾性スクレーパー15の端部が側壁板2bに圧接されないため、チェーン5の走行抵抗の増大を抑制することができ、弾性スクレーパー15の端部の摩耗を抑制することができ、弾性スクレーパー15の耐久性を向上させることができる。
すなわち、掻き板14は、チェーンの内リンク9及び/又は外リンク12を構成するリンクプレート6,10の外側にアタッチメントを介して取り付けられていればよい。
また、弾性スクレーパーは、耐摩耗性に優れた合成樹脂製、合成ゴム製(例えば、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等)のものとすることが好ましい。
2 ・・・コンベヤケース
2a ・・・底板
2b ・・・側壁板
2c ・・・底板角部
2d ・・・投入口
2e ・・・排出口
2f ・・・テークアップ装置
3 ・・・駆動スプロケット
4 ・・・従動スプロケット
5 ・・・チェーン
6 ・・・内リンクプレート
7 ・・・ローラ
8 ・・・ブシュ
9 ・・・内リンク
10 ・・・外リンクプレート
11 ・・・連結ピン
12 ・・・外リンク
13 ・・・アタッチメント
14 ・・・掻き板
14a ・・・切欠部
14b ・・・取付孔
15 ・・・弾性スクレーパー
15a ・・・長孔
16 ・・・取付具
17 ・・・レール
18 ・・・レール支持板
M ・・・粉粒体
Claims (2)
- 駆動スプロケットと従動スプロケットとに巻き掛けた一条のチェーンの左右両側に、長手方向に間隔を開けて取り付けた掻き板がコンベヤケース内を循環走行することにより投入口から投入された粉粒体をコンベヤケースの底板に沿って搬送して排出口から排出するチェーンコンベヤにおいて、
前記チェーンを収める切欠部を中央に備えた掻き板が、前記チェーンの内リンク及び/又は外リンクを構成する一対のリンクプレートの外側に設けたアタッチメントに固定されているとともに、
前記チェーンの両側のアタッチメントに左右交互に設けた弾性スクレーパーが、前記コンベヤケースの底板と側壁板とで形成される底板角部に接触し易いように傾斜した端部を備えていることを特徴とするチェーンコンベヤ。 - 前記弾性スクレーパーの端部が、前記リンクプレートのアタッチメントに固定した掻き板の端部より外側に突出させた状態に左右位置を調整可能に固定されていることを特徴とする請求項1記載のチェーンコンベヤ。
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