JP4888696B2 - コンテナ収容液体のクリーン維持装置及びコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム - Google Patents

コンテナ収容液体のクリーン維持装置及びコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム Download PDF

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Description

本発明は、コンテナ内に収容した例えば食品や医薬品などの液体原料(液体)をクリーンな状態で送液するためのコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えたコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムに関する。
従来、例えば食品や医薬品を製造する工場では、食品や医薬品の液体原料(液体)をコンテナ内に収容して搬送するようにしている。この種のコンテナは、例えば特許文献1に示されるように、液体原料を収容する筒状の金属製コンテナ本体と、このコンテナ本体を支持する囲障壁及び支持脚とを備えて構成されている。コンテナ本体は、その上部側に、着脱可能なマンホール蓋や、液体原料を内部に入れるための注入口、コンテナ本体内の圧力を調整するためのガス抜き孔(安全弁)などが設けられている。また、コンテナ本体の下部側は、ホッパ状に形成されるとともに、コンテナ本体内に収容した液体原料を外部に排出するための弁ケースやサニタリーバルブなどが設けられている。
そして、コンテナ本体に収容した液体原料を次工程のタンクなどに送液する際(排出作業時)には、コンテナを例えばフォークリフトなどで工場内の所定位置に搬送し、弁ケースに次工程のタンクなどと繋がるホース(送液管)を接続する。ついで、サニタリーバルブを開き、ホースに接続した送液ポンプ(送液手段)を駆動して送液を開始する。このとき、コンテナ本体内の液体原料が減るとともにガス抜き孔の外気流入口からコンテナ周囲の空気(外気)がコンテナ本体内に流入し、コンテナ本体内の圧力が調整される。
このように、食品や医薬品の液体原料を収容したコンテナから工場内の他のタンクなどに液体原料を供給する際には、外気が外気流入口からコンテナ本体内に流れ込み、また、次工程のタンクなどと繋がるホースとコンテナ本体の弁ケースとを接続するときにコンテナの液体原料を排出する排出口が外気に曝されることになる。このため、食品や医薬品を扱う工場においては、HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point:食品製造における食品の安全性を保証するための管理方式)やGMP(Good Manufacturing Practice:医薬品などの製造及び品質の管理規則)の観点から、液体原料の排出作業時(送液操作時)に、外気流入口や排出口から粉塵や細菌、ウィルスなど(異物)が液体原料に混入しないように、これらの設備をクリーンルーム内に収容し、外気をクリーンな状態に維持して作業が行なわれている。
特開平5−330591号公報
しかしながら、上記のように、コンテナひいてはこれに収容した液体原料の搬送、計量、送液を行う一連の設備をクリーンルーム内に収容して送液作業を行なう場合には、大容量の空間をクリーンな状態で維持することになり、これに掛かるイニシャルコストやランニングコストが膨大となって大きな経済的な負担が生じるという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑み、クリーンルームを用いることなく、コンテナから液体を排出する排出作業時に液体への異物の混入を防止するためのコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えたコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置は、液体を収容したコンテナから前記液体を排出する排出作業時に、前記液体に異物が混入することを防止するためのコンテナ収容液体のクリーン維持装置であって、開口部を備えた外郭体と、該外郭体の内部に清浄空気を供給するとともに前記開口部を通じて前記清浄空気を外部に送気するための清浄空気供給手段と、前記外郭体の内部に設けられ、前記清浄空気供給手段から供給した前記清浄空気の流れ方向を整えて前記開口部から送気させるための整流板とを備えて構成されており、前記液体の排出作業時に、前記液体を排出する前記コンテナの排出口、及び該排出口からの前記液体の排出に従い前記コンテナ内に外気を取り込む外気流入口のそれぞれの周囲を前記開口部から送気する前記清浄空気で覆うように配設されていることを特徴とする。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置においては、前記排出口と前記外気流入口のそれぞれの周囲にそれぞれ個別に前記清浄空気を送気するように、分離して形成されていることが望ましい。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置においては、前記外郭体の外部に挿入口を開口させた状態で前記外郭体の内部にグローブが設けられており、前記挿入口を介して前記外郭体の外部から内部に作業者の手を挿入して前記グローブを装着することで、前記手と前記外郭体内部を流通する前記清浄空気を非接触状態で保持するように形成されていることがさらに望ましい。
本発明のコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムは、コンテナに収容された液体の重量を計測するとともに、前記液体に異物が混入することを防止して前記コンテナから前記液体を外部に送液するためのコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムであって、送液を行う所定位置に前記液体を収容した前記コンテナを搬送する搬送装置と、前記所定位置に配された前記コンテナ内の液体の重量を計測する液体重量計測装置と、請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテナ収容液体のクリーン維持装置と、前記コンテナの液体を排出する排出口に接続される送液管及び該送液管内に前記コンテナ内の液体を流通させる送液手段を備えた送液装置とが一体に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムにおいては、前記搬送装置と前記液体重量計測装置と前記クリーン維持装置と前記送液装置に接続され、各装置の駆動を制御して、前記コンテナの搬送と前記コンテナ内の液体重量の計測と前記液体の送液の一連の動作を自動で行うための制御手段が設けられていることが望ましい。
本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置によれば、コンテナの排出口及び外気流入口の周囲を清浄空気で覆うことができるため、コンテナ内の液体を外部に排出(送液)する排出作業時に、送液管の接続口と接続するため排出口を外気に曝露させても、排出口には清浄空気が接触することになり、外気中に例えば粉塵や細菌、ウィルスなどの異物が存在した場合においても、排出口に異物が付着することがなく、排出した液体に異物が混入することを防止できる。また、液体の排出に伴って外気流入口から周辺の外気が流入することになるが、外気流入口の周囲が清浄空気で満たされているため、コンテナ内に清浄空気を流入させることができ、やはり液体に異物が混入することがない。これにより、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置によって排出口と外気流入口の周囲のみ局所的にクリーンな空気環境を形成することで、液体の排出作業に伴って液体に異物が混入することを防止できるため、従来のように一連の設備をクリーンルーム内に収容して大容量の空間をクリーンな状態に維持する必要がなく、これに掛かるイニシャルコストやランニングコストを大幅に削減することが可能になる。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置においては、排出口と外気流入口のそれぞれの周囲にそれぞれ個別に清浄空気を送気するように分離して設けることで、排出口と外気流入口の周囲にのみ集中的(局所的)にクリーンな空気環境を形成でき、確実に異物の混入を防止してイニシャルコストやランニングコストの低減を図ることができる。
さらに、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置においては、外郭体の内部に整流板を設けることによって、開口部から清浄空気を例えば略一方向を向く層流状態で送気することができ、確実に排出口や外気流入口の周囲を清浄空気で覆うことができる。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン維持装置においては、外郭体に、作業者の手と外郭体内部を流通する清浄空気を非接触状態で保持するグローブが具備されていることによって、グローブを装着した作業者が、例えば排出口に被せられたキャップを取り外し、排出口と接続する送液管の接続口とを接続する際に、清浄空気を汚染させることがなく、確実に排出口に異物が付着することを防止して接続作業を行なうことができる。
また、本発明のコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムによれば、搬送装置と、液体重量計測装置と、上記のクリーン維持装置と、送液装置とが一体に設けられていることにより、液体を収容したコンテナを搬送して液体の重量を計測しつつ液体を送液し、送液が完了して空になったコンテナを外部に搬送する一連の動作を、液体に異物が混入することを防止しつつ一つにまとめたシステムによって行なうことができる。
さらに、搬送装置と液体重量計測装置とクリーン維持装置と送液装置の駆動を制御する制御手段が設けられていることにより、前記一連の動作を自動で行うことができ、液体の排出作業に掛かるランニングコストの低減を図ることが可能になる。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係るコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えたコンテナ収容液体の計量・送液システムについて説明する。本実施形態は、コンテナ内に収容した例えば食品や医薬品などの製造に用いる濃縮果汁や薬品などの液体原料(液体)を、クリーンルームを用いることなくクリーンな状態で送液するためのコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えたコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムに関するものである。
本実施形態のコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム(以下、クリーン計量・送液システムという)Aは、図1及び図2に示すように、液体原料Sを排出(送液)する所定位置にコンテナ1を搬送するとともに、液体原料Sの排出を終えたコンテナ1を外部に搬送するための搬送装置2と、搬送装置2で所定位置に搬送されたコンテナ1内の液体原料Sの重量を計測する例えばロードセルなどの液体重量計測装置3を備えた載置台4と、所定位置にコンテナ1が載置された状態で、後述するコンテナ1の排出口5及び外気流入口6近傍に開口部7を配して設置したコンテナ収容液体のクリーン維持装置(以下、クリーン維持装置という)10と、送液管11a及びこの送液管11aに接続した送液ポンプ(送液手段)11bからなる送液装置11とを一体に設けて構成されている。なお、本実施形態において、クリーン計量・送液システムAは、食品や医薬品の製造工場などのクリーンルーム化されていない作業ブース12内に設けられている。
ここで、本実施形態のコンテナ1は、例えばステンレスなどの金属やプラスチック、ガラスなどで形成され、例えば1tonの液体原料Sを密閉状態で収容可能なコンテナ本体20と、このコンテナ本体20の側面に4つの支柱21aが接続されてコンテナ本体20を支持する略矩形箱状で枠状の支持枠部材21とを備えて構成されている。また、コンテナ本体20の上部には、マンホール20aが形成されており、このマンホール20aには、着脱可能にマンホール蓋20bが装着されている。また、コンテナ本体20の上部には、コンテナ本体20内と外部を連通させるガス抜き部20cが突設されている。そして、このガス抜き部20cの外部に突出して開口する一端が外気流入口6を形成している。また、コンテナ本体20に収容した液体原料Sを外部に排出する時を除き、ガス抜き部20cの一端にキャップが被せられており、これにより、外気流入口6に、外部に存在する例えば粉塵や細菌、ウィルスなどの異物が付着することを防止している。
一方、コンテナ本体20の下部(底部)側は、漏斗状に形成されており、この漏斗部20dの下端(コンテナ本体の下端)に、コンテナ本体20の内部と連通し水平方向外側に延びる延出管20eが接続されている。また、この延出管20eには、管内を開口または閉塞するバルブ20fが設けられている。本実施形態では、この延出管20eの開口する先端が排出口5とされ、コンテナ本体20に収容した液体原料Sを外部に排出する時を除き、延出管20eの先端にキャップが被せられて、この排出口5に、異物が付着することを防止している。
本実施形態の搬送装置2は、第1搬送装置2aと第2搬送装置2bと第3搬送装置2cで構成されており、各搬送装置2a、2b、2cは、それぞれ平面視矩形状に形成された例えばローラコンベアやベルトコンベアなどである。第2搬送装置2bは、ロードセル(液体重量計測装置)3を備えた載置台4上に設置されており、この第2搬送装置2b上に搬送されたコンテナ1を、液体原料Sを排出する所定位置に配置する。また、第1搬送装置2aは、第2搬送装置2bの一側端側に隣接して設けられ、例えばフォークリフトなどで載置されたコンテナ1を第2搬送装置2b上に搬送するように設けられている。第3搬送装置2cは、第1搬送装置2aと同様に、第2搬送装置2bに隣接して設けられ、第2搬送装置2b上で液体原料Sを排出した空のコンテナ1を、第2搬送装置2bとともに駆動して受け取るように設けられている。これら第1から第3搬送装置2a、2b、2cは、コンテナ1が載置されるそれぞれの載置面(搬送面)を略同一水平面上に配して設けられている。
一方、本実施形態のクリーン維持装置10は、図1から図4に示すように、分離した第1のクリーン維持装置15と第2のクリーン維持装置16からなり、第1及び第2のクリーン維持装置15、16は、それぞれ、一側面に開口部7を備えた箱状の外郭体17と、外郭体17の内部に清浄空気を供給するとともに開口部7から清浄空気を外部に送気して、開口部7周辺の外気を清浄空気と置換する清浄空気供給手段18とを備えて構成されている。
また、清浄空気供給手段18は、例えば図示せぬHEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)に空気を流通させて清浄空気を生成するための空気供給手段18aと、HEPAフィルターで清浄化された清浄空気が流通する管部材18bと、管部材18bに取り付けられて管部材18bの内孔を開放/遮断するコック18cとから構成されている。そして、本実施形態では、外郭体17の開口部7と対向する一側面に清浄空気供給口19が開口し、この清浄空気供給口19に管部材18bの一端が接続されて、清浄空気供給手段18で生成した清浄空気を外郭体17の内部に供給する。
外郭体17は、外部から内部を視認できるように例えばアクリルなどの透明部材で形成されている。また、外郭体17の内部には、開口部7及び清浄空気供給口19を備える一側面と略平行に配置され、且つ開口部7と清浄空気供給口19の間に介装されて内部の空間を開口部7側の空間と清浄空気供給口19側の空間の2室に区画する平板状の整流板22が設けられている。この整流板22は、例えば、清浄空気供給口19側を向く面から開口部7側を向く面に貫通する図示せぬ複数の孔が分散配置されて形成されている。そして、この整流板22は、清浄空気供給手段18から清浄空気供給口19を通じて供給した(清浄空気供給口19から吐出した)清浄空気が整流板22の孔を通過することにより、開口部7から外部に送気する清浄空気の流れ方向を略一方向に整える。
また、外郭体17の開口部7側の空間内には、作業者Wの手に装着されるグローブ23が設けられている。このグローブ23は、作業者Wの手を挿入する挿入口23aが、外郭体17の開口部7と直交する一側面に形成された円形孔24に連通して、この円形孔24を介して外郭体17の外部に開口するように取り付けられている。そして、このグローブ23は、外郭体17の外部に開口する挿入口23aから作業者Wの手を挿入するとともに装着され、このように外郭体17の内部に挿入した作業者Wの手と、外郭体17内部を流れる清浄空気とを非接触状態で保持する。
さらに、上記のように構成した第1及び第2のクリーン維持装置15、16のうち、第1のクリーン維持装置15には、図2及び図3に示すように、外郭体17のグローブ23を装着するための円形孔24を設けた一側面と対向する他側面に管挿通孔25が形成されている。この管挿通孔25には、送液装置11の送液管11aが挿通され、送液管11aの開口する一端(接続口26)が外郭体17の開口部7側の空間内に配設される。このとき、送液管11aの外面と管挿入孔25の周端との間に隙間が生じないようにして、送液管11aが挿通している。そして、このように構成した第1のクリーン維持装置15は、図1及び図2に示すように、外郭体17の下面にスタンド27が取り付けられて、その高さ位置が調整され、且つ開口部7を略水平方向に向けた状態で支持されている。また、第1のクリーン維持装置15は、第2搬送装置2bを挟んで第1搬送装置2aと対向配置されており、コンテナ1を所定位置に配した状態、すなわち第1搬送装置2aから第2搬送装置2b上にコンテナ1が搬送された状態で、外郭体17の開口部7がコンテナ本体21に取り付けた延出管20eの排出口(先端)5と対向し、且つこの排出口5の近傍に位置するように設置されている。
第2のクリーン維持装置16は、図1、図2及び図4に示すように、所定位置に配した状態でコンテナ1の上方に配されるように支持部材28で支持されており、外郭体17の開口部7を下方に向けてこの開口部7とコンテナ1のガス抜き部20cが対向するように設けられている。このとき、第2のクリーン維持装置16の開口部7が、ガス抜き部20cの外気流入口6の近傍に配置されている。
送液装置11は、図2及び図3に示すように、送液管11a及びこの送液管11aに接続した送液ポンプ(送液手段)11bからなり、送液ポンプ11bの一方の側に接続した送液管11aが、第1のクリーン維持装置15の開口部7側の空間内まで外郭体17を貫通して延設されて、この送液管11aの開口部7側の空間内に配された開口する一端が、コンテナ1の排出口5と接続される接続口26を備えている。また、送液ポンプ11bの他方の側に接続された送液管11aは、コンテナ1内の液体原液Sを送る例えば次工程のタンクなどに接続されている。
さらに、本実施形態のクリーン計量・送液システムAには、図1及び図2に示すように、搬送装置2、液体重量計量装置3、第1及び第2のクリーン維持装置15、16、及び送液装置11に接続されて、主に、搬送装置2、第1及び第2のクリーン維持装置15、16、及び送液装置1の駆動を制御する制御手段30が設けられている。
ついで、上記の構成からなるクリーン維持装置10及びこれを備えたクリーン計量・送液システムAの作用及び効果について説明する。
コンテナ1に収容した液体原液Sを次工程のタンクなどに送液する際には、はじめに、例えば工場に搬入した液体原液Sを収容するコンテナ1をフォークリフトなどで搬送し、第1搬送装置2a上に載置する。ついで、作業者Wが第1搬送装置2aを駆動させ、第1搬送装置2aの駆動を検知した制御手段30が第2搬送装置2bを駆動させて、コンテナ1を第1搬送装置2aから第2搬送装置2b上に搬送する。このとき、コンテナ1が第2搬送装置2b上の所定位置に配されるとともに、これを検知した制御手段30が第1及び第2搬送装置2a、2bの駆動を停止させる。
ついで、コンテナ1が所定位置に搬送されたことを検知した制御手段30が、第1及び第2のクリーン維持装置15、16の空気供給手段18aを駆動させ、HEPAフィルターで清浄化した清浄空気を、清浄空気供給口19を通じて外郭体17の内部に供給する。供給した清浄空気は、整流板22でその流れが整えられて開口部7から外部に送気される。
そして、第1のクリーン維持装置15においては、所定位置に配されたコンテナ1の排出口5が開口部7近傍に位置するため、排出口5の周囲の外気が開口部7から送気した清浄空気で置換される。また、このとき、整流板22により略一方向に向けて、すなわち排出口5に向けて、開口部7から清浄空気が送気されるため、第1のクリーン維持装置15が駆動している間は、常に安定した状態で排出口5の周囲が清浄空気で満たされ(清浄空気で覆われ)、この排出口5周辺の局所に安定したクリーンな空気環境が形成される。
一方、第2のクリーン維持装置16においても、所定位置に配したコンテナ1の外気流入口6が開口部7近傍に位置するため、開口部7から送気した清浄空気で外気流入口6の周囲の外気が置換される。また、第1のクリーン維持装置15と同様に、清浄空気が開口部7から外気流入口6に向けて略一方向に送気されるため、外気流入口6の周囲に、安定したクリーンな空気環境が局所的に形成される。
ついで、作業者Wは、第2のクリーン維持装置16の外郭体17の外側に開口する挿入口23aに手を挿入してグローブ23を装着する。そして、グローブ23により直接手が触れることを防止した状態でコンテナ1の外気流入口6を塞ぐキャップを取り外す。このとき、グローブ23によって外郭体17内を流れる清浄空気に対しても直接手が接触することがないため清浄空気が汚染することがない。また、キャップを取り外して露出した外気流入口6の周囲に清浄な空気が満たされており、クリーン計量・送液システムAを収容した作業ブース12の他の部分の外気に、例えば粉塵や細菌、ウィルスなどの異物が存在する場合においても、この異物が外気流入口6に付着することがない。
ついで、作業者Wは、第1のクリーン維持装置15のグローブ23を装着し、コンテナ1の排出口5を塞ぐキャップを取り外す。このとき、露出した排出口5の周囲に清浄空気が満たされるため、異物が排出口5に付着することがない。そして、作業者Wは、グローブ23を装着した手で、外郭体17の内部に配された送液管11aの接続口26と排出口5を連通させるように接続し、コンテナ1と送液装置11を接続する。このとき、接続口26と排出口5の周囲に清浄空気が満たされた状態で互いが接続されるため、液体原液Sが流通するコンテナ1の延出管20eや送液装置11の送液管11aの内部に異物が入り込むようなことがない。
さらに、作業者Wは、コンテナ1の延出管20eに設けたバルブ20fを開くとともに、送液装置11の送液ポンプ11bを駆動させて、コンテナ本体20に収容した液体原液Sの送液(排出)を開始する。このように、コンテナ本体20内の液体原料Sを送液する際には、液体原料Sの減少に応じてコンテナ本体20内の圧力が減圧される。このため、コンテナ本体20内の圧力を調整するように、ガス抜き部20cの外気流入口6から外部の空気がコンテナ本体20内に流入する。本実施形態では、第2のクリーン維持装置16によって外気流入口6の周囲を清浄空気で満たしているため、清浄空気がガス抜き部20cを通じてコンテナ本体20内に流入する。これにより、作業ブース12の他の部分の外気に異物が存在した場合においても、この異物がコンテナ本体20内に入り込むことがなく、液体原料Sに混入することがない。
一方、上記のように液体原料Sを送液している間、ロードセル3によって継続的に重量が計測されており、このとき、空のコンテナ1の重量及び第2搬送装置2bの重量を除いた重量、すなわちコンテナ本体20内に収容されている液体原料Sの重量が計測されている。このため、計測値が空のコンテナ1と第2搬送装置2bの重量を示したときに、液体原料Sの送液を完了したことを示し、これを検知した制御手段30によって送液装置11の駆動が停止される。よって、このように継続的に重量を計測して送液を行なうことで、液体原料Sがコンテナ本体20内に残留するようなことがなく、確実に全ての液体原料Sがコンテナ本体20内から排出される。
そして、コンテナ1から液体原料Sの排出を完了した段階で、作業者Wが、第1及び第2のクリーン維持装置15、16のグローブ23を再度装着して、クリーンな状態で、コンテナ1の延出管20eのバルブ20fを閉じ、且つ延出管20eと送液管11aの接続を解除する。また、排出口5と外気流入口6を閉塞させるように延出管20e及びガス抜き部20cにキャップを取り付ける。ついで、第1及び第2のクリーン維持装置15、16の駆動を停止するとともに、第3搬送装置2cを駆動して空のコンテナ1を搬送し、この第3搬送装置2c上の空のコンテナ1をフォークリフトで外部に搬出して液体原液Sの送液作業(コンテナ収容液体の排出操作)が完了する。
したがって、本実施形態のクリーン維持装置10及びこれを備えたクリーン計量・送液システムAによれば、コンテナ1に収容した液体原液Sの排出操作時(送液操作時)に、排出口5及び外気流入口6の周囲を清浄空気で満たしてクリーンな空気環境を形成できるため、液体原料Sに粉塵や細菌、ウィルスなどの異物が混入することを確実に防止できる。また、このように、コンテナ1の排出口5及び外気流入口6の周囲にのみ局所的なクリーン環境を形成して液体原料Sの清浄度を維持できるため、従来の一連の設備をクリーンルーム内に設けた場合と比較して、大容量の空間をクリーンな状態に維持する必要がなく、これに掛かるイニシャルコストやランニングコストを大幅に削減することが可能になる。
また、このとき、外郭体17の内部に整流板22を設けることによって、開口部7から清浄空気を排出口5や外気流入口6に向かう一方向の流れ(層流状態の流れ)をもって送気することができる。これにより、確実に排出口5や外気流入口6の周囲を清浄空気で満たすことができ、液体原料Sに異物が混入することを防止できる。
さらに、第1及び第2のクリーン維持装置15、16の外郭体17内で行なう操作を、グローブ23を装着して行なうようにしているため、清浄空気を汚染させることがなく、確実に排出口5と接続口26の接続やキャップの取り外しを、液体原料Sに異物が混入することを防止して行なうことができる。
また、搬送装置2と、液体重量計測装置(ロードセル)3と、クリーン維持装置10と、送液装置11とが一体に設けられていることにより、液体原料Sを収容したコンテナ1を搬送して液体原料Sの重量を計測しつつ送液して、空になったコンテナ1を外部に搬送するという一連の動作を、液体原料Sに異物が混入することを防止しつつ一つにまとめたシステムで効率的に行なうことができる。
以上、本発明に係るコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えたコンテナ収容液体の計量・送液システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、排出口5と外気流入口6のそれぞれに、分離した第1のクリーン維持装置15と第2のクリーン維持装置16をそれぞれ配置するものとしたが、例えば図5に示すように、側面視で略L字状を呈する一つの外郭体17を備え、この外郭体17の排出口5側と外気流入口6側にそれぞれ開口部7を形成するとともに、グローブ23と整流板22を設けてクリーン維持装置10が構成されていてもよく、この場合には、本実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、例えば1つの清浄空気供給手段18によって排出口5側と外気流入口6側に清浄空気を供給することも可能になる。
また、本実施形態では、クリーン維持装置10に、複数の孔を有した整流板22が具備されるものとしたが、整流板22は、清浄空気の流れを整えて確実に排出口5や外気流入口6の周囲を清浄空気で満たすことができれば、必ずしも複数の孔を備えて形成される必要はない。さらに、清浄空気供給手段18から供給して開口部から送気する清浄空気により、排出口5や外気流入口6の周囲を清浄空気で満たすことができれば、必ずしも整流板22が具備されていなくてもよい。
また、本実施形態では、搬送装置2が、第1搬送装置2aと第2搬送装置2bと第3搬送装置2cで構成されているものとしたが、搬送装置2は、特にその構成や配置が限定される必要はない。
さらに、本実施形態では、搬送装置2で所定位置にコンテナ1を搬送した状態で、排出口5がクリーン維持装置(第1のクリーン維持装置15)10の開口部7近傍に配されるものとしたが、コンテナ1を所定位置に配した状態で排出口5がクリーン維持装置10の外郭体17の内部に挿入されてもよく、この場合には、確実に排出口5の周囲を清浄空気で満たすことができるため、液体原料Sへの異物の混入をより確実に防止することが可能になる。また、クリーン維持装置(第1のクリーン維持装置15)10を略水平方向に進退自在に構成し、コンテナ1を所定位置に配した段階で、開口部7とコンテナ1の排出口5を近づけたり、排出口5を外郭体17の内部に挿入するようにしてもよい。
また、本実施形態では、作業員Wが、排出口5と接続口26の接続や、延出管20eに設けられたバルブ20fの開閉を行なうものとしたが、例えば、延出管20eを開閉するバルブ20fを電磁弁とし、排出口5及び外気流入口6を閉塞するように延出管20e及びガス抜き部20cを被覆するキャップを自動的に開閉可能にして、且つコンテナ1が所定位置に搬送されるとともに自動的に延出管20eと送液管11a(排出口5と接続口26)が接続されるように構成してもよい。この場合には、液体原料Sを収容したコンテナ1を第1搬送装置2a上に載置したことを制御手段30が検知するとともに、第1搬送装置2a及び第1、第2のクリーン維持装置15、16を駆動させる。そして、第2搬送装置2bの所定位置にコンテナ1を搬送すると同時に、延出管20eの排出口5の周囲が第1のクリーン維持装置15により清浄空気で満たされ、この状態で、外郭体17内の送液管11aの接続口26と延出管20eの排出口5を自動で接続する。ついで、この延出管20eと送液管11zの接続を検知した制御手段30は、電磁弁を駆動して延出管20eを開放するとともに、送液ポンプ11bを駆動して送液を開始する。そして、本実施形態と同様に、ロードセル3の計量値を基にコンテナ本体20が空になったことを制御手段30が検知した段階で、制御手段30が第2搬送装置2bを僅かに動かし延出管20eと送液管11aの接続を解除させる。さらに、延出管20eと送液管11aの接続が解除したことを制御手段30が検知し、第3搬送装置2cを駆動させて空のコンテナ1を外部に搬送する。このようにした場合には、作業者Wによる操作をなくすことができ、液体原料Sへの異物の混入を防止しつつ送液操作時の一連の動作を完全に自動化することができる。よって、さらなるランニングコストの削減を図ることが可能になる。また、上記のように構成して自動化を図った場合には、クリーン維持装置10にグローブ23を具備する必要がなくなる。
さらに、本実施形態では、コンテナ本体20内の液体原料Sの送液を完了した段階で、第3搬送装置2cを駆動してコンテナ1を外部に搬送し撤去するものとしたが、例えば、図6に示すように、純水供給部40aと、純水が流通する管部40bと、管部40bの先端に取り付けたシャワーボールなどの純水噴出部40cとを備える洗浄装置40を設け、管部40bをクリーン維持装置(第2のクリーン維持装置16)10の外郭体17を貫通するように配置し、開口部7及びガス抜き部20cを介して、コンテナ本体20の内部に純水噴出部40cを挿入するように構成してもよい。このように構成した場合には、送液を完了しコンテナ本体20が空になった段階で、第2のクリーン維持装置16により周辺にクリーンな空気環境を形成してコンテナ本体20内に異物が入り込むことを防止しつつ、コンテナ本体20内に純水噴出部40cを挿入し、この純水噴出部40cから噴出した純水でコンテナ本体20の内部を洗浄できる。また、例えばコンテナ本体20の内面に付着するなどして残った僅かな液体原料Sを洗い流し、コンテナ本体20の底部側に溜まった水(液体原料Sの希釈液)を次工程のタンクなどに送液することで、コンテナ本体20の洗浄を行うとともに、液体原料Sを無駄なく使用することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えるコンテナ収容液気体のクリーン計量・送液システムを示す図である。 図1のX−X線矢視図である。 図1の第1のクリーン維持装置を示す斜視図である。 図1の第2のクリーン維持装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えるコンテナ収容液気体のクリーン計量・送液システムの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテナ収容液体のクリーン維持装置及びこれを備えるコンテナ収容液気体のクリーン計量・送液システムの変形例を示す図である。
符号の説明
1 コンテナ
2 搬送装置
3 液体重量計測装置(ロードセル)
5 排出口
6 外気流入口
7 開口部
10 コンテナ収容液体のクリーン維持装置
11 送液装置
11a 送液管
11b 送液ポンプ(送液手段)
12 作業ブース
15 第1のクリーン維持装置
16 第2のクリーン維持装置
17 外郭体
18 清浄空気供給手段
19 清浄空気供給口
20 コンテナ本体
22 整流板
23 グローブ
23a 挿入口
26 接続口
30 制御手段
40 洗浄装置
A コンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム
S 液体原料(液体)
W 作業者

Claims (5)

  1. 液体を収容したコンテナから前記液体を排出する排出作業時に、前記液体に異物が混入することを防止するためのコンテナ収容液体のクリーン維持装置であって、
    開口部を備えた外郭体と、該外郭体の内部に清浄空気を供給するとともに前記開口部を通じて前記清浄空気を外部に送気するための清浄空気供給手段と、前記外郭体の内部に設けられ、前記清浄空気供給手段から供給した前記清浄空気の流れ方向を整えて前記開口部から送気させるための整流板とを備えて構成されており、
    前記液体の排出作業時に、前記液体を排出する前記コンテナの排出口、及び該排出口からの前記液体の排出に従い前記コンテナ内に外気を取り込む外気流入口のそれぞれの周囲を前記開口部から送気する前記清浄空気で覆うように配設されていることを特徴とするコンテナ収容液体のクリーン維持装置。
  2. 請求項1記載のコンテナ収容液体のクリーン維持装置において、
    前記排出口と前記外気流入口のそれぞれの周囲にそれぞれ個別に前記清浄空気を送気するように、分離して形成されていることを特徴とするコンテナ収容液体のクリーン維持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンテナ収容液体のクリーン維持装置において、
    前記外郭体の外部に挿入口を開口させた状態で前記外郭体の内部にグローブが設けられており、前記挿入口を介して前記外郭体の外部から内部に作業者の手を挿入して前記グローブを装着することで、前記手と前記外郭体内部を流通する前記清浄空気を非接触状態で保持するように形成されていることを特徴とするコンテナ収容液体のクリーン維持装置。
  4. コンテナに収容された液体の重量を計測するとともに、前記液体に異物が混入することを防止して前記コンテナから前記液体を外部に送液するためのコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムであって、
    送液を行う所定位置に前記液体を収容した前記コンテナを搬送する搬送装置と、前記所定位置に配された前記コンテナ内の液体の重量を計測する液体重量計測装置と、請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテナ収容液体のクリーン維持装置と、前記コンテナの液体を排出する排出口に接続される送液管及び該送液管内に前記コンテナ内の液体を流通させる送液手段を備えた送液装置とが一体に設けられていることを特徴とするコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム。
  5. 請求項4記載のコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システムにおいて、
    前記搬送装置と前記液体重量計測装置と前記クリーン維持装置と前記送液装置に接続され、各装置の駆動を制御して、前記コンテナの搬送と前記コンテナ内の液体重量の計測と前記液体の送液の一連の動作を自動で行うための制御手段が設けられていることを特徴とするコンテナ収容液体のクリーン計量・送液システム。
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