JP4888179B2 - 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム - Google Patents
回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4888179B2 JP4888179B2 JP2007072731A JP2007072731A JP4888179B2 JP 4888179 B2 JP4888179 B2 JP 4888179B2 JP 2007072731 A JP2007072731 A JP 2007072731A JP 2007072731 A JP2007072731 A JP 2007072731A JP 4888179 B2 JP4888179 B2 JP 4888179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- information
- circuit
- record
- search key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
そこで、回路図の検証を行うためのCADデータの検証装置が、特開平6−162127号公報に開示されている。
される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納手段とを含むものである。
これにより、全てのフィールドが反映されたレコードを除いて反映されたフィールドを最も多く有するブロックテーブル内のレコードを優先的に検索キー項目として取得し、回路情報テーブルのレコードからブロックテーブル内のレコードに該当する情報が存在しないフィールドの処理の順序を変更し、ブロックテーブル内で生じる矛盾を避けることができるので、処理を高速化することができる。
これにより、前記検索キー決定手段が、レコード数が相対的に多い部品を優先して当該部品に係るレコードを検索キー項目として取得することができ、「LSI」や「IC」などの使用頻度の低い部品から処理を進めていくことから、処理を高速化することができる。
これにより、部品種別がIC又はLSIであるレコードを優先的に検索キー項目として取得することができ、検出対象回路ブロックに特徴的な部品種別を含む場合に、その部品種別の存在をキーとして検索処理を進められることから、処理を高速化することができる。
これにより、検出ブロックを回路情報の回路図上で顕示して表示することができ、回路図中に存在する問題ブロックと同形態の回路部分を簡易に把握することができる。
これにより、検出ブロックの情報をブロック情報の回路図上に付加して表示することができ、回路図中に存在する問題ブロック内の部品名や端子名の回路構成要素の情報を簡易に取得することができる。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。
実施形態では、主に装置について説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明は、コンピュータで使用可能なプログラムとしても実施できる。また、本発明では、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回路ブロック検出装置のハードウェア構成図の一例である。コンピュータ1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)2、メインメモリ3、HDD(Hard Disk Drive)4、ビデオカード5、マウス6、キーボード7、光学ディスク8等により構成される。なお、必要に応じて、コンピュータ1は、データベース等に接続することもできる。
図2は、本発明の実施形態に係る回路ブロック検出装置のブロック構成図である。
回路ブロック検出装置は、主にブロック情報作成部10及び制御部20を有する。制御部20は、回路情報テーブル作成部21、ブロックテーブル作成部22、ブロック検出部23、検出ブロック情報格納部24から構成される。ここで、回路情報テーブル作成部21は、設計された回路図の回路情報に関するテーブルを作成する。ブロックテーブル作成部22は、検出対象のブロックに関するテーブルを作成する。ブロック検出部23は、検出対象のブロックを検出する。検出ブロック情報格納部24は、検出されたブロックの情報を格納する。なお、ブロック検出部23は、検索キー決定部231、検索部232、情報反映部233から構成される。ここで、検索キー決定部231は、ブロックテーブル内の検索キーを決定する。検索部232は、ブロックテーブルに回路情報テーブルの回路情報を当てはめて検索する。情報反映部233は、検索された結果、回路情報がブロックデータに当てはまる場合に、当該回路情報をブロックテーブルに反映する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る回路ブロック検出装置のブロック検出のフローシートである。
ユーザは、あらかじめブロック情報作成部10によりブロック情報及びブロック情報一覧を作成する。ブロックデータを取り込み、「LSI」、「IC」などのデバイス情報を抽出する。ここで、ブロックデータは、汎用化のためブロックネットリストを主とすることができる。なお、ブロック部品表からも部品属性を抽出することができる。かかる場合に、必要なブロック回路が切り出されていない場合は、ここで余分な「部品」、「接続」などを削除して、必要なブロック情報に絞り込むことができる。ここで、不要なキーを削除またはワイルドカードに変更する。なお、ワイルドカードは、ユーザにより自由に設定することができる。また、不要なキーとは、例えば、抵抗値に依存しない抵抗部品などを含む。また、特定の定数範囲の部品等が対象となる場合は、値の範囲を指定する。作成したブロックテーブルを回路ブロック情報として保存、管理する。
簡単な回路図とブロックを例に、実施例を以下に説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る回路ブロック検出装置における回路図面の一例である。本発明の実施例の説明のために便宜的に回路図として図4のようなものを想定するが、本発明は、回路構成の複雑性や回路の面積の大小に関わらず適用することができる。
図5は、本発明の実施形態に係る回路ブロック検出装置の検出対象回路(BLK2)及びテーブルの一例である。また、図5(a)は、過去にトラブルが発生したブロックの例であり、設計に注意が必要な組合せ例である。具体的には、「PartA」のICの「C端子」及び「D端子」から各「PartB」のICの「B端子」に対し、接続部品間に同長での配線が必要となるものである。図4及び図5(a)の設計情報から、回路ブロックの有無を検出する。ここで、回路ブロック情報作成について以下に説示する。まず、ブロック情報取得において、図5(a)のブロックは、回路CADでは図5(b)のような「部品ID」、「接続ID」を持ったブロックデータとなっているため、ここから回路情報を読み込む。なお、ブロックデータ以外に、CADデータまたはネットリストとすることもできる。例えば、ICの「PartA」には、「部品ID」として「IC1」、「C端子」と「B端子」の「接続ID」として「BN1」などである。なお、ネットリストを参照する場合、「部品品番」、「定数」などの情報が記載されていない場合もある。この場合には、部品表の情報も合わせて読み込むことができる。次に、テーブル作成において、図5(c)に示すようにブロック情報作成部10が、部品端子毎に、『部品情報』として例えば「BLK−ID」、「B−部品ID」、「B−部品種別」、「B−品番」、「B−定数」、『端子情報』として例えば、「B−端子ID」、「B−端子」、『接続先ネット情報』として例えば「B−接続先ID」、「B−接続特性」を取得し、ブロックテーブルを作成する。具体的には、1行目を例に挙げると、「BLK−ID」には「BLK2」、「B−部品ID」には「BIC1」、「B−部品種別」には「IC」、「B−品番」には「PartA」、「B−定数」には「*」、「B−端子ID」には「C」、「B−端子」には「C」、「B−接続先ID」には「BN1」、「B−接続特性」には「*」である。これらの情報が4行目まで作成される。なお、テーブル例では「品番」、「定数」などを例示しているが、ナレッジ情報検索のキーとなるものであれば、例えば、「メーカ」、「コスト」などを例とした購買関係の情報を付加することもできる。また、ブロック情報作成において、図5(b)の例では、関係するブロック情報のみが記載されているため、ここでは編集の必要はない。ブロック判定に影響のない回路要素情報は、ここで削除またはワイルドカードへの変更を行う。ここで、ワイルドカードとは、例えば、「*」、「?」などである。この例では「B−定数を「*」としているが、抵抗部品などの定数で検索する場合は「10K」など、値を指定するほか、特定範囲の定数が対象となる場合は「>10K」(10K以上の意)など、範囲指定を行うことができる。作成したテーブルに、ブロック毎の名称(BLK2)を付加し、保存、管理する。
ここで、回路ブロック検出における回路情報の取得について以下に説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る回路ブロック検出装置の回路情報テーブル作成のための回路情報の一例である。図4の回路図は、CADシステムでは図7のように「部品ID」、「接続ID」を持ち、表示する場合と非表示の場合がある。この回路データから回路情報を読み込む。なお、回路データ以外にも、CADデータまたはネットリストから読み込むこともできる。ネットリストを参照する場合、「部品品番」、「定数」などの情報が記載されていない場合もある。この場合、部品表の情報も合わせて読み込まれる。
次に、回路情報テーブル作成について説明する。
制御部20が、検出対象ブロック名取得においては、ブロック名一覧から、検索対象とするブロックの名称を取得する。ここでは、「BLK2」を取得する。なお、一般的には、新規回路作成時に過去のトラブル事例を検索するため、ブロック名一覧から順次ブロック名を取得し、以下の検出処理をブロック検出部23が繰り返し実行することになる。
図9(b)は、検索キーの取得を示す。ブロックテーブルの1行目から、検索キー決定部231が点線部分に示した検索キーを抽出し、以下の検索条件を作成する。
部品種別=“IC”and 品番=“PartA” and 端子名=“C”
なお、この例では指定していないが、GND(地面)を経由した接続を除外する旨、指定した場合は、ここで、上記の検索条件に「接続種別=not(GND)」を加える。なお、電源など特種な接続を除外する場合も同様である。
まず、図10(a)に最初の検索結果取得について示す。検索条件を元に、図8の回路情報テーブルを検索部232が検索すると、以下の2つの情報を抽出できる。
(図8の06行目)部品ID=“IC10”,端子ID=“C”,接続先ID=“N04”
(図8の14行目) 部品ID=“IC11”,端子ID=“C”,接続先ID=“N08”
まず、抽出した図8の06行目の情報を取得し、図10(a)の一点鎖線で示した1行目のようにブロックテーブルへ反映する。ここでは、1行目のデータであり、抽出済のデータとの矛盾は発生しない。
部品種別=“IC”and部品ID=“IC10”and 品番=“PartA”and端子=“D”
次に、図10(d)に2回目の検索結果取得について示す。検索条件を元に、図8の回路情報テーブルを検索部232が検索すると、以下の情報を抽出できる。
抽出した情報を取得し、図10(d)の一点鎖線に示すデータとしてブロックテーブルへ反映する。ここで、2行目までのデータを比較すると、ブロックテーブルの「部品ID」が同一の部品は同一名「IC10」であり、且つ「部品ID」が異なる部品は異なる部品名である。「端子」、「接続」も同様であり、取得した情報に矛盾はない。
ここで、3回目の検索結果取得については、検索条件を元に、回路情報テーブルを検索部232が検索すると、該当する情報がない。従って、最初の検索結果取得で選択した(06行目)から順次検索した場合は、ブロックに該当しないことが判る。
図11は、本発明の実施形態に係る回路ブロック検出装置の検出ブロック2の検出手順の一例(3)である。
図11(a)に4回目の検索結果取得について示す。図10(a)の最初の検索結果取得の検索結果から、(14行目)の情報
(14行目)部品ID=“IC11”,端子ID=C,接続先ID=N08
を取得し、図11(a)の一点鎖線で示すようにテーブルへ反映する。ここでは、1行目のデータであり、抽出済のデータとの矛盾は発生しない。
以下、図11(c)乃至(h)に示されるように検索キー決定部231が検索キー取得,検索部232が検索し、その結果を取得し、情報反映部233が検索結果反映を繰り返すと、図11(i)のように全ての行に対して回路情報を検索できる。
以上の結果により、図11(i)のような「部品」、「接続」の組合せが、当該ブロックを構成していることが検出できる。検出ブロック情報格納部24がこれらの検出情報を格納する。そして、検出ブロックデータとしてデータベース等に記録できる。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る回路ブロック検出装置の検出結果の一例である。検出したブロックは、図11(i)のような文字情報として確認できる。また、図12(a)の太い実線部分で示すようにCADツールにおいて「部品ID」等を用いた強調表示をすることができる。さらに、当該部分を色分けなどにより確認することもできる。また、図12(b)のように、元のブロック図を用いて、ここに「部品ID」などを追記、表示することで、登録ブロックと同形態になっていることを表現できる。
図13(a)は図9(a)の説明と同様である。図13(b)は図9(b)、図10(a)及び(b)における検索キー決定部231が検索キー取得,検索部232が検索し、その結果を取得し、情報反映部233が検索結果反映の3つの処理結果を1つのテーブル図にまとめたものである。図13(b)から(d)まで検出処理を行った結果、図13(e)において、ブロックIDが異なるが、回路IDが同一となり、検出済みデータとは不一致となる。従って、この段階ではブロックに該当しないことが判る。図14(a)から(e)は図13(d)からの検出処理の続きである。ここで、図14(a)において、「B−接続特性」に「GND」があるが、特にGND(地面)を経由した接続を除外する旨を指定しない限り、「部品ID」の「C1」の「接続先ID」の「N05」を検索することができる。
そして、図14(e)において、「部品」、「接続」の組合せが、対象ブロックである「BLK3」を構成していることが検出できる。なお、図15(a)から(c)は、図13(a)からの処理の続きであるが、図15(c)の段階で、ブロックに該当しないことが判る。
図16及び図17は、本発明の実施形態に係る回路ブロック検出装置の検出ブロック3の検出手順の一例(4)及び(5)である。
前述の回路ブロックの検索手順においては、図10(a)の最初の検索結果取得のように複数の情報が検索され、図10(f)の3回目の検索結果取得のように該当しないケースが発生する。そこで、これを極力省くために、図13(a)のテーブルに「ID数」及び「Key数」の列を追加する。そして、図15(b)以降に示すように、各回毎の検索結果反映の処理の後、当該行以降の行について、キーが確定した行を次行とするよう並べ替えを行うことができる。なお、「Key数」と「ID数」では、「ID数」を優先させる。具体的には、図16の(b)において、3行目から6行目までの「Key数」は「1」であるのに、7行目及び8行目の「Key数」は「3」である。そうすると、図16(c)において、7行目、8行目にあった「No7」、「No8」の行を点線四角部分に示すように3行目、4行目に繰り上げる。しかし、図16(d)において一連の検索処理を行った結果、4行目の「No8」の「ID数」が「0」、「Key数」が「3」に対し、5行目の「No3」の「ID数」が「1」、「Key数」が「1」である場合が発生する。そうすると、「ID数」の比較では、5行目の「No3」の方が大きい値であるため、図16(e)において、点線四角部分に示すように4行目の「No8」と5行目の「No3」を並べ替える処理を行う。このようなソート処理を図16(g)、図17(a)、図17(c)、図17(e)の点線四角部分で示すように行うことにより、図17(g)において、図13や図15で示すような途中で該当ブロックが検出されない結果を経ることなく目的のブロックを検出することができる。
[検出ブロック情報の先取得による回路ブロック検出]
図18は、本発明のその他の実施形態に係る回路ブロック検出装置のブロック検出のフローシートである。
ユーザがCAD装置内の対象ブロックを指示するための入力を行う(S100)。ブロックデータから、対象ブロックデータを読み込む(S200)。そして、「LSI」、「IC」などのデバイス情報を抽出する。ここで、ブロック情報は、汎用化のためネットリストを主とすることができる。なお、部品表からも部品属性を抽出することができる。かかる場合に、必要なブロック回路が切り出されていない場合は、ここで余分な部品・接続などを削除して、必要なブロック情報に絞り込むことができる。ここで、不要なキーを削除またはワイルドカードに変更する。なお、ワイルドカードは、ユーザにより自由に設定することができる。また、不要なキーとは、例えば、抵抗値に依存しない抵抗部品などを含む。また、特定の定数範囲の部品等が対象となる場合は、値の範囲を指定する。さらに、作成したブロックテーブルを回路ブロック情報として保存、管理する。
ブロックテーブル作成部22が、「部品」、「端子」、「接続」をキーとして、ブロックテーブルであるブロック情報テーブルを作成する(S300)。
対象の回路図データを回路情報テーブル作成部21に読み込む(S500)。回路図データに含まれる部品端子接続情報を抽出する(S600)。つまり、回路情報を取り込み、「LSI」、「IC」などのデバイス情報を抽出する。ここで、回路情報は、汎用化のためにネットリストを主とすることができる。なお、部品表からも部品属性を抽出することができる。回路情報テーブル作成部21が、「部品」、「端子」、「接続」をキーとして回路情報テーブルを作成する(S700)。
ブロック検出部23の検索キー決定部231が、作成されたブロックテーブルから検索キー項目を取得する(S800)、以下の流れは第1の実施形態と同様である。これは、特定のブロックが回路に入っているか否かを確認する方法である。
本発明により検出された回路ブロックに対して、特開平9−81614号公報に開示されている「CADで作成された回路データを予め定めておいた検証項目について検証することにより取得された検証結果が与えられる回路データ検証装置において、前記検証項目の各々に対応してエラー箇所に対応する修正方法を立案するための修正方法立案情報が格納された修正方法データベースと、前記検証結果として与えられた回路データのエラー箇所に対する修正方法立案手段とを具備したことを特徴とする回路データ検証装置」の検出部分の修正方法を組み合わせることにより、回路設計における問題点の発見及びその自動修正を行うことができる。ここで、前記回路データ検証装置においては、修正対象の回路要素を特定する技法は特定されていないことから具体的なシステム化が困難であるという課題を有している。そこで、本発明を前記回路データ検証装置の「CADで作成された回路データを予め定めておいた検証項目について検証することにより取得された検証結果が与えられる回路データ検証装置」と置き換えて適用することにより、回路ブロック内の情報IDに対して、技術情報等を保持させることで、検出した回路の回路要素を特定し、情報提供することができる。
以上の各実施形態について次の付記を記す。
部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成手段と、前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成手段と、前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定手段と、当該検索キー決定手段が取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索手段と、当該検索手段により検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、当該回路情報テーブルから検索した回路情報のレコードをブロックテーブルに反映する情報反映手段と、当該情報反映手段により全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納手段とを含む回路ブロック検出装置。
前記回路情報は、端子間の接続について接続特性を含み、前記回路情報テーブル作成手段が、接続特性を示す情報もフィールドとする回路情報テーブルを作成し、検索手段が検索したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが、接続特性が所定接続特性に合致する場合に当該回路情報テーブルのレコードを対応しないレコードとする前記付記1に記載の回路ブロック検出装置。
前記検索キー決定手段が、前記情報反映手段により全てのフィールドが反映されたレコードを除いて反映されたフィールドを最も有するブロックテーブル内のレコードを優先的に検索キー項目として取得する前記付記1または2に記載の回路ブロック検出装置。
前記検索キー決定手段が、部品の端子数がブロックテーブル内で相対的に多いレコードを優先的に検索キー項目として取得する前記付記1ないし3のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
前記回路情報は、部品の種類を示す部品種別を含み、前記検索キー決定手段が、部品種別が所定の部品種別であるレコードを優先的に検索キー項目として取得する前記付記1ないし4のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
前記検出ブロック情報格納手段により格納された検出ブロックを回路情報の回路図上で顕示して表示する前記付記1ないし5のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
前記検出ブロック情報格納手段により格納された検出ブロックの情報をブロック情報の回路図上に付加して表示する前記付記1ないし6のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成ステップと、前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成ステップと、前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定ステップと、当該検索キー決定ステップにて取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索ステップと、当該検索ステップにより検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、当該回路情報テーブルから検索した回路情報のレコードをブロックテーブルに反映する情報反映ステップと、当該情報反映ステップにより全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納ステップとを含む回路ブロック検出方法。
部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成手順と、前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成手順と、前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定手順と、当該検索キー決定手順にて取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索手順と、当該検索手順により検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、当該回路情報テーブルから検索した回路情報のレコードをブロックテーブルに反映する情報反映手順と、当該情報反映手順により全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納手順としてコンピュータを動作させるための回路ブロック検出プログラム。
2 CPU
3 メインメモリ
4 HDD
5 ビデオカード
6 マウス
7 キーボード
8 光学ディスク
10 ブロック情報作成部
20 制御部
21 回路情報テーブル作成部
22 ブロックテーブル作成部
23 ブロック検出部
24 検出ブロック情報格納部
231 検索キー決定部
232 検索部
233 情報反映部
Claims (7)
- 部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成手段と、
前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成手段と、
前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定手段と、
当該検索キー決定手段が取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索手段と、
当該検索手段により検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、前記ブロックテーブルの検索キー項目に対応する前記検索された回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を関連付けて設定し、当該設定された情報から得られる前記ブロックテーブルの項目と前記回路情報テーブルの項目との対応関係に応じて、前記ブロックテーブルにおける他のレコードの項目に前記回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を設定してブロックテーブルに反映する情報反映手段と、
当該情報反映手段により全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納手段とを含む回路ブロック検出装置。
- 前記回路情報は、端子間の接続について接続特性を含み、
前記回路情報テーブル作成手段が、接続特性を示す情報もフィールドとする回路情報テーブルを作成し、
検索手段が検索したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが、接続特性が所定接続特性に合致する場合に当該回路情報テーブルのレコードを対応しないレコードとする前記請求項1に記載の回路ブロック検出装置。 - 前記検索キー決定手段が、前記情報反映手段により全てのフィールドが反映されたレコードを除いて反映されたフィールドを最も多く有するブロックテーブル内のレコードを優先的に検索キー項目として取得する
前記請求項1または2に記載の回路ブロック検出装置。
- 前記検索キー決定手段が、前記ブロックテーブル内でレコード数が相対的に多い部品を優先して当該部品に係るレコードを検索キー項目として取得する
前記請求項1ないし3のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
- 前記回路情報は、部品の種類を示す部品種別を含み、
前記検索キー決定手段が、部品種別がIC又はLSIであるレコードを優先的に検索キー項目として取得する
前記請求項1ないし3のいずれかに記載の回路ブロック検出装置。
- コンピュータが、
部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成ステップと、
前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成ステップと、
前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定ステップと、
当該検索キー決定ステップにて取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索ステップと、
当該検索ステップにより検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、前記ブロックテーブルの検索キー項目に対応する前記検索された回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を関連付けて設定し、当該設定された情報から得られる前記ブロックテーブルの項目と前記回路情報テーブルの項目との対応関係に応じて、前記ブロックテーブルにおける他のレコードの項目に前記回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を設定してブロックテーブルに反映する情報反映ステップと、
当該情報反映ステップにより全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブ
ロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納ステップとを実行する回路ブロック検出方法。
- 部品、部品の端子及び端子間の接続を含む回路情報から部品、端子及び接続をフィールドとする回路情報テーブルを作成する回路情報テーブル作成手段、
前記回路情報上で検出対象となる部品、端子及び接続を含むブロック情報から部品、端子及び接続をフィールドとするブロックテーブルを作成するブロックテーブル作成手段、
前記ブロックテーブルから一のレコードを検索キー項目として取得する検索キー決定手段、
当該検索キー決定手順にて取得したブロックテーブルの検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードを検索する検索手段、
当該検索手段により検索キー項目に対応する回路情報テーブルのレコードが検索された場合に、前記ブロックテーブルの検索キー項目に対応する前記検索された回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を関連付けて設定し、当該設定された情報から得られる前記ブロックテーブルの項目と前記回路情報テーブルの項目との対応関係に応じて、前記ブロックテーブルにおける他のレコードの項目に前記回路情報の部品、端子及び端子の接続情報を設定してブロックテーブルに反映する情報反映手段、
当該情報反映手段により全てのブロックテーブルのレコードに回路情報のレコードが反映された場合に、反映された回路情報のレコードから特定される回路情報中の回路ブロック情報を検出ブロックとして格納する検出ブロック情報格納手段としてコンピュータを機能させる回路ブロック検出プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072731A JP4888179B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072731A JP4888179B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008234297A JP2008234297A (ja) | 2008-10-02 |
JP4888179B2 true JP4888179B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=39906995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007072731A Expired - Fee Related JP4888179B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4888179B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101950268B1 (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-21 | 주식회사 경신 | 차량용 정션 블록 회로의 검증 장치 및 방법 |
CN110941942B (zh) * | 2019-11-29 | 2023-06-13 | 紫光展讯通信(惠州)有限公司 | 电路原理图检查方法、装置及*** |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072731A patent/JP4888179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008234297A (ja) | 2008-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6289254B1 (en) | Parts selection apparatus and parts selection system with CAD function | |
TWI423057B (zh) | 佈局對原理圖錯誤系統及方法 | |
US7721253B2 (en) | Software development support system | |
US7831929B2 (en) | Method, system, and program product for controlling a display on a data editing screen | |
US6910200B1 (en) | Method and apparatus for associating selected circuit instances and for performing a group operation thereon | |
US8117586B2 (en) | Printed circuit board layout system and method thereof | |
JP4911438B2 (ja) | 操作監視装置 | |
US7243314B2 (en) | Window operation interface for graphically revising electrical constraint set and method of using the same | |
KR20150034106A (ko) | Ic 설계 데이터의 비교 및 병합 | |
US8924871B2 (en) | GUI evaluation system, GUI evaluation method, and GUI evaluation program | |
US7076410B1 (en) | Method and apparatus for efficiently viewing a number of selected components using a database editor tool | |
EP1494150A2 (en) | Engineering drawing data extraction | |
JP4888179B2 (ja) | 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム | |
US20090070724A1 (en) | Information processing device, method of creating power supply system tree and program of the same | |
US20110119647A1 (en) | Printed circuit board layout system and method thereof | |
US10719642B2 (en) | Automated generation of electronics schematics with single wire tracing | |
JP4648194B2 (ja) | プリント基板設計指示支援方法およびその装置 | |
US6681347B1 (en) | Method for testing keyboard complied with language code | |
JP4888178B2 (ja) | 接続パス検出装置、その方法及びプログラム | |
JP2000172739A (ja) | 設計支援装置 | |
JP2998674B2 (ja) | 設計作業における文書作成支援装置 | |
JP2003058559A (ja) | 文書分類方法、検索方法、分類システム及び検索システム | |
JP7377565B2 (ja) | 図面検索装置、図面データベース構築装置、図面検索システム、図面検索方法、及びプログラム | |
JP2001222566A (ja) | 製品仕様決定支援システム及び製品仕様決定支援プログラム記録媒体 | |
JP2010157166A (ja) | ロットトレース装置、ロットトレースシステム、ロットトレース方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |