JP4886663B2 - 動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム - Google Patents
動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4886663B2 JP4886663B2 JP2007294780A JP2007294780A JP4886663B2 JP 4886663 B2 JP4886663 B2 JP 4886663B2 JP 2007294780 A JP2007294780 A JP 2007294780A JP 2007294780 A JP2007294780 A JP 2007294780A JP 4886663 B2 JP4886663 B2 JP 4886663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving image
- parameter
- pixel value
- noise
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
この方法は、プログラムを変更することでデジタルフィルタの特性を変更することができ、様々なタイプのノイズに対応させることができるものである。
八木、井上、林、奥井、合志共著 「C言語で学ぶ実践ディジタル映像処理」 オーム社 2001 Leoid I.Rudin,Stanley Osher and Emad Fatemi "Nonlinear total variation based noise removal algorithms" Physica D60(1992) 259−268
また、一般的な動画像用ノイズ低減技術では、例えば、フレーム間の画素値を平均化しようとすると、動き部分にボケが発生してしまうという問題がある。
(動画像用ノイズ低減装置の構成)
図1は、動画像用ノイズ低減装置のブロック図である。この図1に示すように、動画像用ノイズ低減装置1は、入力動画像を入力することで、ノイズを低減した出力動画像(ノイズ低減動画像)を出力するもので、領域決定手段3と、バッファ5と、変化量決定手段7と、TV法適用手段9と、制御手段11とを備えている。また、この動画像用ノイズ低減装置1は、当該装置1のユーザが用いて、フレーム番号やフレーム内の座標、簡略化したトータルバリエーション法(以下、簡略化TV法という)の適用回数等を入力するインターフェースであるユーザ入力手段(入力手段)2が備えられている。
条件式は、変化量のパラメータΔt=Δt0としたきに、次に示す数式(3)で表される。
この図3(a)、図3(b)に示すように、変化量決定手段7はΔt調整手段71を備えており、TV法適用手段9は、簡略TV法実行手段91、92、93、・・・、9nを備えている。
次に、図4、図5に示すフローチャートを参照して、動画像用ノイズ低減装置1の動作について説明する(適宜、図1参照)。図4は動画像用ノイズ低減装置1の全体動作を、図5は変化量のパラメータΔtを決定する際の動作を示したフローチャートである。
本発明の動画像用ノイズ低減装置1の適用例について説明する。
例えば、動画像用ノイズ低減装置1は、映像符号化器のプリフィルタとして用いることに適している。この理由は、映像符号化の前処理としてノイズを低減することにより、符号化効率が向上することが従来から知られているからである。
3 領域決定手段
5 バッファ
7 変化量決定手段
9 TV法適用手段
11 制御手段
Claims (5)
- 入力された入力動画像のノイズを低減したノイズ低減動画像を出力する動画像用ノイズ低減装置であって、
前記入力動画像の連続する2つのフレーム内における画素の輝度値の差を得て、この輝度値の差を合計した合計値が最小となる所定数の画素からなる領域を、前記ノイズの分散のパラメータσ2の値を抽出する領域として決定する領域決定手段と、
この領域決定手段で決定された領域に対し、簡略化した簡略化トータルバリエーション法を、予め設定したn回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に所定係数を乗算した値以上になると共に、n−1回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に前記所定係数を乗算した値よりも小さくなるように、前記簡略化バリエーション法における前記ノイズの減少幅を規定する変化量のパラメータΔtを決定する変化量決定手段と、
この変化量決定手段で決定されたパラメータΔtを用いて、前記簡略化トータルバリエーション法を、前記領域決定手段で領域を抽出したフレームそれぞれの画素値に適用し、前記ノイズ低減動画像を出力するトータルバリエーション法適用手段と、を備え、
前記簡略化トータルバリエーション法が、uを画素値、kを適用回数、i及びjをフレーム内の画素のx座標及びy座標、hを1/√(横解像度×縦解像度)、Δx +を水平方向における画素値の後方向差分、Δx −を水平方向における画素値の前方向差分、Δy +を垂直方向における画素値の後方向差分、Δy −を垂直方向における画素値の前方向差分、mをminmod関数とした際に以下に示す式によって画素値を求めることを特徴とする動画像用ノイズ低減装置。
- 入力された入力動画像のノイズを低減したノイズ低減動画像を出力する動画像用ノイズ低減装置であって、
前記入力動画像の連続するフレームのフレーム番号を入力する入力手段と、
この入力手段によって入力されたフレーム番号に従って、当該フレーム番号に該当する2つのフレーム内の画素の輝度値について差分を取得するフレーム差分取得手段と、
前記入力手段によって入力されたフレーム番号に従って、当該フレーム番号に該当する2つフレームそれぞれについて、エッジを抽出するエッジ抽出手段と、
前記フレーム差分取得手段で取得された差分と、前記エッジ抽出手段で抽出されたエッジとを足し合わせることで、輝度値の平均が最小となるブロックを、前記ノイズの分散のパラメータσ2の値を抽出する領域とする輝度平均最小ブロック抽出手段と、
この輝度平均最小ブロック抽出手段で決定された領域に対し、簡略化した簡略化トータルバリエーション法を、予め設定したn回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に所定係数を乗算した値以上になると共に、n−1回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に前記所定係数を乗算した値よりも小さくなるように、前記簡略化バリエーション法における前記ノイズの減少幅を規定する変化量のパラメータΔtを決定する変化量決定手段と、
この変化量決定手段で決定されたパラメータΔtを用いて、前記簡略化トータルバリエーション法を、前記領域決定手段で領域を抽出したフレームそれぞれの画素値に適用し、前記ノイズ低減動画像を出力するトータルバリエーション法適用手段と、を備え、
前記簡略化トータルバリエーション法が、uを画素値、kを適用回数、i及びjをフレーム内の画素のx座標及びy座標、hを1/√(横解像度×縦解像度)、Δx +を水平方向における画素値の後方向差分、Δx −を水平方向における画素値の前方向差分、Δy +を垂直方向における画素値の後方向差分、Δy −を垂直方向における画素値の前方向差分、mをminmod関数とした際に以下に示す式によって画素値を求めることを特徴とする動画像用ノイズ低減装置。
- 前記変化量決定手段は、前記領域に対し、前記簡略化トータルバリエーション法を、前記n回未満のi回適用した際に、前記i回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した値が前記パラメータσ2に所定係数を乗算した値以上になった場合に、前記i回数目の前記簡略化トータルバリエーション法に用いた変化量のパラメータΔtよりも小さな値の変化量のパラメータΔtにすると共に、前記n回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した値が前記パラメータσ2に所定係数を乗算した値よりも小さくなった場合に、前記n回数目の前記簡略化トータルバリエーション法に用いた変化量のパラメータΔtよりも大きな値の変化量のパラメータΔtにする調整手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の動画像用ノイズ低減装置。
- 前記トータルバリエーション法適用手段は、前記簡略化トータルバリエーション法による演算を行う複数の演算手段を備え、この演算手段が直列に接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の動画像用ノイズ低減装置。
- 入力された入力動画像のノイズを低減したノイズ低減動画像を出力するために、コンピュータを、
前記入力動画像の連続する2つのフレーム内における画素の輝度値の差を得て、この輝度値の差を合計した合計値が最小となる所定数の画素からなる領域を、前記ノイズの分散のパラメータσ2の値を抽出する領域として決定する領域決定手段、
この領域決定手段で決定された領域に対し、簡略化した簡略化トータルバリエーション法を、予め設定したn回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に所定係数を乗算した値以上になると共に、n−1回数適用した画素値から適用する前の画素値を減算した際の分散値が前記パラメータσ2に前記所定係数を乗算した値よりも小さくなるように、前記簡略化バリエーション法における前記ノイズの減少幅を規定する変化量のパラメータΔtを決定する変化量決定手段、
この変化量決定手段で決定されたパラメータΔtを用いて、前記簡略化トータルバリエーション法を、前記領域決定手段で領域を抽出したフレームそれぞれの画素値に適用し、前記ノイズ低減動画像を出力するトータルバリエーション法適用手段、として機能させ、
前記簡略化トータルバリエーション法が、uを画素値、kを適用回数、i及びjをフレーム内の画素のx座標及びy座標、hを1/√(横解像度×縦解像度)、Δx +を水平方向における画素値の後方向差分、Δx −を水平方向における画素値の前方向差分、Δy +を垂直方向における画素値の後方向差分、Δy −を垂直方向における画素値の前方向差分、mをminmod関数とした際に以下に示す式によって画素値を求めることを特徴とする動画像用ノイズ低減プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007294780A JP4886663B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007294780A JP4886663B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009124343A JP2009124343A (ja) | 2009-06-04 |
JP4886663B2 true JP4886663B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=40816041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007294780A Expired - Fee Related JP4886663B2 (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4886663B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9147229B2 (en) * | 2012-01-20 | 2015-09-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and system for image denoising using discrete total variation (TV) minimization with one-direction condition |
-
2007
- 2007-11-13 JP JP2007294780A patent/JP4886663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009124343A (ja) | 2009-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9344636B2 (en) | Scene motion correction in fused image systems | |
US7912323B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and image display apparatus | |
KR101844332B1 (ko) | 블러 영상 및 노이즈 영상으로 구성된 멀티 프레임을 이용하여 비균일 모션 블러를 제거하는 방법 및 장치 | |
US9191589B2 (en) | Image processing device | |
KR102182695B1 (ko) | 영상 잡음 제거 장치 및 방법 | |
JP5328809B2 (ja) | 画像ノイズ除去装置及び方法 | |
JP6711396B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、および画像処理方法、並びにプログラム | |
JP6097588B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2007188493A (ja) | 動きボケ画像中の動きボケを減らす方法、それぞれが各自のボケ・パラメータを持つ複数の動きボケ画像を用いて動きボケの減らされた画像を生成する方法、動きボケ画像中の動きボケを減らす装置、およびそれぞれが各自のボケ・パラメータを持つ複数の動きボケ画像を用いて動きボケの減らされた画像を生成する装置 | |
EP3028220A1 (en) | Multiple phase method for image deconvolution | |
CN104282003A (zh) | 一种基于梯度筛选的数字模糊图像盲复原方法 | |
KR20150087056A (ko) | 영상 안정화 장치 및 방법 | |
CN118247181B (zh) | 图像复原模型训练方法、电子设备和图像复原方法 | |
US20180089809A1 (en) | Image deblurring with a multiple section, regularization term | |
KR101651889B1 (ko) | 극저조도 영상의 화질 개선 장치 및 방법 | |
Ohkoshi et al. | Blind image restoration based on total variation regularization and shock filter for blurred images | |
JP4886663B2 (ja) | 動画像用ノイズ低減装置及び動画像用ノイズ低減プログラム | |
Senshiki et al. | PSF estimation using total variation regularization and shock filter for blind deconvolution | |
US11201989B2 (en) | Processing of impulse noise in a video sequence | |
US20090226108A1 (en) | Multi-pass algorithm to reduce ringing artifacts in noise removal and deblur effects | |
KR20110119989A (ko) | 추정된 흐림반경에 기초한 영상보정방법 및 영상보정장치 | |
JP2020181399A (ja) | 画像処理装置及びその制御方法及びプログラム | |
KR101631023B1 (ko) | 이웃 기반의 강도 보정 장치, 백그라운드 획득 장치 및 그 방법 | |
JP2015076676A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
Prasath et al. | Ringing artifact reduction in blind image deblurring and denoising problems by regularization methods |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |