JP4884825B2 - 生産数量推定装置、生産数量推定方法、生産数量推定プログラム - Google Patents

生産数量推定装置、生産数量推定方法、生産数量推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、生産数量推定装置、生産数量推定方法、生産数量推定プログラムに関する。
近年、工場や情報システムなどの設備が、災害により中断したときの損失額を推定するリスク分析が行われている。特許文献1には、事業中断に伴うリスクを、種々の要因に配慮しながら会計上の数値として評価する仕組みが開示されている。
特開2004−295666号公報
特許文献1に記載された従来の装置では、要因の1つとして、災害発生後の工場全体の生産率の推移を入力し、工場全体の生産率の推移を基に売上高を算出している。ところが、実際の生産ラインは、複数の工程からなり、工場全体の生産率を利用すると、現実の生産ラインに即した推定ができない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、複数の工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下した場合の工程ごとの生産数量を推定する生産数量推定装置、生産数量推定方法、生産数量推定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の生産数量推定装置は、前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN工程からなるラインが所定の障害により生産効率が落ちたときの、前記ラインにおける生産数量を推定する生産数量推定装置であって、前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を、入力インターフェイスを介して取得し、メモリに格納する情報取得部と、前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納する、初期値設定部と、前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する入力数量特定部と、第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した第2回目に前記ラインを稼動するときの前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した第2回目に前記ラインを稼動するときの前記第2工程から第3工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する生産数量算出部と、第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力する、出力処理部とを備えるものである。
また、本発明の生産数量推定方法は、前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下したときの、前記ラインにおける生産数量を、コンピュータにより推定する方法であって、前記コンピュータが、前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を入力インターフェイスを介して取得し、これをメモリに格納し、前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納し、前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行し、前記第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した前記第2工程から第2工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行し、前記第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする。
また、本発明の生産数量推定プログラムは、前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN個の工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下した場合の、前記ラインにおける生産数量の推定を行うコンピュータ、前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を入力インターフェイスを介して取得し、これをメモリに格納するステップと、前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納するステップと、前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行するステップと、前記第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した前記第2工程から第2工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行するステップと、前記第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下した場合の工程ごとの生産数量を推定することができる。
==ハードウェア構成==
図1は本実施形態における生産数量推定装置1の構成図である。生産数量推定装置は、複数の工程からなるラインが所定の障害により生産効率が落ちたときの、ラインにおける生産数量を推定する。本実施の形態におけるラインは、複数の工程からなり、前工程の生産結果を入力とした生産、すなわち、流れ作業を行う装置や施設を意味する。なお、本発明では、納品、調達、受注などのラインの処理全てを生産という文言で表現している。本発明において生産という文言は、製造に限らず、納品、調達、受注などの業務プロセス全体を指す。
生産数量推定装置1は、あるラインを複数の工程に分割し、前記ラインが障害を受けた場合の各工程における生産数量を推定する装置である。本実施形態における生産数量推定装置1は、生産数量推定方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリ4などの記憶装置3に格納されたプログラムをメモリ4に読み出し、演算装置たるCPU2により実行する。
また、前記生産数量推定装置1は、各種入力装置6、表示装置5などの入出力インターフェイス8ならびに、各種外部装置との間のデータ授受を担う通信インターフェイス7などを有している。生産数量推定装置1は、前記通信インターフェイス7により、外部装置と例えばインターネットやLANなどのネットワークを介して接続する。
==ソフトウェア構成==
図2は、生産数量推定装置1の機能ブロック図である。この図の各部は、図1に示すCPU2が記憶装置3に格納されたプログラムを実行することにより動作する。同図に示すように、生産数量推定装置1は、ライン登録部11、財務データ登録部12、生産効率登録部(情報取得部)13、復旧期間登録部14、入力数量特定部(初期値設定部、入力数量特定部)15、生産数量算出部16、生産数量記憶部17、達成率出力部18、損失額算出部19を備える。
ライン登録部11は、1つのラインの所要日数と、あるラインの生産結果が次のラインに移動するまで在庫として格納される日数と、各ラインの実行順序とをラインデータベース21に登録する。
財務データ登録部12は、損失額の計算対象となるラインの識別番号と、各ラインが障害を受けていないときの売上高を財務データベース22に登録する。このとき、財務データ登録部12は、売上高だけでなく、利益など他の財務指標を登録してもよい。
生産効率登録部13は、各ラインをラインの所要日数で分解する。例えば、あるラインの所要日数が10日の場合、生産効率登録部は、このラインを第1工程から第10工程の10の工程に分解する。生産効率登録部13は、各ラインを第1工程、第2工程、・・・、第N工程という複数の工程に分割し、障害発生後の各工程の生産効率とを生産効率データベース23に登録する。なお、ラインを分解する単位は、1日に限らず、月や時間単位などでもよい。
復旧期間登録部14は、障害の発生原因と、前記原因となる障害を受けてからラインが復旧するまでの日数とを復旧期間データベース24に登録する。なお、ここでいう、復旧とは、ラインに障害が発生し、生産効率が落ちていた状態から、障害が発生する前の状態に生産効率が戻ることを意味する。
生産数量記憶部17は、ラインを複数の工程に分割したときの、各工程で生産された生産結果の数量を記憶する。本実施の形態では、生産数量記憶部17を、便宜上、第1工程で生産された生産結果を記憶する第1記憶部、第2工程で生産された生産結果を記憶する第2記憶部、・・・、第N工程で生産された生産結果を記憶する第N記憶部というように工程と対応付けるように区分する。
入力数量特定部15は、生産効率データベース23に登録された各工程の生産効率を読み出し、障害発生前の生産可能数量を「100」としたときの、障害発生後の各工程の生産可能数量を算出し、算出した生産可能数量を、障害が発生して1日間、ラインを稼動したときの各工程の生産数量として、各工程に対応する第1記憶部、第2記憶部、・・・、第N記憶部に格納する。
そして、入力数量特定部15は、復旧期間データベース24からラインが復旧するまでの日数を読み出し、2日目にラインが復旧していない場合には、第1記憶部に格納された1日間ラインを稼動したときの第1工程の生産数量と、生産効率をもとに算出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を2日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する。一方、2日目にラインが復旧している場合には、第1記憶部に格納された1日間ラインを稼動したときの第1工程の生産数量を2日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する。
入力数量特定部15は、前記入力数量を特定する処理を第2工程以降の第N工程まで実行する。これにより、2日目にラインを稼動するときの、前工程から次工程への入力数量が求められる。
生産数量算出部16は、第2記憶部から読み出した1日間ラインを稼動したときの第2工程の生産数量に、2日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、2日目にラインを稼動するときの第2工程から第3工程への出力数量を減算して、2日間ラインを稼動したときの第2工程の生産数量を求める処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する。これにより、2日間ラインを稼動したときの各工程の生産数量が求められる。生産数量算出部16は、2日間ラインを稼動したときの各工程の生産数量を第1記憶部から第N記憶部の各記憶部に格納する。
入力数量特定部15は、3日目にラインが復旧していない場合には、第1記憶部に格納されたラインを2日間稼動したときの第1工程の生産数量と、生産効率をもとに算出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を3日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量とする。一方、3日目にラインが復旧している場合には、入力数量特定部15は、第1記憶部に格納された2日間ラインを稼動したときの第1工程の生産数量を3日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する。
入力数量特定部15は、前記入力数量を特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する。これにより、3日目にラインを稼動するときの、前工程から次工程への入力数量が求められる。
生産数量算出部16は、第2記憶部から読み出した2日間ラインを稼動したときの各工程の生産数量に、3日目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、3日目にラインを稼動するときの第2工程から第3工程への入力数量を減算して、3日間ラインを稼動したときの第2工程の生産数量を求める。生産数量算出部16は、前記の処理を第2工程以降の第N工程まで実行する。これにより、3日間ラインを稼動したときの各工程の生産数量が求められる。
以降、入力数量特定部15と生産数量算出部16との処理を交互に繰り返し、4日目、5日目、6日目、・・・、経過後の各工程の生産数量を求める。各工程の生産数量は、第1記憶部から第N記憶部の各記憶部に格納する。
式(1)、式(2)は、入力数量特定部15と生産数量算出部16とのそれぞれの処理を表す数式である。式(1)および式(2)において、Efficiency(i)を第i工程の生産可能数量、Flow(i,d)を障害の発生からd日目にラインを稼動するときの第i工程から第i+1工程への入力数量、Stock(i,d)を第i工程におけるd日間ラインを稼動した後の生産数量とする。式(1)の演算は入力数量特定部15の処理に対応し、式(2)の演算は生産数量算出部16の処理に対応する。また、Stock(i,d)は、第i記憶部に記憶された生産数量に対応する。
Flow(i,d)=MIN{Efficiency(i),Stock(i-1,d-1)}・・・式(1)
Stock(i,d)=Stock(i,d-1)+Flow(i,d)-Flow(i+1,d)・・式(2)
達成率出力部18は、障害発生後の経過日数に対する達成率をグラフや表で出力する。達成率とは、「実際に生産されたであろう完成品の生産数量」に対する「障害により低下した生産数量」の割合である。完成品は、最後の工程、すなわち、第N工程の生産数量に対応する。また、本実施の形態では、障害発生前の生産可能数量「100」としているため、生産可能数量は達成率(%)と等しい。
損失額算出部19は、財務データベース22に格納された各ラインが障害を受けていないときの売上高と、障害発生後の達成率とを乗算し、損失額を算出し、算出した損失額をディスプレイなどの入出力インターフェイス8に表示させる。
==データ構成==
図3は、ラインデータベース21の構成例を示す。ラインデータベース21は、図3に示すように、ラインの識別情報欄、各ラインの所要日数欄と、あるラインの生産結果が次のラインで処理されるまで在庫として格納される在庫日数欄と、ある事業における各ラインの実行順序欄とを備えている。
図4は、財務データベース22の構成例を示す。財務データベース22は、図4に示すように、ラインの識別番号欄と、ラインが障害を受けていないときの1日あたりの売上高欄を備えている。
図5は、生産効率データベース23の構成例を示す。生産効率データベース23は、図5に示すように、ラインの識別番号欄と、ラインを構成する各工程の生産効率欄とを備えている。
図6は、復旧期間データベース24の構成例を示す。復旧期間データベース24は、図6に示すように、ラインの識別番号欄と、障害の原因欄、障害の原因に対する復旧日数欄が設けられている。
図7は、障害データベース25の構成例を示す。障害データベース25は、ラインの識別番号欄と、障害の原因欄、障害の原因に対する復旧日数欄が設けられている。障害データベース25は、復旧期間データベース24に登録する復旧日数として利用される。障害データベース25に登録された復旧日数は、過去に収集したデータを基に算出する。
図8は、生産数量記憶部17の構成例を示す。生産数量記憶部17は、ラインの識別番号と、障害発生後ラインを稼動した日数欄と、第1工程の生産数量欄、第2工程の生産数量欄、・・・・、第N工程の生産数量欄が設けられている。
===メインフロー===
図9は、本実施の形態における生産数量推定装置1のメインフローである。
生産数量推定装置1は、生産数量の推定を行う前に、必要なデータの入力を受け付ける。生産数量推定装置1は、ディスプレイ等の入出力インターフェイス8に、ライン入力画面が表示させる。ライン入力画面は、ある事業を構成するライン、各ラインの所要時間、あるラインの生産結果が在庫として格納される日数と、各ラインの実行順序との入力を受け付ける。図10は、ライン入力画面の例である。ライン入力画面にライン1、ライン2、ライン3、ライン4の所要日数を入力する入力領域と、ライン1の生産結果がライン2で処理されるまでの在庫の格納日数、ライン2の生産結果がライン3で処理されるまでの在庫の格納日数、ライン3の生産結果がライン4で処理されるまでの在庫の格納日数を入力する入力領域が設けられている。
ライン登録部11は、ライン入力画面にラインの所要日数と、在庫の格納日数が入力されると、入力されたラインの所要日数にラインの識別情報とラインの実行順序とを付し、ラインデータベース21に登録する(ステップ101)。
次いで、生産数量推定装置1は、入出力インターフェイス8に、財務データ入力画面を表示させる。図11は、財務データ入力画面の例である。財務データ入力画面には、障害を受けていないラインの売上高などの財務指標を入力する入力領域が設けられている。財務データ登録部12は、ラインの識別情報を付した財務データを財務データベース22に登録する(ステップS102)。なお、ステップS101において、売上高以外の他の財務指標を用いてもよい。
次いで、生産効率登録部13は、各ラインをラインの所要日数と同じ数の工程に分解する。そして、生産効率登録部13は、障害発生後における各工程の生産効率を入力するための生産効率入力画面を入出力インターフェイス8に表示させる。図12は、生産効率入力画面の例である。生産効率入力画面には、各工程ごとに生産効率を入力する入力領域と、各工程の生産効率を一括して入力する一括入力領域が設けられている。生産効率登録部13は、入力された生産効率にラインの識別番号を付して生産効率データベース23に登録する(ステップS103)。
生産効率の登録が完了すると、生産数量推定装置1は、入出力インターフェイス8に、復旧期間入力画面を表示させる。図13は、復旧期間入力画面の例である。復旧期間入力画面には、障害を受けたラインが復旧するまでの日数を入力する入力領域と、障害の原因を選択するためのプルダウンメニューが設けられている。プルダウンメニューでは、地震(震度6弱)、地震(震度6強)、地震(震度7)、火災(ぼや)、火災(全焼)など、障害の原因を選択することができる。全ての原因に対するシミュレーションをするために「全て」という項目も用意されている。復旧期間登録部14は、選択された原因に対応する復旧日数を障害データベース25から読み出し、復旧期間データベース24に登録する(ステップS104)。ここで、必要な情報の入力が完了する。
次いで、入力数量特定部15と生産数量算出部16とは、各工程における稼働日ごとの生産数量を算出する(ステップS105)。生産数量の算出処理については、後述する図18のフローチャートで説明する。
次いで、達成率出力部は、障害発生後の経過日数に対する達成率を算出する(ステップS106)。達成率とは、「実際に生産されたであろう完成品の生産数量」に対する「障害により低下した生産数量」の割合である。本実施の形態では、障害発生前の生産可能数量「100」としているため、達成率は、最終工程の生産数量を「100」で割った値となる。図14に、ある業務における生産数量の達成率を示す。この業務は、ライン1、ライン2、ライン3、ライン4、ライン5の5つのラインから構成される。業務を構成するライン1、ライン2、ライン3、ライン4、ライン5の5つのラインの所要日数は、それぞれ1日、5日、10日、2日、2日であり、ライン2を通過した製品は4日間在庫に格納される。製品は、ライン1、ライン2、ライン3、ライン4、ライン5のラインを順に経て、ライン5の最終工程で完了する。この業務の達成率は、最終ラインの最終工程の生産数量である。図14より、この業務の達成率は、ライン4の効率低下の影響を受け地震後3日目には、80%に低下する。更に、ライン3の効率低下の影響を受け地震後11日目には、70%に低下する。そして、地震後16日後には地震発生前の100%を回復することが分かる。
達成率出力部18は、達成率の表示画面をディスプレイ等の入出力インターフェイス8に表示させる(ステップS107)。図15は達成率を表形式で表現した表示画面であり、図16は達成率をグラフで表現した表示画面である。図15の表示画面は、障害発生後の日数、ラインの稼動状況、達成率を表示している。
図16の表示画面は、障害発生後の日数に対する達成率の推移をグラフで表現している。図16の例では、横軸を障害発生後の日数、縦軸を達成率としているが、縦軸はラインの種類に合わせて、受注数、納品数、調達数、生産数などでもよい。また、数量に単価を乗算して算出した売上などを縦軸にしてもよい。
損失額算出部19は、地震発生前の達成率「100」から地震発生後の達成率を引いた値である低下率を算出し、低下率と売上額を乗算して予想損失額を算出する。図14の例では、地震後2日目から10日目までの低下率が20%、地震後11日目から15日目までの低下率が30%である。損失額算出部19は、1日の売上額に20%をかけて達成率が20%低下したときの1日の損失額を算出し、1日の損失額に達成率が20%低下した日数8日をかけて達成率20%低下した日の損失額を算出する。そして、損失額算出部19は、1日の売上額に低下率30%をかけて達成率が30%低下したときの1日の損失額を算出し、1日の損失額に達成率が30%低下した日数5日をかけて達成率が30%低下した日の損失額を算出する。損失額算出部19は、達成率が20%低下した日と達成率が30%低下した日の損失額との和を予想損失額として算出する(ステップS108)。損失額算出部19は、算出した予想損失額をディスプレイ等の入出力インターフェイス8に表示させる(ステップS109)。図17は、損失額の表示画面の一例である。この画面では、ラインの生産効率が低下した日数と、生産効率の低下による予想損失額が表示される。
===生産数量の算出処理===
図18は、上述したステップS105で実行する生産数量算出方法の手順を説明するフローチャートである。入力数量特定部15は、まず、生産効率データベース23に登録された各工程の生産効率を読み出し、障害発生前の生産可能数量を「100」としたときの、障害発生後の各工程の生産可能数量を算出する(ステップS200)。そして、入力数量特定部15は、算出した各工程の生産可能数量を、障害が発生して1日間、ラインを稼動したときの各工程の生産数量として、各工程に対応する第1記憶部、第2記憶部、・・・、第N記憶部に格納する(ステップS201)。
入力数量特定部15は、障害発生後の稼動日数を示す変数dに2を代入し(ステップS202)、第i工程が演算対象であることを示す変数iに1を代入する(ステップS203)。なお、ここで、dに2を代入するのは、ステップS201において1日目の生産数量がすでに算出されているためである。
入力数量特定部15は、復旧期間データベース24からラインが復旧するまでの日数mを読み出し、障害発生後の稼動日数dと復旧に要する日数mとを比較する。そして、ライン稼動日数dが復旧に要する日数mよりも小さい場合(ステップS204;YES)、第i記憶部に格納されたd−1日間ラインを稼動したときの第i工程の生産数量と、生産効率をもとに算出した第i+1工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量をd日目にラインを稼動するときの第i工程から第i+1工程への入力数量として特定する(ステップS205)。
一方、ステップS204において、障害発生後の稼動日数dが復旧に要する日数m以上であるとき(ステップS204;NO)、第i記憶部に格納されたd−1日間ラインを稼動したときの第i工程の生産数量をd日目にラインを稼動するときの第i工程から第i+1工程への入力数量として特定する(ステップS206)。
入力数量特定部15は、iとNとを比較して、iがN以下の場合(ステップS207;YES)、iを1インクリメントして(ステップS208)、ステップS204に移る。一方、iとNとを比較して、iとNが等しければ(ステップS207;NO)、ステップS208に移る。
生産数量算出部16は、iに2を代入し(ステップS209)、第i記憶部から読み出したd−1日間ラインを稼動したときの第i工程の生産数量に、第d日目にラインを稼動するときの第i−1工程から第i工程への入力数量を加算するとともに(ステップS210)、第d日目にラインを稼動するときの第i工程から第i+1工程への入力数量を減算し(ステップS211)、この結果をd日間ラインを稼動したときの第i工程の生産数量として第i記憶部に格納する(ステップS212)。生産数量算出部16は、iとNとを比較して、iがN以下の場合(ステップS213;YES)、iを1インクリメントして(ステップS214)、ステップS209に移る。一方、iとNを比較して、iとNが等しければ(ステップS213;NO)、iに1を代入するとともにdを1インクリメントして(ステップS215)、ステップS204に移る。
入力数量特定部15と生産数量算出部16とは、ステップS204からステップS215の処理をD−1回繰り返し、障害発生後D日目までの生産数量を算出する。なお、繰り返しの回数は任意である。
図19は、図18で説明した生産数量の算出処理を模式的に示している。図19では、工程1から工程5の5つの工程に分解されたラインの障害発生後1日目および障害発生後2日目の入力数量と生産数量とを10個のブロックで表現している。斜線部分は、生産数量を示している。障害発生後、工程1、工程2、工程3、工程4、工程5の各工程の生産効率は、100%、60%、100%、80%、100%に低下する。障害発生前の生産数量を10個のブロックで表現すると、障害発生後の生産可能数量は、10個、6個、10個、8個、10個となる。障害が発生して1日間ラインを稼動したときは、10個、6個、10個、8個、10個となる。これは、第1日目の生産数量として第1記憶部から第5記憶部にそれぞれ格納される。
1日間ラインを稼動したときの第1記憶部には、10個のブロックが格納されている。第1記憶部に格納されたブロックは、2日目にラインを稼動するときには、工程2への入力となる。工程2の生産可能数量は、6個である。第1記憶部に10個のブロックが格納されていたとしても、工程2は6個しか処理することができないため、第1工程から第2工程へ、処理可能な数量、すなわち、6個のブロックが入力される。
1日間ラインを稼動したときの第2記憶部には、6個のブロックが格納されている。第2記憶部に格納されたブロックは、2日目にラインを稼動するときには、工程3への入力となる。工程3の生産可能数量は10個である。工程3で10個のブロックが生産できたとしても、第2記憶部には、6個のブロックしか格納されていないので、第2工程から第3工程で、6個のブロックが入力される。
1日間ラインを稼動したときの第2記憶部には、6個のブロックが格納されている。2日目にラインを稼動するとき、6個のブロックが全て第3工程に出力されるとともに、第1工程から6個のブロックを入力する。1日間ラインを稼動したときに格納されていたブロック数6個から、2日目にラインを稼動するときに第1工程から入力する6個と、第3工程に出力する6個を差し引いて、2日目のライン稼動後の第2記憶部には、6個のブロックが格納される。
このように、本実施の形態における生産数量の算出処理では、前工程から本工程に入力できる数量と、本工程の生産可能数量とを比較し、前工程から入力する数量が生産可能数量を越えている場合には、処理可能な数量を前工程から本工程に入力する。一方、前工程から入力する数量が生産可能数量に足りない場合には、前工程の生産数量全てを本工程に入力する。これにより、各工程間の生産効率の差、生産効率の差によって生じる工程ごとの生産結果の余剰分などを加味して生産数量の推定を行うことができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
生産数量推定装置のハードウェア構成を示す図である。 生産数量推定装置の機能ブロック図である。 ラインデータベースの構成例を示す図である。 財務データベースの構成例を示す図である。 生産効率データベースの構成例を示す図である。 復旧期間データベースの構成例を示す図である。 障害データベースの構成例を示す図である。 生産数量記憶部の構成例を示す図である。 生産数量推定装置のメインフローを説明するフローチャートである。 ライン入力画面の構成例を示す図である。 財務データ入力画面の構成例を示す図である。 生産効率入力画面の構成例を示す図である。 復旧期間入力画面の構成例を示す図である。 ある事業における生産数量の推移を示す図である。 達成率出力画面の構成例を示す図である。 達成率出力画面の構成例を示す図である。 損失額出力画面の構成例を示す図である。 生産数量算出方法の手順を説明するフローチャートである。 生産数量の算出方法を模式的に示した図である。
符号の説明
1 生産数量推定装置
2 CPU
3 記憶装置
4 メモリ
5 表示装置
6 入力装置
7 通信インターフェイス
11 ライン登録部
12 財務データ登録部
13 生産効率登録部
14 復旧期間登録部
15 入力数量特定部
16 生産数量算出部
17 生産数量記憶部
18 達成率出力部
19 損失額算出部
21 ラインデータベース
22 財務データベース
23 生産効率データベース
24 復旧期間データベース
25 障害データベース

Claims (7)

  1. 前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN工程からなるラインが所定の障害により生産効率が落ちたときの、前記ラインにおける生産数量を推定する生産数量推定装置であって、
    前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を、入力インターフェイスを介して取得し、メモリに格納する情報取得部と、
    前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納する、初期値設定部と、
    前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する入力数量特定部と、
    第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した第2回目に前記ラインを稼動するときの前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した第2回目に前記ラインを稼動するときの前記第2工程から第3工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する生産数量算出部と、
    第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力する、出力処理部と
    を備える生産数量推定装置。
  2. 請求項1において、
    前記入力数量特定部による、第1記憶部から読み出した第d−1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第d回目にラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する処理と、
    前記生産数量算出部による、第2記憶部から読み出した第d−1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した前記第2工程から第3工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出して前記第2記憶部に記憶する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行する処理とを、
    第2回目の前記ラインの稼動時から第m回の前記ラインの稼動時まで順次繰り返した後、
    前記出力処理部は、第i記憶部に格納された、前記第n(n≦m)回稼動時における第i工程の生産数量を出力インターフェイスに出力する
    ことを特徴とする生産数量推定装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第N記憶部より、第N工程の生産数量を読み出して、この生産数量を、前記障害の発生後の前記ラインで生産された完成品の生産数量として出力インターフェイスに出力する、完成数量出力部を備える生産数量推定装置。
  4. 請求項1または2において、
    前記情報取得部は、前記ラインの復旧に要する時間Tと、前記ラインの復旧後の第1工程から第N工程における生産可能数量を取得し、前記生産数量算出部は、前記ラインの復旧に要する時間Tが経過すると、前記障害発生後における生産可能数量の代わりに、前記ライン復旧後の生産可能数量を用いて、入力数量を算出すること
    を特徴とする生産数量推定装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記情報取得部が、前記障害の発生前の前記ラインが生産可能な完成品数量である理想数量を、入力インターフェイスから取得するものであり、
    前記第N記憶部より、第N工程の生産数量を読み出して、この生産数量を、前記障害の発生後の前記ラインで生産される完成品の生産数量として取得し、この障害発生後の完成品数量と前記理想数量との差異を生産減少分として算定して、出力インターフェイスに出力する、損害算出部を備える、
    ことを特徴とする生産数量推定装置。
  6. 前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下したときの、前記ラインにおける生産数量を、コンピュータにより推定する方法であって、前記コンピュータが、
    前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を入力インターフェイスを介して取得し、これをメモリに格納し、
    前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納し、
    前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行し、
    前記第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した前記第2工程から第2工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行し、
    前記第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力する、
    ことを特徴とする生産数量推定方法。
  7. 前工程の生産結果を入力として生産を行う、第1工程から第N工程のN個の工程からなるラインが所定の障害により生産効率が低下した場合の、前記ラインにおける生産数量の推定を行うコンピュータ
    前記障害の発生後における、第1工程から第N工程の各工程の生産可能数量を入力インターフェイスを介して取得し、これをメモリに格納するステップと、
    前記取得した各工程の生産可能数量を、前記障害の発生以降で第1回目の前記ラインの稼動時における各工程の生産数量として、各工程毎の第1から第Nの各記憶部に格納するステップと、
    前記第1記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第1工程の生産数量と、前記メモリから読み出した第工程の生産可能数量とを比較し、いずれか小さい数量を、第2回目に前記ラインを稼動するときの第1工程から第2工程への入力数量として特定する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行するステップと、
    前記第2記憶部から読み出した第1回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量に、前記入力数量特定部で特定した前記第1工程から第2工程への入力数量を加算するとともに、前記入力数量特定部で特定した前記第2工程から第2工程への入力数量を減算して、第2回目の前記ラインの稼動時における第2工程の生産数量を算出し、前記第2記憶部に格納する処理を、第2工程以降の第N工程まで実行するステップと、
    前記第i記憶部に記憶された生産数量を、前記ラインのd(d≦2)回稼動時における生産数量として出力インターフェイスに出力するステップと、
    実行させることを特徴とする生産数量推定プログラム。
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