JP4880285B2 - 紙用塗工剤 - Google Patents
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Description
M2O・nSiO2 (1)
ここで式(1)中のMは、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属を示している。また、nは0.5以上、4以下の実数範囲であるものが現存しており、一般に市販されている。この中でも、上記紙用塗工剤に用いる化合物としては、Mがナトリウムである珪酸ナトリウムが入手容易であるので好ましい。また、珪酸ナトリウムの中でも、nが2以上、4以下の範囲にあるものが入手しやすく好ましい。
得られた紙用塗工剤を塗工した紙を絶乾して坪量(g/m2)を測定し、使用した原紙の絶乾坪量との差を求め、塗工量(g/m2)を算出した。
JIS P 8126の方法に従って圧縮強度(N)を測定し、さらに、得られた圧縮強度を坪量(g/m2)で割り、比圧縮強度(N・m2/g)を算出した。
JIS P 8113に記載の方法に従って、引張強度(kN/m)を測定し、坪量の影響を除去するため、引張強度(kN/m)を(坪量×9.81÷1000)で割り、裂断長(km)を算出した。
東亜ディーケーケー(株)製、pHメータHM−30Vを用いて測定した。
Somogyi−Nelson法に従って、還元性末端基の定量を行って還元糖量を得た。その具体的手順は以下の通りである。
2Cu++I2 → 2Cu2++2I− (4)
また、フェノール硫酸法により全糖量の定量を行った。さらに、使用する糖について、(全糖量/還元糖量)を算出して、平均重合度を算出した。
Somogyi−Nelson法に従って求めた還元糖量を固形分の容量で割った後で100倍して、100gあたりの還元糖量であるデキストロース当量(以下、「DE」と略記する。)を算出した。
JAPAN TAPPI No.32−2に記載の方法に従って、10μlの蒸留水を吸収する時間を測定した。
手触りによりごわつきを下記の基準で評価した。
極めて良い:◎
良い:○
普通:△
悪い:×
目視により、原紙に比して紙の色がどれほど濃くなっているかを下記の基準で評価した。
原紙と同じ色:◎
原紙よりわずかに濃い色:○
原紙よりやや濃い色:△
原紙に比べて非常に濃い色:×
[還元性末端基を有する糖]
・マルトース一水和物……(ナカライテスク(株)製:試薬、平均重合度2)
・澱粉糖……(日本コーンスターチ(株):K.D.L−N75、平均重合度4.31、以下、「KDL」と略記する。)
・未変性澱粉……(日本コーンスターチ(株)製:コーンスターチ、平均重合度376)
・酵素分解澱粉……未変性澱粉を、α−アミラーゼ(ノボザイムジャパン(株)製:BAN240L)で酵素分解し、平均重合度を14.6とした。
・β−シクロデキストリン……(塩水港精糖(株)製:デキシーパール高純度品、β−シクロデキストリン98%以上含有、平均重合度7)
・還元水飴……日研化成(株)製:エスイー600、平均重合度1.5
・ショ糖……(ナカライテスク(株)製:試薬、平均重合度2)
・珪酸ナトリウム……(東曹産業(株)製:3号珪酸ソーダ、n=3.15)
[還元剤]
・水素化ホウ素ナトリウム……(ナカライテスク(株)製:試薬、NaBH4)
[酸化剤]
・次亜塩素酸ナトリウム……(ナカライテスク(株)製:試薬、NaClO)
[pH調整剤]
・水酸化ナトリウム……(ナカライテスク(株)製:NaOH)
・硫酸……(ナカライテスク(株)製:H2SO4)
[酵素]
・α−アミラーゼ……(ノボザイムジャパン(株)製:BAN240L)
<第1還元KDL溶液の調製と測定>
(実施例1)
KDLの48.7%水溶液(濃度は(株)ケツト科学研究所製水分計による実測値。)150g(澱粉糖83.3mmol)に、水素化ホウ素ナトリウム10%溶液30g(水素化ホウ素ナトリウム79.3mmolに相当する。)を、攪拌しつつ30分かけて添加した。添加中の温度は40〜50℃に保持し、添加終了後も攪拌を続け、30℃まで冷却し、糖類化合物溶液を調製した。以下、この糖類化合物溶液を「第1還元KDL溶液」と表記する。
(比較例1)
第1還元KDL溶液の調製において、添加する水素化ホウ素ナトリウムの量を15g(水素化ホウ素ナトリウム39.7mmolに相当する。)に変更する以外は同様の手順により糖類化合物溶液を調製した。以下、この糖類化合物溶液を「第2還元KDL溶液」と表記する。
(比較例2)
KDL水溶液に珪酸ナトリウムを添加して、澱粉糖と珪酸ナトリウムとの重量混合物が8:2である、20%溶液を作成した。これを80℃の水浴中で加熱したところ、17分経過後に褐色のゲルとなり、澱粉糖の還元性末端基が酸を生じたことがわかった。
(実施例1、比較例1〜3)
段ボール用中芯(レンゴー(株)製:坪量115g/m2)を、常温又は60℃の環境で、表1に記載の溶液、ゲル又は水に30秒間浸漬して、塗工量が表1となる強化紙を得て、それぞれの強化紙について上記の測定を行った。その結果を表1に示す。ここで、それぞれのKDLを8%及び珪酸ナトリウムを2%含有する溶液とともに、珪酸ナトリウムを含有しない10%溶液についての測定結果を、それぞれの実施例及び比較例に用いる糖又は澱粉の物性を示す参考例として記載し、以下の例でも同様に記載する。
常温では、還元していないKDLを用いても、還元したKDLを用いても、いずれも圧縮強度及び引張強度の向上が見られた。また、それらに珪酸ナトリウムを加えることでさらに圧縮強度が向上した。それらを60℃に加熱して塗工を行ったところ、十分に還元してDEが0.5%である第1還元KDL(実施例1)を用いた場合には、溶液がゲル化することなく十分な量を塗工することができ、圧縮強度や引張強度を向上させる紙力増強効果を十分に発揮させることができたが、還元していないKDL(比較例2)を用いた場合と、DEが6.8%で還元が不十分な第2還元KDL(比較例1)を用いた場合は、ゲル化してしまってほとんど塗工することができず、結果として圧縮強度や引張強度も低いままであった。
<第1酸化KDLの調製と測定>
(実施例2)
50%KDL溶液40mlに10%NaOH水溶液を添加してpHを11とし、13%NaClO溶液を1ml添加する。徐々にpHが低下するのに対して、10%NaOH水溶液を滴下して、氷水で冷却して30℃以下になるように調整しつつpHを11に保ち、pHの低下が収まるまで攪拌を続ける。その後、同様に13%NaClO溶液を1ml添加して、同様にpHを11に保ちつつ攪拌する。これを、13%NaClO溶液が20mlになるまで続ける。最終的に使用した薬剤の量を表2に示す。
(比較例4)
第1酸化KDLの生成において、用いる13%NaClO溶液の量を15mlとした以外は同様の手順により、第2酸化KDLを得た。なお、調整前のpHは10.81であった。同様に珪酸ナトリウム水溶液を添加して湯浴中で加熱したところ、褐色溶液となり、59分後にゲル化した。また、第2酸化KDLのDEを測定したところ、0.7%であった。
(比較例5)
第1酸化KDLの生成において、用いる13%NaClO溶液の量を10mlとした以外は同様の手順により、第3酸化KDLを得た。同様に珪酸ナトリウム水溶液を添加して湯浴中で加熱したところ、16分後に褐色のゲルとなった。また、第3酸化KDLのDEを測定したところ、4.0%であった。
(比較例6)
第1酸化KDLの生成において、用いる13%NaClO溶液の量を5mlとした以外は同様の手順により、第4酸化KDLを得た。同様に珪酸ナトリウム水溶液を添加して湯浴中で加熱したところ、12分後に褐色のゲルとなった。また、第4酸化KDLのDEを測定したところ、10.0%であった。
(実施例2、比較例2、4〜6)
実施例1と同様に、段ボール用中芯(レンゴー(株)製:坪量115g/m2)を、常温又は60℃の環境で、第1酸化KDL(実施例2)、及び第2〜4酸化KDL(比較例4〜6)を用いて、常温でそれぞれの10%溶液(参考例)、及びそれぞれのKDLを8%含有し珪酸ナトリウムを2%含有する溶液を得た。また、それぞれのKDLを8%含有し珪酸ナトリウムを2%含有する溶液を60℃に加熱し、溶液又はゲルを得た。これら表3に記載の溶液、ゲル又は水に30秒間浸漬して、塗工量がそれぞれ表3のようになる強化紙を得て、それぞれの強化紙について上記の測定を行った。その結果を表3に示す。
常温では、酸化していないKDLを用いても、酸化したKDLを用いても、いずれも圧縮強度及び引張強度が向上し、またいずれのKDLについても、珪酸ナトリウムを加えることで、圧縮強度及び引張強度がさらに向上した。それらを60℃に加熱して塗工を行った場合は、十分に酸化してDEが0.0%となった実施例2では、ゲル化することなく、常温の場合とほぼ同じ、十分な紙力増強効果を得ることができた。一方で、DEが高く酸化が不十分であった比較例4〜6では、ゲル化してしまったためにほとんど塗工することができず、紙力増強効果を得ることができなかった。
(実施例3)
環状糖としてβ−シクロデキストリンを用い、β−シクロデキストリンのみを10%含有する水溶液(参考例)、及びβ−シクロデキストリンを8%、珪酸ナトリウムを2%含有する水溶液を調製した。なお、β−シクロデキストリンは70〜75℃で完全に溶解した。このうち、β−シクロデキストリンと珪酸ナトリウムとの溶液を湯浴に漬け、80℃の状態を維持させていたが、5時間経過後も褐色透明溶液の状態で、ゲル化は見られなかった。この溶液のpHを測定したところ、11.11であった。また、実施例1と同様の手順によりこの溶液を常温及び60℃の環境で段ボール用中芯に塗工して紙力の測定を行った。その結果を表4に示す。なお、表中「β−CD」とはβ−シクロデキストリンを示す。
β−シクロデキストリンのみを用いるよりも、珪酸ナトリウムを加えることでより高い紙力増強効果が発揮され、圧縮強度は30%以上増強された。また、還元性末端基を有さない環状糖であるβ−シクロデキストリンはカルボキシル基を生じないので、珪酸ナトリウムと混合しても十分にアルカリ性であり、60℃の環境でゲル化することなく、常温とほぼ同じ程度に高い紙力増強効果を発揮することができた。
(実施例4)
還元性末端基を有する糖として50%マルトース水溶液を50ml(マルトース含有量69.4mmolに相当する。)用い、これに還元剤として10%水素化ホウ素ナトリウム水溶液(NaBH4含有量52.9mmolに相当する。)を、攪拌しつつ30分かけて添加した。添加中の温度は40〜50℃に保持し、添加終了後も攪拌を続け、30℃まで冷却し、還元マルトース溶液を調製した。この還元マルトース溶液は無色透明であった。また、この還元マルトースのDEを測定したところ、0.0%であった。
還元していないマルトースを用い、上記の実施例4と同様に強化紙を作製し、測定を行った。その結果を表5に示す。
還元の有無にかかわらず、マルトースを塗工することにより紙力増強効果が発揮された。また、珪酸ナトリウムを添加することにより、常温ではマルトースの還元の有無にかかわらず、さらに高い紙力増強効果が発揮された。珪酸ナトリウムを添加したものを60℃に加熱した場合には、十分に還元された還元マルトースを用いた実施例4では、ゲル化することなく十分な量を塗工でき、常温とほぼ同じ紙力増強効果を発揮したが、還元性末端基を残したマルトースを用いた比較例7ではゲル化してしまい、十分な量が塗工できず、紙力増強効果を発揮できなかった。
(実施例5)
未変性澱粉(日本コーンスターチ(株)製)をα−アミラーゼ(ノボザイムジャパン(株)製:BAN240L)で酵素分解し、平均重合度を14.6とした酵素分解澱粉を、水素化ホウ素ナトリウムを用いて還元を行い、還元酵素分解澱粉を得た。この還元酵素分解澱粉のDEを測定したところ、0.1%であった。
(比較例8)
平均重合度が1.5である還元水飴を、実施例1と同様に塗工した強化紙の測定結果を表7に示す。10%溶液(参考例)を常温で塗工したところ、紙力増強効果はわずかしか発揮されず、還元水飴を8%、珪酸ナトリウムを2%含有する溶液を常温で塗工しても、ブランクに対する圧縮強度の増強は30%未満であり、紙力増強効果は不十分であった。この還元水飴を8%、珪酸ナトリウムを2%含有する溶液を60℃の環境で塗工すると、ある程度の紙力増強効果は発揮されたが、その効果は平均重合度が2以上の還元糖を用いた場合よりも低く、圧縮強度の増強は30%を下回るものとなった。
(比較例9)
平均重合度が376である生澱粉を用いて、実施例1と同様の手順により紙用塗工剤を得ようとしたところ、加熱により糊化したときの粘度が高すぎて、均一な溶液にならず、酸化や還元を十分に行うことができず、紙用塗工剤を得ることができなかった。
(実施例10〜17、比較例10,11)
実施例1で用いた第1還元KDLと、珪酸ナトリウムとを、重量比で98:2(実施例10)、95:5(実施例11)、90:10(実施例12)、80:20(実施例13)、70:30(実施例14)、60:40(実施例15)、40:60(実施例16)、20:80(実施例17)で混合した、合計の濃度が10%である水溶液を調製し、これに、実施例1と同じ段ボール用中芯を30秒間浸漬させて、塗工量が表8となる強化紙を得た。この強化紙について、実施例1と同様の測定とともに、ごわつきと紙焼けの評価を行った。その結果を表8に示す。また、混合せずに還元KDLのみ(比較例10)、珪酸ナトリウムのみ(比較例11)を用いて濃度10%である水溶液を用いた強化紙についても、同様に測定と評価を行った。その結果を表8に示す。
第1還元KDLと珪酸ナトリウムとを混合して用いた実施例10〜17はいずれも圧縮強度と引張強度が大きく向上し、ごわつきや紙焼けを抑えることができた。特に40:60よりも第1還元KDLが多いと、ごわつきはほとんど見られず、60:40よりも第1還元KDLが多いと、ごわつきはまったく見られなかった。また、ごわつきと同様に、紙が変色する紙焼けも、40:60よりも第1還元KDLが多いとほとんど見られず、70:30より第1還元KDLが多いとまったく見られなかった。ただし、95:5(実施例11)よりも第1還元KDLが多くなった98:2である実施例10では、紙力増強効果が95:5の場合よりもやや低下し、吸水性はやや低下した。また、第1還元KDLのみを用いた比較例10は珪酸ナトリウムを混合したものよりも紙力増強効果が低く、また、吸水性が著しく悪化した。一方で珪酸ナトリウムのみを用いた比較例11では、紙のごわつきと紙焼けがひどく、強化紙としては不適格なものになってしまった。
(比較例12)
実施例1の第1還元KDLの代わりにショ糖を用いて、同様の手順により強化紙を得た。その強化紙についての測定結果を表9に示す。常温で、10%のショ糖溶液を用いても、8%のショ糖と2%の珪酸ナトリウムとを含有する溶液を用いても、圧縮強度の増強は30%に届かず、紙力増強効果は不十分であった。また、8%のショ糖と2%の珪酸ナトリウムとを含有する溶液を60℃で塗工すると、還元性末端基を有さないためにゲル化を起こすことはなく、十分な量を塗工することができたが、紙力増強効果は同様に不十分なままであった。
Claims (6)
- 還元性末端基を有する糖を還元した化合物、前記糖を酸化して中和した化合物、及び、還元性末端基を有さない環状糖から選ばれる少なくとも1種の化合物と、珪酸アルカリ金属塩とを含有し、前記化合物の平均重合度が2〜15であり、前記化合物が、前記の還元した化合物又は前記の酸化して中和した化合物の少なくとも何れかを含むものであり、その前記化合物のデキストロース当量が0.5%以下である紙用塗工剤。
- 上記珪酸アルカリ金属塩が下記式(1)で示される化合物である請求項1に記載の紙用塗工剤。
M2O・nSiO2 (1)
(式中、「M」はアルカリ金属元素を示し、nは0.5以上4以下の実数を示す。) - 上記化合物と、上記珪酸アルカリ金属塩との重量混合比が、95:5〜40:60である、請求項1又は2に記載の紙用塗工剤。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の紙用塗工剤を紙に塗工した強化紙。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の紙用塗工剤を、60℃以上、95℃以下で紙に塗工した強化紙。
- 上記紙が板紙である、請求項4又は5に記載の強化紙。
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