JP4879153B2 - 電源制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被制御設備に電源を供給する電源設備を遠隔の場所から制御し、電源設備の消費電力を軽減するようにした電源制御装置に関するものである。
従来のネットワーク電源制御方式の被制御側の通信制御装置においては、自己の消費電力を抑える機能がないので、通信制御装置を使用していないときにも無駄な電力を消費している。これを避けるため、例えば特許文献1に開示されている遠隔計測システムでは、局装置から離れて設置されている計測装置の電源を局装置よりの要求により必要な時間のみ投入し、バッテリーの消耗を抑えるようにしている。
特開平11−86172号公報
ところで、上記従来の装置は、制御側から被制御側へ電源投入の指令は出せるが、被制御側での電源投入がなされたことを制御側でモニターすることが考慮されていない。また、制御側の待機時に被制御側から制御側に電源投入要求を出す必要が生じた場合にも、その要求を出す手段を備えていない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、被制御設備が動作を行っていないときの被制御側の消費電力を大幅に抑制することで、被制御側の蓄電池などの電源設備の容量を大幅に低減できることはもちろん、制御側の指令に応じて被制御側の電源投入が行われたことを電源投入確認信号により制御側で確実に把握できると同時に、信号伝送ケーブルの断線等の故障も検知できる信頼性の高い電源制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電源制御装置は、被制御設備とこれに電力を供給する電源設備との間に挿入された被制御側電源制御器、及び計算機の電源投入指令により上記被制御側電源制御器を制御して上記電源設備と上記被制御設備との接続を入り切りする制御側電源制御器を備え、上記制御側電源制御器は、上記計算機の指令により上記被制御側電源制御器に向けて電源投入信号を出す制御側の送信部と、上記被制御側電源制御器から送られてくる信号を受信し、これを上記計算機に送る制御側の受信部とを有し、一方、上記被制御側電源制御器は、上記制御側の送信部から送られる信号を受信する被制御側の受信部と、上記制御側の受信部に信号を送る被制御側の送信部と、上記被制御側の受信部が信号を受信したときに動作して上記電源設備を上記被制御設備に接続すると同時に上記被制御側の送信部を駆動して電源投入確認信号を出させる接点を有するリレーとを有していることを特徴とするものである。
この発明によれば、電源装置は、被制御設備が動作を行っていないときは被制御側の受信部のみに電源を供給するように構成したので、被制御設備が動作を行っていないときの消費電力を抑制し、被制御側の蓄電池などの電源設備の容量を大幅に低減できることはもちろん、被制御設備の電源投入を、制御側で電源投入確認信号を受信することによりモニターできるため、電源の投入の確認と共に、伝送ケーブルの故障も検知できる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。実施の形態1に係る電源制御装置は、被制御設備5に電源設備13を接離する制御を、被制御設備5から離れた場所から行うものであり、被制御設備5の電源の入り切りを遠隔の場所から指示する計算機4と、この計算機4の指令により制御信号を授受する制御側電源制御器1と、この制御側電源制御器1から遠隔の場所に設置された被制御設備5を制御する被制御側電源制御器2と、被制御設備5等に電源を供給する電源設備13と、自己発信器14と、制御側電源制御器1と被制御側電源制御器2とを結ぶ光ケーブル3、19、22、25とからなる。
制御側電源制御器1は、光送信部6、21と光受信部7、20とを備え、光送信部6、21は信号線10で、また、光受信部7、20は信号線11で計算機4に接続されている。計算機4は制御側電源制御器1を通して被制御側電源制御器2及び被制御設備5全体の電源を制御する。
被制御設備5側に設けられた被制御側電源制御器2は、光受信部8、24と光送信部9、23を備えている。電源設備13から延びる電源線15と光受信部8との間には光受信部8が光を受信したときに駆動される光受信リレーコイル26が接続され、同様に、電源線15と光受信部24との間には光受信部24が光を受信したときに駆動される光受信リレーコイル35が接続されている。
光受信リレーコイル26のリレー接点の一つ26Aは、被制御設備5を電源線15に結ぶ電源線16の途中に挿入され、リレー接点の他の一つ26Bは光送信部9と電源線15との間に挿入されている。光受信リレーコイル35のリレー接点の一つ35Aは光送信部23と電源線15との間に挿入され、リレー接点の他の一つ35Bは、上述の接点26Aに並列に接続されている。自己発信器14と電源線15との間には、自己発信器14からのパルス信号で一定時間駆動するタイマーリレー29が設けられ、このタイマーリレーの接点29Aと29Bはリレー接点35Aとリレー接点26Bにそれぞれ並列に接続されている。
自己発信器14は雨量計などの設備で、事象(例えば一定以上の雨量に達したこと)を検出するとパルス信号を発するもので、信号線18により、被制御側電源制御器2のタイマーリレー29に接続され、自発的にタイマーリレー29を駆動して光送信部9、23の電源を制御する。光受信部8、24には電源線15から電源が供給されている。
制御側電源制御器1の光送信部6、21はそれぞれ光ケーブル3、25で被制御側電源制御器2の光受信部8、24に接続されている。また、制御側電源制御器1の光受信部7、20はそれぞれ光ケーブル19、22で被制御側電源制御器2の光送信部9、23に接続されている。なお、上記説明では送受信部に光送受信部を用い、伝送線を光ケーブルとしているが、これは光を用いるものに限らなくてもよい。
次に動作を説明する。制御側電源制御器1は、計算機4から信号線10を通して電源投入信号を受けることにより光送信部6が光ケーブル3に光信号を送信する。被制御側電源制御器2は光ケーブル3を通して光信号を光受信部8で受光する。光受光部8は、光受信リレーコイル26を駆動して接点26A、26Bを閉合する。光受信リレーコイル26は光受信リレーの接点26Aが閉合することにより、被制御設備5を電源設備13に接続する。同時に、もう一つの光受信リレーの接点26Bで光送信部9に電源を投入する。光送信部9は電源が投入されることで、光ケーブル19を通して、制御側電源制御器1に向けて光信号を送信する。
制御側電源制御器1は被制御側の光送信部9からの光信号を光受信部7で受ける。光受光部7は計算機4に対して被制御設備5の電源が投入されたことを知らせる電源投入確認信号を信号線11で渡す。計算機4は制御側電源制御器2からの電源投入確認信号で被制御設備5の電源が投入されたことを確認できる。
また、制御側電源制御器1のもう一つの光送信部21は計算機4から信号線10を通して電源投入信号を受けることにより光ケーブル25に光信号を送信する。被制御側電源制御器2は光ケーブル25を通して光信号をもう一つの光受信部24で受光し、前記と同じように光受信リレーコイル35を駆動する。光受信リレーコイル35は光受信リレーの接点35Bで被制御設備5の電源を投入すると共に、もう一つの光受信リレーの接点35Aで光送信部23に電源を投入する。光送信部23は電源が投入されることで、光ケーブル22を通して、制御側に向けて光信号を送信する。
制御側電源制御器1は被制御側の光送信部23からの光信号を光受信部20で受けた後、光受信部20は計算機4に対して被制御設備5の電源が投入された電源投入確認信号を前記と同じ信号線11で渡す。計算機4は制御側電源制御器1からの電源投入確認信号で被制御側の電源が投入されたことを確認できる。
次に、自己発信器14の動作を説明する。自己発信器14は制御側が電源制御を休止しているとき、即ち待機状態のときに、被制御側から制御側に電源制御を促すためのものである。自己発信器14は例えば雨量計を含む発信器であり、この自己発信器14で所定値以上の雨量を計測したときに被制御設備5に電源を供給して被制御設備5の稼動を開始させるような場合に利用する。
自己発信器14は事象、例えば一定以上の雨量に達したことを検出することでパルス信号を信号線18を通して出し、タイマーリレー29を駆動する。タイマーリレー29はタイマーリレーの接点29A、29Bを一定時間閉じ、光送信部9と23の電源を投入する。光送信部9、23は、電源が投入されることで作動し、光ケーブル19、22を通して、制御側に向けて光信号を送信する。
制御側電源制御器1は被制御側からの光信号を光受信部7、20で受け、計算機4に対して被制御設備5の電源が投入された電源投入確認信号と同じ信号を信号線11で渡す。計算機4は制御側電源制御器1からの電源投入確認信号と同じ信号を受ける。制御側が待機状態のときに計算機4が電源投入確認信号と同じ信号を受けると、計算機4はこの信号を電源投入指令要求信号と判断し、信号線10を通して光送信部6、21に指令を送り、被制御側電源制御器2に被制御設備5の電源を投入させる。
本実施の形態1では、電源設備13の電源線15は、光受信部8、24、光受信リレーコイル26、35、タイマーリレーのコイル29、光受信リレー26の接点26A、26B、光受信リレー35の接点35A、35B、及びタイマーリレー29の接点29A、29Bに接続されている。計算機4が電源投入制御を行っていない場合は光受信リレーコイル26、35とタイマーリレーコイル29は駆動されていないので電力を消費しない。また、光受信リレーの接点26A、26B、35A、35Bとタイマーリレー29の接点29A、29Bは開いているので光送信部9、23と被制御設備5も電力を消費しない。従って、電源制御が行われていない待機状態では光受信部8、24のみが電力を消費するように構成したので待機時低消費電力の装置を得ることができる。このとき、制御側では、電源投入確認信号を受信するようにしているので、電源投入を指示したにも関わらず電源投入確認信号が受信できないときは、機器或いは伝送線路の故障と判断できる。
また、計算機4は電源投入制御を行っていない時に電源投入確認信号と同じ信号を受けることで、自己発信器14が事象を検知したことを認識することができ、計算機4は自己発信器14の事象検知により被制御側の電源投入制御をおこなうように構成したので、被制御側から自発的に電源投入制御を要求することのできる装置を得ることができる。
また、計算機4からの電源投入信号は制御側の光送信部6と21に同時に渡され、光送信部6と21はそれぞれに接続されている光ケーブル3と25に光を送信し、被制御側電源制御器2の光受信部8と24で受光する。光受信部8と24のいずれかで受光することで光受信リレーコイル26は動作するので、光ケーブル3と25のいずれかが断線しても電源制御に支障を生じない、信頼性の高い装置を得ることができる。
また、被制御側の光送信部9と23は光受信リレーの接点26B、35Aまたはタイマーリレー29の接点29A、29Bが閉じることで同時に制御側電源制御器1へ光信号を送信する。制御側電源制御器1の光受信部7と20のいずれかで光信号を受信すると信号線11で計算機4へ信号を渡すことができるので、光ケーブル19と22のいずれかが断線しても信号を確認することができるので、信頼性の高い装置を得ることができる。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2の構成を示すもので、上記実施の形態1の構成から、被制御側の自己発信器14を省略し、これに伴って被制御側電源制御部2Aは、関連するタイマーリレー29、タイマーリレー接点29A、29Bを図1から省略した構成となっている。その他の構成及び動作は図1のものと同じであるので、図1に相当する要素に同一符号を付すことで重複する説明を省略する。
図2の装置では、被制御側から自発的に電源投入を促す制御をすることはできないが、それ以外の機能は図1のものと同じように計算機4側から電源制御ができるもので、構成は一段と簡単になる。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3の構成を示すものであり、図1に相当する要素には同一符号を付している。上記の実施の形態1では、光ケーブル4本を使用し、光ケーブル3と22のいずれかが断線しても電源投入制御ができる。また、光ケーブル19と25のいずれかが断線しても被制御側の電源投入が完了したことを示す電源投入確認信号を計算機4に渡すことができる構成になっている。これに対して、図3では、光ケーブル3と19の2本のみ使用するように、制御側電源制御器1Aは、光送信部、光受信部を各1台に簡略化し、被制御側電源制御器2Bも光送信部、光受信部を各1台に簡略化することで光ケーブルが断線した場合の動作を除き、実施の形態1と同じ機能を持つ装置を安価に得ることができる。
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4の構成を示すものである。上記実施の形態3では、自己発信器14により事象を検出することで、パルス信号は信号線18を通して、タイマーリレー29を駆動し、タイマーリレー29の接点29Aを一定時間閉じ、光送信部9に電源を投入することで、光ケーブル19を通して、制御側に向けて光信号を送信する場合について述べた。
本実施の形態4では、図4に示すように、図3の構成から、被制御側の自己発信器14を省略し、被制御側電源制御器2Cは、自己発信器に関連する回路であるタイマーリレー29、タイマーリレー接点29Aを省略したもので、被制御側から自発的に電源の投入を促すことはできないが、計算機4からの電源投入制御ができる装置を得るものである。その他の構成及び動作は図3と同様である。
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5の構成を示すものである。上記実施の形態1では、計算機1個で被制御側1個の電源制御を行う場合について述べたが、本実施の形態5では、図5に示すように、被制御側の設備複数個(n個)を光ケーブルでループ状に接続して、複数個の設備を同時に制御することができるようにしたものである。
制御側は1個の計算機4と1個の制御側電源制御器1からなる。計算機4と制御側電源制御器1との関係は、実施の形態1と同様である。被制御側には複数の被制御側電源制御器2、2a、2bを備え、その各々に、電源設備13、13a、13bと被制御設備5、5a、5bと自己発信器14、14a、14bが接続されている。図5において、被制御側電源制御器2と2a、2bは同じ構成であり、これは図1に示すとおりである。
制御側電源制御器1の光送信部と被制御側電源制御器2の一つの光受信部とが光ケーブル41で結ばれている。被制御側電源制御器2の一つの光送信部と被制御側電源制御器2aの一つの光受信部とが光ケーブル44で結ばれている。被制御側電源制御器2aの一つの光送信部と被制御側電源制御器2bの一つの光受信部とが光ケーブル31で結ばれている。さらに、被制御側電源制御器2bの一つの光送信部と制御側電源制御器1の一つの光受信部とが光ケーブル33で結ばれている。
制御側電源制御器1のもう一つの光送信部と被制御側電源制御器2のもう一つの光受信部とが光ケーブル42で結ばれている。被制御側電源制御器2のもう一つの光送信部と被制御側電源制御器2aのもう一つの光受信部とが光ケーブル43で結ばれている。被制御側電源制御器2aのもう一つの光送信部と被制御側電源制御器2bのもう一つの光受信部とが光ケーブル32で結ばれている。さらに、被制御側電源制御器2bのもう一つの光送信部と制御側電源制御器1のもう一つの光受信部とが光ケーブル34で結ばれている。
次に動作を説明する。計算機4からの電源投入制御信号を制御側電源制御器1が受け、光ケーブル41を通して光信号を被制御側電源制御器2に送る。被制御側電源制御器2は光ケーブル41からの光信号を受信することで被制御設備5の電源を投入すると共に光ケーブル44を通して次に接続されている被制御側電源制御器2aに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2aは光ケーブル44の光信号を受信することで被制御設備5aの電源を投入すると共に光ケーブル31を通して次に接続されている被制御側電源制御器2bに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2bは光ケーブル31の光信号を受信することで被制御設備5bの電源を投入すると共に光ケーブル33を通して制御側電源制御器1に対して光信号を送信する。制御側電源制御器1は計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。
また、制御側電源制御器1は計算機4からの電源制御信号を受け、光ケーブル34を通して光信号を被制御側電源制御器2bに送る。被制御側電源制御器2bは光ケーブル34からの光信号を受信することで被制御設備5bの電源を投入すると共に光ケーブル32を通して次に接続されている被制御側電源制御器2aに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2aは光ケーブル32の光信号を受信することで被制御設備5aの電源を投入すると共に光ケーブル43を通して次に接続されている被制御側電源制御器2に対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2は光ケーブル43の光信号を受信することで被制御設備5の電源を投入すると共に光ケーブル42を通して制御側電源制御器1に対して光信号を送信する。制御側電源制御器1は光ケーブル42の光信号を受けて計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。
このように光信号の伝達ルートを二重化し、かつ、制御側電源制御器1から、二重化した伝送ルートに図で右回りと左回りの逆方向に光信号を発信することにより、例えば光ケーブル31、32が断線しても、被制御側電源制御器2と2aは光ケーブル41と44で、被制御側電源制御器2bは光ケーブル34で電源投入制御を行うことができる。
次に、計算機4及び制御側電源制御器1の待機中に、自己発信器の内、例えば自己発信器14aが事象を検出した場合についての動作を説明する。被制御側電源制御器2aは、自己発信器14aのパルス信号を受け、一定時間、光ケーブル31を通して、次の被制御側電源制御器2bに向けて光信号を送信する。被制御側電源制御器2bは光ケーブル31の光信号を受信することで光ケーブル33を通して制御側電源制御器1に対して光信号を送信する。制御側電源制御器1は計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。計算機4は電源投入制御を行っていない時、すなわち待機中に電源投入確認信号を受けることで、自己発信器14、14a、14bのいずれかが事象を検知したことを認識することができる。
また、被制御側電源制御器2aは自己発信器14aのパルス信号を受け、一定時間、光ケーブル43を通して、もう一方の被制御側電源制御器2へ光信号を送信する。被制御側電源制御器2は光ケーブル43の光信号を受信することで光ケーブル42を通して制御側電源制御器1に対して光信号を送信する。制御側電源制御器1は計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。このことで伝達ルートは二重化され、例えば光ケーブル31、32が断線しても、被制御側電源制御器2aから光ケーブル43、被制御側電源制御器2から光ケーブル42を通すルートで電源投入確認信号を計算機4に渡すことができる。
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6の構成を示す図である。実施の形態6は、実施の形態5の被制御側電源制御器2を、図2に示す被制御側電源制御器2Aに置き換えたものである。被制御側電源制御器2Aa、2Abは被制御側電源制御器2Aと同じ構成である。
図6に示すように、被制御側の設備に自己発信器が無い場合、被制御側から自発的に電源投入を促す制御をすることはできないが、計算機4から被制御側の設備複数台の電源投入制御ができるのは実施の形態5と同じであり、構成の簡単な装置を得ることができる。
実施の形態7.
図7はこの発明の実施の形態7の構成を示す図である。実施の形態7は、実施の形態3において、1個の制御側電源制御器1Aに対して、被制御側電源制御器を複数個(図では3個)直列に接続した構成にしたものである。被制御側電源制御器2Bと2Ba、2Bbは同一の構成であり、これは図3に示したとおりである。
図7において、制御側電源制御器1Aの光送信部と被制御側電源制御器2Bの光受信部とが光ケーブル41で結ばれている。被制御側電源制御器2Bの光送信部と被制御側電源制御器2Baの光受信部とが光ケーブル44で結ばれている。被制御側電源制御器2Baの光送信部と被制御側電源制御器2Bbの光受信部とが光ケーブル31で結ばれている。さらに、被制御側電源制御器2Bbの光送信部と制御側電源制御器1Aの光受信部とが光ケーブル33で結ばれている。
次に動作を説明する。計算機4からの電源投入制御信号を制御側電源制御器1Aが受け、光ケーブル41を通して光信号を被制御側電源制御器2Bに送る。被制御側電源制御器2Bは光ケーブル41からの光信号を受信することで被制御設備5の電源を投入すると共に光ケーブル44を通して次に接続されている被制御側電源制御器2Baに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2Baは光ケーブル44の光信号を受信することで被制御設備5aの電源を投入すると共に光ケーブル31を通して次に接続されている被制御側電源制御器2Bbに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2Bbは光ケーブル31の光信号を受信することで被制御設備5bの電源を投入すると共に光ケーブル33を通して制御側電源制御器1Aに対して光信号を送信する。制御側電源制御器1Aは計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。
次に、計算機4及び制御側電源制御器1の待機中に、自己発信器の内、例えば自己発信器14aが事象を検出した場合についての動作を説明する。被制御側電源制御器2Baは自己発信器14aのパルス信号を受け、一定時間、光ケーブル31を通して、次の被制御側電源制御器2Bbに向けて光信号を送信する。被制御側電源制御器2Bbは光ケーブル31の光信号を受信することで光ケーブル33を通して制御側電源制御器1Aに対して光信号を送信する。制御側電源制御器1Aは計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。計算機4は電源投入制御を行っていない時に電源投入確認信号を受けることで、自己発信器14、14a、14bのいずれかが事象を検知したことを認識することができ、これを受けて被制御側に電源投入指令を出す。
なお、上記の実施形態5では、光ケーブル2本を使用し、光ケーブルが同じ箇所で2本共に断線しても電源投入制御できる場合について述べたが、図7に示すように、光ケーブル1本を使用するように構成を簡略化することで、光ケーブルが断線した場合のバックアップを除き、図5と同じ機能を持つ装置を安価に得ることができる。
実施の形態8.
図8はこの発明の実施の形態8の構成を示す図である。実施の形態8は、実施の形態4において、1個の制御側電源制御器1Aに対して、被制御側電源制御器を複数個(図では3個)直列に接続した構成にしたものである。被制御側電源制御器2Cと2Ca、2Cbは同一の構成であり、これは図4に示したとおりである。
図8において、制御側電源制御器1Aの光送信部と被制御側電源制御器2C光受信部とが光ケーブル41で結ばれている。被制御側電源制御器2Cの光送信部と被制御側電源制御器2Caの光受信部とが光ケーブル44で結ばれている。被制御側電源制御器2Caの光送信部と被制御側電源制御器2Cbの光受信部とが光ケーブル31で結ばれている。さらに、被制御側電源制御器2Cbの光送信部と制御側電源制御器1Aの光受信部とが光ケーブル33で結ばれている。
次に動作を説明する。計算機4からの電源投入制御信号を制御側電源制御器1Aが受け、光ケーブル41を通して光信号を被制御側電源制御器2Cに送る。被制御側電源制御器2Cは光ケーブル41からの光信号を受信することで被制御設備5の電源を投入すると共に光ケーブル44を通して次に接続されている被制御側電源制御器2Caに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2Caは光ケーブル44の光信号を受信することで被制御設備5aの電源を投入すると共に光ケーブル31を通して次に接続されている被制御側電源制御器2Cbに対して光信号を送信する。被制御側電源制御器2Cbは光ケーブル31の光信号を受信することで被制御設備5bの電源を投入すると共に光ケーブル33を通して制御側電源制御器1Aに対して光信号を送信する。制御側電源制御器1Aは計算機4に対して電源投入確認信号を渡す。
なお、上記の実施形態6では、光ケーブル2本を使用し、光ケーブルが同じ箇所で2本共に断線しても電源投入制御できる場合について述べたが、図8に示すように、光ケーブル1本を使用するように構成を簡略化することで、光ケーブルが断線した場合のバックアップを除き、図6と同じ機能を持つ装置を安価に得ることができる。
以上、実施の形態5〜8においては被制御側設備3個で説明したが、被制御側の設備は無数に接続できる。
この発明の実施の形態1に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る電源制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8に係る電源制御装置を示すブロック図である。
符号の説明
1、1A 制御側電源制御器、2 被制御側電源制御器、
2A、2Aa、2Ab 被制御側電源制御器、
2B、2Ba、2Bb 被制御側電源制御器、
2C、2Ca、2Cb 被制御側電源制御器、
3 光ケーブル、4 計算機、5、5a、5b 被制御設備、
6 制御側電源制御器の光送信部、7 制御側電源制御器の光受信部、
8 被制御側電源制御器の光受信部、9 被制御側電源制御器の光送信部、
10 信号線、11 信号線、12 信号線、13、13a、13b 電源設備、
14、14a、14b 自己発信器、15 電源線、16 電源線、
17 信号線、18 信号線、19 光ケーブル、20 制御側電源制御器の光受信部、
21 制御側電源制御器の光送信部、22 光ケーブル、
23 被制御側電源制御器の光送信部、24 被制御側電源制御器の光送信部、
25 光ケーブル、26 光受信リレーコイル、26A、26B 光受信リレーの接点、
29 タイマーリレーのコイル、29A、29B タイマーリレーの接点、
31〜34 光ケーブル、
35 光受信リレーのコイル、35A、35B 光受信リレーの接点、38 信号線、
39 信号線、
41〜44 光ケーブル。

Claims (5)

  1. 被制御設備とこれに電力を供給する電源設備との間に挿入された被制御側電源制御器、及び計算機の電源投入指令により上記被制御側電源制御器を制御して上記電源設備と上記被制御設備との接続を入り切りする制御側電源制御器を備え、上記制御側電源制御器は、上記計算機の指令により上記被制御側電源制御器に向けて電源投入信号を出す制御側の送信部と、上記被制御側電源制御器から送られてくる信号を受信し、これを上記計算機に送る制御側の受信部とを有し、一方、上記被制御側電源制御器は、上記制御側の送信部から送られる信号を受信する被制御側の受信部と、上記制御側の受信部に信号を送る被制御側の送信部と、上記被制御側の受信部が信号を受信したときに動作して上記電源設備を上記被制御設備に接続すると同時に上記被制御側の送信部を駆動して電源投入確認信号を出させる接点を有するリレーとを有していることを特徴とする電源制御装置。
  2. 上記制御側電源制御器及び上記被制御側電源制御器のそれぞれは、上記計算機及び上記電源設備に対して並列に接続された少なくとも2個の送信部及び受信部を備え、また上記被制御側電源制御器の上記2個の受信部のそれぞれには、この受信部が信号を受信したときに動作して上記電源設備を上記被制御設備に接続すると同時に上記被制御側の送信部を駆動して電源投入確認信号を出させる接点を有するリレーが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 上記被制御側電源制御器がn個からなり、各被制御側電源制御器の上記送信部は隣接する被制御側電源制御器の上記受信部に接続され、第1番目の被制御側電源制御器の受信部は上記制御側電源制御器の上記送信部に、また、第n番目の被制御側電源制御器の送信部は上記制御側電源制御器の上記受信部にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 各種事象を検出する自己発信器を具備し、上記被制御側電源制御器は、上記事象の検出による上記自己発信器からの信号を受けたとき、上記被制御側の送信部を一定時間駆動して上記計算機への電源投入要求信号を出させる接点を有するタイマーリレーを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電源制御装置。
  5. 上記送信部と上記受信部は光ケーブルで結ばれ、上記送信部と上記受信部は光信号を送受するものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電源制御装置。
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