JP4878052B2 - 映像符号量制御方法,映像符号化装置,映像符号量制御プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents
映像符号量制御方法,映像符号化装置,映像符号量制御プログラムおよびその記録媒体 Download PDFInfo
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Description
ISO/IEC 13818-2 Annex C, ITU-T Recomendation H.264 Annex C 映像情報メディア学会編,"総合マルチメディア選書MPEG",社団法人映像情報メディア学会,(株)オーム社発行,1996.4.20
ただし,GOP(m)期間の音声フレームをフレームj〜j+M−1(MはGOP(m)期間の音声フレーム数)とし,Sa (x)は音声フレームxの発生符号量,Samaxは各音声フレームの最大発生符号量である。NはGOP内映像フレーム数,Pは映像フレームレートである。
続いて,シーンチェンジ検出部18による検出結果に従って,GOP(n)内にシーン開始点を含むかどうかを判定する(ステップS103)。GOP(n)内にシーン開始点を含む場合には,図3のステップS112以降を実行する。
一方,判明済みでない場合,先行符号化期間内の最低余剰ビットレートRr (t)とその期間tを求める(ステップS106)。この場合,最低余剰ビットレートRr (t)は,次式となる。
次に,上記の最低余剰ビットレートRr (t)が,直前GOPの追加映像ビットレートRd (n−1)を下回るか否かを判定する(ステップS107)。下回る場合には,追加映像ビットレートとなる期間tまでに追加映像ビットレートRd (n)が単調減少していくように設定する(ステップS108)。例えば,次のように設定する。
一方,下回らない場合には,直前GOPと同じ追加映像ビットレートとする(ステップS109)。すなわち, Rd (n)=Rd (n−1)とする。
GOP目標符号量G(n)が決まったならば,映像フレーム目標符号量決定部14は,GOP目標符号量G(n)を,GOP(n)内の各フレームに対して配分して各フレームの目標符号量を決定し,映像フレーム符号化処理部15は,各フレームの目標符号量に従ってGOP(n)内の各フレームを符号化する(ステップS111)。なお,GOP目標符号量G(n)から,GOP(n)内の各フレームの目標符号量を算出する方法としては,例えば次の参考文献1に開示されている方法などがある。
[参考文献1]International Organisation for Standardisation, Test Model Editing Committee, 1993, Test Model 5, April, ISO-IEC/JTC1/SC29/WG11/N0400
その後,ステップS101に戻り,次のGOP(n+1)について同様に符号化処理を続ける。
一方,判明済みでない場合には,音声先行符号化期間内の最低余剰ビットレートRr と,過去a個のGOPの最低余剰ビットレートRa のどちらか小さいほうの値を,GOP内シーンチェンジ後の追加映像ビットレートRd * (n)とする(ステップS114)。
次に,GOP(n)の余剰ビットレートRr (n)が直前のGOPの追加映像ビットレートRd (n−1)を下回るかどうかを判定する(ステップS115)。下回る場合には,GOP(n)の余剰ビットレートRr (n)をGOP内シーンチェンジ前の追加映像ビットレートRd ′(n)とする(ステップS116)。すなわち,Rd ′(n)=Rr (t)とする。
ここで,α′は,GOP内シーンチェンジ前のフレーム数,ピクチャタイプ,複雑さ指標により決まる配分比である。
ここで,α* は,GOP内シーンチェンジ後のフレーム数,ピクチャタイプ,複雑さ指標により決まる配分比である。
11 映像入力部
12 映像入力バッファ
13 映像GOP目標符号量決定部
131 余剰ビットレート算出部
132 追加映像ビットレート算出部
133 GOP目標符号量算出部
14 映像フレーム目標符号量決定部
15 映像フレーム符号化処理部
16 映像ストリーム出力部
17 映像ストリーム出力バッファ
18 シーンチェンジ検出部
20 音声符号化装置
30 多重化部
Claims (7)
- 映像符号化データと音声符号化データとを多重化した符号化ストリームが所定の伝送ビットレートの範囲内になるように,映像の符号量を制御する映像符号量制御方法であって,
映像符号化制御単位の期間の映像を符号化するのに先立って,同期間に再生される音声を先行して符号化した結果から,その音声発生符号量をビットレート換算した値を求め,前記伝送ビットレートから同換算値と所定の基準映像ビットレートとを減算した値を,同期間の余剰ビットレートとして,前記映像符号化制御単位の期間ごとに算出する過程と,
現在の映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間を含む連続する複数の映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレートに従って,前記基準映像ビットレートに加算する追加映像ビットレートを決定する過程と,
前記映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間における目標符号量を,前記基準映像ビットレートに前記追加映像ビットレートを加算した値をもとに決定する過程と,
前記決定された目標符号量に従って,前記映像符号化制御単位における映像信号を符号化する過程とを有する
ことを特徴とする映像符号量制御方法。 - 請求項1に記載の映像符号量制御方法において,
前記追加映像ビットレートを決定する過程では,前記連続する複数の映像符号化制御単位の期間における最低の余剰ビットレートが前記映像符号化対象の映像符号化制御単位よりも将来の映像符号化制御単位の期間における余剰ビットレートであり,かつ直前の映像符号化制御単位における追加映像ビットレートより下回る場合に,前記最低の余剰ビットレートとなる映像符号化制御単位の期間までに,追加映像ビットレートが単調減少するように追加映像ビットレートを決定する
ことを特徴とする映像符号量制御方法。 - 請求項1または請求項2に記載の映像符号量制御方法において,
映像符号化よりも先行してシーンチェンジを検出する過程を有し,
前記追加映像ビットレートを決定する過程では,前記映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間にシーンチェンジを含む場合に,過去a個(aは1以上の所定の整数)の映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレート,もしくは先行して符号化した音声符号化期間における最低の前記余剰ビットレート,または前記シーンチェンジ後のシーン終了点までの前記余剰ビットレートが判明している場合には,そのシーン終了点までの映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレートに従って,シーンチェンジ後の追加映像ビットレートを決定し,前記映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間にシーンチェンジを含まない場合に,先行して符号化した音声符号化期間における最低の前記余剰ビットレート,または現在のシーンのシーン終了点までの前記余剰ビットレートが判明している場合には,そのシーン終了点までの映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレートに従って追加映像ビットレートを決定する
ことを特徴とする映像符号量制御方法。 - 請求項1,請求項2または請求項3に記載の映像符号量制御方法において,
前記映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間よりも過去a個(aは1以上の所定の整数)の映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレートが直前の映像符号化制御単位における追加映像ビットレートより一定値または一定比率以上,上回る場合に,追加映像ビットレートを直前の映像符号化制御単位における追加映像ビットレートよりも一定値または一定比率だけ大きい値にする
ことを特徴とする映像符号量制御方法。 - 映像符号化データと音声符号化データとを多重化した符号化ストリームが所定のビットレートの範囲内になるように,映像の符号量を制御し,映像信号を符号化する映像符号化装置であって,
映像符号化制御単位の期間の映像を符号化するのに先立って,同期間に再生される音声を先行して符号化した結果から,その音声発生符号量をビットレート換算した値を求め,前記伝送ビットレートから同換算値と所定の基準映像ビットレートとを減算した値を,同期間の余剰ビットレートとして,前記映像符号化制御単位の期間ごとに算出する手段と,
現在の映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間を含む連続する複数の映像符号化制御単位の期間における最低の前記余剰ビットレートに従って,前記基準映像ビットレートに加算する追加映像ビットレートを決定する手段と,
前記映像符号化対象の映像符号化制御単位の期間における目標符号量を,前記基準映像ビットレートに前記追加映像ビットレートを加算した値をもとに決定する手段と,
前記決定された目標符号量に従って,前記映像符号化制御単位における映像信号を符号化する手段とを備える
ことを特徴とする映像符号化装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の映像符号量制御方法を,コンピュータに実行させるための映像符号量制御プログラム。
- 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の映像符号量制御方法を,コンピュータに実行させるための映像符号量制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2008309312A JP4878052B2 (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 映像符号量制御方法,映像符号化装置,映像符号量制御プログラムおよびその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008309312A JP4878052B2 (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 映像符号量制御方法,映像符号化装置,映像符号量制御プログラムおよびその記録媒体 |
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JP2010136047A JP2010136047A (ja) | 2010-06-17 |
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Family Applications (1)
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JP2008309312A Active JP4878052B2 (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 映像符号量制御方法,映像符号化装置,映像符号量制御プログラムおよびその記録媒体 |
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JP3300561B2 (ja) * | 1995-02-28 | 2002-07-08 | 株式会社東芝 | 可変レート圧縮装置及び可変レート伸長装置 |
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2008
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