JP4877785B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関し、特に、定着ベルトを用いたベルト定着方式の定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、定着部材として定着ベルトを用いた定着装置が広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1等において、ベルト定着方式の定着装置は、定着補助ローラ(定着ローラ)と加熱ローラとに張架・支持された定着ベルト、定着ベルトを介して定着補助ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラ、等で構成される。そして、定着ベルトと加圧ローラとの間(ニップ部である。)に記録媒体が搬送されて、記録媒体上のトナー像が定着される。このようなベルト定着方式の定着装置は、ローラ定着方式のものに比べて定着部材を低熱容量化できるために、装置の立ち上がり時間を短縮化できるものとして知られている。
また、特許文献1等には、プリント要求(印刷要求)を受けた直後に定着ベルトを回転させて、サーミスタの検知温度が所定値に達した後にプリントを開始する技術が開示されている。
一方、特許文献2等には、定着ベルトを用いた定着装置であって、オフセットの発生を防止するために、定着目標温度を段階的に可変する技術が開示されている。
特開2005−181875号公報 特許第3592485号公報
上述した特許文献1等におけるベルト定着方式の定着装置は、プリント要求を受けた後に定着ベルトを駆動してサーミスタの検知温度が所定値に達したときにプリントを開始する制御(第1の制御モード)をおこなっているために、定着ベルトに周方向の温度ムラが生じるのを軽減することができる。すなわち、熱容量が低くて加熱ローラから離れた位置の温度が低下しやすい定着ベルトを、周方向に均一に加熱することができる。
しかし、このような制御は、ファーストプリント時間(プリント要求がされてから最初の記録媒体が装置本体から排出されるまでの時間である。)が長く、ユーザーにとって使い勝手が悪いという問題があった。すなわち、定着ベルトを駆動して温度検知をおこなう時間が余計にかかっていた。
ところが、装置の使用状態によっては、上述のような制御をおこなわなくても定着ベルトの周方向の温度ムラが比較的少なくなっている場合がある。このような場合にも、例外なく上述の制御をおこなうのは、ユーザーにとって時間の浪費が生じることになる。
一方、上述した特許文献2等の技術は、オフセットの発生を防止するために定着目標温度を段階的に可変するものであって、上述した問題を直接的に解決するものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着部材に周方向の温度ムラが生じることがなく、ファーストプリント時間が可能な限り短縮化される、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、前記定着部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、を備え、プリント要求を受けた後に前記第2温度検知手段によって前記加圧部材の温度を検知して、前記第2温度検知手段によって検知される検知温度が所定値T1以上である場合であって前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときには直ちにプリントが開始されるように制御され、前記検知温度が所定値T1以上である場合であって前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御され、前記検知温度が所定値T1未満である場合には装置を所定時間だけ空駆動した後に、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときに直ちにプリントが開始されるように制御され、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御されるものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、前記定着部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、環境温度を検知する第3温度検知手段と、を備え、プリント要求を受けた後に、前記第2温度検知手段によって前記加圧部材の温度を検知するとともに、前記第3温度検知手段によって環境温度を検知して、前記第2温度検知手段によって検知される第1検知温度が所定値T1以上であるとともに前記第3温度検知手段によって検知される第2検知温度が所定値T2以上である場合であって、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときには、直ちにプリントが開始されるように制御され、前記第1検知温度が所定値T1以上であるとともに前記第2検知温度が所定値T2以上である場合であって、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御され、前記検知温度が所定値T1未満である場合、又は、前記第2検知温度が所定値T2未満である場合には、装置を所定時間だけ空駆動した後に、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときに直ちにプリントが開始されるように制御され、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御されるものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記定着部材は、定着補助ローラと加熱ローラとによって張架された定着ベルトであって、前記加圧部材は、前記定着ベルトを介して前記定着補助ローラに圧接してニップ部を形成し、前記加熱ローラは、加熱手段によって加熱されるものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記加圧部材を加熱する第2加熱手段を備えたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記第1温度検知手段は、前記定着ベルトを介して前記加熱ローラに対向する位置に配設されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
本発明は、プリント要求を受けてから温度検知手段によって定着部材の温度を検知するまでの時間が可変制御されるために、定着部材に周方向の温度ムラが生じることがなく、ファーストプリント時間が可能な限り短縮化される、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着部材としての定着ベルト、31は定着装置20に設置された加圧部材としての加圧ローラ、を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写部7で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラの位置に達する。そして、レジストローラの位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した記録媒体Pは、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に送入されて、定着ベルト21から受ける熱と双方の部材21、24から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された記録媒体Pは、定着ベルト21と加圧ローラ31との間(ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置20は、定着ベルト21、定着補助ローラ22、加熱ローラ23、加圧ローラ31、第1温度センサ40(温度検知手段)、第2温度センサ41(第2温度検知手段)、ガイド板35、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ベルト21は、樹脂材料からなるベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。定着ベルト21の弾性層は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト21の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等で形成されている。定着ベルト21の表層に離型層を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。定着ベルト21は、2つのローラ部材(定着補助ローラ22と加熱ローラ23とである。)に張架・支持されて、図2中の矢印方向に走行する。
定着部材として熱容量の低い定着ベルト21を用いることで、装置の昇温特性が向上する。
定着補助ローラ22は、SUS304等の芯金22a上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層22bが形成されたローラ部材であって、加圧部材としての加圧ローラ31に定着ベルト21を介して当接してニップ部を形成する。定着補助ローラ22は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に固設されていて、駆動部によって図2中の時計方向に回転駆動される。
加熱ローラ23は、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部には加熱手段としてのヒータ25(熱源)が固設されている。
加熱ローラ23のヒータ25は、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板に固定されている。そして、装置本体1の交流電源(不図示である。)により出力制御されたヒータ25からの輻射熱によって加熱ローラ23が加熱されて、さらに加熱ローラ23によって加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向する温度検知手段としての第1温度センサ40によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、第1温度センサ40の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ヒータ25に交流電圧が印加される。このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度(定着目標温度)に調整制御することができる。
なお、本実施の形態1では、第1温度センサ40(温度検知手段)として非接触型のサーモパイルを用いたが、第1温度センサ40として接触型のサーミスタを用いることもできる。
また、本実施の形態1では、加熱手段としてのヒータ25として、定格電圧入力時の出力が1000ワットのものを用いている。
また、加圧ローラ31は、主として、芯金32と、芯金32の外周面に接着層を介して形成された弾性層33と、からなる。加圧ローラ31の弾性層33は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。
そして、加圧ローラ31は、不図示の加圧機構によって定着ベルト21を介して定着補助ローラ22に圧接する。こうして、加圧ローラ31と定着ベルト21との間に、所望のニップ部が形成される。
ここで、本実施の形態1では、装置の立ち上がり時間を短縮化するために、加圧ローラ31の内部に第2加熱手段としてのヒータ34が設置されている。
加圧ローラ31のヒータ34は、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板に固定されている。そして、装置本体1の交流電源(不図示である。)により出力制御されたヒータ34からの輻射熱によって加圧ローラ31が加熱されて、さらに加圧ローラ31によって定着ベルト21が補助的に加熱される。ヒータ34の出力制御は、加圧ローラ31表面に当接する第2温度検知手段としての第2温度センサ41によるローラ表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、第2温度センサ41の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ヒータ34に交流電圧が印加される。このようなヒータ34の出力制御によって、加圧ローラ31の温度を所望の温度に調整制御することができる。
なお、本実施の形態1では、第2温度センサ41(第2温度検知手段)として接触型のサーミスタを用いたが、第2温度センサ41としてサーモパイルを用いることもできる。
また、本実施の形態1では、第2加熱手段としてのヒータ34として、定格電圧入力時の出力が300ワットのものを用いている。
定着ベルト21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部である。)の入口側と出口側には、それぞれ、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。ガイド板35は、定着装置20の側板に固設されている。
また、図示は省略するが、定着ベルト21の外周面に対向する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、分離板が配設されている。分離板は、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21の走行に沿って定着ベルト21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、交流電源からヒータ25、34に交流電圧が印加(給電)されるとともに、定着ベルト21(定着補助ローラ22、加熱ローラ23)及び加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、給紙部12〜14から記録媒体Pが給送されて、作像部4にて記録媒体P上に未定着画像が担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(定着補助ローラ22)及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着ベルト21及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、本実施の形態1において特徴的な、定着装置20の制御について説明する。
本実施の形態1では、ユーザーの操作によって装置本体1の制御部がプリント要求を受けると、第1温度センサ40による温度検知(定着温度検知)がおこなわれる。そして、第1温度センサ40によって検知された温度(定着温度)が所定値に達した時点でプリントが開始される。このような制御において、プリント要求を受けてから第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度を検知するまでの時間が可変制御される。
詳しくは、プリント要求を受けてから第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度を検知するまでの時間が、第2温度センサ41によって検知される温度(加圧ローラ31の温度)に基いて可変制御される。具体的に、その時間は、プリント要求を受けた後に第2温度センサ41によって検知された温度が所定値以上であるときに、その温度が所定値に達しないときよりも短くなるように可変制御される。
このような制御をおこなうことで、定着ベルト21の周方向の温度ムラが比較的少なくなっている場合に、ウォーミングアップ時間を短くすることができる。
以下、図3及び図4にて、定着ベルト21の温度ムラが大きくなる場合と小さくなる場合とについて説明する。
図3(A)は、ウォーミングアップ動作をおこなってから0〜3分待機させたときの、定着ベルト21の周方向の温度分布を示す図である。図3(B)は、図3(A)の待機状態から定着装置を回転動作(空稼動)させた後の、定着ベルト21の周方向の温度分布を示す図である。
図3(A)の待機状態では、定着補助ローラ22は回転停止しているため、そのままでは定着ベルト21の周方向の温度ムラが大きくなってしまう。すなわち、加熱ローラ23の位置の定着温度と、定着補助ローラ22の位置の定着温度と、の温度差が大きくなってしまう。このような不具合を抑止するために、本実施の形態1では、加熱ローラ23の温度制御に加えて、加圧ロー31の温度も所定温度に保つような制御をおこなっている。具体的に、待機状態では、第1温度センサ40の検知温度が160℃、第2温度センサ41の検知温度が130℃になるように温度制御している。
ところが、加熱ロー23は薄肉の金属材料で形成されているために短時間で昇温するが、加圧ローラ23は弾性層33が形成されているためにある程度昇温時間を要する。具体的に、弾性層の層厚が2〜5mmのとき、加圧ローラ31の温度(表面温度)を130℃に昇温させるのに3〜5分程度の時間を要する。
定着ベルト21は、加熱ローラ23に巻きつけられている部分は高い温度になっているが、その他の部分は放熱により温度が低下する。したがって、加圧ローラ31の温度が低いときには、定着ベルト21は、定着補助ローラ22と加圧ローラ31との接触位置において温度が低下してしまう(図3(A)のような状態である。)。
図3(B)に示すように、定着ベルト21の周方向に大きな温度偏差がある状態(図3(A)のような状態である。)で空駆動が開始されると、定着ベルト21の温度は大きく低下して、プリント可能温度を下回ってしまうため、そのままの状態でプリントがおこなわれると熱量不足による定着不良が発生してしまう。したがって、このような場合には、装置の空駆動を長時間おこないながら加圧ローラ31をヒータ34(第2加熱手段)により充分に加熱して、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度に達した時点でプリントを開始する制御をおこなう。
すなわち、装置の空駆動を開始してから、定着ベルト21の温度がある程度均一になった段階で、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度に達しているかどうかを判断する必要がある。本実施の形態1における定着装置では、空駆動を開始してから定着ベルト21の温度がほぼ均一になるまで、約1〜2秒必要である。
このように加圧ローラ31の温度が低くなってしまうときには、定着ベルト21の温度ムラにともなう定着ムラを抑止することが優先されるため、ファーストプリント時間が多少長くなる。
図4は、加圧ローラ31の温度が高いときの、定着ベルト21の周方向の温度分布を示す図である。詳しくは、図4(A)はウォーミングアップ動作をおこなってから5分以上待機させたときの、定着ベルト21の周方向の温度分布を示す図である。図4(B)は、図4(A)の待機状態から定着装置を回転動作(空稼動)させた後の、定着ベルト21の周方向の温度分布を示す図である。
図4(A)の待機状態では、加圧ローラ31が制御目標温度である130℃近傍にまで加熱されているため、定着ベルト21は、定着補助ローラ22と加圧ローラ31との接触位置に巻きつけられた位置でも高い温度に保たれている。すなわち、加圧ローラ31の温度が高くなっているときには、図3(A)のように加圧ローラ31の温度が低くなっているときと比較して、定着ベル21の周方向の温度偏差が小さくなる。
図4(B)に示すように、定着ベルト4の周方向の温度偏差が小さい状態(図4(A)のような状態である。)で空駆動がおこなわれると、定着ベルト21の温度はそれほど低下せず、プリント可能温度を下回らない。よって、プリント要求を受けた直後にプリントを開始しても定着不良(定着ムラ)が発生しない。
このように、定着ベルト21の温度ムラ(温度偏差)の大小は加圧ローラ31の温度の高低によって判断できるので、プリント要求を受けてから第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度を検知するまでの時間を、第2温度センサ41によって検知される温度(加圧ローラ31の温度)に基いて可変制御している。すなわち、プリントを開始する時間が、第2温度センサ41によって検知される温度に基いて可変制御される。
以下、図5のフローチャートを用いて、具体的な制御について説明する。
図5に示すように、待機状態からプリント要求があると(ステップS1〜S3)、まず、第2温度センサ41によって加圧ローラ31の温度が検知されて、その検知温度が所定値T1以上であるかが判別される(ステップS4)。
その結果、第2温度センサ41の検知温度が所定値T1以上であると判別された場合、即座に第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度が検知されて、その検知温度が所定値(プリント可能温度)以上であるかが判別される(ステップS6)。その結果、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度以上であれば、プリントが開始される(ステップS8)。これに対して、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度に達していなければ、装置の回転駆動(空駆動)が継続されながら定着ベルト21が加熱され(ステップS7)、ステップS6以降のフローが繰り返される(定着ベルト21がプリント可能温度に達するまで昇温される。)。
これに対して、ステップS4にて、第2温度センサ41の検知温度が所定値T1に達していないものと判別された場合、所定時間t1だけ装置20が回転駆動(空駆動)され(ステップS5)、その後にステップS6以降のフローがおこなわれる(定着ベルト21がプリント可能温度に達しているかが判別される。)。
こうして、プリント動作が終了される(ステップS9)。
なお、本実施の形態1において、ステップS4における第2温度センサ41の閾値T1(所定値)は、110℃に設定されている。この閾値T1は、待機状態から回転駆動を開始した直後に定着ベルト21の温度がプリント可能温度を上回るように設定される温度(加圧ローラ31の温度)である。
また、本実施の形態1において、ステップS5における所定時間t1は、2秒に設定されている。この所定時間t1は、定着ベルト21のベルト周長や、定着補助ローラ22の回転速度によって、設定されるものである。
このような制御をおこなうことで、加圧ローラ31の温度が高い場合には、図6(A)に示すように、プリント要求を受けた直後にプリント可能であるかが判断されることになり、従来の制御(プリント要求を受けてから空駆動を充分におこなった後にプリント可能であるかを判断する制御である。)に比べてファーストプリント時間が短縮化される。
これに対して、加圧ローラ31の温度が低い場合には、図6(B)に示すように、プリント要求を受けた後に所定時間t1だけ空駆動をおこない定着ベルト21の温度ムラを解消してその後にプリント可能であるかを判断することになるために、定着ムラ(定着不良)の発生を抑止することができる。なお、このときのファーストプリント時間は、従来の制御のものと同等になる。
すなわち、定着不良が起こりにくい状態(加圧ローラの温度が高い状態である。)ではプリント可能の判断が早くおこなわれてファーストプリント時間が短縮化され、定着不良が起こりやすい状態(加圧ローラの温度が低い状態である。)ではプリント可能の判断が遅くおこなわれるものの定着不良の発生が抑止される。
以上説明したように、本実施の形態1においては、プリント要求を受けてから第1温度センサ40(温度検知手段)によって定着ベルト21(定着部材)の温度を検知するまでの時間が可変制御されるために、定着ベルト21に周方向の温度ムラが生じることがなく、ファーストプリント時間を可能な限り短縮化することができる。
なお、本実施の形態1では加圧部材として加圧ローラ31を用いたが、加圧部材として加圧ベルトや加圧パッドを用いてもよい。さらに、ニップ部が記録媒体の搬送方向に複数形成される定着装置であっても、本発明を適用することができる。それらの場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、定着ベルト21を2つのローラ部材22、23によって張架・支持したが、定着ベルト21を3つ以上のローラ部材によって張架・支持することもできる。
また、本実施の形態1では、記録媒体Pが水平方向に搬送される定着装置に対して本発明を適用したが、記録媒体Pが垂直方向に搬送される定着装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
実施の形態2.
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における定着装置でおこなわれる制御を示すフローチャートであって、前記実施の形態1における図5に相当する図である。本実施の形態2における定着装置は、環境温度(雰囲気温度)を検知する第3温度検知手段の検知温度に基いてプリント可能の判断がされるまでの時間を可変している点が、加圧ローラ31の温度のみに基いてプリント可能の判断がされるまでの時間を可変している前記実施の形態1のものとは相違する。
本実施の形態2における定着装置も、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21、定着補助ローラ22、加熱ローラ23、加圧ローラ31、第1温度センサ40(温度検知手段)、第2温度センサ41(第2温度検知手段)、等で構成される。
ここで、本実施の形態2における画像形成装置には、図示は省略するが、定着装置20の周囲の環境温度(雰囲気温度)を検知する第3温度検知手段としての第3温度センサが設置されている。
そして、本実施の形態2では、プリント要求を受けてから第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度を検知するまでの時間が、第3温度センサによって検知される温度(環境温度)に基いて可変制御される。具体的に、その時間は、プリント要求を受けた後に第3温度センサによって検知された環境温度が所定値以上であるときに、その環境温度が所定値に達しないときよりも短くなるように可変制御される。
このような制御をおこなうのは、環境温度が低い場合には定着ベルト21の温度低下が加速されて定着ベルト21の周方向の温度ムラが生じやすくなり、環境温度が高い場合には定着ベルト21の温度低下が加速されずに定着ベルト21の周方向の温度ムラが生じにくくなるためである。
以下、図7のフローチャートを用いて、具体的な制御について説明する。
図7に示すように、待機状態からプリント要求があると(ステップS11〜S13)、第2温度センサ41によって加圧ローラ31の温度が検知されてその検知温度が所定値T1以上であるかが判別されるとともに、第3温度センサによって環境温度が検知されてその検知温度が所定値T2以上であるかが判別される(ステップS14)。
その結果、第2温度センサ41の検知温度が所定値T1以上であると判別され、第3温度センサの検知温度が所定値T2以上であると判別された場合、即座に第1温度センサ40によって定着ベルト21の温度が検知されて、その検知温度が所定値(プリント可能温度)以上であるかが判別される(ステップS16)。その結果、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度以上であれば、プリントが開始される(ステップS18)。これに対して、第1温度センサ40の検知温度がプリント可能温度に達していなければ、装置の回転駆動(空駆動)が継続されながら定着ベルト21が加熱され(ステップS17)、ステップS16以降のフローが繰り返される。
これに対して、ステップS14にて、第2温度センサ41の検知温度が所定値T1に達していないものと判別されるか、第3温度センサの検知温度が所定値T2に達していないものと判別された場合、所定時間t1だけ装置20が回転駆動(空駆動)され(ステップS15)、その後にステップS16以降のフローがおこなわれる。
こうして、プリント動作が終了される(ステップS19)。
このような制御をおこなうことで、定着不良が起こりにくい状態(加圧ローラの温度と環境温度とが高い状態である。)では、プリント可能の判断が早くおこなわれて、ファーストプリント時間が短縮化される。これに対して、定着不良が起こりやすい状態(加圧ローラの温度又は環境温度が低い状態である。)では、プリント可能の判断が遅くおこなわれるものの、定着不良の発生が抑止される。
以上説明したように、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、プリント要求を受けてから第1温度センサ40(温度検知手段)によって定着ベルト21(定着部材)の温度を検知するまでの時間が可変制御されるために、定着ベルト21に周方向の温度ムラが生じることがなく、ファーストプリント時間を可能な限り短縮化することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す構成図である。 定着ベルトの周方向の温度分布を示す図である。 加圧ローラの温度が高いときの、定着ベルトの周方向の温度分布を示す図である 定着装置の制御を示すフローチャートである。 ファーストプリント時間を比較した模式図である。 この発明の実施の形態2における定着装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 定着補助ローラ、
23 加熱ローラ、
25 ヒータ(加熱手段)、
31 加圧ローラ(加圧部材)、
34 ヒータ(第2加熱手段)、
40 第1温度センサ(温度検知手段)、
41 第2温度センサ(第2温度検知手段)。

Claims (6)

  1. トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、
    前記定着部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、
    前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、
    前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、
    を備え、
    プリント要求を受けた後に前記第2温度検知手段によって前記加圧部材の温度を検知して、
    前記第2温度検知手段によって検知される検知温度が所定値T1以上である場合であって前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときには直ちにプリントが開始されるように制御され、
    前記検知温度が所定値T1以上である場合であって前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御され、
    前記検知温度が所定値T1未満である場合には装置を所定時間だけ空駆動した後に、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときに直ちにプリントが開始されるように制御され、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御されることを特徴とする定着装置。
  2. トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、
    前記定着部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、
    前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、
    前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、
    環境温度を検知する第3温度検知手段と、
    を備え、
    プリント要求を受けた後に、前記第2温度検知手段によって前記加圧部材の温度を検知するとともに、前記第3温度検知手段によって環境温度を検知して、
    前記第2温度検知手段によって検知される第1検知温度が所定値T1以上であるとともに前記第3温度検知手段によって検知される第2検知温度が所定値T2以上である場合であって、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときには、直ちにプリントが開始されるように制御され、
    前記第1検知温度が所定値T1以上であるとともに前記第2検知温度が所定値T2以上である場合であって、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御され、
    前記検知温度が所定値T1未満である場合、又は、前記第2検知温度が所定値T2未満である場合には、装置を所定時間だけ空駆動した後に、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上であるときに直ちにプリントが開始されるように制御され、前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0未満であるときには前記第1温度検知手段によって検知される前記定着部材の温度が所定値T0以上になるまで装置を空駆動してからプリントが開始されるように制御されることを特徴とする定着装置。
  3. 前記定着部材は、定着補助ローラと加熱ローラとによって張架された定着ベルトであって、
    前記加圧部材は、前記定着ベルトを介して前記定着補助ローラに圧接してニップ部を形成し、
    前記加熱ローラは、加熱手段によって加熱されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材を加熱する第2加熱手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記第1温度検知手段は、前記定着ベルトを介して前記加熱ローラに対向する位置に配設されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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