JP4874924B2 - 課金処理方法及びそのシステム - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介した通信端末間のメッセージ通信について生成された通信利用情報に基づいて課金処理を行う課金処理方法及びそのシステムに関するものである。
従来、この種の課金処理方法として、通信端末間で送受信されたサイズ制限(例えば140バイト以下の制限)のあるSMS(Short Message Service Centre)のメッセージ通信についてメッセージ配信装置(SMSC:Short Message Service Centre)から所定の通信利用情報収集装置(MDGW:Mediation Gateway)を介して送られてくる通信利用情報(CDR:Call Detail Record)に基づいて、予め設定された料金計算レート(1メッセージあたりの料金)を用いて利用料金を計算する課金処理方法が知られている。この課金処理方法では、何らかの原因で同一のSMSメッセージについて間違って生成された複数の通信利用情報について重複した課金を行わないように、各SMSメッセージの通信利用情報に書き込まれている通信開始日時、送信元及び送信先を参照する。そして、通信開始日時、送信元及び送信先のすべてが同じになっている複数の通信利用情報があった場合は、それらの複数の通信利用情報のうちいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理を行い、他の通信利用情報について不正の通信利用情報として処理する。
一方、上記SMSのメッセージ通信は、サイズの大きなメッセージを分割して送信するときに使用される場合がある。この場合は、送信側の通信端末で一つの送信対象のメッセージから分割された複数のSMSメッセージが連結対象メッセージとして送信される。受信側の通信端末では、上記送信側の通信端末から受信した複数のSMSメッセージを連結し、一つのメッセージとして表示する。このように送信対象の一つのメッセージから分割された連結対象の複数のSMSメッセージは送信側の通信端末からほぼ同時に送信されるため、各SMSメッセージの送信元及び送信先が互いに同じになるだけでなく、それらの通信開始日時も互いに同じになってしまう場合がある。この場合に、メッセージの分割送信に用いられた複数のSMSメッセージについて上記従来の課金処理方法で課金処理を行おうとすると、次のように課金漏れが生じてしまう。すなわち、上記複数のSMSメッセージの送信元、送信先及び通信開始日時が互いに同じになっていると、従来の課金処理方法では、各SMSメッセージに対して生成された複数の通信利用情報が互いに重複したものと判断される。そのため、それら複数のSMSメッセージの通信利用情報のうち、いずれか一つのSMSメッセージの通信利用情報についてのみ課金処理が行われ、他のSMSメッセージの通信利用情報については不正の通信利用情報として処理され、課金漏れとなる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、メッセージの分割送信に用いられた複数の連結対象メッセージについて課金処理を適切に行うことができる課金処理方法及びそのシステムを提供することである。
本発明に係る課金処理方法は、通信ネットワークを介した通信端末間のメッセージ通信について生成された通信利用情報に基づいて課金処理を行う課金処理方法であって、前記メッセージ通信について生成された複数の通信利用情報のうち、少なくとも通信開始日時と送信元と送信先とが同一の複数の通信利用情報を特定するステップと、前記特定された複数の通信利用情報が、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定するステップと、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報である場合は、該複数の連結対象メッセージの通信利用情報それぞれについて課金処理するステップと、を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る課金処理システムは、通信ネットワークを介した通信端末間のメッセージ通信について生成された通信利用情報に基づいて課金処理を行う課金処理システムであって、前記メッセージ通信について生成された複数の通信利用情報のうち、少なくとも通信開始日時と送信元と送信先とが同一の複数の通信利用情報を特定する通信利用情報特定手段と、前記特定された複数の通信利用情報が、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定する判定手段と、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報である場合は、該複数の連結対象メッセージの通信利用情報それぞれについて課金処理する課金処理手段と、を備えることを特徴とするものである。
この課金処理方法及び課金処理システムでは、前記少なくとも通信開始日時と送信元と送信先とが同一の複数の通信利用情報が、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報であると判定された場合は、それら複数の連結対象メッセージの通信利用情報それぞれについて課金処理する。これにより、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報に対する課金漏れを回避することができる。
前記課金処理方法において、前記特定された複数の通信利用情報に書き込まれているメッセージ分割順番情報に基づいて、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定してもよい。
また、前記課金処理システムにおいて、前記判定手段は、前記特定された複数の通信利用情報に書き込まれているメッセージ分割順番情報に基づいて、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定するものであってもよい。
この課金処理方法及び課金処理システムでは、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割して送信する際に互いに異なる値が設定されるメッセージ分割順番情報を、前記分割データが振り分けられた複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かの判定に用いることにより、前記判定を容易に且つ精度よく行うことができる。
前記課金処理方法において、前記特定された複数の通信利用情報のうち、前記メッセージ分割順番情報が互いに異なる複数の通信利用情報それぞれについて課金処理し、前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報については、そのいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理し、その他の通信利用情報を不正な重複通信利用情報として課金処理対象としないようにしてもよい。
また、前記課金処理システムにおいて、前記課金処理手段は、前記特定された複数の通信利用情報のうち、前記メッセージ分割順番情報が互いに異なる複数の通信利用情報それぞれについて課金処理し、前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報については、そのいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理し、その他の通信利用情報を不正な重複通信利用情報として課金処理対象としないものであってもよい。
この課金処理方法及び課金処理システムでは、前記メッセージ分割順番情報が互いに異なる複数の通信利用情報についてはそそれぞれについて課金処理するとともに、前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報については、そのいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理することにより、課金漏れを回避する。そして、その前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報の他の通信利用情報については、誤って生成された不正な重複通信利用情報として課金処理対象としないことにより、重複通信利用情報に対する誤課金を回避する。
前記課金処理方法及び前記課金処理システムにおいて、前記連結対象メッセージは、SMSメッセージであってもよい。
この課金処理方法及び課金処理システムでは、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数のSMSメッセージの通信利用情報に対する課金漏れを回避することができる。
なお、上記課金処理方法及び課金処理システムにおける「課金処理」は、利用者が使用した通信サービスについて生成された通信利用情報に基づいて当該通信サービスの利用料金を計算し利用者へ利用料金の請求ができるようにする処理である。
また、上記メッセージを送受信する「通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の通信機能を有する電話機が挙げられる。また、この「通信端末」としては、上記電話機のほか、通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記課金処理システムにおける情報処理は、その課金処理システムに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
本発明によれば、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報に対する課金漏れを回避し、メッセージの分割送信に用いられた複数の連結対象メッセージについて課金処理を適切に行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る課金処理システムを含む通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。この通信システムは、通信端末としての携帯電話機10A,10Bと、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20と、課金処理システム30を用いて構成されている。携帯電話通信網20は、基地局21と、交換機22と、SMS(ショート・メッセージ・サービス)に用いられるメッセージ配信装置としてのSMSC(ショート・メッセージ・サービス・センター)23と、通信利用情報収集装置としてのMDGW(Mediation Gateway)24とを備えている。なお、本実施形態では、GSM(Global System for Mobile Communications)規格のメッセージサービスであるSMSを用いる場合について説明するが、本発明は他のメッセージサービスを用いる場合にも適用できる。
上記基地局21は、管轄対象のセルごとに設けられ、携帯電話通信網20内の有線回線からのデータを無線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、管轄対象のセル内にある携帯電話機10A,10Bに無線周波数で送信する。逆に無線周波数で送信される携帯電話機10A,10Bからのデータを受信して有線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、携帯電話通信網20内の有線回線部分に転送する。
上記交換機22は、携帯電話通信網20のコアネットワーク内で回線交換網を構成し、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)等に接続され、各携帯電話機間の通信や各携帯電話機と携帯電話通信網20内の構成要素との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、交換機22は、各携帯電話機と他の通信ネットワークとの間における通信を中継するように通信制御を行う。
また、上記コアネットワークは、回線交換網のほか、図示しないSGSN(Serving GPRS Support Node)やGGSN(Gateway GPRS Support Node)等のノードによってパケット通信を制御するパケット交換網を有している。このパケット交換網のSGSNは、基地局21が接続されている図示しない無線ネットワークコントローラとコアネットワーク側のパケット交換網との間のゲートウェイ機能と、各携帯電話機の位置管理、セキュリティ管理及びアクセス制御を行う機能とを有する。また、GGSNは、コアネットワーク側のパケット交換網と、IPネットワークとの間のゲートウェイ機能を有する。
上記SMSC23は、携帯電話通信網10上の携帯電話機の電話番号(端末識別情報)を宛先とする所定サイズ(例えば140バイト以下)のSMSメッセージの配信処理を行う。このSMSC23は、送信側の携帯電話機10Aから送信されたSMSメッセージを交換機22を介して受信すると、そのSMSメッセージを宛先(送信先)の電話番号に対応する受信側の携帯電話機10Bに配信する。
上記SMSメッセージは、例えばヘッダー部とメッセージ本体部とフッター部とにより構成される。SMSメッセージのヘッダー部には、送信元情報、送信先情報、メッセージ識別情報、タイムスタンプ情報(通信開始日時情報)等のフィールドが設定され、それぞれ所定の値が書き込まれる。例えば、送信元情報及び送信先情報のフィールドにはそれぞれ、送信側の携帯電話機10Aの電話番号及び受信側の携帯電話機10Bの電話番号が書き込まれる。SMSC23は、上記SMSメッセージのヘッダー部の情報に基づいて、送受信されるSMSメッセージごとに課金処理に用いられるCDR(通信利用情報)を生成する。各SMSメッセージのCDRには、少なくとも通信開始日時と送信元情報と送信先情報とが書き込まれる。
また、送信対象のメッセージのサイズがSMSの規定メッセージサイズ(例えば140バイト)よりも大きい場合は、次のようにメッセージの分割処理及び連結処理が行われる。例えば、送信対象のメッセージを3つのSMSメッセージ(以下「連結対象SMSメッセージ」という。)に分割する場合、送信側の携帯電話機10Aでは、3つの連結対象SMSメッセージが生成され、各連結対象SMSメッセージのヘッダー部に設定された「ユーザーリファレンス」というフィールドにメッセージ分割順番情報が書き込まれ、各連結対象SMSメッセージがほぼ同時にSMSC23へ送信される。ここで、上記メッセージ分割順番情報は、送信対象のメッセージから分割されて各連結対象SMSメッセージに振り分けられた分割メッセージデータの分割順番を識別するための情報である。例えば、上記メッセージ分割順番情報を2バイトの値で書き込む場合、第1番目の分割メッセージデータが振り分けられた第1の連結対象SMSメッセージでは、ヘッダー部の「ユーザーリファレンス」に「0001」(16進数)が書き込まれる。同様に、第2番目及び第3番目の分割メッセージデータが振り分けられた第2及び第3の連結対象SMSメッセージでは、ヘッダー部の「ユーザーリファレンス」にそれぞれ「0002」(16進数)及び「0003」(16進数)が書き込まれる。受信側の携帯電話機10Bでは、各連結対象SMSメッセージのユーザーリファレンスのフィールドから読み出したメッセージ分割順番情報に基づいて、連結対象SMSメッセージに含まれる分割メッセージデータの連結処理が実行され、元の送信対象の一つのメッセージが生成され表示される。
上記送信対象のメッセージから分割した複数の連結対象SMSメッセージが送受信される場合、上記SMSC23は、複数の連結対象SMSメッセージごとに課金処理に用いられるCDR(通信利用情報)を生成する。例えば3つの連結対象SMSメッセージに分割して送受信される場合は3つのCDR(通信利用情報)が生成される。各連結対象SMSメッセージのCDRには、少なくとも通信開始日時と送信元情報と送信先情報とメッセージ分割順番情報とが書き込まれる。
上記SMSC23で生成されたSMSメッセージのCDRは、MDGW24で集められ、課金処理システム30に送信される。MDGW24は、SMSメッセージのCDRのほか、所定の交換機22から音声通話のCDRを収集し、課金処理システム30に送信する。
図2は、上記課金処理システム30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、上記SMSC23やMDGW24も同様に構成することができる。この課金処理システム30は、システムバス310、CPU311、内部記憶装置、外部記憶装置314、入力装置315、出力装置316、及び通信装置317を備えている。上記内部記憶装置は、RAM312やROM313等で構成されている。上記外部記憶装置は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置315は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置316は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。上記通信装置317は、所定の通信プロトコルにより、携帯電話通信網20のMDGW24等と通信するための装置である。
上記CPU311やRAM312等の構成要素はお互いに、システムバス310を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。この課金処理システム30を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM313や外部記憶装置314に記憶されており、必要に応じてCPU311やRAM312上の作業エリアに呼び出されて実行される。
また、上記課金処理システム30は、一部又は全体を専用の制御装置として構成してもいいし、一部又は全体を汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、はそれぞれ、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図3は、本実施形態に係る課金処理システム30の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。この課金処理システム30は、CDR受信手段350とCDR記憶手段351と通信利用情報特定手段352と判定手段353と課金処理手段354とを備えている。
上記CDR受信手段350は上記通信装置317等で構成され、上記SMSC23で生成されMDGW24で集められたSMSメッセージのCDRを受信する。例えば、CDR受信手段350は、MDGW24で所定期間内に集められた複数のCDR(例えば1日分のCDR)が書き込まれたCDRファイルを受信する。
上記CDR記憶手段351は上記内部記憶装置や外部記憶装置314等で構成され、上記CDR−C24から受信した課金処理前のCDRや課金処理後のCDRを記憶する。
上記通信利用情報特定手段352は上記CPU311等で構成され、上記SMSメッセージ通信について生成された複数のCDRのうち、少なくとも通信開始日時と送信側の携帯電話機の電話番号(送信元)と受信側の携帯電話機の電話番号(送信先)とが同一の複数のCDRを特定する。例えば、通信利用情報特定手段352は、MDGW24から受信したCDRファイルに書き込まれているCDRからSMSメッセージ通信について生成された複数のCDRを抽出し、それら複数のSMSメッセージのCDRの中から、少なくとも上記通信開始日時等が同一の複数のCDRを特定する。
上記判定手段353は上記CPU311等で構成され、上記特定された複数のCDRに書き込まれているメッセージ分割順番情報に基づいて、その特定された複数のCDRが、送信側の携帯電話機10Aで一つのメッセージから分割されて送信され受信側の携帯電話機10Bで連結される複数の連結対象SMSメッセージのCDRであるか否かを判定する。例えば、各SMSメッセージのCDRにメッセージ分割順番情報として互いに異なる連番の数値が書き込まれている場合、それらのCDRは連結対象SMSメッセージのCDRであると判定する。
上記課金処理手段353は上記CPU311等で構成され、複数の連結対象SMSメッセージのCDRである場合は、それら複数の連結対象SMSメッセージのCDRそれぞれについて課金処理する。具体的には、連結対象SMSメッセージのCDRについて、予め設定された料金計算レート(1メッセージあたりの料金)で利用料金を計算する。計算された利用料金は、該当するCDR中の所定フィールドに書き込まれる。この課金処理済みのCDRは、CDR記憶手段351内の所定のファイルに書き込まれ、利用者に対する請求処理等に使用される。
また、上記課金処理手段353は、上記メッセージ分割順番情報が同一の複数のCDRについては、そのいずれか一つのCDRについてのみ課金処理し、その他のCDRを不正な重複CDRとして課金処理対象としないように処理する。
図4は、上記構成の課金処理システム30においてSMSメッセージのCDRについて課金処理するときの処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、課金処理システム30は、所定期間分(例えば1日分)のSMSメッセージ通信のCDRや音声通話のCDRが書き込まれたCDRファイルを、所定のタイミングでMDGW24から受信し(S101)、CDR記憶手段351に一旦保存する。
次に、課金処理システム30は、MDGW24から受信したCDRファイルに書き込まれている複数のCDRから、SMSメッセージのCDRを抽出し(S102)、その抽出したSMSメッセージのCDRが書き込まれたCDRファイルをCDR記憶手段351に保存する。
次に、課金処理システム30は、SMSメッセージのCDRファイルに書き込まれている複数のSMSメッセージ通信について生成された複数のCDRのうち、少なくとも通信開始日時と送信側の携帯電話機の電話番号(送信元)と受信側の携帯電話機の電話番号(送信先)とが同一の複数のCDRを特定する(S103)。
次に、課金処理システム30は、上記特定した複数のCDRについて、各CDRのヘッダー部のユーザーリファレンスに書き込まれているメッセージ分割順番情報を比較し、各メッセージ分割順番情報が互いに異なるか否かを判定する(S104)。これにより、送信側の携帯電話機10Aで一つのメッセージから分割されて送信され受信側の携帯電話機10Bで連結される複数の連結対象SMSメッセージのCDRであるか否かを判定する。
ここで、上記特定した複数のCDRに書き込まれているメッセージ分割順番情報が互いに異なる場合、課金処理システム30は、複数の連結対象SMSメッセージのCDRであると判定し(S105)、それら複数の連結対象SMSメッセージのCDRそれぞれについて課金処理する(S106)。
一方、上記特定した複数のCDRに書き込まれているメッセージ分割順番情報が同一の場合、課金処理システム30は、連結対象SMSメッセージのCDRではなく重複CDRであると判定する(S107)。そして、それら複数のSMSメッセージのCDRのいずれか一つのCDRについて課金処理され、他の残りのSMSメッセージのCDRは課金処理対象とせずに不正CDRとして処理される(S108)。
以上、本実施形態によれば、送信側の携帯電話機10Aで一つのメッセージから分割されて送信され受信側の携帯電話機10Bで連結される複数の連結対象のSMSメッセージのCDRについてはすべて課金処理を行い、連結対象のSMSメッセージのCDRに対する課金漏れを回避することができる。したがって、メッセージの分割送信に用いられた複数の連結対象のSMSメッセージについて課金処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態によれば、メッセージ分割順番情報が同一の通常のSMSメッセージのCDRについては、そのいずれか一つのCDRについてのみ課金処理することにより、通常の単独SMSメッセージのCDRに対する課金漏れを回避するとともに、その他のCDRについては、誤って生成された不正な重複CDRとして課金処理対象としないことにより、重複CDRに対する誤課金を回避することができる。
なお、上記実施形態において上記複数のCDRにおけるメッセージ分割順番情報が同一の場合には、各CDRのヘッダー部に上記ユーザーリファレンスのフィールドが設定されてない場合や、上記ユーザーリファレンスのフィールドにメッセージ分割順番情報が書き込まれていない場合も含まれる。
また、上記実施形態ではSMSメッセージを送受信する通信端末が携帯電話機の場合について説明したが、本発明は、SMSメッセージを送受信するものであれば、携帯電話機以外の他の通信端末の場合についても同様に適用することができる。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図。 課金処理システムのハードウェア構成を示す概略構成図。 課金処理システムの主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 SMSメッセージのCDRについて課金処理するときの処理手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
10 携帯電話機
10A 送信側の携帯電話機
10B 受信側の携帯電話機
20 携帯電話通信網
23 SMSC(ショート・メッセージ・サービス・センター)
24 MDGW
30 課金処理システム

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介した通信端末間のメッセージ通信について生成された通信利用情報に基づいて課金処理を行う課金処理方法であって、
    前記メッセージ通信について生成された複数の通信利用情報のうち、少なくとも通信開始日時と送信元と送信先とが同一の複数の通信利用情報を特定するステップと、
    前記特定された複数の通信利用情報が、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定するステップと、
    前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報である場合は、該複数の連結対象メッセージの通信利用情報それぞれについて課金処理するステップと、
    を有することを特徴とする課金処理方法。
  2. 請求項1の課金処理方法において、
    前記特定された複数の通信利用情報に書き込まれているメッセージ分割順番情報に基づいて、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定することを特徴とする課金処理方法。
  3. 請求項2の課金処理方法において、
    前記特定された複数の通信利用情報のうち、前記メッセージ分割順番情報が互いに異なる複数の通信利用情報それぞれについて課金処理し、
    前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報については、そのいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理し、その他の通信利用情報を不正な重複通信利用情報として課金処理対象としないことを特徴とする課金処理方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの課金処理方法において、
    前記連結対象メッセージは、SMS(ショートメッセージサービス)メッセージであることを特徴とする課金処理方法。
  5. 通信ネットワークを介した通信端末間のメッセージ通信について生成された通信利用情報に基づいて課金処理を行う課金処理システムであって、
    前記メッセージ通信について生成された複数の通信利用情報のうち、少なくとも通信開始日時と送信元と送信先とが同一の複数の通信利用情報を特定する通信利用情報特定手段と、
    前記特定された複数の通信利用情報が、送信側の通信端末で一つのメッセージから分割されて送信され受信側の通信端末で連結される複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定する判定手段と、
    前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報である場合は、該複数の連結対象メッセージの通信利用情報それぞれについて課金処理する課金処理手段と、
    を備えることを特徴とする課金処理システム。
  6. 請求項1の課金処理システムにおいて、
    前記判定手段は、前記特定された複数の通信利用情報に書き込まれているメッセージ分割順番情報に基づいて、前記複数の連結対象メッセージの通信利用情報であるか否かを判定することを特徴とする課金処理システム。
  7. 請求項6の課金処理システムにおいて、
    前記課金処理手段は、
    前記特定された複数の通信利用情報のうち、前記メッセージ分割順番情報が互いに異なる複数の通信利用情報それぞれについて課金処理し、
    前記メッセージ分割順番情報が同一の複数の通信利用情報については、そのいずれか一つの通信利用情報についてのみ課金処理し、その他の通信利用情報を不正な重複通信利用情報として課金処理対象としないことを特徴とする課金処理システム。
  8. 請求項5乃至7のいずれかの課金処理システムにおいて、
    前記連結対象メッセージは、SMS(ショートメッセージサービス)メッセージであることを特徴とする課金処理システム。
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