JP4871947B2 - 樹脂管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、流体移送路としてのチューブを拡径(フレア)させて接続させる構造の樹脂管継手に係り、詳しくは、半導体製造や医療・医薬品製造、食品加工、化学工業等の各種技術分野の製造工程で取り扱われる高純度液や超純水の配管にも好適であって、ポンプ、バルブ、フィルタ等の流体機器や流体移送路であるチューブの接続手段として用いられる樹脂管継手に関するものである。
この種の樹脂管継手としては、特許文献1において開示されるチューブ継手が知られている。即ち、合成樹脂製のチューブ1を継手本体4のインナ筒部5に強制的に押し込むか、又は特許文献1の図2に示されるように、予めチューブ端部2を拡径させてからインナ筒部5に嵌め込むかする。それから、予めチューブに嵌装されているユニオンナット6を継手本体に螺合させ、締込み操作して継手本体4の軸心方向に強制移動させることにより、チューブ1の拡径付け根部分2aをエッヂ部6aで軸心方向に強く押圧し、チューブ1とインナ筒部5との間をシールする構造である。
上述の構造と同様なものとしては、特許文献2の図8,図9において開示されたものや、特許文献3の図6において開示された樹脂管継手が知られている。これらのように、チューブの先端を拡径(フレア)させて継手本体に嵌めてナット止めする継手構造は、特許文献2の図5や特許文献3の図5等において開示される構造、即ち、専用部品のインナーリングに拡径外嵌されているチューブ端を継手本体の筒状受口に内嵌させてユニオンナット止めする3部品構造の管継手に比べて、継手本体とユニオンナットという少ない部品点数(2点)で経済的に管継手を構成しながらも良好なシール機能が得られる利点がある。
ところが、上述のように2点部品で成る従来の樹脂管継手では、チューブ端を拡径させて強固に嵌合させ、かつ、拡径根元部分をユニオンナットで締付けているが、その締付けはシール機能を出すためのものであるためか、チューブを継手本体から引抜こうとする力には比較的弱いという傾向があった。チューブが引抜き移動されること自体が問題であるが、それによってエッヂ部の押圧によるシールポイントもずれてしまい、シール性に悪影響が生じる問題もある。特に、100℃以上の高温流体を扱うべく樹脂管継手がフッ素樹脂等の大きな膨張係数を有する樹脂材料で形成されている場合には、それらの問題がより顕著化されてしまう。
そこで、特許文献4にて開示されるように、チューブ拡径部とユニオンナットとの間にC字状の割リングをチューブ拡径部の周溝に嵌る状態で介装させる構造の耐引抜手段を設けることにより、シール機能だけでなくチューブの引抜に対しても強い樹脂管継手を得ることが知られている。しかしながら、その特許文献4で開示される樹脂管継手では、予めチューブ拡径部に周溝を形成する前処理が必要になるとともに、部品点数が増えて3部品となることから、元々有していた経済性の良さが損われてしまうという新たな問題が生じる。従って、継手本体とユニオンナットとの2点で成る樹脂管継手を、その新たな問題を招くことなく引抜に対しても強いものとするにはさらなる改善の余地が残されているものであった。
実登3041899号公報 特開平7−27274号公報 特開2002−357294号公報 実登2587449号公報
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、継手本体とユニオンナットとの2点で成る経済的なものとしながら、耐引抜性と良好なシール性との両立を図ることが可能となる樹脂管継手を提供する点にある。
請求項1に係る発明は、樹脂管継手において、
合成樹脂製チューブ3の端部を拡径して外嵌装着可能なインナ筒部4と、雄ねじ部5とを備える合成樹脂製の継手本体1、及び、
前記雄ねじ部5に螺合可能な雌ねじ部8と、前記チューブ3の前記インナ筒部4に外嵌される拡径部3Aにおける拡径変化領域9の小径側部分に作用可能なシール用の第1押圧部10と、前記拡径変化領域9の大径側部分に作用可能な抜止め用の第2押圧部11と、前記拡径部3Aにおける径一定の直胴筒部分4Bに外囲される拡径ストレート部12に外嵌可能な押え内周部13と、を備える合成樹脂製のユニオンナット2を有し、
前記インナ筒部4に前記チューブ3が外嵌装着されて前記拡径部3Aが形成される状態における前記雌ねじ部8を前記雄ねじ部5に螺合させての前記ユニオンナット2の前記継手本体1の軸心P方向への螺進により、前記拡径ストレート部12に前記押え内周部13が圧接外嵌され、かつ、前記拡径変化領域9の大径側部分が前記第2押圧部11で前記軸心P方向に押圧され、かつ、前記拡径変化領域9の小径側部分が前記第1押圧部10で前記軸心P方向に押圧されるように構成されるとともに、
前記第2押圧部11による前記大径側部分の押圧が開始された後に前記第1押圧部10による前記小径側部分の押圧が開始される状態に設定されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の樹脂管継手において、前記押え内周部13が、これと前記拡径ストレート部12とに径方向の隙間が無く、かつ、前記ユニオンナット2の締込みによる前記拡径部3Aの連れ回りが生じない程度に前記拡径ストレート部12に圧接外嵌されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の樹脂管継手において、前記継手本体1には、前記インナ筒部4の内奥側に前記チューブ3の入り込みを許容する径方向の間隙mを有して被さるカバー筒部6が形成されており、前記ユニオンナット2が透視可能な合成樹脂製であることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の樹脂管継手において、前記インナ筒部4が、前記チューブ3を徐々に拡径させる先端先窄まり筒部4Aと、前記先端先窄まり筒部4Aの大径側に続いて形成される前記直胴筒部分4Bとを有して形成されており、前記チューブ3の拡径変化領域9が前記先端先窄まり筒部4Aに被さる部分であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の樹脂管継手において、前記雄ねじ部5が、前記カバー筒部6の外周部にも形成されていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の樹脂管継手において、前記直胴筒部分4Bが、前記インナ筒部4の前記先端先窄まり筒部4Aとは反対側の端まで延ばされていることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の樹脂管継手において、前記継手本体1及び前記ユニオンナット2が共にフッ素樹脂から成ることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、詳しくは実施形態の項にて説明するが、第1押圧部が拡径変化領域の小径側部分を押すのでインナ筒部の先端箇所でシール部が形成されることになり、インナ筒部と拡径部との間に流体が入り込むことなくチューブと継手本体とが良好にシールされるようになる。インナ筒部に外嵌されている拡径ストレート部が直胴筒部分の外周面と押え内周部とで圧接されるので、引抜力に強く抗することができるとともに、引抜力に起因して拡径ストレート部が拡径されている構造に起因して径方向に膨張変形することで軸心方向にズリ動こうとすることも阻止されるようになり、拡径部が軸心方向でインナ筒部から抜け出る方向の移動が有効に規制される機能が生じる。
そして、インナ筒部に外嵌されている拡径ストレート部が直胴筒部分の外周面と押え内周部とで圧接されて逃げ場所が無く(膨張変形等ができない)、押圧力が強化されてしっかりとホールドされるだけでなく、第2押圧部が拡径変化領域の大径側部分を軸心方向に押圧するように位置しているので、拡径部が軸心方向でインナ筒部から抜け出る方向への移動防止作用が強化され、耐引抜力がより一層向上する。その結果、継手本体とユニオンナットとの2点で成る経済的なものとしながら、かつ、耐引抜性と良好なシール性との両立を図ることが可能となる樹脂管継手を提供することができる。
加えて、拡径ストレート部に押え内周部が圧接外嵌される状態で、第2押圧部が拡径変化領域の大径側部分を押すので、ユニオンナットの締付に伴って拡径ストレート部を内奥側に積極的に押込むという好ましい作用も生じ、チューブをよりしっかりと奥まで差し込むことに寄与する効果がある。さらに、第2押圧部による大径側部分の押圧が開始された後に第1押圧部による小径側部分の押圧が開始されるから、ユニオンナットの締付操作によって拡径ストレート部をインナ筒部のより内奥側に押し込む作用が生じ、よりしっかりとインナ筒に挿入できる。そして、押え内周部の圧接外嵌によってチューブは容易には内奥に動けない状況にあるから、第2押圧部の前記押し込みで拡径ストレート部の厚みが増大するような作用が生まれ、それによって直胴筒部分と押え内周部との間で拡径ストレート部がより強固に挟持されて、耐引抜力が一層向上することも可能になる。
請求項2の発明によれば、ユニオンナットに締込みに伴う拡径部の連れ回りが生ぜず、拡径部の回動移動によるシールポイントのずれや耐引抜力低下等の不都合を招かないようにしながら、直胴筒部分と押え内周面との間で拡径ストレート部をしっかりと挟み込み固定させることができ、耐引抜力の一層の向上が可能となる利点がある
請求項3の発明によれば、ユニオンナットを透かして見える拡径部の端部がカバー筒部の端部よりも内奥にあるか否かを視認できるようになる。故に、チューブがカバー筒部の端部に対してどのような位置にあるかを視認することで、チューブがインナ筒部に正しく差し込まれているかどうかの判断を行うこと、即ち、ユニオンナットを透かしてチューブ差込量の良否が判るインジケータ手段の機能も発揮可能となり、より使い勝手の向上する樹脂管継手を提供することができる。
請求項4の発明によれば、先端先窄まり筒部を使ってチューブを拡径させてのインナ筒部への外嵌装着が行い易いとともに、シール用押圧部の拡径変化領域への作用箇所と抜止め用押圧部の拡径変化領域への作用箇所とが互いに軸心方向で離れた箇所となり、シール機能と抜止め機能とのそれぞれを明確に発揮させ易くなって、請求項1〜3の発明による前記効果を強化可能となる利点がある。
請求項5の発明によれば、雄ねじ部とチューブのインナ筒部への差込部とが軸心方向で重なる状態にすることができるので、ユニオンナットと継手本体との螺合連結構造としながら、軸心方向長さのコンパクトが可能となる利点を持つ樹脂管継手を提供することができる。
請求項6の発明によれば、インナ筒部が、先窄まり状の先端部を有する直管(ストレート管)形に形成されるので、型成形や切削加工等が行い易く生産性に優れる利点がある。
請求項7の発明によれば、継手本体もユニオンナットも耐薬品性及び耐熱性に優れた特性を有するフッ素系樹脂で形成されているので、流体が薬液であるとか化学液体であっても、或いは高温流体であっても継手構造部分が変形して漏れ易くなることがなく、良好なシール性や耐引抜力が維持できるようになる。尚、フッ素系樹脂は高温にも安定で、撥水性に優れ、摩擦係数が小さく、耐薬品性も極めて高く、電気絶縁性も高い点で好ましい。また、継手本体とユニオンナットとを互いに同じフッ素樹脂材で形成すれば線膨張係数も互いに同じになり、高温時のシール性も向上する利点がある。
以下に、本発明による樹脂管継手の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は実施例1の樹脂管継手の断面図、図2は図1の要部の拡大断面図、図3はシール用周エッヂと抜止め用周エッヂとの相対位置関係を示すユニオンナットの締付途中での要部の拡大断面図、図4は耐引抜力テストの結果図表である。尚、本明細書における「内奥側」とは、そこで言う基準となる部位(又は部分)から軸心P方向で奥となる側という定義であり、対象物(例:継手本体1)における軸心P方向での中央位置が必ずしも最奥になるという意ではない。
〔実施例1〕
実施例1による樹脂管継手Aは、図1,図2に示すように、フッ素樹脂(PFA、PTFE等に代表される合成樹脂の一例)製のチューブ3をポンプ、バルブ等の流体機器や、異径又は同径のチューブに連通接続するものであり、フッ素樹脂(PFA、PTFE等に代表される合成樹脂の一例)製の継手本体1とフッ素樹脂(PFA、PTFE等に代表される合成樹脂の一例)製ユニオンナット2との2部品で構成されている。尚、図1,2はユニオンナット2を所定量締め込んだ組付状態を示している。
継手本体1は、図1,図2に示すように、チューブ3の端部を拡径して外嵌装着可能な一端のインナ筒部4と、インナ筒部4の内奥側部分の外周側に拡径されたチューブ3先端の入り込みを許容すべく軸心P方向に延びる周溝(「径方向の間隙」の一例)mを有して被さるカバー筒部6と、台形ねじで成る雄ねじ部5と、軸心Pを持つ円柱空間状の流体経路7とを備える筒状部材に形成されている。インナ筒部4は、チューブ3を徐々に拡径させる先端先窄まり筒部4Aと、先端先窄まり筒部4Aの大径側に続いて形成される直胴筒部分4Bとを有するストレート形のものとして構成されている。
周溝mは、その径内側の周面である外周面は直胴筒部分4Bの外周面4bであり、その径外側の周面である外周面はカバー筒部6の内周面6aである。周溝mの奥側周面21から軸心P方向に所定長さ離れた箇所に継手フランジ1Aが形成されており、その継手フランジ1Aの略根元部位からカバー筒部6の端部の外周面に亘って雄ねじ部5が形成されている。インナ筒部4の先端面は、径方向で内側ほど内奥側(軸心P方向で奥側)に寄る逆テーパの角度が施される、即ち、先端ほど大径となるカット面16が形成されており、チューブ3の内周面が拡径部(フレア部)に向けて拡がり変位することに因る液溜り周部17の形状を内周側拡がり形状として、その流体が液溜り周部17に停滞し難くしてある。尚、カット面16は、その最大径が自然状態のチューブ3の内径と外径の略中間値となるように形成されているが、それにはこだわらない。
ユニオンナット2は、図1,図2に示すように、雄ねじ部5に螺合可能な雌ねじ部8と、チューブ3のインナ筒部4に外嵌される拡径部3Aにおける拡径変化領域9の小径側端部分(「小径側部分」の一例)に作用可能なシール用周エッヂ(第1押圧部の一例)10と、拡径変化領域9の大径側端部分(「大径側部分」の一例)に作用可能な抜止め用周エッヂ(第2押圧部の一例)11と、拡径部3Aにおける径一定の直胴筒部分4Bに外囲される拡径ストレート部12に外嵌可能な押え内周部13と、シール用周エッヂ10に続いてチューブ3を軸心P方向の所定長さに亘って外囲するガイド筒部14とを備えて形成されている。
シール用周エッヂ10は、その内径がチューブ3の外径に略等しく、その押圧面10aは軸心Pに直交する側周面とされている。抜止め用周エッヂ11は、その内周面の径がインナ筒部4の最大径である直胴筒部分4Bの外周面4bよりも大径であり、かつ、チューブ3の肉厚を足した径、即ち押え内周部13の径よりは小さい値に設定されているが、そうでなく(例:外周面4bよりも小径)でも良く、拡径変化領域9の大径側部分に作用すれば良い。抜止め用周エッヂ11の押圧面11aも軸心Pに直交する側周面である。
押え内周部13は、これと拡径ストレート部12とに径方向の隙間が無く、かつ、ユニオンナット2の締込みによる拡径部3Aの連れ回りが生じない程度に拡径ストレート部12に圧入(圧接外嵌)される値に設定されて抜止め手段Nが構成されている。これは、ユニオンナット2の締込みにより、チューブ3の抜出しを阻止すべく抜止め用周エッヂ11が拡径ストレート部12を軸心方向で食い込むように押圧するが、その押圧力によって拡径ストレート部12が径外側に膨らむように逃げ変形できないようにして、抜止め用周エッヂ11との協働による耐引抜力を高めて得るためのものである。
次に、チューブ3の端部をインナ筒部4に外嵌挿入するには、常温下で強制的にチューブ3を押し込んで拡径させて装着するか、熱源を用いて暖めて膨張変形し易いようにしてから押し込むか、或いは拡径器(図示省略)を用いて予めチューブ端を拡径させておいてからインナ筒部4に押し込むかして、図1に示すように、チューブ端3tがカバー筒部6の端壁15よりも内奥に位置する状態となるまで差し込む。インナ筒部4に外嵌装着される拡径部3Aは、図1,図2に示すように、先端先窄まり筒部4Aの外周面4aに外嵌される拡径変化領域9と、直胴筒部分4Bの外周面4bに外嵌される拡径ストレート部12とで成る。
つまり、図1,図2に示すように、インナ筒部4にチューブ3が外嵌装着された状態における雌ねじ部8を雄ねじ部5に螺合させてのユニオンナット2の締込みによる継手本体1の軸心P方向への螺進により、拡径ストレート部12に押え内周部13が外嵌され、かつ、拡径変化領域9の大径側部分におけるインナ筒部4の径よりも大径となる部分が抜止め用周エッヂ11で軸心P方向に押圧され、かつ、拡径変化領域9の小径側部分がシール用周エッヂ10で軸心P方向に押圧されるように設定されている。尚、チューブ3の流体移送路3Wの径と流体経路7の径とは、円滑な流体の流れとすべく互いに同径に設定されているが、互いに異なっていても良い。
この場合、前述したように、押え内周部13と拡径ストレート部12との径方向には隙間が無く、直胴筒部分4Bと押え内周部13との間に拡径ストレート部12が圧接挟持されているような状態になっている。また、実施例1においては、チューブ3の拡径変化領域9が先端先窄まり筒部4Aに被さる部分として形成されている。拡径変化領域9は、徐々に拡がるテーパ管の状態であり、シール用周エッヂ10と抜止め用周エッヂ11とは軸心P方向で互いに離れた位置関係にあるが、先端先窄まり筒部4Aの外周面4aの軸心Pに対する角度が急になればなる程、シール用周エッヂ10と抜止め用周エッヂ11との軸心P方向の距離は接近する。また、シール用周エッヂ10とインナ筒部4の先端とは軸心P方向で少し離れている(図2等参照)が、前記外周面4aの角度が急になればその離間距離は拡大され、緩くなればその離間距離は縮小される。
さて、図1,図2に示すように、樹脂管継手Aの所定の組付け状態においては、シール用周エッヂ10はチューブ3の拡径変化領域9の小径側端部分を軸心P方向に押圧するので、拡径変化領域9の外周面4aの小径側端と、その箇所に接するチューブ3の内周面とが強く圧接されてシール部Sが形成される。このインナ筒部4の先端箇所でのシール部Sにより、インナ筒部4と拡径部3Aと間に洗浄液、薬液等の流体が入り込むことなくチューブ3と継手本体1とが良好にシールされている。
そして、インナ筒部4に圧入的に外嵌されている拡径部3Aの拡径ストレート部12が直胴筒部分4Bの外周面4bと押え内周部13とで囲まれていて、まず膨張変形できないようにホールドされており、かつ、抜止め用周エッヂ11がほぼその拡径ストレート部12に食い込むように位置している。これにより、拡径変化領域9の大径側端部分、即ち実質的に拡径ストレート部12に食い込むように押す抜止め用周エッヂ11の引掛かりによって拡径部3Aに作用する引抜力に抗することができるとともに、抜止め用周エッヂ11を基点として拡径ストレート部12が引抜力によって径方向に膨張変形できることに起因して拡径部3Aが抜き出る方向にずり動くことが牽制阻止されるようにもなる。
拡径部3Aが軸心P方向に少しでもずり動くと、シール部Sにおけるシールポイントもずれてシール機能が不確実化するおそれがあるが、それが未然に防止されるようになる。従って、拡径部3Aが軸心P方向でインナ筒部4から抜け出る方向の移動が強固に規制される抜止め手段Nが構成されており、それによって優れた耐引抜力が実現されている。その結果、継手本体1とユニオンナット2とから成るフレア型の樹脂管継手Aを、チューブがインナ筒部に装着されている状態でのナット操作によって簡単に組付けできて組付性に優れるとともに、シール部Sによる優れたシール性と抜止め手段Nによる優れた耐引抜力との両立も図れる改善されたものとして実現できている。
加えて、抜止め用周エッヂ11による拡径変化領域9の大径側部分の押圧が開始された後にシール用周エッヂ10による拡径変化領域9の小径側部分の押圧が開始される状態に設定されていること、即ち押圧時差手段により、次のような作用や効果もある。即ち、図3に示すように、ユニオンナット2を回して締め込んで(螺進させて)ゆくと、まず、抜止め用周エッヂ11が先に拡径変化領域9(詳しくは拡径変化領域9の大径側部分)に当接し、そのときはシール用周エッヂ10は拡径変化領域9にまだ達していない。これにより、抜止め用周エッヂ11のみが拡径変化領域9の大径側部分、より詳しくは直胴筒部分4Bよりも大径となる部分を軸心P方向に押すから、ユニオンナット2の締付操作によって拡径ストレート部12をインナ筒部4のより内奥側に押し込もうとする作用が生じる。
直胴筒部分4Bに圧入外嵌される拡径ストレート部12は押え内周部13にも圧接されるが、その圧接力が比較的弱い場合には拡径部3Aをズリ動かしてインナ筒部4のより内奥側に挿入させようとするから、より確実にチューブを継手本体1に差し込めるとか、それに加えて、軸心P方向に押される拡径ストレート部12が軸心P方向に動きに難いことに起因して径方向に膨張しようとして、より圧接力が高まってしっかりと挟持される作用が生じるといった好ましい効果が得られる。前記圧接力が比較的強い場合には、軸心P方向に押される拡径ストレート部12が軸心P方向にまず動けないことによって径方向に膨張しようとする強い作用が生じ、インナ筒部4と押え内周部13との間で拡径ストレート部12がより一層強固に保持される効果が得られる。
つまり、いずれせよ、シール用周エッヂ10が拡径部3Aに刺さり込み作用していない状況で抜止め用周エッヂ11が拡径部3Aを軸心P方向に押すことにより、直胴筒部分4Bと押え内周部13とによる拡径ストレート部12の圧接保持力が強化されるという効果が得られる。例えば、図2に示すように、拡径部3Aにおける抜止め用周エッヂ11で押される部分が径外側に流動して押圧面11aと押え内周部13とで成される隅角空間部が埋まってしまうとか、押え内周部13による径外側の拘束が解けた部分が径外側に膨張して盛上り部12mが形成されるといった現象が起りうる程である。
以上のように、押圧時差手段により、チューブ3のインナ筒部4に対する圧接保持力も耐引抜力も一層向上する効果が得られるようになる。尚、図3に示す仮想線のユニオンナット2は、シール用周エッヂ10が拡径変化領域9(詳しくは拡径変化領域9の小径側部分)に達したときを示し、そのときには抜止め用周エッヂ11は既に拡径変化領域9に明確に食い込んでいる。
また、図1,図2に示すように、インナ筒部4の内奥側とカバー筒部6とで形成される周溝m、及び透視可能なフッ素樹脂で形成されるユニオンナット2とにより、チューブ3が正しくインナ筒部4に差し込まれている否かを目視チェック可能なインジケータ手段Bが構成されている。つまり、押え内周部13の内奥側で、かつ、雌ねじ部8に至るまでの間の谷状内周面22を通るライン(図2の矢印イ参照)での目視により、拡径部3Aが見え、かつ、拡径端部3tが見えない正常状態であるならば、チューブ3がインナ筒部4に正しく外嵌装備されていると判断できる。そして、拡径部3Aが見え、かつ、拡径端部3tも見える差込不良状態、或いは拡径部3A自体が見えない差込不足状態であれば、チューブ3の差込がまだ規定量に達していないと判断できるのであり、この場合は前記正常状態が目視できるまでチューブ3をさらに押し込む操作を行うことになる。
インジケータ手段Bにおいては、ユニオンナット2が透明又は半透明(乳白色等)のフッ素樹脂を用いて形成されていてその内側にある物体を目視視認可能であり、特に、押え内周部13の内奥側で、かつ、雌ねじ部8に至るまでの間の谷状内周面22を通るライン(図2の矢印イ参照)での目視では、ユニオンナット2の厚みの少ない部分のみの透視によって拡径部3Aを比較的はっきりと視認し易いものとなっている。それに対して、谷状内周面22の部位よりも肉厚が厚い押え内周部13の部位では拡径部3Aの視認度が劣り、見難いものとなっている。
そして、チューブ3の端部が入り込み可能な周溝mの部分では、ユニオンナット2とカバー筒部6が重なっているので、継手本体1も透視可能であるとしても、厚みが谷状内周面22の部分よりも厚くなる上、雄ねじ部5と雌ねじ部8との重なりによる境界面での屈折率の変化も加わり、拡径端部3tが何処にあるかの視認は先ず無理な状態になる。また、継手本体1が着色されている等の透視不可の場合には、カバー筒部6の端壁15よりも内奥側においては、言うまでもなく拡径部3Aや拡径端部3tを見ることはできない。
従って、谷状内周面22から拡径部3Aが見え、かつ、拡径端部3tが見えないという正常状態を視認できるか否かというインジケータ手段Bの機能によって、ユニオンナット2を締め付け操作した後の組付状態にて目視確認できるものであり、便利で使い勝手に優れる樹脂管継手Aが提供できている。
また、インジケータ手段Bを構成するための周溝m及びカバー筒部6の存在により、チューブ3をインナ筒部4に差し込む際におけるインジケータとしても機能する、という効果も得られる。即ち、チューブ3をフレアしてのインナ筒部4への差込量が所定量になっているか否かの確認ができる。つまり、インナ筒部4に差し込まれた拡径部3Aとしての端部3tが端壁15より奥にあれば良く、その良否をチューブ3のインナ筒部4への組付時において視認判断できる手段としても機能する利点がある。
ここで、拡径部3Aの軸心P方向でのインナ筒部4への嵌合長をL(拡径嵌合長L)、インナ筒部4の先端からカバー筒部6の端壁15までの距離をD(最低嵌合長D)、そして、周溝mのチューブ最大嵌合長さをd(調節嵌合長d)とすれば、拡径嵌合長Lは、最低嵌合長D以上で、かつ、最低嵌合長Dに調節嵌合長dを加えた長さ以下に設定されれば良く、そのことがインジケータ手段Bにより、ユニオンナット2の締付後においても知ることができる。即ち、D≦L≦(D+d)であればチューブ3のインナ筒部4への差込量が適量であることになる。
抜け止め周エッヂ11を作用させず、チューブ3をインナ筒部4に差し込んだ状態で、軸心P方向にどの位の力で引張ればチューブ3がインナ筒部4から抜けるか、という試験を標準的な径のチューブ3を用いて行った結果を図4に示す。標準的な径の一例として、内径15.8mm、外径19mmのものを用いた場合には、L=5mmでは引抜力が○であり、L=10mmでは引抜力が◎、L=15mmでも引抜力は◎である、という結果が得られた。ここで、耐引抜力が80kg以上であれば判定は○であり、90kg以上であれば判定は◎である。これから、Lは最低10mmあれば良好な耐引抜力が実現できるから、L≧10mmが得られる。この場合、Lの上限規定が無いが、そうなると周溝mが徒に長くなって管継手としての軸心方向長さが大型化してしまう。
ところで、チューブ3を適宜の長さで切断するのに、正確に切るには切断工具を用いるが、通常は一般の作業者がハサミを使って切断されることが殆どであり、その場合には切り口がチューブ軸心に対して正確に直角にはならず、斜めにカットされてしまうことが多い。その斜めカットによる切断面の軸心方向位置のばらつきは凡そ最大で5mm程度であることがデータから判明しているので、周溝の実質深さ(軸心P方向長さ)、即ちd=5としてL≦15mm、結果として、10mm≦Lmm≦15mm(D=10mm、D+d=15mm)に設定すれば、チューブ3の切断面が斜めになること、及び管継手として軸心P方向長さを極力抑えることの双方を考慮しながら、十分な耐引抜力を持つ状態にチューブ3とインナ筒部4とを嵌合させることができる。
従って、拡径端部3tの軸心P方向の位置は、図1,図2に実線で示すように、カバー筒部6の端壁15から少しでも奥にあればOKであればチューブ3のインナ筒部4への差込量はOKであり、図2に仮想線で示すように、周溝mの内奥端近くの位置まで入っていても良い。勿論、L<Dであれば差込不足であり、さらにチューブ3を押し込むのは言うまでももない。尚、前述の10mmや15mmmという具体長さはあくまでも実施例であり、実際の値は、チューブ3の材質、径、肉厚、インナ筒部4への拡径量、等の諸条件を考慮して適宜に決まるものである。
〔別実施例〕
図示は省略するが、径方向の間隙m及びカバー筒部6を持たない構成の継手本体1を有する樹脂管継手でも良い。
実施例1による樹脂管継手の構造を示す断面図 図1の要部を示す拡大断面図 シール用及び抜止め用の各周エッヂの相対位置関係を示す要部の拡大断面図 標準的チューブのインナ筒部からの耐引抜力試験結果を示す図表
符号の説明
1 継手本体
2 ユニオンナット
3 チューブ
3A 拡径部
4 インナ筒部
4A 先端先窄まり筒部
4B 直胴筒部分
5 雄ねじ部
6 カバー筒部
8 雌ねじ部
9 拡径変化領域
10 第1押圧部
11 第2押圧部
12 拡径ストレート部
13 押え内周部
P 軸心
m 径方向の間隙

Claims (7)

  1. 合成樹脂製チューブの端部を拡径して外嵌装着可能なインナ筒部と、雄ねじ部とを備える合成樹脂製の継手本体、及び、
    前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部と、前記チューブの前記インナ筒部に外嵌される拡径部における拡径変化領域の小径側部分に作用可能なシール用の第1押圧部と、前記拡径変化領域の大径側部分に作用可能な抜止め用の第2押圧部と、前記拡径部における径一定の直胴筒部分に外囲される拡径ストレート部に外嵌可能な押え内周部と、を備える合成樹脂製のユニオンナットを有し、
    前記インナ筒部に前記チューブが外嵌装着されて前記拡径部が形成される状態における前記雌ねじ部を前記雄ねじ部に螺合させての前記ユニオンナットの前記継手本体の軸心方向への螺進により、前記拡径ストレート部に前記押え内周部が圧接外嵌され、かつ、前記拡径変化領域の大径側部分が前記第2押圧部で前記軸心方向に押圧され、かつ、前記拡径変化領域の小径側部分が前記第1押圧部で前記軸心方向に押圧されるように構成されるとともに、
    前記第2押圧部による前記大径側部分の押圧が開始された後に前記第1押圧部による前記小径側部分の押圧が開始される状態に設定されている樹脂管継手。
  2. 前記押え内周部が、これと前記拡径ストレート部とに径方向の隙間が無く、かつ、前記ユニオンナットの締込みによる前記拡径部の連れ回りが生じない程度に前記拡径ストレート部に圧接外嵌されている請求項1に記載の樹脂管継手。
  3. 前記継手本体には、前記インナ筒部の内奥側に前記チューブの入り込みを許容する径方向の間隙を有して被さるカバー筒部が形成されており、前記ユニオンナットが透視可能な合成樹脂製である請求項1又は2に記載の樹脂管継手。
  4. 前記インナ筒部が、前記チューブを徐々に拡径させる先端先窄まり筒部と、前記先端先窄まり筒部の大径側に続いて形成される前記直胴筒部分とを有して形成されており、前記チューブの拡径変化領域が前記先端先窄まり筒部に被さる部分である請求項1〜3の何れか一項に記載の樹脂管継手。
  5. 前記雄ねじ部が、前記カバー筒部の外周部にも形成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の樹脂管継手。
  6. 前記直胴筒部分が、前記インナ筒部の前記先端先窄まり筒部とは反対側の端まで延ばされている請求項1〜5の何れか一項に記載の樹脂管継手。
  7. 前記継手本体及び前記ユニオンナットが共にフッ素樹脂から成る請求項1〜6の何れか一項に記載の樹脂管継手。
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