JP4871655B2 - 建築用開閉装置 - Google Patents
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Description
前記問題を解決するには、ガイドレールに、開閉体(パネル体)と封止体との両側部をガイドレールに嵌挿させるように構成すればよいが、この場合に、開閉体が全閉姿勢となったとき、封止体はガイドレール内においても変形して床面との封止をすることになる。このため、封止体の開閉方向の長さが長く、変形量を大きくした場合では、ガイドレール内での弾性変形が阻害される可能性があり、ガイドレールの近傍において床面に沿った変形ができ難いという問題が想定される。しかも、封止体をガイドレールに嵌挿させる構成としたものにおいて、開閉体がガイドレールを走行する場合に、封止体の開閉方向長さが長いと、ガイドレール内での封止体がR状レール部に擦れて、封止体の早期の損傷が想定されるという問題もある。さらには、封止体がR状レール部を閉鎖方向に作動する場合に、封止体が擦れるばかりでなく、折れ曲がるように変形することが想定され、このようになると、封止体が折れ曲がったまま閉鎖作動して、床面に当接しても封止体としての機能を発揮できない惧れがあって問題がある。
一方、封止体の開閉方向長さを短くすると、封止体の弾性変形量を大きく確保することができず、床面との封止性が低下するという問題が生じる。このため、封止体の開閉方向長さは、それぞれの問題に対処するべく中庸の長さに設定せざるを得ず、このままでは、何れの問題に対しても充分な対策が取れないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、第一、第二封止部は、それぞれ個別に弾性変形するよう下端縁部が分岐して形成されている請求項1に記載の建築用開閉装置である。
請求項3の発明は、第一、第二封止部は、上端部が一体化されて形成されている請求項1または2に記載の建築用開閉装置である。
請求項4の発明は、開閉体は、複数のパネル体を上下方向に連結して構成され、最下端パネル体の左右端部に連結した吊持体の変位に基づいて開閉作動する構成とし、封止体は、最下端パネル体の両端部に設けられる吊持体連結用の取り付けブラケットにより左右方向の移動規制を受けるように構成されている請求項1または2に記載の建築用開閉装置である。
請求項2の発明とすることにより、開口部におけるガイドレール、床面との封止性が一層向上する。
請求項3の発明とすることにより、封止体の組み込み作業が容易になる。
請求項4の発明とすることにより、構成の簡略化、および、部材の兼用化が図れる。
図中、1は建築用開閉装置であるオーバーヘッド式ドアを構成するドア体(開閉体)であって、該ドア体1は、複数のパネル体Pを移動方向(上下方向)に連結することにより構成されている。前記パネル体Pは、後述するように、金属製薄板材で構成される左右方向長尺状のパネル面板2と、該パネル面板2の左右端部および左右方向中間部においてそれぞれ配される樹脂製の第一、第二連結部材3、4とを用いて構成されており、隣接する第一、第二連結部材3、4同士が揺動自在(折曲自在)な連結をするように構成されている。
さらに、垂直、水平レール部5、6のガイド片5b、6bの溝開口側端部(溝入口部)には、互いに近接する方向に突出する規制片5c、6cが形成されていて、溝開口の溝幅を狭めるように構成されて、パネル体Pのガタつきを低減した状態、および、後述するようにパネル体Pの抜け止めがなされた状態でい同案内するように設定されている。一方、R状レール部7のガイド片7bに規制片は形成されず、ガイド溝溝開口がそのまま開口する状態となっている。
前記開閉機9は、電動モータ(図示せず)の正逆回転駆動に伴い正逆回転する螺軸9aが屋外側に向けて延設される構成となっており、前記螺軸9aは、開閉機9の屋外側端部から開口部側である屋外側を向き、左側のガイドレール水平部6の内側に隣接する状態で伸長する走行レール10により回転自在に支持されている。そして、前記螺軸9aには、移動体11が回り止め状に螺合されており、これによって、電動モータの駆動がなされることにより螺軸9aが正逆回転することに基づいて、螺軸9a上を移動体11が屋内外方向に強制移動するように設定されている。そして、開閉機9の駆動力を受ける移動体11の屋外側端には、連結体11aが揺動自在に連結されており、該連結体11aが、ドア体1の上端部に連結され、両端部がガイドレールGに移動ガイドされる角形状のパイプ材1aの左側に連結されている。これによって、開閉機9の正逆駆動に伴う移動体11の屋内外方向の移動に伴いドア体1の左側部位が強制移動せしめられ、ドア体1は、ガイドレールGの垂直レール部5に位置して開口部の閉鎖をする全閉姿勢と、水平レール部6に位置して開口部の開放をする全開姿勢とのあいだを開閉作動するように設定されている。
前記左右のケース体12は、ガイドレール水平部6と略同形状であるが、それぞれ左右方向内側が開口するように形成されており、各ケース体12の屋外側部位に位置してコイル状に形成された引っ張り弾機に相当するバランス弾機14が屋内外方向を向く状態でそれぞれ収容されている。前記各バランス弾機14の屋外側端部(本発明の引っ張り弾機の他端部に相当する)14aは、ケース体12の屋外側端面12a(躯体側)に固定される一方、屋内側端部14b(本発明の引っ張り弾機の一端部に相当する)には可動スプロケット15がそれぞれ連結されている。
一方、17は、左右のガイドレール水平部6およびケース体12の屋内側端部にそれぞれ軸承された固定スプロケットであって、これら各固定スプロケット17には、前記各可動スプロケット15に巻回された吊持体16の他端部が巻回され、吊持体16を、ガイドレール水平部6内の上方部位を経由して屋外側に引き出すように設定されている。そして、屋外側に引き出され吊持体16は、ワイヤで構成される引き出し端部16bが、開口部上方に配された案内プーリ16cを経由して垂直レール部5内に引き出され、ドア体1の最下端に位置する最下端パネル体PDの左右両端部にそれぞれ連結されている。ここで、吊持体16の引き出し端部16bと最下端パネル体PDとの連結は、後述するように、最下端パネル体PDに一体的に設けられる吊持体取り付けブラケット18を介してなされており、吊持体16は、ドア体1の屋外側から引き回されて、吊持体取り付けブラケット18の下端面を経由してドア体1の屋内側において固定されるように設定されている。このように、吊持体16をドア体1に連結することにより、ドア体1とバランス弾機14とが吊持体16を介して連結され、これによって、ドア体1の荷重は、定滑車としての機能を備えた固定スプロケット17、動滑車としての機能を備えた可動スプロケット15を介してバランス弾機14が受ける構成となるように設定されている。そして、ドア体1は、前述したように、開閉機9の駆動力に基づく開閉作動力の作用に伴い、バランス弾機14の付勢力を受ける状態で開閉作動を行い、これによって、ドア体1の軽快な開閉作動がなされるように構成されている。
このとき、ドア体1とバランス弾機14とのあいだに設けられる可動スプロケット15は動滑車として機能することにより、ドア体1の開閉ストロークに対しバランス弾機14の伸縮ストロークを半分にすることができ、部材装置のコンパクト化が図れるように構成されている。
ドア体1を構成する各パネル体Pは、前述したようにパネル面板2と第一、第二連結部材3、4とで構成されており、前記パネル面板2は、パネル面を構成する本体部2aの上縁部に位置して屋内側方向下側に向けて折り返された上側折り返し片部2bが折曲形成され、下縁部に位置して屋内側方向上側に向けて折り返されたものがさらに下方に向けて折り返された下側折り返し片部2cが折曲形成され、各折り返し片部2b、2cと、本体部2aとのあいだに上側空隙部USと下側空隙部DSとが形成されている。これら各パネル面板2に、屋内側から左右両端部に第一連結部材3を、左右方向中間部に第二連結部材4をそれぞれ設けることにより、隣接するパネル体P同士の折曲自在(揺動自在)な連結がなされるとともに、パネル体P(ドア体1)としての強度アップを図るように設定されている。尚、これら第一、第二連結部材3、4は、それぞれ樹脂材を一体型成形したもので構成されており、第一連結部材3については、左右勝手違いの第一連結部材3がパネル面板2の左右両側部にそれぞれ設けられている。
このように構成された第二連結部材4は、パネル面板2の屋内側面の左右方向中央部位で、上下方向中間部位に位置し、上下側嵌合片部4a、4bが左右に位置する姿勢として対向せしめ、この状態から、第二連結部材4を回転させることにより、上側嵌合片部4aをパネル面板2の上側空隙部USに、下側嵌合片部4bを下側空隙部DSに嵌合(装着)できるように構成されており、該装着時に、位置決め突部4fをパネル体Pの貫通孔2eに嵌入させることによって、第二連結部材4のパネル面板2への位置決めとともに、抜け止めがなされるように設定されている。
また、パネル体Pに装着された第二連結部材4同士は、下側に位置するパネル体P側の連結片4dを、上側に位置するパネル体P側の連結受け片4eの二股間に嵌入させ、これらを連結ピン4gを用いて連結することで、第二連結部材4同士の揺動自在な連結がなされるように設定されている。このように、第一、第二連結部材3、4を介して一連状となったパネル体Pは、隣接するパネル体P同士のあいだが揺動自在(折曲自在)となる状態でドア体1を構成するように設定されている。
一方、ガイドレールGは、前述したように、垂直レール部5と水平レール部6とにおけるガイド溝の溝深さ(各ガイド片5b、6bの長さ)は同一であり、R状レール部7のガイド溝の溝深さ(ガイド片7bの長さ)は、前記垂直レール部5と水平レール部6とにおけるガイド溝の溝深さよりも浅く設定されている。そして、垂直レール部5と水平レール部6においては、第一連結部材3(パネル体P)の左右方向外方に突出するガイドローラ8から中間プレート3c形成部位までを遊嵌状に内嵌(嵌挿)するが、R状レール部7においては、ガイドローラ8から中間プレート3cの外側まで、即ち、切り欠き部C形成部位を遊嵌状に内嵌(嵌挿)するように構成されており、これによって、R状レール部7における曲率を、パネル体Pの移動方向長さ全体が嵌挿する場合よりも小さくすることが可能となるように構成されている。これに対し、垂直、水平レール部5、6においては、中間プレート部3cが嵌挿される状態となっており、これによって、垂直、水平レール部5、6の屋内側において隙間が形成されることがなく、指が挟み込まれるような不具合がないように構成されている。
尚、21はガイドレールGの垂直部レール5上端部に開設され、パネル体PをガイドレールGに組み込む際の出し入れ口5dを塞ぐ樹脂材により一体型成形勢されたカバー体21である。
さらに、パネル面板2の退避凹部2h相当部位の左右端部であって、垂直、水平レール部5、6のガイド溝内に嵌挿される部位には、矩形状の係止孔2jが開設されている。一方、第一連結部材3は、上側嵌合片部3aから上側に位置する係止爪3g形成部位に至る部位が左右方向に長い中空状(筒状)の中空部3nに形成されており、該中空部3nとなる上側嵌合片部3aの退避凹部3m相当部位には、前記パネル体係止孔2jに連通する状態で矩形状の係止孔3pが開設されている。そして、これら係止孔2j、3pに、樹脂材で一体型成形勢された端部ブロック22がパネル体Pから抜け止め状に設けられている。そして、端部ブロック22は、隣接するパネル体2同士のあいだに形成される前記スペースSのうち、ガイドレールGの垂直、水平レール部5、6に嵌挿される部位におけるスペースSを塞ぎ、該部位に指が挟み込まれるのを防止するとともに、最下端パネル体PDが垂直レール部5に位置して吊持体16により上側に吊持される状態において、最下端パネル体PDの下端部が上側のパネル体Pに対して屋外側に向けて揺動しようとするのを規制するように設定されている。
つまり、前記パネル面板2は、下側折り返し片部2cを形成することにより下側空隙部DSの屋内側に隣接して、下方が開口するよう形成された下向き開口部2kが形成されている。
一方、前記吊持体取り付けブラケット18は、図9、10に示すように、上、下側半部18a、18bを備えて構成されており、上側半部18aを、最下端パネル体PDの前記下向き開口部2kに下側から内嵌させ、螺子18iを用いて螺合することにより固定されている。そして、下側半部18bの左右方向外方部位は、上側半部18aから屋内外両方向に突出しており、屋外側においては下方ほど屋内側に偏寄する傾斜面18cが形成され、屋内側においてはパネル面板2の本体部2aと同方向を向く垂直面18dが形成されている。さらに、前記下側半部18bには、吊持体16を案内する案内溝18eが凹設されるが、該案内溝18eは、屋外側の傾斜面18cから下側半部18bの下端面を経由して、屋内側の垂直面18dの上下方向中間部に至る外周面に連通状に形成されている。
一方、吊持体16は、最下端パネル体PDに連結される引き出し端部16bは、前述したように、ワイヤで構成されるが、該引き出し端部16bの最下端パネル体PDとの連結側端部には球状の係止体16dが一体的に設けられている。これに対し、さらに、吊持体取り付けブラケット18の案内溝18eの垂直面18d側の上端部には、前記係止体16dが抜け止め状に内嵌係止するべく、案内溝18eよりも溝幅の大きい係止凹部18fが、案内溝18eに連通する状態で形成されている。
つまり、外れ止めピン23は二つ折りに折り状に折曲形成されており、一方の折り曲げ片23aを、下側半部垂直面18dの上部から案内溝18に連通状に開設したピン孔18gに挿入させることにより、該一方の折り曲げ片23aが係止体16dの屋内側に係止して、係止体16dの屋内側への突出を防止して係止体16dの案内溝18eからの外れ止めをするように構成されている。尚、外れ止めピン23は、他方の折り曲げ片23bの端部に形成した折曲部23cを係止凹部18fに係止させることで、外れ止めピン23自体の係止凹部18fからの抜け止めがなされている。
尚、18hは、前記第一連結部材3に軸承されるガイドローラ8と同様のガイドローラ8を装着するための支持孔である。
前記封止ユニット24は、下向き開口部2kに螺子24aを用いて内嵌状に固定される支持体25と、該支持体25に保持されて弾性変形する弾性変形体26(本発明の封止体に相当する)とを備えて構成されており、前記支持体25はアルミ型材で構成される左右方向長尺体であって、下向き開口部2kと略同形の外径を備えた中空状の本体部25aを備えて構成されており、該本体部25aの下端部には、屋内外方向互いに近接する方向に突出する屋内外一対の保持片部25bが形成されている。
尚、25cは、本体部25aの屋外側面から屋外側に向けて突出する突き当て面であって、該突き当て面25cは、支持体25を下向き開口部2kに内嵌させる場合に、最下端パネル体PDの下端部となるパネル面板下端面2iに突き当てることにより、最下端パネル体PDに対して支持体25を上下方向位置決め状に組み込むことができるように構成されている。
さらに、第二封止部26dの左右端部は切り欠かれており、第一封止部26cが第二封止部26dの左右方向長さよりも長くなるように形成されている。これによって、封止ユニット24が設けられた最下端パネル体PDをガイドレールGに組み込んだとき、図6に示すように、屋内側に位置する第一封止部26cは、ガイド片5b、6bの長い垂直、水平レール部5、6に嵌挿される長さとなるが、屋外側に位置する第二封止部26dは、垂直、水平レール部5、6に嵌挿されず、左右端縁部が開口部内に位置する長さになるように構成されている。
また、これら第一、第二封止部26c、26dは、弾性変形したときに第一封止部26cの下端縁部が第二封止部26dの上下方向(開閉方向)中間部に当接するように構成されているとともに、第一、第二封止部26c、26dとは、ともに屋内側に向けて偏寄し、パネル面に対して傾斜した姿勢となるように形成されている。
そして、ドア体1の全閉姿勢においては、図14に示すように、第一、第二封止部26c、26dは、ともに屋内側に倒れ込むように弾性変形して、第一、第二封止部26c、26dのあいだに隙間が形成されてしまうようなことがなく、しかも、第一封止部26cの下端縁部が第二封止部26dに当接して上側から押さえつけるように積層する状態で弾性変形するように設定され、これによって、床面に対する第二封止部26dによる封止状態を、第一封止部26cがさらに押さえつけて補強するように機能することになって、封止性が一層向上するように構成されている。
これに対し、第一封止部26cよりも上下方向長さが長い第二封止部26dは、大きな弾性変形により床面の水平レベルが劣る床面であったとしても床面との封止を確実にすることができ、しかも、ガイドレールGに嵌挿しないが故にガイドレールGによる損傷を回避することができ、この結果、床面との当接に基づく大きな弾性変形を確保することができるとともに、ガイドレールGとのあいだの封止を確実に行うことができ、ドア体1の全閉姿勢において、光漏れや雨水の浸入等の不具合を防止できるように構成されている。
因みに、本実施の形態では、R状レール部7のガイド溝深さが垂直、水平レール部5、6におけるガイド溝深さよりも浅く形成されており、R状レール部7に弾性変形体26が嵌挿されることはない。従って、本実施の形態では、R状レール部7が弾性変形体26を摩耗させてしまうような不具合が全く無いように構成されている。
図15(A)に示す第二の実施の形態の弾性変形体27は、細首部27aの上方に支持頭部27bが形成されることは前記第一の実施の形態と同様であり、細首部27aの下方に、第一、第二封止部27c、27dとが一体に形成されたものになっている。これら第一、第二封止部27c、27dは、屋内外方向の対向間に隙間がなく、中実状に形成されており、左右端部において仮想線で示す部位に沿って切り欠くことで、第一封止部27cが屋内側に位置し、ガイドレールに嵌挿され、第二封止部27dが屋外側に位置し、ガイドレールに嵌挿されないように構成されている。そして、この場合に、開閉体の閉鎖作動の過程で先行して床面に当接して変形する第二封止部27dが、ガイドレールに嵌挿されることがなく、床面に沿って大きく弾性変形することが可能である一方、第一封止部27cがガイドレールに嵌挿されることでガイドレールとのあいだの隙間が塞がれて、封止性のよいオーバーヘッド式ドアとすることができる。
2 パネル面板
3 第一連結部材
3j 抜け止め片
4 第二連結部材
5 垂直レール部
5b ガイド片
5d 出し入れ口
6 水平レール部
7 R状レール部
8 ガイドローラ
16 吊持体
18 吊持体取り付けブラケット
18e 案内溝
23 外れ止めピン
24 封止ユニット
25 支持体
26 弾性変形体
26c 第一封止部
26d 第二封止部
Claims (4)
- 上下移動自在の開閉体の側部を、開口部に配したガイドレールのガイド溝に嵌挿し、該ガイドレールの移動案内を受けて開閉体の開閉作動がなされる建築用開閉装置において、開閉体の下端部に、床面との封止をするべく弾性変形する左右方向長尺状の封止体を設けるにあたり、前記封止体は、左右方向両端部がガイド溝に嵌挿する屋内側の第一封止部と、左右方向両端部がガイド溝近傍部位に達するが、ガイド溝に嵌挿しない屋外側の第二封止部とが屋内外方向に積層する状態で形成されたものであり、第二封止部は、開閉体の閉鎖作動で第一封止部に先行して床面に当接するよう第一封止部よりも上下方向の長さが長くなっており、第一封止部と第二封止部とは、共に弾性変形のない自然状態では下端部が封止体上端部の屋内側面よりも屋内側に向けて偏倚した傾斜姿勢となっていて、封止体上端部屋内側面よりも屋内側に位置する第一封止部の下端縁部が第二封止部の上下方向中間部に上側から当接する状態で弾性変形するように構成されている建築用開閉装置。
- 第一、第二封止部は、それぞれ個別に弾性変形するよう下端縁部が分岐して形成されている請求項1に記載の建築用開閉装置。
- 第一、第二封止部は、上端部が一体化されて形成されている請求項1または2に記載の建築用開閉装置。
- 開閉体は、複数のパネル体を上下方向に連結して構成され、最下端パネル体の左右端部に連結した吊持体の変位に基づいて開閉作動する構成とし、封止体は、最下端パネル体の両端部に設けられる吊持体連結用の取り付けブラケットにより左右方向の移動規制を受けるように構成されている請求項1または2に記載の建築用開閉装置。
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