JP4868995B2 - 偏波直交多重信号光再生装置及び偏波直交多重信号光再生方法 - Google Patents

偏波直交多重信号光再生装置及び偏波直交多重信号光再生方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝送する際に劣化した偏波直交多重信号及び偏波直交多重信号光再生方法を再生する偏波直交多重信号光再生装置に関する。
一般に、光ファイバなどを介して伝送される光信号は、長距離伝送の際、波形劣化が生じるため光信号を中継し再生する必要があり、このため、光再生装置として、等化増幅機能と波形整形機能を備えた2R再生装置や、さらにリタイミング/識別再生機能を備えた3R再生装置が開発されている。更に、チャネルあたりの伝送速度が高速になるに従い、光信号を光のまま信号処理を行う光2R再生装置、光3R再生が開発されている(特許文献1参照)。この光3R再生装置は、図9に示すように、入力された光信号から分離光信号を分離し、分離光信号をクロックパルス抽出部に入力してクロックパルス信号を生成し、このクロックパルス信号と光信号を光信号再生部21に入力して光信号を再生するように構成されている。
一方、従来より、偏波直交多重信号の研究が行なわれており、この偏波直交多重信号は、1bitごと偏波状態が直交しているため、高速であっても干渉が生じ難く、伝送特性を向上することが可能である。
特開2001−249371
しかしながら、一般的に光信号処理を行うためのクロックパルス抽出部や光信号光再生部は、入力される偏波の角度などの偏波状態によって良好な動作が得られないという偏波依存性を有する。一方で、光伝搬媒体である光ファイバ中を偏波直交多重信号が伝搬すると、一般的に光ファイバの周囲環境である圧力、振動、温度変化が加わることにより、光信号の偏波状態が回転するなど著しく変動する。このため、偏波直交多重信号について光信号処理によるクロックパルスの抽出などを行なう場合、一般的な光信号処理によるクロックパルス抽出部などによっては、良好な動作が得られないという問題がある。
そこで、本発明は、偏波直交多重信号であっても、光信号処理により良好な動作を得ることが可能な偏波直交多重信号光再生装置及び偏波直交多重信号光再生方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、入力された偏波直交多重信号から分離光信号を分離する光信号分離手段と、該分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出手段と、前記偏波直交多重信号を前記クロックパルス抽出手段によって抽出されたクロックパルスに同期させて光再生信号を得る光信号再生手段と、を備えた偏波直交多重信号光再生装置であって、前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御手段をさらに備え、前記クロックパルス抽出手段には、前記偏波制御手段から出力された後の偏波直交多重信号が入力されることを特徴とする。
以上のように、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置によれば、少なくともクロックパルス抽出手段に入力する光信号を偏波制御手段によって進行方向を軸とする所定の角度に固定させた偏波状態に制御することにより、偏波状態の変動をなくすことができるので、少なくともクロックパルス抽出手段の偏波依存性が補償されて、良好なクロックパルスを抽出することができる。
本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置において、前記偏波制御手段は、前記偏波直交多重信号の直交する偏波が前記偏波直交多重信号の進行方向に対する水平方向及び垂直方向に位置する偏波状態に前記偏波直交多重信号を調整した後に、前記進行方向を軸として前記偏波直交多重信号を回転させて前記水平方向に対して45°/135°の偏波状態とすることが好ましい。このように水平方向及び垂直方向に位置する偏波状態は、本発明により、他の偏波状態から必ず水平方向及び垂直方法に制御でき、直線偏波状態に調整された光信号を水平方向に対して45°/135°とすることによりクロック抽出手段に最適な偏波状態で入力することができる。
また、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置において、前記偏波制御手段は、前記光信号分離手段によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力しても良く、この場合、出力した分離光信号を前記クロックパルス抽出手段に入力させても良い。
さらに、前記偏波制御手段は、前記光信号分離手段によって分離される前の前記偏波直交多重信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力しても良く、この場合、出力した分離光信号を前記光信号分離手段に入力させても良い。このように構成することによって、偏波状態を制御した後に偏波直交多重信号を光信号再生手段に入力することができるので、光信号光再生手段についても偏波依存性が補償されて、良好な光信号光再生の動作を確保することができる。
またさらに、前記光信号分離手段は、前記光信号再生手段によって処理された光信号から分離光信号を分離しても良く、この場合、分離した光信号は、分離光信号を前記クロックパルス抽出手段に入力させても良い。このように光信号光再生手段によって処理された光信号をフィードバックすることによりクロックパルスが抽出されるため、より精度のよいクロックパルスを得ることができる。
さらに、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置は、前記光信号分離手段に入力される前に光信号の波形整形を行う光波形整形装置を備えても良く、前記光再生手段から出力された光信号の波形整形を行う光波形整形装置を更に備えても良い。前記クロックパルス抽出手段は、電気信号によって処理されていることが好ましい。
また、本発明は、上記目的を達成するために、入力された偏波直交多重信号から分離光信号に分離する光信号分離工程と、該分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出工程と、前記偏波直交多重信号を前記クロックパルス抽出手段によって抽出されたクロックパルスに同期させて光再生信号を得る光信号再生工程と、を備えた偏波直交多重信号光再生方法であって、前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御工程をさらに備え、前記クロックパルス抽出工程には、前記偏波制御工程から出力された後の偏波直交多重信号が入力されることを特徴とする。
本発明に係る偏波直交多重信号光再生方法において、前記偏波制御工程は、前記偏波制御工程は、前記偏波直交多重信号の直交する偏波が前記偏波直交多重信号の進行方向に対する水平方向及び垂直方向に位置する偏波状態に前記偏波直交多重信号を調整した後に、前記進行方向を軸として前記偏波直交多重信号を回転させて前記水平方向に対して45°/135°の偏波状態とすることが好ましい。また、前記偏波制御工程は、前記光信号分離工程によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力しても良く、また、前記偏波制御工程は、前記光信号分離工程によって分離される前の前記偏波直交多重信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力しても良い。さらに、前記光信号分離工程は、前記光信号再生工程によって処理された光信号から分離光信号を分離しても良い。
以上のように本発明によれば、偏波直交多重信号であっても、良好な動作を得ることが可能な偏波直交多重信号光再生装置を提供することができる。
次に、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置の第1の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置は、光信号を入力しその光信号から分離光信号を分離する光信号分離部1と、光信号分離部1から分離光信号を入力して偏波状態を制御して出力する偏波制御部2と、偏波制御部2で制御された分離光信号を入力しこの分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出部3と、一方に光信号分離部1から光信号を入力し他方にクロックパルス抽出部3からクロックパルスを入力して、光信号をクロックパルスに同期させて再生した光信号を出力する光信号光再生部4とを備えている。
光信号分離部1は、光カプラなどを備え、一方から入力した光信号を任意の比率に従って分離光信号を偏波直交多重信号の状態で分離するよう構成されている。ここで、光信号分離手段1に入力される光信号の偏波状態や分離された分離光信号の偏波状態は、進行方向を軸として回転するなど変動しており、例えば、図2(a)に示すように、直交偏波信号の水平方向及び垂直方向に位置する0°/90°の偏波状態がx度回転した偏波状態で入力される。
偏波制御部2は、偏波状態を調整する偏波コントローラ5と、偏波コントローラ5から出力された一部の光信号を入力し垂直成分と水平成分とに分離する偏波ビームスプリッタ6と、この垂直成分と水平成分のいずれかのクロック強度をモニタしてクロック強度が最大となるよう制御値を偏波コントローラ5に出力し、図2(b)に示すように、一方の偏波が進行方向を軸とする水平方向及び垂直成分に位置する0°/90°の偏波状態に分離光信号を動的制御するクロックモニタ7と、クロックモニタ7で制御された0°/90°の偏波状態の偏波を入力してλ/2波長板を用いて偏光軸を45°回転させて、図2(c)に示すように、偏波それぞれが前記水平方向に対して45°と135°とする45°/135°の偏波状態に回転制御するλ/2回転子8と、を備えている。0°/90°の偏波状態の場合、クロックモニタ7のモニタの値が最大値となるので、0°/90°からずれた状態に比して偏波状態を確実に制御することができるとともに偏波ビームスプリッタ6から安定して出力することができる。また、45°/135°の偏波状態に調整することにより、後述する半導体モード同期レーザ11に最適な偏波状態で入力することができる。
クロックパルス抽出部3は、入力された光信号の強度を減衰させ、半導体モード同期レーザへの最適な光入力レベルとなるように動的に調整する光可変減衰器9と、入出力端子を3つ有し第1の端子から入力された光信号を第2の端子に出力し、第2の端子から入力された光信号を第3の端子に出力するサーキュレータ10と、発振信号の周波数に近い光信号を注入するとこれと同じ周波数のクロックパルスを出力する注入同期現象を用いた半導体モード同期レーザ(MLLD)11と、を備えている。
光信号光再生部4は、入力された光信号を電気信号に変換する光受信機12と、入力された電気信号のクロック周波数のみを増幅するクロックアンプ13と、入力された電気信号のクロック信号のみを通過させるクロックバンドパスフィルタ(クロックBPF)14と、一方から入力された光信号を他方から入力された変調信号に応じて位相、振幅などを変化させて出力する光変調器15と、を備えている。
第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置には、さらに入力された光信号を増幅して出力する光アンプ16が入口に設置され、再生された光信号を入力して信号を増幅して外部に出力する光アンプ18が出力端直前に設置されている。また、光信号分離部1と光変調器15との間には、入力された光信号に遅延時間を与えることによってタイミングを計り出力を行う光ディレイライン17が設置されている。ここで、光変調器15は、電界吸収型変調器やLiNbO3変調器によって構成することができる。
次に、第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置の動作について説明する。伝送により劣化及び減衰した偏波直交多重信号が光アンプ16に入力されると、光アンプ16は、それを増幅し、光信号分離部1は、偏波直交多重信号から分離光信号を分離する。分離された分離光信号が偏波制御部2に入力されると、クロックモニタ7は、偏波コントローラ5を動的に制御して分離光信号を0°/90°の状態(図2の(b))に調整した後、λ/2回転子8を制御して分離光信号を45°/135°の偏波状態(図2の(c))に制御して出力する。
45°/135°の偏波状態に制御された分離光信号は、クロックパルス抽出部3に入力され、光可変減衰器9は、一定の光信号レベルとなるように強度を調整した後、MLLD11に注入し分離光信号と同一周期を有するクロックパルスを発生する。
次に、クロックパルス抽出部3によって抽出されたクロックパルスが光信号再生部4に入力されると、光受信器12は、光信号であるクロックパルスを電気信号に変換し、その後、クロックアンプ13は、クロックパルス付近のみ電気信号を増幅し、更に、クロックBPF14は、クロックパルス以外の電気信号ノイズをフィルタリングによって除去することによって波形整形を行う。
最後に、このように生成されたクロックパルスが変調信号として一方に入力され、他方に出力信号が最も安定するように遅延時間が与えられた偏波直交多重信号を光ディレイライン17から入力されると、光変調器15は、偏波直交多重信号を変調信号であるクロックパルスに同期させて光信号を生成する。更に、アンプ18は、この光信号を増幅して再生された光信号を出力する。
このように第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置によれば、偏波コントローラ5によって0°/90°に偏波状態を動的制御した後、λ/2回転子8によって45°/135°に回転させ、半導体モード同期レーザ11に入力するのに最適な偏波状態に制御することができる。また、光ファイバ中の光の偏波状態は光ファイバの外部環境の温度等によって常に変化するが、クロックモニタ7によって制御ループを構成し常に最適な偏波状態に制御することができる。更に、クロックパルス抽出部3においてクロックを抽出する工程をすべて光信号処理で行うことにより信号処理の高速化を実現し、光信号再生部4においてクロックアンプ13やクロックBPF14を用いて波形整形する工程を電気信号処理で行うことで、NOLM等を用いた際の複雑な偏波制御を行わずに波形整形を行うことができる。
次に、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置の第2の実施例について図3に基づいて説明する。第2の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置において、光信号分離部1、偏波制御部2、クロックパルス抽出部3及び光信号光再生部4は、図3に示すように、入力された光信号を偏波制御部2によって45°/135°の偏波状態に調整した後、光信号分離部1によって分離光信号を分離するように配置されている。ここで、光変調器15は、入力された光信号の偏波状態に出力信号の状態が依存する偏波依存性を有することが多いが、このように入力した光信号を偏波制御部2によって偏波状態を制御した後に光変調器15に入力することにより、光変調器15における信号の偏波依存性を補償することができる。
更に、本発明に係る偏波直交多重信号光再生装置の第3の実施例について図4に基づいて説明する。第3の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置において、光信号分離部1、偏波制御部2、クロックパルス抽出部3及び光信号再生部4は、図4に示すように、偏波制御部2によって45°/135°の偏波状態に制御された偏波直交多重信号が光信号再生部4に入力され、光信号再生部4から出力された偏波直交多重信号が光信号分離部1によって分離されてクロックパルス抽出部3に入力され、光信号再生部4は、そのクロックパルス抽出部3によって抽出されたクロックパルスに同期させて光再生を行なうように配置されている。このような第3の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置において、偏波制御部2は、入力された偏波直交多重信号を45°/135°の偏波状態に調整して光変調器15に出力し、光変調器15は、入力された光信号を変調信号であるクロックパルスに同期させて再生光信号を生成する。このクロックパルスは、光変調器15から出力された再生光信号の一部を光ディレイライン17やクロックパルス抽出部3に入力することで生成された信号である。このように、光信号再生部4によって波形整形された光信号をフィードバックすることによりクロックパルスが抽出されるため、より特性のよいクロックパルスを得ることができる。
また、図5乃至8に示すように、光信号再生処理の前後に光波形整形装置19を設置することにより、光3R再生機能全体として、機能を向上させることができ、更に特性のよい光再生を実現することができる。
本発明の第1の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 偏波直交多重信号光再生装置における偏波状態を示す偏波の斜視図及び偏角を示す図である。 第2の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 第3の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 他の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 他の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 他の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 他の実施例に係る偏波直交多重信号光再生装置のブロック図である。 従来の実施例に係る光再生装置のブロック図である。
符号の説明
1…光信号分離部、2…偏波制御部、3…クロックパルス抽出部、4…光信号再生部、5…偏波コントローラ、6…偏波ビームスプリッタ、7…クロックモニタ、8…λ/2回転子、9…光可変減衰器、10…サーキュレータ、11…MLLD、12…光受信器、13…クロックアンプ、14…クロックBPF、15…光変調器、16,18…光アンプ、17…光ディレイライン、19…光波形整形装置。

Claims (8)

  1. 入力された偏波直交多重信号から分離光信号を分離する光信号分離手段と、
    該分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出手段と、
    前記偏波直交多重信号を前記クロックパルス抽出手段によって抽出されたクロックパルスに同期させて光信号を生成する光変調器を有し、該光変調器により生成した光信号を増幅して光再生信号を得る光信号再生手段と、を備えた偏波直交多重信号光再生装置であって、
    前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御手段をさらに備え、
    前記クロックパルス抽出手段は、注入同期現象を用いた半導体モード同期レーザを有しており、前記偏波制御手段から出力された後の偏波直交多重信号が入力されると、前記分離光信号と同一周期を有するクロックパルスを発生し、
    前記偏波制御手段は、前記光信号分離手段によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力する
    ことを特徴とする偏波直交多重信号光再生装置。
  2. 入力された偏波直交多重信号をクロックパルスに同期させて光信号を生成する光変調器を有し、該光変調器により生成した光信号を増幅して光再生信号を得る光信号再生手段と、
    光信号再生手段によって処理された光信号である前記偏波直交多重信号から分離光信号を分離する光信号分離手段と、
    該分離光信号から前記クロックパルスを抽出して前記光信号再生手段に入力するクロックパルス抽出手段と、を備えた偏波直交多重信号光再生装置であって、
    前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御手段をさらに備え、
    前記クロックパルス抽出手段は、注入同期現象を用いた半導体モード同期レーザを有しており、前記偏波直交多重信号が入力されると、前記分離光信号と同一周期を有するクロックパルスを発生し、
    前記偏波制御手段は、前記光信号分離手段によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力する
    ことを特徴とす偏波直交多重信号光再生装置。
  3. 前記偏波制御手段は、前記偏波直交多重信号の直交する偏波が前記偏波直交多重信号の進行方向に対する水平方向及び垂直方向に位置する偏波状態に前記偏波直交多重信号を調整した後に、前記進行方向を軸として前記偏波直交多重信号を回転させて前記水平方向に対して45°/135°の偏波状態とすることを特徴とする請求項1又は2記載の偏波直交多重信号光再生装置。
  4. 前記光信号分離手段に入力される前に光信号の波形整形を行う光波形整形装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至いずれか記載の偏波直交多重信号光再生装置。
  5. 前記光再生手段から出力された光信号の波形整形を行う光波形整形装置を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至いずれか記載の偏波直交多重信号光再生装置。
  6. 入力された偏波直交多重信号から分離光信号に分離する光信号分離工程と、
    該分離光信号からクロックパルスを抽出するクロックパルス抽出工程と、
    前記偏波直交多重信号を前記クロックパルス抽出手段によって抽出されたクロックパルスに同期させて光信号を生成する光変調器を用い、該光変調器により生成した光信号を増幅して光再生信号を得る光信号再生工程と、を備えた偏波直交多重信号光再生方法であって、
    前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御工程をさらに備え、
    前記クロックパルス抽出工程は、注入同期現象を用いた半導体モード同期レーザが用いられ、前記偏波制御工程にて出力された後の偏波直交多重信号が入力されると、前記分離光信号と同一周期を有するクロックパルスを発生し、
    前記偏波制御工程では、前記光信号分離工程によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力する
    ことを特徴とする偏波直交多重信号光再生方法。
  7. 入力された偏波直交多重信号をクロックパルスに同期させて光信号を生成する光変調器を用い、該光変調器により生成した光信号を増幅して光再生信号を得る光信号再生工程と、
    光信号再生工程によって処理された光信号である前記偏波直交多重信号から分離光信号を分離する光信号分離工程と、
    該分離光信号から前記クロックパルスを抽出するクロックパルス抽出工程と、を備えた偏波直交多重信号光再生方法であって、
    前記偏波直交多重信号の直交する偏波をその進行方向を軸とする所定の角度で固定させた偏波状態で、前記偏波直交多重信号を出力する偏波制御工程をさらに備え、
    前記クロックパルス抽出工程は、注入同期現象を用いた半導体モード同期レーザが用いられ、前記偏波直交多重信号が入力されると、前記分離光信号と同一周期を有するクロックパルスを発生し、
    前記偏波制御工程では、前記光信号分離工程によって分離された分離光信号を前記所定の角度で固定された偏波状態で出力する
    ことを特徴とす偏波直交多重信号光再生方法。
  8. 前記偏波制御工程は、前記偏波直交多重信号の直交する偏波が前記偏波直交多重信号の進行方向に対する水平方向及び垂直方向に位置する偏波状態に前記偏波直交多重信号を調整した後に、前記進行方向を軸として前記偏波直交多重信号を回転させて前記水平方向に対して45°/135°の偏波状態とすることを特徴とする請求項6又は7記載の偏波直交多重信号光再生方法。
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