JP4864835B2 - 色補正装置、方法及びプログラム - Google Patents

色補正装置、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4864835B2
JP4864835B2 JP2007214702A JP2007214702A JP4864835B2 JP 4864835 B2 JP4864835 B2 JP 4864835B2 JP 2007214702 A JP2007214702 A JP 2007214702A JP 2007214702 A JP2007214702 A JP 2007214702A JP 4864835 B2 JP4864835 B2 JP 4864835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color correction
correction
camera
value
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007214702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009049759A (ja
Inventor
パナヒプル テヘラニ メヒルダド
彰夫 石川
茂之 酒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2007214702A priority Critical patent/JP4864835B2/ja
Priority to US12/178,335 priority patent/US8428350B2/en
Publication of JP2009049759A publication Critical patent/JP2009049759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4864835B2 publication Critical patent/JP4864835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/86Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for controlling the colour saturation of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/90Arrangement of cameras or camera modules, e.g. multiple cameras in TV studios or sports stadiums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、複数のカメラで撮影した画像の色補正技術に関する。
複数の異なる位置に設置したカメラで動画を撮影するマルチビューカメラシステムにおいては、個々のカメラの特性や、設置位置に対する光源の方向の影響等により、各カメラが撮影する画像の色彩は異なるものとなる。この違いを補償するため、撮影した画像の色補正が必要となり、様々な色補正の方法が提案されている(例えば、非特許文献1から4参照。)。
Neel Joshi et al.、"Automatic Color Calibration for Large Camera Arrays"、UCSD CSE Technical Report、CS2005−0821、2005年 Kwanghoon Sohn et al.、"H.264/AVC−compatible Multi−view Video Coding"、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 M12874、2006年 Yushan Chen.、"Ni Luminance and Chrominance Correction for Multi−View Video Using Simplified Color Error Model"、PCS2006、pp.2−17、2006年 Kenji Yamamoto et al.、"Colour Correction for Multiple−camera System by using Correspondences"、映像情報メディア学会誌 Vol.61、No.2、Ppp.1〜9、2007年
非特許文献1から3に記載の方法は、いわゆる、カラーパターンボード(Color Pattern Board)を用いる方法である。つまり、参照画像の画素値のヒストグラムと、対象画像の画素値のヒストグラムに基づき、両画像の画素値間の変換式を求め、求めた変換式に基づき対象画像の色補正を行うものである。
しかしながら、カラーパターンボードを用いる方法は、光源方向により、各カメラが撮影する画像の明暗差が大きい状況等、参照画像の画素値のヒストグラムと、対象画像の画素値のヒストグラムとの相関を見出すことが難しい場合があり、色補正の精度が劣化するという問題がある。また、例えば、屋外での撮影の様に、広範囲の領域を撮影した画像からカラーパターンボードを生成することが難しいという問題もある。
一方、非特許文献4に記載の方法は、参照画像と対象画像の同一対象物を捉えている画素、つまり、対応する画素を探索し、対象画像の画素を、参照画像の対応する画素に基づき色補正するものであり、上述したカラーパターンボードを用いる方法による問題は生じない。
しかしながら、非特許文献4に記載の方法は、1つのカメラで撮影した画像を参照画像とし、残りの総てのカメラで撮影した画像を対象画像とするものであり、参照画像を撮影するカメラから離れるに従い、対象画像に対する色補正品質が劣化するという問題がある。また、位置関係によっては、対象画像には存在するが、参照画像からは隠れた位置となる対象物が発生し、この対象物の色補正を行うことができないという問題もある。
したがって、本発明は、上述した問題を解決する色補正装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明における色補正装置によれば、
複数のカメラで撮影した動画の各画像の色補正を行う色補正装置であって、対象カメラに対して参照カメラとするカメラの組と、その順番を特定する情報である補正順序を保持する第1の手段と、参照カメラで撮影した参照画像に基づき、対象カメラで撮影した対象画像の色補正を行い、該対象画像を、色補正後の対象画像に置き換えることを、補正順序の最初の組から最後の組まで順に行うと共に、色補正による画素値の変化量に基づく値である補正量を、各組の色補正について求める第2の手段と、補正順序の最後の組の色補正の終了後、各組の補正量の合計に基づく値により、第2の手段での色補正を繰り返すか否かを判定する第3の手段とを備えており、補正順序において、各カメラは、少なくとも1回は対象カメラとされ、第1番目を除き、参照カメラはそれ以前に対象カメラとされていることを特徴とする。
本発明の色補正装置における他の実施形態によれば、
補正順序において、対象カメラは、次の組の参照カメラであることも好ましく、更に、隣接して配置されているカメラを、参照カメラと対象カメラの組とすることも好ましい。
また、本発明の色補正装置における他の実施形態によれば、
第2の手段は、対象カメラが撮影した画像と参照カメラが撮影した画像の対応する画素を判定する対応点生成手段と、前記対応する画素の組に基づき、色補正前の画素値に対する色補正後の画素値を示すルックアップテーブルを生成し、ルックアップテーブルに基づき対象画像の色補正を行う補正手段とを備えており、補正量は、色補正前の画素値と、該色補正前の画素値に対する色補正後の画素値との差に基づく値であることも好ましい。なお、対応点生成手段は、対象カメラが撮影した第1から第mの画像、ここでmは1以上の整数、と、参照カメラがほぼ同時に撮影した第1から第mの画像の、同一番号の画像それぞれについて対応する画素を判定することも好ましい。
更に、本発明の色補正装置における他の実施形態によれば、
補正手段は、前記対応する画素の組の画素値を平均とし、あらかじめ定めた値を分散とする2次元ガウス分布を、各画素の組に対して生成する2次元ガウス分布生成手段と、生成した2次元ガウス分布を総和することで、又は、生成した2次元ガウス分布に、その平均の2つの値の差が大きくなる程、小さくなる重みを乗じて総和することで、合計分布を求める合計分布生成手段と、合計分布の分布量に基づきxy平面上の各座標に分布値を設定し、画素値の最小値≦x≦画素値の最大値、である各xから、分布値に基づき1つの座標を選択し、選択した座標である選択座標のxの値を色補正前の、yの値を色補正後の画素値とするルックアップテーブルを生成するルックアップテーブル生成手段とを備えていることも好ましい。
更に、本発明の色補正装置における他の実施形態によれば、
ルックアップテーブル生成手段は、各xについて、分布量の一番大きい座標を選択すること、或いは、xの値が1だけ異なる2つの座標を結ぶ線の傾きが、傾きが1からずれる程大きくなる調整係数を定義し、分布値を、合計分布の分布量が大きい程、小さくなる値とした場合、選択座標の分布値の総和と、選択座標間の調整係数の総和との合計が一番小さくなるように各選択座標を選択することも好ましい。
本発明における色補正方法によれば、
複数のカメラで撮影した動画の各画像を、対象カメラに対して参照カメラとするカメラの組と、その順番を特定する情報である補正順序に基づき色補正する方法であって、補正順序において、各カメラは、少なくとも1回は対象カメラとされ、第1番目を除き、参照カメラはそれ以前に対象カメラとされており、参照カメラで撮影した参照画像に基づき、対象カメラで撮影した対象画像の色補正を行い、該対象画像を色補正後の対象画像に置き換えることを、補正順序の最初の組から最後の組まで順に行うと共に、色補正による画素値の変化量に基づく値である補正量を、各組の色補正について求める第1のステップと、第1のステップ終了後、各組の補正量の合計に基づく値により、第1のステップを更に繰り返すか否かを判定する第2のステップとを含んでいることを特徴とする。
本発明におけるプログラムによれば、
コンピュータを前記色補正装置として機能させることを特徴とする。
1つのカメラを固定的に参照カメラとするのではなく、参照カメラと対象カメラの組と、その順番を特定する補正順序をあらかじめ設けて置き、補正順序に従い各カメラが撮影した画像の色補正を行う。補正順序の第1番目を除き、参照カメラはそれ以前に対象カメラとしたものから選択し、各カメラを少なくとも1回は対象カメラとすることで、第1番目に参照カメラとした画像の色を基準として、他のカメラで撮影した画像の色補正を順次行う。ただし、色補正に直接使用する参照画像は、それぞれ異なるため、各組の色補正に対して補正量を算出しておき、その合計値に基づく値、例えば、平均値が所定値以下に集束するまで、補正順序に基づく色補正を繰り返す。
この構成により、カメラの配置位置に係らず全カメラが撮影した画像の色の差を小さくすることができる。本発明においては、参照画像を撮影する参照カメラを固定的とする場合に問題となる、距離による補正品質劣化は発生しない。特に、対象カメラを、次の組の参照カメラとすることで、或いは、隣接して配置されているカメラを、参照カメラと対象カメラの組とすることで、色補正品質を更に向上させることができる。
また、本発明は、対象画像と参照画像の対応する画素を判定して、対応する画素の組に基づき色補正を行うものであり、カラーパターンボードを用いるものではない。よって、光源位置や、明暗の差等の影響を受けることなく、種々の環境下での色補正に適用することができる。更に、画素の対応関係に基づき2次元ガウス分布を生成し、これにより、色補正を行うため、参照画像で影となっている対象物の色補正も可能である。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図8は、n台のカメラ、カメラ#1〜#nで同時に撮影した、それぞれ、m個の画像、つまり、フレームからなる動画像を表したものであり、同一フレーム番号は、ほぼ同時刻に撮影されたフレームを表している。本発明においては、色補正を行う対象画像と、色補正の基準とする参照画像は相対的である。つまり、対象画像として色補正したフレームを、後に参照画像として、他のフレームの色補正に使用する。このため、補正順序をあらかじめ定義しておく。
補正順序とは、色補正を行う対象画像と、その対象画像の色補正のために使用する参照画像の組と、各組の色補正の順番を、撮影したカメラで特定したものである。図10(a)及び(b)は、カメラの配置を示す図であり、図11(a)及び(b)は、それぞれ、図10(a)及び(b)に示すカメラ配置に対する補正順序の例を示す図である。
図11(a)の補正順序によると、まず、カメラ#2で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#1で撮影したフレームに基づき色補正を行う。続いて、カメラ#3で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#2の既に色補正されたフレームに基づき色補正を行う。以後、同様に、色補正を繰り返し、カメラ#1で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#nの既に色補正されたフレームに基づき色補正を行うことで、補正順序は一巡する。
また、図11(b)の補正順序によると、まず、カメラ#2で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#1で撮影したフレームに基づき色補正を行う。続いて、カメラ#3で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#2の既に色補正されたフレームに基づき色補正を行う。以後、同様に、色補正を繰り返し、カメラ#nで撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#n−1の既に色補正されたフレームに基づき色補正を行う。続いて、カメラ#n−1で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#nの既に色補正されたフレームに基づき色補正を行う。以後、同様に、色補正を繰り返し、カメラ#1で撮影したフレームを対象画像とし、この対象画像を、隣接するカメラ#2の既に色補正されたフレームに基づき色補正を行うことで、補正順序は一巡する。
図10に示す様に、補正順序は、カメラの配置位置に依存し、以下の条件の下、あらかじめ決定しておく。1番目の条件は、補正順序の第1番目を除き、参照カメラは、それ以前に、対象カメラとしたものから選択することであり、2番目の条件は、総てのカメラを、少なくとも1回は、対象カメラとすることである。更に、図11に示す様に、対象カメラとなったカメラを、次の参照カメラとすることは好ましい態様である。また、対象カメラと参照カメラ、それぞれの、配置位置は近い程好ましく、図10及び図11に示す様に、隣接して配置されているカメラを、参照カメラと対象カメラの組とすることが望ましい。
図9は、本発明による色補正方法のフロー図である。まず、第1番目のフレーム(S91)を色補正対象とし、補正順序の一番目の参照画像と対象画像の組を選択する(S92)。つまり、図11(a)の補正順序を例にすると、参照画像であるカメラ#1のフレーム#1と、対象画像であるカメラ#2のフレーム#1の組を選択する。そして、対象画像を参照画像に基づき色補正する(S93)。また、このとき、併せて補正量を算出して記録しておく(S94)。なお、色補正の具体的な形態及び補正量の算出については後述する。
処理した組が、補正順序の最後の組でない場合(S95)には、補正順序に従い次の参照画像と対象画像の組を選択(S96)して、以後、同様に色補正と、補正量の記録を行う。補正順序の最後の組に対する処理が終了した場合(S95)、図11(a)の補正順序を例にすると、対象画像であるカメラ#1のフレーム#1を、参照画像であるカメラ#nのフレーム#1に基づき色補正した後、補正量の平均値と閾値との比較を行う(S97)。なお、補正量の平均値は、各組の補正量の合計値を補正順序の組数で除した値である。補正量の平均値が閾値より大きい場合には、各カメラが撮影した第1番目のフレームの補正順序に基づく色補正を、補正量の平均値が閾値以下となるまで繰り返し行い、補正量の平均値が閾値以下となることにより、第1番目のフレームの色補正が終了する。その後、第2〜第m番目のフレームに対しても、補正順序に従い同じ処理を行う(S98及びS99)。
図1は、本発明による色補正装置のブロック図である。図1によると色補正装置は、保存部1と、対応点生成部2と、補正部3と、制御部4とを備えている。保存部1は、複数のカメラ#1〜#nが撮影した動画像を構成するm個の画像、つまりフレームを、それぞれ、保存している。制御部4は、補正順序を保持しており、補正順序に従い、保存部1が保存する各画像から、対象画像と参照画像の組を対応点生成部2に入力させる。また、制御部4は、補正部3が対象画像を、参照画像に基づき色補正した際に出力する補正量を記録し、補正順序が一巡した段階で、補正量の平均値を計算して、あらかじめ設定されている閾値と比較する。図9のフロー図で説明した様に、制御部4は、補正量の平均値と閾値との比較結果に応じて、再度同じ番号のフレームの補正処理を行うか、次の番号のフレームの補正処理を行うかを決定し、対応点生成部2に入力させるフレーム、つまり、対象及び参照画像の制御を行う。
図2は、対応点生成部2のブロック図である。図2によると、対応点生成部2は、フィルタ部21と、対応点探索部22と、調整部23と、マッピングテーブル生成部24とを備えている。フィルタ部21は、対象画像と参照画像、それぞれに、ガウスフィルタによるフィルタリングを数回適用する。本処理により、色成分の空間方向の変化が滑らかになり、後段での対応点抽出の精度、特に、エッジ領域における対応点抽出の精度が向上する。
対応点探索部22は、例えば、SIFT法(Scale Invariant Feature Transfom)等により、対象画像と参照画像の対応する画素をそれぞれ探索し、対応する画素の組を出力する。
調整部23は、対応点探索部22が探索した、対応する画素の組のうち、カメラのパラメータ等から明らかに誤りと判定できる画素の組を削除する。例えば、参照画像及び対象画像を撮影した両カメラの画角と方向等から、参照画像と対象画像の画素の位置が、ほぼ数十画素程度のずれしかないと判定できる場合において、対応点探索部22が、対象画像の右上の画素と、参照画像の左下の画素が対応すると出力した場合には、この出力は誤りと判断でき、この対応関係を調整部23は除去する。
調整部23が出力する調整後の対象画像の画素と参照画像の画素との対応関係に基づき、マッピングテーブル生成部24は、赤、緑、青の色成分別に、参照画像の画素の画素値と、その参照画像の画素に対応する対象画像の画素の画素値を示す表である、マッピングテーブルを出力する。図4は、ある1つの色成分に対するマッピングテーブルを示す図である。図4によると、対応する参照画像と対象画像の画素の組がk個あり、例えば、参照画像のある画素の画素値が60であり、その画素に対応する対象画像の画素の画素値が40であることを、マッピングテーブルは示している。
図3は、補正部3のブロック図である。図3によると、補正部3は、2次元ガウス分布生成部31と、合計分布生成部32と、ルックアップテーブル生成部33と、対象画像補正部34とを備えている。
2次元ガウス分布生成部31は、マッピングテーブルの画素の組それぞれに対して、その組の画素値を平均とし、あらかじめ決定しておく値を分散とする2次元ガウス分布を生成する。なお、以下の説明においては、参照画像をy軸、対象画像をx軸として2次元ガウス分布を生成する形態にて説明を行うが、参照画像をx軸、対象画像をy軸として2次元ガウス分布を生成しても良い。例えば、図5に示す様に、図4に示す第1番目〜第k番目の画素の組を有するマッピングテーブルに対して、2次元ガウス分布G1〜Gkを生成する。ここで、例えば、G1の平均は、(x,y)=(40,60)である。なお、分散は、本発明による色補正を種々の画像に対し適用することであらかじめ実験的に求めておく。
合計分布生成部32は、2次元ガウス分布生成部31が生成した、2次元ガウス分布それぞれの重みを求め、各2次元ガウス分布とその重みとの積の総和である合計分布を求める。例えば、図5に示す様に重みを設定した場合、合計分布は、
(235G1+240G2+175G3+・・・+251Gk)/255
となる。重みは必須ではないが、設ける場合には、参照画像と対象画像の画素値の差が大きい程、小さくなる値とする。図5においては、画素値の最大値を255とし、
重み=(255−|(参照画像の画素値)−(対象画像の画素値)|)/255
で求めている。
参照画像と対象画像の画素値の差が大きい程、小さくなる重みを使用することで、参照画像の画素値に対して、対象画像の画素値が大きくずれている画素の組による色補正への影響が小さくなる、つまり、重みを調整することで、画素値が大きく乖離している画素の組が、色補正に与える影響を調整することができる。なお、重みを設けない場合には、合計分布は、各2次元ガウス分布の単純和による求める。
ルックアップテーブル生成部33は、色補正前の画素値に対する色補正後の画素値を示すルックアップテーブルを生成する。以下に、ルックアップテーブル生成の詳細について説明する。
まず、合計分布生成部32が生成した合計分布に基づき、xy平面の各座標に、合計分布の分布量に基づく分布値を設定する。図6は、合計分布に基づき、xy平面上に分布値を設定した状態を示す図である。なお、合計分布は無次元の値であるため、合計分布に基づくxy平面上の分布値の設定に使用するスケールは任意である。図6においては、合計分布の分布量が大きい程、分布値が小さくなる様にスケールを設定している。つまり、一般的には、確率の高いxとyの値が、ほぼ同じである領域の分布値は小さく、xとyの差が大きい領域の分布値を大きくしている。これは、後に詳細を説明する様に、分布値に基づくエネルギー値を定義し、このエネルギー値の合計を小さくするパスを動的計画法により求めて、ルックアップテーブルとするためであり、負の値にすることは必須ではない。なお、図6は画素値の最大値が255である場合であり、よって、(x,y)=(0,0)〜(255,255)の256×256の点について、分布値を求めている。
続いて、ルックアップテーブル生成部33は、総てのx軸の値、図6においてはx=0〜255それぞれに対して、1つの座標を、その分布値に基づき選択し、選択した座標のxの値を色補正前の画素値とし、yの値を色補正後の画素値としてルックアップテーブルを生成する。
以下では、簡単のため、画素値の最大値を3とし、図6の(0,0)〜(3,3)の部分のみを用いて、各xの値から、座標を1つ選択する手順を、図7を使用して説明する。なお、本実施形態においては、調整係数と呼ぶパラメータを定義する。調整係数は、xの値が1だけ違う2つの座標に依存する値であり、座標(x、α)に対する座標(x+1、β)の調整係数Ajα,βは、座標(x、α)と座標(x+1、β)を結ぶ線の、傾き1からのずれが大きくなるほど、大きくなる値とし、本実施形態においては、
調整係数Ajα,β=(β−α−1)
とする。なお、上記調整係数に更に定数を乗じる形態であっても良い。
また、座標(x0,y0)のエネルギー値Ex0,y0を、以下の通り定義する。
x0,y0=Min(Ex0−1,p+Dx0,y0+Ajp,y0)、for 0≦p≦3 (1)
ここで、Dx0,y0は、座標(x0,y0)の分布値であり、Minは、括弧内の最小値を選択する関数である。
ルックアップテーブル生成部33は、x=0の各座標のエネルギー値をまず求める。このため、始点として座標(-1,−1)に、分布値が“0”の座標を仮定する。x=−1には座標が1つだけであるため、x=0の各座標のエネルギー値は、各座標の分布値と、座標(−1,−1)に対する各座標の調整係数の和で求めることができる。図7において、各座標位置に示す数字は、上から順に、分布値、調整係数、エネルギー値、パスである。ここで、パスとは、式(1)の括弧内の値を最小とするpの値、つまり、当該座標のエネルギー値の計算に使用した、x軸で1つ手前にある座標のyの値である。
続いて、x=0の各座標のエネルギー値に基づき、x=1の各座標のエネルギー値を、式(1)に基づき求める。例えば、座標(1,0)について、式(1)の括弧内の値は、p=0とすると、−60+1−30=−89であり、p=1とすると、−39+4−30=−65であり、p=2とすると、−46+9−30=−67であり、p=3とすると、−21+16−30=−35である。よって、p=0のときの値が最小であるため、調整係数=1であり、そのエネルギー値が−89となり、パスは(0)となる。
以後、同様に、x=3まで順にエネルギー値を求める。最後に、パスを集束させるため、座標(4,4)の位置に分布値が0の座標を設け、この座標のエネルギー値と、パスを求める。最後に、x=4から、パスを逆順に辿った座標をルックアップテーブルとして記録する。つまり、図7の例においては、太線で囲った座標である(0,0)、(1,2)、(2,3)、(3,3)が選択されて、ルックアップテールに記録される。この様に、動的計画法で、最適パスを選択して補正を行う。
対象画像の画素値が、参照画像の画素値に対して単純にシフトしている状況、つまり、明るさのみが違うのであれば、選択した座標、つまり、ルックアップテーブルに記録する座標を結ぶ線は傾き1の直線となる。通常、カメラ間での色の差は、明るさの単純なシフトが支配的であり、よって、ルックアップテーブルに記録する座標を結ぶ個々の線が、傾き1から大きくずれることはまれとなる。調整係数は、傾き1から大きくずれたパスを選択しにくくさせるための重みであり、調整係数の値を大きくする程、傾き1の線に沿った座標が選択されることになる。なお、調整係数の使用は必須ではなく、使用しない場合には、各xの値について、分布値が最小である、つまり、分布量が最も大きい座標を単に選択してルックアップテーブルとする。
また、ルックアップテーブル生成部33は、生成したルックアップテーブルから補正量を出力する。補正量は、ルックアップテーブルの各座標の、xとyの値が等しい座標からのずれが大きくなるほど大きくなる値であり、ルックアップテーブルに含まれる各座標を(xi、yi)とすると、例えば、
補正量=ΣABS(yi−xi)
となる。なお、ABSは括弧内の値の絶対値を求める関数である。また、ルックアップテーブルに含まれる座標の調整係数の合計値、つまり、
補正量=Σ(yi−xi)
でも良い。
最後に、対象画像補正部34は、ルックアップテーブルに基づき対象画像の色補正を行い、色補正後の対象画像を保存部1に保存する。なお、以後の各処理においては、色補正した対象画像を使用し、色補正前の対象画像は使用しない。よって、色補正前の対象画像については、好ましくは保存部1から消去、つまり、色補正前の対象画像を色補正後の対象画像で置き換える。色補正は、対象画像の画素値をルックアップテーブルに基づき変更することにより、例えば、図7に示すマッピングテーブルの場合、対象画像の総ての画素について、画素値0、1、2、3を、それぞれ、画素値0、2、3、3に変更することにより行う。
なお、式(1)において、総てのpの値についてエネルギー値を求めて最小値を選択する形態にて説明をしたが、傾きが負となる座標については考慮しない形態であっても良い。つまり、(x0,q)である座標については、(x0−1,p)、0≦p≦qからのエネルギー値のみを計算して、その最小値を選択する形態であって良い。これにより、パスが上下にジグザグした場合に生ずる可能性がある補正品質劣化を防ぐことができる。
以上、本発明は、カラーパターンボードによるものではなく、よって、屋外や屋内に係らず適用することができる。また、参照画像を撮影するカメラを固定とするのではく、補正順序に基づき、各カメラを、相対的に参照カメラ、対象カメラとすることで、1台のカメラのみを参照カメラとする場合における距離による色補正品質の劣化は生じず、全カメラ間の色のばらつきを抑制することができる。更に、対象画像の画素値を、参照画像の対応する画像の画素値のみに基づき色補正するのではなく、対応関係に基づきガウス分布を生成し、これにより、色補正を行うため、参照画像で影となっている対象物の色補正も可能である。
また、対応する画素ごとに生成した2次元ガウス分布から合計分布を求める際に、重みを使用し、重みを調整することで、画素値が大きく異なる組が与える影響を簡易に調整することでき、種々の環境において安定した色補正が可能になる。
上述した実施形態において、マッピングテーブルは、処理対象であるフレーム番号の参照画像と対象画像から生成していたが、対象カメラと参照カメラが撮影した他のフレーム番号の組も利用可能である。例えば、カメラ#1のフレーム#1を参照画像として、カメラ#2のフレーム#1の色補正を行うに当たり、カメラ#1のフレーム#1とカメラ#2のフレーム#1の対応画素のみならず、カメラ#1のフレーム#2とカメラ#2のフレーム#2の対応画素や、カメラ#1のフレーム#3とカメラ#2のフレーム#3の対応画素といった、他のフレーム番号の組の一部又は全部を利用してマッピングテーブルを生成することができる。この構成により、時間方向の対応画素もルックアップテーブル生成に利用され、よって、安定した色補正が可能になる。
なお、本発明による色補正装置は、上記色補正装置の各部としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラムにより実現することができる。また、本発明により色補正方法は、コンピュータに上記色補正方法の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。更に、本発明は、ハードウェアのみや、ソフトウェアのみならず、それらの組合せによっても実現可能である。
本発明による色補正装置のブロック図である。 対応点生成部のブロック図である。 補正部のブロック図である。 マッピングテーブルを示す図である。 2次元ガウス分布部生成部及び合計分布生成部の処理を説明する図である。 合計分布に基づき、xy平面上に値を設定した状態を示す図である。 ルックアップテーブル生成の説明図である。 本発明による色補正方法の説明図である。 本発明による色補正方法のフロー図である。 補正順序の説明図である。 補正順序を示す図である。
符号の説明
1 保存部
2 対応点生成部
3 補正部
4 制御部
21 フィルタ部
22 対応点探索部
23 調整部
24 マッピングテーブル生成部
31 2次元ガウス分布生成部
32 合計分布生成部
33 ルックアップテーブル生成部
34 対象画像補正部

Claims (10)

  1. 複数のカメラで撮影した動画の各画像の色補正を行う色補正装置であって、
    対象カメラに対して参照カメラとするカメラの組と、その順番を特定する情報である補正順序を保持する第1の手段と、
    参照カメラで撮影した参照画像に基づき、対象カメラで撮影した対象画像の色補正を行い、該対象画像を、色補正後の対象画像に置き換えることを、補正順序の最初の組から最後の組まで順に行うと共に、色補正による画素値の変化量に基づく値である補正量を、各組の色補正について求める第2の手段と、
    補正順序の最後の組の色補正の終了後、各組の補正量の合計に基づく値により、第2の手段での色補正を繰り返すか否かを判定する第3の手段と、
    を備えており、
    補正順序において、各カメラは、少なくとも1回は対象カメラとされ、第1番目を除き、参照カメラはそれ以前に対象カメラとされている、
    色補正装置。
  2. 補正順序において、対象カメラは、次の組の参照カメラである請求項1に記載の色補正装置
  3. 隣接して配置されているカメラを、参照カメラと対象カメラの組とする請求項1又は2に記載の色補正装置。
  4. 第2の手段は、
    対象カメラが撮影した画像と参照カメラが撮影した画像の対応する画素を判定する対応点生成手段と、
    前記対応する画素の組に基づき、色補正前の画素値に対する色補正後の画素値を示すルックアップテーブルを生成し、ルックアップテーブルに基づき対象画像の色補正を行う補正手段と、
    を備えており、
    補正量は、色補正前の画素値と、該色補正前の画素値に対する色補正後の画素値との差に基づく値である、請求項1から3のいずれか1項に記載の色補正装置。
  5. 対応点生成手段は、対象カメラが撮影した第1から第mの画像、ここでmは1以上の整数、と、参照カメラがほぼ同時に撮影した第1から第mの画像の、同一番号の画像それぞれについて対応する画素を判定する、
    請求項4に記載の色補正装置。
  6. 補正手段は、
    前記対応する画素の組の画素値を平均とし、あらかじめ定めた値を分散とする2次元ガウス分布を、各画素の組に対して生成する2次元ガウス分布生成手段と、
    生成した2次元ガウス分布を総和することで、又は、生成した2次元ガウス分布に、その平均の2つの値の差が大きくなる程、小さくなる重みを乗じて総和することで、合計分布を求める合計分布生成手段と、
    合計分布の分布量に基づきxy平面上の各座標に分布値を設定し、画素値の最小値≦x≦画素値の最大値、である各xから、分布値に基づき1つの座標を選択し、選択した座標である選択座標のxの値を色補正前の、yの値を色補正後の画素値とするルックアップテーブルを生成するルックアップテーブル生成手段と、
    を備えている請求項4又は5に記載の色補正装置。
  7. ルックアップテーブル生成手段は、
    分布値を、合計分布の分布量が大きい程、小さくなる値とした場合、選択座標の分布値の総和と、選択座標間の調整係数の総和との合計が一番小さくなるように各選択座標を選択し、
    調整係数は、xの値が1だけ異なる2つの座標を結ぶ線の傾きが、傾きが1からずれる程大きくなる値である、
    請求項6に記載の色補正装置。
  8. ルックアップテーブル生成手段は、
    各xから、分布量の一番大きい座標を選択する、
    請求項6に記載の色補正装置。
  9. 複数のカメラで撮影した動画の各画像を、対象カメラに対して参照カメラとするカメラの組と、その順番を特定する情報である補正順序に基づき色補正する方法であって、
    補正順序において、各カメラは、少なくとも1回は対象カメラとされ、第1番目を除き、参照カメラはそれ以前に対象カメラとされており、
    参照カメラで撮影した参照画像に基づき、対象カメラで撮影した対象画像の色補正を行い、該対象画像を色補正後の対象画像に置き換えることを、補正順序の最初の組から最後の組まで順に行うと共に、色補正による画素値の変化量に基づく値である補正量を、各組の色補正について求める第1のステップと、
    第1のステップ終了後、各組の補正量の合計に基づく値により、第1のステップを更に繰り返すか否かを判定する第2のステップと、
    を含んでいる色補正方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の色補正装置としてコンピュータを機能させるプログラム。
JP2007214702A 2007-08-21 2007-08-21 色補正装置、方法及びプログラム Expired - Fee Related JP4864835B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007214702A JP4864835B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 色補正装置、方法及びプログラム
US12/178,335 US8428350B2 (en) 2007-08-21 2008-07-23 Color correction apparatus, method and computer program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007214702A JP4864835B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 色補正装置、方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009049759A JP2009049759A (ja) 2009-03-05
JP4864835B2 true JP4864835B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=40382216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007214702A Expired - Fee Related JP4864835B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 色補正装置、方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8428350B2 (ja)
JP (1) JP4864835B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421939B2 (ja) * 2011-02-08 2014-02-19 日本電信電話株式会社 色補正装置、色補正方法及び色補正プログラム
US9661299B2 (en) * 2011-06-30 2017-05-23 Thomson Licensing Outlier detection for colour mapping
US8724896B2 (en) 2011-08-30 2014-05-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Method and system for color-grading multi-view content
US8724893B2 (en) 2011-09-27 2014-05-13 Thomson Licensing Method and system for color look up table generation
US9113119B2 (en) * 2011-12-20 2015-08-18 Pelco, Inc. Method and system for color adjustment
US9542733B2 (en) 2012-01-10 2017-01-10 Konica Minolta, Inc. Image processing method, imaging processing apparatus and image processing program for correcting density values between at least two images
JP2014082541A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 National Institute Of Information & Communication Technology 互いに類似した情報を含む複数画像のデータサイズを低減する方法、プログラムおよび装置
WO2015167460A1 (en) * 2014-04-29 2015-11-05 Hewlett Packard Development Company, L.P. Imager calibration via modeled responses to importance-weighted color sample data
JP2016134803A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
US10242287B2 (en) 2015-06-11 2019-03-26 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and recording medium
US9813622B2 (en) * 2015-07-27 2017-11-07 Futurewei Technologies, Inc. Color corrected high resolution imaging
JP6595880B2 (ja) 2015-10-22 2019-10-23 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
CN105979252A (zh) * 2015-12-03 2016-09-28 乐视致新电子科技(天津)有限公司 一种测试方法和装置
WO2018048838A1 (en) * 2016-09-06 2018-03-15 Apple Inc. Still image stabilization/optical image stabilization synchronization in multi-camera image capture
CN108447105A (zh) * 2018-02-02 2018-08-24 微幻科技(北京)有限公司 一种全景图像的处理方法及装置
JP7150501B2 (ja) * 2018-07-05 2022-10-11 キヤノン株式会社 制御装置、制御方法、及びプログラム
JP7010779B2 (ja) * 2018-07-09 2022-01-26 Kddi株式会社 画像補正装置及び画像補正方法
CN111179362B (zh) * 2019-12-14 2022-02-22 西安交通大学 一种基于动态光照校正算法的试纸颜色均匀性检测方法
US20220292801A1 (en) * 2021-03-15 2022-09-15 Plantronics, Inc. Formatting Views of Whiteboards in Conjunction with Presenters
CN113382177B (zh) * 2021-05-31 2023-03-28 上海东方传媒技术有限公司 一种多视角环绕拍摄方法及***
US11889196B2 (en) * 2021-12-06 2024-01-30 Qualcomm Incorporated Systems and methods for determining image capture settings

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862268A (en) * 1997-03-24 1999-01-19 Focus Enhancements, Inc. Bilinear decimator with error compensation
US6850565B2 (en) * 1998-12-18 2005-02-01 Intel Corporation Real time bit rate control system
US6650396B2 (en) * 2000-12-04 2003-11-18 Hytechnology, Inc. Method and processor for stereo cylindrical imaging
JP3297040B1 (ja) * 2001-04-24 2002-07-02 松下電器産業株式会社 車載カメラの画像合成表示方法及びその装置
JP2004004357A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Sony Corp 撮像装置
US7259784B2 (en) * 2002-06-21 2007-08-21 Microsoft Corporation System and method for camera color calibration and image stitching
JP2004088247A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Sony Corp 画像処理装置、カメラキャリブレーション処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
GB0229096D0 (en) * 2002-12-13 2003-01-15 Qinetiq Ltd Image stabilisation system and method
US7119816B2 (en) * 2003-03-31 2006-10-10 Microsoft Corp. System and method for whiteboard scanning to obtain a high resolution image
US7242460B2 (en) * 2003-04-18 2007-07-10 Sarnoff Corporation Method and apparatus for automatic registration and visualization of occluded targets using ladar data
US20050088515A1 (en) * 2003-10-23 2005-04-28 Geng Z. J. Camera ring for three-dimensional (3D) surface imaging
EP1605403A1 (en) * 2004-06-08 2005-12-14 STMicroelectronics S.r.l. Filtering of noisy images
WO2005125208A1 (ja) * 2004-06-15 2005-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 監視装置および車両周辺監視装置
US7764844B2 (en) * 2004-09-10 2010-07-27 Eastman Kodak Company Determining sharpness predictors for a digital image
JP2006113739A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像補正処理装置
JP4600011B2 (ja) * 2004-11-29 2010-12-15 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US7912337B2 (en) * 2005-11-02 2011-03-22 Apple Inc. Spatial and temporal alignment of video sequences
JP2007180981A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Victor Co Of Japan Ltd 画像符号化装置、画像符号化方法、及び画像符号化プログラム
US7903898B2 (en) * 2006-04-28 2011-03-08 Panasonic Corporation Visual processing apparatus, visual processing method, program, recording medium, display device, and integrated circuit
JP5258307B2 (ja) * 2007-01-19 2013-08-07 パナソニック株式会社 無線通信方法および無線通信装置
US8144778B2 (en) * 2007-02-22 2012-03-27 Sigma Designs, Inc. Motion compensated frame rate conversion system and method
JP5519122B2 (ja) * 2007-08-15 2014-06-11 富士フイルム株式会社 画像成分分離装置、方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009049759A (ja) 2009-03-05
US8428350B2 (en) 2013-04-23
US20090052776A1 (en) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864835B2 (ja) 色補正装置、方法及びプログラム
JP5768684B2 (ja) ステレオ画像生成装置、ステレオ画像生成方法及びステレオ画像生成用コンピュータプログラム
US9286680B1 (en) Computational multi-camera adjustment for smooth view switching and zooming
US8189960B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, program and recording medium
JP4658711B2 (ja) 動きベクトル検出装置及び方法
US9288392B2 (en) Image capturing device capable of blending images and image processing method for blending images thereof
JP5197279B2 (ja) コンピュータによって実施されるシーン内を移動している物体の3d位置を追跡する方法
JP4831514B2 (ja) 設定パラメータ最適化装置およびそのプログラム
US8588521B2 (en) Image processing apparatus and control method therefor
KR20160115466A (ko) 파노라믹 비디오를 스티칭하는 장치 및 이를 위한 스티칭 방법
WO2022057670A1 (zh) 一种实时对焦方法、装置、***和计算机可读存储介质
US20090180008A1 (en) Automatic calibration for camera lens distortion correction
US8059904B2 (en) Image-processing device, electronic camera, image-processing program, and image-processing method
US9819914B2 (en) Methods for generating and employing a camera noise model and apparatuses using the same
CN111242858B (zh) 一种相机镜头的畸变校正方法和***
JPH11102430A (ja) 画像処理装置
JP5309940B2 (ja) 画像処理装置、および撮像装置
TW201541961A (zh) 照相元件校正方法
TWI774039B (zh) 固定圖像雜訊的影像補償系統
CN114079735B (zh) 固定图像噪声的影像补偿***
JP2009206552A (ja) 画像処理装置
KR20220101565A (ko) 360도 영상 스티칭 장치 및 방법
CN112637573A (zh) 一种多镜头切换的显示方法、***、智能终端及存储介质
CN110738617A (zh) 相机环形阵列的图像矫正方法、***及介质
Liu et al. Keystone correction for stereoscopic cinematography

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100823

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees