JP4863015B2 - フレーム処理方法及びフレーム処理装置 - Google Patents

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Description

本発明はフレーム処理方法及びフレーム処理装置に関し、特に、ブロードキャストフレームやマルチキャストフレームをユニキャストフレームに変換し、予め許可された端末のみに送信することを可能とするフレーム処理方法及びフレーム処理装置に関する。
家庭内において、PCだけでなくゲーム機やAV機器などの情報家電機器(以下、端末)も加わった家庭内LAN(Local Area Network、以下LAN)を構成するケースが近年多くなっている。さらにインターネット等の中継ネットワークを介して、これらの端末に対して外出先から接続して遠隔制御を行ったり、家庭間を接続してお互いに写真や動画等の情報の共有をしたり、リアルタイムに同時進行するゲームを楽しんだりする、といった各種サービスも提供されている。
これらのサービスでは、情報漏洩や不正アクセスを防止するために、予め許可した端末のみとの通信を確保することが重要である。予め許可した端末のみとの通信を確保するためには、図2に示されるように各端末に通信トンネルを設定するトンネリング部41、42を設けて通信トンネルで末端の端末間を接続することが必要である。一般的な家庭内のLANの環境を想定すると、端末30、31それ自身に対して他の端末36と相互接続する通信トンネルを設定するトンネリング部等は持たせられない。また、VLANなどLANの仮想化技術も用いることができない環境が一般的である。そのため、多くの場合、図1に示すように端末以外の専用機器がトンネリング手段等を用いてLAN全体を相互接続する方法が使用される。
図1において、LAN11には端末30と端末31が接続されており、LAN11はインターネットなどの中継ネットワーク10にフレーム処理装置20を介して接続される。フレーム処理装置20は通信トンネルを設定するトンネリング部41を備えている。端末36はトンネリング部42を備えている。トンネリング部41とトンネリング部42の間の中継ネットワーク10に通信トンネルを設定する。これにより、中継ネットワーク10に接続する端末36から通信トンネル経由でLAN11内の各端末30、31にアクセスすることができる。
上記構成によって、LAN11に接続された端末30、31にアクセスできる外部端末を、フレーム処理装置20経由で通信トンネルを設定した端末36に限定することが可能になる。しかし、図2の場合と異なり、端末36と端末30の間の通信を許すが、端末36と端末31との通信は許さないというように、LAN11に接続された端末群をグループ化することはできない。その理由は、フレーム処理装置20において、端末36から送信されてきたイーサネットフレームの宛先アドレスがブロードキャストアドレスやマルチキャストアドレスである場合に、そのフレームは端末30に届けるためにLAN11に送出する必要があり、許可した端末30以外の端末31においても受信されてしまうためである。
許可した端末のみへデータを送信する技術は、特開2004−312564号公報(文献1)及び特開2004−363897号公報(文献2)に記載されている。この技術は、IPマルチキャストで送信されてきたIPパケットを、ユニキャストのIPパケットに変換して送信する技術である。この技術はフレーム処理装置20に適用される。IPパケットの宛先マルチキャストアドレスは端末30のユニキャストアドレスに変換して送出される。しかしながら、この手法はIPマルチキャストパケットに対してのみ有効な手法ではあるが、IPマルチキャストの利用を前提とする情報家電は少ない。このため、利用分野が制限される。逆に、IPマルチキャストの利用を前提とする情報家電では、マルチキャストアドレスで届くはずのIPパケットがユニキャストアドレスで届くため、アドレス変換済みのパケットを処理できなくなる可能性がある。
また、許可した端末のみへデータを送信する他の従来技術が特開2003−298602号公報(文献3)に開示されている。当該他の従来技術では、テーブルが、マルチキャストMACアドレスとユニキャストMACアドレスとの対応を保持している。受信したMACフレームがマルチキャストフレームの場合、マルチキャストMACアドレスをキーにテーブルの検索が行われ、対応するユニキャストアドレスを持つMACフレームに変換して送信される。この技術はフレーム処理装置20に適用される。MACフレームの宛先マルチキャストアドレスは端末30のユニキャストアドレスに変換して送出される。しかしながら、この手法では、ユニキャストMACアドレスがマルチキャストMACアドレスによって一意に定まるため、フレーム処理装置20に中継ネットワーク10経由で接続する外部の端末36が複数存在する場合に、それら全ての外部端末から送出されたマルチキャストフレームが同じようにユニキャストフレームに変換されてしまう。このため、特定の外部端末からのマルチキャストMACアドレスだけを特定の端末30にユニキャストで送るといったように、特定の端末群をグループ化することはできない。
以上で述べたように、遠隔の端末から送信されてきたイーサネットフレームの宛先アドレスがブロードキャストアドレスやマルチキャストアドレスである場合、予め許可された端末以外において該イーサネットフレームが受信され、処理されてしまうという課題がある。
本発明の目的は、イーサネットフレームの宛先アドレスがブロードキャストアドレスやマルチキャストアドレスであっても、VLAN等のLANの仮想化技術を用いず、かつ、端末に特別な処理をさせることなく、予め許可された端末に対してのみ受信、処理させるフレーム処理方法及びフレーム処理装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るフレーム処理方法は、第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力するステップを有する。
上記フレーム処理方法は、第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得るステップを有する。
上記フレーム処理方法は、前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームについては、そのまま前記第2のネットワークに出力するステップを有する。
上記フレーム処理方法は、前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄するステップと、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するステップを有する。
本発明の第2の態様に係るフレーム処理方法は、第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブル部を備えたフレーム処理装置におけるフレーム処理方法において、
a)前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るステップ、
b)前記ステップaで得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信するステップ、
c)前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、および、前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するステップ、
d)前記ステップcで有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記ステップcで有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するステップ、を含むことを特徴とする。
ここで、効率化のため、ステップaとステップbの処理を結合し、テーブル部の検索結果を保持して検索を一度で済ませてもよい。
上記フレーム処理方法において、前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることが好ましい。
上記フレーム処理方法において、前記ステップdと前記ステップaで用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることが好ましい。
本発明の第3の態様に係るフレーム処理装置は、第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力する宛先処理部を有する。
上記フレーム処理装置は、さらに第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得るデカプセル化部を有する。
前記宛先処理部は、前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームをそのまま前記第2のネットワークに出力する。
上記フレーム処理装置はさらに、
前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄するフィルタ部と、
前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化部とを有する。
本発明の第4の態様に係るフレーム処理装置は、
第1のネットワークと第2のネットワークとに接続されたフレーム処理装置において、前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブル部と、
前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るデカプセル化部と、
前記デカプセル化部で得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信する宛先処理部と、
前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、および、前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するフィルタ部と、
前記フィルタ部で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記フィルタ部で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化部とを有する。
効率化のため、前記デカプセル化手段と前記宛先処理手段を1つの手段として結合し、前記テーブル部の検索結果を保持して検索を一度で済ませてもよい。
前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることが好ましい。
前記カプセル化部と前記デカプセル化部で用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることが好ましい。
本発明の第5の態様に係るプログラムは、コンピュータを、第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力する宛先処理手段、として機能させるためのものである。
上記プログラムは、前記コンピュータを、さらに、第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得るデカプセル化手段、として機能させる。
前記宛先処理手段は、前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームをそのまま前記第2のネットワークに出力する。
上記プログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄するフィルタ手段として機能させ、
前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化手段、として機能させる。
本発明の第6の態様に係るプログラムは、
第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブルを記憶する記憶部を有するコンピュータを、
前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るデカプセル化手段として機能させ、
前記デカプセル化手段で得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信する宛先処理手段として機能させ、
前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、および、前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するフィルタ手段として機能させ、
前記フィルタ手段で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記ローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記フィルタ手段で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化手段、として機能させるためのものである。
ここで、効率化のため、前記デカプセル化手段と前記宛先処理手段を1つの手段として結合し、前記テーブルの検索結果を保持して検索を一度で済ませてもよい。
前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることが好ましい。
前記カプセル化手段と前記デカプセル化手段で用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることが好ましい。
本発明においては、第1のネットワークから取得した宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについては、そのフレームの送信元アドレスを参照し、その送信元アドレスからのフレームの送信を許可するものと事前に定められている1つ以上の相手端末のアドレスを宛先アドレスに持つユニキャストフレームに変換して第2のネットワークに送信するよう動作する。
本発明によれば、イーサネットフレームの宛先アドレスがブロードキャストアドレスやマルチキャストアドレスであっても、VLAN等のLANの仮想化技術を用いず、かつ、端末に特別な処理をさせることなく、予め許可された端末に対してのみ受信、処理させるフレーム処理方法及びフレーム処理装置を提供することができる。その理由は、宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについては、そのフレームの送信元アドレスに対応して予め定められている1つ以上の相手端末のアドレスを宛先アドレスに持つユニキャストフレームに変換して第2のネットワークに送信するためである。
図1は、端末以外の専用機器がLAN全体を相互接続する方法を用いる場合のネットワーク構成を示すブロック図である。
図2は、端末自身がトンネリング手段等を用いて他の端末と相互接続する方法を用いる場合のネットワーク構成を示すブロック図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態のネットワーク全体の構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。
図5は、本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。
図6は、本発明の第2の実施の形態のネットワーク全体の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図3を参照すると、ネットワーク全体は、インターネットや地域IP網等のIPパケットにより通信可能な中継ネットワーク10と、家庭やオフィス等においてイーサネットや無線LAN等により構成されイーサネットフレームにより通信可能なブロードキャストドメインである複数のローカルネットワーク11〜13と、ローカルネットワーク11〜13に接続する複数の端末30〜35と、ローカルネットワーク11〜13の端末30〜35から発生するイーサネットフレームのうち予め許可されたイーサネットフレームのみを中継ネットワーク10を介して他のローカルネットワーク11〜13へトンネリングし、必要に応じて該イーサネットフレームを変換、複製および破棄する複数のフレーム処理装置20〜22とを含んで構成される。
中継ネットワーク10は、これに接続する複数のフレーム処理装置20〜22から受信したIPパケットを、そのIPパケット内にて指定される宛先へ正しく送出する。宛先にはフレーム処理装置20〜22を識別するIPアドレスが用いられる。
ローカルネットワーク11〜13は、これに接続する端末30〜35やフレーム処理装置20〜22から受信したイーサネットフレームを、そのイーサネットフレーム内にて指定される宛先へ正しく送出する。宛先には端末30〜35やフレーム処理装置20〜22を識別するMACアドレスが用いられる。当該MACアドレスには、端末30〜35やフレーム処理装置20〜22そのものを表すユニキャストアドレスと、ローカルネットワーク11〜13に接続する端末30〜35やフレーム処理装置20〜22全てを表すブロードキャストアドレスと、任意の装置全てを表すマルチキャストアドレスとがある。ブロードキャストアドレスとマルチキャストアドレスをあわせて同報アドレスという。
ローカルネットワーク11〜13は、具体的には送信元MACアドレスを学習して効率的なイーサネットフレームの転送を行うスイッチングハブや、無線と有線の橋渡しを行う無線LANアクセスポイントや、電波やイーサネットケーブルなどを含んで構成される。
端末30〜35は、ローカルネットワーク11〜13の接点であるNIC(Network Interface card)部(図示せず)をそれぞれ1つずつ備える。端末30〜35のNIC部は、ローカルネットワーク11〜13内で用いられる識別子であるMACアドレスを保持し、ローカルネットワーク11〜13に対してイーサネットフレームを送受信する。NIC部は、ローカルネットワーク11〜13から受信するイーサネットフレームのうち、宛先MACアドレスがユニキャストアドレスであって自身の保持するMACアドレスではないイーサネットフレームを破棄する。逆にNIC部からローカルネットワーク11〜13へ送信するイーサネットフレームの送信元MACアドレスは、常に自身の保持するMACアドレスである。
フレーム処理装置20〜22は、それぞれ宛先処理部201、211、221と、デカプセル化部202、212、222と、フィルタ部203、213、223と、カプセル化部204、214、224と、テーブル部205、215、225と、2つのNIC部206、216、226、207、217、227を備える。
フレーム処理装置20〜22のテーブル部205、215、225は、ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレスの組をあらかじめ1つ以上保持する。ここで、トンネリング先アドレスは、トンネリング先のフレーム処理装置20〜22の中継ネットワーク側に割り当てられたIPアドレスのことであり、ローカルアドレスは、フレーム処理装置20〜22配下のローカルネットワーク11〜13に接続する端末30〜35のMACアドレスであり、リモートアドレスは、トンネリング先アドレスで識別されるフレーム処理装置20〜22配下のローカルネットワーク11〜13に接続する端末30〜35のMACアドレスである。
フレーム処理装置20〜22の宛先処理部201、211、221は、デカプセル化部202、212、222から入力した宛先アドレスが同報アドレスであるイーサネットフレームの送信元MACアドレスをキーとしてテーブル部205、215、225のリモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上のローカルアドレスそれぞれによって該フレームの宛先MACアドレスが置換された1つ以上のフレームを生成し、それぞれをNIC部206、216、226を通してローカルネットワーク11〜13へ送信し、入力した宛先MACアドレスが同報アドレス以外であるイーサネットフレームをNIC部206、216、226を通してローカルネットワーク11〜13へ送信する。
ここで、宛先処理部201、211、221は、上位レイヤがIPであっても、宛先IPアドレスを変更しない。従って、結果として、宛先MACアドレスがユニキャストアドレスであるのに、宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスあるいはマルチキャストアドレスであるようなイーサネットフレームを作成して送信するケースが生じうる。これは、IPマルチキャストの利用を前提とする情報家電では、マルチキャストアドレスで届くはずのIPパケットがユニキャストアドレスで届くことにより、アドレス変換済みのパケットが処理されなくなることを防止するためである。勿論、そのような可能性がない場合にはIPアドレスもユニキャストアドレスに変換してよい。
フレーム処理装置20〜22のフィルタ部203、213、223は、ローカルネットワーク11〜13からNIC部206、216、226を介して受信したデータリンク層フレームについて、該フレームの宛先MACアドレスと送信元MACアドレスをキーとしてテーブル部205、215、225のリモートアドレスとローカルアドレスを検索してマッチする組が存在した場合、および、該フレームの宛先MACアドレスが同報アドレスであり送信元MACアドレスをキーとして前記テーブル部205、215、225の前記ローカルアドレスを検索してマッチする組が存在した場合には、該フレームをカプセル化部204、214、224へ出力し、その他の該フレームを破棄する。
フレーム処理装置20〜22のデカプセル化部202、212、222は、中継ネットワーク10からカプセル化されたIPパケットをNIC部207、217、227を通して受信し、該パケットをデカプセル化してイーサネットフレームを復元し、該フレームを宛先処理部201、211、221へ出力する。
フレーム処理装置20〜22のカプセル化部204、214、224は、入力した該フレームの宛先MACアドレスが同報アドレスである場合、該フレームの送信元MACアドレスをキーとしてテーブル部205、215、225のローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組のトンネリング先アドレスを宛先IPアドレスとする1つ以上のIPパケットへカプセル化する。カプセル化部204、214、224は、入力した該フレームの宛先MACアドレスが同報アドレスでない場合、該フレームの宛先MACアドレスと送信元MACアドレスをキーとしてテーブル部205、215、225のリモートアドレスとローカルアドレスを検索し、マッチした組のトンネリング先アドレスを宛先IPアドレスとするIPパケットへカプセル化し、それぞれの該IPパケットを、NIC部207、217、227を介して中継ネットワーク10へ送信する。ただし、同一の該トンネリング先アドレスを持つ組が複数マッチした場合は、それぞれの該IPパケットは個々に送信されず、一度のみ送信される。この動作により、対向のフレーム処理装置20〜22へ同一内容のIPパケットが複数回送信されることを防ぐ。
カプセル化部204、214、224とデカプセル化部202、212、222のそれぞれで用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであってもよい。カプセル化部204、214、224とデカプセル化部202、212、222でトンネリング部が構成される。
フレーム処理装置20〜22のNIC部206、216、226はローカルネットワーク11〜13に、NIC部207、217、227は中継ネットワーク10にそれぞれ接続される。それぞれローカルネットワーク11〜13に接続されるNIC部206、216、226は、ローカルネットワーク11〜13内で用いられる識別子であるMACアドレスを保持し、宛先処理部201、211、221から受信したイーサネットフレームをローカルネットワーク11〜13へ送信し、ローカルネットワーク11〜13から受信したイーサネットフレームをフィルタ部203、213、223へ送信する。中継ネットワーク10に接続されるNIC部207、217、227は、中継ネットワーク10内で用いられる識別子であるIPアドレスを保持し、トンネリング部と中継ネットワーク10との間でIPパケットを転送する。
次に、図3、図4、および図5を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
今、端末30、端末32、端末33、端末34の4つの端末で1つの通信グループを形成する場合、フレーム処理装置20、21、22のテーブル部205、215、225はそれぞれ以下のようなデータをあらかじめ記憶する。
フレーム処理装置20のテーブル部205は予め「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」の3組を記憶する。
フレーム処理装置21のテーブル部215は,予め「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末32のMACアドレスc、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末32のMACアドレスc、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」と、「端末33のMACアドレスd、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末33のMACアドレスd、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」の4組を記憶する。
フレーム処理装置22のテーブル部225は予め「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末34のMACアドレスe、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末34のMACアドレスe、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置22のIPアドレスB」と、「端末34のMACアドレスe、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」の3組を記憶する。
以上のような設定が行われた状態を想定して、本実施の形態の動作を以下説明する。
まず、端末30から宛先MACアドレスを端末32のMACアドレスcとするイーサネットフレームを送信した場合の動作について詳細に説明する。
端末30から、宛先MACアドレスを端末32のMACアドレスcとするイーサネットフレームが送信されると、当該イーサネットフレームはフレーム処理装置20のNIC部206で受信され、フィルタ部203へ出力される(図5のステップS10)。
フィルタ部203は該フレームを入力する。宛先MACアドレスは同報アドレスではないので(ステップS11)、フィルタ部203は、該フレームの宛先MACアドレスである端末32のMACアドレスcと、送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部205のローカルアドレスとリモートアドレスを検索する(ステップS12)。検索後「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」の組が見つかるので、フィルタ部203は該フレームをカプセル化部204へ出力する(ステップS13)。
カプセル化部204は該フレームを入力する。該フレームの宛先MACアドレスは同報アドレスではないので、カプセル化部204は該フレームの宛先MACアドレスである端末32のMACアドレスcと、送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部205のローカルアドレスとリモートアドレスを検索する。すると、「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」の組が見つかるので、カプセル化部204は、該フレームを、宛先IPアドレスをフレーム処理装置21のIPアドレスBとするIPパケットへカプセル化して、NIC部207へ出力する(ステップS14)。
NIC部207は該IPパケットを入力し、中継ネットワーク10へこれを送信する(ステップS15)。
中継ネットワーク10は宛先IPアドレスBとして指定されたフレーム処理装置21へ該IPパケットを送信する。
フレーム処理装置21は該IPパケットをNIC部217にて受信し、これをデカプセル化部212へ出力する(ステップ図4のS1)。
デカプセル化部212は、該IPパケットをデカプセル化し、復元したフレームを宛先処理部211へ出力する(ステップS2)。
宛先処理部211は該フレームを入力し、宛先MACアドレスcが同報アドレスではないので、該フレームをNIC部216へ出力する(ステップS3)。
NIC部216は入力した該フレームをローカルネットワーク12へ送信する(ステップS4)。
ローカルネットワーク12は受信した該フレームの宛先MACアドレスcである端末32へ該フレームを送信する。
こうして、端末30から宛先MACアドレスを端末32のMACアドレスcとするイーサネットフレームが送信された場合、端末32がその当該フレームを受信する。これとは逆方向に、端末32から宛先MACアドレスを端末30のMACアドレスaとするイーサネットフレームを送信した場合も同様の動作となり、端末30がそのフレームを受信する。
次に、端末30から宛先MACアドレスを同報アドレス(ブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアドレス)とするイーサネットフレームを送信した場合の動作について詳細に説明する。
端末30から宛先MACアドレスを同報アドレスとするイーサネットフレームが送信されると、当該イーサネットフレームはフレーム処理装置20のNIC部206で受信され、フィルタ部203へ出力される(図5のステップS10)。
フィルタ部203は該フレームを入力する。宛先MACアドレスは同報アドレスであるので(ステップS11)、フィルタ部203は、該フレームの送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部205のローカルアドレスを検索する(ステップS16)。すると「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」の3組が見つかるため、フィルタ部203は該フレームをカプセル化部204へ出力する(ステップS17)。
カプセル化部204は該フレームを入力する。該フレームの宛先MACアドレスが同報アドレスであるので、カプセル化部204は、該フレームの送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部205のローカルアドレスを検索する。すると、「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」の3組が見つかる。相異なるトンネリング先アドレスは、フレーム処理装置21のIPアドレスBと、フレーム処理装置22のIPアドレスCの2つであるため(ステップS18)、カプセル化部204は、該フレームを宛先IPアドレスをフレーム処理装置21のIPアドレスBとするIPパケットと、宛先IPアドレスをフレーム処理装置22のIPアドレスCとするIPパケットの2つへカプセル化して、それぞれをNIC部207へ出力する(ステップS19)。
NIC部207は該2つのIPパケットを入力し、それぞれを中継ネットワーク10へ送信する(ステップS20)。
中継ネットワーク10は宛先IPアドレスBとして指定された該IPパケットをフレーム処理装置21へ送信し、宛先IPアドレスCとして指定された該IPパケットをフレーム処理装置22へ、それぞれ送信する。
フレーム処理装置21は該IPパケットをNIC部217にて受信し、これをデカプセル化部212へ出力する(図4のステップS1)。
デカプセル化部212は、該IPパケットをデカプセル化し復元したフレームを宛先処理部211へ出力する(ステップS2)。
宛先処理部211は該フレームを入力する。宛先MACアドレスは同報アドレスであるので(ステップS3)、宛先処理部211は、該フレームの送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部215のリモートアドレスを検索する(ステップS5)。「端末32のMACアドレスc、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末33のMACアドレスd、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」の2組が見つかるので(ステップS6)、宛先処理部211は、該フレームの宛先MACアドレスを端末32のMACアドレスcへ置換したフレームと、該フレームの宛先MACアドレスを端末32のMACアドレスdへ置換したフレームの2つを生成し(ステップS7)、それぞれのフレームをNIC部216へ出力する。NIC部216は入力したそれぞれの該フレームをローカルネットワーク12へ送信する(ステップS8)。
ローカルネットワーク12は受信したそれぞれの該フレームを端末32と端末33へそれぞれ送信する。端末32と端末33は該フレームをそれぞれ受信する。
一方、フレーム処理装置22は該IPパケットをNIC部227にて受信し、これをデカプセル化部222へ出力する(図4のステップS1)。
デカプセル化部222は、該IPパケットをデカプセル化し、復元したフレームを宛先処理部221へ出力する(ステップS2)。
宛先処理部221は該フレームを入力する。宛先MACアドレスは同報アドレスであるので(ステップS3)、宛先処理部221は、該フレームの送信元MACアドレスである端末30のMACアドレスaをキーとしてテーブル部225のリモートアドレスを検索する(ステップS5)。宛先処理部221は、「端末34のMACアドレスe、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスC」の組が見つかるので(ステップS6)、該フレームの宛先MACアドレスを端末34のMACアドレスeへ置換したフレームを生成し(ステップS7)、これをNIC部226へ出力する。NIC部226は入力した該フレームをローカルネットワーク13へ送信する(ステップS8)。
ローカルネットワーク13は受信した該フレームの宛先MACアドレスeである端末34へ該フレームを送信する。端末34は該フレームを受信する。
以上のようにして、端末30から発せられた同報フレームは、テーブル部205にリモートアドレスc、d、eが記憶されている端末である、端末32、端末33、端末34のそれぞれにて受信される。なお、端末31もこの同報フレームを受信するが、同じローカルネットワーク11に接続されている端末なので、特に問題は生じない。
次に、端末31から宛先MACアドレスを同報アドレスとするイーサネットフレームを送信した場合の動作について詳細に説明する。
端末31から宛先MACアドレスを同報アドレスとするイーサネットフレームが送信されると、当該イーサネットフレームは、フレーム処理装置20のNIC部206で受信され(図5のステップS10)、フィルタ部203へ出力される。
フィルタ部203は該フレームを入力する。宛先MACアドレスは同報アドレスであるので(ステップS11)、フィルタ部203は、該フレームの送信元MACアドレスである端末31のMACアドレスbをキーとしてテーブル部205のローカルアドレスを検索する(ステップS16)。この場合一致する組が見つからないので(ステップS17)、フィルタ部203は該フレームを破棄する。
このように本実施の形態によれば、データリンク層フレームを直接送受信できない中継ネットワーク10を介して隔てられた、VLANまたはトンネリング手段等を利用できない端末30〜35どうしが、データリンク層フレームを直接送受信できる。さらに本発明によれば、他の許可されていない端末に対しては、中継ネットワーク10を介して送信されてきたデータリンク層フレームを処理させないことを可能とする。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6を参照すると、本実施の形態は、インターネットや地域IP網等のIPパケットにより通信可能な中継ネットワーク10に対して、1つ以上の端末36が接続するほかは、本発明の第1の実施の形態と同様である。
端末36は、中継ネットワーク10と接続するNIC部367と、NIC部367から入力したカプセル化されたIPパケットをデカプセル化してイーサネットフレームを取り出すデカプセル化部362と、イーサネットフレームをカプセル化してIPパケットとしてNIC部367へ出力するカプセル化部364とを備える。NIC部367は中継ネットワーク10内で用いられる識別子であるIPアドレスGおよびMACアドレスgを保持する。このような構成をとることにより、フレーム処理装置20〜22からは、端末36はフレーム処理装置と同様の構成として認識される。
また本実施の形態においては、フレーム処理装置20のテーブル部205は、「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末30のMACアドレスa、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末30のMACアドレスa、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」と、「端末30のMACアドレスa、端末36のMACアドレスg、端末36のIPアドレスG」の4組を記憶する。
フレーム処理装置21のテーブル部215は、予め「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末32のMACアドレスc、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末32のMACアドレスc、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」と、「端末33のMACアドレスd、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末33のMACアドレスd、端末34のMACアドレスe、フレーム処理装置22のIPアドレスC」と、「端末32のMACアドレスc、端末36のMACアドレスg、端末36のIPアドレスG」と、「端末33のMACアドレスd、端末36のMACアドレスg、端末36のIPアドレスG」の6組を記憶する。
フレーム処理装置22のテーブル部225は予め、「ローカルアドレス、リモートアドレス、トンネリング先アドレス」の組として、「端末34のMACアドレスe、端末30のMACアドレスa、フレーム処理装置20のIPアドレスA」と、「端末34のMACアドレスe、端末32のMACアドレスc、フレーム処理装置22のIPアドレスB」と、「端末34のMACアドレスe、端末33のMACアドレスd、フレーム処理装置21のIPアドレスB」と、「端末34のMACアドレスe、端末36のMACアドレスg、端末36のIPアドレスG」の4組を記憶する。
これによって、前述の本発明の第1の実施の形態と同様の処理により、端末36は、各ローカルネットワーク11〜13内の同じグループの端末30、32、33および34と直接的にイーサネットフレームを用いて通信することができる。
この構成により、家庭外へ持ち出したPCなどの端末36から、自身の家庭の指定した端末に対して直接リモートアクセスすることが可能となる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上の例に限定されず、その他各種の付加変更が可能である。また、本発明のフレーム処理装置は、その有する機能をハードウェア的に実現することは勿論、コンピュータとプログラムとで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリ等のコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態におけるフレーム処理装置として機能させ、図4および図5に例示したような処理を実行させる。

Claims (21)

  1. 第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力することを特徴とするフレーム処理方法。
  2. 第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得ることを特徴とする請求項1記載のフレーム処理方法。
  3. 前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームについては、そのまま前記第2のネットワークに出力することを特徴とする請求項1または2記載のフレーム処理方法。
  4. 前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄し、
    前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、
    前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、
    それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信することを特徴とする請求項2または3記載のフレーム処理方法。
  5. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブル部を備えたフレーム処理装置におけるフレーム処理方法において、
    a)前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、
    該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るステップ、
    b)前記ステップaで得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスを検索し、
    マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、
    宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信するステップ、
    c)前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、
    該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、
    マッチする組が存在した場合、および前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、
    マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するステップ、
    d)前記ステップcで有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、
    マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、
    前記ステップcで有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、
    マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、
    それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するステップ、
    を含むことを特徴とするフレーム処理方法。
  6. 前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、
    前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、
    前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、
    前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、
    前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、
    前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、
    前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることを特徴とする請求項5記載のフレーム処理方法。
  7. 前記ステップdと前記ステップaで用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることを特徴とする請求項5または6記載のフレーム処理方法。
  8. 第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力する宛先処理部を備えることを特徴とするフレーム処理装置。
  9. 第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得るデカプセル化部を備えることを特徴とする請求項8記載のフレーム処理装置。
  10. 前記宛先処理部は、前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームについては、そのまま前記第2のネットワークに出力することを特徴とする請求項8または9記載のフレーム処理装置。
  11. 前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄するフィルタ部と、
    前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化部を
    備えたことを特徴とする請求項9または10記載のフレーム処理装置。
  12. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続されたフレーム処理装置において、
    前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブル部と、
    前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るデカプセル化部と、
    前記デカプセル化部で得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信する宛先処理部と、
    前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、および、前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するフィルタ部と、
    前記フィルタ部で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記ローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記フィルタ部で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブル部の前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化部を
    備えたことを特徴とするフレーム処理装置。
  13. 前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、
    前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、
    前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、
    前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、
    前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、
    前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、
    前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることを特徴とする請求項12記載のフレーム処理装置。
  14. 前記カプセル化部と前記デカプセル化部で用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることを特徴とする請求項12または13記載のフレーム処理装置。
  15. コンピュータを、
    第1のネットワークから得られた宛先アドレスが同報アドレスであるデータリンク層フレームについて、前記データリンク層フレームの前記宛先アドレスを、前記データリンク層フレームの送信元アドレスに予め対応付けられている1つ以上のユニキャストアドレスのそれぞれに置換した1つ以上のデータリンク層フレームに変換して第2のネットワークに出力する宛先処理手段、として機能させるためのプログラム。
  16. 前記コンピュータを、
    さらに、第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化して前記データリンク層フレームを得るデカプセル化手段、として機能させるための請求項15記載のプログラム。
  17. 前記宛先処理手段は、前記宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームについては、そのまま前記第2のネットワークに出力することを特徴とする請求項15または16記載のプログラム。
  18. 前記コンピュータを、
    さらに、前記第2のネットワークから受信したデータリンク層フレームについて、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組が予め定められた宛先アドレスと送信元アドレスの組に一致する場合、および、前記データリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスが予め定められた1つ以上の送信元アドレスに一致する場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合はデータリンク層フレームを破棄するフィルタ手段として機能させ、
    前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスに対して予め定められた1つ以上のトンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記有効なデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスの組に対して予め定められたトンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化手段、として機能させる
    ための請求項16または17記載のプログラム。
  19. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第2のネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるローカルアドレスと、トンネリング先装置の配下のローカルネットワークに接続する端末のデータリンク層アドレスであるリモートアドレスと、前記トンネリング先装置の前記第1のネットワーク側に割り当てられたネットワーク層アドレスであるトンネリング先アドレスとの組を1つ以上保持するテーブルを記憶する記憶部を有するコンピュータを、
    前記第1のネットワークからカプセル化されたネットワーク層パケットを受信し、該受信したネットワーク層パケットをデカプセル化してデータリンク層フレームを得るデカプセル化手段として機能させ、
    前記デカプセル化手段で得られたデータリンク層フレームについて、宛先アドレスが同報アドレスであれば、データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスを検索し、マッチした組の1つ以上の前記ローカルアドレスそれぞれによって前記データリンク層フレームの宛先アドレスを置換した1つ以上のフレームを生成してそれぞれを前記第2のネットワークへ送信し、宛先アドレスが同報アドレス以外であるデータリンク層フレームであればそのまま前記第2のネットワークへ送信する宛先処理手段として機能させ、
    前記第2のネットワークからデータリンク層フレームを受信し、該受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、および、前記受信したデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスであり且つ送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記ローカルアドレスを検索し、マッチする組が存在した場合、前記データリンク層フレームを有効とし、その他の場合は前記データリンク層フレームを破棄するフィルタ手段として機能させ、
    前記フィルタ手段で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスである場合、該データリンク層フレームの送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記ローカルアドレスを検索し、マッチした1つ以上の組の相異なる前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとする1つ以上のネットワーク層パケットへカプセル化し、前記フィルタ手段で有効とされたデータリンク層フレームの宛先アドレスが同報アドレスでない場合、該データリンク層フレームの宛先アドレスと送信元アドレスをキーとして前記テーブルの前記リモートアドレスと前記ローカルアドレスを検索し、マッチした組の前記トンネリング先アドレスを宛先アドレスとするネットワーク層パケットへカプセル化し、それぞれの該パケットを前記第1のネットワークへ送信するカプセル化手段、として機能させる
    ためのプログラム。
  20. 前記データリンク層フレームはイーサネットフレームであり、
    前記ネットワーク層パケットはIPパケットであり、
    前記同報アドレスはイーサネットのブロードキャストアドレスかマルチキャストアドレスであり、
    前記テーブル部の前記ローカルアドレスと前記リモートアドレスはMACアドレスであり、
    前記テーブル部の前記トンネリング先アドレスはIPアドレスであり、
    前記第1のネットワークはIPパケットを転送可能なイントラネットまたはインターネットであり、
    前記第2のネットワークはイーサネットフレームを転送可能な有線または無線LANであることを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 前記カプセル化手段と前記デカプセル化手段で用いられるカプセル化方式とデカプセル化方式は、EtherIP、Ethernet over HTTPS、Ethernet over IPsec、L2TP、Ethernet over UDP、Ethernet over TCPのいずれかであることを特徴とする請求項19または20記載のプログラム。
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