JP4861924B2 - 画像処理装置、その制御方法、そのプログラム、その記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、そのプログラム、その記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、カラー画像データの印刷により得られたカラー印刷物から元のカラー画像データに復元する画像処理装置、あるいは、後に復元できるようにカラー画像データをカラー印刷する画像処理装置、その制御方法、そのプログラム、その記憶媒体に関する。
カラー画像データを印刷してカラー印刷物を作成する時、このカラー画像データの画質は、印刷という処理の中で変化(多くの場合は劣化)することになる。
実際に、拡張RGB空間の色域で作成したカラー画像データを印刷すると、印刷物上のカラー画像の色域は、印刷装置の発色可能な記録デバイスRGB空間にまで圧縮されてしまうことになる(即ち、色の劣化が起きる)。
そこで、特許文献1は、カラーの印刷物からカラー画像データを復元させるための技術を開示している。
より詳細には、特許文献1は、オリジナルのカラー画像データそのものをバーコード化して、紙に印刷する方法を開示している。この紙がスキャンされると、上記バーコード内からオリジナルのカラー画像データを読み出され印刷される。
特開平10−126607
特許文献1の方法では、情報量が非常に大きいカラー画像データをバーコード化する必要がある。従って、バーコード(二次元バーコードを含む)のサイズが非常に大きくなってしまう。
例えば、RGB各色600万画素相当のデジタルカメラで撮影されたカラー画像データの情報量は18メガバイト相当になってしまうのに対し、A4一枚サイズのバーコードの情報量は1キロバイト相当である。その比率は、約18000対1である。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、以下にある。つまり、より少ない情報量の埋込まれた電子透かし画像データと、カラー画像データとが印刷して得られた印刷物から、きれいなカラー画像データを再生することができる画像処理装置を提供するところにある。
上記課題を解決するために、本請求項1に係る画像処理装置は、以下を特徴とする。
即ち、カラー画像データの輝度データと色差データとのうちの色差データを用いて作成された電子透かし画像データを含む読取画像データから、当該読取画像データのうちの前記電子透かし画像データ内の情報を得る得手段と、前記得手段で得られた情報を用いて前記読取画像データの色差データを補正することで、復元後カラー画像データを生成する色付手段とを有し、前記電子透かし画像データ内の情報は、前記カラー画像データに含まれる複数の単位領域の色差データの代表値を含んでおり、前記色付手段は、前記読取画像データの色差データを複数の単位領域に分割する分割し、当該分割により得られた複数の単位領域のうちの、前記読取画像データ内の対象とする画素が所属する単位領域の包含領域内における、前記電子透かし画像データ内の単位領域の代表値を用いて当該対象とする画素の色差値を補正することで、前記読取画像データの色差データを補正することを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、より少ない情報量の埋込まれた電子透かし画像データと、カラー画像データとが印刷して得られた印刷物から、きれいなカラー画像データを再生することができる。
(実施例1)
本実施例では、オリジナルカラー画像データをカラー印刷する環境において、輝度データと色差データのうち色差データをバーコード化してカラー出力する画像処理装置を開示する。更に、色差データを含むバーコードを有するカラー印刷物を、スキャナなどの原稿読取装置によって読み取り、カラー画像データに復元する画像処理装置を開示する。
このように、本実施例では、色データの全てではなく、そのうちの色差データをバーコード化することにより、バーコード内の情報量を削減している。
[色差データを持つカラー画像の生成]
先ずは、オリジナルのカラー画像データをカラー印刷する環境において、輝度データと色差データのうち色差データをバーコード化して出力する画像処理装置、読取装置、印刷装置を含む印刷システムを開示する。ここでいうオリジナルのカラー画像データとは、デジタルカメラやイメージスキャナで取り込んだ銀縁写真などを指す。
読取装置はオリジナル原稿又はオリジナル被写体をRGBで読み取り、RGBのカラー画像データを生成する。そして、当該生成されたRGBのカラー画像データを画像処理装置に対して出力する。
画像処理装置は、読取装置から受取ったRGBのカラー画像データに対して画像処理を行う。そして、当該画像処理により得られたCMYKの画像データを印刷装置に出力する。
印刷装置は、画像処理装置から受取ったCMYKの画像データをシート上に出力する。言い換えると、印刷装置は、画像処理装置から受取ったCMYKの画像データから印刷物を作成する。
なお、これ以降、画像処理装置と印刷装置とが夫々別の装置であるものとして説明を行うが、これらの装置が電気的に接続された一体型の装置であってもよい。一対型の装置である時、その装置を画像形成装置と呼ぶことにする。加えて、画像読取装置も電気的に接続された一体型の装置であってもよい。一対型の装置である時、この装置も画像形成装置と呼ぶことにする。
以下、図1〜図4及び図7を参照して、読取装置により生成されたRGBの色データからなるカラー画像データをCMYKに変換して印刷装置に出力する画像処理装置について開示する。
なお、図1〜図4及び図7に示す各処理部は画像処理装置内のCPUにより統括的に制御される。また、各処理部が行う処理内容を定義したプログラムは同じく画像処理装置内の記憶媒体(HDDやフラッシュメモリやCD−ROMやDVD)に記憶可能な状態で保存されている。従って、CPUは、この記憶媒体に記憶されているプログラムを順次読み出すことにより、各処理部の処理内容を統括的に制御する。
<図1の説明>
■色空間変換部101の処理
色空間変換部101は、受取ったRGBの色データからなるカラー画像データを、輝度データと色差データとに分解する。本発明では、分解後の色空間に決まりはなくYUVでもLABでもYCbCrでもHSVでもよいが、本実施例では分解後の色空間をYCbCrとする。なお、本明細書では、この色空間変換部より前に、読取装置依存の画像データから読取装置非依存の画像データに変換されるものとする(周知のカラーマッチング技術により)。
また、本明細書では、一般的に明度と呼ばれる(LAB)のLや、強度と呼ばれる(HSVの)Vや、輝度と呼ばれる(YUVやYCbCr)のYも、どちらも輝度という言葉に含まれるものとする。また、(YCbCr)のCb及びCr、(YUVの)U及びV、(LABの)A及びBは、文字通り色差という言葉に含まれるものとする。なお、本発明では、色差の代わりに、一般的に色相と呼ばれるH及び彩度と呼ばれるSを用いても良い。
このように、輝度とは、色の明るさや暗さや濃さや輝きを表す言葉であり、一方、色差とは、上記明るさや暗さや濃さや輝き以外の色の要素を表す言葉であるものと本明細書ではする。
RGBデータとYCbCrデータとを変換する変換式は以下である。ただし、ダイナミックレンジは256で、各データは0から255の値を取るものとする。
Y=0.29900*R+0.58700*G+0.11400*B
Cb=−0.16874*R−0.33126*G+0.50000*B+128
Cr=0.50000*R−0.41869*G−0.08131*B+128
R=Y+1.40200*(Cr−128)
G=Y−0.34414*(Cb−128)−0.71414*(Cr−128)
B=Y+1.77200*(Cb−128)
0≦R≦255,0≦Y≦255
0≦G≦255,0≦Cb≦255
0≦B≦255,0≦Cr≦255
分解後、色空間変換部101は、カラー画像データ(カラー画像データの輝度データ及びカラー画像データの色差データ)を濃度生成部105に対して出力する。また、色空間変換部101は、カラー画像データの色差データを領域分割部102に対して出力する。
■領域分割部102
領域分割部102は、受取った色差データを複数の単位領域(例えば、16画素×16画素・・・図8参照)に領域分割する。この領域分割部102は、領域分割後の各領域における色差データに対応する座標値と、当該領域分割後の各領域における色差データとを分割色差データとして代表値抽出部103に出力する。なお、本明細書では、この単位領域のことを所定サイズ領域とも称する。
■代表値抽出部103
代表値抽出部103は、受取った複数の分割色差データの夫々から、各分割色差データに対するデータ量削減処理を行ない、削減後色差データを得る。具体的なデータ量削減処理については以下に説明する。まず、代表値抽出部103は、受取った各分割色差データの各代表値を抽出する。そして、各代表値と、各代表値に対応する(エンコート部104で生成される電子透かし画像からの)座標値とを集合化して、その集合を削減後色差データとする。このとき、座標値の集合の替わりに、(エンコート部104で生成される電子透かし画像からの)第一の所定サイズ領域位置と単位領域サイズと単位領域の縦横数を削減後色差データに含めてもよいものとする。その後、代表値抽出部103は、その削減後色差データをエンコード部104に出力する。
分割色差データの代表値は、例えば、分割色差データの平均値AVGijであってもよい。また、分割色差データを周波数分解した際に得られる直流成分と低周波成分であってもよい。また、分割色差データに対応する単位領域内の左上の画素の色差値や中央の画素の色差値であってもよい。いずれにせよ、代表値は、分割色差データに対応する単位領域内の色差値を代表する値である。
■エンコード部104
エンコード部104は、代表値抽出部103から受取った集合を電子透かし画像化して電子透かし画像データに変換する。これにより、代表値(及び、当該代表値に対応する座標値)の集合は、機械読み取り可能なデジタルフォーマットの画像データになる。例えば、公知の電子透かし画像データ(図6参照)になるように変換される。なお、本明細書では電子透かしという言葉を二次元バーコードや一次元バーコードやステガノグラフィーといった技術を含む言葉として定義する。即ち、電子透かし画像とは、機械可読なデータを含む画像として定義する。ただし、この機械可読なデータは、機械により可読されない限り人間が理解することのできないデータである。
なお、このエンコード部104で作成された電子透かし画像データはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのどれか一つ、若しくは複数のプレーンを用いて電子透かし画像データを生成する。
また、エンコード部は、上記電子透かし画像データを濃度成分のデータとして合成部106に出力する。
■濃度生成部105
濃度生成部105は、プロファイルを用いて、色空間変換部101から受取った輝度データ及び色差データをCMYKのカラー濃度データに変換する。ここで、プロファイルとは、YCbCrの入力データに対して、一意にCMYKの濃度データに変換するテーブルを示す。また、プロファイルは、記録部を構成するトナーやインクの色材の色相の種類によって構成される為、CMYKとは限らない。更に言及すると、デバイス依存の色空間と、sRGBなどに代表されるデバイス非依存の色空間をマッピングによって変換する機能も併せ持つ事が出来る。
その後、濃度生成部105は、カラー濃度データを合成部106に出力する。
■合成部106
合成部106は、濃度生成部105から受取ったカラー濃度データとエンコード部104から受取った電子透かし画像データとを濃度成分の状態で合成する。合成方法は、論理和合成である。合成後は、カラー濃度成分の合成データを二値化部107に出力する。
なお、オリジナルカラー画像データのサイズが記録用紙サイズよりも小さい場合には、例えば、図9に記載するようにカラー濃度データの余白部分に電子透かし画像データを合成する。
また、オリジナルカラー画像データのサイズが記録用紙サイズと同じくらいで余白が無い場合には、カラー濃度データのページとは異なるページ(例えば、裏面のページや次のページ)に電子透かし画像データを配置する。このように、本明細書では、電子透かし画像データをカラー濃度データとは別のページに配置することも、電子透かし画像データとカラーデータとを合成する、と称する。
■二値化部107
二値化部107は、合成部106から受取ったカラー濃度成分の合成データを、印刷装置が印刷することの出来るデータ(例えば、1ビットの二値データ)に変換する。そして、得られた濃度成分の二値合成データを印刷装置に対して出力する。
<図2の説明>
図1の画像処理装置において、エンコード部104は、代表抽出部103から出力された色差データのみを受取り、色空間変換部101から輝度データを受取らなかった。
これに対し、図2の画像処理装置は、エンコード部104は、色空間変換部101から特徴量生成部201を介して、非常に高い削減割合で輝度データのデータ量が削減されて得られた輝度データ全体の特徴量を更に受取ることになる。
このような違いのある図2の画像処理装置を説明するにあたって、図1と異なる処理をする色空間変換部101と特徴量生成部201とエンコード部104についてのみ説明を行う。
■色空間変換部101の処理
図2における色空間変換部101は、図1における色空間変換部101の処理に加えて、カラー画像データの輝度データを特徴量生成部201に対して出力する。
■特徴量生成部201の処理
図2における特徴量生成部201は、受取った輝度データ全体のヒストグラムを生成し、当該生成されたヒストグラムの特徴量を抽出する。特徴量とは、本実施例ではノイズ分を除いたヒストグラムの両端点の輝度値V1,V2(図5参照)とするが、これに限ったものではない。例えば、ヒストグラムすべてであってもよいし、ヒストグラム内の1又は複数のピークの輝度値と、両端点(V1,V2)の輝度値であってもよい。但し、本実施例では説明の簡略化の為に両端点の輝度値を特徴量とする。このように、あるデータの特徴量とは、そのあるデータ全体の統計値を示す。
なお、本実施例では、ヒストグラム内の輝度値のうち最も低い値3%と最も高い値3%とをノイズと定義している。そのため、V1は、輝度値のうちノイズ分を除いた最も小さい値となり、V2は、輝度値のうちノイズ分を除いた最も大きい値となる。
図5は、この特徴量生成部201が作成した輝度データ全体のヒストグラムであり、横軸が輝度値、縦軸が頻度となっている。
以上の処理を終了すると、特徴量生成部201は、生成した輝度データ全体の特徴量をエンコード部104に出力する。
■エンコード部104の処理
エンコード部104は、代表値抽出部103から受取った代表値(及び、それに対応する座標値)の集合と、特徴量生成部201から受取った輝度データ全体の特徴量とを電子透かし画像化して、輝度成分の電子透かし画像データに変換する。
このように、図2の画像処理装置は、図1の画像処理装置と違い、削減後色差データだけではなくて輝度データ全体の特徴量を電子透かし画像データに含ませることになる。
ただし、この輝度データ全体の特徴量は、輝度データのヒストグラムを元にして得られる情報なので、削減後色差データに比べて情報量が非常に少ない。例えば、本実施例のように輝度データ全体の特徴量を、ヒストグラム内の両端点の輝度値としていたとすると、その情報量たるや、たったの16ビットである。その内訳は、V1が8ビット(V1は、0から255を取り得る)、V2が8ビット(V2は、0から255を取り得る)である。
なお、この図2の画像処理装置のように輝度データ全体の特徴量を電子透かし画像データに含めておくとで、図1の画像処理装置に比べて、復元処理の際に、よりオリジナルカラー画像データに近いカラー画像データを得ることができる。
また、図1の画像処理装置と異なり、図2の画像処理装置が生成する電子透かし画像データには色差データの他に輝度データの特徴量が含まれている。しかし、この輝度データの特徴量は、非常に高い削減割合で削減されたデータ(例えば、たったの16ビットのデータ)であるため、電子透かし画像データのサイズへの影響は非常に小さくてすむ。
<図3の説明>
図3の画像処理装置は、図1の画像処理装置と異なり、二値化部307が前段に位置している。また、エンコード部304が、濃度成分のデータとして電子透かし画像データを合成部305に出力している。このように、図1の画像処理装置は、基本的に図1の画像処理装置に似ている。そのため、図1の画像処理装置と異なる点を中心に、図3の画像処理装置の説明を行う。
■色空間変換部301の処理
色空間変換部301は、受取ったRGBの色データであるカラー画像データを、輝度データと色差データとに分解する。
その後、色空間変換部301は、輝度データ色差データを濃度生成部306に対して出力する。また、色空間変換部301は、色差データを領域分割部302に対して出力する。
■領域分割部302
図1の領域分割部102と同じ処理を行うため省略する。
■代表値抽出部303
図1の代表地抽出部103と同じ処理を行うため省略する。
■エンコード部304
エンコード部304は、代表値抽出部303から受取った代表値(及び、その代表地に対応する座標値)の集合を電子透かし画像化して、濃度成分の電子透かし画像データに変換する。そして、この濃度成分の電子透かし画像データを合成部305に出力する。
なお、図1の画像処理装置では、このエンコード部104はCMYKのカラー濃度データを多値の状態で生成する事が可能であった。しかし、図3の画像処理装置は2値化された状態で生成する。これは、図3の画像処理装置における二値化部が合成部の前段に位置している為である。一般的に電子透かしは2値化された状態で生成される。出力先が2値化処理前でのデータ処理の場合には0、255の値を取る。一方、出力先が2値化処理後でのデータ処理の場合には、0、1の値を取る。よって、エンコード部303の処理負荷に影響は無い事が予想される。
■濃度生成部306
濃度生成部306は、濃度生成部105とほぼ同様である。違う点は、二点しかない。一点目は、濃度生成部306が、色空間変換部101ではなく、色空間変換部301から輝度データと色差データとを受取る点である。また、二点目は、濃度生成部306が、合成部106ではなく、二値化部307にCMYKデータを送る点である。
■二値化部307
二値化部307は、濃度生成部308から受取ったカラー濃度データを、印刷装置が印刷することの出来る情報量(例えば、1ビットの二値データ)に変換し、濃度成分の二値輝度データを生成する。そして、生成された二値輝度データを合成部305に出力する。
■合成部305
合成部305は、二値化部307から受取ったカラー濃度成分の二値輝度データと、エンコード部304から受取った濃度成分の二値の電子透かし画像データ(C/M/Y/Kの一つ若しくは複数)とを受け取る。そして、濃度成分の状態のまま合成することで、濃度成分の二値合成データを生成する。更に、この濃度成分の二値合成データを印刷装置に対して出力する。
なお、この図3の画像処理装置のように二値化部306が合成部305より前段にある画像処理装置では、二値化部が二値化処理を実行する領域を削減出来る。その為、電子透かし画像を次ページに記録する場合などでは、図1の画像処理装置に比べて処理負荷が少ない。
<図4の説明>
図3の画像処理装置において、エンコード部304は、代表抽出部303から出力された削減後色差データのみを受取り、色空間変換部301から輝度データを受取らなかった。
これに対し、図4の画像処理装置は、色空間変換部301から特徴量生成部401を介して、非常に高い削減割合で輝度データのデータ量が削減されて得られた輝度データ全体の特徴量を更に受取ることになる。
このような違いを持つ図4の画像処理装置を説明するにあたって、図3と異なる処理をする色空間変換部301と特徴量生成部401とエンコード部304についてのみ説明を行う。
■色空間変換部301の処理
図4における色空間変換部301は、図3における色空間変換部301の処理に加えて、輝度データを特徴量生成部401に対して出力する。
■特徴量生成部401の処理
図4における特徴量生成部401は、図2における特徴量生成部201と同じく、受取った輝度データ全体の特徴量を抽出する。
■エンコード部304の処理
エンコード部304は、代表値抽出部303から受取った代表値の集合(及び代表値に対応する座標値)と特徴量生成部401から受取った特徴量とを電子透かし画像化して電子透かし画像データに変換する。
このように、図4の画像処理装置は、図3の画像処理装置と違い、輝度データ全体の特徴量を削減後色差データに加えて電子透かし画像データに含ませることになる。
なお、この図4の画像処理装置のように特徴量を電子透かし画像データに含めておくとで、図3の画像処理装置に比べて、復元処理の際に、よりオリジナルカラー画像データに近いカラー画像データを得ることができる。
また、図3の画像処理装置と異なり、図4の画像処理装置が生成する電子透かし画像データには色差データの他に輝度データの特徴量が含まれている。しかし、この輝度データの特徴量は、非常に高い削減割合で削減されたデータであるため、電子透かし画像データは小さくてすむ。
[色差データを電子透かし画像データとして含むカラー画像からのカラー画像への復元]
次に、印刷された前述のカラーの印刷物をカラー画像データとして復元する印刷システムについて言及する。この印刷システムは、読取装置、画像処理装置、印刷装置からなる。
読取装置は印刷物を読み取り、RGBの画像データを生成する。そして、当該生成されたRGBの画像データを画像処理装置に対して出力する。
画像処理装置は、読取装置から受取ったRGBの画像データに対して画像処理を行う。そして、当該画像処理により得られたカラー画像データをディスプレイ等の表示装置に出力する。
なお、この表示装置は、上記印刷システムと同一のシステムであってもよいし、他のシステムであってもよい。
以下、図7を参照して、読取装置により生成されたRGBの色データである画像データをカラー化して表示装置に出力する画像処理装置について開示する。
図7に示す各ステップでの処理は画像処理装置内のCPUにより統括的に制御される。なお、各ステップでの処理の内容を定義したプログラムは画像処理装置内の記憶媒体(HDDやフラッシュメモリやCD−ROMやDVD)に読み出し可能な状態で保存されている。従って、CPUは、この記憶媒体に記憶されているプログラムを順次読み出すことにより、各ステップにおける処理を実行する。
<図7の説明>
図7は、本印刷システムにおける画像処理装置が行う処理を記載したフローチャートである。この画像処理装置は、画像処理装置内のCPUにより統括的に制御される。
従って、各ステップの処理はCPUが実行する。
ステップ701では、読取装置から受取ったRGBの画像データを輝度データと色差データとに分解する。
ステップ702では、輝度データ内に電子透かし画像データが存在するか判定する。存在しない場合には、ステップ709に移行して、この輝度データと色差データとを記憶手段に出力する。存在する場合には、ステップ703に移行する。
ステップ703では、電子透かし画像データをデコードして削減後色差データ(各領域の色差データの代表値及びその代表値に対応する座標値の集合)が得られるか判定する。判定の結果、存在しない場合には、ステップ709に移行して輝度データと色差データとを記憶手段に出力する。
ステップ704では、削減後色差データ内の(色差データの代表値に対応する)座標値が、ステップ701で得られた色差データのどの領域(16×16画素の領域)に対応するかを順次、決定していく。言い換えると、ステップ701で得られた色差データの分割領域と、電子透かし画像データに含まれる各領域の色差データの分割領域とが一対一の対応関係になるように、順次調整していく。なお、この対応関係を決めていく際には、本実施例では、印刷時や読取時に発生した斜行を補正した上で、位置関係を順次、決定している。また、本実施例では、ステップ701で得られた色差データを、読取画像データの色差データと称することにする。
ステップ705では、ステップ701で得られた色差データ内の各分割領域の代表値(DC成分)を求め、その上で、その代表値を削減後色差データによって補正する。
補正方法の説明図を図12に示す。領域分割されている削減後色差データは、図1の103、図3の303で抽出された代表値であり、分割された各領域の代表値の集合である。
そこで、読取画像データの色差データ内の各分割領域における代表値を、削減後色差データのうちの当該分割領域に対応する領域の代表値で置き換える。このような置き換えが、上記補正を行うための一方法である。
なお、本実施例では、上述のように、代表値=DC成分であるものとしているため、このステップ705分割領域内の画素と画素との色差の移り変わりに関する情報(AC成分)を補正せず、その分割領域内の色差の代表値(DC成分)だけを補正することになる。
あるいは、補正を行うための方法として、以下のような加算を用いてもよい。
つまり、「削減後色差データのうちのある分割領域に対応する領域の代表値−色差データ内の当該ある分割領域における代表値」を、色差データ内の当該ある分割領域内の各画素に対して加算してもよい。
以上の補正により、復元後カラー画像データ(Y、Cb,Cr)を生成する。
このように、本ステップ705では、電子透かし画像データ内の削減後色差データにより補正されたDC成分を用いて、得られた輝度データに対して色の再生成が行われることになる。以上の方法を用いることで、複写が行われた際にAC成分よりも劣化しやすいDC成分(代表値)を補正すことができ、これにより、元のカラー画像データに非常に近いきれいな復元後カラー画像データを生成することができる。
ステップ706では、電子透かし画像データ内に輝度データ全体の特徴量が存在するか判定する。輝度データ全体の特徴量が存在しない場合(図2や図4の画像処理装置で、この電子透かし画像データが生成されていた場合)には、ステップ708に移行する。一方、特徴量が存在する場合には、ステップ707に移行して輝度データを修正する。
ステップ707では、電子透かし画像データ内の輝度データ全体の特徴量(例:Yチャンネルのヒストグラムの両端点V1,V2。図5参照)を用いて、ステップ701で得られた輝度データを修正する。
この修正は、ステップ701で得られた輝度データ(スキャンにより得られた輝度データ)の特徴量を、オリジナルのカラー画像データの輝度データの特徴量と一致させるために行われる。V1、V2が輝度データ全体の特徴量と定義されている場合を例に、具体的な修正式を以下に示す。
Figure 0004861924
V1(origin)は、特徴量生成部201又は特徴量生成部401により生成されたV1であり、V2(origin)は、特徴量生成部201又は特徴量生成部401により生成されたV2である。
なお、このステップ707では、ステップ701で得られた輝度データを修正するに先立ち、ステップ701で得られた輝度データの特徴量(V1(scan)とV2(scan))を求める。
具体的には、以下の手順で、ステップ701で得られた輝度データの特徴量((V1(scan)とV2(scan)))を求める。
まず、ステップ701により得られた輝度データ(スキャンにより得られた輝度データ)からヒストグラムを生成する。
そして、当該生成されたヒストグラムのうちノイズ分を除いた最も小さい値を、V1(scan)とする。また、当該生成されたヒストグラムのうちノイズ分を除いた最も大きい値を、V2(scan)とする。
また、Vは、ステップ701で得られた輝度データにおける各画素の修正前の輝度値であり、V’は各画素の修正後の輝度値である。
そして、V’(各画素の修正後の輝度値)の集合を、修正後の輝度データとして得る。
ステップ708では、復元後カラー画像データ(Y,Cb,Cr)を記憶手段に出力する。
以上の処理により、カラー画像データ内の色差データを用いて、オリジナルに近いカラー画像データが復元されることになる。
最後に、この記憶手段から復元後カラー画像データを読み出し、当該読み出した復元後カラー画像データをRGB成分にプロファイル等を用いて変換を行い、ディスプレイ等の表示装置に出力する。
以上の処理により、カラー印刷物における小さなサイズの電子透かし画像データと、上記カラー印刷物における輝度データと色差データからオリジナルに近いカラー画像データを復元することができる。
(実施例2)
実施例1では、削減後色差データとステップ701で得られた色差データとの対応付けを行い、ステップ705で、読取画像データの色差データを補正した。
言い換えると、所定サイズ領域に含まれる各画素の色差データを決定するにあたって、その所定サイズ領域の色差データとして電子透かし画像内に含まれている情報のDC成分のみを用いて補正を行ったのである。
本実施例では、所定サイズ領域に含まれる各画素の色差データを決定するにあたって、所定サイズ領域の色差データだけでなく、その所定サイズ領域の周囲の領域の色差データをも用いるのである。
なお、本実施例では、包含領域という言葉を、各画素の属する所定サイズ領域とその近傍に存在する領域を示す言葉として用いる。そして、本実施例においては、その包含領域を3x3エリアとする。ただし、1エリアは、16×16画素の所定サイズ領域に相当する。
従って、本実施例では、所定サイズ領域に含まれる各画素の色差データを決定するにあたって、包含領域の色差データをも用いるのである。
以下では、実施例1のように、所定サイズ領域に含まれる各画素の色差データを決定するにあたって、その所定サイズ領域の色差データとして電子透かし画像内に含まれている情報のみを用いる際の問題点とその対策を挙げる。
図10は、領域分割画像の一部分(3×3エリア)を示している。1エリアは、16×16画素の所定サイズ領域に相当する。図10が示す部分画像は赤、緑、青の3つの色で構成されており、各画素は輝度データと色差データをもっているものとする。構成色である赤、緑、青は、夫々の色が示す箇所では同じ輝度と色差であるものとする。
この図10より、単位領域内に色の変わり目が含まれているとき、各画素の色づけに利用する代表値は、所属領域だけでなく、包含領域も利用した方が良いことがわかる。
例えば、図10の領域5では、赤、緑、青の3色による境界が存在している。このような色の変わり目を含む領域では、実施例1の方法では、単位領域ノイズが発生してしまう。本来、色の変わり目は、エッジとなる画素群を境に切り替わる。しかし、実施例1では、所定サイズ領域の単位でしか色が切り替わらない。その上、色の境界を含む領域では、置き換える代表値が複数色の混在値で構成されているため、領域内の全画素を色づけするには、相応しい色とは言いがたい場合が起きてしまう。
例えば、図10の画素A(青)に対して色づけを行う場合、画素Aが所属する領域5の代表値(平均値)より、領域1の代表値(平均値)で色づけを行う方が好ましいと考えられる。
以上より、所属領域のみ用いた色づけの問題点と包含領域を利用することの有効性がわかる。
具体的には、ステップ705の部分を、替わりに図11のようにする。
■参照用代表値抽出ステップ1101
参照用代表値抽出ステップ1101では、読取画像データ内の複数の画素(16×16画素)をまとめて分割色差データとする。そして、後の処理で利用するために、各分割色差データの代表値を抽出する。
■参照先決定ステップ1102
参照先決定ステップ1102では、分割色差データ内の各画素の色差と、その画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域の(分割色差データの)代表値との比較を行う。なお、本実施例で、ある画素が図10のAであるとすると、その画素が所属する領域とは5であり、その画素が所属する領域の包含領域とは、1〜9である。また、その画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域とは、1〜9の領域の夫々を示す。
「各画素の色差値−その画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域の代表値」との差が最小となるような領域の座標を参照先アドレスとする。
なお、本実施例において、上記差は、ΔSである。
Figure 0004861924
あるいは、上記差を、ΔSではなく、Δθと定義してもよい。
Figure 0004861924
あるいは、上記差を、ΔθとΔSとの両方に基づく値(例えば、Δθの二乗+ΔSの二乗の合計値やΔθとΔSとの合計値などといった、ΔθもΔSも小さい時に小さくなる値)と定義してもよい。
ここで、Cb1、Cr1は、各画素の色差値を示し、Cb2、Cr2は、その画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域の代表値を示す。例えば、領域1の代表値を示す。
なお、本実施例では、Aの画素は青色なので、その画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域(1〜9)のうち、差が最小となるような領域は、同じく青色の1になることになる。
■色差補正ステップ1102
以下では、「各画素の色差値−対象とする画素が所属する領域の包含領域内に含まれる各領域の代表値」との差が最小となるような領域のことを、差最小領域と称する。つまり、本実施例では、差最小領域は、1である。
色補正ステップ1102では、「読取画像データにおける差最小領域内の代表値−(電子透かし画像データに含まれる)削減後色差データ内の上記差最小領域の色差値の代表値」を、各画素の色差値に加算する。
つまり、読取画像データにおける領域1の色差値の平均値と、電子透かし画像データにおける領域1の色差値の平均値との差を、画素Aの色差値に加算するのである。ここで、読取画像データにおける領域1の色差値の平均値と、電子透かし画像データにおける領域1の色差値の平均値との差は、何を示しているかというと、印刷や複写による画像の劣化具合を示している。そこで、本実施例では、本ステップで、この劣化を補償するために、上記加算を行っているのである。
なお、本実施例では、印刷や複写による画像の劣化具合を見るために、わざわざ差最小領域というのを決めている。これは、画素Aの色差の劣化具合は、他の領域(2〜9)よりも、領域1の色差の劣化具合に近いからである。
そして、以上の処理を読取画像データ内の全画素に対して行うことにより、復元後カラー画像データ(Y、Cb,Cr)を生成する。
<その他の実施例>
本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
また本発明の目的は、上述した各処理を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、HDD、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、その実行によって上述した実施形態の機能が実現される場合も本発明の一つを構成することになる。
電子透かし画像データを生成する画像処理装置を表す図 特徴量生成部201を有する画像処理装置を表す図 濃度生成部306が合成部305より前段にある画像処理装置を表す図 特徴量生成部401を有する画像処理装置を表す図 ヒストグラムを表す図 電子透かし画像を表す図 復元処理のフローチャートを表す図 単位領域に分割された画像を概念的に示す図 バーコードを含む印刷画像を概念的に示す図 包含領域の代表値を用いて復元を行うことの優位性を概念的に示す図 包含領域を利用した復元処理のフローチャートを表す図 色差成分の代表値の入れ替えを概念的に示す図

Claims (4)

  1. カラー画像データの輝度データと色差データとのうちの色差データを用いて作成された電子透かし画像データを含む読取画像データから、当該読取画像データのうちの前記電子透かし画像データ内の情報を得る得手段と、
    前記得手段で得られた情報を用いて前記読取画像データの色差データを補正することで、復元後カラー画像データを生成する色付手段とを有し、
    前記電子透かし画像データ内の情報は、前記カラー画像データに含まれる複数の単位領域の色差データの代表値を含んでおり、
    前記色付手段は、
    前記読取画像データの色差データを複数の単位領域に分割する分割し、
    当該分割により得られた複数の単位領域のうちの、前記読取画像データ内の対象とする画素が所属する単位領域の包含領域内における、前記電子透かし画像データ内の単位領域の代表値を用いて当該対象とする画素の色差値を補正することで、前記読取画像データの色差データを補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. カラー画像データの輝度データと色差データを用いて作成された電子透かし画像データを含む読取画像データから、当該読取画像データのうちの前記電子透かし画像データ内の情報を得る得工程と、
    前記得工程で得られた情報を用いて前記読取画像データの色差データを補正することで、復元後カラー画像データを生成する色付工程とを有し、
    前記電子透かし画像データ内の情報は、前記カラー画像データに含まれる複数の単位領域の色差データの代表値を含んでおり、
    前記色付工程は、
    前記読取画像データの色差データを複数の単位領域に分割する分割し、
    当該分割により得られた複数の単位領域のうちの、前記読取画像データ内の対象とする画素が所属する単位領域の包含領域内における、前記電子透かし画像データ内の単位領域の代表値を用いて当該対象とする画素の色差値を補正することで、前記読取画像データの色差データを補正することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  3. 請求項に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 請求項に記載のプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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