JP4860070B2 - ファイル伝送方法及びファイル伝送システム - Google Patents

ファイル伝送方法及びファイル伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP4860070B2
JP4860070B2 JP2001261774A JP2001261774A JP4860070B2 JP 4860070 B2 JP4860070 B2 JP 4860070B2 JP 2001261774 A JP2001261774 A JP 2001261774A JP 2001261774 A JP2001261774 A JP 2001261774A JP 4860070 B2 JP4860070 B2 JP 4860070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
setting information
client
server
company
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001261774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003067277A (ja
Inventor
高広 海住
崇志 山岸
哲夫 的場
政美 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Solutions Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001261774A priority Critical patent/JP4860070B2/ja
Priority to US10/058,778 priority patent/US20030046415A1/en
Publication of JP2003067277A publication Critical patent/JP2003067277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4860070B2 publication Critical patent/JP4860070B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/06Protocols specially adapted for file transfer, e.g. file transfer protocol [FTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/30Profiles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファイル伝送方法及びファイル伝送システムに係り、特に、インターネット環境下におけるクライアントPCとWebサーバとの間でファイルの伝送を行うファイル伝送方法及びファイル伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット環境下におけるクライアントPCとWebサーバとの間でファイルの伝送に関する従来技術として、▲1▼FTPプロトコルを使用してファイル伝送を行う、▲2▼HTMLの入力フォームの指定によりファイル送信を行う、▲3▼クライアントPCに専用プログラムをインストールし、この専用プログラムを使用してファイル伝送を行うという方法が知られている。
【0003】
▲1▼のFTPプロトコルを使用する方法は、例えば、クライアントPCのローカルファイルを、社内イントラネット上のWebサーバのファイルへアップロードするする場合、そのアップロードを可能にするために、社内イントラネットの入り口に設けられるFW(ファイアウオール)を、アップロード可能に設定する必要がある。
【0004】
また、▲2▼のHTMLの入力フォームの指定による方法は、通常、FWを通過することができるプロトコルが、そのセキュリティ上HTTPに限定されているので、HTMLで標準に規定している入力フォームの指定により、ファイルの伝送を実現させなければならない。
【0005】
また、▲3▼のクライアントPCに専用プログラムをインストールし、この専用プログラムを使用する方法は、クライアント・サーバ間で、HTTPプロトコルに、独自のファイル伝送プロトコルをトンネリングさせるというもので、ファイル伝送プロトコルに、ファイルデータの分割送信等の機能実装することにより、長大なファイルを送信した場合にも、サーバ側アプリケーションプログラムが、メモリ常駐しているので、サーバ側の負荷が高くなるということを防止することができるという利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した▲1▼の従来技術は、FWをアップロード可能に設定して、不特定のIPアドレスからのFTPのアップロードを許しているため、悪意のある第三者が、大量のデータを送りこんでサーバ内のディスクをパンクさせ、サーバをダウンさせられる場合が生じるという問題点を有している。
【0007】
また、▲2▼の従来技術は、クライアントからサーバへのファイルの伝送が、ファイルサイズそのままの大きさで行われるため、ファイルが大きくなるほど、サーバ側のアプリケーションプログラムがファイルデータを読み込んでファイルを出力するまでのメモリ常駐時間が長くなり、サーバ負荷が大きくなってしまうという問題点を有している。
【0008】
さらに、▲3▼の従来技術は、ファイルのアップロード機能、ファイルのダウンロード機能、ファイルデータの分割転送機能、転送データの圧縮機能、ファイルのアップロード、ダウンロード異常終了時のチェックポイントからの再送機能、タイマ監視機能等の大きく機能を持たせた専用プログラムを、予め、ブラウザPCにインストールしておかなければなず、この専用プログラムとして、クライアントPCのプラットフォームに応じたものを用意しなければならないという問題点を有している。また、この従来技術は、クライアントPC毎に、専用プログラムのインストールが発生し、ユーザの操作が面倒になるため、インターネットにおける普及の妨げとなるという問題点を有している。
【0009】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、不安定がちなインターネットを使用して、クライアントPCで、特別な操作をすることなく、世界的に広く普及しているHTTPSプロトコルを使用し、かつ、長大ファイルの送受信を高い信頼性を持って効率よく行うことが可能なファイル伝送方法及びファイル伝送システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、インターネットを介して、クライアントとサーバとの間でファイルデータを伝送するファイル伝送方法において、前記クライアントは、企業内に設置され当該企業に所属する利用者により使用されるものであり、前記サーバは、前記クライアントからファイルデータの伝送の開始が指示されると、前記クライアントから企業を特定する情報である企業IDまたは該企業IDで特定される企業に所属する利用者を特定する情報である利用者IDを受け、前記企業単位または前記利用者単位に、企業IDまたは利用者IDと共に自サーバ内にファイルとして保管されているファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させる設定情報を参照して、前記ファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させるための設定情報が前記企業IDまたは前記利用者IDのいずれで設定されているかにより、前記設定情報が利用者単位にあるか否かを判定し、利用者単位に設定情報がない場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている企業IDの設定情報を抽出し、利用者単位に設定情報がある場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている利用者IDの設定情報を抽出し、抽出した設定情報を使用して、クライアントに設定する設定情報と設定情報自動バッチとを作成し、作成した設定情報自動バッチを、前記専用プログラムを用いて前記クライアントに送信してダウンロードさせ、前記ファイルデータの伝送を前記専用プログラムを用いるHTTPSプロトコルを使用して行うことにより達成される。
【0011】
前述において、ファイルデータは、一定サイズに分割されたファイルデータとされ、データが圧縮されて伝送され、また、分割されたファイルデータには、チェックポイントが付与されて、障害発生時、前記チェックポイントを使用してファイルデータが、そのチェックポイントから再送される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるファイル伝送方法及びファイル伝送システムの実施形態を図面により詳細に制御する。
【0013】
図1は本発明の一実施形態によるファイル伝送システムの全体の構成を示すブロック図、図2は専用プログラム動作環境の設定について説明する図、図3は専用プログラムのダウンロードについて説明する図である。図1〜図3において、10はクライアントPC、11はバッチファイル、12は設定情報ファイル、13、22は専用プログラム、14はプラグイン手段、15は転送ディレクトリ、16、36は転送ファイル、20はWWWサーバ、21はバッチファイル、23はサーバ側アプリケーションプログラム、24はWWWサーバプロダクト、30は端末運用WWWサーバ、31はWWWサーバプロダクト、32は運用端末アプリケーション、33はアプリケーション(AP)サーバ、34はファイルサーバ、35は契約情報ファイル、40はインターネット、41はターミナルアダプタ、42はルータ(R)、50は運用端末である。
【0014】
本発明の実施形態によるファイル伝送システムは、図1に示すように、クライアントPC10と、WWWサーバ20、運用端末サーバ30、APサーバ33、ファイルサーバ34の複数のサーバを含んで構成される処理システムとがインターネット40等のネットワークを介して接続されて構成されている。前述の処理システムを構成する複数のサーバ相互間は、ルータ42を有するLAN等のネットワークを介して相互に接続され、ファイルサーバ34には、クライアントPC10を運用する顧客としての企業単位、利用者単位の契約情報毎にクライアントPC10の設定情報を格納する契約情報ファイル35と、クライアントPC10が持つ転送ファイルとの間でのファイル転送を行うファイルを保持する転送ファイル36とが接続されている。
【0015】
LAN等のネットワークには運用端末50が接続されており、この運用端末50は、前述した契約情報ファイル35に格納する契約情報毎のクライアントPCの設定情報等を入力するために使用され、入力された情報は、運用端末WWWサーバ30におけるWWWサーバプロダクト31、運用端末アプリケーションプログラムを介して契約情報ファイル35に格納される。
【0016】
WWWサーバ20は、クライアントPC10での専用プログラムの動作環境の設定情報を持つバッチファイル21と、クライアントPC10にダウンロードする専用プログラム22と、サーバ側アプリケーションプログラム23と、WWWサーバプロダクト24とを備えて構成される。また、クライアントPC10は、WWWサーバ20からの設定情報を受け取っていったん格納するバッチファイル11と、専用プログラムの動作環境、セキュリティ情報等を格納しておく設定情報格納ファイル12と、WWWサーバ20からダウンロードした専用プログラム13と、プラグイン手段14と、転送ディレクトリ15と、ファイルサーバが持つ転送ファイル36との間でのファイル転送を行うファイルを保持する転送ファイル16とにより構成され、ターミナルアダプタ41を介してインターネット40に接続されている。
【0017】
前述したように構成されるファイル転送システムは、例えば、金融機関のサーバシステムと企業ユーザ等との間で、振込み情報等の大量のファイル情報を転送するような場合に使用して好適なものであり、金融機関とユーザとの間で、比較的信頼性の低いインターネットを介して、振込み情報等の重要な情報を高いセキュリティ性を持って転送することができるようにしたものである。この場合、図1に示す複数のサーバにより構成される処理システムが金融機関に設けられるシステムであり、クライアントPC10が取引企業等に備えられる端末である。
【0018】
次に、前述したような本発明の実施形態によるシステムの機能概要について説明する。
【0019】
本発明の実施形態は、高いセキュリティ性が要求されファイルを確実に転送可能とするために、ハッキング等による妨害を受けることが少ないHTTPプロトコルを使用してファイルの伝送を実現する。このため、図1には図示していない処理システムの入り口に設けられるファイアウォールFWが、HTTPプロトコルの通過のみ許可するように設定される。そして、送受信されるファイルデータの盗聴をも防止する意味で、SSL128ビットの暗号化を行うHTTPSプロトコルを使用してファイルの伝送を行う。
【0020】
本発明の実施形態は、前述したようなファイル伝送を行うために、そのための専用のプログラムを使用することとし、予め、専用プログラム動作環境をクライアントPC内に設定するようにする。この専用プログラム動作環境の設定は、専用プログラムが動作するための(ファイル伝送を行う上でファイルアクセスを許可する等の)設定情報を、サーバからダウンロードして、クライアントPCへ自動設定することにより行われる。設定情報は、マルチプラットフォームに対応できるように、ユニックス、ウィンドウズ(登録商標)等の構文の差を吸収するためのテンプレートを外部から設定できるようにされている。
【0021】
前述したように、クライアントに専用プログラムを持たせ、この専用プログラムによりファイルの伝送を行うため、本発明の実施形態は、クライアント・サーバ間でのHTTPプロトコルに、独自のファイル伝送プロトコルをトンネリングさせる機能を持たせる。この独自のファイル伝送プロトコルは、ファイルデータを圧縮、分割して転送する機能を持ち、伝送効率を向上させ、また、分割してファイルを転送する際、障害発生時の再送を行うためのチェックポイントを設けて、不安定なインターネット通信において、再度、先頭からデータ送信を行うような効率の悪いことをしなくてもよいようされている。また、ファイル伝送プロトコルには、前述の他に、クライアントPC専用プログラムのVR管理、ファイルのアップロード、ファイルのダウンロード、タイマ監視等の機能が追加されている。
【0022】
専用プログラムは、サーバからクライアントにダウンロードされるが、ダウンロードする専用プログラムには、電子証明書を付加することによって、製造元を明確にし、不当な書き換え等を発生させないようにする。そして、専用プログラムのダウンロードは、ユーザオペレーションの中で自動的に(以下、「延長で」と表現する)行うことによって、ユーザに対して手間を掛けさせないようにしている。
【0023】
さらに、本発明の実施形態は、専用プログラムをマルチプラットフォームに対応させており、これにより、プラットフォーム毎に専用プログラムを持つ必要をなくすことができるようにしている。また、専用プログラムは、クライアントPCのオペレーションの延長でサーバからダウンロードして使用することができるようにしインストールを発生させないようにしている。
【0024】
次に、図2を参照して専用プログラム動作環境の設定について説明する。
【0025】
まず、専用プログラムを動作可能とするための設定情報を、企業単位または利用者単位に、企業ID、利用者IDと共にサーバへ保管する。保管される設定情報は、企業単位でクライアントPCの設定が統一されている場合、企業毎の設定だけでよく、利用者単位にクライアントPCの設定が異なる場合、利用者毎に設定される。保管される設定情報は、ファイル伝送を行う上でファイルアクセスを許可する転送ディレクトファイルを定義するための構文を記述する設定情報テンプレートと、設定情報に埋め込む転送ディレクトリファイル名と、設定情報をクライアントPCへダウンロードしてから、設定情報を設定するためのバッチファイルのテンプレートしての設定情報自動設定バッチテンプレートであり、これらは、Java(登録商標)により記述される。
【0026】
設定情報の作成に際し、サーバは、前述した保管されている設定情報の設定情報テンプレートと、設定情報に埋め込む転送ディレクトリファイル名とを用い、設定情報テンプレートの情報を元に、転送ディレクトリファイルの情報を挿入して、転送ディレクトリファイルへのアクセス権限、そのURLへのアクセス権限を含む専用プログラムの権限情報の設定のための設定情報を作成する。
【0027】
そして、サーバは、設定情報自動設定バッチを作成する。このバッチの作成は、前述した保管されている設定情報の設定情報自動設定バッチテンプレートと前述で作成した設定情報とにより、設定情報自動設定バッチテンプレートの情報を元に、転送ディレクトリファイルの情報を挿入して、設定情報自動設定バッチを作成し、この情報を設定情報を設定情報格納ファイルとしてのバッチファイル21に格納する。
【0028】
前述した設定情報としての専用プログラムが利用する転送ディレクトリ名やURL名は、企業単位、利用者単位にサーバ側で定義される。これらの設定情報を例示すると、例えば、
Figure 0004860070
connect, listen, resolve”;};
等である。この例において、アンダーラインで示した部分が順に、専用プログラムが格納されているURL名称、専用プログラムのアクセスを許可する転送ディレクトリファイル名、専用プログラムの通信を許可するURL名である。
【0029】
クライアントPC10は、前述のようにして作成された設定情報自動設定バッチをサーバのバッチファイル21からダウンロードし、そのバッチを実行することにより、自PC内の設定情報格納ファイル12のユーザポリシーに専用プログラムの権限情報を挿入する。
【0030】
クライアントPC10は、これにより、専用プログラムをダウンロードする前に、サーバに保管されている設定情報をダウンロードして自動設定されたことになり、専用プログラムをダウンロードして動作させる環境が整ったことになる。
【0031】
クライアントPC10は、専用プログラムをダウンロードし、専用プログラムを使用してファイルの伝送を行うが、次に、図3を参照して、専用プログラムのダウンロードについて説明する。
【0032】
サーバは、専用プログラムの生成時、専用プログラムに電子証明書を付加することにより、その専用プログラムの製造元を明確にし、不当な書き換え等を発生させないようにする。その際、サーバは、グローバルサーバIDを128ビットSSL暗号化したものも付加し、この電子証明書付き専用プログラムを自サーバ内の専用プログラム22として保存する。
【0033】
クライアントPC10での専用プログラムのダウンロードは、ユーザオペレーションの延長で行うことができる。このため、ユーザは、専用プログラムのダウンロード時、専用プログラムの製造元を「ルート証明書要求確認画面」により、確認して「OK」を指示する入力を行うだけで、特に、専用プログラムをインストールするという煩わしい作業を必要とせずに、サーバ内の専用プログラムを、自PC内の専用プログラム13として取り込むことができる。
【0034】
ユーザは、前述したようにしてクライアントPC10にダウンロードされた証明書付き専用プログラムを起動することにより、自PC10内の転送ファイル16とファイルサーバ34の転送ファイル36との間でのファイルの伝送を、専用プログラムを使用して行わせることができる。
【0035】
本発明の実施形態は、すでに説明したように、クライアントに専用プログラムを持たせ、この専用プログラムによりファイルの伝送を行うため、クライアント・サーバ間でのHTTPプロトコルに、独自のファイル伝送プロトコルをトンネリングさせる機能を持たせており、次に、それらの機能について説明する。
【0036】
1.クライアントPC専用プログラムVR管理
クライアントPCは、専用プログラムをダウンロードすると、一旦、クライアントPC側で保存する。そのため、クライアントPCとサーバとに、専用プログラムのバージョン番号を持たせて管理する。クライアントPCが、専用プログラムを起動すると、サーバ側への問合せを行い、サーバからバージョン番号を応答してもらう。クライアントPCの専用プログラムは、応答されたバージョン番号とクライアントPCで保持しているバージョン番号とが不一致の場合、一旦、終了し、サーバから新しいバージョン番号の専用プログラムをダウンロードする。
【0037】
2.ファイルのアップロード
クライアントPCが、指定したファイルをサーバへアップロードする機能であり、通信には、HTTPSを使用する。
【0038】
3.ファイルのダウンロード
クライアントPCが、指定したファイルにサーバからファイルをダウンロードする機能であり、通信には、HTTPSを使用する。
【0039】
4.ファイルデータの分割転送
ファイルを送信する際にファイルを分割して、一定時間間隔で送信する機能である。分割するサイズ、間隔は、サーバ側で保持している情報に従う。
【0040】
5.転送データの圧縮
ファイルを転送する際にデータの圧縮を行う機能である。データの圧縮を行うか否かは、サーバ側で保持している情報、または、ファイル伝送を開始する際に、オペレーションにより指定することができる。
【0041】
6.ファイルのアップロード、ダウンロードの異常終了時のチェックポイントからの再送
ファイル転送中に、障害が発生した場合、障害発生前の状態をサーバ側で、保持しており、そのファイルの再送を行う機能であり、ファイルの再送がクライアントPCから指示された場合、サーバで受信済みのデータの次のデータからの送信を行うことができる。
【0042】
7.タイマ監視
ファイルの伝送は、クライアントPCからの問合せ応答により行われるが、応答データが監視時間内に返ってこない(無応答の)場合、ファイル転送を終了させる。
【0043】
図4はクライアントPCが1企業1利用の場合の専用プログラム動作環境設定の処理動作を説明するフローチャート、図5はクライアントPCが1企業複数利用の場合のクライアントPCでの専用プログラム動作環境設定の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これらについて説明する。図4、図5に示すフローは、図2によりすでに説明しているものである。まず、図4のフローを説明する。
【0044】
(1)クライアントPCからファイル伝送の開始が指示されると、サーバは、クライアントPCからのID等の情報を受け、設定情報自動設定バッチの作成とダウンロードとの処理を開始し、まず、利用者単位に設定情報があるか否かを判定する(ステップ401、402)。
【0045】
(2)ステップ402の判定で、利用者単位の設定情報がない場合、サーバ内に格納されている企業IDの設定情報を取得し、利用者単位の設定情報がある場合、利用者IDの設定情報を取得する(ステップ403、404)。
【0046】
(3)サーバは、取得した設定情報を使用して、図2を参照して詳細を説明したように、クライアントPCに設定する設定情報と、設定情報自動バッチとを作成する(ステップ405、406)。
【0047】
(4)その後、サーバは、設定情報自動バッチをクライアントPCにダウンロードして処理を終了する(ステップ407、408)。
【0048】
(5)設定情報自動バッチがクライアントPCにダウンロードされたことにより処理がクライアントPCに移り、クライアントPCは、設定情報自動バッチの処理を開始し、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みであるか否かを判定する(ステップ409、410)。
【0049】
(6)ステップ410の判定で、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みでなかった場合、設定情報格納ファイルに設定情報を追加して処理を終了する(ステップ411)。
【0050】
(7)ステップ410の判定で、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みであった場合、ダウンロードしたバッチ内の設定情報と自PC内の設定情報とを比較し、設定情報内容に変更があったか否かを判定する(ステップ412)。
【0051】
(8)ステップ412の判定で、設定情報内容に変更がなかった場合、そのまま処理を終了し、設定情報内容に変更があった場合、自PC内の設定情報格納ファイルの設定情報を更新して処理を終了する(ステップ413)。
【0052】
前述の処理は、クライアントPCが1企業1利用の場合であったが、次に、クライアントPCが1企業複数利用の場合の処理を図5に示すフローを参照して説明する。ここで図示しているフローは、前述した設定情報自動バッチがダウンロードされた後のクライアントPCでの処理である。
【0053】
(1)設定情報自動バッチがクライアントPCにダウンロードされたことにより、クライアントPCは、設定情報自動バッチの処理を開始し、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みであるか否かを判定する(ステップ501、502)。
【0054】
(2)ステップ502の判定で、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みでなかった場合、設定情報格納ファイルに設定情報を追加して処理を終了する(ステップ503)。
【0055】
(3)ステップ502の判定で、設定情報格納ファイルに設定情報が格納済みであった場合、設定情報格納ファイルの設定情報を利用者毎の設定情報に更新して処理を終了する(ステップ504)。
【0056】
図6は専用プログラムのVR管理の処理動作を説明するフローチャートであり、以下、これについて説明する。
【0057】
(1)クライアントPCにおいて専用プログラムが起動され、専用プログラムVR管理処理が開始されると、クライアントPCは、まず、サーバに対して、VRの問い合わせを送信する(ステップ601、602)。
【0058】
(2)サーバは、クライアントPCからの問い合わせを受け取ると、自サーバ内に管理しているVR情報を取り出して、応答情報としてVR情報をクライアントPCに送信する(ステップ603、604)。
【0059】
(3)クライアントPCは、応答情報としてのVR情報を受け取り、自PC内で管理しているVR情報と応答されたVR情報とが一致しているか否かを判定する(ステップ605、606)。
【0060】
(4)ステップ606での判定で、両VRが一致していた場合、ここでの処理を終了し、不一致であった場合、新たなVRを持つ専用プログラムをダウンロードして、ここでの処理を終了する(ステップ606、607)。
【0061】
図7はクライアントPCからサーバへファイルを伝送するファイルのアップロード処理を説明するフローチャートであり、以下、これについて説明する。
【0062】
(1)クライアントPCでファイルのアップロード処理を開始させると、PC内の専用プログラムは、PC内の転送ファイル16から指定されたファイルを読み込み、データ圧縮・組立てを行う。この処理は、データ量が分割サイズになるか、データに含まれるファイルの終了(EOF)が検出できるまで続けられる(ステップ701〜703)。
【0063】
(2)ステップ703で、データ圧縮・組立てが分割サイズなった場合、または、ファイル終了を検出した場合、そのファイルデータをサーバに送信し、サーバからの受信の応答を受信する(ステップ704)。
【0064】
(3)送信したデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていなかった場合、ステップ702の処理に戻って、ファイルの次の分割サイズの情報についての処理を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、指示されたファイルの送信が終了しているので、クライアントPCでの処理を終了する(ステップ705)。
【0065】
(4)一方、サーバは、前述のステップ704の処理でクライアントPCから送信されてくるファイルデータを受信し、そのデータを分解解凍して自サーバ内の転送ファイル36に書き込むと共に、そのデータのチェックポイントをチェックポイント格納ファイル708に格納する(ステップ706、707)。
【0066】
(5)転送ファイル36に格納したファイルデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていなかった場合、ステップ706の処理に戻って、ファイルの次の分割サイズのデータの受信を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、ファイル全体の受信が終了したことになるので、サーバでの処理を終了する(ステップ709)。
【0067】
図8はサーバからクライアントPCへファイルを伝送するファイルのダウンロード処理を説明するフローチャートであり、以下、これについて説明する。
【0068】
(1)クライアントPCでファイルのダウンロード処理を開始させると、PC内の専用プログラムは、サーバに対してファイルの内容を指定してファイルのダウンロードを要求する(ステップ801、802)。
【0069】
(2)サーバは、このファイルのダウンロード要求を受け取ると、自サーバ内の転送ファイル36から指定されたファイルを読み込み、データ圧縮・組立てを行う。この処理は、データ量が分割サイズになるか、データに含まれるファイルの終了(EOF)が検出できるまで続けられる(ステップ803、804)。
【0070】
(3)ステップ804で、データ圧縮・組立てが分割サイズなった場合、または、ファイル終了を検出した場合、そのファイルデータをサーバに送信し、サーバからの受信の応答を受信する(ステップ805)。
【0071】
(4)その後、サーバは、送信したデータのチェックポイントをチェックポイント格納ファイル708に格納し、送信したファイルデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていなかった場合、ステップ803の処理に戻って、ファイルの次の分割サイズのデータに対する処理を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、ファイル全体の送信が終了したことになるので、サーバでの処理を終了する(ステップ806、807)。
【0072】
(5)一方、クライアントPCは、前述のステップ805の処理でサーバから送信されてくるファイルデータを受信し、そのデータを分解解凍して自PC内の転送ファイル16に書き込む(ステップ809、810)。
【0073】
(6)転送ファイル16に格納したファイルデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていなかった場合、ステップ809の処理に戻って、ファイルの次の分割サイズのデータの受信を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、ファイル全体の受信が終了したことになるので、クライアントPCでの処理を終了する(ステップ811)。
【0074】
前述で説明したファイルのアップロード、ダウンロードの際に、伝送中のデータには、データ抜け、改竄防止のためにチェックディジットビットが付加されて伝送される。また、チェックポイントとしては、分割したファイルデータに、順に付与される分割番号等を用いればよい。
【0075】
図9はアップロード時に障害が発生した場合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説明するフローチャートであり、以下、これについて説明する。ここでの処理は、図7のフローにおけるステップ704、706の処理で、クライアントPCがデータを送信しサーバからの応答を受けてデータの伝送を行っている途中で、障害の発生等によりサーバからの応答が得られなくなったときの処理である。
【0076】
(1)クライアントPCの専用プログラムは、ファイルデータの伝送の途中で障害の発生を検出すると、チェックポイントからの再送処理を開始し、まず、サーバに対して、再送すべきチェックポイントの取得の要求を送信する(ステップ901、902)。
【0077】
(2)チェックポイントの取得要求を受け取ったサーバは、障害発生前までに受信しているファイルデータのチェックポイントを格納管理している格納ファイル708からチェックポイントを読み込んで、クライアントPCに応答する(ステップ903)。
【0078】
(3)サーバから送信されてきたチェックポイントを受信したクライアントPCは、再送チェックポイントを取得できたので、その再送チェックポイントを転送ファイル16の読み込みポイントに設定する(ステップ905)。
【0079】
(4)その後、図7により説明したステップ702〜709の処理の場合と同様の処理を続ける(ステップ702〜709)。
【0080】
図10はダウンロード時に障害が発生した場合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説明するフローチャートであり、以下、これについて説明する。ここでの処理は、図7のフローにおけるステップ805、809の処理で、サーバがデータを送信しクライアントPCからの応答を受けてデータの伝送を行っている途中で、処理の発生等によりサーバからのデータが得られなくなったときの処理である。
【0081】
(1)クライアントPCの専用プログラムは、ファイルデータの伝送の途中で障害の発生を検出すると、チェックポイントからの再送処理を開始し、まず、サーバに対して、再送すべきチェックポイントの取得の要求を送信する(ステップ101、102)。
【0082】
(2)チェックポイントの取得要求を受け取ったサーバは、障害発生前までに受信しているファイルデータのチェックポイントを格納管理している格納ファイル708からチェックポイントを読み込んで、クライアントPCに応答する(ステップ103)。
【0083】
(3)サーバから送信されてきたチェックポイントを受信したクライアントPCは、再送チェックポイントを取得できたので、その再送チェックポイントを転送ファイル16の書き込みポイントに再設定し、その再送チェックポイントからのファイルデータの再送をサーバに要求する(ステップ104〜106)。
【0084】
(4)ファイルデータの再送要求を受けたサーバは、再送チェックポイントを転送ファイル36の読み込みポイントに設定する(ステップ107)。
【0085】
(5)その後、図8により説明したステップ703〜811の処理の場合と同様の処理を続ける(ステップ702〜709)。
【0086】
前述した本発明の実施形態による処理は、処理プログラムを構成してそのプログラムを実行することにより行うことができ、また、その処理プログラムは、HD、DAT、FD、MO、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することができる。
【0087】
前述した本発明の実施形態は、ファイルデータの伝送をHTTPSプロトコルを使用して行うようにしているので、伝送するファイルデータが暗号化され盗聴を防止することができ、FTPプロトコルを通過させないネットワーク構成を取っているので、不特定多数の第三者からのサーバへの攻撃を防止することができるという効果を得ることができる。
【0088】
また、前述した本発明の実施形態は、クライアントPCにファイルデータ伝送のための専用プログラムを持ち、伝送するファイルデータを圧縮しているので、伝達スピードの向上を図ることができ、伝送するファイルデータを一定のサイズに分割して送信することとしているので、サーバ側のアプリケーションプログラムが、1回のデータ受信でメモリに常駐する時間を、ファイルの大きさに関係なく、一定時間内に納めることができ、かつ、障害発生時に備えて、再送用のチェックポイントを設けているため、不安定なインターネットの通信で、再度、先頭からデータ送信する必要をなくすことができるという効果を得ることができる。
【0089】
さらに、前述した本発明の実施形態は、伝送中のデータに、チェックディジットビットを設けているので、データ抜け、データの改竄等を防止することができるという効果を得ることができる。
【0090】
また、前述した本発明の実施形態は、専用プログラムをマルチプラットフォームに対応させているので、プラットフォーム毎に、専用プログラムを持つ必要をなくすことができ、専用プログラムをクライアントPCのオペレーションの延長でサーバからダウンロードして使用可能にしているので、ユーザによるインストール等の手間を発生させることがないという効果を得ることができる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、不安定がちなインターネットを使用して、クライアントPCで、特別な操作をすることなく、世界的に広く普及しているHTTPSプロトコルを使用し、かつ、長大ファイルの送受信を高い信頼性を持って効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるファイル伝送システムの全体の構成を示すブロック図である。
【図2】専用プログラムの動作環境の設定について説明する図である。
【図3】専用プログラムのダウンロードについて説明する図である。
【図4】クライアントPCが1企業1利用の場合の専用プログラム動作環境設定の処理動作を説明するフローチャートである。
【図5】クライアントPCが1企業複数利用の場合のクライアントPCでの専用プログラム動作環境設定の処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】専用プログラムのVR管理の処理動作を説明するフローチャートである。
【図7】クライアントPCからサーバへファイルを伝送するファイルのアップロード処理を説明するフローチャートである。
【図8】サーバからクライアントPCへファイルを伝送するファイルのダウンロード処理を説明するフローチャートである。
【図9】アップロード時に障害が発生した場合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説明するフローチャートである。
【図10】ダウンロード時に障害が発生した場合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 クライアントPC
11 バッチファイル
12 設定情報ファイル
13、22 専用プログラム
14 プラグイン手段
15 転送ディレクトリ
16、36 転送ファイル
20 WWWサーバ
21 バッチファイル
23 サーバ側アプリケーションプログラム
24 WWWサーバプロダクト
30 端末運用WWWサーバ
31 WWWサーバプロダクト
32 運用端末アプリケーション
33 アプリケーション(AP)サーバ
34 ファイルサーバ
35 契約情報ファイル
40 インターネット
41 ターミナルアダプタ
42 ルータ(R)
50 運用端末

Claims (10)

  1. インターネットを介して、クライアントとサーバとの間でファイルデータを伝送するファイル伝送方法において、
    前記クライアントは、企業内に設置され当該企業に所属する利用者により使用されるものであり、 前記サーバは、
    前記クライアントからファイルデータの伝送の開始が指示されると、前記クライアントから企業を特定する情報である企業IDまたは該企業IDで特定される企業に所属する利用者を特定する情報である利用者IDを受け、
    前記企業単位または前記利用者単位に、企業IDまたは利用者IDと共に自サーバ内にファイルとして保管されているファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させる設定情報を参照して、前記ファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させるための設定情報が前記企業IDまたは前記利用者IDのいずれで設定されているかにより、前記設定情報が利用者単位にあるか否かを判定し、
    利用者単位に設定情報がない場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている企業IDの設定情報を抽出し、利用者単位に設定情報がある場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている利用者IDの設定情報を抽出し、
    抽出した設定情報を使用して、クライアントに設定する設定情報と設定情報自動バッチとを作成し、作成した設定情報自動バッチを、前記専用プログラムを用いて前記クライアントに送信してダウンロードさせ、
    前記ファイルデータの伝送を前記専用プログラムを用いるHTTPSプロトコルを使用して行うことを特徴とするファイル伝送方法。
  2. 前記伝送されるファイルデータは、一定サイズに分割されたファイルデータとされており、そのデータが圧縮されていることを特徴とする請求項1記載のファイル伝送方法。
  3. 前記分割されたファイルデータに、チェックポイントが付与されており、障害発生時、前記チェックポイントを使用してファイルデータを、そのチェックポイントから再送することを特徴とする請求項2記載のファイル伝送方法。
  4. 前記専用プログラムは、マルチプラットフォームに対応させられており、クライアントのオペレーションの中で自動的にサーバからダウンロードされることを特徴とする請求項1、2または3記載のファイル伝送方法。
  5. 前記専用プログラムには、製造元を明確にする電子証明書が付加されていることを特徴とする請求項4記載のファイル伝送方法。
  6. 前記専用プログラムを動作させるための設定情報が、サーバからクライアントにダウンロードされることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1記載のファイル伝送方法。
  7. 前記HTTPSプロトコルには、専用プログラムのバージョン管理機能、ファイルのアップロード機能、ファイルのダウンロード機能、ファイルデータの分割転送機能、転送データの圧縮機能、チェックポイントからの再送機能、タイマ監視機能のうち少なくとも1つが実装されていることを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1記載のファイル伝送方法。
  8. インターネットを介して、クライアントとサーバとの間でファイルデータを伝送するファイル伝送システムにおいて、
    前記クライアントは、企業内に設置され当該企業に所属する利用者により使用されるものであり、
    前記サーバは、
    前記クライアントからファイルデータの伝送の開始が指示されると、前記クライアントから企業を特定する情報である企業IDまたは該企業IDで特定される企業に所属する利用者を特定する情報である利用者IDを受け、
    前記企業単位または前記利用者単位に、企業IDまたは利用者IDと共に自サーバ内にファイルとして保管されているファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させる設定情報を参照して、前記ファイルデータの伝送のために用いる専用プログラムを動作させるための設定情報が前記企業IDまたは前記利用者IDのいずれで設定されているかにより、前記設定情報が利用者単位にあるか否かを判定し、
    利用者単位に設定情報がない場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている企業IDの設定情報を抽出し、利用者単位に設定情報がある場合、前記自サーバ内にファイルとして保管されている利用者IDの設定情報を抽出する手段と、
    抽出した設定情報を使用して、クライアントに設定する設定情報と設定情報自動バッチとを作成する手段と、作成した設定情報自動バッチを、前記専用プログラムを用いて前記クライアントに送信してダウンロードさせる手段とを備えると共に、
    前記ファイルデータの伝送を前記専用プログラムを用いるHTTPSプロトコルを使用して行うことを特徴とするファイル伝送システム。
  9. 前記専用プログラムは、マルチプラットフォームに対応させられており、製造元を明確にする電子証明書が付加されていることを特徴とする請求項8記載のファイル伝送システム。
  10. 前記HTTPSプロトコルには、専用プログラムのバージョン管理機能、ファイルのアップロード機能、ファイルのダウンロード機能、ファイルデータの分割転送機能、転送データの圧縮機能、チェックポイントからの再送機能、タイマ監視機能のうち少なくとも1つが実装されていることを特徴とする請求項8または9記載のファイル伝送システム。
JP2001261774A 2001-08-30 2001-08-30 ファイル伝送方法及びファイル伝送システム Expired - Lifetime JP4860070B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001261774A JP4860070B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ファイル伝送方法及びファイル伝送システム
US10/058,778 US20030046415A1 (en) 2001-08-30 2002-01-30 File transmitting method and system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001261774A JP4860070B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ファイル伝送方法及びファイル伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003067277A JP2003067277A (ja) 2003-03-07
JP4860070B2 true JP4860070B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=19088767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001261774A Expired - Lifetime JP4860070B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ファイル伝送方法及びファイル伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20030046415A1 (ja)
JP (1) JP4860070B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7565533B2 (en) * 2002-11-05 2009-07-21 Sun Microsystems, Inc. Systems and methods for providing object integrity and dynamic permission grants
US20060047855A1 (en) 2004-05-13 2006-03-02 Microsoft Corporation Efficient chunking algorithm
US7613787B2 (en) * 2004-09-24 2009-11-03 Microsoft Corporation Efficient algorithm for finding candidate objects for remote differential compression
DE102004056336B4 (de) * 2004-11-22 2010-12-02 Arndt Seehawer Verfahren und Vorrichtung zum Übertragen von Dateien über ein Netzwerk
JP2006173680A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Brother Ind Ltd 設定データ伝送プログラム、設定データ伝送装置、および設定データ伝送システム
US8073926B2 (en) * 2005-01-07 2011-12-06 Microsoft Corporation Virtual machine image server
US20070094348A1 (en) * 2005-01-07 2007-04-26 Microsoft Corporation BITS/RDC integration and BITS enhancements
US7849462B2 (en) * 2005-01-07 2010-12-07 Microsoft Corporation Image server
JP5206788B2 (ja) 2008-05-29 2013-06-12 富士通株式会社 データ中継装置、データ中継プログラム、データ受信装置および通信システム
CN101651719B (zh) * 2009-09-11 2013-06-12 广东宇天科技有限公司 通信***、均衡服务器及数据验证方法
CN101895536A (zh) * 2010-06-30 2010-11-24 北京新媒传信科技有限公司 多媒体信息共享方法
CN102340507A (zh) * 2011-10-18 2012-02-01 中兴通讯股份有限公司 大对象传输方法及***
JP5358710B2 (ja) 2012-03-07 2013-12-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器およびファイル圧縮転送プログラム
CN104753856A (zh) * 2013-12-26 2015-07-01 北京东方通科技股份有限公司 一种文件收发方法与***
US10235331B1 (en) 2015-06-18 2019-03-19 EMC IP Holding Company LLC Event-based synchronization in a file sharing environment
US10721298B1 (en) 2015-06-18 2020-07-21 EMC IP Holding Company LLC Learning client preferences to optimize event-based synchronization
US10992748B1 (en) 2015-06-18 2021-04-27 EMC IP Holding Company LLC Verification of event-based synchronization
US10242024B1 (en) 2015-06-18 2019-03-26 EMC IP Holding Company LLC Dynamic reprioritization of content download during synchronization
CN105245612B (zh) * 2015-10-27 2019-08-20 惠州Tcl移动通信有限公司 一种终端的文件传输方法及***
TW201721474A (zh) * 2015-12-09 2017-06-16 群暉科技股份有限公司 檔案上傳方法、檔案下載方法及相關的伺服器
US10965572B2 (en) 2017-05-01 2021-03-30 Bank Of America Corporation Data transfer control
CN110545329B (zh) * 2019-09-27 2022-04-29 杭州海潮信息科技有限公司 一种可提高ftp文件传输速度的方法
CN114710333A (zh) * 2022-03-23 2022-07-05 未鲲(上海)科技服务有限公司 数据传输及校验的方法、***、计算机设备及存储介质
CN115277594A (zh) * 2022-07-18 2022-11-01 浪潮软件股份有限公司 一种基于http加速文件上传的方法及***
CN115567510B (zh) * 2022-09-13 2024-04-26 中国电子科技集团公司第十研究所 一种提高在轨文件上注有效性的方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6049892C1 (en) * 1997-02-24 2002-06-04 Ethos Software Corp Process and apparatus for downloading data from a server computer to a client computer
US6058399A (en) * 1997-08-28 2000-05-02 Colordesk, Ltd. File upload synchronization
JPH11282779A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファイル配信システム
JP2000122938A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
JP2000181821A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Toshiba Corp ネットワークコンピュータシステム
JP2000222318A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Nec Corp ネットワーク
FI990461A0 (fi) * 1999-03-03 1999-03-03 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä ohjelmiston lataamiseksi palvelimelta päätelaitteeseen
JP2000276410A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Matsushita Electric Works Ltd Wwwクライアント・サーバシステム
US6345307B1 (en) * 1999-04-30 2002-02-05 General Instrument Corporation Method and apparatus for compressing hypertext transfer protocol (HTTP) messages
JP2000330906A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Nec Ibaraki Ltd ネットワークシステム
JP3604960B2 (ja) * 1999-07-02 2004-12-22 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理システム並びにその制御方法
US6671809B1 (en) * 2000-05-10 2003-12-30 General Dynamics Decision Systems, Inc. Software-defined communications system execution control

Also Published As

Publication number Publication date
US20030046415A1 (en) 2003-03-06
JP2003067277A (ja) 2003-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4860070B2 (ja) ファイル伝送方法及びファイル伝送システム
JP4734592B2 (ja) クライアントリダイレクトによるプライベートネットワークへの安全なアクセス提供方法およびシステム
CN110008757B (zh) 一种物联网终端固件更新中数据保护方法及***
US7127477B2 (en) Method and system for access to automatically synchronized remote files
CN109309730B (zh) 一种可信的文件传输方法和***
US7975030B2 (en) Remote configuration of devices using a secure connection
US20030177178A1 (en) Method and system for effectively communicating file properties and directory structures in a distributed file system
US20050273607A1 (en) User authentication system
JP3782981B2 (ja) セッション中継システム、クライアント端末、セッション中継方法、リモートアクセス方法、セッション中継プログラム及びクライアントプログラム
US20110295941A1 (en) System and method for continuation of a web session
US10897494B2 (en) Diversified file transfer
US20050091514A1 (en) Communication device, program, and storage medium
JP4914479B2 (ja) リモートアクセス装置、リモートアクセスプログラム、リモートアクセス方法及びリモートアクセスシステム
US7975005B2 (en) Using a proxy to redirect downloads
US7444674B1 (en) End-to-end security of transactions between a mobile terminal and an internet server at the application level
CN113542282A (zh) 一种跨计算中心文件传输方法、装置、设备及存储介质
CN111866176A (zh) 一种ftp/ftps分布式文件传输方法、装置及计算机存储介质
CN111669364A (zh) 一种数据传输的方法、装置、电子设备及介质
KR100361375B1 (ko) 트랜잭션 보안을 위한 지능형 보안 클라이언트/서버 시스템 구현 방법
JP6100376B2 (ja) 中継処理装置、中継処理方法、およびプログラム
CN115134350A (zh) 一种基于4g安全的大型医疗设备日志采集***
CN114500653A (zh) 数据访问***、方法及计算设备
CN114157646A (zh) 一种视频监控终端国产密码应用***及应用方法
CN117834410A (zh) 信息获取方法、装置、设备和计算机可读存储介质
NZ523731A (en) End-to-end security of transactions between a mobile terminal and an internet server at the application level

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4860070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term