JP4859083B2 - 求貨求車システム及びそのサーバとその制御方法とそのプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷主からの荷物情報に基づいて車主である運送会社などに求車情報を提供する求貨求車システムに関し、特にこの求貨求車システム及びそのサーバ及びこのシステムにおけるサーバの制御方法及びそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の求貨求車システムでは、ある地点(A)から他の地点(B)に荷物を運ぶ行き便と、その地点(B)から地点(A)に戻る戻り便とは、別々にエントリされている。地点(A)から地点(B)に荷物を搬送した場合、その戻る際に車両が空車のまま戻るのは無駄が多いため、戻り便で搬送可能な荷物があれば、それを搬送できるのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来は、行きの便と戻り便とは別々に扱われているため、行きの便について、荷主と車主との間で本契約が成立した場合、その車主は、空車で車両を戻さないように、戻り便の情報を空車情報として別にエントリして登録する必要がある。その際、その戻り便に関する情報として、積日、積地、降地、更には最大積載重量、荷物の属性などを、改めて入力する必要があり、さらに戻り便に合致する荷物情報を検索する場合には、更に別途荷物情報の検索条件入力画面で戻り便に関する情報を入力して検索する必要があり、車主にとって二度手間、三度手間になっていた。
【0004】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、行き便の契約が成立した後で戻り便の空車情報を登録し、それに適合する荷物情報を割り当てることを可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の求貨求車システムは以下のような構成を備える。即ち、
荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムであって、
前記サーバが、荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降ろしの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した前記空車情報を前記空車データベースに登録する登録手段と、
前記登録手段により前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索手段と、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために本発明の求貨求車システムのサーバは以下のような構成を備える。即ち、
荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースとを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムのサーバであって、
前記サーバが、前記荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降しの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した前記空車情報を前記空車データベースに登録する登録手段と、
前記登録手段により前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索手段と、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために本発明の求貨求車システムにおけるサーバの制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムにおけるサーバの制御方法であって、
前記サーバの生成手段が、前記サーバが、前記荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降しの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成工程と、
前記サーバの登録手段が、前記生成された戻り便の空車情報を前記空車データベースに登録する登録工程と、
前記サーバの検索手段が、前記登録工程で前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索工程と、
前記サーバの割当手段が、前記検索工程による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当工程と、
を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態に係る求貨求車システムの全体構成を示す概念図である。
【0011】
図において、100はインターネット等のネットワーク(通信回線)を示し、このインターネット100を介して幹事会社、車主、荷主の各端末102〜104及び求貨求車システムのサーバ101が接続されている。なお、通信回線はインターネットに限らず、例えば衛星回線や専用回線で荷主の端末と車主の端末とサーバを接続しても良いことは言うまでもない。そして、この求貨求車サーバ101には、車主より通知された空車情報、荷主より通知された荷物情報、及びこれら車主、荷主の間での取り引きを管理している幹事会社の端末(不図示)が管理している会員に関する会員情報を記憶しているデータベース105〜107がそれぞれ接続されている。尚、会員情報は、例えばサーバ101がサービスする対象の車主及び荷主が正会員であるか否かを確認するため等に使用される。
【0012】
このような構成において、荷主より搬送してほしい荷物情報が送られてくると、求貨求車サーバ101から幹事会社(不図示)に対して報知され、幹事会社はその荷物を全ての車主(運送会社)に通知して、その荷物の運送を希望する車主がいるかを調べたり、或いはその荷物が特殊な荷物の場合には、その荷物の搬送に適した特定の車主だけを選択して通知できる。
【0013】
本実施の形態では、求貨求車サーバ101では、荷主よりの荷物情報に応じて車主との間で行きの便が本契約されると、その行きの便に対する戻り便を、その車主の空車情報として自動的に登録し、荷物情報107から、その戻り便の条件に合致する荷物情報を、以下に示す優先順位で検索して表示する。
▲1▼行きの便の降地を積地とし、当該車両の本拠地(車両登録地又は積地)を降地とする荷物情報を検索する。ここで検索対象とする荷物情報は、行き便の車両で搬送可能な荷物属性及び最大積載可能重量内の荷物であり、これは以下の説明においても全て共通しているものである。
▲2▼行きの便の降地の近隣の地域を積地とする荷物情報を検索する。ここでは、当該車両の本拠地(車両の登録地又は積地)又はその近隣の地域を降地とする荷物情報を優先して検索する。そして、上記に該当する荷物情報がない場合は、積地に関しては同じ条件とし、当該車両の本拠地又はその近隣の地域を降地としない荷物情報の中から、予め指定する実車率(例えば50%)を超える荷物情報を抽出する。
▲3▼一つ又は複数の帰り経路の通過点を積地及び降地とする荷物情報を検索する。この場合、積地及び降地が一致するか、又は近隣でなくても、帰り経路中に積地及び降地がある場合は検索条件に合致したものとみなす。尚、帰りの経路は、
・最短距離(物理的距離ミニマム)
・標準移動時間が最小の経路(時間距離ミニマム)
に基づいて決定される。
▲4▼一つ又は複数の帰り経路の通過点でない場合であっても、走行距離が一定比率以下の経路を積地及び降地とする荷物情報を検索する。例えば、上記▲3▼の帰り経路以外で、走行距離が60%増し以下の別の経路の通過点を積地及び降地とする荷物情報を検索する。
【0014】
これら上記▲1▼〜▲4▼のいずれか1つ以上に該当する荷物情報のうち、実車距離が最も長い荷物情報(=売上最大)及び実車比率が最も高い荷物情報(=効率最大)を個別に検索して表示するようにしても良い。また或いは、実車距離或いは実車比率の大きい順にソートして表示しても良い。
【0015】
また、上記▲1▼〜▲4▼のいずれか1つ以上に該当する荷物情報のうち、実車距離が最も長い荷物情報(=売上最大)及び実車比率が最も高い荷物情報(=効率最大)の何れかを予め指定しておき、これら条件に合致する荷物情報に車両情報を(自動的に)エントリするようにしても良い。また、エントリした荷物情報で失注した場合は、次の優先順位の荷物情報に(自動的に)エントリするようにしてもよい。
【0016】
次に、図2を参照して、サーバ101及び各端末102〜104等の通信端末のハードウェア構成について説明する。
【0017】
図2は、本発明の実施の形態に係る通信端末(サーバ101及び各端末102〜104)のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0018】
図2において、CPU21、RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25、入力部(キーボード)26、入力部(マウス)27、ハードディスク28、CD−ROMドライブ29のそれぞれは、システムバス20を介して互いに接続されている。このシステムバス20は、例えば、PCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。また、図2では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースや、いわゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフェースは省略して示している。
【0019】
CPU21は、RAM22に記憶されたプログラムに従って四則演算や比較演算等の各種の演算や、ハードウェアやソフトウェアの制御を行う。RAM22には、ハードディスク28やCD−ROMドライブ29に装着されたCD−ROMやCD−R等の記憶媒体から読み出されたオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等が記憶され、これらはCPU21の制御の下に実行される。ここでいうアプリケーションプログラムとは、例えば本発明における荷物情報検索プログラムや、戻り便情報の生成プログラムや表示情報生成プログラム等をいう。
【0020】
ROM23は、オペレーションシステムと協働してハードディスク等への入出力を司るいわゆるBIOS等が記憶されている。LANアダプタ24は、CPU21によって制御されるオペレーションシステムの通信プログラムと協働して、ネットワーク(インターネット)を介して外部端末との通信を行う。ビデオアダプタ25は、表示部30に出力する画像信号を生成し、入力部(キーボード)26や入力部(マウス)27は、この端末への各種指示コマンドやデータを入力するために用いられる。ハードディスク28は、オペレーションシステムや上述のアプリケーションプログラムを記憶しており、これらプログラムは、この端末の起動時に、または必要に応じてRAM22にロードされる。
【0021】
CD−ROMドライブ29は、CD−ROMやCD−RやCD−R/W等の記憶媒体を装着してアプリケーションプログラムをハードディスク28にインストールするのに用いられる。尚、CD−ROMドライブの代わりにCD−RドライブやCD−R/WドライブやMOドライブ等を用いても良い。
【0022】
次に、この求貨求車システムにおける処理の概要について説明する。
【0023】
図3は、この求貨求車システムにおける全体処理の概要を説明するフローチャートである。尚、この図3において、ステップS1,S16,S17の処理は荷主側端末104における処理を示し、ステップS2,S6〜S13の処理は求貨求車サーバ101における処理を示し、ステップS3〜S5,S14,S15の処理は、車主側端末103における処理を示している。
【0024】
車主が予め登録している空車情報に対して、ステップS1で、荷主側端末104から仮契約の申込みが送信されると、これが求貨求車サイトのサーバ101で受信され、仮契約フラグがセットされる。そして求貨求車サーバ101は、荷主から申込みがあった旨を車主側端末103に送信して通知する。なお、このような仮契約の申込みは荷主からだけでなく、これら車主及び荷主を管理している幹事会社(不図示)から入力されても良い。
【0025】
次にステップS4で、車主側が、この申込(仮契約)を受諾するとステップS5に進み、車主側端末103から求貨求車サーバ101に対して仮契約の受諾が通知される。
【0026】
これにより求貨求車サーバ101では、ステップS6で、その仮契約を本契約に更新して本契約フラグをセットする。次いでステップS7に進み、契約が成立した旨の通知を表示するための表示情報を、荷主側端末104に送信する。この表示は例えばHTTPプロトコルで送信されるHTMLファイルであり、テキストファイルでも良い(以下、「表示情報」という場合は同様とする)。この表示情報はステップS16で、荷主側端末104により受信され、ステップS17で、荷主側端末104の表示部30に本契約が成立した旨が表示される。
【0027】
次に求貨求車サーバ101ではステップS7からステップS8に進み、その成立した本契約の基本情報を基に戻り便の空車情報を生成し、ステップS9で、行き便の車主の空車情報として求貨求車サイトのサーバ101のRAM22に記憶するとともに、必要に応じて空車情報データベース105に登録する。次にステップS10に進み、ステップS9で登録された空車情報に適合する荷物情報を、荷物情報データベース107から検索する。この荷物情報検索の詳細は図4のフローチャートを参照して詳しく後述する。
【0028】
このステップS10の荷物情報検索の結果、ステップS11で、マッチングする荷物情報があるか否かを判断し、あればステップS12に進み、車主側端末103で表示させるための表示情報を生成し、ステップS13で、それを車主側端末103に送信する。
【0029】
これにより車主側端末103では、ステップS14で、その送信された表示情報を受信し、ステップS15で、その表示情報に基づいて検索結果であるマッチング情報を表示部30に表示する。
【0030】
一方、ステップS11で、マッチング情報がない場合には、時間がもう少し経過すれば、荷主から該当する荷物情報が登録される可能性もあるので、現時点では、車主側端末103に対して、該当する荷物情報が無い旨の通知を行なわずに、一定時間待機した後、再度検索することとしても良い(フォローチャート上は不図示)。
【0031】
図4は、行きの便が本契約された場合に、その行きの便の情報に基づいて戻り便の空車情報を登録し、それに適合する荷物情報があるかどうかを検索する、図3のステップS10の荷物情報検索処理を説明するためのフローチャートである。尚、この処理は、求貨求車サイトのサーバ101で実行される。
【0032】
まずステップS21で、行きの便の降地を、検索対象の荷物情報の積地とし、その行き便で使用される車両の登録地を、検索対象の荷物情報の降地とする。そしてステップS22に進み、荷物情報検索▲1▼を実行する。この荷物情報検索▲1▼では、検索対象の荷物情報の積地及び降地が、ステップS21で設定した情報に一致するかどうかに基づいて検索する。この結果、一致する荷物情報があるかどうかをステップS23で判定し、あれば検索完了として処理を終了する。尚、ここでも、検索対象の荷物情報は、行き便の車両が運送可能な荷物属性で、最大積載量以下の荷物であることはもちろんであり、これは以下の検索処理においても共通である。
【0033】
一方、ステップS23で、荷物情報検索▲1▼で一致する荷物情報がない場合にはステップS24に進み、積地を、行きの便の降地の近傍(積地域)に設定し、行き便で使用される車両の登録地を検索対象の荷物情報の降地とし、ステップS25で、荷物情報検索▲2▼を実行する。そしてステップS26で、一致する荷物情報があるかどうかを判定し、あれば検索完了として処理を終了する。
【0034】
一方、ステップS26で、荷物情報検索▲2▼により一致する荷物情報がない場合にはステップS27に進み、今度は、積地を行きの便の降地の近傍(積地域)とし、降地を車両登録地又は車両の登録地の近傍(降地域)に設定し、ステップS28で、荷物情報検索▲2▼'を実行する。そしてステップS29で、荷物情報検索▲2▼'により一致する荷物情報があるかどうかを判定し、あれば検索完了として処理を終了する。
【0035】
尚、ここでは積地域、降地域は、積地と降地の情報を地域マスタとマッチングする事で生成される。例えば、積地(又は降地)が「蒲田」であれば、地域マスタとマッチングされ、積地域(降地域)として「東京」が生成される。なお、この地域は都道府県に限らず、市区町村等でも良いし、複数県に跨った複数の市区町村を一つの地域としても良し、同一県内の複数の市区町村を一つの地域としても良いことは言うまでもない。
【0036】
次にステップS29で、荷物情報検索▲2▼'で一致する荷物情報がない場合にはステップS30に進み、積地が行きの経路の通過点で、降地が車両登録地又は車両登録地の近傍又は行き便の通過点に設定する。そして、この設定した情報に基づいて、ステップS31で、荷物情報検索▲3▼を実行する。
【0037】
ステップS32で、荷物情報検索▲3▼による一致する荷物情報がない場合にはステップS33に進み、積地及び降地の条件が上記のいずれにも該当しないので、行きの便の経路と組み合わせ、全体として実車走行距離の割合が所定比率より高い経路、又は、少なくとも帰路を全て空車で走った場合よりも採算性の良い経路を設定し、ステップS34,S35で、荷物情報検索▲4▼を実行する。
【0038】
これを図5を参照して説明する。図5は、上記荷物情報検索▲1▼〜▲4▼における積地及び降地の設定を説明するための図である。
【0039】
図において、500で示す実線は行きの便の経路を示している。荷物情報検索▲1▼では、戻り便の積地はb、降地はaに設定されて、荷物情報が検索される。
【0040】
また、荷物情報検索▲2▼では、積地が、行き便の降地bの近傍である(例えばf)で、降地が車両の登録地(仮にここでは、行き便の積地と同じとする)aとして、荷物情報を検索する。また荷物情報検索▲2▼'では、積地が、行き便の降地bの近傍である(例えばf)で、降地が車両の登録地(仮にここでは、行き便の積地と同じとする)又はその近傍gとして、荷物情報を検索する。
【0041】
また荷物情報検索▲3▼では、積地が行きの便の経路の通過点(例えばe)で、降地が車両の登録地又は車両の登録地近傍(例えばg)、又は行きの便の通過点(例えばc)である荷物情報がないか検索する。
【0042】
更に、荷物情報検索▲4▼では、積地及び降地の条件が上記のいずれにも該当しない場合であって、行きの便の経路と組み合わせて全体として、実車走行距離の割合が所定比率より高い場合、又は、少なくとも帰路を全て空車で走った場合よりも採算性の良い場合を検索する。
【0043】
例えば、第一の例として、積地hで降地がiの荷物情報が登録されている場合に、経路b→h→j→i→aの場合では、実車走行距離の割合が所定比率より高くなれば該当する荷物情報が有ると判定する。又、第二の例として、積地kで降地mの荷物情報と、積地n(積地nは降地mからaに戻る途中にある)で降地nの荷物情報が登録されている場合に、b→k→m→n→o→p→aの経路を走った場合の経費から受取る運賃を差し引いた金額と、往路を空車で走る場合の経費とを比較して、前者が少ない場合は該当荷物情報が有ると判定する。
【0044】
また荷物情報検索▲4▼の第二の例としては、地点間のコストを積算していき、総コストが最小となるような最適経路を算出するという問題に帰着する。つまり、b→kと、m→nとp→aは空車区間であり、k→mとn→pは実車区間である。従って、これらの各区間のコストの合計から実車区間(k→mとn→p)の運賃を差し引いて総コストを算出し、総コストが最小(儲けがある)になる経路を探索する。ただし、戻り便といえない経路を選択することを避けるために、戻り便の総走行距離を、行きの便の所定倍(例えば1.6倍)以下に抑えるという制約条件をつける。この場合、経路の総走行距離が所定倍率を超えた時点で、その経路の探索を打ち切ることができるので、計算時間を節約できる。
【0045】
又、例えば特開平9−2575023号公報に開示されているように、戻り便の出発地から目的地への方向と通過地点への方向が大きくずれている場合、その通過点を除外して経路探索を行うようにしても良い。これにより計算時間を短縮できる。
【0046】
図6は、このような経路を決定する際に参照するための区間テーブルの一例を示す図である。
【0047】
ここでは神奈川県の「綾瀬市」を基準として、「海老名市」、「大和市」、「藤沢市」及び「座間市」のそれぞれの地点までの移動時間及び移動コストが、各時間帯に応じて登録されている。従って、これら情報を参照することにより、地点間の移動コスト及び移動時間を求め、これらが最適となる経路(最短経路或いは最小移動時間の経路)に優先度を持たせて、戻り便の荷物情報を決定することができる。
【0048】
尚、前述の図4のフローチャートでは、荷物情報検索▲1▼、▲2▼、▲2▼'及び▲3▼のそれぞれの検索処理の後、マッチング情報が有る場合(ステップS23,S26,S29,S32のそれぞれでYESの場合)に、この荷物情報の検索処理を終了するように説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、荷物情報検索▲1▼、▲2▼、▲2▼'及び▲3▼を順番に全て実行し、各検索処理においてマッチングを検出したかどうかを示すフラグをセットするようにしても良い。
【0049】
この処理を図7のフローチャートで示す。尚、この図7において、前述の図4の処理ステップと同じ処理を行うステップには同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
【0050】
図7において、ステップS230では、荷物情報検索▲1▼においてマッチングが得られたかどうかを示すフラグ▲1▼をセットし(マッチングが得られた場合は"1"を、そうでない場合は"0",以下同様)、同様に、ステップS260では、荷物情報検索▲2▼においてマッチングが得られたかどうかを示すフラグ▲2▼をセットし、ステップS290では、荷物情報検索▲2▼'においてマッチングが得られたかどうかを示すフラグ▲2▼'をセットし、ステップS320では、荷物情報検索▲3▼においてマッチングが得られたかどうかを示すフラグ▲3▼をセットする。
【0051】
そして図3のステップS11では、これらフラグ▲1▼,▲2▼,▲2▼',▲3▼の状態及び荷物情報検索▲4▼における検索結果を判定し、ステップS12で、それぞれのマッチング情報に対応する表示情報を生成し、ステップS13で、車主側端末103に送信するようにしても良い。これにより車主側端末103では、これら表示情報を基に複数の荷物情報をリスト形式で表示し、それらの中から所望の荷物情報を選択することができる。
【0052】
尚、図4及び図7の荷物情報検索処理▲2▼、▲2▼'及び▲3▼では、行き便の降地近郊の複数の積地、及び行き便の登録地の近郊の複数の降地が登録されている複数の荷物情報があれば、それら各荷物情報に対するマッチング状況を全て調べておき、それらを後述の図8のように、全てリスト形式で表示するようにしても良い。これにより、それら荷物情報の中で、最も実車比率が高い荷物情報、或いは実車距離が長い(売上げが大)荷物情報を抽出するようにもできる。
【0053】
図8は、こうして荷物情報を検索した結果を表示する表示画面例を示す図である。
【0054】
図8では、車主「ABC株式会社」による行き便の情報が画面の上側に表示されており、これによれば、行き便の積日が「2001年の6月25日」で積地が東京都「港区」、降日が「2001年6月26日」で、降地が大阪府「豊中市」に設定されており、10t車両による運送であることがわかる。これから、例えば積日が「2001年6月26日」、積地が大阪市或いはその近郊又は行き便の経路中で、降地が東京及びその近郊又は行き便の経路中となる検索情報が設定されることになる。
【0055】
図8において、700はその検索による検索結果を示している。
【0056】
この場合には、積地が大阪府「豊中市」で、降地が東京都「港区」である荷物情報が存在していなかったために、その積地は大阪市の近郊(堺市、西宮市)及び行き便の経路中に設定され、降地も東京近郊(川崎市、大宮市、横浜市)及び行き便の経路中に設定された場合での検索が成功している。これは前述の荷物情報検索▲2▼、▲2▼'及び▲3▼により検索されたものである。尚、ここで「桑名市」、「四日市市」は、行き便の経路中の地点を示している。
【0057】
図9は、本実施の形態係る求貨求車システムの求貨求車サイトのサーバ101における検索結果を表示するための処理フローチャートである。
【0058】
まずステップS41で、前述の図3のステップS8と同様にして、行き便の本契約が成立すると、その行き便の情報に基づいて、戻り便の空車情報を生成する。次にステップS42に進み、前述の図7のフローチャートにより、戻り便に適合する荷物情報の検索を行う。こうして複数の荷物情報が検索されるとステップS43に進み、実車距離或いは実車比率のいずれかが選択される。実車距離が選択されるとステップS44に進み、実車距離の長い(売上げ額が大きい)荷物情報から順にソートして表示する。一方、ステップS43で、実車比率が選択されるとステップS45に進み、実車比率の長い(効率が最大)荷物情報から順にソートして表示する。
【0059】
これにより求貨求車サーバ101或いは幹事会社では、単に最短距離或いは移動時間が最小の荷物情報を戻り便の荷物として選ぶだけでなく、各種目的或いはその時の状況に応じた荷物情報を選択し、戻り便の荷物に設定することができる。
【0060】
また、こうして決定した戻り便の荷物情報は、自動的にその行き便の車主に割り当てるようにしても良い。
【0061】
図10は、本実施の形態に係る求貨求車システムのサーバ101において、行き便の情報を基に戻り便の空車情報を生成する処理を示すフローチャートである。
【0062】
まずステップS51で、行き便の降地を戻り便の積地(積地域)とし、その車両の登録地を戻り便の降地(降地域)に設定する。次にステップS52に進み、行き便の降地における(荷降しの予定時刻+2時間)以降が、戻り便の荷受けが可能な時間とする。そしてステップS53では、その荷受けが可能な時間が終業時間を過ぎていないかどうかみる。過ぎていれば、当日の荷受け作業には含めないので、翌日の稼働開始時間が、その荷物の荷受け可能時間となる。尚、ステップS53で、当日の終業時間以内であれば、その時間がそのまま、その荷物の荷受け可能時間となる。
【0063】
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0064】
また本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0065】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0066】
以上説明したように本実施の形態によれば、行き便の本契約が成立すると、その行き便の情報に対応する戻り便の空車情報が自動的に生成され、それに基づいて、その空車情報に適合する戻り便の荷物情報を選択して決定できる。
【0067】
また、その戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、例えば最短距離、最小移動時間、実車距離、或いは実車比率に応じて複数表示し、それらの中からユーザが所望する荷物情報を取り出して、戻り便の荷物情報として設定することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、行き便の契約が成立した後で、行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて戻り便の空車情報を登録し、それに適合する荷物情報を割り当てることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る求貨求車システムの全体的な構成を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る求貨求車システムの各端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る求貨求車システムにおける戻り便の登録処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバにおける荷物情報検索処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバにおける経路検索を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバで参照する区間テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバにおける荷物情報検索処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバにおける荷物情報検索処理の検索結果の表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る求貨求車サーバにおける荷物情報検索処理の結果の表示処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施の形態に係る求貨求車システムのサーバにおいて、行き便の情報を基に戻り便の空車情報(荷受け可能時間)を生成する処理を示すフローチャートである。
Claims (8)
- 荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースとを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムのサーバであって、
前記サーバが、前記荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降しの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した前記空車情報を前記空車データベースに登録する登録手段と、
前記登録手段により前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索手段と、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当手段と、
を有することを特徴とするサーバ。 - 前記検索手段は、前記登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから複数の条件で検索するものであり、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が複数存在した場合、当該複数の荷物情報を、実車距離または実車比率のいずれかでソートして、前記車主の端末において、実車距離の長い順または実車比率の大きい順のいずれかで表示可能な表示画面を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された表示画面を介して、前記車主の端末において選択された荷物情報を前記空車情報へ割り当てることを特徴とする請求項1に記載のサーバ。 - 前記検索手段は、適合する荷物情報が存在しない場合、所定の時間経過後に再検索することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ。
- 前記生成手段は、前記行き便の積地又は前記行き便の車両の登録地を前記戻り便の降地とする空車情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ。
- 前記検索手段は、前記行き便の降地を前記戻り便の積地とし、前記行き便の車両の登録地又は前記行き便の積地を前記戻り便の降地として荷物情報を検索する第一の検索条件と、前記行き便の降地を含む地域を前記戻り便の積地とし、前記行き便の積地を含む地域を前記戻り便の降地として荷物情報を検索する第二の検索条件と、前記行き便の経路中の地点を前記戻り便の積地及び降地として荷物情報を検索する第三の検索条件と、前記行き便の経路中以外の地点であっても、戻りの走行距離が最短戻り距離の所定倍以下となる前記戻り便の積地及び降地を含めて荷物情報を検索する第四の検索条件とを含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のサーバ。
- 荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムにおけるサーバの制御方法であって、
前記サーバの生成手段が、前記サーバが、前記荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降しの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成工程と、
前記サーバの登録手段が、前記生成された戻り便の空車情報を前記空車データベースに登録する登録工程と、
前記サーバの検索手段が、前記登録工程で前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索工程と、
前記サーバの割当手段が、前記検索工程による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当工程と、
を有することを特徴とする求貨求車システムにおけるサーバの制御方法。 - 荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムのサーバの制御プログラムであって、
前記サーバを、
前記サーバが前記荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降しの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成手段と、
前記生成した空車情報を前記空車データベースに登録する登録手段と、
前記登録手段により前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索手段と、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当手段と、を有するサーバとして機能させるための制御プログラム。 - 荷主の端末と車主の端末と、前記荷主より通知された荷物情報を記憶する荷物情報データベースと前記車主より通知された空車情報を記憶する空車データベースを具備するサーバとを通信回線を介して接続した求貨求車システムであって、
前記サーバが、荷主の端末及び前記車主の端末からそれぞれ契約の申込み及び契約の受諾を受信することにより前記荷主と前記車主との間で片道の運送契約が成立したことに応じて、当該運送契約による行き便の降地と降日と荷降しの予定時刻とを含む荷物情報を用いて前記行き便の降地を積地とし、かつ前記行き便の荷降ろしの予定時刻以降を荷受可能時間とする戻り便の空車情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した前記空車情報を前記空車データベースに登録する登録手段と、
前記登録手段により前記空車データベースに空車情報が登録されることに応じて、当該登録された戻り便の空車情報に適合する荷物情報を、前記荷物情報データベースから検索する検索手段と、
前記検索手段による検索の結果、適合する荷物情報が存在した場合、当該適合する荷物情報を前記空車情報へ割り当てる割当手段と、
を有することを特徴とする求貨求車システム。
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