JP4858740B2 - Protective device - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地震、龍巻、土砂崩れなどで家屋が倒壊等する場合に安全性を確保することができるようにした防護装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、巨大地震が発生するとビルを含む家屋が倒壊し、生命すら奪われることが多くある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
その対策として、ベッド等の四隅に対応する四本支柱と、同支柱間を継ぐ連結部材とでやぐら状の防護装置を本出願人が先に提案した。しかし、こうした防護装置は、巨大地震による倒壊に非常に有効ではあるものの、四方に支柱があるため、通常時に寝床に出入りする際に出入り側の支柱の存在がどうしても視界に入って差し障る不都合があるだけでなく、実際にベッドに寝た状態でも四方に支柱があると圧迫感とか狭苦しさを感じるなど快適さにやや欠けるといった課題が残された。
その対策が望まれていたが、未だ有効な方法がなく、その対策が望まれていた。
【０００４】
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、通常使用時における快適さを追求する一方、地震などの緊急時の倒壊等に瞬時の判断に基づき生命の安全確保が充分に得られるようにした防護装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、ベッドや敷布団等の寝具類の幅方向一側上方域を一定以上の負荷に耐え得る構造のものとして覆い他側を開放状に形成した防護装置であって、底フレームと主フレームと副フレームと連結フレームとを備え、前記底フレームは、対応する２辺が端部とされ端部間をつなぐ部分が側部とされた平面がコの字形部分をもつ板状のもので形成されるとともに前記端部が寝具類の長手方向端部に平行に対応し側部が寝具類の側部に平行に対応するものとされ、前記主フレームは、底フレームの各端部における寝具類の幅間に対応する位置から立設される前後２本の主支柱と、これら主支柱の上端間を寝具類の幅間に対応する上方を通るようにして継ぐ主上ガードとによって門型に形成され、前記副フレームは、底フレームから立設される前後一対の副支柱とこれら副支柱の上端間をつなぐ副上ガードとによって門型に形成されて底フレーム上の寝具類側方に対応して立設され、前記連結フレームは、主フレームの主上ガードと副フレームの副上ガードとの間を継ぐべく設けられていることを特徴とする。
【０００６】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載のものにおいて、前記主フレームおよび副フレームは、底フレームに対し脱着自在に構成されている。
【０００７】
請求項３に記載の発明は、請求項１に記載されたものにおいて、主フレームおよび副フレームの上には、水タンクやペットボトルなどの非常用品や布団・毛布・衣類等の非常用品が緩衝作用をする緩衝手段として載置されるべく受材が設けられている。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施形態を参照してこの発明を詳細に説明する。
図１は、この発明の一実施形態を示すもので、同実施形態は、ダブルサイズベッド（シングルサイズにも適用することができる）Ｂに適用される防護装置についてのものである。勿論、和風である敷布団にも適用できる。
【０００９】
１は底フレームで、平面がコの字形をした板状のもので、同フレーム１は、四角な枠体であったり、運搬可能な分割式であってもよい。
【００１０】
また、同フレーム１は、丸パイプや角パイプ、アングル材や他の形鋼でもよい。このことは以下の実施形態でも同様に言えることである。
【００１１】
２は側部、３は端部で、端部３は前記コの字形の対応する２つの辺であり、側部２はそれら端部３，３間をつなぐ辺であり、端部３，３はベッドＢの長手方向端部に平行に対応し側部２はベッドＢの側部に平行に対応するものになっており、端部３には仮想線のように安定板部４を付してもよい。尚、両端部３，３のそれぞれの中心線間の寸法は、２４００ｍｍに設定されている。この寸法は、例えば、側部２の長さ調節手段により大小に変更可能にもなる。尚、底フレーム１の底側には緩衝手段を介装可能で、これは以下の例でも同様に適用が可能である。
【００１２】
５は主フレームで、同フレーム５は、２本の主支柱６，６とその上端間をアール部を介して一体に継ぐ主上ガード７とで門型になっている。主フレーム５は、衝撃を吸収しやすく軽量な薄肉状のパイプを使用することを一般とし、材質はステンレスでも鋼鉄やアルミ合金、銅系その他の金属でもよく、プラスチック、合成ゴムでもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。尚、主フレーム５の高さは、ここで１６００ｍｍ前後に設定されるが、それより低く、例えば、１２００ｍｍ前後に、あるいはそれより高く１８００〜２０００ｍｍにすることもあり、さらにその以外の高さに設定することもある。この主フレーム５は、主支柱６，６と主上ガード７との三者を分割式で差し込み等で接続可能に構成することができる。また、一方の主支柱６と主上ガード７の半長分を１つのフレームとし、他方の主支柱６と主上ガード７の残る半長分を他の１つのフレームとし、これらを差し込み等により接続可能にしてもよい。ここに差し込みとは、一方のパイプに中軸を固着しておき他方のパイプに差し込んだり、一方のパイプと他方のパイプとを異なる径として互いを差し込むようにする。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。
【００１３】
主フレーム５は、底フレーム１の、丁度ベッドＢの幅中間上方に対応するように立設されている。具体的には、副フレーム１０の中心から６８０ｍｍ離れたところに主フレーム５が立設されている。更にこの寸法は、より大きくする場合と小さくする場合とがある。尚、底フレーム１上には、主フレーム５より１回り径の大きい基部補強パイプを溶接等により固着してこれに主フレーム５を差し込み、補強パイプと主フレーム５を固着したり止着具で脱着自在にしてもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。前記寸法を大きくするとは、例えば図１のフレーム５位置とベッドＢの図１右端中間にフレーム５を配置したりすることを含む。
【００１４】
主フレーム５は、底フレーム１との間にＬ形等の手すり９を備えて補強を兼ねるものになっている。この手すり９は、ベッドＢの一側部よりもやや主フレーム５側に引っ込んだ状態になっており、開放感を与えるようにしてある。シングルベッドの場合や通常幅敷布団の場合には、同手すり９を主フレーム５寄りの小さいものにすることができる。
【００１５】
１０は副フレームで、主フレーム５と同じく副支柱１１，１１と副上ガード１２の３辺からなる門型をしたもので、主フレーム５よりは細くしかもかなり幅の狭いフレーム体でなる。この副フレーム１０は、ベッドＢの一側で側部２上に２本立設され、主フレーム５と略同じ高さになっている。そして、主フレーム５と副フレーム１０間は、１本あるいは複数本の連結フレーム１３で継がれている。副フレーム１０の基部も主フレーム５の基部と上記同様の固着方法を採用することができる。通常は図１の仮想線のように就寝する地震等の非常時には矢印ＸやＹ方向に避難すれば安全性が確約される。
【００１６】
尚、副フレーム１０を主フレーム５より低くしたりあるいは高くすることができる（仮想線）。また、連結フレーム１３は仮想線のように副フレーム１０及び主フレーム５の上側に備えてもよい。
さらに、副フレーム１０と主フレーム５とは基部において実線のように基部板１４で継いだり筋交い１５でつないだりしてもよい。
また、副フレーム１０と主フレーム５間の上部には、図示のようなワイヤあるいはロープによる防護網１６を張設したり、パンチングメタルを張設してもよい。両副フレーム１０間には他の継ぎパイプを連結してもよい。
さらに、副フレーム１０と主フレーム５の就寝者の頭部側の上方には特別の防護手段を構成することができる。例えば、継ぎパイプや網、発泡スチロール体などを適宜に組み合わせてより完全な防護を構成する。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。防護網（金属その他）を芯にゴム等の緩衝材で一体成形したものを緩衝手段としてもよい。
【００１７】
図２は、主フレーム５あるいは副フレーム１０その他のパイプの緩衝手段についての実施形態で、例えば、主フレーム５の外周に合成ゴムや軟質樹脂等による緩衝手段１８を被包してもよい。この場合、同実施形態のように内部にエアー溜まりを形成するとより緩衝作用が高まる。この緩衝手段１８の外周あるいは緩衝手段なしの場合は主フレーム５外周に竹模様（青竹模様も含む）を付してもよく、竹模様は、塗装手段による他、粘着シート等によってもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。尚、複数本並列のパイプを１本緩衝手段で被包してもよく、緩衝手段は図示より更に大径化してもよい。
【００１８】
図３は他の実施形態を示している。同実施形態は、副フレーム１０の他の態様を示すもので、副フレーム１０が主フレーム５と同様に１本の長いフレームとされており、より完全な安全確保を図ったものである。重量的には図１のものより少し軽量化され得る。
【００１９】
尚、副フレーム１０の基部を主フレーム５の方向に曲げて同主フレーム５及び底フレーム１と合体化してもよい。逆に主フレーム５側から副フレーム１０に向けて曲基部を延ばしてもよい。これらのことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
また、副フレーム１０と主フレーム５及び複数の連結フレーム１３とで囲まれる個所には、金属網やワイヤ網、ロープ網等による防護手段２０を付して就寝する人の頭部を護るようにしてもよく、連結フレーム１３に直交する他の連結フレームを追加してもよい。
さらに、前記副フレーム１０は仮想線のように主フレーム５よりも少し低くして、負荷を主フレーム５と同時に受け得るようにしてもよい。勿論これらフレーム５，１０の外周あるいはフレーム５，１０の全体上にはゴム、発泡スチロール等の緩衝手段を付してもよい。
また、仮想線のように手すり９を直線パイプ状にしたり補強板状にしてもよい。
【００２０】
図４は主フレーム５と副フレーム１０との間の上側に受材２２をセットして、その上に水タンク２３…等の非常用品や布団・毛布・衣類等の日常用品を載置しておいて非常時に緩衝作用をさせるとともに各用途に使用できるようにした実施形態を示す。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
尚、上記用品にはペットボトル等の廃品も含み、その中に液体を入れておくか否かはいずれでもよい。
また、これらの上あるいは下側には、発泡スチロールやゴム等の緩衝手段２４を更に組み合わせてもよい。
【００２１】
図５は、副フレーム１０を就寝する人の上半身側に寄せて限定した短いものにした実施形態を示す。同副フレーム１０と主フレーム５とを継ぐ連結フレーム１３を利用してあるいは主フレーム５や副フレーム１０をも利用して網やワイヤ、ロープ等による防護手段２６を付してより防護機能が確実化するようにしてもよい。
【００２２】
図６は、主フレーム５と副フレーム１０との上側に受材２８を備え、同受材２８上を介して、例えば、葦簾をロール状にした防護手段２９を備え付けておき、これが非常時に仮想線のように主フレーム５の開放側に斜めに垂れ落ちるようにした実施形態を示している。尚、同防護手段２６は、紐付きで非常時に下方からした実施形態を示している。尚、同防護手段２６は、紐付きで非常時に下方から引っ張ると落ちるようにしてもよい。この場合、手すり１３を仮想線に平行な斜交状の補強パイプにしてこれに添って防護手段２６が転がり落ちるようにする。
防護手段２６は、ゴムその他のものにしてもよい。また、受材２８上には、葦簾をロール状あるいは適宜の嵩高い状態にしたものを適数個載置あるいは固定しておき緩衝手段にしてもよい。ロール状のものとは、市販のトイレットペーパー等の巻きロール類（染色してもよい）そのものあるいは緩衝用として大径化したものも含まれ、これらを横軸状あるいは縦軸状さらに斜め軸状に載置して緩衝手段としてもよい。
【００２３】
図７は主フレーム５および／または副フレーム１０の改良に係る実施形態で、主フレーム５は、主上ガード７を就寝する人の上方に対応させたまま残して位置させる一方、主支柱６については、副フレーム１０とは他側方向に斜めに下がるものになっている。
この角度については、仮想線のように曲つい傾斜にしたり更に緩い傾斜にすることもある。また、主支柱６については、下半部分を垂直状にしたり、逆に上半部分を垂直状にし下半部分は傾斜させたものにすることができる。
主フレーム５の補強支持については、図示のような三角形等の補強支持板３１で支持したり、主フレーム５の基部に曲がり部を備えて底フレーム１に添って固着するようにしてもよい。
主フレーム５は、仮想線のように、主上ガード７と主支柱６とを分割相互差し込み式とすることもある。
【００２４】
副フレーム１０は、Ｌ形に曲がったパイプとし、これらの複数本で構成することができる。勿論図１その他の支持方式によってもよい。連結フレーム１３を図示のように付加することもある。このフレーム１３については仮想線のように継ぎ方式にし、底フレーム１についても同様に搬送に便利で現場組立が有利なようにする。
【００２５】
また、仮想線のように、図２と同様の長い１本ものにしてもよく、この場合、その基部を曲げて底フレーム１に添って固着するようにすることもできる。
尚、発泡スチロールのように軽量で緩衝作用の大きい緩衝手段３２を適宜に成形して載置、さらには固定するようにしてもよい。同手段３２の底側には網状部材を配してもよい。
【００２６】
図８は、主支柱６（あるいは副フレーム１０）の底フレーム１に対する脱着自在なる固定方法を示す実施形態である。座板３４と止着具３５…により固定するが、その間に緩衝手段３６を挟着してもよい。尚、座板３４を底フレーム１に現場溶接してもよいし、その一方で底フレーム１上に差し込みパイプ等の受けを備えておき、それに現場で差し込むだけあるいは止着具で固定する等することもできる。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
【００２７】
図９は、主フレーム５及び副フレーム１０が共に斜めな支柱６，１１によるものとされた実施形態を示す。勿論主支柱６については仮想線のように垂直でもよい。３８は緩衝手段である。この材料を問わない。例えば、エアークッション、ウオーターマット方式も含む。副フレーム１０も主フレーム５と同じ径のものにしてもよい。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用できる。
【００２８】
図１０は、他の実施形態で、同実施形態は、ベッドＢの一側半分のみあるいは過半部分を覆う矩形枠状のガード本体（パイプ等）４０に連結パイプ４１を付加したものに縦方向の支柱４２…を備えて全体を構成したものである。この実施形態は底フレーム１が前後に分割されているが、それとともにガード本体４０も前後に分割・接続可能にしてもよい。尚、支柱４２…に代えて、上からみてＬ形に曲げられた板（パンチングメタルを含む）により支持部材を構成してもよいし、それに支柱を組み合わせてもよい。
【００２９】
図１１は、図１の主フレーム５及び副フレーム１０の上部に添って緩衝手段４４を装備した実施形態を示す。それとは独立した案として、同図には、ワイヤやロープ、金属網状材等によるガード４５を付したものである。
【００３０】
図１２は、装置の上部全体を緩衝手段４７により覆うとともにカーテン４８により快適さを確保するようにしたものである。これらの緩衝手段には上記した種々の材料の他、現存するあらゆる緩衝可能な材料を使用可能である。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用できる。前記カーテン４８はベッドＢの前後に対応して更に広く備えることもある。
【００３１】
図１３及び図１４は、図１１その他のような装置を前提にして、ベッドＢの他側上方域をガードするための実施形態を示す。同実施形態において、装置の前後には、取付板５０が固定され、これらに回転支点軸５１が固着されている。同軸５１を介してコの字枠状をした展開アーム５２が備えられ、主フレーム５側から開放側に向けて非常時に展開するようになっている。
【００３２】
主フレーム５と展開アーム５２との間には、蛇腹状に延び上方からの落下物により破切しないような材料のガード５３が伸縮自在に設けられている。５４は同ガード５３の主フレーム５への取付具である。展開アーム５２の中央にはフック５５が設けられ、これが主フレーム５側の係止片５６の切欠５７に係脱できるようになっている。切欠５７により残された係止片５６の部分は断切部５８として非常時に折損するようになっている。折損作用は、上方から軽量なプラスチック等によるアンテナ型センサー５９に図１４の矢印のように落下物あるいは倒壊物等が当たることでなされる。尚、同センサー５９は、更に上方に向けて立ち上がらせてもよい。また、揺れセンサーによる検知により作動装置（図示省略）が展開アーム５２を展開作動させるようにしたり、機械式に上方に向けたピン（バネつき）が作動子になって展開アーム５２を連動させるようにしてもよい。尚、仮想線のように展開アーム５２の作動を瞬時にするためウエイト６０やバネを使用してもよい。
【００３３】
尚、展開アーム５２は強度メンバーとし、例えば、斜めに設けられた手すり９を支点にして図１３のように展開するようにしてもよい。この場合、ガード５３は設けないこともある。
また、図１４に示すように、主フレーム５に装備した手動抜きピン６１を抜くことでアーム５２が展開するようにすることもある。
【００３４】
図１５から図２３は変形的な実施形態を示す。図１５の実施形態は、パイプあるいは前記のような帯板状をした底フレーム１に補強基部を介して主フレーム５を立設し、これに対して、副フレーム１０を、コの字枠を側面からみて逆Ｌ形に曲げたものにして主フレーム５に結合してある。同副フレーム１０は、できるだけ就寝する人の頭部等重要なところに対応するように位置するものとする。尚、ワイヤーやロープ等を付加することは自由である。このことは他の各実施形態でも同様に適用できる。
【００３５】
図１６に示す実施形態は、底フレーム１の対角線上に添って主フレーム５を立設し、頭部等の安全を確保するため、副フレーム１０を略Ｙ形をなすように補助的に結合したものである。仮想線に示すようなＹ字形に形成してもよい。
破線（以下同じ）の６３は補助ガードで、ワイヤーや強度ロープ等を示すもので、勿論細いパイプで構成することもできる。尚、フレームは上からみてＸ字状をなすように形成してもよい。
【００３６】
図１７に示す実施形態は、対角線上の主フレーム５に対し副フレーム１０を三角形をなすように組み合わせ支柱６５で支持させたものである。手前側の支柱を更に付加することがある。
【００３７】
図１８に示す実施形態は、変形台形枠状に形成した側フレーム６７，６７の１対を底フレーム１上に前後対向状に固着し、これらに上ガード６８をパイプ等により接続して、残る上方や側方等に破線である補助ガード６３を張設したものである。補助ガード６３についてはカーテンや内装手段により見えないようにする。このことは他の各実施形態でも同様に適用できる。この実施形態でも装置を前後２乃至３分割式にすることがある。
【００３８】
図１９に示す実施形態は、側フレーム７０を互いに斜めに対向するように配したもので、補助ガード７１…を付してもよい。
【００３９】
図２０に示す実施形態は、底フレーム１上にパンチングメタル等の台形をしたガード７３により装置を構成したものである。この場合、ガード７３は、内外２枚等複数層にし、その間に隙間を存して構成してもよい。隙間内には緩衝手段を介装してもよい。７４は補助ガードである。尚、同実施形態では搬送の便利さを考えて分割方式にしてある。
【００４０】
図２１は前記Ｘ字形装置の具体例を示す。この場合、第１フレーム７５と第２フレーム７６とでなるが、交差する個所で互いのパイプを溶接してもよく、また、同図のように立体交差させてもよい。これらには補助ガード７７…を有効に張ることができる。
【００４１】
図２２はＸ字形の変形例で、上部が湾曲する１対のフレーム７９，７９により装置を構成したもので、連結具８０で相互を結合してもよく、また補助ガード８１を適宜に付す。
【００４２】
図２３は主フレーム５及び副フレーム１０を上部に曲がり部分をもつ支柱のみで形成して立設し、これらの間にワイヤやロープ等によるガード８２…を渡して構成したものである。その具体的な渡し方は、図２４に示す。
すなわち、図２４に示すように、ガード８２…を主フレーム５の曲がり部分内を通じてそれより下部側に導き、アンカー８４で固定してある。仮想線のように両主フレーム５間を下部において一体に継いだものとし、その中を通じて循環式にガード８２を通じてもよい。ガード相互の連結部分は互いに重複させて止着具で固定する。尚、主フレーム５の出口等、ガード８２…が接触する個所にはゴム等の弾性部材を受けとして備えて切損を防止する。
【００４３】
上記はベッドＢの長手方向にガードが向くものであったが、ベッドＢの前後にＵ形フレーム８６を対向して配し、各フレーム８６の上端間にガード８７…を通じてもよい。これらガード８７の前後間にもガードを張設してもよい。
【００４４】
図２６は外装パイプ８８によりガード８９…を伸縮可能に外包したものである。
【００４５】
図２７は図１等の他の実施形態において、主フレーム５等の主上ガード７のパイプ径を細くしその一方でリップ付（無しでもよい）溝形鋼等の外管９１を組み合わせたものである。この外管９１の幅間には突隆部９２が設けられ増強化されている。
【００４６】
図２８は、主フレーム５あるいは副フレーム１０の床下での補強支持方式を示した実施形態を示す。同実施形態において、９３は床構造で、同床構造９３を突き抜けるようにして下部支柱９４が設けられている。この支柱９４は、基部が地盤内に打ち込まれてアンカー９５でより固定化される一方、同支柱９４の上端は主フレーム５に脱着自在に連結されている。一方、図の右側に示すように、主フレーム５の他方は盛り土やコンクリート等による下部支持部９６により受け止められるようになっている。
【００４７】
図２９は、パイプ状あるいは板状の底フレーム１に４本の支柱９８…を立設したもので、同支柱９８内にはスプリング９９が内蔵され、その中に昇降支柱１００が差し込まれることで、通常は支柱１００上の網１０１…付ガード１０２が上昇した位置を保って広い開放空間を提供する一方、非常時の負荷に合わせて支柱１００…が沈んでより安全な狭い空間になるようにした実施形態を示している。
【００４８】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成されているので、通常使用時における快適さを追求する一方、地震などの緊急時の倒壊等に瞬時の判断に基づき生命の安全確保が充分に得られるようにした防護装置を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態を示す斜視図。
【図２】緩衝手段をパイプの外周に巻いた実施形態を示す断面図。
【図３】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図４】装置上に用品を載置した実施形態を示す断面図。
【図５】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図６】補助ガードを装備する他の実施形態を示す防護装置の断面図。
【図７】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図８】他の実施形態を示す防護装置基部の斜視図。
【図９】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１０】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１１】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１２】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１３】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１４】図１３の機構を説明した断面図（下部は手前、上部は横断面図）。
【図１５】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１６】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１７】他の実施形態を示す防護装皺の斜視図。
【図１８】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図１９】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図２０】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図２１】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図２２】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図２３】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図２４】ワイヤやロープをガードとして支柱間に渡して防護装置を構成した実施形態を示す側面図。
【図２５】他の実施形態を示す防護装置の正面図。
【図２６】ガードを外装した他の実施形態を示す防護装置の要部正面図。
【図２７】主フレーム等の補助部材を示す断面斜視図。
【図２８】他の実施形態を示す床下支持付防護装置の断面図。
【図２９】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【符号の説明】
Ｂ…ベッド ５…主フレーム １０…副フレーム。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a protective device capable of ensuring safety when a house collapses due to an earthquake, a tornado, or a landslide.
[0002]
[Prior art]
For example, when a huge earthquake occurs, a house including a building collapses, and even life is often lost.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As a countermeasure, the present applicant previously proposed a cross-shaped protective device with four support columns corresponding to the four corners of the bed and the like and a connecting member connecting the support columns. However, although these protective devices are very effective in collapsing due to a large earthquake, there are support pillars on all sides, so there is an inconvenience that the presence of the support pillars on the entrance / exit side inevitably enters the field of view when entering and exiting the bed at normal times. Not only was it a problem, but even with the bed actually lying down, there were still issues such as a lack of comfort, such as a feeling of pressure or tightness when there were struts on all sides.
A countermeasure was desired, but there was still no effective method, and a countermeasure was desired.
[0004]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and while pursuing comfort during normal use, it is possible to sufficiently ensure the safety of life based on instantaneous judgment in the event of an emergency collapse such as an earthquake. The purpose is to provide a protective device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is configured such that the upper side in the width direction of bedding such as a bed or a mattress is covered with a structure capable of withstanding a load of a certain level or more and the other side is opened. The protective device comprises a bottom frame, a main frame, a sub-frame, and a connecting frame, and the bottom frame has a plane in which two corresponding sides are end portions and a portion connecting the end portions is a side portion. A plate-shaped member having a U-shaped portion, the end portion corresponding to the longitudinal end portion of the bedding, and the side portion corresponding to the side portion of the bedding, The frame passes through two upper and lower main struts erected from positions corresponding to the width of the bedding at each end of the bottom frame, and an upper portion between the upper ends of the main struts corresponding to the width of the bedding. In this way, it is formed in a gate shape by the main upper guard and The lem is formed in a gate shape by a pair of front and rear sub-posts standing from the bottom frame and a sub-upper guard connecting the upper ends of these sub-posts, and is set up corresponding to the side of the bedding on the bottom frame. The connecting frame is provided to connect between the main upper guard of the main frame and the sub upper guard of the sub frame.
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the main frame and the sub frame are configured to be detachable from the bottom frame.
[0007]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, an emergency article such as a water tank or a plastic bottle or an emergency article such as a futon, blanket, or clothing is buffered on the main frame and the subframe. A receiving material is provided to be placed as a buffering means that acts.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiments .
FIG. 1 shows one embodiment of the present invention, which relates to a protective device applied to a double size bed (which can also be applied to a single size) B. Of course, it can also be applied to Japanese-style mattresses .
[0009]
Reference numeral 1 denotes a bottom frame which is a plate having a U-shaped flat surface, and the frame 1 may be a square frame or a transportable divided type .
[0010]
Further, the frame 1 may be a round pipe, a square pipe, an angle material, or other shape steel. This is also true for the following embodiments .
[0011]
2 is a side portion, 3 is an end portion, the end portion 3 is two corresponding sides of the U-shape, and the side portion 2 is a side connecting the end portions 3, 3, and the end portions 3, 3 Corresponds to the end of the bed B in the longitudinal direction, the side 2 corresponds to the side of the bed B in parallel, and the end 3 is provided with a stabilizing plate portion 4 like a virtual line. May be. In addition, the dimension between each centerline of the both ends 3 and 3 is set to 2400 mm. For example, this dimension can be changed by the length adjusting means of the side portion 2. In addition, a buffer means can be interposed on the bottom side of the bottom frame 1, and this can be similarly applied to the following examples .
[0012]
Reference numeral 5 denotes a main frame, and the frame 5 has a gate shape including two main columns 6 and 6 and a main upper guard 7 that integrally connects the upper ends of the main columns 6 and 6 via a rounded portion. The main frame 5 is generally made of a light-weight thin pipe that easily absorbs impact, and the material may be stainless steel, steel, aluminum alloy, copper-based metal or other metal, and plastic or synthetic rubber. This is also true for the following embodiments. The height of the main frame 5 is set to about 1600 mm here, but it may be lower, for example, about 1200 mm or higher, and may be 1800 to 2000 mm. Sometimes set. The main frame 5 can be configured such that the three of the main columns 6 and 6 and the main upper guard 7 can be connected in a divided manner by inserting or the like. The half length of one main strut 6 and main upper guard 7 is used as one frame, and the remaining half length of the other main strut 6 and main upper guard 7 is used as another frame. Connection may be possible. Here, the term “insertion” refers to fixing the middle shaft to one pipe and inserting it into the other pipe, or inserting one pipe and the other pipe with different diameters. This is also true for the following embodiments.
[0013]
The main frame 5 is erected so as to correspond to the upper middle of the width of the bed B of the bottom frame 1. Specifically, the main frame 5 is erected at a distance of 680 mm from the center of the sub-frame 10. Furthermore, this dimension may be increased or decreased. On the bottom frame 1, a base reinforcing pipe having a diameter one greater than that of the main frame 5 is fixed by welding or the like, and the main frame 5 is inserted into the base frame 5 to fix the reinforcing pipe and the main frame 5 with a fastening tool. You may make it detachable. This is also true for the following embodiments. Enlarging the dimension includes, for example, disposing the frame 5 in the middle of the position of the frame 5 in FIG.
[0014]
The main frame 5 is provided with an L-shaped handrail 9 between the bottom frame 1 and serves as a reinforcement. This handrail 9 is in a state of being slightly retracted to the main frame 5 side rather than one side portion of the bed B so as to give a feeling of opening. In the case of a single bed or a normal width mattress, the handrail 9 can be made closer to the main frame 5.
[0015]
Reference numeral 10 denotes a sub-frame, which is a gate-shaped structure composed of three sides of the sub-posts 11, 11 and the sub-upper guard 12, similar to the main frame 5. Two sub-frames 10 are erected on the side 2 on one side of the bed B and have substantially the same height as the main frame 5. The main frame 5 and the sub frame 10 are connected by one or a plurality of connecting frames 13. The base portion of the sub-frame 10 can employ the same fixing method as that of the base portion of the main frame 5. Normally, safety can be ensured by evacuating in the direction of the arrow X or Y in an emergency such as an earthquake that goes to bed like the virtual line in FIG.
[0016]
The sub frame 10 can be made lower or higher than the main frame 5 (virtual line). Further, the connecting frame 13 may be provided above the sub-frame 10 and the main frame 5 like a virtual line.
Further, the sub-frame 10 and the main frame 5 may be connected by the base plate 14 or connected by the brace 15 as shown by a solid line at the base.
Further, a protective net 16 made of a wire or a rope as shown in the figure or a punching metal may be stretched between the sub frame 10 and the main frame 5. Another splicing pipe may be connected between the two sub-frames 10.
Furthermore, special protection means can be configured above the sleeping person's head side of the subframe 10 and the main frame 5. For example, a more complete protection is configured by appropriately combining splicing pipes, nets, polystyrene foam bodies, and the like. This is also true for the following embodiments. A protective net (metal or the like) that is integrally formed with a cushioning material such as rubber may be used as the buffering means.
[0017]
FIG. 2 shows an embodiment of buffer means for the main frame 5 or sub-frame 10 and other pipes. For example, the buffer means 18 made of synthetic rubber or soft resin may be encapsulated on the outer periphery of the main frame 5. In this case, if the air reservoir is formed inside as in the same embodiment, the buffering action is further increased. In the case of the outer periphery of the buffer means 18 or without the buffer means, a bamboo pattern (including a bamboo pattern) may be provided on the outer periphery of the main frame 5. The bamboo pattern may be formed by an adhesive sheet or the like in addition to the coating means. This is also true for the following embodiments. A plurality of parallel pipes may be encapsulated by one buffering means, and the buffering means may have a larger diameter than shown.
[0018]
FIG. 3 shows another embodiment. This embodiment shows another aspect of the sub-frame 10, and the sub-frame 10 is a single long frame like the main frame 5, and a more complete safety is ensured. In terms of weight, the weight can be slightly reduced from that of FIG.
[0019]
The base portion of the sub-frame 10 may be bent in the direction of the main frame 5 and united with the main frame 5 and the bottom frame 1. Conversely, the curved base may be extended from the main frame 5 side toward the sub-frame 10. These things may be applied to other embodiments as well.
In addition, a protection means 20 such as a metal net, a wire net, or a rope net is attached to a portion surrounded by the sub frame 10 and the main frame 5 and the plurality of connecting frames 13 so as to protect the head of the person sleeping. Alternatively, another connection frame orthogonal to the connection frame 13 may be added.
Further, the sub-frame 10 may be slightly lower than the main frame 5 like a virtual line so that the load can be received simultaneously with the main frame 5. Of course, cushioning means such as rubber or foamed polystyrene may be attached to the outer periphery of the frames 5 and 10 or the entire frame 5 and 10.
Further, the handrail 9 may be formed into a straight pipe shape or a reinforcing plate shape like a virtual line.
[0020]
In FIG. 4, a receiving member 22 is set on the upper side between the main frame 5 and the sub-frame 10, and emergency items such as a water tank 23, etc., and everyday items such as futons, blankets, and clothes are placed thereon. In the following, an embodiment is described in which a buffering action is provided in an emergency and can be used for each application. The above can be applied to other embodiments as well.
Note that the above-mentioned supplies include waste products such as PET bottles, and whether or not the liquid is put therein may be any.
Moreover, you may further combine the buffer means 24, such as a polystyrene foam and rubber | gum, on these or the lower side.
[0021]
FIG. 5 shows an embodiment in which the sub-frame 10 is shortened and limited to the upper body side of the person sleeping. Using the connecting frame 13 connecting the sub-frame 10 and the main frame 5 or using the main frame 5 and the sub-frame 10 and attaching a protective means 26 such as a net, wire, rope, etc., the protective function is more reliable. You may make it make it.
[0022]
In FIG. 6, a receiving material 28 is provided on the upper side of the main frame 5 and the sub-frame 10, and for example, a protective means 29 in the form of a roll is provided on the receiving material 28. An embodiment is shown in which it hangs obliquely to the open side of the main frame 5 as shown by a line. In addition, the protection means 26 has shown the embodiment which was attached from the lower part at the time of emergency with a string. The protective means 26 may be attached with a string and fall when pulled from below in an emergency. In this case, the handrail 13 is formed into an oblique reinforcing pipe parallel to the imaginary line so that the protection means 26 rolls down along this.
The protective means 26 may be rubber or the like. On the receiving material 28, an appropriate number of rolls or appropriate bulky ridges may be placed or fixed to serve as buffer means. The roll shape includes rolls such as commercially available toilet paper (which may be dyed) itself or those whose diameter is increased for buffering, and these are formed into a horizontal axis or a vertical axis, and an oblique axis. It is good also as a buffer means by mounting.
[0023]
FIG. 7 shows an embodiment relating to the improvement of the main frame 5 and / or the sub-frame 10. The main frame 5 is positioned so as to correspond to the upper part of the person sleeping, while the main strut 6 is shown. Is inclined downward in the other direction from the sub-frame 10.
About this angle, it may be a curved inclination like a virtual line, or may be a gentler inclination. Further, the main strut 6 can be formed such that the lower half portion is vertical, or conversely, the upper half portion is vertical and the lower half portion is inclined.
The reinforcing support of the main frame 5 may be supported by a reinforcing support plate 31 such as a triangle as shown in the figure, or a bent portion may be provided at the base of the main frame 5 and fixed along the bottom frame 1.
The main frame 5 may be divided and interleaved with the main upper guard 7 and the main column 6 like a virtual line.
[0024]
The sub-frame 10 is a pipe bent in an L shape, and can be constituted by a plurality of these. Of course, other support methods shown in FIG. 1 may be used. The connecting frame 13 may be added as shown. The frame 13 is a joint system like a virtual line, and the bottom frame 1 is also convenient for transportation and is advantageous for on-site assembly.
[0025]
Moreover, it may be one long one similar to that of FIG. 2 as shown by an imaginary line. In this case, the base portion may be bent and fixed along the bottom frame 1.
Incidentally, the buffer means 32 that is light in weight and has a large buffering action, such as polystyrene foam, may be appropriately molded and placed, and further fixed. A mesh member may be disposed on the bottom side of the means 32.
[0026]
FIG. 8 is an embodiment showing a method for fixing the main column 6 (or the sub frame 10) to the bottom frame 1 in a detachable manner. Although it fixes by the seat board 34 and the fastening tool 35 ..., you may pinch the buffer means 36 between them. The seat plate 34 may be welded to the bottom frame 1 on the other hand, and on the other hand, a receiving pipe or the like is provided on the bottom frame 1, and it is only inserted on the spot or fixed with a fastener. You can also. The above can be applied to other embodiments as well.
[0027]
FIG. 9 shows an embodiment in which the main frame 5 and the sub-frame 10 are both formed by slanting columns 6 and 11. Of course, the main column 6 may be vertical like a virtual line. Reference numeral 38 denotes a buffer means. This material does not matter. For example, an air cushion and a water mat system are also included. The sub-frame 10 may have the same diameter as the main frame 5. The above can be similarly applied to the other embodiments.
[0028]
FIG. 10 shows another embodiment, which is a longitudinal frame-shaped guard body (pipe or the like) 40 that covers only one half or a majority of the bed B with a connecting pipe 41 added thereto. The entire structure is provided with the columns 42. In this embodiment, the bottom frame 1 is divided into the front and the rear, but the guard body 40 may be divided and connected to the front and rear along with it. In addition, it may replace with support | pillar 42 ... and a support member may be comprised by the board (a punching metal is included) bent into the L shape seeing from the top, and you may combine a support | pillar with it.
[0029]
FIG. 11 shows an embodiment in which the buffer means 44 is provided along the upper parts of the main frame 5 and the sub frame 10 of FIG. As an independent plan, the figure is provided with a guard 45 made of a wire, rope, metal mesh or the like.
[0030]
In FIG. 12, the entire upper part of the apparatus is covered by the buffer means 47 and the comfort is ensured by the curtain 48. In addition to the various materials described above, any existing bufferable material can be used for these buffering means. The above can be similarly applied to the other embodiments. The curtain 48 may be provided more widely corresponding to the front and back of the bed B.
[0031]
13 and 14 show an embodiment for guarding the upper area on the other side of the bed B on the premise of the apparatus as shown in FIG. In the same embodiment, a mounting plate 50 is fixed before and after the apparatus, and a rotation fulcrum shaft 51 is fixed to these. A deployment arm 52 having a U-shaped frame shape is provided via a coaxial 51, and is deployed in an emergency from the main frame 5 side toward the open side.
[0032]
Between the main frame 5 and the deployment arm 52, a guard 53 made of a material that extends in a bellows shape and does not break due to a fallen object from above is provided to be extendable and contractible. Reference numeral 54 denotes a fixture for the guard 53 to the main frame 5. A hook 55 is provided at the center of the deployment arm 52 so that it can be engaged with and disengaged from the notch 57 of the locking piece 56 on the main frame 5 side. The portion of the locking piece 56 left by the notch 57 is broken as an interrupting portion 58 in an emergency. The breaking action is performed by a falling object or a collapsing object as shown by an arrow in FIG. The sensor 59 may be raised further upward. In addition, an operating device (not shown) causes the deployment arm 52 to be deployed by detection by a shake sensor, or a mechanically upward pin (with a spring) acts as an actuator to interlock the deployment arm 52. It may be. It should be noted that a weight 60 or a spring may be used to make the operation of the deploying arm 52 instantaneous as shown by a virtual line.
[0033]
The deployment arm 52 may be a strength member, and may be deployed as shown in FIG. 13, for example, with the handrail 9 provided obliquely as a fulcrum. In this case, the guard 53 may not be provided.
Further, as shown in FIG. 14, the arm 52 may be deployed by pulling out the manual punching pin 61 provided in the main frame 5.
[0034]
15 to 23 show a variant embodiment. In the embodiment of FIG. 15, a main frame 5 is erected on a pipe or a bottom frame 1 having a band plate shape as described above via a reinforcing base, and a sub-frame 10 is replaced with a U-shaped frame. It is bent in an inverted L shape when viewed from the side and is connected to the main frame 5. The sub-frame 10 is positioned so as to correspond to an important place such as a head of a sleeping person as much as possible. In addition, it is free to add a wire or a rope. This can be similarly applied to the other embodiments.
[0035]
In the embodiment shown in FIG. 16, the main frame 5 is erected along the diagonal line of the bottom frame 1, and the sub-frame 10 is supplementarily coupled to form a substantially Y shape in order to ensure the safety of the head and the like. It is a thing. You may form in Y shape as shown in a virtual line.
A broken line (hereinafter the same) 63 is an auxiliary guard, which indicates a wire, a strength rope, or the like, and can of course be constituted by a thin pipe. The frame may be formed in an X shape when viewed from above.
[0036]
In the embodiment shown in FIG. 17, the sub-frame 10 is supported by the combination struts 65 so as to form a triangle with respect to the main frame 5 on the diagonal line. In some cases, a front column may be further added.
[0037]
In the embodiment shown in FIG. 18, a pair of side frames 67 and 67 formed in a deformed trapezoidal frame shape are fixed on the bottom frame 1 in a front-rear facing manner, and an upper guard 68 is connected to these by a pipe or the like and remains. An auxiliary guard 63 that is a broken line is stretched upward or laterally. The auxiliary guard 63 is hidden by a curtain or interior means. This can be similarly applied to the other embodiments. Even in this embodiment, the apparatus may be divided into two or three parts.
[0038]
In the embodiment shown in FIG. 19, the side frames 70 are arranged so as to face each other diagonally, and auxiliary guards 71 may be attached.
[0039]
In the embodiment shown in FIG. 20, the apparatus is configured by a guard 73 having a trapezoidal shape such as punching metal on the bottom frame 1. In this case, the guard 73 may be formed in a plurality of layers such as two inside and outside, with a gap between them. A buffer means may be interposed in the gap. 74 is an auxiliary guard. In the embodiment, the division method is used in consideration of the convenience of conveyance.
[0040]
FIG. 21 shows a specific example of the X-shaped device. In this case, although it consists of the first frame 75 and the second frame 76, the pipes may be welded at the intersecting points, or may be three-dimensionally crossed as shown in FIG. Auxiliary guards 77 can be effectively put on these.
[0041]
FIG. 22 shows an X-shaped modification in which the apparatus is constituted by a pair of frames 79 and 79 whose upper portions are curved, and may be connected to each other by a connector 80, and an auxiliary guard 81 is appropriately attached.
[0042]
23, the main frame 5 and the sub-frame 10 are formed by standing only by a support column having a bent portion at the top, and a guard 82 made of a wire, a rope or the like is passed between them. The specific delivery method is shown in FIG.
That is, as shown in FIG. 24, the guards 82 are guided to the lower side through the bent portion of the main frame 5 and fixed by the anchor 84. Like the imaginary line, the main frames 5 may be integrally connected at the lower part, and the guard 82 may be circulated through the main frame 5. The connecting parts of the guards are overlapped with each other and fixed with a fastener. It should be noted that an elastic member such as rubber is provided as a receiving portion at a portion where the guard 82.
[0043]
In the above description, the guard faces the longitudinal direction of the bed B. However, U-shaped frames 86 may be disposed opposite to the front and rear of the bed B, and the guards 87 may be passed between the upper ends of the frames 86. Guards may be stretched between the front and rear of these guards 87.
[0044]
In FIG. 26, guards 89 are encased by an exterior pipe 88 so as to be extendable and contractible.
[0045]
FIG. 27 shows another embodiment such as FIG. 1 in which the pipe diameter of the main upper guard 7 such as the main frame 5 is reduced while the outer pipe 91 such as a grooved steel with a lip is combined (may be omitted). It is. A protruding portion 92 is provided between the widths of the outer tube 91 and is strengthened.
[0046]
FIG. 28 shows an embodiment showing a reinforcement support system under the floor of the main frame 5 or the sub-frame 10. In the embodiment, reference numeral 93 denotes a floor structure, and a lower support post 94 is provided so as to penetrate the floor structure 93. The support 94 is driven into the ground and fixed by an anchor 95, while the upper end of the support 94 is detachably connected to the main frame 5. On the other hand, as shown on the right side of the figure, the other side of the main frame 5 is received by a lower support 96 made of embankment or concrete.
[0047]
FIG. 29 shows a pipe-like or plate-like bottom frame 1 provided with four struts 98. A spring 99 is built in the strut 98, and the elevating strut 100 is inserted therein. Usually, the net 101 on the support column 100 keeps the raised guard 102 in a raised position to provide a wide open space, while the support column 100 sinks in accordance with the emergency load so that it becomes a safer narrow space. FIG.
[0048]
【Effect of the invention】
Since this invention is configured as described above, while pursuing comfort during normal use, it is possible to sufficiently ensure the safety of life based on instantaneous judgment in the event of an emergency collapse such as an earthquake. It is now possible to provide protective devices.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an embodiment in which a buffer means is wound around the outer periphery of a pipe.
FIG. 3 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an embodiment in which an article is placed on the apparatus.
FIG. 5 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a protective device showing another embodiment equipped with an auxiliary guard.
FIG. 7 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 8 is a perspective view of a protective device base showing another embodiment.
FIG. 9 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 10 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 11 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 12 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 13 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
14 is a cross-sectional view illustrating the mechanism of FIG. 13 (the lower part is the front side and the upper part is the cross-sectional view).
FIG. 15 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 16 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 17 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 18 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 19 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 20 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 21 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 22 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 23 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 24 is a side view showing an embodiment in which a protective device is configured by passing a wire or rope as a guard between struts.
FIG. 25 is a front view of a protective device showing another embodiment.
FIG. 26 is a front view of an essential part of a protective device showing another embodiment in which a guard is mounted.
FIG. 27 is a cross-sectional perspective view showing an auxiliary member such as a main frame.
FIG. 28 is a cross-sectional view of an underfloor-supported protective device showing another embodiment.
FIG. 29 is a perspective view of a protective device showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
B ... Bed 5 ... Main frame 10 ... Sub-frame.

Claims (3)

ベッドや敷布団等の寝具類の幅方向一側上方域を一定以上の負荷に耐え得る構造のものとして覆い他側を開放状に形成した防護装置であって、底フレームと主フレームと副フレームと連結フレームとを備え、前記底フレームは、対応する２辺が端部とされ端部間をつなぐ部分が側部とされた平面がコの字形部分をもつ板状のもので形成されるとともに前記端部が寝具類の長手方向端部に平行に対応し側部が寝具類の側部に平行に対応するものとされ、前記主フレームは、底フレームの各端部における寝具類の幅間に対応する位置から立設される前後２本の主支柱と、これら主支柱の上端間を寝具類の幅間に対応する上方を通るようにして継ぐ主上ガードとによって門型に形成され、前記副フレームは、底フレームから立設される前後一対の副支柱とこれら副支柱の上端間をつなぐ副上ガードとによって門型に形成されて底フレーム上の寝具類側方に対応して立設され、前記連結フレームは、主フレームの主上ガードと副フレームの副上ガードとの間を継ぐべく設けられていることを特徴とする防護装置。It is a protective device that covers the upper side in the width direction of bedclothes such as a bed and mattress as a structure that can withstand a load of a certain level or more and that the other side is open, and includes a bottom frame, a main frame, and a subframe. The bottom frame is formed in a plate-like shape having a U-shaped portion with a plane having two corresponding sides as end portions and a portion connecting the end portions as side portions. The end corresponds to the longitudinal end of the bedding and the side corresponds to the side of the bedding, and the main frame is between the width of the bedding at each end of the bottom frame. It is formed in a gate shape by two main struts erected from the front and rear from the corresponding position, and a main upper guard that connects between the upper ends of these main struts so as to pass upward corresponding to the width of the bedding, The sub-frame is a pair of front and rear sub-units erected from the bottom frame. A pillar and a sub-upper guard connecting between the upper ends of these sub-posts are formed in a gate shape and are erected corresponding to the side of the bedding on the bottom frame, and the connecting frame is connected to the main upper guard and the sub-guard of the main frame. A protective device provided to connect between the sub-upper guard of the frame. 請求項１に記載のものにおいて、前記主フレームおよび副フレームは、底フレームに対し脱着自在に構成されている防護装置。 The protection device according to claim 1, wherein the main frame and the sub frame are configured to be detachable from the bottom frame . 請求項１に記載されたものにおいて、主フレームおよび副フレームの上には、水タンクやペットボトルなどの非常用品や布団・毛布・衣類等の非常用品が緩衝作用をする緩衝手段として載置されるべく受材が設けられている防護装置。 The emergency product such as a water tank or a plastic bottle or an emergency product such as a futon, a blanket, or a clothing is placed on the main frame and the sub frame as a buffering means for buffering. Protective device with receiving material as much as possible .

Images