JP4858312B2 - 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム - Google Patents

送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4858312B2
JP4858312B2 JP2007145178A JP2007145178A JP4858312B2 JP 4858312 B2 JP4858312 B2 JP 4858312B2 JP 2007145178 A JP2007145178 A JP 2007145178A JP 2007145178 A JP2007145178 A JP 2007145178A JP 4858312 B2 JP4858312 B2 JP 4858312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
likelihood
unit
redundant
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007145178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008301188A (ja
Inventor
匠 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007145178A priority Critical patent/JP4858312B2/ja
Priority to US12/127,258 priority patent/US20080298498A1/en
Priority to KR1020080050998A priority patent/KR20080106103A/ko
Priority to CNA2008101106031A priority patent/CN101316154A/zh
Publication of JP2008301188A publication Critical patent/JP2008301188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858312B2 publication Critical patent/JP4858312B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0224Channel estimation using sounding signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

本発明は、本発明は無線通信システムに関し、特に、信号の送受信技術に関する。
無線通信において、符号化率や変調方式などの無線パラメータを制御する方式は広く研究開発が行われている。例えば、非特許文献1をはじめとして、すでに実用化されている。
図21は、無線パラメータ制御を実現する送信装置構成の一例である。
送信装置21は、パラメータ制御部2110、符号部2120、及びマッピング部430を備える。
パラメータ制御部2110は、パラメータ制御信号Ctrlによって、符号部2120の符号化率を制御する。
符号部2120は、情報ビット列Bを入力し、入力した情報ビット列Bを符号化して符号化系列Cを出力する。
マッピング部430は、符号化系列を入力し、入力した符号化系列をシンボルマッピングし、シンボル系列Sを出力する。
このとき、符号部2120は、パラメータ制御部2110が生成するパラメータ制御信号Ctrlに従って、符号化率を制御する。これにより、伝搬路誤りへの耐性が制御でき、結果として、通信速度が変化する。
次に、複数のアンテナを備えた無線通信システムにおける送信装置の構成例を説明する。
図22は、図21の構成を、複数のアンテナを備えた送信装置に拡張した送信装置の一例である。図22を参照すると、送信装置22は、送信装置21の構成に加え、内部に直並列変換部750と、マッピング部430を3つ備える。これ以外は、送信装置21とほぼ同様である。
"Wireless LAN Medium Access Control and Physical Layer Specification: High-speed Physical Layer in the 5GHz Band", IEEE Std. 802.11a, 1999. Hiroyuki KAWAI, Kenichi HIGUCHI, Noriyuki MAEDA, Mamoru SAWAHASHI, Takumi ITO, Yoshikazu KAKURA, Akihisa USHIROKAWA, Hiroyuki SEKI, "Likelihood Function for QRM-MLD Suitable for Soft-Decision Turbo Decoding and Its Performance for OFCDM MIMO Multiplexing in Multipath Fading Channel", IEICE TRANS. Commun., Vol.E88-B, No.1, Jan. 2005.
一般に、図22のような複数の送信アンテナを備える送信装置において、各送信信号は異なる伝搬路を通って受信機に到達する。従って、受信信号電力と雑音電力の比(受信SNR)はシンボル列S0、S1、S2で異なることとなる。ここでは、シンボル列S0の受信SNRがシンボル列S2の受信SNRに比べて十分大きいと仮定する。このとき、符号化率を1/2に低下させることにより、所要の受信SNRが低下する。これは、通信品質が劣悪なシンボル列S2では望ましい変更と考えられる。一方、通信品質が良好なシンボル列S0では不必要な符号化率の低下とみることができる。この結果、シンボル列S0、S1に対しては必要以上に通信速度の低下が発生することとなり、シンボル列S0,S1に対しては不要なパラメータ制御であるともいえる。
ところで、一般的に無線通信システムでは、マルチパスなどの干渉信号や受信機で発生する雑音電力によって受信性能が劣化する。このため、受信性能の劣化を軽減する高性能な受信が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、無線通信において、品質の高い信号を送受信する手段を提供することを目的とする。
本発明に係る送信装置の一態様は、送信信号を受信装置へ送信する送信装置であって、前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持する冗長信号制御部と、情報データ列を符号化した符号化信号列を生成し、前記冗長信号制御部が保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成する信号符号部と、を備える。
また、本発明に係る受信装置の一態様は、符号化された受信信号を受信する受信装置であって、前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持する尤度保持部と、前記冗長信号を含む受信信号と前記尤度情報とを入力し、前記受信信号から尤度を算出して復調する際に、前記冗長信号の尤度を前記尤度情報へ置き換えて復調する信号復調部と、を備える。
さらに、本発明に係る送信方法の一態様は、送信信号を受信装置へ送信する送信方法であって、前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持し、情報データ列を符号化した符号化信号列を生成し、保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成し、生成した送信信号を送信する。
本発明に係る受信方法の一態様は、符号化された受信信号を受信する受信方法であって、前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持し、前記受信信号から尤度を算出し、算出した尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報へ置換して復調する。
本発明に係るプログラムの一態様は、受信装置へ送信する送信信号を生成するプログラムであって、前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持する手順と、情報データ列を符号化した符号化信号列を生成する手順と、保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成する手順と、をコンピュータに実行させる。
本発明に係るプログラムの別の一態様は、符号化された受信信号を復調するプログラムであって、前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持する手順と、前記受信信号から尤度を算出する手順と、算出した尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報へ置換して修正尤度を生成する手順と、生成した修正尤度に基づいて受信信号を復調する手順と、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、無線通信において、品質の高い信号を送受信することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付し、その説明は省略する。
また、本明細書では、同じ構成要素が複数存在し、それぞれを区別する場合に、符号に"−n"(n≧0)を付加して、複数の構成要素それぞれを区別するものとする。例えば、図13では、複数の尤度置換部522−0〜522−2を示している。図13を用いて説明する場合、尤度置換部522は、尤度置換部522−0〜522−2のいずれか一つまたは複数を示すものとし、尤度置換部522−nは、複数の通信端末装置のそれぞれを区別して示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態における送信装置の一例を示すブロック図であり、図2は、本発明の実施の形態における受信装置の一例を示すブロック図である。
図1を参照すると、送信装置1は、冗長信号制御部110、信号符号部120、信号マッピング部130、及び記録媒体140を備える。
冗長信号制御部110は、送信信号へ共有冗長信号を挿入する挿入位置と挿入量を決定し、決定した挿入位置と挿入量とを制御する制御信号(制御情報)を生成し、信号符号部120へ通知する。また、冗長信号制御部110は、生成した制御信号を保持する記憶領域を有する。
共有冗長信号は、送信側と受信側で共有する冗長信号である。共有冗長信号の値は、送受信側において既知である。送信側では、制御信号によって送信信号に挿入される共有冗長信号が制御される。受信側では、予め、受信信号を復号する前に、共有冗長信号が挿入される挿入位置と挿入量とが通知されている。また、共有冗長信号は、冗長信号あるいは既知信号ともいい、共有冗長ビットあるいは共有冗長シンボルである場合を含む。具体的には、共有冗長信号は、符号化するシンボル(複素シンボル)単位に相当する共有冗長シンボル、あるいは、1以上のビット単位となる共有冗長ビットであってもよく、予め送受信側で既知となっていればよい。以下の説明では、符号化系列へ挿入する共有冗長信号を共有冗長ビットとし、シンボルマッピングされたシンボルへ挿入する共有冗長信号を共有冗長シンボルとして説明する。
信号符号部120は、送信する情報ビット列(情報データ列)を符号化して符号化系列(符号化信号列)を出力する。
信号マッピング部130は、信号符号部120が符号化した符号化系列をシンボルマッピングしてシンボル系列(送信信号)を出力する。
また、信号符号部120と信号マッピング部130との少なくとも一方は、共有冗長信号の挿入を行う。共有冗長信号は、信号符号部120が情報データ列を符号化した符号化系列へ挿入されてもよい。あるいは、共有冗長信号は、信号マッピング部130が符号化系列をシンボルマッピングするシンボル系列、すなわち、生成する送信信号へ挿入されてもよい。このように、送信側が送信したい情報である情報ビット列の間に共有冗長信号が挿入されることになる。
図2を参照すると、受信装置2は尤度保持部210、信号復調部220、及び記録媒体240を備える。
尤度保持部210は、共有冗長信号の尤度を尤度情報として保持する。尤度保持部210は、伝搬路状況に基づいて尤度情報を生成してもよいし、予め固定値を保持していてもよい。あるいは、複数の固定値を保持し、伝搬路状況に基づいて、複数の固定値から一つの尤度情報を選択するようにしてもよい。また、尤度保持部210は、尤度情報を保持する記憶領域を備える。
信号復調部220は、受信した受信信号を、尤度保持部210が保持する尤度情報を用いて復調する。具体的には、信号復調部220が受信信号に基づいて算出した尤度(算出尤度)のうち共有冗長信号の尤度を尤度情報と置き換え、算出尤度の一部分を尤度情報と置き換えた修正尤度を用いて受信信号を復調する。
また、送信装置1及び受信装置2が実現する各構成要素は、例えば、送信装置1及び受信装置2それぞれが備える演算装置(図示せず)の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、送信装置1に含まれる記録媒体140あるいは、受信装置2に含まれる記録媒体240に格納されたプログラムをメモリ(図示せず)にロードし、演算装置の制御によってプログラムを実行して実現する。また、上記の各構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現してもよい。
図3は、本実施の形態による処理の一例を示すフローチャートである。図1〜3を参照して、本実施の形態による送信装置1、受信装置2の動作を説明する。ここでは、一例として、信号符号部120が共有冗長ビットを、信号マッピング部130が共有冗長シンボルを挿入する場合を説明する。また、i、j、t、kは、0以上の整数であり各情報の順番を示す。
冗長信号制御部110は、挿入する共有冗長ビットと共有冗長シンボルの位置と量を決定し、制御信号Ctrlを出力する(ステップS11)。信号符号部120は、情報ビット列B[i]を入力し、入力した情報ビット列B[i]を符号化し(ステップS12)、符号化された情報ビット列に共有冗長ビットを挿入して符号化系列C[j]を出力する(ステップS13)。信号マッピング部130は、符号化系列C[j]を入力し、入力した符号化系列C[j]をマッピングし(ステップS14)、共有冗長シンボルを挿入してシンボル系列S[t]を出力する(ステップS15)。送信装置1は、送信部(図示せず)を介して共有冗長信号を付加した信号を送信する(ステップS16)。
受信装置2は、共有冗長信号を含む受信信号r[i]を、受信部(図示せず)を介して受信する(ステップS21)。受信信号r[i]は、送信装置1から送信された送信信号(シンボル系列S)に対応し、送信装置1が挿入した共有冗長信号を含む。尤度保持部210は、共有冗長信号に対する尤度を決定して、尤度情報a[k]を出力する(ステップS22)。信号復調部220は受信信号r[i]と尤度情報a[k]とを入力し、入力した受信信号を復調する。この際、信号復調部220は、受信信号r[i]に基づいて計算した共有冗長信号(共有冗長ビット及び共有冗長シンボル)の尤度(算出尤度)を、尤度情報a[k]で置換する(ステップS23)。信号復調部220は、一部を尤度情報a[k]で置換した尤度(修正尤度)に基づいて受信信号を復調し(ステップS24)、再生ビット列b[j]を出力する。
このように、この実施の形態によれば、送信装置1では、送受信機間で互いに既知な信号を挿入して送信信号を生成し、受信装置2では既知の信号に対する尤度を置換して信号を復調する。これによって、簡易かつ高性能な信号受信が実現できる。具体的には、共有冗長信号に対する確からしさを大きく増加することができる。これにより、後段の復号器における全体的な訂正能力の向上が期待できる。例えば、尤度γは、共有冗長信号に対する尤度の置換により、尤度λに対してより確からしい尤度の集合となる。このため、復号部は、全体としてより確からしい情報に基づいて復号することになり、訂正能力が向上する。
なお、送信装置1の冗長信号制御部110が決定した制御信号は、予め受信装置が復調する前に受信装置2へ通知されている。受信装置2では、予め制御信号を、共有冗長信号を挿入する構成要素が参照できるようにする。例えば、尤度保持部が保持し、尤度情報と伴に通知するようにしてもよい。
また、図3では、信号マッピング部130は、共有冗長シンボルをマッピングしたシンボルへ挿入する例を説明した。これに限らず、信号マッピング部130は、符号化系列に共有冗長信号を挿入し、共有冗長信号挿入後の符号化系列をシンボルマッピングしてもよい。また、信号マッピング部130は、共有冗長信号として、共有冗長ビットあるいは共有冗長シンボルのいずれを用いてもよい。
以降で説明する実施例では、上記で説明した実施の形態をより具体的に実現した送信装置及び受信装置の一例を説明する。図1、2と同じ名称と同じ構成要素は、同様の機能を有する。従って、主に追加・変更された機能について説明する。なお、以下のすべての実施例において各信号のインデックスは省略して説明する。また、共有冗長信号として共有冗長ビットを挿入する場合を用いて説明する。しかしながら、これは特に発明を限定するものではなく、共有冗長シンボルを用いることや、これらを併用することもできる。さらに、尤度情報は、共有冗長ビットにかかわらず固定値αとして説明するが、各ビットに対して異なる値を用いることもできる。また、受信装置は、尤度を用いて受信信号を復調する場合を説明するが、尤度に替えて対数尤度比を用いてもよい。
(実施例1)
図4は、本発明の実施例1における送信装置の構成例を示すブロック図であり、図5は、本発明の実施例1における受信装置5の構成例を示すブロック図である。
図4を参照すると、送信装置4は、冗長信号制御部410、信号符号部420、マッピング部430、及び記録媒体440を備える。信号符号部420は、符号部421と冗長ビット挿入部422とを含む。本実施例では、符号部421で用いる符号化率は2/3、マッピング部430で用いるシンボルマッピングはQPSKとする。
符号部421は、情報ビット列Bを符号化し、符号化系列Cを出力する。
冗長ビット挿入部422は、冗長信号制御部410から制御信号Ctrlを入力し、制御信号Ctrlに基づいて符号部421が符号化した符号化系列Cへ共有冗長ビットを挿入し、符号化した符号化系列Cを出力する。
マッピング部430は、冗長ビット挿入部422が出力する符号化系列CをQPSKシンボルへマッピングし、マッピングしたシンボル系列Sを出力する。
図5を参照すると、受信装置5は、尤度保持部510、信号復調部520、及び記録媒体540を備える。信号復調部520は、逆マッピング部521、尤度置換部522、及び復号部523を備える。
尤度保持部510は、共有冗長信号(ここでは共有冗長ビット)の尤度として固定値αを保持する。以下の説明では、尤度保持部510が保持する尤度を、尤度情報αともいう。
逆マッピング部521は、受信した受信信号rのQPSKシンボル系列からビット毎の尤度へ逆マッピングを行い、尤度λ(算出尤度)を出力する。
尤度置換部522は、尤度λの一部分を尤度情報に置換した尤度γ(修正尤度)を出力する。具体的には、尤度置換部522は、逆マッピング部521が算出した尤度λのうち、共有冗長ビットの尤度を、尤度保持部510が保持する固定値αに置換し、尤度γを出力する。
復号部523は、尤度γに基づいて、受信信号を復号する。
図6は、実施例1の処理を示すフローチャートである。図4〜6を参照して、実施例1の動作を説明する。これらの処理は、例えば、送信装置4、受信装置5に含まれる演算装置(図示せず)が記録媒体440、540に格納されたプログラムを実行することで実現される。
冗長信号制御部410は、挿入する共有冗長ビットを6ビットに1回と決定して、制御信号Ctrlを出力する(ステップS31)。符号部421は、情報ビット列Bを入力し、入力した情報ビット列Bを符号化率2/3で符号化を行い(ステップS32)、符号化系列Dを出力する。冗長ビット挿入部422は、符号化系列Dと制御信号Ctrlとを入力し、制御信号Ctrlに基づいて符号化系列Dへ共有冗長ビットを挿入し(ステップS33)、符号化系列Cを出力する。
例えば、情報ビット列が8ビット(B[0]B[1]B[2]B[3]B[4]B[5]B[6]B[7])の場合、符号化系列Dは12ビット(D[0]D[1]D[2]D[3]D[4]D[5]D[6]D[7]D[8]D[9]D[10]D[11])となる。冗長ビット挿入部422では、符号化系列Dに対し、C[0]C[1]C[2]C[3]C[4]C[5]C[6]C[7]C[8]C[9]C[10]C[11]C[12]C[13]=D[0]D[1]D[2]D[3]D[4]"0"D[5]D[6]D[7]D[8]D[9]"0"D[10]D[11]となるように、共有冗長ビットとしてビット"0"を2回挿入する。ここで"0"は共有冗長ビットを示している。
次に、マッピング部430は、符号化系列Cを入力し、入力した符号化系列Cを図7に示すようなQPSKシンボルへマッピングする(ステップS34)。送信装置4は、生成したシンボルを送信する(ステップS35)。
受信装置5は、共有冗長ビットを付加した受信信号rを受信する(ステップS41)。尤度保持部510は共有冗長ビットの尤度として固定値αを出力する(ステップS42)。逆マッピング部521は、QPSKシンボルからビット毎の尤度へ逆マッピングを行い(ステップS43)、尤度λを出力する。尤度置換部522は、尤度情報αと尤度λとを入力し、共有冗長ビットに対する尤度を尤度情報αで置換する(ステップS44)。尤度置換部522は、一部尤度情報αに置換した尤度γを出力する。復号部823は、尤度γを入力し、入力した尤度γを用いて受信信号を復号し(ステップS45)、再生系列bを出力する。
以下に、尤度置換部522の動作を説明する。尤度λの計算は、例えば図8に示すような各ビットへの二乗距離を用いて実行できる。図8において、丸印は送信シンボル位置(送信シンボルコンスタレーション)を、三角印は受信シンボル位置を表す。また、d00(k)はb0=0、b1=0のシンボルと受信シンボル位置との二乗距離を表す。このとき、ビットb0に対する尤度λはλ=min{d10(k),d11(k)}−min{d00(k),d01(k)}と計算できる。
SNRが十分に高い場合には、受信信号点が送信シンボルのいずれかに一致し、d00〜d11のいずれかは0となるはずである。しかし、図8に示すように、雑音や干渉の影響により受信信号点は一般に送信シンボル位置とは一致しない。ここで、共有冗長ビットについて考えると、このビットは受信装置でも0であることが既知のビットである。このため、このビットに対する尤度をビット0の確率が十分に高いように置換する。これにより、後段の復号器における誤り訂正能力の向上が期待できる。
例えば、回線品質が劣悪な場合、挿入する共有冗長信号を増加させることにより、一層の誤り訂正能力向上が期待できる。その結果、ある程度の信号伝送の実現が期待できる。一方、回線品質が良好な場合、共有冗長信号を減少させることにより、ある程度の誤り訂正能力を確保しつつ、多くの信号を伝送することが期待できる。このように、共有冗長信号を制御することで、伝搬路品質に応じた適応的な伝送が期待できる。
いま、ビットb0が0であるとすると、min{d00(k),d01(k)}=0となるはずである。従って、ビットb0に対する尤度λをλ=αと与え、尤度λの計算値を尤度情報αで置換する。これにより、雑音や干渉の影響を取り除いた尤度を設定できる。この結果、高品質な信号受信が期待できる。
このように、本実施例によれば、受信装置は、値が既知となる共有冗長ビットを含む信号を受信することにより、受信品質の高い信号(誤りの少ない)を受信することになる。これにより、高性能の信号受信を実現することができる。
なお、本実施例では共有冗長ビットの挿入位置を6回に1回の周期としたが、周期性を持たせることは特に本発明の実施を制限するものではない。また、共有冗長ビットの挿入頻度の決定に、特に制限事項はないが、通信路の状況に応じて、適応的に決定することもできる。
また、図4では、信号符号部420が共有冗長ビットを挿入する場合を説明したが、マッピング部430がシンボルマッピングする際に、共有冗長信号を挿入する場合には、次のような構成も可能である。例えば、マッピング部430が出力するシンボル系列Sへ共有冗長シンボルを挿入する冗長シンボル挿入部を備えるようにしてもよい。また、信号符号部420が出力する符号化系列Cへ共有冗長ビットを挿入する冗長ビット挿入部を備えるようにしてもよい。
さらに、送信装置は、図4に示す冗長ビット挿入部に替えて、制御信号に基づいて、共有冗長信号を挿入する冗長信号挿入部を備えるようにしてもよい。冗長信号挿入部は、制御信号に基づいて、共有冗長信号の種類を判断し、判断した結果に基づいて、例えば、共有冗長ビットと共有冗長シンボルとのいずれかを挿入する構成をとることも可能である。
(実施例2)
実施例2では、受信装置6が受信信号から干渉波等を除去した信号に基づいて復調する一態様を説明する。実施例2では、図5に示した受信装置5に替えて図9に示す受信装置6を用いる。送信装置1は同様である。そこで、以下では受信装置6について説明する。
図9は、実施例2における受信装置の構成例を示すブロック図である。図9を参照すると、受信装置6は、尤度保持部510、信号復調部620、及び記録媒体640を備える。信号復調部620は、除去部621、合成部622、逆マッピング部521、復号部624、尤度置換部522−0、522−1、ソフトマッピング部626、及びレプリカ生成部627を備える。また、図9において、uは除去信号、λ、γは、尤度、sは、ソフトシンボル、rはレプリカ信号である。
除去部621は、レプリカ信号rを受信信号rから除去した除去信号uを出力する。
合成部622は、除去部621から除去信号uを入力し、除去信号uの干渉成分を抑える合成を行う。すなわち、除去部621は、残留干渉が少なくなるように除去信号uを合成する。
尤度置換部522−0(第1尤度置換部)は、尤度λのうち、共有冗長ビットの尤度を尤度保持部510が保持する固定値αに置換し、尤度λの一部を置換した尤度γを出力する。
復号部624は、尤度γに基づいて受信信号を復号し、それとともに、尤度γに基づいて尤度を再計算し、尤度λ(算出第2尤度)として出力する。
尤度置換部522−1(第2尤度置換部)は、復号部624が算出した尤度λのうち、共有冗長ビットの尤度を尤度保持部510が保持する固定値αに置換し、尤度λの一部分を置換した尤度γ(修正第2尤度)を出力する。
ソフトマッピング部626は、尤度γに基づいてソフトシンボルsを算出する。
レプリカ生成部627は、ソフトマッピング部262が算出したソフトシンボルsに基づいて干渉波のレプリカ信号rを生成し、生成したレプリカ信号rを除去部621へ出力する。
なお、尤度置換部522−1が出力する尤度γに基づいて除去信号を生成して逆マッピング部521へ出力する構成要素を、除去信号生成部690ということもある。図9の構成では、除去信号生成部690は、除去部621、合成部622、ソフトマッピング部626、及びレプリカ生成部627を含む。しかしながら、除去信号生成部690は、これらの構成要素に限定されるものではなく、尤度γ(修正第2尤度)に基づいて受信信号から干渉波を除去した除去信号を生成する構成要素であればよい。
図10は、実施例2の受信装置の処理を示すフローチャートである。
図9、10を参照して、実施例2の動作を説明する。この処理は、例えば、受信装置6の演算装置(図示せず)が受信装置6に含まれる記録媒体640に格納されたプログラムを実行することで実現される。受信装置6は、共有冗長ビットを付加した受信信号rを受信する(ステップS51)。尤度保持部510は尤度情報αを出力する(ステップS52)。除去部621は受信信号rからレプリカ信号rを減算し、除去信号uを出力する(ステップS53)。合成部622は、除去信号uを入力し、干渉成分を抑制するように除去信号uを合成し、合成信号zを出力する(ステップS54)。逆マッピング部521は、合成信号zを入力し、合成信号zを逆マッピングして尤度λを算出し、算出した尤度λを出力する(ステップS55)。尤度置換部522−0は、尤度λと尤度情報αを入力し、尤度λのうち共有冗長ビットに対する尤度を置換して、尤度γを出力する(ステップS56)。復号部624は尤度γを入力し、尤度γを復号して、尤度λと再生系列bとを出力する(ステップS57)。復号部624は、繰り返し回数が規定回数以下であるかを検査し、規定回数以下であれば、以下の処理を続けて行う(ステップS58)。
尤度置換部522−1は、尤度情報αと尤度λを入力し、共有冗長ビットに対する尤度の置換を行い、尤度γを出力する(ステップS59)。ソフトマッピング部626は、尤度γを入力としてソフトシンボルsを生成し、出力する(ステップS60)。レプリカ生成部627は、ソフトシンボルsを入力としてレプリカ信号を生成し、出力する(ステップS61)。これ以降、ステップS53の処理から繰り返す。
尤度置換部522−0による効果は実施例1と同じである。このため、以下では尤度置換部522−1の効果について説明する。図11は、ソフトマッピング部626の出力シンボルの様子を示した図である。図11において、四角印は尤度置換を行わない場合のソフトシンボル、三角印はb0に関して尤度置換を行った場合のソフトシンボルである。尤度置換部522−1による置き換えにより、b0に対してb0=0の確率が十分大きくなるように置換が行われる。この結果、ソフトマッピング部626で生成されるソフトシンボルのIch成分が、送信シンボルのIch成分と一致する。従って、除去部621で除去を行う際に、Ichの干渉成分に関して十分に除去できることとなる。
以上に説明したように、本実施例によれば、復号部624(復号器)へ入力する尤度を置換することによって、誤り訂正能力を改善することができる。また、ソフトマッピング部626へ入力する尤度を置換することによって、干渉除去効果を増大させることができる。
(実施例3)
実施例3では、複数の伝搬路の回線品質が異なる場合の一態様を説明する。図12は、実施例3における送信装置7の構成例を示すブロック図であり、図13は、実施例3における受信装置8の構成例を示すブロック図である。
図12を参照すると、送信装置7は、冗長信号制御部710、符号部421、直並列変換部750、信号マッピング部730−0、730−1、730−1、及び記録媒体740を備える。
冗長信号制御部710は、異なる複数の伝搬路それぞれに応じた複数の制御情報を生成し、出力する。ただし、複数の伝搬路の回線品質が同じ場合は、同一の制御情報を複数の信号マッピング部730それぞれへ出力することになる。
直並列変換部750は、符号部421から符号化系列Cを入力し、符号化系列Cをパラレル変換して複数の符号化系列C0〜C2を出力する。
信号マッピング部730は、複数の符号化系列Cそれぞれを入力し、マッピングを行う。この際、伝搬路に応じた制御信号に基づいて共有冗長信号を符号化系列Cへ挿入する。信号マッピング部730の詳細は後述する。
図13を参照すると、受信装置8は、尤度保持部810、信号復調部820、及び記録媒体840を備える。信号復調部820は、フィルタ部821、逆マッピング部521−0、521−1、521−2、尤度置換部522−0、522−1、522−2、並直列変換部822、復号部823を備える。
尤度保持部810は、異なる伝搬路それぞれに応じた尤度情報を複数の尤度置換部522それぞれへ出力する。ただし、複数の伝搬路の回線品質が同じ場合は、同一の尤度情報を複数の尤度置換部522それぞれへ出力することになる。
フィルタ部821は、所定の基準でフィルタを動作させ、受信信号r0、r1、r2から合成系列u0〜u2を算出する。所定の基準は、例えば、平均最小二乗誤差を用いる。
並直列変換部822は、複数の尤度γ0〜γ2をシリアル変換して一つの尤度γを出力する。
図14は、実施例3による処理を示すフローチャートである。なお、図14の処理は、例えば、送信装置7、受信装置8が備える演算装置(図示せず)が記録媒体740、840に格納されたプログラムを実行することで実施される。図12〜14を用いて、実施例3の動作を説明する。ここでは、説明のため、ストリーム0、1、2の順に回線品質が良好であるとして説明する。
送信装置7は、情報ビット列Bを入力とする。冗長信号制御部710は、ストリーム0、1、2に対して挿入する共有冗長ビット量を、16ビットに1回、12ビットに1回、8ビットに1回と決定し、これを示す制御信号Ctrlを出力する(ステップS71)。ストリームによる共有冗長ビット量の相違は、回線品質に応じて、挿入する共有冗長ビット量を調整したためである。これは、劣悪な回線品質に応じて符号化率や変調方式を変更する必要性が削減されることにつながる。従って、回線品質の良好な伝搬路の伝送レートを維持することができる。
符号部421は、情報ビット列Bを入力し、情報ビット列Bを符号化し、符号化系列Cを出力する(ステップS72)。直並列変換部750は、符号化系列Cを直並列変換し、符号化系列C0、C1、C2を出力する(ステップS73)。
信号マッピング部730−0、730−1、730−2はそれぞれ符号化系列C0、C1、C2と、制御信号Ctrlを入力し、64QAMへのマッピングを行ってシンボル系列S0、S1、S2を出力する(ステップS74)。信号マッピング部730それぞれは、シンボル速度が同じシンボル系列S0、S1、S2を生成して出力する。シンボル速度を同じにすることにより、受信装置において復調処理が可能となる。
図15に、信号マッピング部730の構成例を示す。図15を参照すると、信号マッピング部730は、冗長ビット挿入部422、マッピング部430を備える。ここでは、ストリーム0を例として説明する。
冗長ビット挿入部422は、入力される符号化系列C0[0]C0[1]・・・に対して、D0[0]D0[1]・・・=C0[0]C0[1]・・・C0[15]"0"C0[16]C0[17]・・・C0[31]"0"C0[32]...となるように、16ビットに1回の割合でビット"0"を挿入する。
マッピング部430は、図16に示すマッピング規則に従って、符号化系列D0を64QAMシンボルへマッピングする。
送信装置7は、シンボル系列S0、S1,S2を送信する(ステップS75)。
受信装置8は、共有冗長ビットを含む信号r0、r1、r2を受信する(ステップS81)。尤度保持部810は、共有冗長ビットに対する尤度として固定値αを出力する(ステップS82)。フィルタ部821は、受信信号r0〜r2を入力し、入力した受信信号を分離し、合成系列u0〜u2を出力する(ステップS83)。逆マッピング部521−0、521−1、521−2は、合成系列u0〜u2を入力し、合成系列u0〜u2から各ビットの尤度へ逆マッピングを行って、尤度λ0、λ1、λ2を出力する(ステップS84)。尤度置換部522−0、522−1、522−2は共有冗長ビットの尤度λ0、λ1、λ2を固定値αで置き換えて、尤度γ0、γ1、γ2を出力する(ステップS85)。ここで、尤度置換部522−0、522−1、522−2は、尤度λ0、λ1、λ2をそれぞれ16ビットに1回、12ビットに1回、8ビットに1回書き換える。
並直列変換部822は、尤度γ0、γ1、γ2を並直列変換した尤度γを出力する(ステップS86)。復号部823は尤度γを入力し、入力した尤度γを用いて受信信号を復号し、再生系列bを出力する(ステップ87)。
このように、本実施例によれば、実施例1の効果に加え、各ストリーム毎に挿入する共有冗長ビット量を決定することができる。これにより、回線品質に応じた効率的な通信が期待できる。
(実施例4)
本発明の実施例4は、実施例3と同様に複数の伝搬路から受信信号を受信する場合であるが、実施例3の信号復調部820と内部構成が異なる信号復調部920の構成例を説明する。
図17は、信号復調部920の構成例を示すブロック図である。図17のブロック図は、QR分解を用いた簡略型MLD(maximum Likelihood Detection)アルゴリズムを基本とした構成である。このアルゴリズムの詳細については、非特許文献2に記載されている。
図17を参照すると、信号復調部920は、QR分解部921、Q行列乗算部922、レプリカ生成部923−0、923−1、924、誤差計算部925−0、925−1、926、候補選択部927−0、927−1、927−2、逆マッピング部928、尤度置換部522、及び復号部523を備える。ここで、候補選択部927−0、927−1、927−2はそれぞれ16個の候補を選択する。
QR分解部921は受信信号r0、r1、r2を受信して送受信装置間のチャネル行列のQR分解を行って、Q行列と、R行列の有効成分r00、r01、r02、r11、r12、r22を出力する。
Q行列乗算部922は受信信号r0、r1、r2と、Q行列を入力し、入力したQ行列の複素共役転置を乗算してヌリング信号z0、z1、z2を生成し出力する。
レプリカ生成部924は、r22と尤度情報αを入力としてz2のレプリカ系列{z2}を出力する。
誤差計算部926は、ヌリング信号z2とレプリカ系列{z2}を入力として誤差系列{e2}を出力する。
候補選択部927−2は誤差系列{e2}を入力として誤差の小さな16個のシンボル候補列{s2}と当該候補列の誤差{e2}を出力する。
同様にして、レプリカ生成部923−1、誤差計算部925−1、候補選択部927−1はシンボル候補列{s2}{s1}とその誤差系列{e2}{e1}を計算して出力する。
レプリカ生成部923−0、誤差計算部925−0、候補選択部927−0は、シンボル候補列{s2}{s1}{s0}とその誤差系列{e2}{e1}{e0}を計算して出力する。
逆マッピング部928は、シンボル候補列{s2}{s1}{s0}と誤差系列{e2}{e1}{e0}を入力として、各符号化ビットの尤度を計算し出力する。
図18は、レプリカ生成部923の構成例を示すブロック図である。図18を参照すると、レプリカ生成部923は、複素シンボル生成部9231、3つの乗算器9232〜9234、及び、2つの加算器9235、9236を含む。
複素シンボル生成部9231は、尤度情報αを入力とする。通常、送信シンボルの生起確率はすべて同一であるため、図16の全64シンボルを出力する。これに対し、共有冗長ビットを含む場合は、尤度情報αを用いることにより、送信シンボルの生起確率は同一でなくなる。例えば、b0にビット1の共有冗長ビットを含む場合、b0=0のシンボル32個の生起確率は0となる。従って、図19に示すようにb0=1を含む32個のシンボルのみを出力する。つまり、尤度情報を用いて生起確率を置換することにより、確からしいシンボル候補{x}のみを出力する。
なお、レプリカ生成部924は、レプリカ生成部923の構成において、候補選択部927からの入力をヌルとすることにより、実現できる。
また、受信信号をQR分解した分解結果を用いて、受信信号のシンボル候補列と、誤差候補列とを生成して逆マッピング部928へ出力する構成要素を候補生成部990ということもある。図17において、候補生成部990は、QR分解部921、Q行列乗算部922、レプリカ生成部923−0、923−1、924、誤差計算部925−0、925−1、926、候補選択部927−0、927−1、927−2が相当する。しかしながら、これに限られることはない。本実施例では、候補生成部990が、尤度情報を用いてレプリカを生成するレプリカ生成部923、924を備えることが特徴となっている。
次に、本実施例の演算量削減効果を説明する。図19は、図17のレプリカ生成部の効果を説明するブロック図である。
尤度情報を用いた場合、レプリカ生成部923から出力されるレプリカ系列は32個のレプリカシンボルが含まれる。従って、誤差計算部925では32+16*32+16*32=1056回の誤差計算が実行される。
一方、尤度情報を用いない場合、レプリカ生成部923から出力されるレプリカ系列は64個のレプリカシンボルが含まれる。従って、誤差計算回数は64+16*64+16*64=2112回の誤差計算が実行される。従って、尤度情報を用いることで計算回数を1/2に削減することができる。
このように、本実施例では、実施例3の効果に加え、送信装置で共有冗長ビットを挿入してシンボルマッピングを行い、受信装置で共有冗長ビットに対する尤度を大きくすることによって、大きな特性劣化を招くことなく、効果的に演算量を削減できる。
(実施例5)
実施例5では、マッピングの際に共有冗長ビットを挿入する場合について、冗長ビット挿入部の詳細な構成例を説明する。本実施例5で説明する冗長ビット挿入部は、上記で説明した実施の形態及び各実施例に適用することができる。従って、送信装置の説明は省略する。
図20に、実施例5における冗長ビット挿入部10の構成例を示す。図20を参照すると、冗長ビット挿入部10は、直並列変換部1010、並直列変換部1020、及び、挿入部1030−0、1030−1を備える。
まず、冗長ビットを挿入する挿入位置について、図16を用いて説明する。図16において、64QAMマッピングにおける隣接シンボル間距離をaとする。はじめに、b0に注目し、b0=0のシンボルと最も近いb0=1のシンボルの平均距離を考える。説明のため、この距離を平均最小距離と定義する。
図16を参照すると、b0=0のシンボルには必ずb0=1のシンボルが隣接しているため、平均最小距離はaとなる。一方、図16において、b2に着目すると、b2=0のシンボルには必ずしもb2=1のシンボルが隣接していない。従って、平均最小距離はb2=0とb2=1の対称性を考慮すると、(a+2a+3a+4a)/4=2.5aと求まる。従って、b2はb0に比べて平均最小距離が大きいため、誤りに対して耐性が強いと言える。そこで、本実施例では、b0のように、誤りに対する耐性が低いビット位置に優先的に共有冗長信号を挿入する。具体的には、冗長信号制御部は、マッピングする信号の誤り耐性に基づいて共有冗長信号を挿入する挿入位置を決定する。冗長ビット挿入部は、制御信号Ctrlに基づいて、挿入位置に共有冗長信号を挿入することになる。図20は、このような冗長ビット挿入部の一例を示したものである。
次に、冗長ビット挿入部10の動作について説明する。直並列変換部1010は、符号化系列Cを入力し、入力した符号化系列Cを6つの並列系列p0〜p5に変換し出力する。ここで、p0〜p5はそれぞれ図16のシンボルマッピングにおいて、b0〜b5にマッピングされる。挿入部1030−0、1030−1は、それぞれp0、p3と制御信号Ctrlを入力し、制御信号Ctrlに基づいて共有冗長ビットを挿入し、符号化系列q0、q3を出力する。並直列変換部1020は、符号化系列q0、p1、p2、q3、p4、p5を入力し、入力した符号化系列q0、p1、p2、q3、p4、p5を直列信号に変換し、符号化系列Dを出力する。
このように、マッピング時の誤り耐性に応じて共有冗長ビットを挿入することで、受信特性の改善が期待できる。
なお、本実施例ではp0とp3に共有冗長ビットを挿入したが、これは本発明の実施を制限するものではなく、より多数あるいは、少数の並列系列に共有冗長ビットを挿入することもできる。この際、各並列系列に挿入する共有冗長ビットに量とその位置には特に制約事項はない。また、本実施例では、マッピング時の誤り耐性の判断の一例として、シンボルマッピングの信号点配置において、マッピング後のビット0とビット1の平均距離が近いビット位置に基づいて判断する例を示している。しかしながらこれに限られることはなく、その他の手法により、マッピング時の誤り耐性の判断を行ってもよい。
以上のように、本発明に係る好適な実施の形態によれば、無線通信システムは、冗長信号制御部と、信号符号部と、信号マッピング部とを備えた送信装置と、尤度保持部と、信号復調部を備えた受信装置を有する。送信装置は、信号符号部と信号マッピング部との少なくとも一方で、送受信機間で既知の共有冗長信号を挿入する。受信装置は、共有冗長信号に対する尤度を尤度保持部で保持し、信号復調部で信号を復調する際に、共有冗長信号に対する尤度を置換する。これにより、細やかな情報レートの制御と、高性能な信号受信が期待できる。
また、本発明に係る別の好適な実施の形態によれば、無線通信システムは、複数の送信アンテナを備えた送信装置において、ストリームの回線品質に応じて共有冗長信号を挿入する。受信装置において、共有冗長信号に対する尤度を計算し、計算した尤度のうち、共有冗長信号に該当する尤度を予め設定した尤度と置換する。これにより、簡易で高性能な受信を実現する。
本発明に係るさらに別の無線通信システムは、ビットの平均距離に応じて挿入する共有冗長ビット量を制御する送信装置を備える。これにより、細かなレート制御と高性能な信号受信が期待できる。
なお、本発明は上記に示す実施例に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記実施例の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能である。
本発明の実施の形態における送信装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における受信信装置の一例を示すブロック図である。 図1、図2に示す送信装置及び受信装置による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における送信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例1における受信装置の構成例を示すブロック図である。 実施例1の処理を示すフローチャートである。 マッピング部の動作を説明するための図である。 逆マッピング部の動作を説明するための図である。 本発明の実施例2における受信装置の構成例を示すブロック図である。 実施例2の受信装置の処理を説明するフローチャートである。 ソフトマッピング部の効果を説明するための図である。 本発明の実施例3における送信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例3における受信装置の構成例を示すブロック図である。 実施例3の処理を説明するフローチャートである。 図12のマッピング部の構成例を示すブロック図である。 マッピング部の動作を説明するための図である。 本発明の実施例4における信号復調部の構成例を示すブロック図である。 図17のレプリカ生成部の構成例を示すブロック図である。 図17のレプリカ生成部の効果を説明するための図である。 本発明の実施例5における冗長ビット挿入部の構成例を示すブロック図である。 無線パラメータ制御を実現する送信装置構成の一例を示すブロック図である。 図21の構成を複数のアンテナを備えた送信装置に拡張した送信装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1、4、7、21、22 送信装置
10、422 冗長ビット挿入部
110、410、710 冗長信号制御部
120、420 信号符号部
130、730 信号マッピング部
140、240、440、540、640、740、840 記録媒体
2、5、6、8 受信装置
210、510、810 尤度保持部
220、520、620、820、920 信号復調部
421、2102 符号部
430 マッピング部
521、928 逆マッピング部
522 尤度置換部
523、624 復号部
621 除去部
622 合成部
626 ソフトマッピング部
627 レプリカ生成部
690 除去信号生成部
750、1010 直並列変換部
821 フィルタ部
822、1020 並直列変換部
921 QR分解部
922 Q行列乗算部
923、924 レプリカ生成部
925、926 誤差計算部
927 候補選択部
990 候補生成部
9231 複素シンボル生成部
9232〜9234 乗算器
9235、9236 加算器
2110 パラメータ制御部

Claims (19)

  1. 送信信号を受信装置へ送信する送信装置であって、
    前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持する冗長信号制御部と、
    情報データ列を符号化した符号化信号列を生成し、前記冗長信号制御部が保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成する信号符号部と、を備える送信装置。
  2. 前記信号符号部は、
    情報データ列を符号化する符号部と、
    前記符号化信号列をシンボルマッピングして送信信号を生成するマッピング部と、
    前記制御情報に基づいて、前記符号部が符号化した符号化信号列と前記マッピング部が生成する送信信号との少なくとも一方へ前記冗長信号を挿入する冗長信号挿入部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 前記冗長信号制御部は、伝搬路の品質に応じて、品質の良好な信号に比べ品質の劣悪な信号へ挿入する冗長信号が多くなるように挿入位置と挿入量とを決定し、決定した挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を生成することを特徴とする請求項1または2記載の送信装置。
  4. 前記マッピング部と前記冗長信号挿入部とは、異なる複数の伝搬路それぞれに対応する複数の前記マッピング部及び前記冗長信号挿入部を備え、
    前記複数の冗長信号挿入部は、前記複数のマッピング部がシンボルマッピングする符号化系列へ前記冗長信号を挿入し、
    前記複数のマッピング部は、それぞれ同じ伝送レートになるように送信信号を生成することを特徴とする請求項2または3記載の送信装置。
  5. 前記冗長信号制御部は、前記異なる複数の伝搬路それぞれに応じた複数の制御情報を生成し、
    前記複数の冗長信号挿入部は、前記送信信号を送信する伝搬路に応じた制御情報に基づいて、前記シンボルへ前記冗長信号を挿入することを特徴とする請求項4記載の送信装置。
  6. 前記冗長信号制御部は、前記マッピング部がシンボルマッピングする信号点配置に基づいて誤り耐性を判断して、前記冗長信号を挿入する挿入位置を決定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の送信装置。
  7. 符号化された受信信号を受信する受信装置であって、
    前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持する尤度保持部と、
    前記冗長信号を含む受信信号と前記尤度情報とを入力し、前記受信信号から尤度を算出して復調する際に、前記冗長信号の尤度を前記尤度情報へ置き換えて復調する信号復調部と、を備える受信装置。
  8. 前記信号復調部は、
    前記受信信号を逆マッピングし、前記受信信号の尤度を算出して算出尤度として出力する逆マッピング部と、
    前記逆マッピング部が算出した算出尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報と置き換えた修正尤度を出力する第1尤度置換部と、
    前記修正尤度に基づいて、前記受信信号を復号して出力する復号部と、を備えることを特徴とする請求項7記載の受信装置。
  9. 前記尤度保持部は、異なる伝搬路から受信した複数の受信信号それぞれに応じた尤度情報を保持し、
    前記第1尤度置換部は、前記複数の受信信号それぞれに応じた尤度情報に基づいて、前記算出尤度を置き換えることを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  10. 前記逆マッピング部と、前記第1尤度置換部とは、前記異なる伝搬路それぞれに対応する複数の前記逆マッピング部及び前記第1尤度置換部を備え、
    前記尤度保持部は、前記異なる伝搬路それぞれに応じた尤度情報を前記複数の第1尤度置換部へ出力することを特徴とする請求項9記載の受信装置。
  11. 前記復号部は、前記修正尤度に基づいて尤度を算出して算出第2尤度として出力し、
    前記信号復調部は、さらに、
    前記復号部が出力する算出第2尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報と置き換えた修正第2尤度を出力する第2尤度置換部と、
    前記修正第2尤度に基づいて前記受信信号から干渉成分を除去した除去信号を生成し、生成した除去信号を前記逆マッピング部へ出力する除去信号生成部と、を備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の受信装置。
  12. 前記信号復調部は、さらに、
    前記受信信号をQR分解した分解結果を用いて、前記受信信号のシンボル候補列と、誤差候補列とを生成して前記逆マッピング部へ出力する候補生成部を備え、
    前記候補生成部は、前記分解結果と、前記尤度情報とを用いてレプリカ信号を生成するレプリカ生成部を含むことを特徴とする請求項9記載の受信装置。
  13. 前記冗長信号は、既知情報であり、
    前記尤度保持部は、前記尤度情報として固定値を保持することを特徴とする請求項7乃至12記載の受信装置。
  14. 請求項1乃至6のいずれかに記載の送信装置と、
    請求項7乃至13のいずれかに記載の受信装置と、を備える無線通信システム。
  15. 送信信号を受信装置へ送信する送信方法であって、
    前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持し、
    情報データ列を符号化した符号化信号列を生成し、
    保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成し、
    生成した送信信号を送信する送信方法。
  16. 符号化された受信信号を受信する受信方法であって、
    前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持し、
    前記受信信号から尤度を算出し、
    算出した尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報へ置換して復調する受信方法。
  17. 符号化された信号を送受信する通信方法であって、
    送信側では、
    前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持し、
    情報データ列を符号化した符号化信号列を生成し、
    保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ冗長信号を挿入した送信信号を生成し、
    生成した送信信号を送信し、
    受信側では、
    前記送信信号を受信信号として受信し、
    前記受信した受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持し、
    前記受信信号から尤度を算出し、
    算出した尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報へ置換して復調する通信方法。
  18. 受信装置へ送信する送信信号を生成するプログラムであって、
    前記受信装置に既知である冗長信号を情報データ列へ挿入する挿入位置と挿入量とを特定する制御情報を保持する手順と、
    情報データ列を符号化した符号化信号列を生成する手順と、
    保持する制御情報に基づいて、前記符号化信号列へ前記冗長信号を挿入した送信信号を生成する手順と、をコンピュータに実行させるプログラム。
  19. 符号化された受信信号を復調するプログラムであって、
    前記受信信号に含まれる冗長信号の尤度を特定する尤度情報を保持する手順と、
    前記受信信号から尤度を算出する手順と、
    算出した尤度のうち、前記冗長信号に該当する尤度を前記尤度情報へ置換して修正尤度を生成する手順と、
    生成した修正尤度に基づいて受信信号を復調する手順と、をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2007145178A 2007-05-31 2007-05-31 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP4858312B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007145178A JP4858312B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム
US12/127,258 US20080298498A1 (en) 2007-05-31 2008-05-27 Transmitting apparatus, receiving apparatus, radio communication system, transmitting method, receiving method, communication method and program
KR1020080050998A KR20080106103A (ko) 2007-05-31 2008-05-30 송신 장치, 수신 장치, 무선 통신 시스템, 송신 방법, 수신방법, 통신 방법 및 프로그램
CNA2008101106031A CN101316154A (zh) 2007-05-31 2008-06-02 发送装置、接收装置、无线电通信***及其方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007145178A JP4858312B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008301188A JP2008301188A (ja) 2008-12-11
JP4858312B2 true JP4858312B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=40088172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007145178A Expired - Fee Related JP4858312B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080298498A1 (ja)
JP (1) JP4858312B2 (ja)
KR (1) KR20080106103A (ja)
CN (1) CN101316154A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9420569B2 (en) 2010-09-19 2016-08-16 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information
US9780929B2 (en) * 2013-02-05 2017-10-03 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing resource allocation in wireless communication system
JPWO2023188431A1 (ja) * 2022-04-01 2023-10-05

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2715398B2 (ja) * 1991-11-25 1998-02-18 松下電器産業株式会社 誤り訂正符復号化装置
JP3269035B2 (ja) * 1998-11-27 2002-03-25 株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所 復号装置
CN1134131C (zh) * 1999-07-22 2004-01-07 西门子公司 数据比特流的差错保护方法
JP3874605B2 (ja) * 2000-11-27 2007-01-31 三菱電機株式会社 誤り訂正方法及び誤り訂正装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080106103A (ko) 2008-12-04
CN101316154A (zh) 2008-12-03
US20080298498A1 (en) 2008-12-04
JP2008301188A (ja) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5344121B2 (ja) シングルキャリア伝送方式における無線通信方法および装置
US7272294B2 (en) Wireless communication system and receiving device
JP5059758B2 (ja) 複数のソースからの通信を検知するための装置及び方法
JP4034824B2 (ja) 多重送信アンテナを使用するデータ伝送の方法および装置
JP5318872B2 (ja) 多入力多出力システムのための近軟判定出力最尤検出
US7421035B1 (en) Soft symbol decoding for MIMO communication systems with reduced search complexity
JP4460412B2 (ja) 受信装置及び部分ビット判定方法
US8630379B1 (en) Methods and apparatus for multiple input multiple output (MIMO) successive interference cancellation (SIC)
JP4050726B2 (ja) 復号装置
JP2008278338A (ja) Mimo受信装置
EP1583271A2 (en) System and method for spreading on fading channels
US9160436B1 (en) Optimal decoding of transmit diversity code with varying channel characteristics
EP1811706B1 (en) Method and system for an improved cellular interference cancelling diversity receiver
JP4858312B2 (ja) 送信装置、受信装置、無線通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及びプログラム
JP4788879B2 (ja) 複数のアンテナを用いた無線通信システム、受信装置および、それらに用いる復調方法並びにそのプログラム
CA2342081C (en) Equalization of transmit diversity space-time coded signals
Lee et al. Code construction for space-time bit-interleaved coded modulation systems
JP5642046B2 (ja) Mimo−ofdm伝送における受信装置及び受信方法
US8223876B2 (en) Apparatus for receiving signals in OFDM communication system having multiple antennas and method thereof
JP6335521B2 (ja) 送信装置及び伝送システム
Xue et al. Per-survivor processing-based decoding for space-time trellis code
Dlodlo Trellis code-aided high-rate differential space-time block code and enhanced uncoded space-time labeling diversity.
JP2006115100A (ja) 尤度算出方法および通信方法
JP5360744B2 (ja) Fsk信号に対する周波数選択性mimo通信路に於ける、周波数領域等化と非同期検波方式を組み合わせた伝送方式
Remlein et al. Serially Concatenated RS Codes with ST Turbo Codes Over Ring

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees