JP4854247B2 - 自動取引装置及びシステム - Google Patents

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本発明は、ATM等の自動取引装置の保守作業を安全に実施することができる保守機構に関するものである。
金融機関の取引業務では、ATM(AUTO TELLER MACHINE:現金自動預入支払装置)等の自動取引装置を操作して顧客自ら行う取引の比重が高くなっている。そのため、金融機関では専用のATMコーナーを設けて、顧客が行員や保守員と不必要に対面せず気軽に取引できるようにしている。
上記したATMコーナーでは、図13に示すように、保守員が顧客と対面しないで保守作業が行えるように、ATM1の周辺を壁で遮って保守エリアと顧客エリアが分離して設けられている。ATM1は図14(a)に示すように、一時保留部21、補充回収カセット部22、金種別カセット23等の装置群を一体化したユニット3を内蔵し、該ユニット3をATM1の扉2を開けて外部に引き出すことにより、各種構成装置を一括して取り出し可能な構成になっている。
図14(b)はユニット3を引き出した状態を示したものである。図中、26はATM1の筐体内部の側面に設けられたレールであり、当該レールに沿って、ユニット3がATM1内をすべり移動することができるようになっている。
保守作業に当たっては、保守員はATM1の後面の扉2を開け、ユニット3の図示しない取手を引っ張り、ユニット3本体をATM1の外に引き出した後、ユニット3に接続された各種装置の保守を行う。保守が完了すると、ユニット3を再びATM1内に押し戻し扉2を閉じる。ATMが横に複数台並べられている場合は、保守員は複数のATMのユニット3を順繰りに引き出し各々のATM毎に保守作業を完了させる。
特開2003−296796号
上記のユニット3には、紙幣を入出金する機能を有する紙幣入出金装置が組み込まれている。該紙幣入出金装置にはATM1の前面において顧客が直接紙幣を出し入れする接客口24を備えている。図14(a)のようにユニット3がATM1に挿入された状態では接客口24は、ATMの筐体の顧客の取引位置に設けられた開口部25の直下に位置づけられ、顧客は取引時に開口部25を介して接客口24に直接手を入れて、所持している紙幣を入金し、また出金された紙幣を取り出す。図14(b)のようにユニット3を引き出すと紙幣入出金装置と共に接客口24が開口部25から分離されて取り外され、開口部25の位置が完全に穴があいた状態になる。
通常、保守員はATM1の前面の顧客の存在を確認してからユニット3の引き出しを行うようにしているが、まれに、顧客が存在していること気づかずにユニット3を引き出すことがある。このような場合、急に接客口24が退避することにより、顧客の手が開口部25の穴に入れられたままの状態となる場合があり、保守員が顧客の存在に気付いて、ユニット3を慌ててATM1内に押し戻すと顧客の手が筐体とユニット3の間に挟まれてしまい顧客に怪我を負わせてしまうことがある。
また、複数のATMを横に並べて運用する形態では、顧客の存在には気づいていても、その顧客が実際にどのATMを使用しているかを正確に把握することが困難なことから、顧客が操作していないと思い込んでユニット3を引き出すと、実際は顧客が存在しており上記同様に顧客に怪我を負わせてしまうことがあった。
このような課題を解決するために、ATMの後面に表示部を設け、またATMの前面に顧客の姿を撮影するカメラと、顧客が接客口に手を挿入する動作を撮影するカメラとを設け、これらカメラにより撮影された映像が表示部の画面に表示される構成とした。
また、上記した構成を有するATMを複数台並べて設置した使用形態において、保守しているATMの表示部から、隣接する他のATMのカメラの画像を選択して前記表示部に表示できるようにした。
また、ATMの筐体とユニットの間に、ユニットを引き出し不能にするロック機構を設け、前記カメラの画像により顧客が取引中であると判断するとロックを起動してユニットを引き出し不能にし、また、当該センサにより顧客がいなくなったことが検出されるとロック解除してユニットの引き出しできるようにした。
以上のような構成により、保守員がATMの保守開始するにあたって、容易に顧客の存在を確認することができるので、顧客の安全を維持しながら保守作業を実施することができる。また、複数のATMを保守する場合においては、隣接するATMの顧客の存在も予め確認できるので、保守の作業を進めやすくなる。また、ロック機構を設けたことにより、誤ってユニットを出し入れするようなことがあっても顧客に不利益を与えることがなく安全を維持できるようになる。結果として、保守作業を円滑に行うことが出来るので、顧客の利便性の向上につながる。
以下に本発明を実施するための最良の形態である実施例1乃至3について順次説明する。
本発明の実施例1では、ATMの後面に保守員が操作する表示部を設けるとともに、ATMの前面に立つ顧客の姿を写すカメラと、顧客が接客口に手を挿入する動作を撮影するカメラとを設けている。また、ATMコーナーの全景を撮影できるようにコーナーカメラを設置し、ATMの後面の扉を開けるとこれらのカメラの画像が表示部の画面に表示される。
(構成)
次に実施例1の構成を説明する。図1は本実施例のATM1を前面から透視した図である。また図2はATM1を後面から見た外観図である。ATM1の扉2の内側には保守員が操作するタッチパネル等からなる表示部4が備えられている。ATM1本体には装置の前面に立つ顧客の姿を移す顧客検出カメラ5と、顧客が接客口24及び開口部25に紙幣及び手を挿入する動作を撮影する接客口カメラ6とを設けている。保守員は保守作業を開始するに当たって、扉2を開きユニット3を矢印方向に向かって引き出す。
図3は、ATM1のシステム構成を示した図である。顧客検出カメラ5及び接客口カメラ6はATM1に直接配線されたネットワークケーブルによりLANに接続されている。7は顧客検出カメラ5、接客口カメラ6及びその他のATM1内の装置を制御するLANに接続された制御部である。また、同じくLAN上に顧客エリア内の全景を撮影するコーナーカメラ8が接続されている。上記した各カメラは、単独でネットワーク接続が可能なWEBカメラであり個々にIPアドレスが設定されている。サーバ9は、ATM1の制御部7、顧客検出カメラ5、接客口カメラ6、コーナーカメラ8をLANを介して制御可能で、データ送受信可能に接続された各種情報処理を行うコンピュータである。サーバ9の図示しない記憶部には接続された全ての機器のIPアドレスが登録及び管理されたIPアドレステーブルが記憶されている。図4は、保守員が扉2を開くことにより表示部4に表示される画面であり、該画面上に上記のカメラ群により撮影された画像が逐次表示される。
(動作)
次に本発明の実施例1の動作について説明する。まず、保守員がATM1の扉2を開けると図示しないセンサが、扉2が開いたことを検知し表示部4が起動する。制御部7は図示しない記憶部からデータを読み出し、図4に示す画面の背景部13を表示部4に表示する。背景部13が表示されると同時に、制御部7にサーバ9に保守作業が開始された旨を示す信号を送信する。サーバ9は図示しない記憶部に記憶されているIPアドレステーブルに予め記録されているコーナーカメラ8に対応するIPアドレスを検索して読み出し、該IPアドレスに基づいて起動信号を送信することによりコーナーカメラ8を起動する。
コーナーカメラ8で撮影されるエリア内の画像は逐次サーバ9に転送され記憶される。サーバ9では該画像を画像認識し顧客の存在を検出する。そして顧客の移動経路を追跡することにより顧客がATM1の前面に立ったことが判断されると、ATM1に信号を送信する。ATM1の制御部7はサーバ9からの信号に応答し画像要求信号をサーバに返信する。サーバ9はこれを受信するとIPアドレステーブルに記録されている顧客検出カメラ5と接客口カメラ6に対応するIPアドレスを検索して各々読み出し、該IPアドレスに基づいて起動信号を送信することにより顧客検出カメラ5と接客口カメラ6を起動する。
顧客検出カメラ5Cを接客口カメラで撮影された映像は、サーバ9に転送され、サーバ9内に記憶されると共に、制御部7を介して、図7の表示エリア14〜16に、コーナーカメラ8、接客口カメラ6、顧客検出カメラ5の画像を表示する。顧客検出カメラ5及び接客口カメラ6の画像はサーバ9内で画像認識され、顧客が接客口に手を挿入したことが判定されると、サーバ9は、ATM1に顧客が接客口に手を挿入していることを知らせる信号を発信し、これを受けて制御部7は画面上に「注意:お客様が取引中です。ユニットを引き出さないでください」等のメッセージを表示すると共に、ATM1に内蔵されたブザーを発音させ保守員に注意を喚起する。
なお、本実施例では保守員が扉を開けると表示部4が起動し自動的にカメラの画像が表示されるようにしたが、必ずしもこれに限ることなく映像の表示のタイミングや、画像の配列順については様々に設定が可能である。例えば、ユニット3の出し入れをセンサで検出し、当該検出信号を基に表示部4を起動してもよい。また、カメラの映像の表示はユニットの着脱の前後や、釦の押し下げのときに限らず継続的に表示するようにしてもよい。
上記した実施例1により保守員が作業しようとしているATMの現在の顧客の姿や、接客口に挿入される手元の動作、続いて入店してくる別の顧客の存在などを同時に把握することができるので、ユニット3の出し入れを行うべきかの判断が容易にできるようになる。
本発明の実施例2では、実施例1で述べたATMを複数並べて設置した使用形態において、1台のATMの表示部から他のATMのカメラを選択して該表示部に表示できるようにしたものである。
(構成)
次に実施例2の構成を説明する。図5はATM1を3台を隣接して設置した状態を示した図である。なお、図中、ATM1A〜1Cは実施例1のATM1と全く同様の構成を有するものである。本実施例ではATMを3台設置した例を示すが、これに限らず何台設置してもよい。
図7は、ATM1A〜1Cのシステム構成を示した図である。ATM1A〜1Cの各々に顧客検出カメラ5A〜5C及び接客口カメラ6A〜6Cが設けられている。また、顧客エリア内を撮影するコーナーカメラ8が設けられている。サーバ9は、ATM1A〜1Cの各制御部7A〜7C、顧客検出カメラ5A〜5C、接客口カメラ6A〜6C、コーナーカメラ8をLANを介して接続されている。サーバ9の図示しない記憶部には接続された全ての機器のIPアドレスが登録及び管理されたIPアドレステーブルが記憶されている。
図6は、表示部4に表示される選択画面である。該画面には顧客検出カメラ5A〜5C、接客口カメラ6A〜6Cを個々に選択が可能なように「ATM1A顧客検出」「ATM2A接客口」等の選択釦が配列されている。また図8は、選択画面で選択されたカメラの画像を表示する画面である。
(動作)
次に本発明の実施例2の動作について説明する。まず、保守員が複数のATM1A〜1Cの扉2A〜2Cのうちのいずれか一つの扉を開ける。以降、保守員がATM1Aを選択し、扉2Aを開けるものとして説明するが、ATM1B〜1Cを選択した場合でも以下に述べる動作と全く同様の動作をする。保守員がATM1Aの扉2Aを開けると図示しないセンサが、扉2Aが開いたことを検知し表示部4Aが起動する。制御部7Aは図示しない記憶部からデータを読み出し、図6に示すような画面を表示部4Aに表示する。
該画面において、保守員が例えば「ATM1C 顧客検出」釦を押すと、制御部7Aは選択したカメラに対するID番号に自端末のID番号を付加してサーバに発信する。サーバ9では、当該ID情報を受信して、ATM1Cの顧客検出カメラ5Cに対応するIPアドレスを検索して読み出し、起動信号を送信することにより顧客検出カメラ5Cを起動する。顧客検出カメラ5Cで撮影された映像は、サーバ9に転送されて、サーバ9内の図示しない記憶部に記憶されたのち、ATM1Aの制御部7Aに転送されて該制御部7Aに接続された図示しない記憶部に記録される。
同様に順次、「ATM1A 顧客検出」釦、「ATM1B 顧客検出」釦を押すと、顧客検出カメラ5A及び5Bが起動して、各々ATM1A、ATM1Bの前面を撮影する。撮影された画像は、サーバ9、制御部7Aの各々の記憶部に記憶される。図4の表示の場合と同様に、背景部13を表示した後、制御部7Aに接続された記憶部から、3つのカメラの画像を読み出して、表示エリア14〜16にこれらの画像を表示する。図8はこれにより全ATMの顧客を一画面で確認できるように表示させたものである。
図8のように表示することで、例えば、ATM1A、ATM1Bは顧客がいるが、ATM1Cには顧客いないことを、係員が容易に把握することができるので、ATM1AとATM1Bの保守作業を後回しにしてATM1Cから保守作業に取り掛かるといった判断が容易にできるようになる。なお、上記した動作では保守対象のATMの表示部4に、別のATMの画像を表示するようにしているが、これに限らず、保守しようとしているATMの表示部4で別の作業をしていて、カメラの画像が表示できない場合には、隣接するATMの画面にカメラの映像を表示するようにすると、画面を複数使用することにより保守の作業効率も向上させることができる。
上記した実施例2によると、保守員は、現在保守作業を行っているATMの画面により、これから保守を行う予定の隣接したATMの顧客の状況を予め把握することができるので、複数のATMを効率よく保守することが可能になる。
本発明の実施例3は、実施例1の表示部4に顧客の画像を表示することに加えて、表示された画像により顧客が存在していると判定されると、ユニットをATMの筐体に固定して引き出し不可にするロック機構を設けたものである。
(構成)
次に実施例3の構成を説明する。図10に本実施例のロック機構の概観を示す。ユニット3の先頭部分の底部に第1のロック機構10、中央部分に第2のロック機構12が取り付けられている。第1のロック機構のATM1の筐体の対向部分には金属製の軸からなるロックポスト11が取り付けられている。
図11(a)は第1のロック機構10の構造を示したものである。31は電磁ロックレバーのロック解除を行う電磁マグネットであり、制御部7の制御によりON/OFF可能な構造となっている。電磁マグネット31は、図11(a)に示すようにマグネットリンク32を介して、ロックレバー33を垂直にスライドさせる形状になっている。ロックレバー33の下には、ATM1の筐体面35に組みつけられているロックブラケット34が実装されている。このロックブラケット34には、ロックレバー33の先端部分が入り込むよう穴部37が形成されている。ロックレバー33の先端は三角状になっている。36はユニット3の筐体面であり、ユニット3をATM1に押し入れたとき、ATM1の筐体35と重なり合い、穴部37がロックレバー33の直下に位置付けした後に、電磁マグネットをONにすると、穴部37にロックレバー33の先端が入り込んで、ユニット3をロックする構造になっている。
図12(a)は第2のロック機構12の構造を示した図である。41は、ロックレバーのロック解除を行うマグネット、42はマグネットリンクであり、制御部7によりON/OFFの制御が可能になっている。マグネット41はマグネットリンク42を介して、ロックレバー43に接続されている。またロックレバー43は支点44を中心にして回動できるようになっている。ロックレバー45の先端には鍵部46が設けられており、ATMの筐体側に設けられたロックポスト11に対向している。
(動作)
次に本発明の実施例3の動作について説明する。保守員の作業開始から、各カメラの画像を表示部に表示するプロセスは実施例1を全く同様である。よって、以下では、カメラの画像が表示されてから以後の動作について説明する。
図4の画像が表示されるとサーバ9は顧客検出カメラ5と接客口カメラ6の画像を常時に監視する。画像認識の結果、どちらのカメラの画像にも顧客が
存在しないと判定した場合は、第1のロック機構10及び第2のロック機構12にロックをOFFするOFF信号を制御部7を介して送信する。第1のロック機構10は制御部7よりOFF信号を受信すると、図11(a)においてマグネット31を駆動することによりマグネットリンク32を介してロックレバー33が上方に移動し、図11(b)のようにロックレバー33の先端が筐体34の穴部37から離脱してユニット3とATM1の筐体を分離可能になる。
また、制御部7から信号を受信した第2のロック機構12は、図12(a)の状態において、電磁マグネット41を駆動しマグネットリンク42を介して、ロックレバー43を引っ張り、該ロックレバー43を支点44を中心にして回動させることにより、図12(b)の状態になりロックがOFFされる。
これらの動作により第1及び第2のロック機構のロックがOFFされる。ユニット3をATM1から引き出すときは、図12(c)のように保守員が第2のロック機構12のロックレバー48の端部50を押し下げるとロックレバー45の先端の鍵形状の部位が、これに連動して下方に移動しロックポストから離脱し、当該状態を維持したままで保守員がユニット3の図示しない取手を手前にひいてユニット3をATM1の外に引き出して保守作業を開始する。
保守作業の間、サーバ9は顧客検出カメラ8と接客口カメラ6の画像を常に監視しており画像認識の結果、顧客が存在しないと判定した場合は第1のロック機構10及び第2のロック機構12を解除したままにしておく。一方、画像の中に顧客の姿や手を挿入する動作が検出され顧客が存在していると判定された場合は、判定されると同時に制御部7を介して第1のロック機構10と第2のロック機構12にON信号を送る。これを受信した第1のロック機構10は制御部7よりON信号を受信すると、図11(a)に示した状態からマグネット31を駆動することによりロックレバー33が下方に移動する。これにより、ユニット3を押し戻しても、ユニット3の先頭部分が、ロック機構により制止されて奥まで押し込めなくなる。
また第2のロック機構12は図12(b)の状態から、ロックレバー43を回動させて、図12(a)の状態に戻す。これにより、第1ロックレバー43をロックポスト11の間の間隙がなくなり、ユニット3の押し込みにより、ロックレバー45をロックポスト11の方向に挿入しても、ロックレバー45が障害となってユニット3の押し込めはそれ以上できなくなる。
その結果、接客口24と開口部25の間隙を顧客の手の厚み以上の幅で維持することができるので、結果として保守員が誤ってユニット3の出し入れを行っても顧客が手を挟むことがなくなり安全を確保することが可能となる。また、第1のロック機構10及び第2のロック機構12がONすると共に、図9のように「お客様が装置の操作中です。ユニットをロックしました」等の表示を表示部4に行いユニット3がロックされてことを保守員に通知することもできる。
上記したように実施例3によれば、保守員が画面の表示を見誤って、顧客が存在する状態で、ユニット3を出し入れしても顧客が手を挟むことがなくなり、
顧客の安全を確保することができる。
以上、本発明の実施例1乃至3について説明したが、各実施例を任意に組み合わせて実施することも可能である。即ち、実施例2と実施例3を組み合わせて、隣接した別のATMに対して、選択画面上からロックのON/OFFを入力して、複数のATMのロック機構を動作させるようにしてもよい。
また、本発明中のカメラ画像の表示の順番や並びは上記に限らず自由に設定してよい。
本発明の実施例1のATMを前面から見た透視図である。 本発明の実施例1のATMの後面から見た外観図である。 本発明の実施例1のシステム構成図である。 本発明の実施例1の画面表示である。 本発明の実施例2の複数のATMの運用状態を示す図である。 本発明の実施例2のカメラ映像の選択画面である。 本発明の実施例2のシステム構成図である。 本発明の実施例2の他のATMの画像を表示した画面表示である。 本発明の実施例3のロック機構の動作時の画面表示である。 本発明の実施例3のロック機構の概観図である。 本発明の実施例3の第1のロック機構の構造と動作を示す図である。 本発明の実施例3の第2のロック機構の構造と動作を示す図である。 従来のATMの運用状態を背面から見た場合の透視図である。 従来のATMのユニットの引き出し構造を示す構成図である。
符号の説明
1 ATM
2 扉
3 ユニット
4 表示部
5 顧客検出カメラ
6 接客口カメラ
7 制御部7
8 コーナーカメラ
9 サーバ
10 第1のロック機構
12 第2のロック機構

Claims (3)

  1. 顧客が取引を行う接客口を前面に有し、装置内部に備えたユニットを後面から引き出し、かつ、押し戻しが可能な自動取引装置であって、
    前記装置の後面に設けられた表示手段と、
    顧客を撮影する第1の撮影手段と、
    顧客が接客口に手を挿入する動作を撮影する第2の撮影手段と
    装置内部に前記ユニットを押し戻すことを不能にするロック手段とを設け、
    前記表示手段に前記第1又は2のいずれかの撮影手段により撮影された画像に顧客が写っている判定されると、引き出した前記ユニットを装置に押し戻そうとしても、該ユニットが前記ロック手段によりロックされて、装置内への押し戻しが不能となることを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1記載の前記自動取引装置を複数隣接して備えた自動取引システムにおいて、前記複数の装置の内、一の装置の前記表示手段を起動させると、別の装置の第1及び第2の撮影手段の映像が前記表示手段に表示されることを特徴とする自動取引装置システム。
  3. 前記表示手段に前記複数の装置の前記第1及び第2の撮影手段を選択する選択釦を有する選択画面を表示し、該選択釦により前記撮影手段を選択し、撮影を行うことを特徴とする請求項2記載の自動取引システム。
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