JP4852226B2 - デバイス監視システム - Google Patents

デバイス監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP4852226B2
JP4852226B2 JP2003382653A JP2003382653A JP4852226B2 JP 4852226 B2 JP4852226 B2 JP 4852226B2 JP 2003382653 A JP2003382653 A JP 2003382653A JP 2003382653 A JP2003382653 A JP 2003382653A JP 4852226 B2 JP4852226 B2 JP 4852226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
devices
monitoring
network
management server
status information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003382653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004220562A (ja
Inventor
透 ▲高▼橋
銑一 杢屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2003382653A priority Critical patent/JP4852226B2/ja
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to EP05077782A priority patent/EP1641177B1/en
Priority to DE60319283T priority patent/DE60319283T2/de
Priority to DE60303765T priority patent/DE60303765T2/de
Priority to AT03257783T priority patent/ATE319247T1/de
Priority to EP03257783A priority patent/EP1434387B1/en
Priority to CNB2003101102856A priority patent/CN1332336C/zh
Priority to US10/747,815 priority patent/US20040172469A1/en
Publication of JP2004220562A publication Critical patent/JP2004220562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4852226B2 publication Critical patent/JP4852226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0817Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking functioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、ネットワーク上の複数のデバイスを少なくとも1台のデバイス管理サーバで管理するようにしたデバイス監視システム、監視プログラム及び監視方法並びにデバイスに関するものである。
一般に、ネットワーク上の複数のデバイスを一台もしくは数台のデバイス管理サーバで管理するようにした形態のネットワークシステムにあっては、デバイス管理サーバから定期的に、あるいは随時各デバイス毎に問い合わせを行い、それら各デバイス毎の応答の有無を確認することで各デバイスの稼働状態等のステータス状態の監視を行うようになっている。
特開2001−67334号公報 特開2002−57680号公報
しかしながら、このような問い合わせ・応答型の監視方式では以下に示すような問題点がある。
すなわち、問い合わせ・応答型の監視方式では、各デバイス毎に問い合わせと応答を繰り返し行っているため、ネットワークの規模が大きくなってデバイスの数が増大すると、その増加分に比例してデバイス管理サーバの負荷やネットワークトラフィックが増大することになる。この結果、ハイスペックなサーバや広帯域のバックボーンを用意しなければならず、そのためのコストが大幅に増大してしまうおそれがある。
また、デバイス管理サーバから問い合わせを行わない限り各デバイスの状態を知ることができないため、トラフィック削減等のために問い合わせ間隔を長くした場合にはその異常の検出に時間が掛かり、迅速な対応ができないといった不都合を招くことも考えられる。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、デバイス管理サーバの負荷やネットワークトラフィックの増大を招くことなく、各デバイスの監視を確実に実施することができる新規なデバイス監視システム、監視プログラム及び監視方法並びにデバイスを提供するものである。
〔発明1〕前記課題を解決するために発明1のデバイス監視システムは、
複数のデバイスをネットワークで相互に接続したデバイス監視システムであって、前記複数のデバイスのうち各々のデバイスは、自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスの状態の変化を当該他デバイスとは異なるさらに他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、各デバイスに対してネットワークを介した定期的な問い合わせを行わなくとも、その状態の変化が発生したときにそれを監視したデバイスが直ぐにその旨を他のデバイスに知らせることができるため、従来方式のように問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避することが可能となる。
また、全てのデバイスはいずれか1つあるいは2つ以上のデバイスで監視されるようになるため、その状態の変化が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。尚、本発明でいう「他デバイス」とは、原則として「自己デバイス」の監視対象となるデバイスをいい、「他のデバイス」とは、その「他デバイス」の状態を通知する対象であるデバイスをいうものとする(以下、同じ)。
〔発明2〕発明2のデバイス監視システムは、
複数のデバイスをネットワークで相互に接続したデバイス監視システムであって、前記複数のデバイスのうち各々のデバイスは、自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスに異常が発生した際に前記異常の状態を当該他デバイスとは異なるさらに他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に定期的な問い合わせを行わなくとも、いずれかのデバイスに異常が発生したときにそれを監視したデバイスが直ぐにその旨を他のデバイスに知らせることができるため、従来方式のように問い合わせに要するデバイス管理サーバの負荷やネットワークトラフィックの増大を回避することができる。
しかも、本発明は監視対象となるデバイスに「異常」が発生したときにその旨を他のデバイスに知らせるようになっているため、前記発明1のようにデバイスの状態変化があってもそれが異常な状態でなければわざわざその旨が通知されなくなるため、発明1よりも通知の頻度が減って通知に要する負荷やネットワークトラフィックのさらなる低減を達成することが可能となる。
尚、本発明で規定する、「異常が発生した際」の「異常」の認識レベルとしては、特に限定するものではないが、一般的なデバイスであれば、ネットワークが確立されないといったネットワーク異常が代表的なものであり、また、デバイスとしてプリンタを利用した場合は、紙詰まり、トナー(インク)切れ等、デバイス本来の機能を発揮できず、緊急に補修・点検、補充等が必要な状態をいうものとする。
これに対し、前記発明1でいう「状態の変化」とは、このような「異常」な状態をも含む包括的な意味であり、後に詳細に例示するようにデバイスの消耗品の残量やデバイスの起動時間等、稼働時間の経過に伴って変化するあらゆる状態を含むものとする(以下、同じ)。
〔発明3〕発明3のデバイス監視システムは、
ネットワークに接続された複数のデバイスと、前記複数のデバイスを管理するデバイス管理サーバとを備えたデバイス監視システムであって、前記複数のデバイスのうち各々のデバイスは、自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスの状態の変化を前記デバイス管理サーバ又は当該他デバイスとは異なるさらに他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避したり、その状態の変化が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。
しかも、本発明は監視対象となるデバイスの他にデバイス管理サーバを備え、このデバイス管理サーバに対して監視対象となるデバイスの状態の変化を通知するようにすれば、その状態変化の通知や受信に要する各デバイスの負荷を低減することが可能となる。
〔発明4〕発明4のデバイス監視システムは、
ネットワークに接続された複数のデバイスと、前記複数のデバイスを管理するデバイス管理サーバとを備えたデバイス監視システムであって、前記複数のデバイスのうち各々のデバイスは、自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスに異常が発生した際に当該他デバイスの状態を前記デバイス管理サーバ又は当該他デバイスとは異なるさらに他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避したり、監視対象のデバイスに異常が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。
また、発明2と同様に、通知するのは監視対象となるデバイスに「異常」が発生したときにその旨を他のデバイスに知らせるようになっているため、通知の頻度が減って通知に要する負荷やネットワークトラフィックのさらなる低減を達成することが可能となる。
さらに発明3のように、デバイスの他にデバイス管理サーバを備え、このデバイス管理サーバに対して監視対象となるデバイスの異常の発生を通知するようにすれば、その通知や受信に要する各デバイスの負荷を低減することが可能となる。
〔発明5〕発明5のデバイス監視システムは、
発明1〜4のいずれかに記載のデバイス監視システムにおいて、前記他デバイス監視機能は、前記複数のデバイスのうち、一部のデバイスに備えられていることを特徴とするものである。
すなわち、前記他デバイス監視機能は前記発明1〜4のように全てのデバイスに備えても良いが、本発明はその一部のデバイス、例えばグループ化された複数のデバイスのうちその一部のデバイスに前記他デバイス監視機能を設けるようにしたものである。
この結果、そのデバイスが他の複数のデバイスを代表して監視し、異常が発生したときにその代表のデバイスが他のデバイスやデバイス管理サーバにその旨を通知するようにすれば、全てのデバイスに他デバイス監視機能を設けた場合に比較して個々のデバイスの製作コストを安価にすることが可能となる。
〔発明6〕発明6のデバイス監視システムは、
発明1〜5のいずれかに記載のデバイス監視システムにおいて、前記他デバイス監視機能は、ネットワークに接続された自己デバイスとは異なる他デバイスの存在を認識するデバイス検知手段と、前記認識した他デバイスの中から監視対象となるデバイスを特定するデバイス管理テーブルを作成するデバイス管理テーブル作成手段と、作成した前記デバイス管理テーブルを記憶するデバイス管理テーブル記憶手段と、自己デバイスのステータス情報を検知するステータス情報検知手段と、前記自己及び他デバイスのステータス情報を前記自己及び他デバイスとは異なる他のデバイス又は前記デバイス管理サーバへ通知するステータス情報通知手段と、自己デバイスを除く少なくともいずれかのデバイスからステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構成を採用することにより、ネットワーク上の全てのデバイスを効率良く監視することが可能となり、また、各デバイスは取得・検知したステータス情報を確実に取得・通知することができる。
〔発明7〕発明7のデバイス監視システムは、
発明1〜6のいずれかに記載のデバイス監視システムにおいて、前記デバイスは、プリンタであることを特徴とするものである。
これによって、ネットワークで相互に接続されたプリンタが各々他のプリンタの状態変化や異常を相互に監視して通知し合うことができる。
〔発明8〕発明8のデバイス監視プログラムは、
発明1〜7のいずれかに記載のデバイス監視システムで用いられるデバイス監視プログラムであって、コンピュータに、前記請求項1〜6のいずれかに記載のデバイス監視システムの他デバイス監視機能を実現させることを特徴とするものである。
これによって、前記発明1〜6と同様な効果を得ることができると共に、汎用のコンピュータ、あるいは元来からデバイス自体に備えられたコンピュータの機能の一部をそのまま用いてソフトウェア上で他デバイス監視機能として実現させることが可能となるため、ハードウェアによって当該機能を実現する場合に比較して同じ機能を容易且つ経済的に実現することができる。
〔発明9〕発明9のデバイス監視プログラムは、
デバイス監視システムで用いられるデバイス監視プログラムであって、コンピュータに、複数のデバイスのうち各々のデバイスは、自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスに異常が発生した際に前記異常の状態を当該他デバイスとはさらに異なる他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を実現させることを特徴とするものである。
これによって、前記発明8と同様な効果を得ることができると共に、汎用のコンピュータ、あるいは元来からデバイス自体に備えられたコンピュータの機能の一部をそのまま用いてソフトウェア上で他デバイス監視機能として実現させることが可能となるため、ハードウェアによって当該機能を実現する場合に比較して同じ機能を容易且つ経済的に実現することができる。
〔発明10〕発明10のデバイス監視プログラムは、
ネットワークに接続された複数のデバイスにそれぞれ備えられたコンピュータを、前記コンピュータが備えられた複数のデバイスのうち当該デバイスとは異なる他のデバイスの存在を認識するデバイス検知手段と、認識した他デバイスの中から監視対象となるデバイスを特定するデバイス管理テーブルを作成するデバイス管理テーブル作成手段と、作成した前記デバイス管理テーブルを記憶するデバイス管理テーブル記憶手段と、自己デバイスのステータス情報を検知するステータス情報検知手段と、自己及び他デバイスのステータス情報を前記自己及び他デバイスとは異なる他のデバイス又は前記デバイス管理サーバへ通知するステータス情報通知手段と、自己デバイスを除く少なくともいずれかのデバイスからステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、して実行させることを特徴とするものである。
これにより、発明8と同様な効果が得られると共に、発明9と同様に汎用のコンピュータ、あるいは元来からデバイス自体に備えられたコンピュータの機能の一部をそのまま用いてソフトウェア上で他デバイス監視機能として実現させることが可能となり、ハードウェアによって当該機能を実現する場合に比較して同じ機能を容易且つ経済的に実現することができる。
〔発明11〕発明11のデバイス監視方法は、
ネットワークに複数のデバイスを備え、前記複数のデバイス同士で互いの状態を定期的にあるいは随時監視して監視対象のデバイスに状態の変化があったときに、当該状態の変化を発見したデバイスが他のデバイス又はデバイス管理サーバにそれを通知するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避したり、その状態の変化が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。
〔発明12〕発明12のデバイス監視方法は、
ネットワーク上に複数のデバイスを備え、前記複数のデバイス同士で互いの状態を定期的にあるいは随時監視して監視対象のデバイスに異常が発生したときに、当該異常を発見したデバイスが他のデバイス又はデバイス管理サーバにそれを通知するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避したり、その状態の変化が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。
しかも、発明2と同様に、通知するのは監視対象となるデバイスに「異常」が発生したときにその旨を他のデバイスに知らせるようになっているため、通知の頻度が減って通知に要する負荷やネットワークトラフィックのさらなる低減を達成することが可能となる。
〔発明13〕発明13のデバイス監視方法は、
発明11又は12に記載のデバイス監視方法において、前記通知には、その監視対象となるデバイスのログ情報が含まれていることを特徴とするものである。
これにより、異常等が発生したデバイスを特定できるだけでなく、その異常等が起こった時刻等の稼働履歴も同時に知ることができる。
〔発明14〕発明14のデバイス監視方法は、
発明11〜13のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記各デバイスの監視対象デバイスは、倫理的又は物理的近傍にあるデバイスを選択することを特徴とするものである。
すなわち、倫理的近傍にあるデバイスとは、機能的に同種のものであったり、カテゴリが同一のもの、例えばプリンタ同士又はプリンタとスキャナ等の関係をいい、物理的近傍にあるデバイスとは、文字通り設置されている距離が近いデバイス、例えば、同じ台所にある電子レンジと冷蔵庫等の関係をいう(以下、同じ)。
そして、このように監視対象デバイスを選定するに際して倫理的又は物理的近傍にあるデバイスを選択するようにすれば、両方とも電源が入っていて同時に稼働状態になっているケースが多いため、いずれかのデバイスに障害が発生した場合にはそれを直ちに認識することができる。
〔発明15〕発明15のデバイス監視方法は、
発明11〜14のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記各デバイスの監視対象デバイスは、機能的に同種のデバイスを選択することを特徴とするものである。
すなわち、倫理的又は物理的近傍にあるデバイスと同様に同種のデバイスは同時に稼働している場合が多いため、発明12と同様に、いずれかのデバイスに障害が発生した場合にはそれを直ちに認識することができる。
〔発明16〕発明16のデバイス監視方法は、
発明11〜15のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記各デバイスの監視対象デバイスは、製造時期が互いにある一定期間以上離れているデバイスを選択することを特徴とするものである。
すなわち、製造時期が同じ時期のデバイス同士を監視対象として選定した場合、古い時期に製作されたデバイス同士が組み合わされてしまうと、最悪の場合、両方のデバイスに同時にダウンして、その障害の発生がデバイス管理サーバに全く通知されなくなることが考えられる。
そのため、本発明のように製造時期が互いにある一定期間以上離れているデバイス、すなわち、製造日が古いデバイスと新しいデバイスとを監視対象として組み合わせれば、両方のデバイスが同時にダウンしてしまう可能性が殆どなくなり、その障害の発生をデバイス管理サーバに確実に通知することができる。
〔発明17〕発明17のデバイス監視方法は、
発明11〜16のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記各デバイスの監視対象デバイスは、親デバイスが作成したデバイス管理テーブルに従って決定するようにしたことを特徴とするものである。
これにより、各デバイスの監視対象がスムーズに決定されると共に、監視対象漏れのデバイスが発生することがなくなるため、効率的で信頼性の高いデバイス監視システムを実現できる。
〔発明18〕発明18のデバイス監視方法は、
発明17に記載のデバイス監視方法において、前記親デバイスが作成するデバイス管理テーブルは、前記デバイス管理サーバから取得するデバイス管理方法プロパティに従って作成することを特徴とするものである。
これにより、各デバイスは同一ネットワーク上にある他のデバイスの数や種類等をその都度把握しなくとも、容易にデバイス管理サーバを作成することができる。
〔発明19〕発明19のデバイス監視方法は、
発明17又は18に記載のデバイス監視方法において、前記親デバイスは、ネットワーク上の複数のデバイスのうち、最初に起動したデバイスがなることを特徴とするものである。
このように親デバイスを「最初に起動したデバイスがなる」というように固定的に決定するより、機動的に決定するようにすれば、親デバイスが直ぐに決定されるため、スムーズにシステム運用を実施することができる。
〔発明20〕発明20のデバイス監視方法は、
発明17〜19のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記親デバイスが稼働停止した際は、その稼働停止を発見したデバイスをこの親デバイスに代わって親デバイスとして機能させることを特徴とするものである。
これにより、親デバイスが稼働していなかったりダウンしてしまった場合でも直ぐに他のデバイスが親デバイスとして機能するため、前記発明17と同様に、スムーズにシステム運用を続行することができる。
〔発明21〕発明21のデバイス監視方法は、
発明17〜20のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記親デバイスから稼働終了したときは、最初にその親デバイスから稼働終了通知を受けたデバイスをこの親デバイスに代わって親デバイスとして機能させることを特徴とするものである。
これにより、発明20と同様に親デバイスが稼働しなくなっても直ぐに他のデバイスが親デバイスとして機能するため、スムーズにシステム運用を続行することができる。
〔発明22〕発明22のデバイス監視方法は、
発明15〜19のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記デバイス相互の通信手段及びデバイスとデバイス管理サーバとの通信手段に使用するデータ記述形式として、XMLプロトコルを用いることを特徴とするものである。
このようなインターネット等で用いられている標準的なプロトコルを用いれば、同種デバイス間は勿論、異種デバイス間や他社デバイス間でも容易且つ確実にデータ交換が可能となる。
〔発明23〕発明23のデバイス監視方法は、
発明17〜21のいずれかに記載のデバイス監視方法において、前記デバイスとしてプリンタを用いることを特徴とするものである。
これによって、発明7と同様にネットワークで相互に接続されたプリンタが各々他のプリンタの状態変化や異常を相互に監視して通知し合うことができる。
〔発明24〕発明24のデバイスは、
他デバイスを監視して当該デバイスの状態の変化を当該他デバイスとは異なる他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に問い合わせに要するデバイス管理サーバ等の負荷やネットワークトラフィックの増大を回避したり、その状態の変化が発生したときはその旨を確実に他のデバイスに通知することができる。
〔発明25〕発明25のデバイスは、
他デバイスを監視して当該デバイスに異常が発生した際に前記異常の状態を当該他デバイスとは異なる他のデバイスに通知する他デバイス監視機能を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に定期的な問い合わせを行わなくとも、いずれかのデバイスに異常が発生したときにそれを監視したデバイスが直ぐにその旨を他のデバイスに知らせることができるため、従来方式のように問い合わせに要するデバイス管理サーバの負荷やネットワークトラフィックの増大を回避することができる。
〔発明26〕発明26のプリンタは、
発明24又は25に記載のデバイスであって、前記デバイスがプリンタであることを特徴とするものである。
これによって、発明7と同様にネットワークで相互に接続されたプリンタが各々他のプリンタの状態変化や異常を相互に監視して通知し合うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明のデバイス監視システムに係るネットワークの最小構成を示したものであり、ネットワークN上に接続された少なくとも2つ以上のデバイス10,10…に対して少なくとも1つ以上のデバイス管理サーバ12を備えたものである。
ここで、本発明を構成するデバイス10としては、ネットワーク接続可能なものであってネットワークNを介してデバイス管理サーバ12によって通信可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば、プリンタやスキャナ、複写機、ファクシミリ、プロジェクタ、デジカメ、PC、オーディオ、テレビ、ビデオ、冷蔵庫、電子レンジ、加湿器、エアコン、洗濯機、扇風機等のデジタル家電及び携帯電話、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、電子ペーパ等の携帯端末等、ネットワークカード、ゲートウェイ(ホームゲートウェイを含む)、ルータ、ブリッジ、HUB等のネットワーク接続可能なデバイス全般が挙げられる。
ここで、「ネットワーク接続可能」なデバイスとは、具体的に、各デバイス10,10…が以下のようなネットワーク接続可能な通信インターフェースを備えていることをいう。
10BASE−2、10BASE−5、10BASE−10等のEthernet(登録商標)、100BASE−FX、100BASE−TX等のFast Ethernet(登録商標)、1000BASE−SX、1000BASE−LX等のGigabit Ethernet(登録商標)、10Gigabit Ethernet(登録商標)、FDDI(Fiber−Distributed Data Interface)、TokenRing、IEEE1394、IEEE802.11a、IEEE802.11b等の無線LAN、USB1.1、USB2.0(HI−SPEED USB)等のUSB(Universal Serial Bus)、Bluetooth、IrDA(Infrared Data Association)等の赤外線通信等。
そして、このデバイス10には、それぞれのデバイス特有の機能に加え、図2に示すような構成をした他デバイス監視機能20が備えられている。
この他デバイス監視機能20は、自己以外のいずれかの他のデバイス10を定期的にあるいは随時監視してそのステータス情報を取得すると共に、必要に応じてネットワークNを介して前記デバイス管理サーバ12に通知するものであり、図示するように、デバイス検知手段21と、デバイス管理テーブル作成手段22と、デバイス管理テーブル記憶手段23と、ステータス情報検知手段24と、ステータス情報通知手段25と、ステータス情報受信手段26と、ステータス情報記憶手段27と、通信手段28と、データベース29とから主に構成されている。
このデバイス検知手段21は、ネットワークN上に存在するデバイス同士がお互いの存在を認識し合うためのものであり、また、新規デバイスが追加された際もその存在を認識する機能を有している。
また、デバイス管理テーブル作成手段22は、ネットワークN上に存在するデバイス10,10同士がお互いを監視する監視組み合わせを決定するテーブルを作成するためのものであり、作成されたデバイス管理テーブルはデバイス管理テーブル記憶手段23によってデータベース29に記憶されるようになっている。
例えば、図4に示すように、2つのデバイスA、Bを1つのデバイス管理サーバで管理するような最小構成をした形態のネットワークNにあっては、図5(A)に示すように、そのデバイス管理テーブル100は、一方のデバイスAが他方のデバイスBを、また、他方のデバイスBが一方のデバイスAをそれぞれ管理(監視)することを規定しており、また、図5(B)に示すようにそのステータス情報は互いに通知して共有するようになっている。
ステータス情報検知手段24は、自己のステータス情報、例えばデバイス各部に設けられたセンサー等から得られる、エラーや故障、アイドル状態等の情報を定期的に検知するようになっている。
また、ステータス情報通知手段25は、ステータス情報検知手段24で検知された自己のステータス情報を前記デバイス管理テーブルで定められた他のデバイスに通知すると共に、通知された他のデバイスのステータス情報及び自己のステータス情報をデバイス管理サーバ又は他のデバイスに通知するようになっている。
また、ステータス情報受信手段26は、他のデバイスから送られてきたステータス情報を取得するものであり、ステータス情報検知手段24で得られた自己のステータス情報と共にステータス情報記憶手段27によってデータベース29に記憶されるようになっている。
通信手段28は、デバイス管理サーバ12及び他のデバイスとの通信機能を提供するものであり、ネットワークNとのインタフェースを構成すると共に、主にステータス情報の送受信を行っている。
一方、デバイス管理サーバ12は、ネットワークNを介して各デバイス10,10…を集中管理等する機能の他に、図3に示すような構成をしたステータス情報処理機能30を有している。
図示するように、このステータス情報処理機能30は、デバイス管理サーバ12と一体的に設けられており、ステータス情報受信手段31と、ステータス情報記憶手段32と、ステータス情報解析手段33と、ステータス利用手段34と、通信手段35と、データベース36とから主に構成されている。
このステータス情報受信手段31は、前記各デバイス10、10…から通知されるステータス情報を受信するものであり、図4の例でいえば、デバイスAからステータス情報が通知される場合、そのステータス情報はデバイスAのみでなく、デバイスBのステータス情報も同時に受信されるようになっている。また、デバイスBのステータス情報が通知される場合にもそのステータス情報はデバイスBのみでなく、デバイスAのステータス情報も同時に受信されるようになっている。
また、ステータス情報記憶手段32は、そのステータス情報をデータベース36に記憶し、ステータス情報解析手段33はそのステータス情報を解析し、ステータス利用手段34はそのステータス情報の解析結果を利用するようになっている。
通信手段35は、各デバイス10、10…との通信機能を提供するものであり、ネットワークNとのインタフェースを構成すると共に、各デバイス10、10…から送られるステータス情報の受信を行っている。
尚、このデバイス管理サーバ12としては、ステータス管理サーバやPC、ワークステーション等の他にPDA、携帯電話等のステータス情報受信可能機器であれば良く、特に限定されるものではなく、また、必ずしも全てのデバイスから独立している必要はなくいずれかのデバイスと共に又はデバイス内に一体的に組み込まれたような構成であっても良く、その構成は本実施の形態に限定されるものでない。
また、これらデバイス10に備えられる他デバイス監視機能20、及びデバイス管理サーバ12に備えられるステータス情報処理機能30等の各処理機能は、具体的には中央演算処理装置や主記憶装置等からなるハードウェアと、図8〜図16等に示す各種専用のソフトウェア(処理プログラム)とからなるコンピュータシステムによって実現されるようになっている。
すなわち、これら各機能20や30等を実現するためのコンピュータシステムは、例えば、図6に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)40と、主記憶装置(Main Strage)に用いられるRAM(Random Access Memory)41と、読み出し専用の記憶装置であるROM(Read Only Memory)42と、ハードディスクドライブ装置(HDD)や半導体メモリ等の補助記憶装置(Secondary Storage)43、及びモニタ(LCD(液晶ディスプレイ)やCRT(陰極線管))等からなる出力装置44及びキーボードやマウス等からなる入力装置45と、ネットワークNと、これらの入出力インターフェース(I/F)46等との間を、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture;アイサ)バス等からなるプロセッサバス、メモリバス、システムバス、入出力バス等の各種内外バス47によってバス接続したものである。
そして、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク等の記憶媒体、あるいは前述した通信ネットワークNを介して供給される各種専用の制御プログラムやデータ等を補助記憶装置43等にインストールすると共にそのプログラムやデータを必要に応じて主記憶装置41にロードし、その主記憶装置41にロードされたプログラムに従ってCPU40が各種リソースを駆使して所定の制御及び演算処理を行い、その処理結果(処理データ)をバス47を介して出力装置44に出力して表示すると共に、そのデータを必要に応じて補助記憶装置43によって形成されるデータベースに適宜記憶、保存(更新)処理するようになっている。
また、各種制御プログラム用の記憶媒体としては、前記のようなCD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク等の他に、MD(Mini−Disk)等の磁気記憶型記憶媒体、LD(Laser Disc)等の光学的読取方式記憶媒体、MO(Magneto−Optic)等の磁気・光学的記憶媒体等のコンピュータ読み取り可能な媒体等が適用可能となっている。
次に、このような構成をした本発明のデバイス監視システムの動作を説明する。
先ず、図8に示すようにネットワークN上のあるデバイスが起動されると、そのデバイスは同じネットワークN上の他のデバイスを検知しそのデバイスに対してデバイス管理方法を知っているかどうかを問い合わせる(ステップS100)。
問い合わせの結果(ステップS102)、最新のデバイス管理方法を知らない場合(No)には、デバイス管理サーバから最新のデバイス管理方法プロパティを取得し(ステップS104)、自己が所持している場合(Yes)は処理を行わずにそのままそのデバイス管理方法プロパティをデバイス管理テーブルの作成に反映する(ステップS106)。
このデバイス管理方法プロパティとしては、例えば、図7に示すデバイス管理方法プロパティ102のように、自己が監視するデバイスの個数やデバイス監視間隔等が挙げられる。
次に、ネットワークN上のデバイスのうち、親デバイスとなるデバイスを決定し、この親デバイスが代表してデバイス管理方法プロパティを取得してデバイス管理テーブルを作成し、これらを他のデバイスに配布するようにすれば、デバイス毎にデバイス管理方法プロパティを取得したりデバイス管理テーブルを作成する必要がなくなり、ネットワークトラフィックを大幅に削減することが可能となる。
そして、この場合の親デバイスの決定方法としては、原則としてネットワークN上で最初に起動したデバイスを親デバイスとすることが最も効率的であるが、他のデバイスは定期的に親デバイスの存在を確認し、その存在が認められなかったり、親デバイスからの稼働終了の通知があった場合には、自己が代わって親デバイスに昇格することになる。
すなわち、各デバイスは自己が親デバイスでないときは定期的に及び稼働し始めたときは稼働した際に、図9に示すように親デバイスの存在を確認し(ステップS200、S202)、親デバイスの存在が認められないとき(No)は、そのまま自己が親デバイスに昇格し(ステップS204)、親デバイスが存在すると認められたとき(ステップS204)は、そのまま通常のデバイスとして機能し、所定の時刻になったら再び親デバイスの存在を確認する処理を繰り返すことになる。
ここで、「最初に起動したデバイス」の判断方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、以下に示すような方法が考えられる。
すなわち、先ず考えられる方法としては、あるデバイスがネットワーク上で起動した場合、ネットワーク上の他のデバイスに対して、ブロードキャストで「起動」した旨を伝える方法であり、次の方法としては、他のデバイスから既に起動している旨のACK(ACKnowledgement)が返ってきた場合には、自己デバイスの起動時刻とACK情報から他のデバイスの起動時刻を比較することで、どちらが最初に起動したかを判断する方法である。そして、自己デバイスと他デバイスの起動時刻が同時刻を指していた際には、例えば、ランダム関数r(0〜1の値をランダムにとる)等を利用して、0≦r<0.5であれば、自己デバイスが先に起動したものとし、0.5≦r<1であれば、他デバイスが先に起動したものとする等の定義を行うことで、最初に起動したデバイスを決定する。また、別方法としては、同時刻を指していた際には、時刻を問い合わせたデバイスを最初に起動したデバイスとしても良い。尚、この時刻の同期方法としては、コンピュータ内部時計をネットワークを介して正しく調整するためのプロトコルであるNTP(Network Time Protocol)を用い、デバイス管理サーバがGPS(Global Positioning System)等を利用して正しい時刻を得た後、各デバイスがそのデバイス管理サーバに定期的に問い合わせることで全てのデバイスが同じ時刻に同期させることができる。
一方、親デバイスでない他のデバイス(以下、子デバイスという)は、図10に示すように、親デバイスからの稼働終了通知を受け取ったか否かを常時監視し(ステップS206)、通知があったとき(Yes)は、さらにネットワークN上に親デバイスとなったデバイスが存在するか否かを確認し(ステップS208)、親デバイスが存在しないとき(No)は、そのまま親デバイスに昇格(ステップS210)し、存在するとき(Yes)及びステップS206において親デバイスからの稼働終了通知がなかったとき(No)は、それぞれその通知があるまでそのまま子デバイスとして機能することになる。
また、図11に示すように、親デバイスは定期的にデバイス管理サーバへアクセスして最新のデバイス管理方法を問い合わせ(ステップS300,S302)、取得した最新のデバイス管理方法プロパティをネットワークN上の全てのデバイスに通知することになる(ステップS304)。尚、デバイス管理サーバから定期的に親デバイスにデバイス管理方法を通知するようにしても良い。
ここで、親デバイスが停止してその機能を失う場合は、その停止前に子デバイスに「停止」する旨を通知し、その通知した子デバイスに新たに親デバイスになってもらうことになる。これに対し、親デバイスが終了処理をせずに突然停止した場合は、子デバイスはそのことを知らないことから、親デバイスは、稼働時には定期的に子デバイスに対し、「親デバイス通知」を行い、ネットワーク上で、唯一の親デバイスであることを示しておくことが望ましい。そして、子デバイスは、定期的に「親デバイス通知」を受け取り、ネットワーク上に「親デバイス」が存在することを確認し、ある一定期間「親デバイス通知」がこなくなった場合には、「親デバイス通知」を受け取らなかったと判断したデバイスが、親に昇格することを主張するための「親デバイス昇格通知」を発行し、ネットワーク上の他のデバイスに対し、新たな親デバイスになることを宣言する等の手法を取り入れておく必要がある。
次に、親デバイスは、このデバイス管理方法プロパティを用いてデバイス管理テーブルを作成する。
すなわち、親デバイスは、図12に示すようにデバイス管理サーバから最新のデバイス管理方法プロパティを読み込み(ステップS400)、この最新のデバイス管理方法プロパティ用いてネットワークNに存在するデバイスを認識(ステップS402)した後、「デバイス管理テーブル」を作成する(ステップS404)。
次いで、親デバイスはその「デバイス管理テーブル」を自己のデバイス管理テーブル記憶手段23に記憶(ステップS406)すると共に、その「デバイス管理テーブル」をネットワークN上の他の全てのデバイスに送付することになる(ステップS408)。
次に、図13に示すように各デバイスはステータス情報検知手段24を用いて定期的に自己のデバイスステータスを検査して(ステップS500,S502)、そのデバイスステータス情報をステータス情報記憶手段27により自己のデータベース29へ記憶する(ステップS504)。
また、各デバイスは、この自己のデバイスステータス情報の記憶と共に図14に示すように、定期的に自己のデバイスステータス情報を読み込み(ステップS506,S508)、これを先のデバイス管理テーブルに従い、ステータス情報通知手段25を用いて他のデバイスに通知する(ステップS510,S512)。
一方、図15に示すように各デバイスは監視対象となるデバイスから通知を監視し、定時になってもステータス情報が通知されない場合は(ステップS600、S602)、デバイス管理テーブルに従い、監視対象となるデバイスにそのステータス情報を問い合わせる(ステップS604)。
問い合わせの結果、そのデバイスから応答がない場合にはそのデバイスに障害が発生したとみなし(ステップS606,S608)、そのデバイスの「稼働履歴」や「障害発生時間」を付加して(ステップS610)デバイス管理サーバへその旨を通知する(ステップS612)。
尚、定時になってもステータス情報が通知されない場合、その通知を受ける筈のデバイスが、そのデバイスにそのステータス情報を問い合わせることなく、そのままそのデバイスに障害が発生したとみなしてデバイス管理サーバへその旨を通知するケースもある。
そして、これら各デバイスのうちいずれかが正常に稼働停止する際は、図16に示すように、そのデバイスがデバイス管理サーバに対して終了依頼(電源オフ依頼)をする(ステップS700)と共に、自己のデバイス管理テーブルを読み込み(ステップS702)、監視対象同士となっている他のデバイスに対して稼働終了通知を行う(ステップS704)ことで稼働停止処理が終了することになる。
尚、この通知を受けた他のデバイスはその稼働停止したデバイスの監視を取り止めると共に、自己のデバイス管理テーブルに応じて、あるいはデバイス管理サーバから新たに取得したプロパティに基づいて作成された新規なデバイス管理テーブルに基づいて他のデバイスのステータス情報を監視することになる。
次に、本発明のデバイス監視方法の具体的な実施の形態を説明する。
図17及び図18は従来の典型的なデバイス監視方法、図19及び図20は本発明のデバイス監視方法を示したものである。
先ず、図17に示すように、1つのネットワークNには4つのデバイスA、B、C、Dが接続され、これらはデバイスA、B、C、Dは、1つのデバイス管理サーバで管理されているものとする。
このような形態のネットワークにあっては、デバイス管理サーバが各デバイスA、B、C、Dのステータス情報、例えば正常に稼働しているか否か認識するためには、各デバイスA、B、C、D毎にそれぞれ問い合わせを行い、各デバイスA、B、C、D毎に応答があったか否かを確認することで各デバイスA、B、C、Dが正常に稼働しているか否か認識している。そのため、このような管理方法では、デバイス管理サーバは少なくとも4回の問い合わせ(1.3.5.7)と4回の応答確認(2.4.6.8)を行わなければならず、合計8回の通信処理回数を要することになる。
そして、これら各問い合わせ及び応答に関してそれぞれ1ずつのパケットとサーバの通信処理が必要であるとすると、以下の表1に示すように少なくともそのパケット数及びサーバの通信処理回数はそれぞれ「8」回となる。
Figure 0004852226
また、このような従来の典型的なデバイス監視方法において、いずれか1つのデバイス、例えばデバイスBに障害が発生してシステムダウンした場合には、図18に示すように、デバイス管理サーバは同じように全てのデバイスA、B、C、Dに対して問い合わせを行い、デバイスBからのみ応答がないことがわかった時点でそのデバイスBがシステムダウンしたことを認識することになる。
このため、以下の表2に示すように、いずれか1つのデバイスがシステムダウンした場合にはそのパケット数及びサーバの通信処理回数は1つ少ない、それぞれ「7」回となる。尚、デバイス管理サーバはデバイスBからの応答がない場合に、デバイスBに障害が発生したとして認識する。
このように従来の典型的なデバイス監視方法では、正常時は勿論、障害が発生してシステムダウンした場合でも多くのパケットがネットワーク上を流れるため、ネットワークトラフィック及びデバイス管理サーバの情報処理量が多くなるといった欠点がある。
Figure 0004852226
これに対し、本発明のデバイス監視方法は、図19に示すように各デバイスA、B、C、Dが互いに監視し合い、隣接するデバイスに対して自己のステータス情報を定期的に通知し、その通知が不可になった時点でそれを検知したデバイスがデバイス管理サーバに通知するようにしたものである。
例えば、図20に示すように、4つのデバイスA、B、C、Dのうち、デバイスBに障害が発生してそれがシステムダウンした場合は、デバイスBに対して自己のステータス状態通知が届けられないデバイスAがデバイス管理サーバに通知(5)、又は所定時間が経過してもデバイスBからステータス情報が通知されないデバイスDが状態確認(6)を行い、デバイスBのシステムダウンを確認してからデバイス管理サーバに通知(7)することになる。
この結果、以下の表3に示すように、通常時におけるネットワークを流れるパケット数も「4」つと半減され、また、以下の表4及び表5に示すようにシステムダウン発生時でもデバイス管理サーバは1回の通信処理回数でそれを認識することが可能となる。
尚、通知を受けたデバイス管理サーバは確認のためにそのデバイスに対して確認の問い合わせを行う場合もあるが、この問い合わせの回数を含めてもその処理回数は従来のそれよりも大幅に減少することになる。
Figure 0004852226
Figure 0004852226
Figure 0004852226
すなわち、1台のデバイス管理サーバに対してN台のデバイスを備えたネットワーク環境においてサーバ−デバイス間の問い合わせパケット、応答パケット数は、従来方式では、各デバイス毎に問い合わせと応答を行うことから、以下の表6に示すようにパケット数及びサーバの通信処理数は、デバイスの数N×2となり、Nが増えるに従ってそのパケット数及びサーバの通信処理数が飛躍的に増えることになる。
また、以下の表7に示すように、このうち1台のデバイス(デバイス2)が稼働不能状態となった場合は、そのデバイスからの応答がなくなることになるため、パケット数及びサーバの通信処理数は、2N−1となり、同様に多くのパケット及び通信処理が必要となる。
Figure 0004852226
Figure 0004852226
これに対し、本発明に係るデバイス監視方法にあっては、以下の表8に示すようにデバイスが正常稼働しているときは、ネットワークを流れるパケット量がデバイスの数Nだけであり、従来方式の半分で済むことになる。
Figure 0004852226
また、以下の表9に示すように、そのデバイスのうち1つのデバイス(デバイスK)が稼働不能状態となってその手前のデバイス(K−1)がエラー通知を行う場合は、(デバイスK)の状態通知が減って、そのデバイス(K−1)の通知の数が増えた結果、そのパケット総数は変わることなく、Nであり、ネットワークトラフィック量は増えることがない。また、サーバの処理回数もデバイス(K−1)からのエラー通知に対する処理の1回であり、従来方式に比べて飛躍的に減少することができる。
Figure 0004852226
また、このサーバに対するエラー通知を行うデバイスが稼働不能状態となったデバイス(K)から状態通知を受ける側のデバイス(K+1)の場合は、以下の表10に示すように、デバイス(K+1)からの状態確認と、デバイス(K+1)からサーバに対するエラー通知といった2つのパケットが増えるだけで、その総パケット数も僅かに1つ増えるだけ済む。また、サーバの処理回数もデバイス(K+1)からのエラー通知に対する処理の1回であり、同じく従来方式に比べて飛躍的に減少することができる。
Figure 0004852226
このように本発明によれば、デバイス管理サーバから各デバイスに対して定期的な問い合わせやそれに対するデバイスからの応答が不要となるため、ネットワークの規模が大きくなってデバイスの数が増大してもデバイス管理サーバの負荷やネットワークトラフィックが増大することがない。
このため、ハイスペックなサーバや広帯域のバックボーンを用意する必要がなくなり、既存のPCや通信インフラをそのまま利用することができ、優れた経済性を発揮することができる。
また、デバイス管理サーバから問い合わせを行わなくとも、異常が発生したときにそれを監視したデバイスが直ぐにその旨をデバイス管理サーバに知らせるようになっているため、デバイス管理サーバがデバイスの異常発生を直ぐに知ることができる。この結果、異常やシステムダウンを起こしているデバイスの修理や交換などの適当な対応を迅速に採ることが可能となり、システム全体の信頼性向上に大きく貢献することができる。
尚、本発明において、デバイス相互及びデバイスとデバイス管理サーバとの存在確認や状態確認などを行う際に用いられる通信プロトコルとしては特に限定されるものではないが、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)をはじめとしたTCP/IP準拠の通信プロトコルを用いれば、後述する形態のようにインターネットを介したネットワークでもそのまま使用することができ、優れた汎用性を発揮することが可能であり、また、そのデータ形式としてXML(eXtensible Markup Language)プロトコルを用いることにより、ネットワークN上のデバイス10及びデバイス管理サーバ12に搭載されたOSやアプリケーションに依存しないデータ交換が可能になる。
また、本実施の形態でいうデバイスの「ステータス情報」とは、デバイスの状態を示す情報であれば特に限定されるものではなく、例えば、電源のON/OFF状態、デバイスを起動してからの時間、標準時間(GMT(Greenwich Mean Time)、日本標準時等)、消費電力、製造年月日、製品シリアル番号、ネットワーク設定、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System)、WINS(Windows(登録商標)Internet Name Service)、NetBIOS(Network BIOS)名等、ファームウェアのバージョン情報、メモリサイズ(使用メモリサイズ、空きメモリサイズ、HDDサイズ、使用HDDサイズ、空きHDDサイズ)、不具合情報等であり、また、デバイスとしてプリンタを適用した場合は、プリンタ固有の状態を示す情報である、トナー消費量(%:CMYK)、トナー残量(%:CMYK)、起動してからの印刷枚数(A4、A3、B5等)、出荷されてからのトータル印刷枚数(A4、A3、B5等)、用紙トレイ、カバー状態(オープン/クローズ)、両面ユニット装着有無、製品シリアル番号、プリンタ内部温度、紙詰まり有無等、不具合情報、等である。
次に、図21〜図31は本発明の他の実施の形態を示したものである。
先ず、図21及び図22の実施の形態は、前記のように自己のステータス情報のみならず、各デバイスの履歴を示すログ情報も同時に通知し合うようにしたものであり、このような構成とすれば、システムダウンしたデバイスを瞬時に特定できるだけでなく、そのログ情報も取得して最適な対応を実施することが可能となる。
すなわち、図21に示すように同一ネットワーク上に3つのデバイスA、B、Cがあったとすると、デバイスAは、自己のログ情報を自己のステータス情報と共にデバイスBに対して通知し、デバイスBは自己のログ情報を自己のステータス情報と共にデバイスCに対して通知し、デバイスCは自己のログ情報を自己のステータス情報と共にデバイスAに対して通知するようにすれば、図示するように、各デバイスA、B、Cは自己のログ情報に加えて他のデバイスのログ情報の2つの情報を有することになる。
このため、図22に示すように、そのうちの1つのデバイスである、デバイスBが稼働停止した場合には(1)、デバイスBからデバイスCへのステータス情報及びログの通知が停止する(2)ため、これを検知したデバイスCがデバイスBに対して「稼働問い合わせ」(3)を行い、デバイスBから応答がなければ、デバイスBのシステムがダウンしたものと判断し、デバイス管理サーバへデバイスBが停止した時間及びデバイスCが保持しているデバイスBのログ情報を付加して、サーバに通知を行うことになる(4)。これにより、デバイス管理サーバはデバイスBがシステムダウンしたとの情報を迅速に得られるだけでなく、デバイスCから送られてきたデバイスBのログ情報から有益な情報を収集(5)し、有効利用することが可能となる。
次に、図23〜図29は、本発明に適用可能なネットワークの様々な形態を示したものである。
先ず、本発明を適用可能なネットワークはLAN等の同一屋内等のネットワークに限られるものでなく、図23に示すように、インターネットなどの広域ネットワークを通じてデバイス管理サーバと接続したり、図24に示すようにデバイス及びデバイス管理サーバの全てがインターネットで接続されたものであっても良い。
また、図25に示すように、デバイス、デバイス管理サーバがゲートウェイとインターネットを介して接続された形態、また、図26に示すようにデバイス、デバイス管理サーバの接続が全てインターネットとゲートウェイを通して行われる形態、さらに、図27に示すようにさらにデバイス管理サーバを複数台設置するような形態であっても良い。
さらに、図28及び図29に示すように、遠隔地にあるネットワーク1,2のデバイス同士が互いに監視し合うようにすれば、一方のネットワークがダウンした場合、一方のネットワークのデバイスが全てダウンした場合及びゲートウェイがダウンした場合などに他方のネットワークのデバイスがこれを検知し、デバイス管理サーバに通知を行うことも可能となる。
次に、図32〜図34は、デバイスの監視対象の選択方法の一例を示したものである。
すなわち、監視対象を選択する基準として、先ず考えられるのは、物理的に近接しているデバイス、例えば同じ部屋や家屋に設置されているデバイスや、論理的に近接してデバイス、例えばカテゴリの近いデバイス同士(プリンタとスキャナ、冷蔵庫と電子レンジ)を監視対象として選択すれば、お互いの関係が深い(連携して使用される)デバイス同士が監視関係を結ぶことで同一カテゴリのデバイスを連続して使用する環境を提供することができる。
この他に図32〜図34に示すように、デバイス相互の製造年月日を考慮し、製造年月日が一定期間以上離れているもの、つまり、製造年月日が新しいものと古いもの同士が監視し合うような組み合わせとすれば、両方のデバイスが同時にシステムダウンしてお互いにその状態がサーバに通知されないなどといった不都合を未然に回避することが可能となる。
例えば、図32に示すように同一ネットワーク上に4つのデバイスA、B、C、Dがあり、それぞれのデバイスの製造年月日がデバイスAからデバイスDになるに従って新しくなるものとする。
このような場合に図33のデバイス監視テーブルに示すように、最も製造年月日が古いデバイスAが最も製造年月日が新しいデバイスDを監視し、最も製造年月日が新しいデバイスDが次に製造年月日が古いデバイスBを監視する…等のようにすれば、古いものほど故障が発生しやすいとの一般的な前提に基づけば、故障の発生する可能性の合計がそれぞれの組み合わせで大きく差がつくことがなくなり、効果的なエラー通知を実施することが可能となる。
また、さらにこのように製造年月日が広範囲に渡るデバイスの組み合わせにあっては、図34に示すように、製造年月日が古いデバイスに情報を通知する場合は、そのデバイスのみでなく、他のデバイスにも重複して通知するようにすれば、通知の信頼性も向上させることが可能となる。
その他の組み合わせとしては、例えば常時稼働を前提としたデバイスであれば、同種のデバイス同士又は異種のデバイス同士が監視関係を結ぶことで、エラーへの対処の信頼性を保つことができる。
また、一方で常時稼働しないデバイス同士が監視関係を結んでも十分な監視効果が発揮できないため、常時稼働デバイスと非常時稼働デバイスあるいは異なるデバイス同士が監視関係を持つように構成すれば、監視システムの信頼性がより向上する。
また、監視対象は全てのデバイスが1対1になっているものに限られず、図30及び図31に示すように、全てのデバイスが2つ以上のデバイスを監視するようすれば、ネットワークを流れるパケット数はやや増加するものの監視の信頼性は大幅に向上する。
尚、図30の例は、3つのデバイスA、B、Cの全てが他のデバイスを監視するようにしたものであり、また、図31の例は、N個のデバイス全てが2つのデバイスを監視するようにしたものである。
図35〜図41は、前記図32〜図34で示した、製造時期が相互に一定期間以上離れている場合の2つのデバイスが監視し合う組み合わせ方法のいくつかをより詳しく説明したものである。
先ず、図35、図36は、デバイス組み合わせの最初の例を示したものである。
図示するように、監視範囲となるネットワーク上には5つのデバイス1〜5があり、それぞれのデバイス1〜5について製造日が明らかとなって場合、それら各デバイス1〜5の新しさを示す指標である各稼働期間X1〜X5は、現在日(例えば2003年10月1日)からそれぞれの製造日を差し引くことで算出することができる。例えば、デバイス1は、製造日が2003年3月1日であることから、デバイス1の稼働期間X1は7ヶ月、また、デバイス2は、製造日が2002年7月1日であることから、デバイス1の稼働期間X2は15ヶ月…、デバイス5は、製造日が2000年1月1日であることから、デバイス5の稼働期間X5は45ヶ月…ということになり、稼働期間X1〜X5はデバイス1から5にいくに従って長くなっている。
さらに、稼働時間X1を基準としてX1とX2との差をY1と、また、X1とX3との差をY2と、さらにX1とX4との差をY3、X1とX5との差をY4として、それぞれの差を算出すると、Y1=(15−7)=8ヶ月となり、また、同様にY2は26ヶ月、Y3は32ヶ月、Y4は39ヶ月となる。
そして、このように算出されたY1〜Y4のうち、値の大きいものを選択し、デバイス同士の監視の組み合わせを決定する。すなわち、図35に示す例では、Y4の値が最も大きいので、デバイス1とデバイス4が相互に監視の組み合わせ対象となる。
また、同様に、残りのデバイス2〜4についてもY'2=Y3−Y2=6、Y'3=Y4−Y2=13のように計算を行うと、Y'2よりもY'3の値のほうが大きいことから、デバイス2とデバイス4が相互に監視の組み合わせ対象となる。
従って、図35の例では、図36に示すようにデバイス1とデバイス4とが、また、デバイス2とデバイス4とが相互に監視対象となる組み合わせとなり、また、残ったデバイス3に関しては、最も新しいデバイス1が監視することになる。
次の組み合わせ例としては、図37、図38に示すように各デバイス1〜5の製品寿命(L1〜L5)を考慮する方法である。
すなわち、本方法は、先ず各デバイス特有の製品寿命Lからそれぞれ現在までの稼働期間Xを引いた値Yを算出する。例えば、図38に示すように、デバイス1の製品寿命は12ヶ月であることから、デバイス1のY1は、「12ヶ月」から「7ヶ月」を差し引いた「5ヶ月」ということになる。同様にデバイス2のY2は「9ヶ月」、デバイス3のY3は「−20ヶ月」(このようにマイナスになることもある。)、デバイス4のY4は「−2ヶ月」、デバイス5のY5は「−33ヶ月」ということになる。
次に、このようにして求めたY1〜Y5からY1を基準としてY1とY2〜Y5との差をそれぞれZ1〜Z4として算出する。図38の例では、Z1=Y2−Y1であることから、Z1は「9ヶ月」から「5ヶ月」を差し引いた「4ヶ月」ということになり、また、Z2はY3からY1を差し引いた「−25ヶ月」、Z3は「−7ヶ月」、Z4は「−38ヶ月」ということになる。
そして、このようにして算出されたZ1とZ2〜Z4とを比較し、最も小さい値を持つものを判定し、確率的に同時期に製品寿命を迎えない組み合わせを決定する。図38の例では、Z4が最も小さい値を持つことから、最初の決定されるデバイスの組み合わせは、図39に示すようにデバイス1と5ということになる。
その後、このようにして組み合わせが決定したデバイス1と5を除く、残りのデバイス2〜3についてもさらに前記と同様にしてZ'2及びZ'3を算出し、全てのデバイスの監視組み合わせを決定し、余ったデバイスは製造日が最も新しいデバイスが監視することになる。図38の例では、Z'3よりもZ'2のほうが値が小さいことから、図39に示すように残りのデバイス2〜4のうち、デバイス2とデバイス3が相互に監視する組み合わせとなり、余ったデバイス4については、製造日が最も新しいデバイス1が監視することになる。
さらに、他の組み合わせ例としては、図40及び図41に示すように、各デバイス1〜5が製造日に従って相互に他のデバイスを監視対象とするようにした方法もある。
すなわち、図40に示するように5つのデバイス1〜5があって、デバイス5からデバイス1にいくに従って新しくなっている場合では、図41に示すように(1)製造日が最も新しいデバイス1は、製造日が最も古いデバイス5を監視し、(2)そのデバイス5は、製造日が2番目に新しいデバイス2を監視する。(3)また、そのデバイス2は、製造日が4番目に新しいデバイス4を監視し、(4)そのデバイス4は、製造日が3番目に新しいデバイス3を監視し、(5)そのデバイス3は製造日が最も新しいデバイス1を監視することになる。
このように各デバイスの製造時期に基づいて各デバイスの監視対象やその組み合わせを決定するようにすれば、監視側のデバイスと監視対象となるデバイスとがほぼ同時に寿命に達してその監視及び通知機能を喪失するような不都合を効果的に回避することができ、信頼性の高いシステムを構築することが可能となる。尚、このように相互に組み合わされる監視対象デバイスは、製造時期が互いにある一定期間以上離れていることが望ましくその具体的な期間は、各デバイスの寿命(耐用年数)やシステムの信頼度等に応じて適宜、設定されるものであって特に限定されるものでないが、例えば、プリンタ等のように、平均寿命が数年程度のデバイスであれば、互いの製造時期は、少なくとも数ヶ月以上離れていることが望ましい。
次に、図42はデバイスの終了処理の一例を示したものであり、前記実施の形態で示したように稼働履歴等のログ情報を取得した場合にはその稼働履歴を他のデバイスに引き継ぐ場合のフローを示したものである。
すなわち、デバイスを終了するデバイスはデバイス終了依頼があるか否かを判断し(ステップS800)、終了依頼があったとき(Yes)は、そのデバイス管理テーブルを読み込み(ステップS802)、そのデバイス管理テーブルに規定された監視対象の他のデバイスに対して自己デバイスと自己が取得した他のデバイスの稼働履歴を送付する(ステップS804)ことで有益な稼働履歴を失うことなく終了処理を行うことができる。
また、既存のネットワーク上に新規なデバイスが追加された場合は、図43に示すように、親デバイスがその新規デバイスを検知し(ステップS900)、デバイス管理テーブルを再度作成する(ステップS902)ことで、新規なデバイスに対して監視対象となるデバイスが直ちに選択されることになる。
デバイス監視システムに係るネットワーク構成を示す図である。 デバイスに備えられた他デバイス監視機能の構成を示す図である。 デバイス管理サーバのステータス情報処理機能の構成を示す図である。 デバイス監視システムの最小構成を示す図である。 デバイス監視テーブル及びステータス通知方向の一例を示す図である。 本発明システムを実現するためのハードウェア構成を示す構成図である。 デバイス管理プロパティの一例を示す図である。 デバイス管理方法の取得を示すフローチャート図である。 親デバイスの決定方法を示すフローチャート図である。 親デバイスの他の決定方法を示すフローチャート図である。 サーバからのデバイス管理方法の取得を示すフローチャート図である。 デバイス管理テーブルの作成方法を示すフローチャート図である。 ステータス情報検知、記憶方法の流れを示すフローチャート図である。 ステータス情報の通知方法の流れを示すフローチャート図である。 ステータス問い合わせ方法等の流れを示すフローチャート図である。 デバイス稼働終了通知方法の流れを示すフローチャート図である。 従来方式に係るサーバ−デバイス間における正常時のパケットの流れを示す図である。 従来方式に係るサーバ−デバイス間における異常時のパケットの流れを示す図である。 本発明に係るサーバ−デバイス間における正常時のパケットの流れを示す図である。 本発明に係るサーバ−デバイス間における異常時のパケットの流れを示す図である。 デバイス同士のログ情報の持ち合い例を示す図である。 一部のデバイスが稼働停止した際の情報の流れを示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 本発明が適用可能なネットワーク構成の他の例を示す図である。 デバイス監視テーブル及びステータス通知方向の一例を示す図である。 デバイス監視テーブル及びステータス通知方向の一例を示す図である。 デバイスの製造年月日の例を示す図である。 デバイス管理テーブルの一例を示す図である。 デバイス管理テーブルの一例を示す図である。 デバイスの製造日等に関する情報の一例を示す図である。 製造時期等に基づいたデバイスの監視組み合わせ例を示す図である。 デバイスの寿命等に関する情報の一例を示す図である。 デバイスの製造日等に関する情報の一例を示す図である。 製造時期等に基づいたデバイスの監視組み合わせ例を示す図である。 デバイスの製造日等に関する情報の一例を示す図である。 製造時期等に基づいたデバイスの監視組み合わせ例を示す図である。 稼働履歴を譲渡する場合の流れを示すフローチャート図である。 新規デバイス参加時の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
10…デバイス、12…デバイス管理サーバ、20…他デバイス監視機能、21…デバイス検知手段、22…デバイス管理テーブル作成手段、23…デバイス管理テーブル記憶手段、24…ステータス情報検知手段、25…ステータス情報通知手段、26…ステータス情報受信手段、27…ステータス情報記憶手段、28…通信手段、30…ステータス情報処理機能、31…ステータス情報受信手段、32…ステータス情報記憶手段、33…ステータス情報解析手段、34…ステータス利用手段、35…通信手段、29、36…データベース、40…CPU、41…RAM、42…ROM、43…補助記憶装置、44…出力装置44、45…入力装置、46…入出力インターフェース(I/F)、47…バス、N…ネットワーク、100…デバイス管理テーブル、102…デバイス管理方法プロパティ。

Claims (1)

  1. ネットワークに接続された複数のデバイスと、前記複数のデバイスを管理するデバイス管理サーバとを備えたデバイス監視システムであって、
    前記複数のデバイスのうち各々のデバイスは、
    デバイス管理テーブルに基づいて自己デバイスとは異なる他デバイスを監視して当該他デバイスの状態の変化を前記デバイス管理サーバに通知する他デバイス監視機能を備え、
    前記他デバイス監視機能を備えたデバイスのうち、最初に起動したデバイスが、親デバイスとして前記デバイス管理テーブルを作成して当該デバイス管理テーブルを前記他デバイス監視機能を備えた他のデバイスに配布すると共に、他のデバイスに自デバイスが親デバイスであることを示す親デバイス通知を定期的に発行し、
    前記親デバイスが稼働停止したときは、前記親デバイス通知を一定期間受け取らなかったことにより、その稼働停止を最初に発見した前記他デバイス監視機能を備えた他のデバイスが、前記親デバイスに代わって新たな親デバイスとして機能することを特徴とするデバイス監視システム。
JP2003382653A 2002-12-27 2003-11-12 デバイス監視システム Expired - Fee Related JP4852226B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382653A JP4852226B2 (ja) 2002-12-27 2003-11-12 デバイス監視システム
DE60319283T DE60319283T2 (de) 2002-12-27 2003-12-10 Geräteüberwachungssystem, Überwachungsprogramm sowie Überwachungsverfahren und Vorrichtung
DE60303765T DE60303765T2 (de) 2002-12-27 2003-12-10 Geräteüberwachungssystem, Überwachungsprogramm, und Überwachungsverfahren und -gerät
AT03257783T ATE319247T1 (de) 2002-12-27 2003-12-10 Geräteüberwachungssystem, überwachungsprogramm, und überwachungsverfahren und -gerät
EP05077782A EP1641177B1 (en) 2002-12-27 2003-12-10 Device monitoring system, monitoring program, and monitoring method and device
EP03257783A EP1434387B1 (en) 2002-12-27 2003-12-10 Device monitoring system, monitoring program, and monitoring method and device
CNB2003101102856A CN1332336C (zh) 2002-12-27 2003-12-26 设备监测***、监测程序和监测方法及装置
US10/747,815 US20040172469A1 (en) 2002-12-27 2003-12-29 Device monitoring system, monitoring program, and monitoring method and device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002379954 2002-12-27
JP2002379954 2002-12-27
JP2003382653A JP4852226B2 (ja) 2002-12-27 2003-11-12 デバイス監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004220562A JP2004220562A (ja) 2004-08-05
JP4852226B2 true JP4852226B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=32473754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003382653A Expired - Fee Related JP4852226B2 (ja) 2002-12-27 2003-11-12 デバイス監視システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20040172469A1 (ja)
EP (2) EP1434387B1 (ja)
JP (1) JP4852226B2 (ja)
CN (1) CN1332336C (ja)
AT (1) ATE319247T1 (ja)
DE (2) DE60303765T2 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4599923B2 (ja) * 2004-07-16 2010-12-15 ソニー株式会社 情報処理システム及び情報処理方法、並びにコンピュータプログラム
US20060026279A1 (en) * 2004-07-28 2006-02-02 Microsoft Corporation Strategies for monitoring the consumption of resources
US20060026193A1 (en) * 2004-08-02 2006-02-02 Rockwell Software, Inc. Dynamic schema for unified plant model
US8316438B1 (en) 2004-08-10 2012-11-20 Pure Networks Llc Network management providing network health information and lockdown security
US7904712B2 (en) 2004-08-10 2011-03-08 Cisco Technology, Inc. Service licensing and maintenance for networks
JP4036213B2 (ja) * 2004-08-25 2008-01-23 セイコーエプソン株式会社 デバイス管理システム
US7610374B2 (en) * 2004-08-27 2009-10-27 Ricoh Company Ltd. Method of initializing a data processing object associated with a communication protocol used to extract status information related to a monitored device
JP4561254B2 (ja) * 2004-09-03 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 デバイス管理システム
US7552238B2 (en) * 2004-09-30 2009-06-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for maintaining network device configurations
US8478849B2 (en) 2004-12-07 2013-07-02 Pure Networks LLC. Network administration tool
WO2006063118A2 (en) * 2004-12-07 2006-06-15 Pure Networks, Inc. Network management
JP4548145B2 (ja) * 2005-02-23 2010-09-22 セイコーエプソン株式会社 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP2006215789A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Fujitsu Ltd 状態表示装置,管理システム,状態表示制御用プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
CN1859217A (zh) * 2005-06-30 2006-11-08 华为技术有限公司 一种设备管理中处理任务的方法、***及装置
JP4640083B2 (ja) * 2005-09-29 2011-03-02 セイコーエプソン株式会社 デバイス管理システム
CN101371235B (zh) * 2006-01-23 2010-09-15 Lg电子株式会社 设备管理调度方法及其装置
KR20070108432A (ko) * 2006-01-23 2007-11-12 엘지전자 주식회사 장치관리 스케줄링 방법
US8104037B2 (en) 2006-01-23 2012-01-24 Lg Electronics Inc. Terminal and method for performing device management scheduled based on threshold
WO2007083954A1 (en) * 2006-01-23 2007-07-26 Lg Electronics Inc. Method for scheduling device management and terminal thereof
KR101349805B1 (ko) 2006-01-25 2014-01-10 엘지전자 주식회사 트랩 메커니즘을 이용한 장치관리 스케줄링 방법 및 그단말
JP4449931B2 (ja) 2006-03-30 2010-04-14 ブラザー工業株式会社 管理装置、および管理システム
US20070244674A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-18 Hourselt Andrew G Apparatus and method to monitor device status
JP2009539149A (ja) * 2006-04-17 2009-11-12 華為技術有限公司 装置管理におけるタスク処理の方法、システムおよび機器
US7904456B2 (en) * 2006-09-01 2011-03-08 Robert John Hennan Security monitoring tool for computer network
US8794496B2 (en) * 2006-09-11 2014-08-05 Covidien Lp Rotating knob locking mechanism for surgical stapling device
US8700743B2 (en) 2007-07-13 2014-04-15 Pure Networks Llc Network configuration device
US9026639B2 (en) 2007-07-13 2015-05-05 Pure Networks Llc Home network optimizing system
US8014356B2 (en) * 2007-07-13 2011-09-06 Cisco Technology, Inc. Optimal-channel selection in a wireless network
US9491077B2 (en) 2007-07-13 2016-11-08 Cisco Technology, Inc. Network metric reporting system
JP5111022B2 (ja) * 2007-08-31 2012-12-26 キヤノン株式会社 デバイス管理装置、デバイス管理システム、デバイス管理方法、及び、デバイス管理プログラム
CN101453383B (zh) * 2007-12-06 2011-06-15 ***通信集团公司 设备、网络状态分析方法及装置
US20090222552A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Mark Anthony Chroscielewski Human-computer productivity management system and method
US8352623B2 (en) * 2008-09-17 2013-01-08 International Business Machines Corporation System for energy efficient computer management environment via tightly integrated target status and directed work sessions
JP4803264B2 (ja) * 2009-01-30 2011-10-26 ブラザー工業株式会社 管理装置及びコンピュータプログラム
JP5162497B2 (ja) * 2009-02-24 2013-03-13 パナソニック株式会社 通信管理装置及び通信管理プログラム並びに通信管理システム
US8718707B2 (en) * 2009-03-20 2014-05-06 Johnson Controls Technology Company Devices, systems, and methods for communicating with rooftop air handling units and other HVAC components
CN102104769B (zh) * 2009-12-21 2012-11-14 浙江宇视科技有限公司 多域视频监控***中共享摄像机的方法及***
US8724515B2 (en) 2010-03-26 2014-05-13 Cisco Technology, Inc. Configuring a secure network
US8649297B2 (en) 2010-03-26 2014-02-11 Cisco Technology, Inc. System and method for simplifying secure network setup
JP2012008702A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Canon Inc ネットワークデバイス、デバイス制御装置、ネットワークシステム、並びにプログラム
JP5539075B2 (ja) 2010-07-06 2014-07-02 キヤノン株式会社 情報処理装置
JP5475130B2 (ja) * 2010-07-09 2014-04-16 富士通株式会社 監視プログラム、監視システム及び監視方法
JP5740943B2 (ja) 2010-12-01 2015-07-01 株式会社リコー 画像形成装置、画像処理システム、画像処理プログラム及び画像処理方法
JP5857482B2 (ja) * 2011-07-08 2016-02-10 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム
JP5447568B2 (ja) * 2012-03-26 2014-03-19 株式会社リコー デバイス、通信方法、通信プログラム、記録媒体、および通信システム
CN103902425B (zh) * 2012-12-28 2018-07-17 研祥智能科技股份有限公司 计算机***的状态监测方法及装置
CN103093535B (zh) * 2013-01-05 2016-02-17 深圳市思乐数据技术有限公司 彩票机的信息监控方法及***
JPWO2014157460A1 (ja) * 2013-03-28 2017-02-16 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、情報収集方法およびプログラム
DE102013104735A1 (de) * 2013-05-08 2014-11-13 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Verfahren zum kopiergeschützten Hinterlegen von Informationen auf einem Datenträger
JP6425556B2 (ja) * 2015-01-22 2018-11-21 キヤノン株式会社 監視装置、システム、監視装置の制御方法、システムの制御方法、及びプログラム
JP6347765B2 (ja) * 2015-06-11 2018-06-27 株式会社日立製作所 配電系統の自律型監視システム、配電系統の監視方法および配電系統の自律型監視システムで使用する第1装置
JP6590629B2 (ja) * 2015-10-14 2019-10-16 キヤノン株式会社 管理装置、管理システム、制御方法、およびプログラム
US10848944B2 (en) * 2015-11-24 2020-11-24 Verizon Patent And Licensing Inc. Internet of things communication unification and verification
CN106792852A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 青岛亿联客信息技术有限公司 通过无线网络实现设备故障检测的方法、***
US10212302B1 (en) * 2017-08-18 2019-02-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Cloning system and method for multifunction peripherals
CN108051558A (zh) * 2017-12-13 2018-05-18 山东星火科学技术研究院 石化废水在线监测控制成套***
US20230297299A1 (en) * 2022-03-17 2023-09-21 Xerox Corporation Multi-function device communities for troubleshooting and maintenance

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5819110A (en) * 1995-06-05 1998-10-06 Ricoh Company, Ltd. System for determining whether connection or connectionless modes of communication should be used to transmit information between devices in accordance with priorities of events
JP3841366B2 (ja) * 1995-02-17 2006-11-01 富士通株式会社 監視装置の負荷分散処理システム
US5905906A (en) * 1995-03-31 1999-05-18 Lexmark International, Inc. Method and apparatus for configuring multiple printers on a network
US5852746A (en) * 1995-06-26 1998-12-22 Canon Kabushiki Kaisha System for transmitting a message using status button to system administrator by using a signal comprising predetermined number of changes effected over a period
JPH10187498A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Nec Corp 障害通知方式
JP3586548B2 (ja) * 1997-01-10 2004-11-10 シャープ株式会社 通信方法、通信システム、通信プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体および通信機器
JP3065053B2 (ja) * 1998-01-06 2000-07-12 セイコーエプソン株式会社 機器監視システム、ローカル監視装置、統合監視装置、機器監視方法、及び、プログラムを格納したコンピュータ可読媒体
US6434113B1 (en) * 1999-04-09 2002-08-13 Sharewave, Inc. Dynamic network master handover scheme for wireless computer networks
US6477667B1 (en) * 1999-10-07 2002-11-05 Critical Devices, Inc. Method and system for remote device monitoring
US7409318B2 (en) * 2000-02-14 2008-08-05 Nextnine Ltd. Support network
US20020062398A1 (en) * 2000-11-20 2002-05-23 William Ho Chang Controller for mobile and pervasive output
US20020152292A1 (en) * 2001-01-09 2002-10-17 Ricoh Company Limited Method and system of remote support of device using e-mail
US20020095269A1 (en) * 2001-01-17 2002-07-18 Francesco Natalini System for monitoring and servicing appliances
GB2372399B (en) * 2001-02-16 2003-01-15 3Com Corp Method for monitoring a network as the network changes in size
US6757543B2 (en) * 2001-03-20 2004-06-29 Keynote Systems, Inc. System and method for wireless data performance monitoring
US7331050B2 (en) * 2001-06-06 2008-02-12 Intel Corporation System and method for communicating information between application programs
US6826512B2 (en) * 2001-06-28 2004-11-30 Sony Corporation Using local devices as diagnostic tools for consumer electronic devices
US6889207B2 (en) * 2002-06-18 2005-05-03 Bellsouth Intellectual Property Corporation Content control in a device environment
US6792323B2 (en) * 2002-06-27 2004-09-14 Openpeak Inc. Method, system, and computer program product for managing controlled residential or non-residential environments

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004220562A (ja) 2004-08-05
EP1641177B1 (en) 2008-02-20
EP1434387B1 (en) 2006-03-01
DE60303765D1 (de) 2006-04-27
EP1434387A1 (en) 2004-06-30
ATE319247T1 (de) 2006-03-15
EP1641177A3 (en) 2006-08-16
EP1641177A2 (en) 2006-03-29
CN1512382A (zh) 2004-07-14
DE60303765T2 (de) 2006-09-21
DE60319283D1 (de) 2008-04-03
US20040172469A1 (en) 2004-09-02
DE60319283T2 (de) 2008-06-19
CN1332336C (zh) 2007-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4852226B2 (ja) デバイス監視システム
US8498205B2 (en) System and method for monitoring a plurality of network devices
US20110208803A1 (en) Active device management for use in a building automation system
US20080185448A1 (en) Integrated management system and method using setting information back-up for controlling multi-type air conditioners
US9875240B2 (en) Report creating system, report creating apparatus, and report creating method
JP2011100283A (ja) 管理装置、機器管理方法、機器管理プログラム、記録媒体、及び機器管理システム
JP2008015837A (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
JP2012079237A (ja) 管理装置、管理装置の制御方法およびコンピュータプログラム
US20120136461A1 (en) Remote management system, remotely-managed device, and mediation device
JP2007011823A (ja) 分散コンピューティング環境における管理システム
JP4576071B2 (ja) ネットワーク画像処理装置および監視装置並びにその方法
JP2008108111A (ja) 電子機器異常通知システム及び電子機器異常通知方法
JP2006340360A (ja) ドキュメント処理中の障害追跡システム、方法およびプログラム
WO2005104435A1 (en) Methods, devices and computer program products using a node affiliation protocol for monitoring and/or controlling networkable devices
US20120047241A1 (en) Apparatus, system, and method of managing an image forming device, and medium storing control program
JP2018205797A (ja) 画像形成装置管理システム及び画像形成装置管理方法
JP2010200046A (ja) 電力管理システム
JP2004230617A (ja) ネットワークプリンタシステム及びバックアッププログラム並びにバックアップ方法
JP2013008228A (ja) 情報処理装置、印刷装置及び監視方法
CN102761582B (zh) 对等网络中反馈式同侪选择方法与装置
JP2007281778A (ja) 電気機器の遠隔制御システム
JP2013021526A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、画像処理装置、情報処理システム、及び応答処理プログラム
JP4818338B2 (ja) 監視サーバ、ネットワーク監視方法
JP2012065071A (ja) 中継装置、中継システム、及び中継プログラム
JP6122318B2 (ja) 監視システム、及び、その制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090511

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4852226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees