JP4849096B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁に関し、例えば内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射弁に適用して好適である。
従来、駆動体の駆動により噴孔を開閉する弁部材を離座させ、噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁が知られている(特許文献1参照)。駆動体としては、燃料噴射圧を高圧化するために、圧電素子や磁歪素子のように駆動力の大きな素子が伸縮するアクチュエータを利用する技術が提案されている。
このような燃料噴射弁の一種として特許文献1に開示の装置では、アクチュエータを軸方向に伸縮自在して支持する支持部材が、アクチュエータを内挿するハウジングと、アクチュエータとの間に介在され、かつ緊締(締結)することで固定されている。この技術では、支持部材をハウジングに緊締(締結)するための閉鎖エレメント、リテーニングナット等の締結構成部材を有し、支持部材のアクチュエータ側とは反対の端面が閉鎖エレメントで支持され、閉鎖エレメントを介して締付け軸力を支持部材の反対の端面を作用させている。
特開2006−329200号公報
特許文献1による従来技術では、支持部材の両軸端部がアクチュエータと閉鎖エレメントの間に挟み込まれて固定されているので、比較的当接面の数が多く、アクチュエータの変位ロスが生じるおそれがあり、通電により伸縮するアクチュエータのエネルギロスに繋がるという懸念がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、簡素な構成でアクチュエータのエネルギロスに繋がる変位ロス低減に優れる燃料噴射弁を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至に記載の発明では、弁座に着座および離座する弁部材を駆動することにより燃料を噴射する燃料噴射弁であって、軸方向一端部に弁座が形成され、弁部材を内部に収容するハウジングと、ハウジングの軸方向他端部に収容され、軸方向に伸縮するアクチュエータと、ハウジングの軸方向他端部とアクチュエータとの間に介在され、アクチュエータを軸方向一端部側へ伸縮自在にして支持する支持部材を備え、アクチュエータの伸縮に応じて弁部材を駆動する燃料噴射弁において、
支持部材は、ハウジングの軸方向他端部の外側に配置され、ハウジングの軸方向他端部に突き当てられる突き当て部を有し、支持部材の突き当て部とハウジングの軸方向他端部を接合する溶接部であって、互いにき当てられる突き当て部と軸方向他端部で形成される突合せ部が突合せ方向に全溶融溶接された溶接部を備え、溶接部は、ハウジングの軸方向他端部の外側から内側に向かって突合せ部の突合せ方向に溶接され、支持部材は、溶接部に対し、突合せ方向に退避空間を置いてアクチュエータに連結する連結部を備え、支持部材の連結部と、ハウジングの軸方向他端部の間には、溶接部に対し、退避空間が形成されているとともに、軸方向一端部側に溶接部に隣接して、連結部と軸方向他端部を嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする。
かかる発明では、アクチュエータを伸縮自在にして支持する支持部材が、ハウジングの軸方向他端部とアクチュエータとの間に介在されて配置されることになるのだが、支持部材は、ハウジングの軸方向他端部の外側に配置され、ハウジングの軸方向他端部に突き当てられる突き当て部が設けられており、支持部材の突き当て部とハウジングの軸方向他端部が溶接部で接合される構成としている。これにより、支持部材の両軸端部を挟み込む構成とすることなく、支持部材をハウジングに固定することができるので、従来技術に比べて変位ロスを抑制する簡素な構成が実現できる。
しかも、上記溶接部としては、支持部材の突き当て部をハウジングの軸方向他端部にき当てて形成される突合せ部が、突き合わせ方向に全溶融溶接されて形成されるという構成とするので、突合せ部において上記突き当て部及び上記軸方向他端部間で未溶接の部分が存在しないのである。さらに、そのような溶接部は、上記突合せ部に強度低下を招く切欠き状の隙間が形成されるのを防止することになるので、支持部材及びハウジングの母材と実質的に同じ強度が確実に確保することができ、ひいては支持部材が母材と同じ強度でハウジングに一体化されるのである。
以上の請求項1に記載の発明によれば、簡素な構成でアクチュエータのエネルギロスに繋がる変位ロス低減に優れる燃料噴射弁を得ることができる。
また、かかる発明では、溶接部は、ハウジングの軸方向他端部の外側から内側に向かって突合せ部の突合せ方向に全溶融溶接されることになるので、突合せ部を溶接する過程において、突合せ部の前方、即ち突合せ部の内側に向かって溶接スパッタが飛散するおそれがある。例えば溶接スパッタがアクチュエータに降り掛かる場合には、アクチュエータ、ひいては油圧構造もしくは燃料噴射弁の作動不良等の信頼性低下を招くという懸念がある。
しかしながら、支持部材はハウジングの軸方向他端部に対して外部及び内部にそれぞれ配置される突き当て部及び連結部を有しており、しかも連結部は、溶接部に対して突合せ方向に退避空間を置いて形成されているので、アクチュエータを支持する連結部に、飛散した溶接スパッタが振り掛かるのを抑制することができる。また、連結部に溶接スパッタが振り掛かるのを阻止できない場合があったとしても、アクチュエータは溶接部に対して連結部より離れて配置されることになるので、アクチュエータへ溶接スパッタが振り掛かるのを抑制することができる。
加えて、上記退避空間が、支持部材及びハウジングにおいて上記連結部、上記軸方向他端部、及び前記連結部と前記軸方向他端部を嵌合する嵌合部とで区画形成されることになる。それ故に、上記退避空間とアクチュエータは嵌合部を挟んで隔離されるので、溶接スパッタを上記退避空間内に確実に溜めることができ、ひいてはアクチュエータ側へ溶接スパッタが振り掛かるのを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明では、溶接部は、突合せ部において支持部材の突き当て部とハウジングの軸方向他端部が環状に接合されていることを特徴とする。
このような構成によると、支持部材とハウジングが、突合せ部において溶接部により環状に接合されているので、溶接部にシール機能を持たせることができ、ひいては簡素な構成が更に実現できる。
また、請求項に記載の発明では、嵌合部は、支持部材の連結部の外周壁およびハウジングの軸方向他端部の内周壁のうちの少なくとも一方の特定周壁であって、他方に対して嵌合可能に特定周壁に形成された環状の突起部を備えていることを特徴とする。
このような構成によると、嵌合部は、支持部材の連結部の外周壁およびハウジングの軸方向他端部の内周壁のうちの少なくとも一方の特定周壁に形成された環状の突起部を備えており、当該環状の突起部が、上記外周壁および上記内周壁のうちの他方に対して嵌合可能に構成されている。これにより、上記嵌合部を挟んで退避空間とアクチュエータ側が隔離される構成が、支持部材の連結部を、ハウジングの軸方向他端部の内側に挿入するだけでできるという簡素な構成で実現できる。
また、請求項に記載の発明では、一方の特定周壁の突起部は、支持部材の連結部の外周壁およびハウジングの軸方向他端部の内周壁のうちの他方の周壁に当接する部分が、球面状に形成されていることを特徴とする。
かかる発明では、一方の特定周壁に形成された環状の突起部を、他方の周壁に対し相対挿入することで、上記突起部が他方の周壁に嵌合されることになるので、製造ばらつきによっては嵌合のための挿入荷重が増大したり、組み付け精度が悪化するという懸念がある。しかしながら、上記突起部において他方の周壁に当接する部分を、球面状に形成するという構成とするので、製造ばらつきを吸収することができる。
また、請求項に記載の発明では、嵌合部に対応する支持部材の連結部とハウジングの軸方向他端部の間において、ハウジングの軸方向他端部には、軸方向他端部を内側に向かって窪ませた窪み部が形成されていることを特徴とする。
これによると、ハウジングの軸方向他端部を内側に向かって窪ませた窪み部を形成することにより、支持部材の連結部とハウジングの軸方向他端部の間に嵌合部を形成することが可能である。また、例えば請求項または請求項に記載の上記突起部と組み合わせることにより、嵌合部の結合度を高めることが可能となる。
また、請求項に記載の発明では、ハウジングの軸方向他端部は、突合せ部において突合せ方向の肉厚を薄肉にする段差部が設けられていることを特徴とする。
かかる発明では、突合せ部が突き合わせ方向に全溶融溶接された溶接部によって支持部材が母材と同じ強度でハウジングに一体化されることになるのだが、突合せ部の上記肉厚を、必要な接合強度に対応する肉厚に規定することができる。それ故に、溶接時に引き起こされるおそれのある信頼性低下を抑制することができる。
溶接時において突合せ部に高い熱エネルギを注入することにより突合せ部を溶融させ、突合せ方向に溶接部を成長させながら全溶融溶接することになるので、突合せ部の上記肉厚を不必要な肉厚に形成する場合には、母材に過度な熱エネルギを注入し、母材に熱歪み等の損傷を生じさせるなどの信頼性低下が懸念されるからである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁の模式的断面を図1に示す。図1に示す燃料噴射弁1は、例えばディーゼルエンジンまたは筒内噴射式火花点火内燃機関(以下、直噴ガソリンエンジン)の気筒内へ直接的に噴射する直噴型エンジンに使用するものであって、先端に形成されている噴孔11が図示しない気筒内の燃焼室(図示しないシリンダヘッドにて形成される壁面)に設置されるように、シリンダヘッドに取り付けられている。燃料噴射弁1は、図示しない各気筒共通の蓄圧容器としてのコモンレールから分配供給される高圧燃料を噴射する。なお、本実施形態による燃料噴射弁は、上記気筒内以下の例えば吸気ポートへ燃料を噴射するものにも使用可能である。
図1に示すように、燃料噴射弁1は、ハウジング10と、弁部材としてのニードル20と、ニードル案内シリンダ30と、蓋部材40と、シリンダとしてのピストン案内シリンダ60と、ピストン70と、アクチュエータ80と、支持部材90とを備えている。
ハウジング10は、筒状に形成されており、軸方向一端部101に噴孔11、及び弁座12が形成されている。噴孔11は、ハウジングの内壁と外壁とを連通している。噴孔11の入口側には燃料溜り室13が形成されている。ハウジング10の内壁には、燃料溜り室13と噴孔11の入口との間に弁座12が形成されている。
ハウジング10には、図示しないコモンレールに連通する流入口14が形成され、内部には燃料通路15が形成されている。燃料通路15には、コモンレールの内部と概ね同じ圧力の燃料が供給される。上記燃料溜り室13はこの燃料通路15の一部を構成する。
ハウジング10の内部には、ニードル20、ニードル案内シリンダ30、蓋部材40、ピストン案内シリンダ60、ピストン70、及びアクチュエータ80などが設けられ、背圧室16、圧力制御室17、及び加圧室18などが形成されている。
ニードル20は、ハウジング10の内部に往復移動可能に収容されている。ニードル20は、弁座12に着座及び離座するシール部21を有している。シール部21が弁座12から離座すると、燃料溜り室13と噴孔11、つまり燃料通路15と噴孔11は連通し、噴孔11からの燃料噴射が許容される。一方、シール部21が弁座12に着座すると、燃料通路15と噴孔11とは遮断され、噴孔11からの燃料噴射が停止される。
ニードル案内シリンダ30は、略円筒状に形成され、一方の端部がハウジング10の噴孔11側内壁に接し、他方の端部が蓋部材40により閉塞されている。蓋部材40は、略円盤状に形成され、ニードル案内シリンダ30側端部に、背圧室16を形成する凹部41を有している。ニードル案内シリンダ30の内周壁31には、ニードル20の外周壁22が摺動可能に接している。ニードル20は、ニードル案内シリンダ30によって軸方向に往復移動可能に案内されるのである。ニードル20が弁座12に着座するとき、ニードル20と蓋部材40との間には、幅Lの隙間が形成されている。ニードル20は、弁座12に接する位置から蓋部材40に接する位置まで移動可能なのである。即ち、ニードル20の最大リフト量は、上記隙間の幅Lで規定される。
また、ニードル20の噴孔11側の端部の外壁と、ニードル案内シリンダ30の内周壁31と、ハウジング10の内壁との間には、略円環状の圧力制御室17が形成されている。
ニードル20の反噴孔11側の端部と、蓋部材40と、ニードル案内シリンダ30の内周壁31との間には、背圧室16が形成されている。蓋部材40に形成された通路42は燃料通路15と背圧室16とを連通している。また、背圧室16には、第1付勢部材としての第1スプリング51が収容されている。第1スプリング51は、一方の端部がニードル20と接し、他方の端部が凹部41と接しており、ニードル20を弁座12方向、即ち閉弁方向へ付勢する。また、ニードル20には、背圧室16と、燃料溜り室13とを連通する連通孔23が形成されており、燃料溜り室には、連通孔23を通じて背圧室16から燃料が流入する。
ピストン案内シリンダ60は、略円筒状に形成され、蓋部材40に固定されており、ピストン案内シリンダ60の一方の端部が蓋部材40により閉塞されている。ピストン案内シリンダ60は、内周壁61にピストン70が摺動可能に案内されている。
ピストン70は、略円筒状に形成され、ピストン案内シリンダ60の他方の端部側から蓋部材50側に挿入され、ピストン70の反蓋部材40側の端部は、径方向外側に延びる環状の鍔部72を有している。ピストン70の外周壁71が、ピストン案内シリンダ60の内周壁61と軸方向に摺動可能に接している。ピストン70は、ピストン案内シリンダ60の内周壁61によって軸方向に往復移動可能に案内されるのである。
また、ピストン70の蓋部材40側の端部と、ピストン案内シリンダ60の内周壁61と、蓋部材40との間には、加圧室18が形成されている。
ピストン案内シリンダ60の外周側には、第2付勢部材としての第2スプリング52が設けられている。第2スプリング52は、一方の端部がピストン案内シリンダ60と接し、他方の端部がピストン70の鍔部72と接しており、ピストン70を反蓋部材40方向、即ち加圧室18の容積が増大する方向へ付勢する。第2スプリング52の付勢力によって、加圧室18の容積が増大する方向へピストン70が移動すると、加圧室18の圧力は低下する。
アクチュエータ80は、ピストン70の反蓋部材40側に設けられている。アクチュエータ80は、略円柱状に形成され、一方の端部81がハウジング10の反弁座12側の端部、即ちハウジング10の軸方向他端部102に収容されて配置されている。
アクチュエータ80は、ピエゾスタック82を有している。ピエゾスタック82は、例えばPZT等の圧電セラミック層と電極層とを交互に積層したものであり、電気的なエネルギが充填されることにより積層方向、即ち軸方向に伸長する。一方、ピエゾスタック82から電気的なエネルギが放電されることにより軸方向に収縮する。
アクチュエータ80と、ハウジング10の軸方向他端部102の間には、支持部材90が介在されており、支持部材90は、アクチュエータ80が軸方向一端部101側に向けて伸縮可能に、アクチュエータ80を支持している。
アクチュエータ80は、図示しない駆動回路にて充放電されることにより軸方向一端部101側に伸縮する。電極層にはリード線83が接続され、上記駆動回路に電気的に接続されている。リード線83は、支持部材90を貫通する貫通孔19からハウジング10の外部に取り出されている。
以上、燃料噴射弁1の基本構成について説明した。以下、燃料噴射弁1の特徴的構成について説明する。
(特徴的構成)
図1及び図2に示すように、支持部材90は、ハウジング10の軸方向他端部102の外側に配置され、軸方向他端部102にき当てられるき当て部91を有している。き当て部91と上記軸方向他端部102とは互いにき当てられる突合せ部92にて溶接する溶接部100が形成されている。
図2に示すように、溶接部100は、突合せ部92においてき当て部91及び上記軸方向他端部102が一貫して溶接されている。言い換えると、突合せ部92が突合せ方向(図2の左右方向)に全溶融溶接されているのである。
突合せ部は、円環状に形成され、突合せ部92の突合せ方向に外側から内側に向かって溶接される。突合せ部92が一貫して溶接されているので、溶接部100の終端部において、突合せ部92のき当て部91及び上記軸方向他端部102間で未溶接の部分が存在しない。故に、そのような溶接部100の前方に、上記突合せ部92において強度低下を招く切欠き状の隙間が形成されることが防止されるのである。これにより、溶接部100は、支持部材90及びハウジング10の母材と実質的に同じ強度が確保される。言い換えると、支持部材90が母材と同じ強度でハウジング10に一体化されるのである。
支持部材90及びハウジング10の材料組合せとしては、両者を同じSUS300番台とするもの、あるいは一方をSUS300番台、他方をSUS400番台とするものとすることが好ましい。SUS300番台はSUS303、SUS304等であり、SUS400番台はSUS430などである。上述のSUS300番台及びSUS400番台の組合せは、支持部材90及びハウジング10を溶接するのに溶接性が良好な組合せである。また、上述のSUS300番台同士の組合せは、支持部材90及びハウジング10において熱膨張係数が殆どないため、溶接部における支持部材90及びハウジング10の熱歪みによる変形量の差を極微小とすることができ、燃料噴射弁の作動時の温度特性を確保することができる。
また、図2に示すように、支持部材90は、溶接部100の前方、即ち内周側に、アクチュエータ80に連結する連結部93を有している。連結部93は先端面部(以下、受け面部)93aでアクチュエータ80を受けてアクチュエータ80を支持している。
連結部93と、溶接部100の間には、退避空間103が形成されている。退避空間103は、突合せ部92の前方、即ち溶接部100の終端部にて溶接スパッタが生じ、溶接部100の内側に向かって溶接スパッタが飛散する場合があったとしても、支持部材90の連結部93に溶接スパッタが降り掛かるのを抑制することができる。
また、連結部93に溶接スパッタが降り掛かるのを阻止できない場合があったとしても、アクチュエータ80が連結部93より軸方向下方に離れて配置されることになるので、アクチュエータ80へ溶接スパッタが降り掛かるのを抑制することができる。
また、上記突合せ部92が環状に形成されているので、溶接部100は突合せ部92のき当て部91及び上記軸方向他端部102間を環状に接合する。これにより、溶接部100にシール機能を持たせることができ、Oリング等のシール部材を設ける必要がない。故に、簡素な構成が更に実現できる。支持部材90及びハウジング10は溶接部100によって溶接接合されることにより、支持部材90がハウジング10の軸方向他端部102の開口部を気密に塞いでいる。
なお、アクチュエータ80のリード線83をハウジング10の外部に取り出すための貫通孔19は、上記連絡部93に形成されている。貫通孔19内を挿通するリード線83は、絶縁ガラス等のガラス溶融物84が貫通孔19内に形成されてハーメチックシールされている。
以上説明した本実施形態では、支持部材90は、ハウジング10の軸方向他端部102の外側に配置され、ハウジング10の軸方向他端部に突き当てられる突き当て部91が設けられており、支持部材90の突き当て部91とハウジング10の軸方向他端部102が溶接部100で接合される構成としている。これにより、支持部材の両軸端部を挟み込む構成とすることなく、支持部材90をハウジング10に固定することができるので、当接面の数を少なくすることができ、従来技術に比べて変位ロスを抑制する簡素な構成が実現できる。
しかも、上記溶接部100としては、支持部材90の突き当て部91をハウジング10の軸方向他端部102にき当てて形成される突合せ部92が、一貫して溶接されて形成されるという構成とするので、突合せ部92において上記突き当て部91及び上記軸方向他端部102間で未溶接の部分が存在しない。さらに、そのような溶接部100は、上記突合せ部92に強度低下を招く切欠き状の隙間が形成されるのを防止することになるので、支持部材90及びハウジング10の母材と実質的に同じ強度が確実に確保することができ、ひいては支持部材90が母材と同じ強度でハウジング10に一体化されるのである。
以上の本実施形態によれば、簡素な構成でアクチュエータ80のエネルギロスに繋がる変位ロス低減に優れる燃料噴射弁1を得ることができる。
また、以上説明した本実施形態において、ハウジング10の軸方向他端部102は、突合せ部92において突合せ方向の肉厚を薄肉にする段差部96が設けられていることが好ましい。
かかる構成では、突合せ部92が一貫して溶接された溶接部100によって支持部材90が母材と同じ強度でハウジング10に一体化されることになるのだが、突合せ部92の上記肉厚を、必要な接合強度に対応する肉厚に規定することができる。それ故に、溶接時に引き起こされるおそれのある信頼性低下を抑制することができる。
溶接時において突合せ部92に高い熱エネルギを注入することにより突合せ部92を溶融させ、突合せ方向に溶接部100を成長させながら一貫して溶接することになるので、突合せ部92の上記肉厚を不必要な肉厚に形成する場合には、母材に過度な熱エネルギを注入し、母材に熱歪み等の損傷を生じさせるなどの信頼性低下が懸念されるからである。
(第2実施形態)
第2実施形態を図3に示す。第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態では、溶接部100の前方に配置される退避空間を、閉塞された空間とする一例を示すものである。
図3に示すように、支持部材90の連結部93と、ハウジング10の軸方向他端部102の間には、溶接部100に対し、退避空間103が形成されているとともに、軸方向一端部101側に溶接部100に隣接して、連結部93と軸方向他端部102を嵌合する嵌合部94が設けられている。これによると、上記退避空間103が、支持部材90及びハウジング10において上記連結部93、上記軸方向他端部102、及び嵌合部94とで区画形成されることになる。それ故に、上記退避空間103とアクチュエータ80は嵌合部94を挟んで隔離されるので、溶接スパッタを上記退避空間103内に確実に溜めることができ、ひいてはアクチュエータ80側へ溶接スパッタが振り掛かるのを防止することができる。
上記嵌合部94は、支持部材90の連結部93と、ハウジング10の軸方向他端部102の間に、環状のブッシュが設けられ、連通部93の外周壁と軸方向他端部102の内周壁の間に嵌合挿入されるものであってもよく、また連結部93の外周壁及び軸方向他端部102の内周壁のいずれかの一部で構成されるものであってもよい。
ここで、嵌合部94は、連結部93の外周壁95及び軸方向他端部102の内周壁102aのいずれか一方の一部であって、他方に対して嵌合可能に形成された環状の突起部95aが設けられていることが好ましい。なお、本実施例では、環状の突起部95aが連結部93の外周壁95形成され、突起部95aは軸方向他端部102の内周壁102aに対して嵌合可能である。
これにより、上記嵌合部94を挟んで退避空間103とアクチュエータ80側が隔離される構成が、支持部材90の連結部93を、ハウジング10の軸方向他端部102の内側に挿入するだけでできるという簡素な構成で実現できる。
なお、上記構成に限らず、連結部93の外周壁95及び軸方向他端部102の内周壁102aの双方に、互いに嵌合可能な突起部を設けるという構成であってもよい。言い換えると、嵌合部94は、支持部材90の連結部93の外周壁95およびハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aのうちの少なくとも一方の特定周壁に形成された環状の突起部を備えており、当該環状の突起部が、上記外周壁および上記内周壁のうちの他方に対して嵌合可能に構成されているものであればいずれでもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態を図4に示す。第3実施形態は第2実施形態の変形例である。第3実施形態では、支持部材90の連結部93に設けられた突起部95aにおいてハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aに当接する部分95aaが、球面状に形成される一例を示すものである。
ここで、支持部材90をハウジング10の軸方向他端部102に組付けて上記嵌合部94を形成するために、支持部材90の連結部93の外周壁95およびハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aのうちの特定周壁に形成された環状の突起部95aを、他方の周壁に対し相対挿入することで、上記突起部95aを他方の周壁に嵌合することになるのだが、製造ばらつきによっては嵌合のための挿入荷重が過度に増大したり、組み付け精度が悪化するという懸念がある。
しかしながら、本実施形態では、上記突起部95aにおいて他方の周壁102aに当接する部分95aaを、球面状に形成するという構成とするので、製造ばらつきを吸収することができる。
突起部95aにおいて他方の周壁102aに当接する部分95aaが球面状に形成するので、突起部95aの上記部分95aaが他方の周壁102aに対して球面で実質的に線接触または比較的接触面積が小さい面接触で接するから、挿入抵抗力を小さく抑えることができるからである。
(第4実施形態)
第4実施形態を図5に示す。第4実施形態は第3実施形態の変形例である。第4実施形態では、突起部95aの上記部分95aaの形状が他方の周壁102aに対して線接触で接する形状とする一例を示すものである。
図5に示すように、環状の突起部95aにおいて上記部分95aaの断面形状が三角形状に形成され、当該三角形の頂点が周方向に環状に連続して形成される環状の稜線を形成している。これにより、突起部95aの上記部分95aaが、上記環状の稜線によって他方の周壁102aに線接触するのである。
このような構成によっても、第3実施形態と同様な効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態を図6に示す。第5実施形態は第3実施形態の変形例である。第5実施形態では、支持部材90の連結部93と、ハウジング10の軸方向他端部102の間の嵌合部94に対応する部位において、ハウジング10の軸方向他端部102を内側に向かって窪ませた窪み部97が形成される一例を示すものである。
図6に示すように、嵌合部94に対応するハウジング10の軸方向他端部102の部位において、例えばかしめ加工によってハウジング10の軸方向他端部102を内側に向かって窪ませて窪み部97を形成する構成としている。これによると、突起部95aの上記部分95aaが他方の周壁102aに対して緩い嵌合状態である場合であったとしても、窪み部97によってハウジング10の軸方向他端部102を内側に変形させ、ひいては突起部95aの上記部分95aaと他方の周壁102aの嵌合状態を高めることができる。これにより、例えば突起部95aと他方の周壁102aで形成される嵌合部94の抜け荷重を高めることができ、ひいては支持部材90をハウジング10の軸方向他端部102に組付ける組付け構造は、嵌合部94においても剛性向上が図れる。
言い換えると、上記組付け構造において、挿入嵌合のための挿入荷重を抑えるとともに、挿入後に窪み部97を形成することで突起部95aと他方の周壁102aの嵌合状態を高めて抜け荷重を高めることができるのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
(1)以上説明した第2〜第5実施形態では、退避空間103を閉塞空間とする嵌合部94として、支持部材90の連結部93に環状の突起部95aを形成し、環状の突起部95aがハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aに対して嵌合する構成とした。この構成に限らず、図7(a)に示す他の実施態様の如く、ハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aに突起部95aを形成し、支持部材90の連結部93の外周壁95に対して嵌合する構成することができる。
そのような嵌合部94は、支持部材90の連結部93の外周壁95およびハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aのうちの少なくとも一方の特定周壁に形成された環状の突起部を備えており、当該環状の突起部が、上記外周壁および上記内周壁のうちの他方の周壁に対して嵌合可能に構成されているものであればいずれでもよい。
(2)以上説明した第3〜第5実施形態では、上記突起部95aにおいてハウジング10の軸方向他端部102の内周壁102aに接する部分95aaを、球面状または三角形の頂部で形成される環状の稜線とする構成とした。これに限らず、図7(a)〜図7(d)に示す他の各実施態様の如く、ハウジング10に形成される突起部95aにおいて支持部材90の連絡部93の外周壁95に接する部分95aaを、球面状または三角形の頂部で形成される環状の稜線とする構成としてもよい。
(3)以上説明した本実施形態では、支持部材90の連結部93で、アクチュエータ80を支持する構成とした。これに限らず、図8に示す他の実施態様の如く、ハウジング10内部でアクチュエータ80を収容する円筒状の収容部98を有する構成としてもよい。図8に示す他の実施態様では、支持部材90には、連結部93の先端部に軸方向に立設する円筒状の第2連結部99が設けられている。第2連結部99と収容部98は軸方向に互いに重ねて挿入嵌合されている。このような構成によると、アクチュエータ80と燃料通路15が確実に隔離し易いのである。
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 図1中の特徴的部分を示す部分断面図である。 第2実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分を示す部分断面図である。 第3実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分を示す部分断面図である。 第4実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分を示す部分断面図である。 第5実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分を示す部分断面図である。 他の実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分の各種態様の一例を示す部分断面図である。 他の実施形態に係わる燃料噴射弁の特徴的部分の他の一例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
10 ハウジング
11 噴孔
12 弁座
20 ニードル(弁部材)
30 ニードル案内シリンダ
40 蓋部材
51 第1スプリング(第1付勢部材)
52 第2スプリング(第2付勢部材)
60 ピストン案内シリンダ
70 ピストン
80 アクチュエータ
90 支持部材
91 き当て部
92 突合せ
93 連結部
93a 受け面部
94 嵌合部
95 外周壁
95a 突起部
96 段差部
100 溶接部
101 軸方向一端部
102 軸方向他端部
102a 内周壁
103 退避空間

Claims (6)

  1. 弁座に着座および離座する弁部材を駆動することにより燃料を噴射する燃料噴射弁であって、
    軸方向一端部に前記弁座が形成され、前記弁部材を内部収容するハウジングと、
    前記ハウジングの軸方向他端部に収容され、軸方向に伸縮するアクチュエータと、
    前記ハウジングの前記軸方向他端部と前記アクチュエータとの間に介在され、前記アクチュエータを前記軸方向一端部側へ伸縮自在にして支持する支持部材を備え、
    前記アクチュエータの伸縮に応じて前記弁部材を駆動する燃料噴射弁において、
    前記支持部材は、前記ハウジングの前記軸方向他端部の外側に配置され、前記ハウジングの前記軸方向他端部に突き当てられる突き当て部を有し、
    前記支持部材の前記突き当て部と前記ハウジングの前記軸方向他端部を接合する溶接部であって、互いにき当てられる前記突き当て部と前記軸方向他端部で形成される突合せ部が突合せ方向に全溶融溶接された溶接部を備え
    前記溶接部は、前記ハウジングの前記軸方向他端部の外側から内側に向かって前記突合せ部の突合せ方向に溶接され、
    前記支持部材は、前記溶接部に対し、前記突合せ方向に退避空間を置いて前記アクチュエータに連結する連結部を備え、
    前記支持部材の前記連結部と、前記ハウジングの前記軸方向他端部の間には、
    前記溶接部に対し、前記退避空間が形成されているとともに、
    前記軸方向一端部側に前記溶接部に隣接して、前記連結部と前記軸方向他端部を嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記溶接部は、前記突合せ部において前記支持部材の前記突き当て部と前記ハウジングの前記軸方向他端部が環状に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記嵌合部は、前記支持部材の前記連結部の外周壁および前記ハウジングの前記軸方向他端部の内周壁のうちの少なくとも一方の特定周壁であって、他方に対して嵌合可能に前記特定周壁に形成された環状の突起部を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記一方の特定周壁の前記突起部は、前記支持部材の前記連結部の外周壁および前記ハウジングの前記軸方向他端部の内周壁のうちの他方の周壁に当接する部分が、球面状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記嵌合部に対応する前記支持部材の前記連結部と前記ハウジングの前記軸方向他端部の間において、前記ハウジングの前記軸方向他端部には、前記軸方向他端部を内側に向かって窪ませた窪み部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記ハウジングの前記軸方向他端部は、前記突合せ部において前記突合せ方向の肉厚を薄肉にする段差部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料噴射弁
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